JP5302581B2 - セキュリティシステムおよびそのプログラム - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1には、利用者が、入室用カードリーダにID(identifier)カードのIDを読み込ませ、管理制御部が取得したIDが認証比較データに登録されている場合、電気錠を解錠し、利用者が扉を開けて管理区画へ入室することを可能とする一方、取得したIDが認証比較データに登録されていない場合、告知手段により利用者の所持するIDカードのIDが管理区画への入室を許可されていないことを利用者に知らせ、電気錠の施錠状態を維持することが記載されている。
<<第1実施形態>>
図1は、本発明の第1実施形態に係わる入退室セキュリティシステムSをマンション1に適用した場合の装置構成を示す図である。図2は、第1実施形態の入退室セキュリティシステムSの機能ブロック図である。
第1実施形態の入退室セキュリティシステムSは、マンション、事業用ビル、工場等の建物含む管理区域および建物のエリア内を含む管理区域のエリア内への不正侵入者を防止し、セキュリティを確保するためのシステムである。
第1実施形態の入退室セキュリティシステムSは、セキュリティ確保のために、マンション1の集合玄関11および通用口19にそれぞれ、入室者15が所持する非接触式カード14のカード情報を読み取る非接触式カードリーダ12と、入室者の指静脈認証を行う指静脈認証装置13と、入室者、不審者等を撮影する監視カメラC1、C2とが設けられている。
制御盤16は、エレベータ17の昇降制御を行うエレベータ制御盤17aに操作指令を発する機能を有する。
<非接触式カード14>
非接触式カード14は、カードの中にIC(Integrated Circuit)チップとアンテナが内蔵され、電磁誘導により情報の授受が行われる非接触式のICカードである。
非接触式カード14のICチップには、該非接触式カード14に付与されるカードIDが記録されている。
非接触式カードリーダ12は、非接触式カード14の情報を無線で読み取る装置であり、アンテナ、RF(Radio Frequency)回路、I/F(interface)回路、マイコン(Microcomputer)等を有している。
指静脈認証装置13は、例えば、近赤外線を指に透過させて得られる静脈パターンの画像から静脈の部分を人工知能手法で鮮明な静脈パターンとして検出する装置であり、予め登録された静脈パターンと、図1に示すマンション1の集合玄関11前または通用口19前で検出した入室者の静脈パターンとを照合して個人の認証を行う装置である。
ここで、認証に用いる予め登録される静脈パターンは、予めマンション1内への入室を許可する個人の静脈パターンを指静脈認証装置13内の記憶部に登録しておく。
なお、指静脈認証装置13を用いる指静脈認証は、認証ログ機能、すなわち指静脈認証の履歴情報が記録されており、該ログを確認することで誰が入室したか確認することができるように構成されている。
監視カメラC1、C2は、ITV(Industrial TeleVision)カメラ、Webカメラなどであり、駆動部により、監視カメラC1、C2の撮影方向、焦点合わせ等の駆動制御が行われ、入室者15、不審者等を撮影し、防犯用に用いられる。
監視カメラC1、C2による映像は、録画機器に録画され、犯罪発生時に該録画機器の録画された映像を確認することにより、不審者の情報を確認できる。
図2に示す制御盤16は、非接触式カードリーダ12、指静脈認証装置13、監視カメラC1、C2、集合玄関11の自動ドア、電気錠等の制御端末11t、通用口19の自動ドア、電気錠等の制御端末19t、エレベータ制御盤17a等との通信を行い、これらの装置から信号が入力されたり、図1に示す集合玄関11の自動ドア、電気錠等の制御端末11t、通用口19の自動ドア、電気錠等の制御端末19t、エレベータ制御盤17a等に操作命令の信号を送信することにより、集合玄関11、通用口19の制御端末11t、19tを開閉制御したり、エレベータ17を操作するエレベータ操作部17Sを操作可能とする。
そして、認証可の場合には、制御端末11t、19tを開放制御したり、エレベータ制御盤17aを制御してエレベータ操作板17sを操作可能とする一方、認証否の場合には、制御端末11t、19tを閉塞制御したままとしたり、エレベータ制御盤17aを制御しエレベータ操作板17Sを操作不可とする制御等の入退室管理制御(詳細は後記)が行われる。
このデータベースには、マンション1への入館、入室を許可する非接触式カード14の登録カードID、該登録カードIDの有効期間、該登録カードIDのマンション1内の入退室許可エリア、該登録カードIDのマンション1のオーナー、居住者、管理員等のランクを表すカードランク、該登録カードIDの非接触式カード14が紛失した場合に紛失した非接触式カード14を無効とするための有効フラグ等のデータが記憶されている。
ここで、非接触式カード14に付与されるカードID(登録カードID)は、例えば、乱数を用いてユニークなものとし、16桁の16進数が用いられる。例えば、マンションNO、階NO、部屋NOを、カードIDの付番に用いている。
次に、図1に示す入退室セキュリティシステムSの入退室管理制御について、図3に従って説明する。なお、図3は、第1実施形態の入退室セキュリティシステムSの入退室管理制御の流れを示すフローチャートである。
ここで、この入退室管理制御は、前記したように、制御盤16のマイコンに格納される制御プログラムが実行されることにより、行われる。
マンション1に入室する入室者15、まず、所持する非接触式カード14をマンション1の集合玄関11の非接触式カードリーダ12または通用口19の非接触式カードリーダ12にかざして認証を行う。
一方、図3のS103において、入室者15の検出した指静脈パターンが、予め登録した静脈パターンと一致すると判断される場合(図3のS103でYes)、非接触式カード14による照合と指静脈照合による認証が共に正であるので、制御盤16は、認証が正となった集合玄関11または通用口19、およびエレベータ17のセキュリティの解除を行う。
さらに、制御盤16は、エレベータ操作部17sを操作する権限有りとして、データベースにおける読取ったカードIDと同じ登録カードIDのレコードの入退室許可エリアのデータを取得し、許可された階を示す信号をエレベータ制御盤17aに送信し、該エレベータ制御盤17aは、エレベータ操作部17sを制御し、許可された階の行き先階ボタン(図示せず)を押下可能とする(図3のS104)。
そして、入室者は、操作可となったエレベータ操作部17sの行き先階ボタンのうちの所望の階の行き先階ボタンを押下し、エレベータ17に乗り所望の階に行くことができる。
以上が、図3に示す入退室管理制御の流れである。
すなわち、入室者15は、非接触式カード14を持っていない場合、非接触式カードリーダ12での認証を行うことができず、マンション1内への入館は不可能となる一方、非接触式カード14を不正入手した不正入室者は、非接触式カードリーダ12による認証は可となるが、指静脈認証装置13での認証は不可となり、入館は不可能となる。
この場合、カードによる認証(図3のS101)または指静脈認証装置13による指静脈認証(図3のS103)のうちの何れかの認証で入館できる運用の場合、居住者等の入室者15は、非接触式カード14を所持していないとき、非接触式カードリーダ12での認証を行うことができないが、指静脈認証装置13を用いた指静脈認証での入室は可能である。
図4は、本発明の第2実施形態に係わる入退室セキュリティシステム2Sをマンション1に適用した場合の装置構成を示す図である。図5は、第2実施形態の入退室セキュリティシステム2Sの機能ブロック図である。
図4、図5に示すように、第2実施形態の入退室セキュリティシステム2Sは、マンション1の集合玄関11および通用口19にそれぞれ非接触式カードリーダ12aを設け、それぞれの非接触式カードリーダ12aで読み取った非接触式カード14のカードIDの認証により、認証可の場合、集合玄関11の自動ドア、電気錠等の制御端末11tまたは通用口19の自動ドア、電気錠等の制御端末19tを開制御し、マンション1の居住者25等の入室者は、集合玄関11または通用口19を通ってマンション1階のマンション共用部のエレベータホール1kに入ることができる。
また、入退室セキュリティシステム2Sは、防犯を目的に、集合玄関11には、監視カメラC1が配備され、通用口19には、監視カメラC2が配備されており、さらに、マンション1階のマンション共用部のエレベータホール1kには、監視カメラC3が配備されている。
図4、図5に示すマンション1の集合玄関11、通用口19にそれぞれ設けられる非接触式カードリーダ12aおよびエレベータホール1kのエレベータ操作部17Sの近傍の非接触式カードリーダ12b、指静脈認証装置13aは、第1実施形態の図1、図2に示す非接触式カードリーダ12、指静脈認証装置13と同様な構成であるので、詳細な説明は省略する。
また、図5に示す監視カメラC1、C2、C3(図4参照)、制御盤16、エレベータ制御盤17aは、第1実施形態の図2に示す監視カメラC1、C2(図1参照)、制御盤16、エレベータ制御盤17aと基本構成は同様であるので、詳細な説明は省略する。
第2実施形態の入退室セキュリティシステム2Sは、図4に示すマンション1のオーナー23、居住者25等のマンション1内への入室者別に、入域許可エリアを異ならせるとともに、この入室者別の入域許可エリアに応じて認証方法を異ならせたものである。
まず、マンション1のオーナー23、居住者25等のマンション1内への全ての入室者は、所持する非接触式カード14を、集合玄関11の非接触式カードリーダ12aまたは通用口19の非接触式カードリーダ12bにかざし、読み取られた非接触式カード14の情報が認証可ならば、集合玄関11または通用口19を通って、マンション1階のマンション共用部のエレベータホール1kに入ることができる。
マンション1のオーナー23は、図4に示すように、非接触式カード14を非接触式カードリーダ12bで認証を行うか、指静脈認証装置13aを操作することで、居住階21に移動することが可能である。
これにより、特定者であるオーナー23が非接触式カード14を所持していない場合は、非接触式カードリーダ12での認証を行うことができず、オーナー階(特定階)22に移動することができなくなる。なお、この場合、オーナー23用の非接触式カード14を不正所持している不正利用者は、指静脈認証で照合不成立となり特定階のオーナー階22への移動はできない。
以下、入退室セキュリティシステム2Sの入退室管理制御について、図6に従って説明する。なお、図6は、第2実施形態の入退室セキュリティシステム2Sの入退室管理制御の流れを示すフローチャートである。
なお、この入退室セキュリティシステム2Sの入退室管理制御は、前記したように、制御盤16のマイコンに格納される制御プログラムが実行されることにより、行われる。
すなわち、居住者25、オーナー23等の入室者は所持する非接触式カード14をエレベータ操作部17Sの近傍の非接触式カードリーダ12bにかざすと、非接触式カードリーダ12は、非接触式カード14のカードIDを読取り、読取ったカードIDを表す信号が制御盤16に送信される。読取ったカードIDの信号を受信した制御盤16(図5参照)は、予めデータベースに登録された登録カードIDと照合し、両者が合致し、かつ、合致する登録カードIDのレコードの有効フラグが「1」(有効)である場合、非接触式カード14のカードIDの認証可とし、これ以外の場合、非接触式カード14のカードIDの認証否とする。
図6のS204において、非接触式カード14のカードIDの認証または指静脈認証の何れも「否」と判断された場合(図6のS204でNo)、制御盤16は、エレベータ操作部17sの操作不可状態を継続制御し、エレベータ17を使用させない(図6のS205)。
なお、入室者がオーナー23か居住者25かの判断は、指静脈認証装置13が読み取った指静脈パターンを含む認証情報に基づいて行ってもよい。
図6のS207により、居住者25である入室者は、エレベータ操作部17sの操作可となった行き先階ボタンを押下して、エレベータ17に載って、所望の階に行くことができる。
以上が、入退室セキュリティシステム2Sの入退室管理制御の流れである。
また、指静脈認証を生体認証の1例として、説明したが、生体認証は、指静脈認証以外に指紋認証、顔による認証、目の眼球による認証、手の平の静脈認証、声紋による認証等でもよく、指静脈認証以外のものを適用することも可能である。
以上、入退室セキュリティシステムは、居室番号を特定することが可能な非接触式カードリーダシステムと、個人を特定することが可能な指静脈認証システムとを兼ね備え、非接触式カードリーダの認証のみで解錠できるパターンや、指静脈認証のみで解錠できるパターンに加え、非接触式カードリーダシステムと指静脈認証システムとを併用し、それぞれ認証を行い、両方の認証システムで共に認証が通った場合のみ、制御コントローラの制御盤16により、集合玄関11、通用口19等の出入り口の解錠やエレベータ全階またはオーナー階等の特定階のセキュリティを解除する。
上記構成によれば、非接触式カードを紛失した場合にも、指静脈認証のみで入室できるパターンや、逆に非接触式カードのみを利用して入室できるパターンに加え、居室番号を特定することが可能な非接触式カードリーダシステムと、個人を特定することが可能な指静脈認証システムを併用し、それぞれ認証を行い、両方の認証システムで共に認証が通った場合のみ、集合玄関11等の解錠やエレベータ全階または特定階のセキュリティを解除することによって、非接触式カードリーダシステム、指静脈認証システムそれぞれ単独で使用するよりもより様々なパターンに対応でき、使用方法によってより高いセキュリティを実現することが可能となる。
11 集合玄関(出入り口)
12 非接触式カードリーダ(リーダ)
12a 非接触式カードリーダ(リーダ)
12b 非接触式カードリーダ(リーダ)
13 指静脈認証装置(生体認証装置)
13a 指静脈認証装置(生体認証装置)
14 非接触式カード(非接触式認証媒体)
15 入室者
16 制御盤(セキュリティ制御装置、コンピュータ)
17 エレベータ
19 通用口(出入り口)
23 マンションのオーナー(入室者)
25 居住者(入室者)
S 入退室セキュリティシステム(セキュリティシステム)
2S 入退室セキュリティシステム(セキュリティシステム)
Claims (6)
- 入室に際して入室者がかざす非接触式認証媒体の認証媒体識別情報を読み取る第1のリーダと、
前記入室に際して前記入室者の生体情報を読取る生体認証装置と、
前記第1のリーダおよび前記生体認証装置に接続され、前記第1のリーダで読み取った認証媒体識別情報と前記生体認証装置で読み取った生体情報とのうち少なくとも一方に基づいて入室の可否の認証を行い、セキュリティの解除または非解除の制御を行うセキュリティ制御装置と、
建物内のエレベータの操作に際して入室者がかざす非接触式認証媒体の認証媒体識別情報を読み取る第2のリーダと、
前記エレベータの操作を担うエレベータ操作部とを備えるセキュリティシステムであって、
前記セキュリティシステムを備える建物への入館に際し、
前記第1のリーダと前記生体認証装置とのうち前記生体認証装置のみで認証を行った場合にセキュリティが解除される第1のエリアが、前記第1のリーダと前記生体認証装置との両方で認証を行った場合にセキュリティが解除される第2のエリアよりも狭く、
前記セキュリティ制御装置は、さらに前記第2のリーダに接続され、前記第1または第2のリーダで読み取った認証媒体識別情報と前記生体認証装置で読み取った生体情報とのうち少なくとも一方に基づいて入館または入室の可否の認証を行い、セキュリティの解除または非解除の制御を行い、
前記セキュリティ制御装置は、
入室者が前記エレベータに載るに際して当該入室者の非接触式認証媒体の認証媒体識別情報を前記第2のリーダで読み取り、認証可の場合に当該入室者が予め許可された階へのセキュリティの解除を可能とし、
前記入室者が前記建物の居住者の場合には、前記建物への入館に際して前記生体認証装置により当該居住者の生体情報を読取り認証を行い、認証可であれば、前記建物内への入館のセキュリティの解除を行い、かつ、当該居住者が予め許可された階へのセキュリティの解除を可能とし、
前記入室者が前記建物のオーナーの場合には、前記第1のリーダおよび前記生体認証装置での認証可であれば、前記建物内への入館のセキュリティが解除され、前記第2のリーダでの認証可であれば、前記建物の全階へのセキュリティの解除を可能とすることを特徴とするセキュリティシステム。 - 入室者のランクを示す情報が記憶されたデータベースを備え、
前記セキュリティ制御装置は、前記ランクに応じて、前記第1のリーダと前記生体認証装置とのうち前記生体認証装置のみで認証を行うか、前記第1のリーダと前記生体認証装置との両方で認証を行うかを区別することを特徴とする請求項1に記載のセキュリティシステム。 - 前記第1のエリアのセキュリティの解除は、建物の特定階のみへのエレベータでの入階の許可であり、前記第2のエリアのセキュリティの解除は、建物の全階へのエレベータでの入階の許可であり、
前記セキュリティ制御装置は、前記エレベータでの入階を許可する階への行き先階ボタンを操作可能にすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のセキュリティシステム。 - 入室に際して入室者がかざす非接触式認証媒体の認証媒体識別情報を読み取る第1のリーダと、
前記入室に際して前記入室者の生体情報を読取る生体認証装置と、
前記第1のリーダおよび前記生体認証装置に接続され、前記第1のリーダで読み取った認証媒体識別情報と前記生体認証装置で読み取った生体情報とのうち少なくとも一方に基づいて入室の可否の認証を行い、セキュリティの解除または非解除の制御を行うセキュリティ制御装置と、
建物内のエレベータの操作に際して入室者がかざす非接触式認証媒体の認証媒体識別情報を読み取る第2のリーダと、
前記エレベータの操作を担うエレベータ操作部とを備え、
前記セキュリティ制御装置は、さらに前記第2のリーダに接続され、前記第1または第2のリーダで読み取った認証媒体識別情報と前記生体認証装置で読み取った生体情報とのうち少なくとも一方に基づいて入館または入室の可否の認証を行い、セキュリティの解除または非解除の制御を行うセキュリティシステムのプログラムであって、
前記セキュリティシステムを備える建物への入館に際し、
前記セキュリティ制御装置のコンピュータに、
前記第1のリーダと前記生体認証装置とのうち前記生体認証装置のみで認証を行う第1手順、および
前記第1のリーダと前記生体認証装置との両方で認証を行う第2手順を実行させ、
前記第1手順での認証可の場合にセキュリティが解除される第1のエリアが、前記第2手順での認証可の場合にセキュリティが解除される第2のエリアよりも狭く設定され、
前記コンピュータに、
入室者が前記エレベータに載るに際して当該入室者の非接触式認証媒体の認証媒体識別情報を前記第2のリーダで読み取り、認証可の場合に当該入室者が予め許可された階へのセキュリティの解除を可能とする第5手順、
前記入室者が前記建物の居住者の場合には、前記建物への入館に際して前記第1手順において前記生体認証装置により当該居住者の生体情報を読取り認証を行い、認証可であれば、前記建物内への入館のセキュリティの解除を行い、かつ、当該居住者が予め許可された階へのセキュリティの解除を可能とする第6手順、および
前記入室者が前記建物のオーナーの場合には、前記第2手順において前記第1のリーダおよび前記生体認証装置での認証可であれば、前記建物内への入館のセキュリティが解除され、前記第2のリーダでの認証可であれば、前記建物の全階へのセキュリティの解除を可能とする第7手順を
実行させるように機能させるためのセキュリティシステムのプログラム。 - 前記セキュリティシステムは、入室者のランクを示す情報が記憶されたデータベースを備え、
前記コンピュータに、
前記ランクに応じて、前記第1のリーダと前記生体認証装置とのうち前記生体認証装置のみで認証を行う前記第1手順か、前記第1のリーダと前記生体認証装置との両方で認証を行う前記第2手順かを、区別する第3手順を実行させるように機能させるための請求項4に記載のセキュリティシステムのプログラム。 - 前記第1手順における前記第1のエリアのセキュリティの解除は、建物の特定階のみへのエレベータでの入階の許可であり、前記第2手順における前記第2のエリアのセキュリティの解除は、建物の全階へのエレベータでの入階の許可であり、
前記コンピュータに、
前記エレベータでの入階を許可する階への行き先階ボタンを操作可能にする第4手順を実行させるように機能させるための請求項4または請求項5に記載のセキュリティシステムのプログラム。
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