JP2005232754A - セキュリティ管理システム - Google Patents

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Yoshiki Shibata
喜樹 柴田
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哲章 森
Tetsuya Yamamoto
哲也 山本
Ichiro Nagase
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Masaya Urakawa
真哉 浦川
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正見 新井
Shigetaka Akiba
茂隆 秋葉
Hirohisa Baba
博久 馬場
Shinzo Tazaki
信三 田▲崎▼
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Abstract

【課題】 個人情報の機密性を高めると共に、セキュリティ管理システムの管理費用の低減を図る。
【解決手段】 マンション100における各戸に対して入室が許可された人物以外の入室を防止するセキュリティ管理システムであって、マンション100の各戸の入室許可の認証に必要な情報を入力するための入力装置104と、上記入力装置104から入力された情報に基づいて、入室許可の認証を行う認証装置101〜103が、各戸に設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、マンションなどの集合住宅や、テナントビル、研究所設備等のセキュリティ管理の必要な建物におけるセキュリティ管理システムに関するものである。
従来のマンションなどの集合住宅や、テナントビル、研究所設備における占有区画または、部屋(以下、単に「部屋」とする)の入室、入館を管理するセキュリティ管理システムにおいては、電気錠が使用されるのが一般的であり、この電気錠に使用される鍵としては、磁気カードやプラスティック製の鍵が一般的であった。
しかしながら、磁気カードやプラスティック製の鍵は、偽造され易いという問題があった。
そこで、偽造され難い鍵として、CPU、ROM、RAM、不揮発性メモリ、暗号プロセッサ等で構成されるスマートカード、所謂、ICカードを使用することが提案されている。このICカードによる開錠操作については、例えば特許文献1に開示されている。
また、偽造され難い鍵として、指紋情報、虹彩情報等の生体特徴(バイオメトリクス)を利用して電気錠を開けることが提案されている。このバイオメトリクス情報を利用した鍵については、例えば特許文献2に開示されている。
特開平6−208562号公報(1994年7月26日公開) 特開2000−358025公報(2000年12月26日公開)
ところで、上記のように電気錠を開ける鍵として使用されるICカードやバイオメトリクス情報は、セキュリティ管理を必要とする部屋数が多くなれば、管理すべき情報が膨大な量になるので、大規模なデータベースが必要になる。
しかも、管理のし易さから上記の大規模データベースは、管理サーバで一括して集中して管理するのが一般的であった。
しかしながら、管理サーバで一括して情報を管理した場合、以下のような問題が生じる。
(1)各部屋への入室許可のための認証情報が外部に漏洩する虞がある。認証情報は、主に個人情報からなるので、個人情報が漏洩する虞がある。
(2)管理サーバを管理する管理者を常駐させる必要があり、セキュリティ管理システムの管理費用が高くなる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、個人情報の機密性を高めると共に、セキュリティ管理システムの管理費用の低減を図ることのできるセキュリティ管理システムを実現することにある。
本発明に係るセキュリティ管理システムは、上記課題を解決するために、セキュリティ管理の必要な複数の占有区画または、部屋(以下、単に「部屋」とする)に対して入室が許可された人物以外の入室を防止するセキュリティ管理システムにおいて、部屋の入室許可の認証に必要な情報を入力するための入力装置と、上記入力装置から入力された情報に基づいて、入室許可の認証を行う認証装置とを有し、上記認証装置が、各部屋に設けられていることを特徴としている。
上記入力装置には、各認証装置が並列に接続されていることを特徴としている。
上記入室許可の為の認証情報は、各部屋に対応する認証装置にのみ登録されていることを特徴としている。
上記入力装置は、入室許可された人物を識別する識別情報を記録したICカードを読み取って認証要求を行う第1認証要求方式と、入室許可された人物の指紋情報、虹彩情報等の生体情報を読み取って認証要求を行う第2認証要求方式との少なくとも一方の認証要求方式によって、上記認証装置に対して認証要求を行うことを特徴としている。
上記認証装置は、上記第1認証要求方式で使用するICカードの発行を行う機能を有していることを特徴としている。
上記認証装置は、上記第2認証要求方式で使用する生体情報の登録を行う機能を有することを特徴としている。
上記認証装置は、通信網を介して、外部から部屋の情報を監視する遠隔監視装置に接続されていることを特徴としている。
本発明に係るセキュリティ管理システムは、以上のように、部屋の入室許可の認証に必要な情報を入力するための入力装置と、上記入力装置から入力された情報に基づいて、入室許可の認証を行う認証装置とを有し、上記認証装置が、各部屋に設けられているので、入室許可の認証処理を、各部屋で行うことが可能となる。これにより、従来のような認証処理に必要な情報を一括して管理している管理サーバで行う必要がなくなるので、管理サーバに登録した入室許可を認証するための個人情報が漏洩することがない。
従って、個人情報の機密性を高めることが可能となるという効果を奏する。
また、集中管理サーバを必要としないので、サーバの管理者を常駐させる必要がなくなり、結果として、セキュリティ管理システムの管理費用を低減することができるという効果を奏する。
なお、本発明において、セキュリティ管理の必要な部屋とは、マンション等の集合住宅の各戸、テナントビルの各室、研究所設備の各研究室等を含む。また、入室許可された人物とは、集合住宅の入居者、テナントビルの従業員、研究所設備の研究員等を含む。
このように、認証処理を集中管理せずに、分散管理するには、具体的には、上記入力装置に対して、各認証装置は並列に接続されていればよい。
また、上記入室許可の為の認証情報は、各部屋に対応する認証装置にのみ登録されているので、個人情報の機密性をさらに高めることができるという効果を奏する。
上記入力装置は、入室許可された人物を識別する識別情報を記録したICカードを読み取って認証要求を行う第1認証要求方式と、入室許可された人物の指紋情報、虹彩情報等の生体情報を読み取って認証要求を行う第2認証要求方式との少なくとも一方の認証要求方式によって、認証装置に対して認証要求を行うことで、第1認証要求方式で認証要求を行うのに必要なICカードを忘れた場合であっても、生体情報による第2認証要求方式で認証要求を行うことが可能となる。
上記認証装置は、上記第1認証要求方式で使用するICカードの発行を随時行う機能を有していることにより、ICカードの発行を認証装置において行えるようにすれば、部屋への入室が許可された人物自身でICカードの追加発行が可能となる。
上記認証装置は、上記第2認証要求方式で使用する生体情報の登録を随時行う機能を有することで、生体情報の登録を認証装置において行えるようにすれば、部屋への入室が許可された人物自身で生体情報の追加登録が可能となる。
上記認証装置は、通信網を介して、外部から部屋の情報を監視する遠隔監視装置に接続されていることで、部屋への入室が許可されている人物が外部から部屋の状態を監視することが可能となる。
上記の通信網としては、インターネットであってもよいし、専用回線であってもよい。また、遠隔監視装置としては、携帯可能なパーソナルコンピュータ(PC)、携帯端末、携帯電話等を用いてもよい。
本発明の一実施の形態について説明すれば、以下の通りである。なお、本実施の形態では、本発明を、セキュリティ管理の必要な複数の部屋(戸)を有するマンションにおけるセキュリティ管理システムに適用した例について説明する。
図1は、本実施の形態に係るセキュリティ管理システムの概略を示すブロック図である。101、102,103は、例えばマンション100の101号室、102号室,103号室の認証装置である。104は、マンション入口に設置された入力装置であり、105は、マンション入口の電気錠である。
上記マンション100の各戸それぞれに設けられた各認証装置101〜103は、認証情報を入力するための上記の入力装置104に接続されている。この入力装置104は、マンション100の入口に設けられた電気錠105に接続されており、該電気錠105の開閉を制御するものである。
つまり、上記入力装置104には、各認証装置101〜103が並列に接続されている。これにより、認証処理を分散管理することが可能となる。
上記入力装置104には、認証情報を入力するための指紋情報入力部(図示せず)やICカードI/F(図示せず)が設けられており、例えば、マンション100の入居者110の指を上記指紋情報入力部にかざすことにより、指紋情報が認証情報として入力され、ICカード111を上記ICカードI/Fに挿入等することにより、ICカード111内の情報が認証情報として入力されるようになっている。
上記入力装置104は、入力された認証情報を、入室対象となる部屋の認証装置に送り認証要求を行う一方、認証装置からの認証結果の回答情報を受け取り、回答情報に基づいて、電気錠105を開錠するか否かを決めるようになっている。
なお、上記の入力装置104による認証情報の入力の詳細については後述する。
また、マンション100の各認証装置は、ファイアーウォール106を介してインターネット等の外部の通信網107に接続されている。
上記通信網107には、管理センター108及び入居者遠隔監視装置109が接続されており、外部からマンション100の各戸を監視することができるようになっている。なお、管理センター108及び入居者遠隔監視装置109についての詳細は後述する。
図2は、入力装置104のブロック図であり、ハードウェア構成としてはほぼ同じ構成で認証装置101〜103を実現する事が可能である。201は、装置全体を制御するCPU部である。202は、ICカードとの通信を行うためのICカード認証・R/W部である。なお、ICカード認証・R/W部202は接触型でも非接触型でもよい事とするが、本実施の形態では、非接触ICカードインターフェース用アンテナ205を備え、非接触型として説明する。
また、図2において、203は、指紋認証・読み取り部であり、206は、そのセンサー部である。ここでは、指紋認証としているが、この他に虹彩、静脈や顔画像認証などの他の生体情報によるものでもよいものとする。
204は、外部I/O制御部であり、テンキー部207や電気錠I/F108との間でデータ通信を行っている。電気錠I/F208は、図1に示す電気錠105に接続されており、外部I/O制御部204からの制御信号に基づいて、電気錠105の開錠を制御するようになっている。
209は、外部(LAN(LOCAL AREA NETOWRK)、RS232C等)との通信を行う通信回線I/Fであり、210は、Webサーバ部であり、これら通信回線I/F209及びWebサーバ部210によって、外部からの状態監視を可能としている。
上述したように、認証装置101〜103は、ハードウェア的には、図2に示す入力装置104とほぼ同じ構成であるが、さらに、図3に示すような各種機能を有している。
図3は、認証装置101〜103の機能ブロック図である。
上記認証装置101〜103は、それぞれICカード発行機能301、ICカード認証機能302、ICカードリードライタ機能303、指紋情報登録機能304、指紋認証機能305、指紋情報読み込み機能306、外部I/O制御機能307、Webサーバ機能308、通信機能309を有している。
上記の各機能は、図2に示す各部において実現される。すなわち、上記ICカード認証機能302及びICカードリードライタ機能303は、ICカード認証・R/W部202によって実現され、上記指紋認証機能305及び指紋情報読み込み機能306は、指紋認証・読み取り部203によって実現され、上記外部I/O制御機能307は、外部I/O制御部204によって実現され、上記Webサーバ機能308は、Webサーバ部210によって実現され、通信機能309は、通信回線I/F部209によって実現される。
さらに、各戸の認証装置101〜103には、その入居者のICカードの発行及び指紋認証情報を登録する機能(ICカード発行機能301、指紋情報登録機能304)を備える。
例えば、ICカードは入居時に事前に発行する事は可能であるが、入居後の追加発行が必要となる場合も考えられる。そのため、図3に示すICカード発行機能301によりICカードの追加発行を可能にしている。
指紋認証情報も同様であり、指紋情報登録機能304により認証情報を追加登録するものである。尚、指紋情報の登録は入居者のICカード操作により随時行う事が可能である。但し、登録に関して各戸において代表者を決めて、権限管理を行う事も可能とする。
ここで、上記構成のセキュリティ管理システムにおける認証動作について、図4及び図5を参照しながら以下に説明する。図4は、ICカードの操作による認証動作の処理の流れを示すシーケンス図であり、図5は、指紋照合による認証動作の処理の流れを示すシーケンス図である。
始めに、ICカードによる認証のシーケンスについて図4のシーケンス図に沿って説明する。ここでは、101号室に入居している入居者を対象に認証動作を説明する。なお、ICカードには、所有者の部屋番号、所有者を特定するためのID、ICカード自体の有効期限等の認証に必要な情報(認証情報)が記録されているものとする。
まず、101号室に入居している入居者が帰宅し、マンションに入るため入口で入力装置104に対して本人が所有しているICカードをかざすと、入力装置104は、LANやビル内ネットワークを経由して該当する部屋の認証装置101に対してICカードが正しいものか認証要求を行う(ステップS1)。
次いで、認証装置101は、このICカード内の情報、例えばIDやICカード自体の有効期限などを基に認証を行い、更にICカード操作によって開錠権限の有無を確認し、入力装置104に対して認証結果を送信する(ステップS2)。
次いで、ステップS3において、入力装置104は、受信した認証結果が正常か異常かを判断する。ここで、正常であると判断すれば、電気錠105に対して開錠要求の信号を出し、電気錠105は開錠する(ステップS4)。なお、ステップS3において、異常であると判断されたときには、再度、ステップS1に移行し、カード操作を行う。
尚、上記の開錠権限とはICカードに個別に設定される権限であり、例えばマンションの入口(表玄関や裏口)や自戸ドアであり、また宅配ボックスの自戸のボックスを開錠する権限である。
また、認証に関しては、よりセキュリティを高める為に共通鍵暗号方式や、公開鍵暗号方式などの暗号方式を使用しても良いものとする。
続いて、指紋情報による認証のシーケンスについて、図5に沿って記述する。指紋認証の場合、入力装置104のテンキー部207による部屋番号の指定入力を行う。これは、入居者個別の指紋認証情報が入居室の認証装置にしか持たないためである。
従って、まず、入居者は、部屋番号「101」をテンキー部207で入力し(ステップS11)、更に、事前に登録されている指をセンサー部206にかざす(ステップS12)。これにより、入力装置104は、内部の指紋認証・読み取り部203にて認証装置で照合できるデータ形式に変換し、前記ICカードの場合と同様に認証装置101に対して認証要求を行う。
ここで、「認証装置で照合できるデータ形式」とは、特徴点抽出によるテンプレート化したデータ形式などがある。
続いて、認証要求を受けた認証装置101は、該認証装置101側の指紋認証・読み取り部203に登録されている指紋情報との照合を行い、照合結果を入力装置104に対して送信する(ステップS13)。
次いで、ステップS14において、入力装置104は、受信した認証結果が正常か異常かを判断する。ここで、正常であると判断すれば電気錠105に対して開錠要求信号を出し、電気錠105は開錠する(ステップS15)。なお、ステップS14において、異常であると判断されたときには、再度、ステップS11に移行し、部屋番号指定の操作を行う。
本実施の形態では、図1に示すように、マンション100の各戸の認証装置は、ファイアーウォール106を介して通信網107に接続されており、この通信網107を介して外部か各戸を監視できるようになっている。
ここで、ファイアーウォール106は、マンション内のネットワークを保護するものである。また、通信網107としては、専用回線もしくはインターネットを利用したIP-VPN(Internet Protocol -Virtual Private Network)回線の様な擬似専用回線の利用も可能とする。
各戸の監視のためのより具体的な構成としては、上述したように、通信網107に管理センター108及び入居者遠隔監視装置109を接続することが考えられる。
入居者遠隔監視装置109は、マンション100の入居者が持ち運び容易なパーソナルコンピュータ(PC)、PDA(Personal Digital Assistants)等の携帯端末、携帯電話等を示している。これにより、入居者が自室の情報をWeb閲覧ソフトなどを有したPCや携帯端末、携帯電話などを利用し閲覧することを可能とする。
また、上記管理センター108は、内部に管理装置108aを備えており、通信網107を介して、マンション100内の各戸の認証装置を管理するようになっている。
なお、本実施の形態のセキュリティ管理システムでは、認証装置を各戸に設け、認証処理を各戸においてそれぞれ行うことにより、認証のための大規模な集中管理サーバを使用する必要がないので、管理サーバを管理する管理者の常駐は不要である。これにより、セキュリティ管理システムの管理費を低減することができる。
本実施の形態のセキュリティ管理システムにおいては、認証装置を管理するのはあくまでも各戸の入居者であるが、定期的な保守や故障の際の対応が必要となる。上記の管理センター108は、この為の設備であり、遠隔監視を可能としている。
以上のように、本発明を使用することにより、従来の様な大規模な集中管理型サーバが不要となる。
従って、専任の管理者の常駐が不要となり、更に認証情報の登録や処理は各戸の認証装置で行うため、認証処理を分散させる事ができ、且つ認証の為の個人情報の機密性を高める事となる。
なお、本実施の形態では、セキュリティの必要な複数の部屋を有する建物としてマンションを例に説明したが、これに限定されるものではなく、複数の会社や事務所等が入居しているテナントビルや、研究所設備等においても適用可能である。
また、本発明のセキュリティ管理システムは、以下のような構成であってもよい。
すなわち、本発明のセキュリティ管理システムでは、入館、入室のための認証情報を大規模な集中管理型サーバーで管理するのでは無く、各戸にその入居者専用の認証装置と、マンションなど入館の際に、認証装置に対して認証を求める為の入力装置を玄関に備える。入力装置と各戸の認証装置は、LAN(LOCAL AREA NETOWRK)やマンションなどのビル内ネットワークによって接続され、通信を行う機能を備える。
認証装置、入力装置はそれぞれICカードの読み込み、書き込み手段を持ち、認証装置は自戸の入居者のICカード情報保持手段、及びICカードの認証手段を持つ。
更に、認証装置は自戸の入居者生体情報の保持手段を持ち、生体情報による認証手段を備える。ICカード及び、生体情報により認証を行う事により、各戸電気錠の開錠、施錠など制御手段を備える。生体情報とは、例えば指紋情報であり、虹彩情報、顔画像情報などである。
入力装置は、操作されたICカード情報や生体情報の入力により、指定の認証装置に対して、例えば自戸の認証装置に対して認証の要求を行う手段を備える。認証要求を受けた認証装置は予め登録されている入居者の認証情報を基に自戸の入居者であるかの照合を行い、結果を入力装置に伝える。
従って入力装置は受信した結果を受け、認証が正常であった場合には電気錠に対して開錠要求の信号を送る手段を備える。
具体的には、本発明のセキュリティ管理システムは、マンションなど集合住宅や、テナントビル、研究所設備などにおいて入居者や従業員、また許可された人物以外の不正な入館及び入室を防止するセキュリティーシステムであり、大規模な集中管理型認証サーバーを必要とせず各戸専用に入館及び入室のための認証装置を分散して設ける事を特徴とする。
前記セキュリティーシステムは、玄関など認証操作の為の入力装置と各戸の認証装置がLANやビル内ネットワークで接続された構成であり、各戸の入居者認証の為の情報は自戸の認証サーバーにのみ登録されることを特徴とする。
従って、例えばマンションへの入館の際にはマンション入り口に設置した入力装置で操作を行うが、入力された認証情報と登録された情報の照合による認証処理は各戸の認証装置が行う事を特徴とする。
前記認証装置は、一般的な集中管理型認証サーバーの様に認証情報や処理を集中させるので無く、認証処理を分散させる事ができ、且つ認証の為の個人情報の機密性を高める事を特徴とする。
前記セキュリティーシステムは、ICカード内に入居者識別情報を記憶するICカードにより識別する形式や、指紋情報、虹彩情報など生体情報を入力装置に入力し識別する形式のどちらでも使用可能とする事を特徴とする。従ってICカードを忘れた場合においても、生体認証だけによる入館、入室が可能となることを特徴とする。
前記セキュリティーシステムは、自室の認証装置で認証が可能なICカードの初期発行、及び追加発行を認証装置の操作で、更に入居者自身が行える事を特徴とする。
また、認証情報の登録において、例えば指紋情報の登録は各戸入居者のICカード操作により随時行う事ができる事を特徴とする。
この様に大規模な集中管理型認証サーバは違い、認証情報や認証機能に関しては各戸に分散した形式である事から、集中管理型サーバの様に管理者を置かなくても良いことを特徴とする。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、複数の占有区画または部屋に対して入室が許可された人物以外の入室を防止するセキュリティ管理システムに関するものであるので、マンション等の集合住宅におけるセキュリティ管理システムの他に、テナントビル、研究所設備、学校等においても適用可能である。
本発明の実施形態を示すものであり、セキュリティ管理システムの一例を示す概略のブロック図である。 図1に示す入力装置及び認証装置の概略構成ブロック図である。 図1に示す認証装置の機能ブロック図である。 ICカードによる認証処理の流れを示すシーケンス図である。 指紋情報による認証処理の流れを示すシーケンス図である。
符号の説明
100 マンション
101 認証装置
101〜103 認証装置
104 入力装置
105 電気錠
107 通信網
108 管理センター
109 入居者遠隔監視装置
110 入居者(人物)
111 ICカード

Claims (7)

  1. セキュリティ管理の必要な複数の占有区画または、部屋に対して入室が許可された人物以外の入室を防止するセキュリティ管理システムにおいて、
    占有区画または、部屋の入室許可の認証に必要な情報を入力するための入力装置と、
    上記入力装置から入力された情報に基づいて、入室許可の認証を行う認証装置とを有し、
    上記認証装置が、各占有区画または、各部屋に設けられていることを特徴としているセキュリティ管理システム。
  2. 上記入力装置には、各認証装置が並列に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のセキュリティ管理システム。
  3. 入室許可の為の認証情報は、各占有区画または、各部屋に対応する認証装置にのみ登録されていることを特徴とする請求項1に記載のセキュリティ管理システム。
  4. 上記入力装置は、
    入室許可された人物を識別する識別情報を記録したICカードを読み取って認証要求を行う第1認証要求方式と、
    入室許可された人物の指紋情報、虹彩情報等の生体情報を読み取って認証要求を行う第2認証要求方式との少なくとも一方の認証要求方式によって、上記認証装置に対して認証要求を行うことを特徴とする請求項1に記載のセキュリティ管理システム。
  5. 上記認証装置は、上記第1認証要求方式で使用するICカードの発行を行う機能を有していることを特徴とする請求項4に記載のセキュリティ管理システム。
  6. 上記認証装置は、上記第2認証要求方式で使用する生体情報の登録を行う機能を有することを特徴とする請求項4に記載のセキュリティ管理システム。
  7. 上記認証装置は、通信網を介して、外部から部屋の情報を監視する遠隔監視装置に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のセキュリティ管理システム。
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