JP5945259B2 - 入退室管理システム - Google Patents
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Description
特に、サーバ室や重要書類の保管室などでは、不正入場者を排除するとともに、必ず2人以上が入室をおこなうようにして室内での不正行為を防止している。このような入退室管理システムが、例えば、特許文献1に開示されている。
さらに、前記個人IDデータには、前記入室権限および前記単独入室特権とは別に、特権レベルの有無または大きさを設定でき、前記部屋データに、前記入室可能条件として、前記認証人数に加えて、入室に必要な前記特権レベルを有する人数、または、入室に必要な前記特権レベルの大きさと人数を定める特権レベル条件を設定できるようにすることが開示されている。
しかし、機密内容が異なる多くの管理区画を管理する入退室管理システムでは、個人IDに高い特権レベルを設定することは好ましくない場合がある。例えば、セキュリティレベルの高い管理区画が複数あった場合に、そのすべてに高い特権レベルをもつIDが存在することになるため、該IDが記録されたICカードを紛失した際のリスクが高くなる。このように、前記特許文献1の技術ではセキュリティ上の脆弱性の問題が生じる恐れがある。
本発明の目的は、サーバ室等のその区画に固有の管理者がいる管理区画も管理対象とした入退室管理システムに係り、上記の課題を解決し、細かなセキュリティ管理をおこなえるシステムを提供することにある。
入退室の管理区画の電気錠を有する各ドアに対応して設けられた個人識別情報の読取装置と、前記電気錠ごとに、2人分の照合をおこなう2人照合処理の有効無効と2人照合処理の対象となる権利を有する2人照合権限者の人数と2人照合権限者の入力順から成る解錠動作条件を記憶する第1の記憶装置と、前記個人識別情報に対応して、当該ドアを通行できることを示す通行権限の有り無しの属性と2人照合の対象であることを示す2人照合特権の有り無しの属性から成る通行権限条件を、前記ドアごとに記憶する第2の記憶装置と、前記読取装置で読み取った前記個人識別情報とドアに対応する前記第2の記憶装置の通行権限条件と前記第1の記憶装置の解錠動作条件に基づいて、前記読取装置で読み取った前記個人識別情報に対応する通行権限条件が前記解錠動作条件を満たすか否かを判定して当該管理区画の前記ドアの電気錠の解錠あるいは施錠をおこなう制御装置と、を備えるようにした。
個人識別情報は、ICカードごとに、ICカード識別番号とICカード所有者(入退出者)のID番号とICカード所有者の所属・氏名等の情報と区画ごとの通行権限(詳細は図4にて説明する)の情報を含んでいる。
また、データベース2には、後述するドア10ごとに設定される解錠動作条件を記憶するその他DBを設けている。
データベース2のその他DBに記憶されるドアの解錠動作条件も、同様にして、データベース2から各制御装置4に配布するようにする。
図1には、1セットの電気錠6とカードリーダ(C/R)5Bが示され、以降に説明するフローチャートもこの構成の動作を説明するものである。実際の入退室管理システムの動作は、以降に説明する動作を電気錠6とカードリーダ(C/R)5Bのセットの数分繰り返すことにより実現できる。
まず、制御装置4は、カードリーダ5Bを制御して、ICカードのICカード識別番号を取得する。つぎに、制御装置4は、取得したICカード識別番号により、データベース2から配布された個人識別情報を検索する。
個人識別情報に取得したICカード識別番号に関連するデータがあった場合には、個人識別情報に記録されている区画の通行権限を参照し、ドア10の解錠動作条件と比較して、電気錠6の解錠状態と施錠状態を制御する。
図2では、管理区間のそれぞれで異なる通行権限を定める例を示したが、管理区画に共通の通行権限を定める場合には、代表してひとつのセットの通行権限を定めればよい。
さらに、重複照合特権により、解錠動作条件で2人照合が有効に設定されていても、単独入場を可能にする。これにより、2人照合特権をもつ管理者のなかでも、重複照合特権をもちサーバ室に単独入室できる上級管理者を設けた運用が可能となる。具体的には、同一ICカードの2度読みを許容するようにして、2人照合の処理フローを替えることなく一人入退室をおこなうようにする。
さらに、図4には示していないが、解錠動作条件に、ドア10の解錠制御にICカードの重複照合を許可するか否かの設定を含むようにする。
上述の監視PC3に接続されているカードリーダ(C/R)5Aにより管理者のカード照合をおこなう方法は、図5bの「1人目のみ2人照合権限者」の場合にも適用できるが、他の入場者の認証結果を確認してから、解錠をおこなうことが好ましい。
図6は、カードリーダ(C/R)5Bで2人のカード認証をおこなう場合の処理フローを示している。
S103で2人照合対象のドアでない場合には、該当ドアの解錠操作をおこない(S111)、処理を終了する。2人照合対象ドアの場合、カード照合のインターバルカウントを開始する(S104)。
2人目のカードのICカード識別番号が、1人目のカードのICカード識別番号IDが異なる場合(S108でYesの場合)には、S107の結果を基に2人目のカードの通行権限有(Yes)/無(No)を判断する(S109)。通行権限が無い場合(S109でNoの場合)、照合処理の中断とし、前記ドア通行用カードリーダ(C/R)5Bに対し、照合NG表示をし(S110)、処理を終了する。通行権限が有る場合(S109でYesの場合)、該当ドアに対し、解錠操作をおこない(S111)、処理を終了する。
つぎに、該当ドアが2人照合対象ドアであるかを判定し(S201)、2人照合対象ドアでない場合(S201がNo)は、前記監視PC3にNG表示をし(S202)、処理を終了する。2人照合対象ドアの場合には、前記監視PC3に接続したカードリーダ(C/R)5Aのポーリングを開始する(S203)。
2人目のカードのICカード識別番号が、1人目のカードのICカード識別番号IDと異なる場合には、S211の結果を基に2人目のカードの通行権限有(Yes)/無(No)を判断する(S213)。通行権限が無い場合、照合処理の中断とし、前記ドア通行用カードリーダ(C/R)5Bに対し、照合NG表示をし(S210)、処理を終了する。通行権限が有る場合、該当ドアに対し、解錠操作をおこない(S214)、処理を終了する。
1人目のカード操作が実施される(S300)。制御装置4は、カードリーダ(C/R)5Bで取得したICカード識別番号を基に、カード照合処理を実施する(S301)。
S301の結果を基に、1人目のカードの通行権限の有無を判断し(S302)、通行権限のないカードの場合(S302の無の場合)には、前記ドア通行用のカードリーダ(C/R)5Bに照合NG表示をおこない(S315)、処理を終了する。通行権限が有るカードの場合、次に該当ドアが2人照合対象ドアとなっているかを判定する(S303)。
1人目のカードが2人照合権限をもっている場合、あるいは、該当ドアが「権限者必要なし」の設定であれば、S305のYesの場合として、インターバルカウントを開始する(S306)。
1人目のカードが2人照合権限がなく、該当ドアが「1人目のみ権限者」または「1人目と2人目共に権限者」の設定の場合には、S305のNoの場合として、前記ドア通行用カードリーダ5Bに対し照合NG表示をし(S315)、処理を終了する。
先ず、2人目のカードIDが、1人目のカードIDと別かどうかを判定する(S310)。同じカードIDの場合、そのカードが「重複照合権限」を持っているかを判定する(S311)。「重複照合権限」を持っていない場合、照合NGとし、前記ドア通行用カードリーダ5Bに対し、照合NG表示をし(S315)、処理を終了する。
「重複照合権限」を持っている場合(S311でYesの場合)、2人目のカードの通行権限を確認する(S312)。2人目のカードIDが、1人目のカードIDが別の場合も、2人目のカードの通行権限有無を確認する(S312)。
通行権限があった場合(S312でYesの場合)、該当ドアの2人照合で必要な権限者数を確認する(S313)。
該当ドアが「権限者必要なし」または「1人目のみ権限者」の設定であれば、S314でYesの場合として、該当ドアに対し、解錠操作を実施し(S111)、処理を終了する。
「1人目と2人目共に権限者」の設定の場合、2人目のカードが「2人照合権限」を有しているかを確認する。有している場合、S314のYesの場合として、該当ドアに対し、解錠操作を実施し(S316)、処理を終了する。有していない場合、S314のNoの場合として、前記ドア通行用カードリーダ5Bに対し、照合NG表示をする(S315)。
2 データベース(DB)
3 監視PC
4 制御装置
5A,5B カードリーダ(C/R)
6 電気錠
10 ドア
100 LANネットワーク
Claims (4)
- 入退室の管理区画の電気錠を有する各ドアに対応して設けられた個人識別情報の読取装置と、
前記電気錠ごとに、2人分の照合をおこなう2人照合処理の有効無効と2人照合処理の対象となる権利を有する2人照合権限者の人数と2人照合権限者の入力順から成る解錠動作条件を記憶する第1の記憶装置と、
前記個人識別情報に対応して、当該ドアを通行できることを示す通行権限の有り無しの属性と2人照合の対象であることを示す2人照合特権の有り無しの属性から成る通行権限条件を、前記ドアごとに記憶する第2の記憶装置と、
前記読取装置で読み取った前記個人識別情報とドアに対応する前記第2の記憶装置の通行権限条件と前記第1の記憶装置の解錠動作条件に基づいて、前記読取装置で読み取った前記個人識別情報に対応する通行権限条件が前記解錠動作条件を満たすか否かを判定して当該管理区画の前記ドアの電気錠の解錠あるいは施錠をおこなう制御装置と、
を備えたことを特徴とする入退室管理システム。 - 請求項1に記載の入退室管理システムにおいて、
前記制御装置は、前記解錠動作条件の2人照合処理が有効のときに、
2つの個人識別情報を順次取得し、
前記2つの個人識別情報に対応する通行権限条件のいずれかに2人照合特権が含まれ、前記2つの個人識別情報に対応する通行権限条件の双方で通行権限が有効なときに、当該管理区画の前記ドアの電気錠の解錠をおこなう
ことを特徴とする入退室管理システム。 - 請求項2に記載の入退室管理システムにおいて、
前記第2の記憶装置に記憶される通行権限には重複照合特権が含まれており、
前記制御装置は、
2つの個人識別情報を順次取得し、
取得した前記2つの個人識別情報が同一で、かつ、前記個人識別情報に対応する通行権限条件の重複照合特権と通行権限が有効のときに、当該管理区画の前記ドアの電気錠の解錠をおこなう
ことを特徴とする入退室管理システム。 - 請求項1に記載の入退室管理システムにおいて、
さらに、前記制御装置にネットワークを介して接続された個人識別情報のネットワーク読取装置を有し、
前記制御装置は、
前記解錠動作条件の2人照合処理が有効で、かつ、
前記ネットワーク読取装置で取得した個人識別情報に対応する通行権限条件の2人照合特権が有効で、かつ、
前記ネットワーク読取装置と前記読取装置で取得した2つの個人識別情報に対応する通行権限条件の双方で通行権限が有効なときに、当該管理区画の前記ドアの電気錠の解錠をおこなう
ことを特徴とする入退室管理システム。
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