JPH11218144A - ワンウェイクラッチ内蔵転がり軸受 - Google Patents
ワンウェイクラッチ内蔵転がり軸受Info
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- JPH11218144A JPH11218144A JP10327557A JP32755798A JPH11218144A JP H11218144 A JPH11218144 A JP H11218144A JP 10327557 A JP10327557 A JP 10327557A JP 32755798 A JP32755798 A JP 32755798A JP H11218144 A JPH11218144 A JP H11218144A
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16D41/06—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
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- F16D41/07—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by pivoting or rocking, e.g. sprags between two cylindrical surfaces
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- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/38—Ball cages
- F16C33/41—Ball cages comb-shaped
- F16C33/412—Massive or moulded comb cages, e.g. snap ball cages
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- F16C33/416—Massive or moulded comb cages, e.g. snap ball cages formed as one-piece cages, i.e. monoblock comb cages made from plastic, e.g. injection moulded comb cages
-
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- F16C19/04—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly
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-
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Abstract
持ちながら、OWC内蔵軸受のコンパクト化要求及びコ
スト低廉化を達成すると共に、組立、実装時の取り扱い
を容易にしたOWC内蔵転がり軸受を提供することであ
る。 【解決手段】 外輪3と内輪4を共用して軸受部2とO
WC部10とを備え、軸受部2は複数の玉9を含み、一
方OWC部10は複数のカム11b…と、ガータスプリ
ング12bを含み、この玉9とカム11b…は、単一の
一体型保持器13によって夫々保持されている。
Description
チ(以下OWCという。)を一体的に内蔵した転がり軸
受に関する。
向に対してのみトルクを伝達し、逆の方向には空転する
機能を持つOWC部100が、負荷荷重を支持する転が
り軸受200に対し、単体または組立体として並設せし
めて使用されている(図15記載の特公平6−2357
9号、図16記載の実公平7−52430号参照)。
洗濯槽の大容量化に伴い、軸受のコンパクト化が要求さ
れてきているが、OWC部100を単体あるいは組立体
として使用する上記従来技術では、単体または組立体と
してOWC部100を転がり軸受200に並設せしめて
使用されているものであったため、このようなコンパク
ト化要求に的確に対応することができない。
く、かつ組立て工数が嵩む等の要因によりコスト低減に
対応が出来にくかった。
り軸受200とOWC部100との嵌合時、および組立
体の回転軸への嵌合時には構成部品が分解することのな
いように慎重な取り扱いが必要であった。さらに、コン
パクト化の要求に加えて音の静かな洗濯機が市場のニー
ズとして要求され、軸受においても静粛性が求められて
きた。
用させて軸受部とOWC部をコンパクトに一体化せしめ
る点に着目して鋭意研究を重ね本発明の完成に至った。
点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、OWC内蔵軸受のコンパクト化要求及びコスト低廉
化を達成すると共に、組立、実装時の取り扱いを容易に
したOWC内蔵転がり軸受を提供することである。ま
た、本発明は、軸受の静粛性を向上せしめることも目的
とする。
に本発明がなした技術的手段は、内輪と外輪を共用して
軸受部とワンウェイクラッチ部を備え、軸受部は複数の
転動体を含み、ワンウェイクラッチ部は複数のくさび要
素とばね要素を含み、上記転動体とくさび要素は同一の
保持器によって保持されていることである。また、上記
外輪内径又は内輪外径におけるくさび要素走行面の表面
あらさを、0.6μmRa以下としたことである。
一実施形態を図面に基づいて説明する。図1乃至図3は
第一実施形態、図4及び図5は第二実施形態、図6乃至
図8は第三実施形態、図9及び図10は第四実施形態、
図11及び図12は第五実施形態を示す。尚、各図に示
す実施形態は本発明OWC内蔵転がり軸受の一実施形態
としての玉軸受を示すが、単に一実施形態を示すにすぎ
ず、これに何等限定されるものではなく、またころ軸受
を用いることも本発明の範囲内において可能である。
WC部10に分けられ、夫々が外輪3と内輪4とを共用
している。
径6に設けられている軌道溝7,8間に配される複数の
転動体(玉)9…を含み、一方OWC部10は、外輪3
と内輪4間において上記軸受部2と並設されて配される
くさび要素11…とばね要素12を含み、そして上記転
動体9とくさび要素11は一体型保持器13によって夫
々保持されている。また、外輪3、内輪4は通常の転が
り軸受の内外輪と内径、外径、および幅寸法が同じに設
計されている。
されず、用途に応じて潤滑油含有ポリマ部材や油潤滑も
適宜採用しても良い。又、グリースを封入する場合は特
に限定はされないが、特に静粛性を向上させる場合は、
増ちょう剤がウレア系、基油がエーテル油、基油粘度が
40℃で103cst、ちょう度(60w)は290の
グリースを使用すれば、ひきずり音に対し有利である。
変形筒状で、少なくとも一部に外輪内径と内輪外径との
間の幅よりも長幅状の大径部を有するカム、スプラグな
どが用いられる。
ラグに掛け渡され、該カム、スプラグの大径部が常時外
輪内径と内輪外径に接するよう付勢せしめるガータスプ
リング、リボンスプリングなどが用いられる。
12は夫々図示例に限定されるものではなく、本発明の
範囲内において適宜他の要素に変更可能なものである。
やナイロン46等のポリアミド樹脂にて形成され、玉9
…を保持する複数の玉用爪付ポケット14…と、そして
該玉用爪付ポケット14と背中合わせ状にくさび要素1
1…を保持するくさび要素保持用ポケット15…を夫々
周方向に一体的に備え、各転動体9とくさび要素11を
同時に保持せしめる。
持用ポケット15は、夫々任意ポケット形状、任意ポケ
ット数をもって備えられるものとし、特にそのポケット
形状、ポケット数に限定されるものではなく、本発明の
範囲内において任意に選択可能なものである。
ルであるが、ゴムシール等他の周知シール形態を用いる
ことも本発明の範囲内である。
OWC機能を持ち、通常の転がり軸受と内径、外径、幅
寸法が同じで、さらに軸受部2とOWC部10の一つの
保持器13で玉9…とくさび要素11…を保持するもの
であるため、構造的に極めてコンパクトに設計され、保
持器の製作も容易で低コストである。また、結果的に軸
受の組立ても容易になると共にコスト低廉化も期待でき
る。
は内輪外径6におけるくさび要素走行面5a,6aの表
面あらさを、0.6μmRa以下とするのが静粛性を向
上するに好ましい。尚、くさび要素走行面5a,6aの
表面あらさを、上述の通り0.6μmRa以下とすれ
ば、従来技術にない静粛性向上に寄与するが、内輪外径
のくさび要素走行面の表面あらさを良くしたものの方が
製造し易く、より静粛性向上にあたり好ましいことは言
うまでもない。
行面5a(6a)の表面あらさ(μmRa)違いによる
音響比グラフを図13に示す。この場合において、音響
比2.0のラインが洗濯機実機で許容できるラインであ
る。尚、音響比は、実験における表面あらさ0.3μm
Raを1.0とした時の値である。 「実験条件」 軸受:ワンウェイクラッチ内蔵玉軸受 内径:φ25 外径:φ52 幅: 15 すべり面表面あらさ:内外輪共同じ グリース:増ちょう剤がウレア系,基油がエーテル油,
基油粘度が40℃で103mm2 /s,混和ちょう度が
25℃で290 回転:1000rpm 予圧:5kgf
ス違いによる音響比グラフを図14に示す。また、使用
グリースA,B,Cの各性状は表1に示す。尚、図中カ
ッコ内は許容範囲を示す。この場合において、音響比
2.0のラインが洗濯機実機で許容できるラインであ
る。 「実験条件」 軸受:ワンウェイクラッチ内蔵玉軸受 内径:φ25 外径:φ52 幅: 15 すべり面表面あらさ 外輪:0.3μmRa 内輪:0.3μmRa 回転:1000rpm 予圧:5kgf
11として複数のカム11b…、ばね要素12としてガ
ータスプリング12bを用い、一体型保持器13によっ
て玉9…と共に夫々保持されている(図1乃至図3)。
成され、少なくとも一部に外輪3の内径5と内輪4の外
径6との間の幅よりも長幅状の大径部11b′(図3中
A−B点で結ぶ幅)を備えると共に、ガータスプリング
12b用の装着溝11b″を備えて構成され、そして各
カム11bの装着溝11b″にわたってガータスプリン
グ12bが掛け渡される。
3、内輪4と接触するように、ガータスプリング12b
により付勢されている。尚、本実施例に示すカム11b
は、カム11bの一例にすぎずこれに何等限定されるも
のではなく、本発明の範囲内において任意にその形状を
変更可能なものである。
4aを備えて玉9…を保持する複数の玉用爪付ポケット
14…と、そして該玉用爪付ポケット14と背中合わせ
状にカム11b…を保持するカム保持用の穴を備えたカ
ム保持用ポケット15…を備えてラジアルドローで一体
成型され、各転動体9とカム11bとを夫々周方向に同
時に保持せしめる(図1,図2参照)。また、本実施例
では内フランジ22bが形成されており、該内フランジ
22bがグリース堰の役目をなす。これにより、カムの
潤滑性が向上できる。(図1、図2参照)。
レア系、基油がエーテル油、基油粘度が40℃で103
cst、ちょう度(60w)は290のグリースを使用
したので、ひきずり音に対し有利である。
ポケット15は、具体的実施例に応じて夫々任意数備え
られるものとし、特にその数に限定されるものではな
い。また、本実施例では図1に示すように玉用爪付ポケ
ット14とカム保持用ポケット15の夫々の内径面を略
面一状に構成しているが、何等これに限定されるもので
はない。
輪3と内輪4)の中心より向かって右寄りに軌道溝7,
8を設けて軸受部2を構成し、そして該軸受部2が構成
されている空間より向かって左寄りの空間にOWC部1
0を構成するものとしている(図1参照)。また、図中
16は密封板を示す。図示せる密封板構造は一実施例を
示したものにすぎず、何等限定されるものではなく、本
発明の範囲内において他の周知構造を適用可能である。
は、内外輪間幅よりも長幅状の大径部11b′である
A,B点で外輪3と内輪4と接しており、A,B点は内
外輪間でつっかえ棒(ストラト)を形成することにな
る。A,B点はガータスプリング12bにより常時、外
輪3、内輪4と接触させられている。
計方向(又は内輪4が時計方向)に回転しようとすれ
ば、A,B点がつっかえ棒として働いて、トルクは外輪
3から内輪4(又は内輪4から外輪3)へ全体のカム1
1bを通じて伝達される。逆に外輪3が矢印にて示す
時計方向(又は内輪4が反時計方向)に回転しようとし
ても、A,B点はつっかえ棒として作用しないため、外
輪3、内輪4は互いに自由に空転し、トルクは伝達され
ない。
持器を一体としたことで、保持器が転がり軸受の回転時
に公転することにより、くさび要素と内外輪間のくさび
要素すべり面の相対すべり速度が、前記くさび要素保持
器を別体にした場合に比較して、約3/5に低下するの
で極めて有利である。尚、本実施例はガータスプリング
12bを使用し、カム11bに均一のバネ力を加えてい
ることから、接触面のひきずり音のバラツキが小さく静
粛性に有利である。
は内輪外径6におけるくさび要素(カム)走行面5a,
6aの表面あらさを、0.6μmRa以下とすると、さ
らに静粛性を向上するに好ましい。
実施例と略同様の構成を有しているが、一体型保持器1
3のくさび要素保持用ポケット(カム保持用ポケット)
15が、第一実施例に示すカム保持用ポケット形状に加
えて、外フランジ22aと内フランジ22bを備え持っ
ており、外フランジ22aと外輪内径5との間および内
フランジ22bと内輪外径6との間で、夫々微小なラビ
リンス23,24を形成し、非接触型のシールの機能を
持たせている(図4及び図5)。
形状以外は、上述した第一実施例と同一の構成及び作用
を有するものであり、同一箇所に同一符号を付してその
説明は省略する。
2bは、グリース堰の役目をなし、従って、シールド1
6が不要となる。尚、本実施例では両軌道輪の軌道面に
溝を有しないのも含め低コストの効果もある。
実施例と略同様の構成を有しているが、一体型保持器1
3のくさび要素保持用ポケット(カム保持用ポケット)
15形状を、第一実施例に示すカム保持用ポケット形状
と変えている(図6乃至図8)。
は、爪14aを備え、玉9…を保持する複数の玉用爪付
ポケット14…と、そして該玉用爪付ポケット14と背
中合わせ状にカム11b…を保持するカム保持用の穴を
備えたカム(くさび要素)保持用ポケット15…を備え
てアキュシャルドローで一体成型され、各転動体9とカ
ム11bとを夫々周方向に同時に保持せしめる。
の形状以外は、上述した第一実施形態と同一の構成及び
作用を有するものであり、同一箇所に同一符号を付して
その説明は省略する。そして、アキュシャルドローで製
造することでコスト低減の効果もある。
実施例と略同様の構成を有しているが、一体型保持器1
3のくさび要素保持用ポケット(カム保持用ポケット)
15が、第一実施例に示すカム挿入用の穴を備えたポケ
ット形状に代えて、爪15a…を備えた爪付のポケット
形状としアキュシャルドローで一体成形している(図9
及び図10)。
形状以外は、上述した第一実施例と同一の構成及び作用
を有するものであり、同一箇所に同一符号を付してその
説明は省略する。そして、アキュシャルドローで製造す
ることでコスト低減の効果もある。
11として複数のスプラグ11a…、ばね要素12とし
てリボンスプリング12aを用い、単一の一体型保持器
13によって玉9…と共に夫々保持されている(図1
1,図12)。
に形成され、少なくとも一部に外輪3の内径5と内輪4
の外径6との間の幅よりも長幅状の大径部11a′(図
12参照)を備えると共に、リボンスプリング装着用絞
り部11a″を備えて構成され、そして各スプラグ11
aのリボンスプリング装着用絞り部11a″にわたって
リボンスプリング12aが掛け渡される。
外輪3、内輪4と接触するようにリボンスプリング12
aにより付勢されている。尚、本実施例に示すスプラグ
11aは、スプラグ11aの一例にすぎずこれに何等限
定されるものではなく、本発明の範囲内において任意に
変更可能なものである。
を保持する複数の玉用爪付ポケット14…と、そして該
玉用爪付ポケット14と背中合わせ状にスプラグ11a
…を保持するスプラグ(くさび要素)保持用ポケット1
5…を備えて一体成型され、各転動体9とスプラグ11
aとを同時に保持せしめる。
持用ポケット15は、具体的実施例に応じて夫々任意数
備えられるものとし、特にその数に限定されるものでは
ない。また、本実施例では図11に示すように玉用爪付
ポケット14とスプラグ保持用ポケット15の夫々の外
径面を面一状に構成しているが、何等これに限定される
ものではない。
輪(外輪3と内輪4)の中心より向かって右寄りに軌道
溝7,8を設けて軸受部2を構成し、そして該軸受部2
が構成されている空間より向かって左寄りの空間にOW
C部10を構成するものとしている(図11参照)。
密封板構造は一実施例を示したものにすぎず、何等限定
されるものではなく、本発明の範囲内において他の周知
構造を適用可能である。
矢印方向に回転した時空転し、リボンスプリング12
aは常に矢印の方向に付勢し姿勢を正そうとする。逆
に、内輪4又は外輪3が図と反対方向(矢印と反対方
向)に回転する時、スプラグ11aが、外輪3、内輪4
とくさび効果により軸受はロックされる。音響的に言え
ば、クラッチ保持器が公転タイプのため、固定タイプよ
り優れている。
は内輪外径6におけるくさび要素(スプラグ)走行面5
a,6aの表面あらさを、0.6μmRa以下とするの
が静粛性を向上するに好ましい。
め、OWCと軸受のコンパクト化要求、コスト低廉化及
び静粛性を達成すると共に、組立、実装時の取り扱いを
容易にしたOWC内蔵玉軸受の提供が図れる。
C部を備えると共に、該共用する内外輪間において単一
の保持器にて転動体とくさび要素を一体的に保持する構
造としているので、通常の転がり軸受と、内径、外径、
幅寸法が同じで同等の機能を持つことができ、従来のO
WC組立体軸受より構造的にコンパクトに設計できる。
玉保持器とくさび要素保持器を一体としたことで、保持
器が転がり軸受の回転時に公転することにより、くさび
要素と内外輪間のくさび要素すべり面の相対すべり速度
が、くさび要素保持器を別体にした場合に比較して、約
3/5に低下するので極めて有利である。
合のコンパクト化要求及び静粛性要求に的確に対応でき
る。
を調整したことにより、軸受における静粛性を向上で
き、静かな洗濯機等が提供できた。
実装時においては、部品点数の削減、組立工数低減等が
図れ、コスト低廉化となると共に、組立、実装が容易と
なる。
斜視図。
側面図。
斜視図。
斜視図。
大斜視図。
断側面図。
グラフを示す図。
(玉) 10:OWC部 11:くさび要素 11a:スプラグ 11b:カム 12:ばね要素 12a:リボンスプリ
ング 12b:ガータスプリング 13:一体型保持
器 14:玉用爪付ポケット 15:くさび要素保
持用ポケット 16:密封板
Claims (2)
- 【請求項1】 内輪と外輪を共用して軸受部とワンウェ
イクラッチ部を備え、軸受部は複数の転動体を含み、ワ
ンウェイクラッチ部は複数のくさび要素とばね要素を含
み、上記転動体とくさび要素は同一の保持器によって保
持されていることを特徴とするワンウェイクラッチ内蔵
転がり軸受。 - 【請求項2】 内輪と外輪を共用して軸受部とワンウェ
イクラッチ部を備え、軸受部は複数の転動体を含み、ワ
ンウェイクラッチ部は複数のくさび要素とばね要素を含
み、上記転動体とくさび要素は同一の保持器によって保
持され、外輪内径又は内輪外径におけるくさび要素走行
面の表面あらさが、0.6μmRa以下であることを特
徴とするワンウェイクラッチ内蔵転がり軸受。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10327557A JPH11218144A (ja) | 1997-11-17 | 1998-11-04 | ワンウェイクラッチ内蔵転がり軸受 |
US09/193,717 US6279708B1 (en) | 1997-11-17 | 1998-11-17 | One-way clutch containing rolling bearing |
CN98126732A CN1103875C (zh) | 1997-11-17 | 1998-11-17 | 内置有单向超越离合器的滚动轴承 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9-330825 | 1997-11-17 | ||
JP33082597 | 1997-11-17 | ||
JP10327557A JPH11218144A (ja) | 1997-11-17 | 1998-11-04 | ワンウェイクラッチ内蔵転がり軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11218144A true JPH11218144A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=26572540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10327557A Pending JPH11218144A (ja) | 1997-11-17 | 1998-11-04 | ワンウェイクラッチ内蔵転がり軸受 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6279708B1 (ja) |
JP (1) | JPH11218144A (ja) |
CN (1) | CN1103875C (ja) |
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