JPH11213838A - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

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Publication number
JPH11213838A
JPH11213838A JP1364298A JP1364298A JPH11213838A JP H11213838 A JPH11213838 A JP H11213838A JP 1364298 A JP1364298 A JP 1364298A JP 1364298 A JP1364298 A JP 1364298A JP H11213838 A JPH11213838 A JP H11213838A
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JP
Japan
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movable contact
contact plate
piece
press
electromagnetic relay
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Application number
JP1364298A
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English (en)
Inventor
Toyotaka Nishikawa
豊隆 西川
Tomoyoshi Hayashi
友好 林
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】製造コストを低減するとともに、金型の寿命を
長寿命にした電磁継電器を提供する。 【解決手段】可動接点板2は、中央片21と、中央片2
1の一端縁から垂設され端部に可動接点が設けられた接
触片22と、中央片21の他端縁から接触片22と反対
側に垂設された外部接続用の端子片23とを備え、略Z
字状に形成される。ボディ5には可動接点板2を圧入固
定するための圧入用凹部52が設けられ、圧入用凹部5
2の端面には、接触片22の幅方向における両側縁に突
設された突起25,25が入り込む溝56,56と、接
触片22の幅方向略中央を接触片22の厚み方向に押圧
する突部58とが設けられている。可動端子板2の圧入
時に突部58によって接触片22の両側縁が溝56の端
面56aに押し付けられ、可動端子板2とボディ5との
結合力が強固になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁継電器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】この種の電磁継電器としては、図12及
び図13(a)(b)に示されるように、固定接点11
が設けられた固定接点板1と、固定接点11と対向する
可動接点24が設けられた可動接点板2と、可動接点板
2を固定接点板1側に撓ませて可動接点24を固定接点
21に当接させる駆動部材3と、駆動部材3を駆動する
電磁石ブロック4と、固定接点板1、可動接点板2及び
電磁石ブロック4が配設されるボディ5と、ボディ5に
被着される一面開口した略箱型のケース6とから構成さ
れるものがあった。尚、図13(b)の右半分側は固定
接点板1を省略して図示している。
【0003】固定接点板1は導電板から長尺状に形成さ
れ、固定接点板1の一端側には固定接点11が設けられ
ている。また、固定接点板1の他端側には固定接点板1
の他の部位よりも幅の細い外部接続用の端子片12が設
けられ、固定接点板1の幅方向における両側縁にはボデ
ィ5に圧入固定するための突起13,13が突設されて
いる。
【0004】可動接点板2はばね性を有する導電板から
略Z字状に形成され、中央片21の一端縁より垂設され
た接触片22の端部には可動接点24が設けられ、接触
片22の幅方向における両側縁にはボディ5に圧入固定
するための突起25,25が突設されている。また、中
央片21の他端縁からは、可動接点板2の他の部位より
も幅の細い外部接続用の端子片23が接触片22と反対
方向に垂設されている。
【0005】ボディ5は絶縁性材料から略直方体状に形
成される。ボディ5の長手方向の一端側には一対の固定
接点板1がそれぞれ圧入固定される固定孔51と、一対
の可動接点板2がそれぞれ圧入固定される固定用凹部5
2とが設けられ、ボディ5の長手方向略中央には後述す
るヨーク44を挿通するための挿通孔53が設けられ、
ボディ5の長手方向の他端側には略円筒状のコイルボビ
ン54が突設されている。
【0006】電磁石ブロック4は、コイルボビン54の
貫通孔54aに挿通された鉄芯41と、コイルボビン5
4に巻回されたコイル42と、コイル42に外部より通
電するためのコイル端子43と、磁性材料から略L字状
に形成されコイル42の下面及び一側面を覆い磁路を形
成するヨーク44と、ヨーク44にかしめ固定されたヒ
ンジばね45と、磁性材料から略L字状に形成された接
極子46とから構成される。ヒンジばね45の先端は接
極子46の一方の端片46aに設けられた開口46cに
挿入され、接極子46はヒンジばね45によってヨーク
44の上端部を中心に回動自在に保持されている。な
お、コイルボビン54の上端部には、コイルボビン54
の上方に張り出した接極子46の他方の端片46bを取
り囲むように周壁55が設けられている。
【0007】駆動部材3は絶縁材料から形成され、中間
にフランジ部31が設けられている。フランジ部31の
一端側には接極子46の一端片46aに設けられた孔4
6dに挿通される突起32が突設されており、フランジ
部31の他端側には各可動接点板2に設けられた孔26
にそれぞれ挿通される一対の突起33が突設されてい
る。而して、駆動部材3は、一対の突起33をそれぞれ
各可動接点板2の孔26に挿通し、且つ、突起32を接
極子46の孔46dに挿通した状態で、可動接点板2と
接極子46との間に前後動自在に支持される。
【0008】また、ケース6の内壁には、固定接点板1
及び可動接点板2側の空間と電磁石ブロック4側の空間
とを仕切る隔壁61や、固定接点板1及び可動接点板2
の各組の間を仕切る隔壁62が設けられている。ここ
で、コイル42に通電すると、接極子46の一方の端片
46bが鉄芯41に吸引され、接極子46がヨーク44
の上端部を中心に図13(a)中反時計回りに回動し、
接極子46の他方の端片46aが駆動部材3を図13
(a)中右方向に押圧する。この時、可動接点板2は駆
動部材3によって固定接点板1側に撓まされ、可動接点
24が固定接点11に当接する。一方、コイル42への
通電を止めると、可動接点板2の弾性力によって接極子
46が図13(a)中左方向に押圧され、接極子46が
ヨーク44の上端部を中心に図13(a)中時計回りに
回動して、接極子46の端片46bが鉄芯41から離れ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の電磁継電器
では、ボディ5の固定用凹部52に可動接点板2を圧入
することにより、可動接点板2がボディ5に圧入固定さ
れていた。ここで、圧入用凹部52には、図15に示す
ように、可動接点板2の突起25が圧入される溝56
と、可動接点板2の端子片23を挿通するための挿通孔
57が設けられているが、ボディ5を成形する金型の強
度を確保するために、溝56の幅寸法T’を小さくする
ことができず、通常溝56の幅寸法は約0.3mm程度
までであった。
【0010】そのため、図14に示すように、可動接点
板2の一方の突起25から連接された折り返し片22a
を折り返すことによって、溝56に圧入される可動接点
板2の部位の厚みを厚くして、可動接点板2と溝56と
の結合力を増していた。しかしながら、長尺状の可動接
点板2の一端縁から折り返し片22aを連設しているた
め、部材取りが悪くなり、可動接点板2の製造コストが
高くなるという問題があった。また、可動接点板2の板
厚のばらつきや、ボディ5に形成した溝56の幅寸法
T’のばらつきによって、可動接点板2とボディ5との
結合力が不足したり、可動接点板2を圧入する際にボデ
ィ5の溝56が削れてゴミが発生するという問題もあっ
た。
【0011】さらに、この電磁継電器では、フラックス
が電磁継電器の内部に入り込むのを防止する等の目的で
ボディ5の裏面にシール剤を塗布しているが、シール剤
の塗布時にボディ5の挿通孔57から電磁継電器内部に
流れ込むシール剤の流れを制御することができないた
め、折り返し片22aを押し返した可動接点板2の部位
にシール剤が流れ込んだり、流れな込まなかったりし
て、シール剤の量や温度などを制御するのが難しいとい
う問題もあった。
【0012】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは、製造コストを下げる
とともに、金型の寿命を長寿命にした電磁継電器を提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、導電材料から形成され固定接
点が設けられた固定接点板と、導電材料から形成され固
定接点と対向する可動接点が設けられたばね性を有する
可動接点板と、固定接点及び可動接点を開閉自在に開閉
させる電磁石ブロックと、両接点板及び電磁石ブロック
が配設されるボディとを備え、ボディには可動接点板を
圧入固定する固定用凹部が設けられ、可動接点板の幅方
向における両側縁が入り込む溝と、可動接点板の幅方向
略中央と当接する突部とを固定用凹部の内壁に設けてお
り、可動接点板の圧入時に可動接点板の幅方向略中央が
突部に当たり、可動接点板の両側縁が溝の端面に押し付
けられ、可動接点板とボディとが強固に結合するので、
従来の電磁継電器のように可動接点板の一部を折り返し
て可動接点板の板厚を厚くする必要がなく、効率良く部
材取りが行え、可動接点板の製造コストを下げることが
できる。しかも従来の電磁継電器のように溝の幅寸法を
小さくする必要がないので、金型の強度を十分に確保す
ることができ、金型の寿命を長寿命にすることができ
る。
【0014】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、溝内に入り込む可動接点板の部位に、溝の内壁と
接触する凸部を設けているので、凸部を溝の内壁と接触
させることにより可動接点板の撓み量を大きくして、可
動接点板と圧入用凹部との結合力をさらに高めることが
できる。請求項3の発明では、請求項1の発明におい
て、可動接点板と対向する固定用凹部の端面に、シール
剤を流すための貫通孔を設けており、貫通孔を介して圧
入用凹部と可動接点板との間にシール剤を流し込むこと
ができるので、シール剤の流れる経路が短くなり、シー
ル剤の流れを容易に制御することができる。
【0015】請求項4の発明では、請求項3の発明にお
いて、貫通孔に対応する可動接点板の部位にシール剤を
流すためのリブを設けているので、リブによって可動接
点板の強度を高めることができ、しかも毛細管現象によ
り固定用凹部の内壁とリブとの間に形成される隙間にシ
ール剤を導くことができるので、シール剤によって可動
接点板の強度をさらに高めることができる。
【0016】請求項5の発明では、請求項4の発明にお
いて、リブの形状が略T字状であるので、固定用凹部の
内壁とリブとの間の隙間に流れ込むシール剤の量を増や
すことができ、可動接点板と固定用凹部との結合力を高
めることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。 (実施形態1)本実施形態の電磁継電器を図1乃至図4
に基づいて説明する。尚、基本的な構成は、図12及び
図13に示す電磁継電器と同様であるので、同一の構成
要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0018】可動接点板2は、ばね性を有する導電板か
ら略Z字に形成されており、中央片21の一端縁には接
触片22が垂設され、中央片21の他端縁には接触片2
2と反対方向に外部接続用の端子片23が垂設されてい
る。ここで、接触片22の先端部には図示しない可動接
点が設けられ、ボディ5の溝56に対応する接触片22
の部位には突起25,25が接触片22の幅方向に突設
されている。
【0019】また、ボディ5には各可動接点板2がそれ
ぞれ圧入固定される一対の固定用凹部52,52が設け
られており、固定用凹部52の内壁には、接触片22の
突起25,25が入り込む溝56,56と、接触片22
の幅方向略中央を接触片22の厚み方向に押圧する突部
58とを設けており、固定用凹部52の底には端子片2
3を挿通するための挿通孔57が設けられている。な
お、溝56の端面56aと突部58の先端面との間の寸
法Tは、可動接点板2の厚み寸法tと略等しいか、又
は、可動接点板2の厚み寸法tよりも小さい寸法に形成
されている。
【0020】可動接点板2をボディ5に圧入固定した状
態を図1(a)(b)及び図4に示す。尚、図1(a)
の上側は可動接点板2をボディ5に圧入する前の状態を
示し、図1(a)の下側は可動接点板2をボディ5に圧
入した状態を示している。可動接点板2をボディ5の圧
入用凹部52に圧入する際は、まず可動接点板2の端子
片23を圧入用凹部52の底に設けた挿通孔57に挿通
し、接触片22の両側縁に突設された突起25が溝56
内に入り込むようにして、可動接点板2を圧入用凹部5
2に圧入する。この時、突部58が接触片22の幅方向
略中央に当接して、接触片22の幅方向略中央が突部5
8によって図2中右方向に撓められるので、溝56の端
面56aに接触片22の突起25が押し付けられて可動
接点板2とボディ5との結合力が強固になる。
【0021】このように、突部58が接触片22の幅方
向略中央と当接することにより、溝56の端面56aに
接触片22の突起25が押し付けられ、可動接点板2と
ボディ5との結合力を高めているので、従来の電磁継電
器のように、可動接点板2の一部を折り返して可動接点
板2の板厚を厚くする必要がなく、可動接点板2は略長
尺状に形成されるため、効率良く部材取りを行うことが
でき、可動接点板2の製造コストが安価になる。また、
可動接点板2とボディ5との結合力を高めるために、溝
56の幅寸法を小さくする必要がなく、溝56の幅寸法
A、長さ寸法Bをそれぞれ大きくとることができるの
で、ボディ5を成形するための金型の強度が向上し、金
型の寿命が長寿命になる。
【0022】さらに、溝56の端面56aと突部58の
先端面との間の寸法Tが可動接点板2の厚み寸法t以下
であっても(T≦t)、接触片22が弾性を有している
ので、接触片22を撓ませることによって、可動接点板
2を圧入用凹部52に容易に圧入することができ、可動
接点板2の圧入時に圧入用凹部52の端面が削れてゴミ
が発生することがない。
【0023】ところで、図5に示すように、溝56に入
り込む可動接点板2の部位に、溝56の端面56aと当
接する凸部27を設けても良く、圧入時に突部27が溝
56の端面56aと当接することによって、接触片22
の撓み量が大きくなり、接触片22と溝56との結合力
をさらに高めることができる。 (実施形態2)本実施形態の電磁継電器を図6乃至図1
1に基づいて説明する。
【0024】本実施形態では、実施形態1の電磁継電器
において、接触片22の付け根部分に対応する圧入用凹
部52の底にボディ5を貫通する貫通孔59を設けると
ともに、圧入用凹部52の内壁と接触する中央片21及
び接触片22の部位にリブ28を設けている。なお、電
磁継電器の基本構成は実施形態1と同様であるので、同
一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略
する。
【0025】可動接点板2の圧入時は、まず可動接点板
2の端子片23を圧入用凹部52の底に設けた挿通孔5
7に挿通し、接触片22の両側縁に突設された突起25
が溝56内に入り込むようにして、可動接点板2を圧入
用凹部52に圧入する。この時、突部58が接触片22
の幅方向略中央に当接し、溝56の端面56aに接触片
22の突起25が押し付けられて可動接点板2とボディ
5との結合力が強固になる。そして、固定接点板1及び
可動接点板2がそれぞれボディ5の固定孔51及び圧入
用凹部52に圧入固定された状態(図9)で、ボディ5
の裏面に設けた凹所5aにシール剤7を塗布すると、図
6(b)に示すように、貫通孔59から圧入用凹部52
内に入り込んだシール剤7が、毛細管現象により圧入用
凹部52の内壁とリブ28との間の隙間に導かれて広が
る。このように、リブ28によってシール剤7の流れを
制御し、シール剤7を所望の部位に安定して流し込むこ
とができるので、固定孔51、挿通孔57及び貫通孔5
9が確実に封止されるとともに、可動接点板2がシール
剤7によってより強力に固定され、リブ28を設けたこ
とによる強度アップの効果に加えて、シール剤7の固着
により可動接点板2の強度をさらに高めることができ
る。
【0026】ここで、シール剤7を圧入用凹部52内に
流し込むための貫通孔29は接触片22の付け根付近に
形成されているので、ボディ5裏面の凹所5aから圧入
用凹部52の内壁とリブ28との間の隙間に流れ込むま
でのシール剤7の経路が短くなり、シール剤7の流れを
制御しやすくなっている。ところで、図11(b)に示
すように、接触片22側のリブ28の端部を接触片22
の幅方向に伸ばして、リブ28の形状を略T字状に形成
すれば、シール剤7を接触片22の幅方向にも導くこと
ができ、可動接点板2とボディ5との結合力をさらに高
めることができる。なお、リブ28の形状を上記の形状
に限定する趣旨のものではなく、シール剤7が所望の部
位に流れるような形状にリブ28を形成すれば良い。
【0027】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明は、導電
材料から形成され固定接点が設けられた固定接点板と、
導電材料から形成され固定接点と対向する可動接点が設
けられたばね性を有する可動接点板と、固定接点及び可
動接点を開閉自在に開閉させる電磁石ブロックと、両接
点板及び電磁石ブロックが配設されるボディとを備え、
ボディには可動接点板を圧入固定する固定用凹部が設け
られ、可動接点板の幅方向における両側縁が入り込む溝
と、可動接点板の幅方向略中央と当接する突部とを固定
用凹部の内壁に設けており、可動接点板の圧入時に可動
接点板の幅方向略中央が突部に当たり、可動接点板の両
側縁が溝の端面に押し付けられ、可動接点板とボディと
が強固に結合するので、従来の電磁継電器のように可動
接点板の一部を折り返して可動接点板の板厚を厚くする
必要がなく、効率良く部材取りが行え、可動接点板の製
造コストを低減できるという効果がある。しかも従来の
電磁継電器のように溝の幅寸法を小さくする必要がない
ので、金型の強度を十分に確保することができ、金型の
寿命を伸ばすことができるという効果もある。
【0028】請求項2の発明は、溝内に入り込む可動接
点板の部位に、溝の内壁と接触する凸部を設けているの
で、凸部を溝の内壁と接触させることにより可動接点板
の撓み量を大きくして、可動接点板と圧入用凹部との結
合力をさらに高めることができるという効果がある。請
求項3の発明は、可動接点板と対向する固定用凹部の端
面に、シール剤を流すための貫通孔を設けており、貫通
孔を介して圧入用凹部と可動接点板との間にシール剤を
流し込むことができるので、シール剤の流れる経路が短
くなり、シール剤の流れを容易に制御できるという効果
がある。
【0029】請求項4の発明は、貫通孔に対応する可動
接点板の部位にシール剤を流すためのリブを設けいるの
で、毛細管現象を利用して、固定用凹部の内壁とリブと
の間に形成される隙間によりシール剤を導くことがで
き、請求項4の発明は、貫通孔に対応する可動接点板の
部位にシール剤を流すためのリブを設けているので、リ
ブによって可動接点板の強度を高めることができ、しか
も毛細管現象により固定用凹部の内壁とリブとの間に形
成される隙間にシール剤を導くことができるので、シー
ル剤によって可動接点板の強度をさらに高めることがで
きるとともに、シール剤の所望の部位に安定して流すこ
とができるという効果がある。
【0030】請求項5の発明は、リブの形状が略T字状
であるので、固定用凹部の内壁とリブとの間の隙間に流
れ込むシール剤の量を増やすことができ、可動接点板と
固定用凹部との結合力を高めることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の電磁継電器の可動接点板の取付状
態を示し、(a)はケースを外した状態の一部破断せる
上面図、(b)は要部拡大断面図である。
【図2】同上の可動接点板を示す一部破断せる斜視図で
ある。
【図3】同上のボディを示す一部破断せる斜視図であ
る。
【図4】同上の接点板の取付状態を示す一部省略せる断
面図である。
【図5】同上の別の可動接点板を示す一部省略せる正面
図である。
【図6】実施形態2の電磁継電器の可動接点板の取付状
態を示し、(a)はケースを外した状態の一部破断せる
上面図、(b)は要部拡大断面図である。
【図7】同上の可動接点板を示す一部破断せる斜視図で
ある。
【図8】同上のボディを示す一部破断せる斜視図であ
る。
【図9】同上の接点板の取付状態を示す一部省略せる断
面図である。
【図10】同上のボディの一部省略せる裏面図である。
【図11】(a)(b)は同上の可動接点板の正面図で
ある。
【図12】従来の電磁継電器を示す分解斜視図である。
【図13】同上の電磁継電器を示し、(a)は正面から
みた断面図、(b)は右側からみた断面図である。
【図14】同上の可動接点板を示す一部省略せる斜視図
である。
【図15】同上のボディを示す一部破断せる斜視図であ
る。
【符号の説明】
2 可動接点板 5 ボディ 21 中央片 22 接触片 23 端子片 25 突起 52 圧入用凹部 56 溝 56a 端面 58 突部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電材料から形成され固定接点が設けられ
    た固定接点板と、導電材料から形成され固定接点と対向
    する可動接点が設けられたばね性を有する可動接点板
    と、固定接点及び可動接点を開閉自在に開閉させる電磁
    石ブロックと、両接点板及び電磁石ブロックが配設され
    るボディとを備え、ボディには可動接点板を圧入固定す
    る固定用凹部が設けられ、可動接点板の幅方向における
    両側縁が入り込む溝と、可動接点板の幅方向略中央と当
    接する突部とを固定用凹部の内壁に設けて成ることを特
    徴とする電磁継電器。
  2. 【請求項2】上記溝内に入り込む可動接点板の部位に、
    溝の内壁と接触する凸部を設けたことを特徴とする請求
    項1記載の電磁継電器。
  3. 【請求項3】可動接点板と対向する固定用凹部の端面
    に、シール剤を流すための貫通孔を設けて成ることを特
    徴とする請求項1記載の電磁継電器。
  4. 【請求項4】貫通孔に対応する可動接点板の部位にシー
    ル剤を流すためのリブを設けて成ることを特徴とする請
    求3記載の電磁継電器。
  5. 【請求項5】上記リブの形状が略T字状であることを特
    徴とする請求項4記載の電磁継電器。
JP1364298A 1998-01-27 1998-01-27 電磁継電器 Pending JPH11213838A (ja)

Priority Applications (3)

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