JPH11213034A - 不動産情報管理システム - Google Patents

不動産情報管理システム

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JPH11213034A
JPH11213034A JP1305098A JP1305098A JPH11213034A JP H11213034 A JPH11213034 A JP H11213034A JP 1305098 A JP1305098 A JP 1305098A JP 1305098 A JP1305098 A JP 1305098A JP H11213034 A JPH11213034 A JP H11213034A
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JP
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data
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JP1305098A
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Tetsuo Komura
哲夫 小村
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不動産情報を必要とする物件の不動産図書の
項目がどの程度記載されているかを容易に確認できる不
動産データ検索システムを提供する。 【解決手段】 1はR機関であり、不動産業者2、2、・・から
提供され、宅地建物取引主任者が作成する不動産評価
に、「重要事項の説明」程度の内容を加え、不動産一次
情報として取り込み、所定の鑑定団が一次情報を補足
し、鑑定結果の「不動産図書」をもとにした不動産二次
情報を出力し、不動産一次テ゛ータおよび不動産二次テ゛ータを
不動産統合センターC内部のテ゛ータヘ゛ースDBへ記憶させる。CPU4
は、不動産業社2、2、・・から集積し、不動産テ゛ータヘ゛ースDBに
蓄積されている「不動産図書」を不動産業者2、2、・・と消
費者3、3、・・とへ入出力装置5を介して提供する。6は演
算回路であり「不動産図書」における記入項目のうち充
足されている数を積算し、この積算値を「不動産図書」
全体における項目数で除算して充足率を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不動産データ統合
センタが一元管理している不動産データの物件ごとの売
買に関する情報の充足率を示す不動産情報管理システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、各不動産に対する不動産データ
は、各不動産会社および各官公庁(執行裁判所、住宅金
融債権管理機構、大蔵省財務局、住宅都市整備公団、国
鉄清算事業団、地方自治体住宅供給公社など)からの情
報提供により、各不動産業者および各関係省庁(国土
庁、公正取引委員会、建設省、法務省、大蔵省、自治
省)において、それぞれ独立に管理されている。この場
合、各不動産業者および各関係省庁における不動産デー
タは、各不動産業者および各関係省庁毎における管理項
目が異なっている。そのため、不動産データの分析およ
び評価する際には、不動産に対する権利関係、物件評価
および取引価格等について、非常に専門的な知識が必要
となる。したがって、不動産データの分析および評価
は、一般の消費者や不動産業者にとって難しいものであ
る。そこで、特願平08−324437(不動産管理シ
ステム)に記載されている不動産管理センタにおけるデ
ータ総合管理システムは、所定の地域の不動産データを
一元管理し、不動産の売買に関する分析・評価を簡易に
行えるデータ総合管理システムとして発明されたもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のデータ総合管理
システムにより必要とする物件を売買する場合、一般の
利用者および不動産業者は、不動産評価の基礎となる不
動産図書の項目が全て記載されているかどうかを確認す
る必要がある。すなわち、物件の売買における評価の正
確さは、不動産図書の項目の記載が多ければ多いほど高
くなる。しかしながら、どこまでの項目が記載されてい
れば、売買の検討に値するかの確認は、各項目をチェッ
クしないと確認できな欠点がある。また、不動産物件の
不動産物件の評価において必要となる不動産物件の時系
列的な価格の推移などが調べにくい欠点がある。本発明
はこのような背景の下になされたもので、不動産情報を
必要とする不動産物件の不動産図書の項目がどの程度記
載されているかを容易に項目の充足率としてビジュアル
に確認でき、各不動産データの時系列的な変化を検索で
きる不動産情報管理システムを提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
不動産に関する情報を一元管理する不動産データベース
を有する不動産データ統合センターに設置され、1件の
不動産に対して立地条件等により物件を評価する不動産
に関する不動産情報と、公示等の鑑定に関する鑑定情報
と、登記に関する登記情報と、課税に関する課税情報と
をそれぞれ付与し、前記各情報を検索項目として、不動
産の情報管理を行うようにした不動産情報管理システム
であって、不動産に関する前記各情報を一元管理する前
記不動産データベースへ登録する物件情報登録手段と、
この物件情報登録手段により登録した前記各情報を管理
する物件情報管理手段と、前記不動産データベースに少
なくとも宅地建物取引主任者による重要事項の説明を含
む内容のデータである不動産一次情報を入力する第一の
入力手段と、少なくとも不動産鑑定士、一級建築士、宅
地建物取引主任者、弁護士、司法書士、税理士、土地家
屋調査士を含む一セットの鑑定士グループによる土地評
価の内容を前記不動産データベースに入力する第二の入
力手段と、前記登録手段により登録した前記各情報を管
理する物件情報管理手段と、前記情報におけるデータ記
入項目に必要なデータが書き込まれている前記データ充
足項目の数を積算する積算手段と、前記データ充足項目
の数を前記データ記入項目の全数で除算し、その除算結
果として充足率を出力する除算手段と、前記充足率のデ
ータを該当する不動産毎に対応させて記憶する充足率記
憶手段と、前記各情報および前記充足率を不動産業者お
よび消費者へ提供する提供手段と、前記充足率を画像デ
ータへ変換して前記不動産に対応させて画面表示を行う
表示手段と、前記不動産の売買に関する物件取引情報の
保管および管理を行う保管手段と、不動産業者から所定
の地域内の不動産申込情報を更新する更新手段と、不動
産業者および消費者からの要求により前記不動産データ
ベースにおける前記各情報の検索を行う検索手段と、前
記不動産申込情報および前記物件取引情報を編集する編
集手段と、前記不動産データセンターから不動産業者お
よび消費者へ不動産情報を送信する送信手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0005】請求項2記載の発明は、請求項1記載の不
動産情報管理システムにおいて、前記第一の入力手段
は、不動産の評価に必要な項目についての情報を保有す
る政府、地方公共団体等の団体と、これらの団体が保有
する情報の一部の項目についての保有する不動産業者等
の団体とが存在する第一の施設に設置され、前記第二の
入力手段は、前記不動産業者等の団体から供給された情
報に所定の情報を付加して、前記政府、地方公共団体等
が保有する項目の全てについての情報を不動産二次情報
として出力する、不動産鑑定士、一級建築士、宅地建物
取引主任者、司法書士、土地家屋調査士、税理士、弁護
士の少なくともいずれかから構成されたR機関が存在す
る第二の施設に設置され、前記第一の入力手段と前記第
二の入力手段との間で情報の伝達を行う情報伝達手段を
具備することを特徴とする。
【0006】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の不動産情報管理システムにおいて、前記提
供手段により提供される前記充足率のデータは、この値
に対応してビジュアルに確認可能なカラー階調データを
有する画像データであることを特徴とする。
【0007】請求項4記載の発明は、請求項1ないし請
求項3いずれかに記載の不動産情報管理システムにおい
て、前記不動産データおよび前記充足率のデータが所定
の時間毎に時系列にそれぞれ前記不動産データベースと
前記充足率記憶手段とに記憶されることを特徴とする。
【0008】請求項5記載の発明は、請求項1ないし請
求項4いずれかに記載の不動産情報管理システムにおい
て、前記情報伝達手段における情報伝達の一部が通信衛
星を介して行われることを特徴とする。
【0009】請求項6記載の発明は、請求項1ないし請
求項5いずれかに記載の不動産情報管理システムにおい
て、前記物件情報登録手段が、前記不動産一次情報、前
記不動産二次情報、物件の近隣地価の推移情報および周
辺環境を示す生活情報を前記第二の不動産データベース
へ登録することを特徴とする。
【0010】請求項7記載の発明は、請求項1ないし請
求項6いずれかに記載の不動産情報管理システムにおい
て、前記物件情報管理手段が、前記不動産一次情報、前
記不動産二次情報、物件の近隣地価の推移情報および周
辺環境を示す生活情報を前記第二の不動産データベース
において管理することを特徴とする。
【0011】請求項8記載の発明は、請求項1ないし請
求項7いずれかに記載の不動産情報管理システムにおい
て、前記提供手段が前記不動産一次情報および前記不動
産二次情報を前記第二の不動産データベースから抽出
し、この抽出された不動産物件情報を前記送信手段によ
り、不動産業者および消費者へ転送することを特徴とす
る。
【0012】請求項9記載の発明は、請求項8記載の不
動産情報管理システムにおいて、前記送信手段は、暗号
化し、制御コードが付加されたデータ形式で送信される
ことを特徴とする。
【0013】請求項10記載の発明は、請求項1ないし
請求項9いずれかに記載の不動産情報管理システムにお
いて、前記保管手段が、不動産業者により取引された不
動産物件の取引情報を、各地域の不動産データ統合セン
ターより収集し、保管および管理を行うことを特徴とす
る。
【0014】請求項11記載の発明は、請求項1ないし
請求項10いずれかに記載の不動産情報管理システムに
おいて、前記更新手段が、前記不動産データベース内の
前記不動産業者の物件の購入申し込み情報の更新を行う
ことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形
態による不動産情報管理システムの構成を示すブロック
図である。この図において、1はR機関であり、不動産
業者2、不動産業者2、・・・・から提供され、宅地建物取
引主任者が作成する不動産評価に、有効な売買契約が成
立するために開示する必要のある「重要事項の説明」程
度の内容を加え、不動産一次情報として取り込み、不動
産鑑定士、一級建築士、宅地建物取引主任者、弁護士、
司法書士、税理士、および土地家屋調査士よりなる鑑定
団が一次情報における不足情報を補足し、鑑定した結果
の「不動産図書」をもとにした不動産二次情報を出力
し、不動産一次データおよび不動産二次データを不動産
統合センターC内部のデータベースDBへ記憶させる。
この不動産一次データおよび不動産二次データは、情報
特願平08−324437(不動産管理システム)に記
載されている「不動産図書」に対応する。
【0016】不動産統合センターC内のCPU(中央演
算処理装置)Cは、不動産業社2、2、・・・・から集積
し、不動産データベースDBに蓄積している不動産一次
データおよび不動産二次データである「不動産図書」を
不動産業者2、2、・・・・と消費者3、3、・・・・とへ入出
力装置5を介して提供する。
【0017】4は、CPU(中央処理演算装置)であ
り、不動産一次データおよび不動産二次データの「不動
産図書」に基づき、対応する不動産の物件の評価を行
い、評価結果のデータを不動産データベースDBへ格納
する。また、CPU4は、売買の結果の変更された「不
動産図書」における対応する物件の記載項目のデータの
編集を行う。
【0018】データーベースDBは、全国の不動産物件
の一元管理された不動産のデータが記憶され、「不動産
図書」における対応する不動産のデータと不動産物件毎
の動画、静止画および文字などのデータが記憶されてい
る。
【0019】5は入出力装置であり、不動産データ統合
センターCにおけるCPU4とR機関1、不動産業者
2、2、・・・、消費者3、3、・・・および官公庁Dにおけ
るパーソナルコンピュータ10との間の不動産データの
送受信を行う。図示されていない通信衛星を用いて通信
を行う場合、入力装置5は、送信される物件データを暗
号化して制御コードを付加した後に送信される。
【0020】6は演算回路であり、不動産一次データお
よび不動産二次データである「不動産図書」における記
入項目のうち充足されている数を積算し、この積算値を
「不動産図書」全体における項目数で除算して充足率を
求める。所定の時間周期(たとえば一ヶ月など)毎に、
求められた充足率は、CPU4により時系列的に不動産
データベースDBへ書き込まれる。
【0021】7は認証部であり、不動産データベースD
Bにアクセスする不動産業者2、2、・・・、および消費
者3、3、・・・のアクセス権限をパーソナルコンピュー
タ10から送られてくる識別データにより確認する。す
なわち、認証部7は、検索者が不動産情報のアクセス毎
にこの検索者の識別番号の認証を行い、不動産データベ
ースDBに対する不動産情報の検索において、物件探索
時、売買契約時および物件保有時における検索可能(入
手可能)な情報を制限する。
【0022】たとえば、不動産業者2および買い手の消
費者3は、物件探索時において限定された「不動産情
報」、たとえば、「税制関係の情報」、「登記関係の情
報」および「評価関係の情報」を除いた「不動産情報」
が不動産データベースDBから検索可能である。 一
方、物件を所有している消費者3は、売買契約時および
物件保有時において、所有している物件のみ全ての「不
動産情報」、たとえば、「税制関係の情報」、「登記関
係の情報」および「評価関係の情報」を含んだ「不動産
情報」が不動産データベースDBから検索可能である。
さらに、行政機関(大蔵省、建設省、国土庁、法務省、
国税庁、自治省および公正取引委員会など)は、常に不
動産データベースDBに記憶されている全ての「不動産
情報」の検索が可能である。
【0023】10はパーソナルコンピュータであり、不
動産業者2、2、・・・、および消費者3、3、・・・に設け
られており、不動産データ統合センターCとの不動産デ
ータおよび検索要求データの授受を行う。また、パーソ
ナルコンピュータ10は、カードリーダ10aに差し込
まれた使用者を認識する識別データの書き込まれたカー
ド媒体(たとえばICカード、ICメモリなど)からこ
の識別データを読み出し、読み出した識別データを不動
産データ統合センターCへ検索要求データとともに送信
する。
【0024】次に、図2を参照してパーソナルコンピュ
ータ10について説明する。図2は、パーソナルコンピ
ュータ10の構成を示すブロック図である。カードリー
ダ10aは、カード媒体に記憶されている識別データを
読み出し、パーソナルコンピュータ本体10bへ読み出
したこの識別データを出力する。パーソナルコンピュー
タ本体10bは、図に示さないCPU、記憶部(ROM
(Read onlyMemory)、RAM(Ran
dom Access Memory)、ハードディス
ク、フロッピィディスク)および論理回路などで構成さ
れ、パーソナルコンピュータ10のシステム全体の制御
を行う。
【0025】10cはキーボードであり、パーソナルコ
ンピュータ本体10bへ操作者(不動産業者2および消
費者3)の押したキーに対応したデータをパーソナルコ
ンピュータ本体10bへ出力する。11はCRT(Ca
thode Ray Tube)であり、表示画面11
aにパーソナルコンピュータ本体10bから入力される
画像データ(カラーの静止画像データとカラーの動画像
データとを含む)および文字データを表示する。10d
はポインティングデバイスの1種のマウスであり、表示
画面11a上の座標データを読みとり、パーソナルコン
ピュータ本体10bへこの座標データを出力する。以
下、この座標データを読みとるために表示画面11a上
の特定位置をマウス10dに設けられているボタンを押
し、所定の表示画面11a上における位置の座標データ
を得ることを「領域をクリックする」または「位置をク
リックする」と示す。
【0026】次に、図1および図2を参照して上記一実
施形態の動作を説明する。まず、不動産データ統合セン
ターCは、指定地域にある物件の不動産一次データおよ
び不動産二次データをCPU4により、不動産データベ
ースDBへ登録する。ここで、所定の地域の不動産物件
の間取り図などの白黒またはカラーの静止画像データお
よび指定した不動産物件の周辺環境などを説明する動画
像データが各種データとともに、不動産データベースD
Bへ登録される。ここで、これらのデータは、表示画面
11a上の座標データにも対応して登録されている。
【0027】また、不動産データ統合センターCのCP
U4は、同様に時系列的な近隣地価推移情報および生活
情報の静止画像データおよび動画像データを不動産業者
等から集め、不動産データベースDBへ蓄積する。そし
て、CPU4は、不動産データベースDBへ蓄積された
動画像データ、静止画像データおよび文字データにより
構成されている不動産一次データ、不動産二次データ、
近隣地価推移情報および生活情報等の物件データの一元
管理を行う。
【0028】また、CPU4は、不動産データベースD
Bに記憶されている不動産物件のデータを不動産業者
2、2、・・・・および消費者3、3、・・・・へ、図には示さ
れていないが、専用回線または通信衛星を用いて送信す
る。ここで、通信衛星で通信を行う場合、送信される物
件データは、暗号化され、制御コードを付加され、不動
産業者または消費者へ送信される。
【0029】たとえば、消費者3は、所有しているパー
ソナルコンピュータ10により家の買い換えのためにあ
る不動産物件の情報の検索を不動産統合センターCへ要
求する。このとき、消費者3は、不動産業者2などから
供給される識別データが書き込まれている個人認証用カ
ードをカードリーダ10aへ挿入する。これにより、カ
ードリーダ10aは、個人認証用カードから識別データ
を読み出し、パーソナルコンピュータ10へこの識別デ
ータを出力する。この結果、パーソナルコンピュータ1
0は、検索要求データと個人認証カードに記憶されてい
た識別データとを一つのデータの組として不動産統合セ
ンタCへ送信する。
【0030】これにより、CPU4は、入出力装置5を
介して送られてきた識別データの確認を認証部7におい
て行い、どこまでの不動産に関するデータが検索可能
(もしくは検索許可が与えられる)であるかを示すアク
セス権限の確認を行う。この結果に基づき、CPU4
は、消費者3から検索要求データにより要求された不動
産物件の不動産一次データおよび不動産二次データを不
動産データベースDBにおいて検索する。
【0031】そして、CPU4は、消費者3から要求さ
れた不動産物件の不動産一次データおよび不動産二次デ
ータの中から識別データに基づき認証部7が判断した開
示可能な不動産データを入出力装置5を介して消費者3
のパーソナルコンピュータ10へ送信する。その際、C
PU4は、演算回路6により不動産一次データおよび不
動産二次データの記入項目の項目数のうちどの程度が記
入されているかの積算の処理を行う。
【0032】次に、CPU4は、演算回路6により記入
されている記入項目の数を不動産一次データおよび不動
産二次データの記入する全記入項目数で除算し、記入デ
ータの記入項目数における不動産情報の充足率を求め
る。CPU4は、この求められた充足率の値に基づき、
充足率の値に対応するビジュアルな画像データおよび文
字データを不動産データベースDBから検索する。
【0033】そして、CPU4は、この検索要求された
不動産物件の充足率を示す画像データおよび文字データ
を不動産一次データと不動産二次データとともに消費者
3のパーソナルコンピュータ10へ入出力装置5を介し
て送信する。
【0034】そして、この画像データは、不動産一次デ
ータと不動産二次データとともにパーソナルコンピュー
タ10の表示画面11aに表示される。これにより、消
費者3は、パーソナルコンピュータ10のCRT11の
画面11a(図2参照)において、不動産統合センター
Cへ要求した物件の不動産一次データおよび不動産二次
データの確認を行うことができる。
【0035】要求した不動産データの項目の記入充足率
により、図2に示す様にパーソナルコンピュータのCR
T11の画面11aの所定の座標位置に、たとえばCR
T11の画面11aの左上の表示領域12に充足率を示
す画像データが表示される。このとき、充足率の値の文
字データとしての「%」表示を画像データの近傍に表示
させても良い。
【0036】図2の表示領域12に示される画像データ
は、たとえば図3に示す構成となっている。表示領域2
1には、たとえば電池の形状の図形データが示され、電
池の図形データ内部に不動産データの項目の記入充足率
の「%」の値が文字データにより示されている。また、
ビジュアル的に不動産データの項目の記入充足率が確認
できるように、この充足率の値が色で示されている。す
なわち、電池の図形が「青色」で示されており、充足さ
れた割合に応じて「青色」の領域が「赤色」に変化し
て、「青色」と「赤色」との領域の面積比により充足率
が確認できるようになっている。
【0037】また、領域21の下の領域22には、充足
率の度合いを示す「%」表示の「目盛り」が示されてい
る。この「目盛り」は、領域21に示される電池の図形
の色の変化した領域の境界、すなわち「青色」と「赤
色」との境目によりアナログ的に不動産データの記入項
目に対する充足率を確認できるように設けられている。
さらに、この「%」表示の「目盛り」は、領域23に示
される不動産物件の物件購入を行う判定が「判定不可」
および「判定可能」のいずれかであるかの認定にも使用
される。
【0038】領域23に示される図形は、現在検索され
ている不動産物件に対応する、不動産データの項目の記
入充足率に基づき求められる売買の評価が可能かどうか
における判定の認定度が「判定不可」および「判定可
能」のいずれかの状態であるかを示している。この認定
度の表示においては、「判定不可」および「判定可能」
の境界が明確に分離されておらず、たとえば「赤色」か
ら「青色」まで色が徐々に変化して表示される。
【0039】ここで、たとえば「赤色」の領域が判定可
能な領域、すなわち領域22に表示されている「目盛
り」における「50%」以上の領域に達した場合、現在
検索指定された不動産データの売買における判定がある
程度可能であることを示している。また、「判定不可」
および「判定可能」の境界が明確に分離されないのは、
充足している不動産データの項目の種類および不動産自
体によっても判定の程度が変化するため、わざとあやふ
やな表示方法を用いているためである。
【0040】さらに、領域24には、「物件所在地」と
して検索指定している不動産の住所および不動産データ
ベースDBにおける「管理番号」が示されている。そし
て、不動産業者2、2、・・・・および消費者3、3、・・・・
には、原則として「50%」以上の充足率を有している
不動産物件でなければ、CPU4がこの不動産物件に対
応する不動産データの開示しないように制御する。
【0041】すなわち、たとえば充足率が50%以下程
度であれば、物件購入の検討に不十分な情報量であるた
め、対応する不動産物件は、消費者3、3、・・・および
不動産業者2、2、・・・に売り出すことが不可能であ
り、記入項目が充足するまでしばらくの間不動産情報
を、消費者3、3、・・・および不動産業者2、2、・・・提
示することができない。
【0042】また、充足率が60%以下の場合、対応す
る物件は、消費者3、3、・・・および不動産業者2、
2、・・・に売り出すことが不可能である。また、この不
動産物件の不動産データは、記入項目が売買可能な充足
率の値に充足するまでかなりの時間を必要とし、このた
め、売買に必要となる十分な不動産情報を消費者3へ提
示することができない。
【0043】このように、検索要求した不動産物件の不
動産情報に関する記入項目におけるデータの充足率は、
細かく各項目が確認されなくとも、表示画面11a上に
おいて画像データによりビジュアルに認識される。すな
わち、消費者3は、興味を持った不動産物件の情報がど
の程度にまとめられているか、すなわち不動産物件が売
買可能であるかどうかを即座にパーソナルコンピュータ
10の表示画面11a上においてビジュアルに確認する
ことが可能である。
【0044】また、前述された認定度は、不動産物件の
売買の判定の正確度を示しているため、不動産業者2、
2、・・・・および消費者3、3、・・・・は、この認定度に応
じて不動産物件の売買の判定の正確さの幅を認識して取
引を行うこととなる。
【0045】また、不動産業者2、2、・・・および消費
者3、3、・・・と不動産統合センターCとの間のデータ
伝送においては、不動産業者2、2、・・・および消費者
3、3、・・・と不動産統合センターCとの間のデータ伝
送のやりとりを行うデータを暗号化し、さらに、このデ
ータ電送において通信衛星が用いられた通信を行うこと
も可能である。
【0046】次に、不動産業者2、2、・・・・および消費
者3、3、・・・・の不動産統合センターCにおける検索可
能事項として、日本各地において所定の期間毎(たとえ
ば1年間)に調査されて不動産データベースDBに時系
列に記憶されている不動産データに基づき作成された地
価推移のデータがある。たとえば、図4、図5および図
6に示すように、1年毎に作成された地価のデータが
は、パーソナルコンピュータ10の表示画面11aに表
示される。
【0047】ここで、図4は、「昭和62年」の不動産
物件の地価水準を示す画像データである。また、図5
は、「平成3年」の不動産物件の地価水準を示す画像デ
ータである。さらに、図6は、「平成8年」の不動産別
件の地価水準を示す画像データである。これらの各図が
示す年の間の年(昭和63年〜平成2年、平成4年〜平
成7年)の不動産物件の地価水準を示す画像データは、
図4、図5および図6と同様な表示なので省略する。
【0048】これらの図の説明を図4を用いて説明す
る。表示領域31には、地価水準を求めた年、ここでは
「昭和62年」の表示が行われている。また、表示領域
32には、地価水準の所定の金額の範囲を互いに異なる
表示色で示した「首都圏」における不動産物件の地価水
準を示す画像データが表示される。たとえば、この表示
領域32の画像データにおいて、所定の地域が、この地
域内の不動産の平均化された地価に対応する色で塗りつ
ぶされている。
【0049】そして、領域33には、表示領域32に示
されている画像データにおける所定の地域の表示されて
いる色が地価水準のどの金額範囲に対応するかを示した
画像データおよび文字データが表示されている。ここ
で、たとえば、3.3m2当たりの地価と色と対応関係
は、表示領域33の上部から順に「臙脂」の塗りつぶし
表示が「300万円以上」、「赤」の塗りつぶし表示が
「250万円〜300万円未満」、「桃色」の塗りつぶ
し表示が「200万円〜250万円未満」、「黄色」の
塗りつぶし表示が「150万円〜200万円未満」、
「黄緑」の塗りつぶし表示が「100万円〜150万円
未満」、「緑色」の塗りつぶし表示が「70万円〜10
0万円未満」、「紺色」の塗りつぶし表示が「50万円
〜70万円未満」、「濃紺」の塗りつぶし表示が「30
万円〜50万円未満」、「焦げ茶色」の塗りつぶし表示
が「30万円未満」と表示されている。
【0050】これにより、不動産業者2、2、・・・・およ
び消費者3、3、・・・・は、自分が検索を希望している不
動産物件が所定の地域(ここでは首都圏)において、ど
の価格帯に位置するかがビジュアルに確認することがで
きる。また、同時に、不動産業者2、2、・・・・および消
費者3、3、・・・・は、どの辺の地域の不動産物件であれ
ば、自分の売買の対象となる金額範囲であるか表示画面
11a上において研究することができる。
【0051】そして、検索したい不動産物件の評価のた
め、地価水準の時系列的な変化を確認したい場合、不動
産業者2、2、・・・・および消費者3、3、・・・・は、パー
ソナルコンピュータ10のキーボード10cによるデー
タ入力などにより対応する不動産物件の「土地価格の推
移」の画像データをパーソナルコンピュータ10の表示
画面に表示させる。そして、不動産業者2、2、・・・・お
よび消費者3、3、・・・・は、パーソナルコンピュータ1
0のキーボード10cから知りたい年代の範囲の年代を
示す文字データを入力する。
【0052】たとえば、現在が「平成9年1月1日」で
あるとして、消費者3、3、・・・・が、パーソナルコンピ
ュータ10のキーボードから「昭和58年」〜「平成9
年」の「年代」範囲の数値データを入力したとする。こ
れにより、パーソナルコンピュータ10の表示画面11
aには、図7に示す横軸が「年代」が「昭和58年」〜
「平成9年」、縦軸が「千円/坪」の要求した不動産物
件に対応する「地価データ」を示す「土地価格の推移」
の「棒グラフ」の画像データが不動産データベースDB
から読み出され表示される。
【0053】表示領域41には、現在検索している不動
産物件の「住所」のデータおよび「地積」のデータが表
示される。表示領域42には、横軸の「年代」データが
表示され、表示領域43には、縦軸の「千円/坪」単位
の「地価データ」が表示される。そして、表示領域44
には、選択された「年代」データの範囲において、最高
の「地価データ」を有する年代を指し示す「地価ピー
ク」の画像データが表示される。また、表示領域45に
は、「バブル期」以前の地価であることを示す「バブル
前」の画像データが表示される。
【0054】さらに、表示領域46には、現在の地価デ
ータが調査された日付けである「H9.1.1時点」が表
示される。また、表示領域47a、表示領域47b、表
示領域47c、表示領域47d、表示領域47e、表示
領域47e、表示領域47fおよび表示領域47gに
は、表示された年代における「地価データ」の文字デー
タが表示される。
【0055】そして、表示領域48には、CPU4が
「地価ピーク」の「地価データ」により、現在の「地価
データ」を除算することにより求められた大体の演算結
果が表示される。すなわち、「平成9年」における「地
価データ」の「4,463(千円/坪)」を「平成2
年」における「地価データ」の「28,669(千円/
坪)」により除算すると、演算結果は、約「1/6」と
求められる。
【0056】したがって、不動産業者2、2、・・・・およ
び消費者3、3、・・・・は、この「土地推移」における
「地価データ」を確認することにより、検索している不
動産の時系列的な価格推移が明確にわかる。この結果、
不動産業者2、2、・・・・および消費者3、3、・・・・は、
パーソナルコンピュータ10の表示画面11a上におい
て、不動産物件の売買の時間的なタイミングの検討を行
う。
【0057】次に、不動産業者2、2、・・・・および消費
者3、3、・・・・が検索可能な他の不動産物件の情報とし
て、図8に示す関東財務局が公示する「国有財産の定価
売払」の情報の表示画面の説明を行う。この画像データ
は、CPU4が不動産データベースDBから読み出し、
検索要求した不動産業者2または消費者3のパーソナル
コンピュータ10へ送信され、パーソナルコンピュータ
10の図に示さないメモリに展開されて表示画面11a
に表示される(図2参照)。
【0058】図8における表示領域50に示す東京23
区の売却可能な国有財産の不動産物件は、表示領域51
において「用途地域」として「商業・近隣商業」、「準
工業・住居」および「1種住居 2種住居」の3種類に
区別され、それぞれお互いに異なった色で塗りつぶされ
た「丸印」により、表示画面11aに表示された対応す
る地域の地図データにおける不動産物件の座標データに
1対1に対応した表示画面11a上の座標に判別し易く
表示されている。不動産データベースDBにおいて、不
動産物件のデータは、地図上の座標データにおいて特定
できるように座標データの項目を含んだデータグループ
として記憶されている。
【0059】また、表示画面11aにおける表示領域5
0には、前記3種類の「用途地域」に用いられた色と異
なる色により塗りつぶされた「丸印」により「主要駅」
が地図データの座標データに対応する表示画面上の座標
に表示され、不動産物件の位置が特定されやすく工夫さ
れている。
【0060】たとえば、「商業・近隣商業」は、「赤
色」の塗りつぶしの「丸印」、「準工業・住居」は、
「茶色」の塗りつぶしの「丸印」、そして、「1種住居
2種住居」は、「緑色」の塗りつぶしの「丸印」で表
現されて、表示されている。そして、「主要駅」は、
「黄色」の塗りつぶしの「丸印」で表現されて、表示さ
れている。
【0061】また、表示領域51には、「商業・近隣商
業」、「準工業・住居」および「1種住居 2種住居」
の「用途地域」毎に「売払物件数」とこの「売払物件」
の「平均坪単価」が示されている。さらに、表示領域に
示されている円52は、「東京駅」を中心とした距離を
示しており、都心部(東京駅)からの「国有財産の定価
売払」に対応する各不動産物件までの直線距離が判るよ
うになっている。
【0062】また、特定の鉄道沿線毎の「国有財産の定
価売払」の各不動産物件の表示をさせることもできる。
たとえば、図9の表示領域53には、「中央線沿線」に
おける「国有財産の定価売払」の各不動産物件の「平均
坪単価」が地図データ上の不動産物件の座標データに対
応して表示されている。さらに、「中央線」における主
要駅の「東京駅」からの距離およびその主要駅周辺の
「国有財産の定価売払」の各不動産物件の「平均坪単
価」は、地図データ上の「中央線」の各駅の座標データ
に対応して、表示画面上の対応する座標に表示されてい
る。すなわち、これらの「平均坪単価」のデータは、
「中央線」の各駅の座標データに対応して不動産データ
ベースDBに記憶されている。
【0063】たとえば、表示領域53aには、「0km
→東京駅」、「平均坪単価」および「5,410千円/
坪」が表示されている。ここで、「0km→東京駅」
は、「東京駅」から「0km」の範囲内にあることを示
しており、すなわち「東京駅」近辺の範囲の「国有財産
の定価売払」の不動産物件を示している。そして、「平
均坪単価」および「5,410千円/坪」の表示は、前
述の「東京駅」から「0km」の範囲内の不動産物件の
「平均坪単価」が「5,410千円/坪」であることを
示している。
【0064】同様に、表示領域53bには、「10km
→中野駅」、「平均坪単価」および「1,550千円/
坪」が表示されている。ここで、「10km→中野駅」
は、「中野駅」が「東京駅」から「10km」の範囲内
にあり、「中野駅」近辺にある「国有財産の定価売払」
の各不動産物件を示している。そして、「平均坪単価」
および「1,550千円/坪」の表示は、「中野駅」近
辺にある「国有財産の定価売払」の各不動産物件の「平
均坪単価」が「1,550千円/坪」であることを示し
ている。
【0065】また、表示領域53cには、「20km→
三鷹駅」、「平均坪単価」および「1,310千円/
坪」が表示されている。ここで、「20km→三鷹駅」
は、「三鷹駅」が「東京駅」から「20km」の範囲内
にあり、「三鷹」駅近辺にある「国有財産の定価売払」
の各不動産物件を示している。そして、「平均坪単価」
および「1,310千円/坪」の表示は、「三鷹駅」近
辺にある「国有財産の定価売払」の各不動産物件の「平
均坪単価」が「1,310千円/坪」であることを示し
ている。
【0066】さらに、表示領域53dには、「30km
→国立駅」、「平均坪単価」および「1,110千円/
坪」が表示されている。ここで、「30km→国立駅」
は、「国立駅」が「東京駅」から「30km」の範囲内
にあり、「国立駅」近辺にある「国有財産の定価売払」
の各不動産物件を示している。そして、「平均坪単価」
および「1,110千円/坪」の表示は、「国立駅」近
辺にある「国有財産の定価売払」の各不動産物件の「平
均坪単価」が「1,110千円/坪」であることを示し
ている。
【0067】次に、東京23区における特定の区の「国
有財産の定価売払」の各不動産物件を参照する表示画面
の説明を行う。表示領域60には、東京23区の概念図
が各々の区が判別できる所定の大きさに地図データの座
標データに対応した表示画面11aの座標へ表示されて
いる。表示領域60の上部にある表示領域61に示され
た「三角印」と表示領域62に示された「三角印」と
は、表示領域63に表示される東京23区のなかの検索
する区を選択するために用いられる
【0068】すなわち、現在、表示領域63の領域63
aには「中央区」、領域63bには「新宿区」、領域6
3cには「港区」、領域63dには「文京区」、領域6
3eには「台東区」がおのおの表示されている。そし
て、たとえば、表示領域61に示す「三角印」をマウス
10dによりクリックすると、表示領域63に表示され
ている領域63a、領域63b、領域63c、領域63
dおよび領域63eは、左にシフトし、新たな領域が右
端から表示され始める。
【0069】また、表示領域62に示す「三角印」をマ
ウス10dによりクリックすると、表示領域63に表示
されている領域63a、領域63b、領域63c、領域
63dおよび領域63eは、右にシフトし、新たな領域
が左端から表示され始める。そして、領域63cをマウ
ス10dによりクリックすることにより、図10に示す
ように、領域63cの「港区」の表示の色が選択されて
いない他の領域の区の表示と異なった色に変化する。
【0070】これと同時に、東京23区の表示において
「港区」が表示領域60の中心座標に表示される。そし
て、表示領域64には、「港区(16件)」と表示され
る。この「港区(16件)」は、「港区」に「国有財産
の定価売払」の不動産物件が「16件」あることを示し
ている。
【0071】表示領域60に示す東京23区の売却可能
な「国有財産の定価売払」の不動産物件は、表示領域6
5において「用途地域」として「商業・近隣商業」、
「準工業・住居」および「1種住居 2種住居」の3種
類に区別され、それぞれ異なった色で塗りつぶされた
「丸印」により地図データの座標データに対応する表示
画面11a上の座標に判別し易く表示されている。
【0072】たとえば、「商業・近隣商業」は、「赤
色」の塗りつぶしの「丸印」、「準工業・住居」は、
「茶色」の塗りつぶしの「丸印」、そして、「1種住居
2種住居」は、「緑色」の塗りつぶしの「丸印」で表
現されて、表示画面11aに表示されている。これによ
り、不動産業者2および消費者3は、「港区」内にある
「国有財産の定価売払」の不動産物件が区のどの地域に
あり、どの程度の価格帯であるかがビジュアルに確認す
る事ができる。
【0073】また、表示領域65には、各「用途地域」
と「用途地域」が表示領域60に表示される色との関係
が示されている。さらに、表示領域65には、各「用途
地域」別の「国有財産の定価売払」の不動産物件の「売
払物件数」とその不動産物件の「平均坪単価」とが表示
される。
【0074】たとえば、「商業・近隣商業」の区分の不
動産物件は、「13件」あり、その「平均坪単価」が
「5,236千円/坪」であることが表示されている。
また、「準工業・住居」の区分の不動産物件は、「3
件」あり、その「平均坪単価」が「1,568千円/
坪」であることが表示されている。さらに、「1種住居
2種住居」の区分の不動産物件は、「0件」あること
が表示されている。そして、「合計」として、「港区」
全体の「国有財産の定価売払」の不動産物件数が「16
件」あり、その「平均坪単価」が「4,548千円/
坪」であることが表示されている。
【0075】また、不動産物件の正確な情報を知りたい
場合、表示画面11a上の表示領域60上の塗りつぶさ
れた「丸印」をマウス10dでクリックすることによ
り、クリックされた地図データ上の地点の座標に対応す
る表示画面11a上の座標データがパーソナルコンピュ
ータ10へ読み込まれる。そして、表示画面11aに
は、この読み込まれた座標データに基づき、地図データ
上の座標データに対応する不動産物件の所在地が不動産
データベースDBにおいてCPU4により検索され、パ
ーソナルコンピュータ10へ転送されて、表示される。
たとえば、領域66aには「霞ヶ関」の文字データが表
示され、領域66bには「麻布十番 三物件」が表示さ
れる。
【0076】次に、領域66bをマウス10dによりク
リックすると、表示画面11aには、表示画面11a上
のクリックされた座標データに対応して、図11の表示
領域70に示す「売り物件情報」の画像データが不動産
データベースDBから呼び出されて表示される。これが
図10の領域66bに示された「麻布十番 三物件」の
地図データの座標データに対応して不動産データベース
DBに記憶されている「国有財産の定価売払」の不動産
物件の「3物件」である。
【0077】そして、たとえば、「1 東京都港区麻布
十番2丁目18(地積247坪)」と表示画面11a上
に表示された表示領域71をマウス10dによりクリッ
クすると、表示画面11aには、図12に示すように表
意領域11aの座標データに対応する地図データ上の座
標データに対応する不動産物件の充足率の値の表示およ
び「不動産図書」の内容を示す画像データおよび文字デ
ータが表示領域80に表示される。
【0078】ここで表示領域12に表示される「電池」
および「目盛り」の画像データは、図2および図3で説
明した表示領域12の「電池」および「目盛り」の画像
データと同一であるので説明を省略する。表示領域81
には、「物件所在地」として図11においてマウス10
dによりクリックした「1 東京都港区麻布十番2丁目
18(地積247坪)」に対応する文字データとして
「物件所在地:東京都港区麻布十番2丁目18 管理番
号30」が表示される。
【0079】また、表示領域82には、「1.不動産関
係図書」、表示領域83には「2、鑑定図書」、表示領
域84には「3、権利関係に関する情報」、表示領域8
5には「4、課税に関する情報」が表示される。たとえ
ば、購入者でない不動産業者2、2、……および消費者
3、3、……であれば、「1.不動産図書」の限定され
た項目の検索しか認証部7(図1参照)に許可されな
い。購入者でない消費者3、3、……が検索した場合、
他の「2.鑑定図書」、「3.権利関係に関する情報」
および「4.課税に関する情報」に関しては、検索が認
証部7(図1参照)における識別」データの開示範囲の
識別処理により拒否される。
【0080】次に、購入者である不動産業者2、2、…
…および消費者3、3、……の検索可能な情報(不動産
データ統合センターCが検索要求に対して提供する情
報)の項目は、購入した不動産物件に対応する「案内
図、位置図、公図」、「動画による現況の映像情報」お
よび「都市計画図 用途地域、容積率、都市計画道路、
道路幅員」より構成される「不動産情報」と、「税制一
覧、平成9年度(各年度毎に改正される)路線価図」の
「税制」と、「登記一覧、境界確定並びに地積測量図」
の「登記」と、「取引事例比較法による比準価格の算定
内容、比較事例の位置図」、「収益還元法による収益価
格の算定内容」および「RTS(不動産管理システム)
による評価、RTSが摘出した問題点」より構成される
「評価」と、「当該地での建物概観予想図−3タイ
プ」、「配置図、断面図、立面図、基準階平面図−3タ
イプ」、「事業計画総括表−3タイプ」、「土地価格の
推移」および「RTS価格一覧」より形成される「事業
計画シミュレーション」とである。
【0081】たとえば、購入者である不動産業者2また
は消費者3が上述した「東京都港区麻布十番2丁目1
8」の不動産物件をRTSの画面により参照すると、図
13に示す画像データが表示される。表示領域91に
は、「東京都港区麻布十番2丁目18」の不動産物件が
「商業地域」であるとして、「当該物件は、総額5億円
以上の商業地域の物件である。」の文字列が表示されて
いる。また、表示領域92には、「買い手の対象として
(想定)」の文字データの下に「想定される対象は、下
記3種類」として「個人投資家」、「機関投資家」およ
び「デベロッパー」が表示されている。
【0082】そして、たとえば、消費者3が「東京都港
区麻布十番2丁目18」の不動産物件の「不動産図書」
をパーソナルコンピュータ10から不動産データ統合セ
ンターC(図1参照)へ検索要求すると、対応する不動
産物件の「不動産図書」における各不動産物件のデータ
は、不動産データ統合センターCからパーソナルコンピ
ュータ10へ送信されてくる。
【0083】そして、表示画面11aには、送られてき
た画像データが図14に示すように表示される。この
「不動産図書」の表紙には、「不動産図書」の文字デー
タおよび検索要求された不動産物件を示すための住所表
示の文字データ、たとえば「東京都〇〇区△△丁目××
番地」と示された文字データが表示される。そして、表
示領域95をマウス10dによりクリックすると、表示
画面11aには、図14に示す表示画面11a上の座標
データに対応する図15に示す画像データが表示され
る。
【0084】この15図の表示領域100には、「不動
産図書」の表紙を開いたイメージの画像データが表示さ
れる。表示領域101aには、目次のイメージで「不動
産情報」の文字データが表示される。同様に、表示領域
101bには、目次のイメージで「税制」の文字データ
が表示される。また、表示領域101cには、目次のイ
メージで「登記」の文字データが表示される。さらに、
表示領域101dには、目次のイメージで「評価」の文
字データが表示される。
【0085】そして、表示領域102aには、「不動産
情報」のデータの内容の概略として、「物件及びその周
辺状況等の詳細な説明」の文字データが表示される。ま
た、表示領域102bには、「税制」のデータの内容の
概略として、「物件の購入時、保有時、売却時、相続時
に課せられる税金に関する情報」の文字データが表示さ
れる。さらに、表示領域102cには、「登記」のデー
タの内容の概略として、「当該物件に関する登記の情
報」の文字データが表示される。また、表示領域102
dには、「評価」のデータの内容の概略として、「鑑定
評価及び上記図書内容に基いた評価」の文字データが表
示される。
【0086】この「不動産図書」を検索するとき、消費
者3は認証カードをカードリーダ10aへ挿入し、キー
ボード10cにより検索要求処理を行うことにより不動
産データ統合センターCへ検索要求データを送信する。
このとき、パーソナルコンピュータ10は、認証カード
に記憶されている識別データを読み出し、この読み出し
た識別データを検索要求のデータとともに不動産データ
統合センターCへ送信する。認証部7は、検索要求のデ
ータとともに入力されたこの識別データを不動産データ
ベースDBに登録されている識別データと照合して、ど
の程度の情報の開示が可能かを識別する。
【0087】現在、消費者3が購入した不動産物件の検
索しているとすると、購入した不動産物件の「不動産図
書」の内容は、消費者3が付与された認識カードに書き
込まれている識別データが認証部7により判断され、消
費者3の検索要求に対して全てのデータが開示される。
そして、「不動産情報」の文字データが表示されている
表示領域101aをマウス10dによりクリックする
と、このクリックされた座標データに対応する図16に
示す画像データが表示画面11aに表示される(図2参
照)。
【0088】表示領域110には、現在、開いている画
面が「不動産情報」に関するものであることを示すた
め、「不動産情報」の文字データが表示されている。ま
た、表示領域111aには、不動産物件を説明するため
の画像情報を意味する「映像情報」の文字データが表示
される。そして、これと隣接した表示領域111bおよ
び表示領域111cには、それぞれ動画像データを示す
ビデオテープの画像データと静止画像データを示す写真
の画像データが表示される。
【0089】ここで、表示領域111bをマウス10d
によりクリックすると、クリックされた座標データに対
応する「麻布十番」の不動産物件の説明を行う動画像デ
ータが不動産データベースDBから読みだされ、表示画
面11aに表示される。ここで表示されている図16の
画像データが「東京都港区麻布十番2丁目18」の不動
産物件に対応しているため、表示画面11a上の各表示
領域の座標データは、「東京都港区麻布十番2丁目1
8」の不動産物件の各データに関連づけられている。ま
た、表示領域動111cをマウス10dによりクリック
すると、不動産物件の説明を行う静止画像データが表示
画面11aに表示される。これにより、消費者3は、こ
こで検索を行った不動産物件の概要を現地へ実際に見学
に行かずに検討すできる。
【0090】また、表示領域113aには、検索されて
いる不動産物件の位置を正確に示す地図」データを示す
「地図情報」の文字データが表示される。この、表示領
域112aに隣接した表示領域112bには、「地図情
報」をイメージした地図の画像データが表示される。こ
こで、表示画面11aにおける表示領域112bをマウ
ス10dによりクリックすると、クリックされた座標デ
ータに対応する検索されている不動産物件の周辺の地図
データが表示画面11aに表示される。
【0091】また、表示領域113aには、検索されて
いる不動産物件の概要説明を行うことを示す「文字情
報」の文字データが表示されている。これと隣接する表
示領域113bには、検索されている不動産物件の「・
住居表示:東京都港区麻布十番2丁目18」、「・地
番:東京都港区麻布十番2丁目18番1他5筆」、「・
交通:地下鉄日比谷線「広尾駅」16分」、「・地目:
宅地」および「・土地形状:不整形地」の文字データが
表示される。
【0092】そして、表示領域112bをマウス10d
によりクリックすると、表示画面11aの座標データに
対応する図17に示す「東京都港区麻布十番2丁目1
8」の不動産物件に対応する画像データが表示される。
ここで、表示領域120には、表示されている不動産物
件であることを明確に示すため、「東京都港区麻布十番
2丁目18」の不動産物件である「「麻布十番」一帯に
関する位置情報の表示」の文字データが表示される。そ
して、位置情報の表示種類として、表示領域121には
「案内図」の文字データが表示され、また、表示領域1
22には「位置図」の文字データが表示され、さらに、
表示領域123には「公図」の文字データが表示され
る。
【0093】また、表示領域124には、「*物件所在
を地図上で確認できる機能」の文字データが表示され
る。さらに、表示領域125には、「麻布十番」一帯に
関する鉄道および地下鉄の路線図を説明する項目として
「・JR、地下鉄の路線図、計画中の地下鉄路線図」の
文字データが表示される。また、表示領域126には、
予定されている「麻布十番」一帯に設置される新駅の位
置を示す項目として「開業予定の新駅の位置」の文字デ
ータが表示される。これら表示領域121〜表示領域1
26までの座標データは、「麻布十番」の各不動産デー
タへ関連づけられている。
【0094】ここで、領域121をクリックすると、図
18に示す画像データがクリックされた表示画面11a
に表示される。表示領域130には、現在表示されてい
るのが案内図であることを示す「案内図」の文字データ
が表示される。また、表示領域131には、現在検索し
ている不動産物件の所在地として「案件:東京都港区麻
布十番2丁目18」の文字データが表示される。さら
に、表示領域132には、「麻布十番」一帯の地図の画
像データが表示されている。
【0095】この地図の画像データは、どこを通ってい
るか判るように道路および鉄道がそれぞれ異なった色で
表示されている。そして、検索されている不動産物件
は、表示画面11aの座標において「麻布十番」周辺の
地図データの対応する座標データの示す位置に表示さ
れ、かつ、周辺と異なった色、たとえば「赤色」の円1
33で地図上の存在位置が判る様にマーキングされてい
る。また、この不動産物件に最も近い駅は、たとえば、
表示領域134に示す「広尾駅」の様に地図データの対
応する座標データの示す位置に表示される。
【0096】また、図17の表示領域122もしくは表
示領域123をマウス10dによりクリックすると、表
示画面11aには、クリックされた座標データに対応す
る図19に示す画像データが不動産データベースDBか
ら読み出されて表示される。表示領域140には、現在
表示されているのが位置図・公図であることを示す「位
置図・公図」の文字データが表示される。また、表示領
域141には、現在検索している不動産物件の所在地お
よび地積として「案件:東京都港区麻布十番2丁目18
(247坪)」の文字データが表示される。
【0097】さらに、表示領域142には、「麻布十
番」における不動産物件143の正確な位置を示す位置
図の画像データが表示画面11a上の座標に対応する地
図データにおける座標のデータの示す位置に表示されて
いる。また、表示領域144には、検索している不動産
物件に対応してこの不動産物件の公図を示す画像データ
が表示されている。
【0098】次に、図17の表示領域125をマウス1
0dによりクリックすると、表示画面11aには、クリ
ックされた座標データに対応する図20に示す画像デー
タが表示される。表示領域150には、現在表示されて
いるのが鉄道の路線図であることを示す「JR・地下鉄
路線図」の文字データが表示される。また、表示領域1
51には、現在検索している不動産物件の所在地として
「案件:東京都港区麻布十番」の文字データが表示され
る。
【0099】また、表示領域152には、検索されてい
る不動産物件に関連する情報として、新しい鉄道および
地下鉄の路線の建設途中および建設計画がある場合にそ
の路線開業に対する文字データが表示される。たとえ
ば、ここには、「営団7号線が平成11年度中、都営1
2号線が平成12年中に開業予定です。」が表示されて
いる。さらに、表示領域153には、「麻布十番」近辺
の地図上に新たに開業予定の「営団7号線」および「都
営12号線」が他の表示の色と異なった色で表示され
る。また、表示領域154には、開業する路線を含めて
JRおよび地下鉄の路線の種類が表示される。
【0100】次に、図17の表示領域126をマウス1
0dによりクリックすると、表示画面11aには、クリ
ックされた座標データに対応する図21に示す画像デー
タが表示される。表示領域160には、現在表示されて
いるのが新駅の位置を示す図であることを示す「新駅位
置図」の文字データが表示される。また、表示領域16
1には、現在検索している不動産物件の所在地として
「案件:東京都港区麻布十番」の文字データが表示され
る。
【0101】また、表示領域162には、図21で示し
ている新路線の開業に対する文字データが表示される。
たとえば、ここには、「営団7号線が平成11年度中、
都営12号線が平成12年中に開業予定です。」が表示
されている。さらに、表示領域163には、「麻布十
番」周辺の地図データにおける新駅の位置を示すための
地図の画像データが表示される。また、表示領域164
には、開業予定の路線がそれぞれ地図上で何色により表
示されているかを示すデータが表示される。
【0102】さらに、表示領域165には、表示領域1
63上に新しい路線の新駅名が、たとえば「都営12号
線 麻布十番駅(仮称) 平成12年中開業予定」の文
字データが地図の画像データにおける新駅の位置に隣接
する座標へ表示される。同様に、表示領域166には、
表示領域163上に新しい路線の新駅名が、たとえば
「営団7号線 麻布駅(仮称) 平成11年中開業予
定」の文字データが地図の画像データにおける新駅の位
置に隣接する座標へ表示される。また、検索されている
不動産物件は、明確に判るように周囲の色と異なる色の
円167で囲まれている。
【0103】また、図15に示す表示領域101bをマ
ウス10dによりクリックすると、図22に示す画像デ
ータが表示画面11aに表示される。この図22に表示
されている画像データは、検索されている不動産物件、
すなわち不動産データベースDBに記憶されている
「「麻布十番」の不動産データに関連づけられて、不動
産データベースDBに記憶されている。ここで、表示領
域170には、現在、開いている画面が「税制」に関す
るものであることを示すため、「税制」の文字データが
表示されている。また、表示領域171には、税制に関
する情報の概要として「*税金に関する情報 ・購入時
・保有時 ・売却時 ・相続時」の文字データが表示
される。
【0104】そして、表示領域170をマウス10dに
よりクリックすると、図23に示す画像データが表示画
面11aに表示される。表示領域172には、現在表示
されている画像データが検索されている不動産物件の税
制関係のデータであることを示すため、「税制一覧」の
文字データが表示される。また、表示領域173には、
現在検索している不動産物件の所在地および地積として
「案件:東京都港区麻布十番2丁目18(地積247
坪)」の文字データが表示される。
【0105】表示領域174には、税金の種類を説明す
るための表示として、「税金は 購入時 保有時 売却
時 相続時 の4つあります」の文字データが表示され
る。また、表示領域175には、「購入時」、「保有
時」、「売却時」および「相続時」の各場合の税金額に
ついての文字データが表示される。たとえば、ここで
は、「案件:東京都港区麻布十番2丁目18」の「購入
時」、「保有時」、「売却時」および「相続時」におけ
る税金額についての文字データが表示されている。
【0106】また、「購入時」、「保有時」、「売却
時」および「相続時」の各場合の税金額の算定の基礎と
なる路線価は、図24に示す画像データにより表示画面
11aに表示される。表示領域180には、現在表示さ
れている画像データがいつの年の路線価であるかを示す
ため、たとえば「平成9年度 路線価図」の文字データ
が表示される。また、表示領域181には、現在検索し
ている不動産物件の所在地および地積として「案件:東
京都港区麻布十番」の文字データが表示される。
【0107】そして、表示領域182には、対応する不
動産物件183の正確な路線価を示すための地図の画像
データが表示画面11a上の座標に対応して表示され
る。表示領域182の地図の画像データにおいて、不動
産物件の周辺道路には、その道路に沿った不動産物件の
路線価のデータが示されている。また、表示領域184
には、検索されている不動産物件183の路線価などの
文字データが表示される。ここでは、「東京都港区麻布
十番2丁目18(地積247坪) H9.1.1時点の主路線
価 3,570千円/坪 総額 882百万円」の画像デ
ータが表示されている。
【0108】また、図15に示す表示領域101cをマ
ウス10dによりクリックすると、クリックされた座標
データに基づき図25に示す画像データが不動産データ
ベースDBから読み出され、表示画面11aに表示され
る。この図25の各表示領域の座標データは、検索され
ている不動産物件、すなわち不動産データベースDBに
記憶されている「「麻布十番」の不動産物件に対応づけ
られている。ここで、表示領域190には、現在、開い
ている画面が「登記」に関するものであることを示すた
め、「登記」の文字データが表示されている。
【0109】また、表示領域191には、「登記」に関
する情報の概要として「*当該物件に関する登記情報と
して、現在の表題部、甲区、乙区といった分類だけでな
く、賃借に関する権利(借地権、借家権、占有権、使用
借件…丙区として検討)を計画にする。 当該地の
所在 所有者 権利関係 境界の確定」の文字デ
ータが表示される。
【0110】そして、表示領域190をマウス10dに
よりクリックすると、クリックされた座標データに基づ
き図26に示す「登記」の内容を示す画像データが不動
産データベースDBから読み出されて表示画面11aに
表示される。ここで、表示領域192には、現在表示さ
れている画像データが登記一覧を示す図であることを表
す「登記一覧」の文字データが表示される。また、表示
領域193には、現在検索している不動産物件の所在地
および地積として「案件:東京都港区麻布十番2丁目1
8(地積247坪)」の文字データが表示される。
【0111】さらに、表示領域194には、検索されて
いる不動産物件に対する登記に関する情報として、文字
データが表示される。ここでは、「当該不動産の所有権
及び債権等は以下の通りです。 新規に「丙区」という
項目を設け、借地権、借家権等を明記することを検討中
です。 また、信託登記の欄を別途にて不動産信託にお
ける『管理』『運用』『処分』の役割を明記することを
検討中です。」の文字データが表示される。表示領域1
95には、登記関係の文字データが表示される。さら
に、表示領域196には、不動産信託における「管
理」、「運用」および「処分」を行う担当が表示され
る。
【0112】また、図15に示す表示領域101dをマ
ウス10dによりクリックすると、クリックされた座標
データに基づき図27に示す画像データが表示画面11
aに表示される。この図27の各表示領域の座標データ
は、検索されている不動産物件、すなわち不動産データ
ベースDBに記憶されている「麻布十番」の不動産物件
の不動産データに対応づけられている。
【0113】ここで、表示領域200には、現在、開い
ている画面が「評価」に関するものであることを示すた
め、「評価」の文字データが表示されている。また、表
示領域201には、「評価」に関する情報の概要として
「*図書の内容に基づき評価された結果を一覧表示さ
せ、当該物件に関する総合的な評価を行い、買い手側の
ニーズにあった物件であるか、どうかの判断が可能」の
文字データが表示される。
【0114】そして、表示領域200をマウス10dに
よりクリックすると、クリックされた座標に基づき図2
8に示す「評価」の内容を示す画像データが表示画面1
1aに表示される。ここで、表示領域202には、現在
表示されている画像データが登記一覧を示す図であるこ
とを表す「RTSによる評価」の文字データが表示され
る。また、表示領域203には、現在検索している不動
産物件の所在地および地積として「案件:東京都港区麻
布十番2丁目18(地積247坪)」の文字データが表
示される。
【0115】さらに、表示領域204には、検索されて
いる不動産物件に対する登記に関する情報として、文字
データが表示される。ここでは、「当該不動産を、不動
産図書1,374項目にて、物件評価、事業評価した結
果は以下の通りです。」の文字データが表示される。表
示領域205には、「物件評価」および「事業評価」の
内容の文字データが表示される。
【0116】次に、上述した不動産データの記載項目の
もととなる「不動産図書」の説明を行う。この「不動産
図書」をにおける不動産情報の検索項目は、たとえば大
きく分類すると、「不動産図書1」の「不動産に関する
情報」376項目、「鑑定図書」の「鑑定(公示等)に
関する情報」246項目、「権利関係に関する情報」の
「登記に関する情報」18項目および「課税に関する情
報」466項目の計1106項目があり、これを不動産
の物件の一件の記載項目としている。
【0117】「不動産に関する情報」は、大項目とし
て、「物件の評価」、「事業計画」および「事業の評
価」に分類されている。
【0118】まず、「物件の評価」は、中項目として
「市場調査」、「関連法規の開発与件」、「建築基準法
及び開発指導要項調査」および「等該地及び隣接地に関
する権利関係一覧」を有している。
【0119】「市場調査」は、「1物件調書」、「2法
的調査」、「3ボリュームチェック」、「4立地調
査」、「5価格調査」および「6査定価格と売主希望価
格との比較」で示される大項目の検索項目で構成されて
いる。
【0120】「関連法規の開発与件」は、「1都市計画
法」、「3農地法」、「3生産緑地法」および「4その
他法規上の間発与件」の各項目で構成されている。「建
築基準法及び開発指導要項調査」は、「1.接道義
務」、「2.用途地域」、「3.面積制限」、「4.斜
線制限」、「5.日影規制」、「6.その他」、「7.
各行政指導要綱」および「評価」の項目で構成されてい
る。
【0121】「当該地及び隣接地に関する権利関係一
覧」は、「1.物件情報入手先(中介料支払先リス
ト)」、「2.重要事項説明書」、「3.物件調書(購
入前チェック事項)」、「4.取引前購入申入れ事
項」、「5.取引時の管理確認事業」、「評価」および
「備考」の項目で構成されている。
【0122】「事業計画書」は、「8−(1)戸建」5
5目および「8−(2)マンション」47項目の合計と
して、102項目の検索項目で構成されている。まず、
「8−(1)戸建」における「PJ名」の項目には、
「開発面積」と「開発面積」に対応する「換算坪」、
「販売面積」と「販売面積」に対応する「換算坪」、
「有効率」および「販売区画数」の項がある。さらに、
「売上」の項目は、「土地販売単価」、「建物販売単
価」、「平均土地面積」、「平均建物面積」、「戸当り
土地面積」、「戸当り建物価格」、「戸当り販売価
格」、「土地売上高」、「建物売上高」および「売上総
額」の各項で構成されている。
【0123】次に、「8−(1)戸建」における「原価
名」の項目は、「土地取得単価/m2」と「土地取得単
価/m2」に対応する「換算坪」、「土地取得総額」、
「造成費単価」、「造成費総額」、「部材費単価」、
「部材費総額」、「本体工事単価」、「本体工事費」、
「外構工事単価」、「外構工事費」、「外構工事単価
(千円/坪 = 外構工事費/販売面積)」、「その他
工事費」、「当社管理経費」、「開発関係経費」、「仲
介企画料」、「*固定資産評価額は、土地取得価格の
%と設定。」、「不動産取得税」、「登録免許税1」、
「登録免許税2」、「固定資産税等」、「借入金利」お
よび「事業費」で構成されている。
【0124】次に、「8−(1)戸建」における「販売
費」の項目は、「広告宣伝費」に対応する「 千円 売
上総額の %」、「販売手数料」に対応する「 千円
売上総額の %」および「販売促進費」に対応する「
千円 売上総額の %」の各項で構成されている。さら
に、「8−(1)戸建」における「工程」の項目は、
「土地取得期間 ヶ月」、「申請許認可期間 ヶ
月」、「造成工事期間 ヶ月」、「建物建築期間 ヶ
月」、「販売期間 ヶ月」、「契約から引渡まで ヶ
月」および「全行程 年 ヶ月」の各項で構成されてい
る。
【0125】次に、「8−(1)戸建」における「益計
算」の項目は、「土地売上高」、「建物売上高」、「売
上高」、「土地」、「建物」、「売上原価計」、「利
益」、「広告宣伝費」、「販売手数料」、「販売促進
費」、「小計」、「営業利益」、「収支差金利」、「P
J利益」、「事業費」、「間接経費」および「一次利
益」の各項目で構成されている。また、「土地」の項目
は、「取得費」、「造成費」、「当社管理経費」、「開
発関係経費」、「仲介企画料」、「不動産取得税」、
「登録免許税1」、「登録免許税2」、「固定資産税
等」および「その他」の各項で構成されている。また、
「建物」の項目は、「部材費」、「本体工事費」、「外
構工事費」および「その他工事等」の各項で構成されて
いる。
【0126】次に、「8−(2)マンション」における
「事業概要」について説明する。まず、「所在地」を明
記する項がある。そして、「事業概要」は、「地積」、
「都市規制」、「建物概要」、「販売概要」および「備
考」の項目で構成されている。「地積」の項目には、
「公募 坪 実測 坪 」が記されている。「都市規
制」の項目には、「用途地域 建ぺい率 % 容積率
% 防火指定 高度地区」が記されている。「建物概
要」の項目には、「建物用途 構造規模 法床面積坪
専有面積 坪 施行床面積 坪 レンタブル比 % 建
築費 千円/坪」が記されている。「販売概要」の項目
には、「販売単価 千円/戸 販売坪単価千円/坪 一
戸当たり専有面積 坪/戸 間取構成 販売時期」が記
されている。
【0127】また、「8−(2)マンション」における
各項目について説明する。項目としては、「売上高」、
「取得費」、「工事費」、「原価経費」、「売上原価合
計」、「粗利益」、「販売費」、「営業利益」、「収支
差金額」、「PJ利益」、「事業費」、「間接経費」お
よび「一次利益」の各項目で構成されている。また、
「工事費」の項目は、「建築工事費」、「工事予備
費」、「立体駐車場」、「解体工事費」および「モデル
ルーム」の各項で構成されている。また、「原価経費」
の項目は、「仲介紹介料」、「租税公課」、「公共負担
金」、「引込負担金」、「近隣補償費」、「企画料」、
「設計料」および「工事経費他」の各項で構成されてい
る。また、「販売費」の項目は、「広告宣伝費」、「販
売手数料」および「販売促進費」の各項で構成されてい
る。
【0128】次に、「事業の評価」の説明をする。「事
業の評価」は、中項目として「事業の評価」、「その他
関連法規」および「契約に関する注意事項」を有してい
る。「事業の評価」は、「販売見通し」9項目、「損益
計画」2項目、「資金計画」4項目、「用地買収の難易
度」1項目、「買収価格の妥当性」2項目、「開発難易
度」3項目および「総合評価」1項目の合計として、2
2項目の検索項目で構成されている。
【0129】次に、「その他の関連法規」について説明
する。「その他関連法規」は、「商業」4項目、「宿泊
・集会」2項目、「娯楽・スポーツ」2項目、「医療・
シルバー」2項目、「教育」1項目および「その他」3
項目の合計として、14項目の検索項目で構成されてい
る。まず、「商業」は、「デパート スーパーマーケッ
ト等」、「レストラン等」、「バー・スナック カフェ
等」の項目で構成されている。これらの項目は、それぞ
れ「関連法規」および「チェック」の項がある。
【0130】次に、「契約に関する注意事項」は、「当
事者確定」3項目、「物件の確定」5項目、「決済」3
項目、「取引条件」5項目、「その他」2項目、「売買
契約」8項目および「賃貸契約」4項目の合計として、
30項目の検索項目で構成されている。各項目には、情
報として「 」および「チェック」の項がある。
【0131】「鑑定に関する情報」は、大項目として、
「地価公示における鑑定図書」および「都道府県地価調
査標準価格における鑑定図書」に分類されている。「地
価公示における鑑定図書」は、「鑑定評価書」として、
「基本的事項」、「鑑定評価額の決定の理由の要旨」、
「試算価格算定内訳」および「標準地純収益算定内訳」
を有している。
【0132】「標準値純収益算定内訳」は、「(1)最
有効使用の判定」4項目、「(2)総収益算出内訳」1
3項目、「(3)m2当たりの月額支払賃料の算出根
拠」10項目、「(4)総費用算出内訳」9項目、
「(5)基本利率等」、8項目、「(6)建物等に帰属
する総純益」3項目、「(7)土地に帰属する総純益」
6項目および「(8)土地の収益価格」1項目の合計5
4項目の検索項目で構成されている。まず、「(1)最
有効使用の判定」における「建物の利用状況」は、
「用途」、「建物面積」、「構造・階層」および「延床
面積」の項で構成されている。
【0133】次に、「都道府県地価調査標準価格におけ
る鑑定図書」は、小項目の69項目で構成されている。
「課税に関する情報」は、「土地登記簿」、「登記簿甲
区」、「登記簿乙区」および「登記簿丙区」で構成され
る「土地登記簿」と、「建物登記簿」、「登記簿甲
区」、「登記簿乙区」および「登記簿丙区」で構成され
る「土地登記簿」に示される全ての項目が用いられる。
【0134】「課税に関する情報」は、「譲渡所得
税」、「地価税」、「相続税」、「贈与税」、「登録免
許税[課税標準税率]」、「不動産取得税」、「特別土
地保有税」および「固定資産税・都市計画税[土地・家
屋課税台帳等]」などの法的に定められた必要項目をす
べて含んだものである。
【0135】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、不動産に
関する情報を一元管理する不動産データベースを有する
不動産データ統合センターに設置され、1件の不動産に
対して立地条件等により物件を評価する不動産に関する
不動産情報と、公示等の鑑定に関する鑑定情報と、登記
に関する登記情報と、課税に関する課税情報とをそれぞ
れ付与し、前記各情報を検索項目として、不動産の情報
管理を行うようにした不動産情報管理システムであっ
て、不動産に関する前記各情報を一元管理する前記不動
産データベースへ登録する物件情報登録手段と、この物
件情報登録手段により登録した前記各情報を管理する物
件情報管理手段と、前記不動産データベースに少なくと
も宅地建物取引主任者による重要事項の説明を含む内容
のデータである不動産一次情報を入力する第一の入力手
段と、少なくとも不動産鑑定士、一級建築士、宅地建物
取引主任者、弁護士、司法書士、税理士、土地家屋調査
士を含む一セットの鑑定士グループによる土地評価の内
容を前記不動産データベースに入力する第二の入力手段
と、前記登録手段により登録した前記各情報を管理する
物件情報管理手段と、前記情報におけるデータ記入項目
に必要なデータが書き込まれている前記データ充足項目
の数を積算する積算手段と、前記データ充足項目の数を
前記データ記入項目の全数で除算し、その除算結果とし
て充足率を出力する除算手段と、前記充足率のデータを
該当する不動産毎に対応させて記憶する充足率記憶手段
と、前記各情報および前記充足率を不動産業者および消
費者へ提供する提供手段と、前記充足率を画像データへ
変換して前記不動産に対応させて画面表示を行う表示手
段と、前記不動産の売買に関する物件取引情報の保管お
よび管理を行う保管手段と、不動産業者から所定の地域
内の不動産申込情報を更新する更新手段と、不動産業者
および消費者からの要求により前記不動産データベース
における前記各情報の検索を行う検索手段と、前記不動
産申込情報および前記物件取引情報を編集する編集手段
と、前記不動産データセンターから不動産業者および消
費者へ不動産情報を送信する送信手段とを具備するた
め、市場に対する情報提示が可能かどうかの判断に対し
て、必要な物件の「不動産図書」の記載項目がどの程度
記載されているかを送られてくる充足率のデータを表示
装置の表示画面において画像データにより容易に、かつ
ビジュアルに確認できる効果がある。
【0136】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の不動産情報管理システムにおいて、前記第一
の入力手段は、不動産の評価に必要な項目についての情
報を保有する政府、地方公共団体等の団体と、これらの
団体が保有する情報の一部の項目についての保有する不
動産業者等の団体とが存在する第一の施設に設置され、
前記第二の入力手段は、前記不動産業者等の団体から供
給された情報に所定の情報を付加して、前記政府、地方
公共団体等が保有する項目の全てについての情報を不動
産2次データとして出力する、不動産鑑定士、一級建築
士、宅地建物取引主任者、司法書士、土地家屋調査士、
税理士、弁護士のすくなくともいずれかから構成された
R機関が存在する第二の施設に設置され、前記第一の入
力手段と前記第二の入力手段との間で情報の伝達を行う
情報伝達手段を具備するため、不動産評価を行うための
不動産データに付加価値を持たせ、各関係機関にバラバ
ラに分散していた所定の地域の不動産データを一元管理
が行える効果がある。
【0137】請求項3記載の発明によれば、前記提供手
段により提供される前記充足率のデータは、この値に対
応してビジュアルに確認可能なカラー諧調データを有す
る画像データであるため、市場に対する情報提示が可能
かどうかの判断に対して、必要な物件の「不動産図書」
の記載項目がどの程度記載されているかを送られてくる
充足率のデータが諧調度を有したカラー画像により容易
にビジュアルに確認できる効果がある。
【0138】また、請求項4の発明によれば、不動産デ
ータおよび前記充足率のデータが所定の時間毎に時系列
にそれぞれ前記不動産データベースと前記充足率記憶手
段とに記憶されるため、充足率のデータがその他の不動
産データと共に表示画面において時系列に確認できる。
【0139】さらに、請求項9記載の発明によれば、前
記送信手段は、暗号化し、制御コードを付加された不動
産データを用いて送信するため、関係者以外に不動産デ
ータは取得できないので、不動産データが悪用される危
険性が少なくなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による不動産情報管理シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明に用いられるパーソナルコンピュータ
のCRT画面を示す図である。
【図3】 本発明の一実施形態による不動産データの充
足率を表す画像データを示す図である。
【図4】 本発明の一実施形態による不動産データの首
都圏の地価を表す画像データを示す図である。
【図5】 本発明の一実施形態による不動産データの首
都圏の地価を表す画像データを示す図である。
【図6】 本発明の一実施形態による不動産データの首
都圏の地価を表す画像データを示す図である。
【図7】 本発明の一実施形態による土地価格の推移を
表す画像データを示す図である。
【図8】 本発明の一実施形態による不動産データを表
す画像データを示す図である。
【図9】 本発明の一実施形態による不動産データを表
す画像データを示す図である。
【図10】 本発明の一実施形態による不動産データを
表す画像データを示す図である。
【図11】 本発明の一実施形態による不動産データを
表す画像データを示す図である。
【図12】 本発明の一実施形態による不動産データを
表す画像データを示す図である。
【図13】 本発明の一実施形態による不動産データを
表す画像データを示す図である。
【図14】 本発明の一実施形態による不動産データを
表す画像データを示す図である。
【図15】 本発明の一実施形態による不動産データを
表す画像データを示す図である。
【図16】 本発明の一実施形態による不動産データを
表す画像データを示す図である。
【図17】 本発明の一実施形態による不動産データを
表す画像データを示す図である。
【図18】 本発明の一実施形態による不動産データを
表す画像データを示す図である。
【図19】 本発明の一実施形態による不動産データを
表す画像データを示す図である。
【図20】 本発明の一実施形態による不動産データを
表す画像データを示す図である。
【図21】 本発明の一実施形態による不動産データを
表す画像データを示す図である。
【図22】 本発明の一実施形態による不動産データを
表す画像データを示す図である。
【図23】 本発明の一実施形態による不動産データを
表す画像データを示す図である。
【図24】 本発明の一実施形態による不動産データを
表す画像データを示す図である。
【図25】 本発明の一実施形態による不動産データを
表す画像データを示す図である。
【図26】 本発明の一実施形態による不動産データを
表す画像データを示す図である。
【図27】 本発明の一実施形態による不動産データを
表す画像データを示す図である。
【図28】 本発明の一実施形態による不動産データを
表す画像データを示す図である。
【符号の説明】
1 R機関 2 不動産業者 3 消費者 4 CPU 5 入出力装置 6 演算回路 10 パーソナルコンピュータ 10a カードリーダ 10b パーソナルコンピュータ本体 10c キーボード 10d マウス 11 CRT(表示管) 12 表示領域 C 不動産データ統合センター D 官公庁(政府機関および行政機関) DB 不動産データベース

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不動産に関する情報を一元管理する不動
    産データベースを有する不動産データ統合センターに設
    置され、 1件の不動産に対して立地条件等により物件を評価する
    不動産に関する不動産情報と、公示等の鑑定に関する鑑
    定情報と、登記に関する登記情報と、課税に関する課税
    情報とをそれぞれ付与し、前記各情報を検索項目とし
    て、不動産の情報管理を行うようにした不動産情報管理
    システムであって、 不動産に関する前記各情報を一元管理する前記不動産デ
    ータベースへ登録する物件情報登録手段と、 この物件情報登録手段により登録した前記各情報を管理
    する物件情報管理手段と、 前記不動産データベースに少なくとも宅地建物取引主任
    者による重要事項の説明を含む内容のデータである不動
    産一次情報を入力する第一の入力手段と、 少なくとも不動産鑑定士、一級建築士、宅地建物取引主
    任者、弁護士、司法書士、税理士、土地家屋調査士を含
    む一セットの鑑定士グループによる土地評価の内容を前
    記不動産データベースに入力する第二の入力手段と、 前記登録手段により登録した前記各情報を管理する物件
    情報管理手段と、 前記情報におけるデータ記入項目に必要なデータが書き
    込まれている前記データ充足項目の数を積算する積算手
    段と、 前記データ充足項目の数を前記データ記入項目の全数で
    除算し、その除算結果として充足率を出力する除算手段
    と、 前記充足率のデータを該当する不動産毎に対応させて記
    憶する充足率記憶手段と、 前記各情報および前記充足率を不動産業者および消費者
    へ提供する提供手段と、 前記充足率を画像データへ変換して前記不動産に対応さ
    せて画面表示を行う表示手段と、 前記不動産の売買に関する物件取引情報の保管および管
    理を行う保管手段と、 不動産業者から所定の地域内の不動産申込情報を更新す
    る更新手段と、 不動産業者および消費者からの要求により前記不動産デ
    ータベースにおける前記各情報の検索を行う検索手段
    と、 前記不動産申込情報および前記物件取引情報を編集する
    編集手段と、 前記不動産データセンターから不動産業者および消費者
    へ不動産情報を送信する送信手段と、 を具備することを特徴とする不動産情報管理システム。
  2. 【請求項2】 前記第一の入力手段は、不動産の評価に
    必要な項目についての情報を保有する政府、地方公共団
    体等の団体と、これらの団体が保有する情報の一部の項
    目についての保有する不動産業者等の団体とが存在する
    第一の施設に設置され、 前記第二の入力手段は、前記不動産業者等の団体から供
    給された情報に所定の情報を付加して、前記政府、地方
    公共団体等が保有する項目の全てについての情報を不動
    産二次情報として出力する、不動産鑑定士、一級建築
    士、宅地建物取引主任者、司法書士、土地家屋調査士、
    税理士、弁護士の少なくともいずれかから構成されたR
    機関が存在する第二の施設に設置され、 前記第一の入力手段と前記第二の入力手段との間で情報
    の伝達を行う情報伝達手段を具備することを特徴とする
    請求項1記載の不動産情報管理システム。
  3. 【請求項3】 前記提供手段により提供される前記充足
    率のデータは、この値に対応してビジュアルに確認可能
    なカラー階調データを有する画像データであることを特
    徴とする請求項1記載の不動産情報管理システム。
  4. 【請求項4】 前記不動産データおよび前記充足率のデ
    ータが所定の時間毎に時系列にそれぞれ前記不動産デー
    タベースと前記充足率記憶手段とに記憶されることを特
    徴とする請求項1ないし請求項3記載の不動産情報管理
    システム。
  5. 【請求項5】 前記情報伝達手段における情報伝達の一
    部が通信衛星を介して行われることを特徴とする請求項
    1ないし請求項4いずれかに記載の不動産情報管理シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記物件情報登録手段が、前記不動産一
    次情報、前記不動産二次情報、物件の近隣地価の推移情
    報および周辺環境を示す生活情報を前記第二の不動産デ
    ータベースへ登録することを特徴とする請求項1ないし
    請求項5いずれかに記載の不動産情報管理システム。
  7. 【請求項7】 前記物件情報管理手段が、前記不動産一
    次情報、前記不動産二次情報、物件の近隣地価の推移情
    報および周辺環境を示す生活情報を前記第二の不動産デ
    ータベースにおいて管理することを特徴とする請求項1
    ないし請求項6いずれかに記載の不動産情報管理システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記提供手段が前記不動産一次情報およ
    び前記不動産二次情報を前記第二の不動産データベース
    から抽出し、この抽出された不動産物件情報を前記送信
    手段により、不動産業者および消費者へ転送することを
    特徴とする請求項1ないし請求項7いずれかに記載の不
    動産情報管理システム。
  9. 【請求項9】 前記送信手段は、暗号化し、制御コード
    が付加されたデータ形式で送信されることを特徴とする
    請求項8記載の不動産情報管理システム。
  10. 【請求項10】 前記保管手段が、不動産業者により取
    引された不動産物件の取引情報を、各地域の不動産デー
    タ統合センターより収集し、保管および管理を行うこと
    を特徴とする請求項1ないし請求項9いずれかに記載の
    不動産情報管理システム。
  11. 【請求項11】 前記更新手段が、前記不動産データベ
    ース内の前記不動産業者の物件の購入申し込み情報の更
    新を行うことを特徴とする請求項1ないし請求項10い
    ずれかに記載の不動産情報管理システム。
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