JPH11213010A - デジタルコンテンツの配信システム - Google Patents

デジタルコンテンツの配信システム

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JPH11213010A
JPH11213010A JP3216998A JP3216998A JPH11213010A JP H11213010 A JPH11213010 A JP H11213010A JP 3216998 A JP3216998 A JP 3216998A JP 3216998 A JP3216998 A JP 3216998A JP H11213010 A JPH11213010 A JP H11213010A
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distribution
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computer
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JP3216998A
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Hidemichi Fukazawa
秀通 深澤
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PLANET COMPUTER KK
Original Assignee
PLANET COMPUTER KK
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Publication date
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Storage Device Security (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 配信されたコンテンツの管理を効率的に行う
とともに、任意の利用条件に基づく運用を可能にする。 【解決手段】 配信用コンピュータ10内に、多数の単
位配信情報Dを用意する。各単位配信情報Dは、配信す
べき本来のコンテンツデータと、このコンテンツデータ
についての検索用情報と、このコンテンツデータについ
ての利用条件と、から構成される。通信回線30を介し
て配信された単位配信情報Dは、被配信用コンピュータ
20内の情報受信手段21で受信され、情報登録手段2
2によって情報保持手段23にデータベースの形式で登
録される。ユーザが、情報提示手段24に対して、所定
の検索条件を与えると、検索用情報に基づいて特定のコ
ンテンツデータが検索されて提示される。この提示は、
単位配信情報D内の利用条件の制約を受ける。利用条件
として、所定料金の支払い、プリントアウト回数の制
限、利用期限などの条件が設定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタルコンテンツ
の配信システムに関し、特に、データベースの形態で所
望のコンテンツを利用することができるデジタルコンテ
ンツの配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ技術の急速な進歩により、
文字情報、画像情報、音声情報といったあらゆる情報が
デジタルコンテンツとして利用され、CD−ROMをは
じめとする様々な記録媒体を介して配布されるようにな
ってきている。また、インターネットの普及により、通
信回線を介したオンラインによりデジタルコンテンツを
配布する手法も一般化しつつあり、ユーザはパーソナル
コンピュータを利用して、様々なデジタルコンテンツを
オンラインで入手することができるようになってきてい
る。
【0003】このように、ユーザ側にデジタルコンテン
ツを受け入れる環境が普及するにしたがって、種々のデ
ジタルコンテンツを提供するサービスも拡充してきてい
る。現在では、種々のニュース、解説記事、株式市況、
ソフトウエアの操作マニュアルなどの文字を主体とした
コンテンツ、写真や絵画などの画像を主体としたコンテ
ンツ、MIDIデータ、カラオケデータなどの音を主体
としたコンテンツ、そしてアプリケーションソフトウエ
ア、ユーティリティソフトウエア、プラグインソフトウ
エア、アップデート用ソフトウエアなどのプログラムを
含むコンテンツなどが、種々の配信業者からオンライン
で提供されている。
【0004】オンラインによりデジタルコンテンツの配
信を行うシステムは、通常、サーバとして機能する配信
用コンピュータと、クライアントとして機能する被配信
用コンピュータとによって構成される。配信用コンピュ
ータは、コンテンツの配信業者側が設置するコンピュー
タであり、一般に大容量の記憶手段を備えたサーバコン
ピュータが利用される。これに対して、被配信用コンピ
ュータは、一般のユーザが設置するコンピュータであ
り、種々のパーソナルコンピュータを利用するのが一般
的である。両コンピュータは種々の通信回線を介して接
続され、所定の通信プロトコルに基づいてデータの送受
が行われる。現在では、インターネットのプロトコルを
利用してデータの送受を行うのが一般的であり、ユーザ
がWWWブラウザを用いて配信業者のWebページにア
クセスし、所望のデジタルコンテンツをダウンロードす
る手法が広く利用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、デジ
タルコンテンツの配信システムを利用すれば、各ユーザ
は所望の時間に、所望の場所で、所望の情報を入手する
ことができ、しかも、デジタルデータの形式で情報を入
手することができるため、コンピュータにより種々の形
態で利用することが可能になる。しかしながら、従来の
デジタルコンテンツの配信システムによる配信形態は、
必ずしも利用勝手の良いものではない。
【0006】第1の問題点は、入手したコンテンツの管
理が煩雑になるという点である。これまで、インターネ
ットを利用したコンテンツの配信は、ユーザ側が必要な
データを積極的に収集するタイプのいわゆるプル技術に
基づくものであったが、今後は、予めユーザ側から提示
された条件に合致するデータを、配信業者側が集めて積
極的に配信するタイプのいわゆるプッシュ技術に基づく
ものが主流になると予想される。このようなプッシュ技
術に基づく配信が行われると、ユーザの積極的な収集行
為がなくても、配信業者側から一方的にコンテンツの配
信が行われることになり、被配信用コンピュータには次
第に膨大な量のコンテンツが蓄積されることになる。従
来のデジタルコンテンツの配信システムは、このように
被配信用コンピュータに蓄積された膨大なコンテンツを
管理する機能を有しておらず、コンテンツの管理はユー
ザ自身の責任において行わねばならない。
【0007】第2の問題点は、任意の利用条件に基づく
コンテンツの提供事業が困難であるという点である。コ
ンテンツの配信業者は、ビジネスとして配信業務を行っ
ているわけであるから、ユーザがコンテンツを利用する
たびに、その利用形態に見合った料金を課金する処理を
行う必要がある。また、ディスプレイ表示という利用形
態は自由に許可するが、プリントアウトという利用形態
については回数制限を課す、というような所定の利用制
限を設けたい場合もあるし、プリントアウトという利用
形態については付加料金を徴収するという条件で配信し
たい場合もある。もちろん、配信されたコンテンツの複
製行為などは、著作権法や配信契約に基づいて法的に制
限することが可能であるが、配信システムにおける物理
的な制限機能が働かないと、必ずしも実効ある制限は保
証されない。このため、従来の配信形態では、著作権法
や配信契約に基づく利用制限が有効に機能していないの
が現状である。
【0008】そこで本発明は、入手したコンテンツの管
理を効率的に行うことができ、しかも任意の利用条件に
基づくコンテンツの提供事業が可能なデジタルコンテン
ツの配信システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】(1) 本発明の第1の態
様は、サーバとして機能する配信用コンピュータから、
クライアントとして機能する被配信用コンピュータへ、
通信回線を介してデジタルコンテンツを配信するデジタ
ルコンテンツの配信システムにおいて、ひとまとまりの
情報として配信すべき単位コンテンツデータと、この単
位コンテンツデータについての検索用情報と、この単位
コンテンツデータについての利用条件を示す情報と、を
有する単位配信情報を複数用意し、配信用コンピュータ
に、複数の単位配信情報を蓄積する情報蓄積手段と、ユ
ーザからの要求に応じた所定の単位配信情報を情報蓄積
手段から読出し、これを通信回線を介して被配信用コン
ピュータへと送信する情報配信手段と、を設け、被配信
用コンピュータに、複数の単位配信情報を保持すること
ができる情報保持手段と、通信回線を介して送信されて
きた単位配信情報を受信する情報受信手段と、受信した
単位配信情報を、検索用情報に基づく検索が可能な態様
で情報保持手段内に登録する情報登録手段と、配信を受
けるユーザから入力された所定の検索条件に基づいて、
情報保持手段内の単位配信情報を検索し、検索条件に合
致する検索用情報を有する単位配信情報内の単位コンテ
ンツデータを、その利用条件に基づいてユーザに提示す
る情報提示手段と、を設け、情報保持手段内に保持され
ている単位コンテンツデータのユーザによる利用が、情
報提示手段を介してのみもしくは情報提示手段の監督下
においてのみ可能となるように構成するようにしたもの
である。
【0010】(2) 本発明の第2の態様は、上述の第1
の態様に係るデジタルコンテンツの配信システムにおい
て、ユーザが入力した個人情報を通信回線を介して配信
用コンピュータへと送信する情報送信手段を、被配信用
コンピュータ側に更に設け、配信用コンピュータ内の情
報配信手段に、この情報送信手段から送信されてきた情
報を受信する機能をもたせるようにしたものである。
【0011】(3) 本発明の第3の態様は、上述の第1
の態様に係るデジタルコンテンツの配信システムにおい
て、情報提示手段によるユーザに対するコンテンツデー
タの提示履歴を通信回線を介して配信用コンピュータへ
と送信する情報送信手段を、被配信用コンピュータ側に
更に設け、配信用コンピュータ内の情報配信手段に、こ
の情報送信手段から送信されてきた情報を受信する機能
をもたせるようにしたものである。
【0012】(4) 本発明の第4の態様は、上述の第1
の態様に係るデジタルコンテンツの配信システムにおい
て、個々のユーザごとにそれぞれ配信を希望するデジタ
ルコンテンツの条件を予め定めておき、情報配信手段
に、個々のユーザの配信希望条件に合致するデジタルコ
ンテンツを含む単位配信情報を情報蓄積手段から自動的
に読出し、これを個々のユーザの被配信用コンピュータ
へと自動的に送信する機能をもたせるようにしたもので
ある。
【0013】(5) 本発明の第5の態様は、上述の第1
〜4の態様に係るデジタルコンテンツの配信システムに
おいて、単位コンテンツデータについての利用条件とし
て、利用料金に関する条件を設定し、ユーザがこの利用
料金の支払いを承諾することを条件として、情報提示手
段による当該単位コンテンツデータの提示が行われるよ
うにしたものである。
【0014】(6) 本発明の第6の態様は、上述の第1
〜5の態様に係るデジタルコンテンツの配信システムに
おいて、単位コンテンツデータについての利用条件とし
て、プリントアウトもしくは複写の回数を制限する条件
を設定し、情報提示手段が、この制限回数を越える利用
形態に対しては、当該単位コンテンツデータの提示を拒
否するようにしたものである。
【0015】(7) 本発明の第7の態様は、上述の第1
〜6の態様に係るデジタルコンテンツの配信システムに
おいて、単位コンテンツデータについての利用条件とし
て、利用期限を制限する条件を設定し、情報提示手段
が、この利用期限を越える利用形態に対しては、当該単
位コンテンツデータの提示を拒否するようにしたもので
ある。
【0016】(8) 本発明の第8の態様は、上述の第1
〜7の態様に係るデジタルコンテンツの配信システムに
おいて、配信用コンピュータが、検索用情報もしくは利
用条件を暗号化して単位コンテンツデータに埋め込む処
理を施すことにより得られる単位配信情報を送信する機
能を有し、被配信用コンピュータが、受信した単位配信
情報に埋め込まれていた検索用情報もしくは利用条件を
抽出した上で登録を行う機能を有するようにしたもので
ある。
【0017】(9) 本発明の第9の態様は、上述の第1
〜8の態様に係るデジタルコンテンツの配信システムに
おける被配信用コンピュータとして機能させるためのプ
ログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記
録して配布できるようにしたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する実施形態
に基づいて説明する。図1は、この実施形態に係るデジ
タルコンテンツの配信システムの基本構成を示すブロッ
ク図である。この配信システムの大きな構成要素は、サ
ーバとして機能する配信用コンピュータ10と、クライ
アントとして機能する被配信用コンピュータ20と、両
者を接続する通信回線30と、である。
【0019】この実施形態では、配信用コンピュータ1
0は、コンテンツの配信業者の事業所に設置されたサー
バ用コンピュータによって構成されており、比較的大容
量の外部記憶装置を有している。この配信用コンピュー
タ10は、機能ブロックとしてとらえると、図示のとお
り、情報蓄積手段11と情報配信手段12とによって構
成されている。情報蓄積手段11には、複数の単位配信
情報Dが蓄積されている。この単位配信情報Dの構成は
後に詳述するが、本配信システムでは、単位配信情報D
をひとまとまりのデータとする配信が行われることにな
る。この情報蓄積手段11は、具体的には、ハードディ
スク装置などの外部記憶装置によって実現される。一
方、情報配信手段12は、ユーザからの要求に応じた所
定の単位配信情報Dを情報蓄積手段11から読出し、こ
れを通信回線30を介して被配信用コンピュータ20へ
と送信する機能を果たす。
【0020】一方、被配信用コンピュータ20は、コン
テンツの配信を受ける一般ユーザのもとに設置されたク
ライアント用コンピュータによって構成されており、実
際には、汎用のパーソナルコンピュータに専用のソフト
ウエアを組み込むことにより実現される。この被配信用
コンピュータ20も、ここでは機能ブロックとして示さ
れており、図示のとおり、情報受信手段21、情報登録
手段22、情報保持手段23、情報提示手段24、情報
送信手段25によって構成されている。
【0021】通信回線30を介して送信されてきた単位
配信情報Dは、情報受信手段21によって受信され、情
報登録手段22によって情報保持手段23へと登録され
る。後述するように、情報保持手段23内には、配信さ
れた多数の単位配信情報Dがデータベースの形式で保存
される。このように、ユーザ側の被配信用コンピュータ
20内にデータベースが構築されるようにコンテンツ配
信が行われる点が、本発明の第1の特徴である。こうし
て、データベースの形式で保存された多数の単位配信情
報D内のコンテンツは、情報提示手段24によってユー
ザに提示される。また、必要に応じて、この提示履歴や
ユーザの個人情報が、情報送信手段25によって、通信
回線30を介して配信用コンピュータ10側へと送信さ
れる。情報配信手段12は、単位配信情報Dを送信する
機能とともに、情報送信手段25から送信されてきたデ
ータを受信し、必要な処理を行う機能を有する。
【0022】ここでは、本発明の一般的な実施形態とし
て、配信用コンピュータ10と被配信用コンピュータ2
0とをインターネットの通信プロトコルで接続した例を
示す。したがって、通信回線30としては、インターネ
ットで利用されている一般的な専用回線や電話回線を用
いればよい。もちろん、通信回線30は物理的な信号線
である必要はなく、必要に応じて、衛星を利用した無線
回線などを利用してもかまわない。また、図1には、配
信用コンピュータ10と被配信用コンピュータ20とが
1対1に接続された状態が示されているが、実際のシス
テムでは、1台の配信用コンピュータ10には多数台の
被配信用コンピュータ20が接続されるのが一般的であ
り、配信用コンピュータ10は複数台の被配信用コンピ
ュータ20に対してコンテンツの配信を行うことにな
る。もちろん、配信用コンピュータ10を複数台設置し
たシステムを構成してもかまわない。
【0023】なお、図1に示すシステムは、情報送信手
段25によって、提示履歴や個人情報を配信用コンピュ
ータ10側へ送信する機能を有しているが、提示履歴や
個人情報を送信する必要がない場合は、情報送信手段2
5を省略してもかまわない。また、図1において、情報
配信手段12と情報受信手段21との間に示した矢印
や、情報送信手段25と情報配信手段12との間に示し
た矢印は、単位配信情報D、提示履歴、個人情報といっ
た概念的な情報の流れを示すものであって、必ずしも具
体的なデータや信号の流れを示すものではない。したが
って、実際には、情報配信手段12と情報受信手段21
との間には、双方向にデータや信号がやりとりされ、そ
の結果として、ユーザが希望する単位配信情報Dの配信
が行われることになり、情報送信手段25と情報配信手
段12との間にも、双方向にデータや信号がやりとりさ
れ、その結果として、提示履歴や個人情報が送信される
ことになる。
【0024】続いて、各単位配信情報Dの構成を図2を
参照して説明する。本実施形態では、個々の単位配信情
報Dは、単位コンテンツデータと、検索用情報と、利用
条件という3つのタイプの情報から構成されている。図
2の図表には、これら3つのタイプの情報の構成例が示
されている。
【0025】単位コンテンツデータは、ひとまとまりの
情報として配信すべき本来の配信情報というべきもので
あり、たとえば、文字データ、画像データ、音声データ
などから構成されている。配信対象となるコンテンツが
ニュース記事である場合には、単位コンテンツデータは
ひとまとまりの文字データから構成されることになり、
配信対象となるコンテンツが1枚の写真である場合に
は、単位コンテンツデータはこの写真の画像データから
構成されることになり、配信対象となるコンテンツがカ
ラオケの1曲目である場合には、単位コンテンツデータ
はこの曲目の音声データから構成されることになる。も
ちろん、複数枚の写真に関するデータを1つの単位コン
テンツデータとしてもかまわないし、複数曲の音声デー
タを1つの単位コンテンツデータとしてもかまわない。
あるいは、文字、画像、音声の混合データを1つの単位
コンテンツデータとしてもよい。要するに、配信業者が
ひとまとまりの配信対象と考えているデータが、単位コ
ンテンツデータとして取り扱われることになる。
【0026】一方、検索用情報は、この単位コンテンツ
データを検索するために利用される情報であり、たとえ
ば、コンテンツの題名、分野、キーワード、発行日など
の情報が検索用情報として利用できる。前述したよう
に、本発明の第1の特徴は、ユーザ側の被配信用コンピ
ュータ20内にデータベースが構築されるような形式で
コンテンツ配信が行われる点にある。検索用情報は、こ
のデータベースにおいて、単位コンテンツデータを検索
するために利用される情報になる。どのような情報を検
索用情報として設定するかは、配信業者が、単位コンテ
ンツデータの内容を吟味しながら決定しておく。
【0027】利用条件は、この単位コンテンツデータを
利用するにあたって設定された条件であり、ユーザがコ
ンテンツを利用する際に配信業者側に支払うべき利用料
金や、コンテンツを利用する上で、その利用形態を制限
する情報になる。利用形態の具体的な制限としては、た
とえば、プリントアウト回数、複写の回数、利用期限な
どの条件を設定することができる。また、利用料金につ
いては、配信が行われるたびに支払うべき対価のみを決
めておく単純な設定を行うことも可能であるし、個々の
利用形態に応じて細かな対価を設定しておくことも可能
である。本発明の第2の特徴は、このように各単位コン
テンツデータごとに予め所定の利用条件を設定しておく
ことにより、任意の利用条件に基づいてコンテンツの提
供ができるようにした点にある。
【0028】図3は、単位配信情報Dの具体例を示す図
である。この例は、特定の地域の地図の情報に基づいて
デジタルコンテンツを構成したものであり、単位コンテ
ンツデータは、図示のような地図の画像データおよびこ
れに関連した文字データから構成されている。デジタル
コンテンツの配信システムにおいて、本来配信すべきデ
ータは、この単位コンテンツデータであり、ユーザが直
接利用するのも、この単位コンテンツデータである。し
かしながら、本発明は、この単位コンテンツデータに、
検索用情報および利用条件を付加して、ひとまとまりの
単位配信情報Dを形成し、この単位配信情報Dの形式で
ユーザへの配信を行うようにしている。単位コンテンツ
データに検索用情報を付加しておけば、ユーザ側のシス
テムにデータベースを構築することができるようにな
り、上述した本発明の第1の特徴を実現することができ
る。また、単位コンテンツデータに利用条件を付加して
おけば、この利用条件に基づくコンテンツ管理が可能に
なり、上述した本発明の第2の特徴を実現することがで
きる。
【0029】図3に示す例では、検索用情報として、題
名、分野、キーワード、発行日なる4つの項目を設定し
ている。すなわち、題名としては「青森県北津軽郡マッ
プ」なる文字列を設定しており、この単位コンテンツデ
ータが「青森県北津軽郡」の地図であることが示されて
いる。分野としては、階層構造をもった分類を行ってお
り、この例では、「社会」なる大分類内の「地理」なる
中分類内の「日本地図」なる小分類に属する分野である
ことが示されている。更に、キーワードとしては、「青
森,龍飛,青函トンネル,リンゴ」なる文字列が設定さ
れており、これらの文字列に基づく検索が可能になって
いる。また、発行日として「1998年4月1日」なる
日付が設定されており、発行日に基づく検索も可能にな
っている。
【0030】一方、利用条件としては、この図3の例で
は、利用料金、プリントアウト回数、複写の回数、利用
期限なる4つの項目を設定している。すなわち、利用料
金としては「20円」なる料金設定がなされており、プ
リントアウト回数は「1回(2回目以降のプリントアウ
トは禁止される)」、複写の回数は「0回(複写は禁止
される)」、利用期限は「1998年12月31日まで
(それ以後の利用は一切禁止される)」なる制限が設け
られている。もちろん、この設定条件は一例を示すもの
であり、「1回のプリントアウトごとに10円」あるい
は「1999年1月1日以降の利用は半額」といったよ
うに、利用形態に関連した利用料金を設定することも可
能である。なお、図3には、「青森県北津軽郡マップ」
なる題名の単位コンテンツデータを含んだ1つの単位配
信情報Dのみを示したが、配信用コンピュータ10側の
情報蓄積手段11内には、このようなマップに関する単
位配信情報Dをはじめとして、種々の分野の情報が多数
用意されることになる。
【0031】続いて、本発明に係るシステムをユーザが
実際に利用する場合の動作手順を順を追って説明する。
まず、配信業者は、図3に示すような単位配信情報Dを
大量に情報蓄積手段11内に用意する。通常、配信業者
は常に新しいコンテンツを追加する作業を行うので、情
報蓄積手段11内の単位配信情報Dは徐々に増加してゆ
くことになるであろう。また、地図のようなコンテンツ
の場合、随時新しいものに改訂してゆく必要がある。こ
のように、配信業者は、情報蓄積手段11内の単位配信
情報Dに対するメンテナンス作業を随時行う必要がある
が、ここではそのようなメンテナンス作業についての説
明は省略する。
【0032】さて、情報配信手段12は、情報蓄積手段
11内の単位配信情報Dを、適宜、所定のユーザの被配
信用コンピュータ20に配信する処理を行う。いわゆる
プル技術による配信を行うのであれば、情報配信手段1
2は、被配信用コンピュータ20からアクセスがあった
時点で、ユーザがそのアクセス時に希望する特定の単位
配信情報Dを配信する処理を行えばよい。情報蓄積手段
11内にもデータベースの形式で各単位配信情報Dを蓄
積しておくようにすれば、ユーザから提示された検索条
件に基づく検索を行い、ヒットした単位配信情報Dのみ
を被配信用コンピュータ20へと送信することができ
る。
【0033】一方、プッシュ技術による配信を行うので
あれば、個々のユーザごとにそれぞれ配信を希望するデ
ジタルコンテンツの条件を予め定めておくようにする。
たとえば、特定のジャンルに属するコンテンツや、特定
のキーワードを含むコンテンツについての定期購読契約
を各ユーザと締結して運用するのであれば、情報配信手
段12は定期的に、情報蓄積手段11内の単位配信情報
Dを検索し、各ユーザの購読範囲に入るデジタルコンテ
ンツを配信対象としてピックアップする処理を行い、こ
の配信対象となるデジタルコンテンツを含む単位配信情
報を情報配信手段12から自動的に読出し、これを当該
ユーザの被配信用コンピュータ20へと自動的に送信す
る処理を実施すればよい。
【0034】ここでは、あるユーザが、「日本地図」と
いうジャンルに属するコンテンツについての定義購読を
していた場合を考えよう。この場合、図3に示す「青森
県北津軽郡マップ」なるコンテンツを含む単位配信情報
Dがピックアップされ、当該ユーザの被配信用コンピュ
ータ20へ自動的に送信されることになる。もちろん、
この他にも同じジャンルに属するコンテンツの単位配信
情報Dが多数送信されることになる。なお、情報配信手
段12が単位配信情報Dを送信する際に、配信日などの
データを検索用情報に付加するようにしてもよい。たと
えば、図3に示す例の場合、検索用情報として、発行日
の他に更に配信日の情報が加わることになる。
【0035】こうして通信回線30を介して送信されて
きた単位配信情報Dは、情報受信手段21によって受信
され、情報登録手段22へと与えられる。情報登録手段
22は、この単位配信情報Dを、検索用情報に基づく検
索が可能な態様で情報保持手段23内に登録する処理を
行う。いわばこの登録処理は、情報保持手段23内にデ
ータベースを構築する処理であり、単位配信情報Dはデ
ータベースを構成するデータとして、情報保持手段23
内に格納されることになる。この情報登録手段22によ
る登録処理は、情報受信手段21による受信処理に引き
続いて自動的に行われるため、ユーザは特に登録のため
の作業を行う必要はない。別言すれば、ユーザが意識し
ないうちに、配信されたコンテンツのデータベースが情
報保持手段23内に構築されることになり、このデータ
ベースは、配信が行われるたびに自動的に改訂されるこ
とになる。
【0036】このように、情報保持手段23内に自動的
にデータベースが構築される点が本発明の第1の特徴で
あり、この特徴により、入手したコンテンツの管理を効
率的に行うことができるというメリットが得られる。す
なわち、ユーザは、配信されたコンテンツを利用しよう
と考えた場合、情報提示手段24に対して所定の検索条
件を入力すればよい。たとえば、「青函トンネル」なる
キーワードを検索条件として入力して検索を試みれば、
図3に示す「青森県北津軽郡マップ」なるコンテンツが
ヒットすることになる。情報提示手段24は、このよう
に、ユーザから入力された所定の検索条件に基づいて、
情報保持手段23内の単位配信情報Dを検索し、入力さ
れた検索条件に合致する検索用情報を有する単位配信情
報D内の単位コンテンツデータをユーザに提示する処理
を行う。
【0037】ただし、ユーザに対する単位コンテンツデ
ータの提示は、単位配信情報D内の利用条件に基づいて
行われる。たとえば、図3に示す例の場合、「利用料
金:20円」なる条件設定がなされているので、ユーザ
がこの利用料金の支払いを承諾することを条件として、
単位コンテンツデータの提示が行われることになる。具
体的には、ディスプレイ画面上に料金表示を行うととも
に、「Yes/No」の選択ボタンを表示させ、「Yes 」ボタ
ンがクリックされた場合にのみ提示が行われるようにす
ればよい。単位コンテンツデータの提示方法(別言すれ
ば、コンテンツの利用形態)としては、この例では、デ
ィスプレイ表示する方法、プリントアウトする方法、複
写を許可する方法の3とおりを設定している。ユーザ
が、情報提示手段24に対して好みの利用形態を指定す
れば、指定された形態での利用が可能になるように、単
位コンテンツデータが提示されることになる。たとえ
ば、ディスプレイ表示を指定した場合、図3左に示すよ
うな地図がディスプレイ画面上に表示されることにな
り、プリントアウトを指定した場合、この地図がプリン
タから出力されることになり、複写を指定した場合、こ
の地図の画像データおよび文字データが、所望の媒体に
複写されることになる。
【0038】もちろん、情報提示手段24は、当該単位
コンテンツデータについて設定された利用条件に反する
ような提示処理は拒否することになる。たとえば、単位
コンテンツデータについての利用条件として、プリント
アウトもしくは複写の回数を制限する情報が設定されて
いる場合、情報提示手段24は、この制限回数を越える
利用形態に対しては、当該単位コンテンツデータの提示
を拒否することになる。図3に示す例では、プリントア
ウト回数は1回に制限されており、複写の回数は0回に
制限されている。したがって、ユーザがプリントアウト
の利用形態を指定した場合は、情報提示手段24は、そ
の回数を記録しておき、2回目以降のプリントアウトは
拒否する処理を行うことになる。また、ユーザが複写の
利用形態を指定した場合は、情報提示手段24はこのよ
うな利用形態での提示を拒否する処理を行うことにな
る。同様に、単位コンテンツデータについての利用条件
として、利用期限を制限する情報が設定されている場
合、情報提示手段24は、この利用期限を越える利用形
態に対しては、当該単位コンテンツデータの提示を拒否
することになる。図3に示す例では、利用期限は199
8年12月31日までに制限されており、この期限以降
に利用要求があった場合は、情報提示手段24は提示を
拒否することになる。
【0039】また、図3に示す例とは若干異なるが、利
用条件として、たとえば、「1回プリントアウトするご
とに利用料5円を徴収する」というような設定がなされ
ている場合、提示履歴を配信用コンピュータ10側に送
信することにより課金処理が可能になる。すなわち、情
報提示手段24は、ユーザからプリントアウトという形
態による利用要求があった場合、要求どおりの利用形態
でコンテンツの提示を行うとともに、「プリントアウト
という利用形態での利用が1回あった」旨を示す利用履
歴を、情報送信手段25へと伝達する。情報送信手段2
5は、この利用履歴を通信回線30を介して情報配信手
段12へと送信する。情報配信手段12は、この利用履
歴に基づいて必要な課金処理(たとえば、当該ユーザの
銀行口座からの自動引落処理など)を行うことができ
る。もちろん、課金情報そのもの(上述の例では、5円
分の課金をすべき情報)を情報配信手段12へ送信して
も等価である。
【0040】図示の実施形態では、情報送信手段25
は、ユーザが入力した個人情報を、通信回線30を介し
て配信用コンピュータ10へと送信する機能も有してい
る。たとえば、ユーザが課金された利用料をクレジット
カードで決済したいような場合、クレジットカード番号
などの個人情報を情報送信手段25に対して入力し、こ
れを配信用コンピュータ10側へと送信すればよい。一
方、情報配信手段12には、このような個人情報を受信
して必要な処理(たとえば、クレジット口座への課金処
理など)を行う機能を設けておけばよい。
【0041】なお、各単位コンテンツデータのユーザに
よる利用を、単位配信情報D内の利用条件に基づいて物
理的に制限するためには、情報保持手段23内に保持さ
れている単位コンテンツデータのユーザによる利用が、
情報提示手段24を介してのみもしくは情報提示手段2
4の監督下においてのみ可能となるようにシステムを構
成しておく必要がある。既に述べたように、被配信用コ
ンピュータ20としては、汎用のパーソナルコンピュー
タをそのまま利用するのが実用的である。この場合、情
報保持手段23としては、この汎用パーソナルコンピュ
ータ用の磁気ディスク装置などがそのまま利用されるこ
とになる。したがって、この磁気ディスク装置などに格
納された単位コンテンツデータに対してユーザが自由に
アクセスできる状況にあると、利用条件に基づく利用形
態が実効的に確保されないおそれがある。そこで、この
汎用パーソナルコンピュータ用の磁気ディスク装置のう
ち、情報保持手段23として機能する部分に格納された
データに関しては、情報提示手段24を介してアクセス
した場合もしくはその監督下でアクセスした場合にのみ
正しい読出しが可能なように構成しておくのが好まし
い。また、同様の理由から、情報受信手段21によって
受信した単位配信情報Dに対しては、情報登録手段22
によって直ちに情報保持手段23への登録が行われるよ
うにし、受信した単位配信情報Dを不正な手段によって
別な記録媒体などへ格納することができないよう配慮す
るのが好ましい。
【0042】実用上は、本発明に係る被配信用コンピュ
ータ20は、汎用のWebブラウザソフトウエアや、汎
用のビューアソフトウエアを組み込んだ一般的なパーソ
ナルコンピュータに、更に、本発明実施のために特別に
作成したプラグインソフトウエアやヘルパーアプリケー
ションソフトウエアなどを付加することにより実現する
と、良好なコストパフォーマンスが得られる。
【0043】以下、被配信用コンピュータ20の具体的
な構成例を述べておく。まず、図1に示す被配信用コン
ピュータ20における情報受信手段21は、汎用のWe
bブラウザソフトウエアを流用して実現することができ
る。ただし、汎用のWebブラウザソフトウエアをその
まま用いた場合、受信した単位配信情報Dを不正な手段
で本システムの系外にある記録媒体などにダウンロード
することが物理的に可能になる。そこで、情報登録手段
22として、この汎用のWebブラウザソフトウエアが
受信したデータを情報保持手段23に登録するためのヘ
ルパーアプリケーションを用意しておき、この汎用のW
ebブラウザソフトウエアが、配信用コンピュータ10
からデータの配信を受けたときに、自動的にこのヘルパ
ーアプリケーションが起動するような構成にしておけば
よい。このような構成にしておけば、情報受信手段21
として汎用のWebブラウザソフトウエアを用いた場合
でも、配信されたデータが本システムの系外へ出ること
はない。
【0044】一方、情報提示手段24は、汎用のビュー
アソフトウエアを流用して実現することができる。ただ
し、汎用のビューアソフトウエアをそのまま用いた場
合、情報保持手段23内の単位配信情報Dを不正な手段
で本システムの系外にある記録媒体などに読み出すこと
が物理的に可能になる。そこで、汎用のビューアソフト
ウエアに特別なプラグインソフトウエアを組み込むこと
により、情報提示手段24を構成するようにし、情報保
持手段23に対するアクセスが、このプラグインソフト
ウエアを介してのみもしくはその監督下においてのみ行
われるように構成しておくとよい。このように、汎用の
ビューアソフトウエアによるディスプレイ表示、プリン
トアウト、データ複写などの処理を、このプラグインソ
フトウエアの管理下もしくは監視下におくようにすれ
ば、予め設定した利用条件を遵守したコンテンツの提示
が物理的に確保されることになる。
【0045】結局、情報受信手段21、情報登録手段2
2、情報保持手段23、情報提示手段24、情報送信手
段25からなる本システムの系から、配信された単位配
信情報Dが出ないような構成となるように配慮すれば、
汎用のパーソナルコンピュータなどを利用して被配信用
コンピュータ20を実現することが可能になる。
【0046】以上、本発明を図示する一実施形態に基づ
いて説明したが、本発明はこの実施形態に限定されるも
のではなく、この他にも種々の形態で実施可能である。
たとえば、図2に示す例では、単位配信情報Dを、単位
コンテンツデータ、検索用情報、利用条件の3つの情報
によって構成したが、この他にも、たとえばコンテンツ
の著作権を示す情報や、種々の認証情報を単位配信情報
D内に付加してもよい。また、単位コンテンツデータに
検索用情報や利用条件を付加する際には、暗号化などの
手法を用い、不可視データとしてコンテンツデータ内に
埋め込む処理を行うことも可能である。この場合、情報
登録手段22によって登録を行う際に、埋め込まれてい
た検索用情報や利用条件を抽出した上で、データベース
の形式への登録を行うことになる。また、利用料金の設
定も、たとえば、配信時に1回だけ課金を行い、配信後
の利用形態にかかわらず一律料金となるような設定も可
能である。もちろん、本発明で利用できるコンテンツ
は、図3に示す地図情報に限定されるものではなく、あ
らゆるジャンルのコンテンツを本発明に係るシステムで
配信することができる。
【0047】
【発明の効果】以上のとおり本発明に係るデジタルコン
テンツの配信システムによれば、配信されたコンテンツ
をデータベースの形式で格納し、これを所定の利用条件
に基づいて提示できるようにしたため、入手したコンテ
ンツの管理を効率的に行うことができ、しかも任意の利
用条件に基づくコンテンツの提供事業が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るデジタルコンテンツ
の配信システムの基本構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すシステムにおける単位配信情報Dの
構成例を示す図である。
【図3】図1に示すシステムにおける単位配信情報Dの
より具体的な構成例を示す図である。
【符号の説明】
10…配信用コンピュータ 11…情報蓄積手段 12…情報配信手段 20…被配信用コンピュータ 21…情報受信手段 22…情報登録手段 23…情報保持手段 24…情報提示手段 25…情報送信手段 30…通信回線 D…単位配信情報

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバとして機能する配信用コンピュー
    タから、クライアントとして機能する被配信用コンピュ
    ータへ、通信回線を介してデジタルコンテンツを配信す
    るシステムであって、 ひとまとまりの情報として配信すべき単位コンテンツデ
    ータと、前記単位コンテンツデータについての検索用情
    報と、前記単位コンテンツデータについての利用条件を
    示す情報と、を有する単位配信情報を複数用意し、 前記配信用コンピュータに、前記複数の単位配信情報を
    蓄積する情報蓄積手段と、ユーザからの要求に応じた所
    定の単位配信情報を前記情報蓄積手段から読出し、これ
    を前記通信回線を介して前記被配信用コンピュータへと
    送信する情報配信手段と、を設け、 前記被配信用コンピュータに、複数の単位配信情報を保
    持することができる情報保持手段と、前記通信回線を介
    して送信されてきた単位配信情報を受信する情報受信手
    段と、受信した単位配信情報を、検索用情報に基づく検
    索が可能な態様で前記情報保持手段内に登録する情報登
    録手段と、配信を受けるユーザから入力された所定の検
    索条件に基づいて、前記情報保持手段内の単位配信情報
    を検索し、前記検索条件に合致する検索用情報を有する
    単位配信情報内の単位コンテンツデータを、その利用条
    件に基づいてユーザに提示する情報提示手段と、を設
    け、 前記情報保持手段内に保持されている単位コンテンツデ
    ータのユーザによる利用が、前記情報提示手段を介して
    のみもしくは前記情報提示手段の監督下においてのみ可
    能となるように構成したことを特徴とするデジタルコン
    テンツの配信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシステムにおいて、 ユーザが入力した個人情報を通信回線を介して配信用コ
    ンピュータへと送信する情報送信手段を、被配信用コン
    ピュータに更に設け、配信用コンピュータ内の情報配信
    手段が、この情報送信手段から送信されてきた情報を受
    信する機能を有するようにしたことを特徴とするデジタ
    ルコンテンツの配信システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のシステムにおいて、 情報提示手段によるユーザに対するコンテンツデータの
    提示履歴を通信回線を介して配信用コンピュータへと送
    信する情報送信手段を、被配信用コンピュータに更に設
    け、配信用コンピュータ内の情報配信手段が、この情報
    送信手段から送信されてきた情報を受信する機能を有す
    るようにしたことを特徴とするデジタルコンテンツの配
    信システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のシステムにおいて、 個々のユーザごとにそれぞれ配信を希望するデジタルコ
    ンテンツの条件を予め定めておき、情報配信手段が、前
    記条件に合致するデジタルコンテンツを含む単位配信情
    報を情報蓄積手段から自動的に読出し、これを個々のユ
    ーザの被配信用コンピュータへと自動的に送信する機能
    を有することを特徴とするデジタルコンテンツの配信シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のシステ
    ムにおいて、 単位コンテンツデータについての利用条件として、利用
    料金に関する条件を設定し、ユーザがこの利用料金の支
    払いを承諾することを条件として、情報提示手段による
    当該単位コンテンツデータの提示が行われるようにした
    ことを特徴とするデジタルコンテンツの配信システム。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のシステ
    ムにおいて、 単位コンテンツデータについての利用条件として、プリ
    ントアウトもしくは複写の回数を制限する条件を設定
    し、情報提示手段が、前記制限回数を越える利用形態に
    対しては、当該単位コンテンツデータの提示を拒否する
    ことを特徴とするデジタルコンテンツの配信システム。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載のシステ
    ムにおいて、 単位コンテンツデータについての利用条件として、利用
    期限を制限する条件を設定し、情報提示手段が、前記利
    用期限を越える利用形態に対しては、当該単位コンテン
    ツデータの提示を拒否することを特徴とするデジタルコ
    ンテンツの配信システム。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載のシステ
    ムにおいて、 配信用コンピュータが、検索用情報もしくは利用条件を
    暗号化して単位コンテンツデータに埋め込む処理を施す
    ことにより得られる単位配信情報を送信する機能を有
    し、 被配信用コンピュータが、受信した単位配信情報に埋め
    込まれていた検索用情報もしくは利用条件を抽出した上
    で登録を行う機能を有することを特徴とするデジタルコ
    ンテンツの配信システム。
  9. 【請求項9】 コンピュータに、請求項1〜8のいずれ
    かに記載のシステムにおける被配信用コンピュータとし
    て機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ
    読取り可能な記録媒体。
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