JP2002329084A - 保管データを共有するデジタルアーカイブシステム及び方法 - Google Patents

保管データを共有するデジタルアーカイブシステム及び方法

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JP2002329084A
JP2002329084A JP2001170238A JP2001170238A JP2002329084A JP 2002329084 A JP2002329084 A JP 2002329084A JP 2001170238 A JP2001170238 A JP 2001170238A JP 2001170238 A JP2001170238 A JP 2001170238A JP 2002329084 A JP2002329084 A JP 2002329084A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】公開用コンテンツファイルを短時間でネットワ
ークを介して保管し、かつ保管の記憶領域を節約できる
データファイル保管システム及び方法を提供する。 【解決手段】サーバーシステム110には公開用コンテ
ンツ記憶部113を有し、データ記憶手段118によっ
て公開用コンテンツファイルを記憶できる。一方ユーザ
ー端末140から保管要求があった公開用コンテンツフ
ァイルは、データ照会手段115によって既に公開用コ
ンテンツ記憶部113に記憶されているかを照会し、既
に記憶されている場合は更に記憶せず、ユーザー保管用
データ記憶部112に当該公開用コンテンツファイルが
記憶されている記憶先アドレスを公開用コンテンツファ
イルの換わりにデータ置換手段117によって保管す
る。また、保管をしたユーザーは、ユーザー認証手段1
14によって保管された記憶先アドレスにアクセスし、
送信要求をする事により保管した公開用コンテンツファ
イルをデータ送信手段116によってダウンロードす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタルアーカイブ
システム(コンピューターで扱えるデータファイルを保
管するシステム)及びその方法に関するものであり、更
に詳しくは、デジタル化された音楽や映画などの大容量
のファイルを一般顧客の要求により、短時間でネットワ
ークを介して直接または圧縮して記憶、保管し、更に一
般顧客が必要とするとき何時でもダウンロードさせるこ
とが出来るシステム及び方法に関する。また、デジタル
化された音楽や映画など大容量のファイルをネットワー
クを介して容易に販売できるシステムに、更には保管し
た音楽や映画などファイルの内容情報の利用頻度やそれ
を保管する一般顧客の趣向を調査できるサーベイシステ
ムに関連を有する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットなどに接続が可能
なデジタルアーカイブサービスを提供する企業が登場
し、法人の資料や経理書類など公式文書、写真や図面、
音楽データや動画データなどをデジタル化し、インター
ネットを介して圧縮、保管するなどデジタルアーカイブ
システムの技術が公開されている。
【0003】また、インターネットの発達により、イン
ターネットを介した音楽楽曲の販売などが活性化し、そ
れに伴う音楽送信技術やホスティング技術、楽曲の複写
防止技術、楽曲の販売課金技術などが発展してきた。
【0004】一方、音楽などを記録する記憶媒体は技術
の進歩と供に多様化し、従来のレコードや磁気テープ、
CD、MDなどの他に、DVD(Digital Vi
deo Disc)や、更には圧縮技術であるMPEG
(Motion Picture Experts G
roup)を利用したハードディスクなどへの記録も可
能となっている。
【0005】更に、近年では携帯電話機端末の進歩とと
もに、ワイアレスアプリケーションプロトコル、アイモ
ード(登録商標)などを利用して、携帯電話機端末から
インターネットに直接接続できるようになったほか、最
近では携帯電話機端末を利用して音楽楽曲を購入した
り、携帯電話機端末を直接再生装置にして音楽を何処で
も聞く事ができる技術も登場した。
【0006】また、ブロードバンドの技術は通信速度を
飛躍的に上げて、大容量のデータでもスピーディーに送
受信できるようになったほか、ADSL、SDSL、P
NAなどの広帯域利用技術、スプリッター技術などを進
歩させた。
【0007】CDなど音楽記憶媒体には、その楽曲のタ
イトルや、収録時間、曲数などのインデックス情報を記
載する事ができるようになり、再生装置のディスプレー
上で確認できるようになったほか、著作権問題を解決す
る為に、楽曲などのデータの中に直接権利関係の情報を
挿入する、デジタル透かし技術も登場してきた。また、
XML(eXtensible Markup Lan
guage)などの言語は情報内容に特定の意味を持た
せる事を可能とし、情報内容の識別や照会、情報内容の
特定の拡張や変換、任意のアプリケーションやオペレー
ティングシステムでの情報内容の活用などが可能となっ
ている。
【0008】更に情報工学技術の進歩に伴い、情報を絞
り込む検索技術や、情報内容を認識し、照会、照合する
技術も進歩し、情報内容の特定のキーワードを検索した
り、複数の音声データなどの同一性を照合する事が可能
となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、デジタルデー
タ保管業においてデジタル音楽データやデジタル動画デ
ータなど大容量のデータを大量に保管するには、記憶の
為のディスクスペースなどが膨大に必要であり、圧縮技
術の開発が待たれているものの、データのコンパクト化
には限界があるため、保管コストの上昇、トラフィック
の負担増は避けられない。よって最も重要な課題は圧縮
技術に頼らない保管容量の縮小化のための技術の開発が
あげられる。
【0010】また、大容量のデータの送受信コストは通
信速度に依存する為、通信バックボーン回線の容量を増
設する必要が生じてサーバーのインフラコストを上昇さ
せ、また一般顧客の通信時間増大を招いている。特にア
ーカイブ用サーバーへの保管のためのアップロード時間
は、ADSLなど非対象スピードを持つインフラが主流
の近年において、上り速度が著しく低く、通信時間の増
大を深刻化させるなどの問題があった。デジタルデータ
の外部保管が発展するには、アップロード時間を短縮化
できる技術が必要であり、これらの解決ができる技術は
極めて有用である。
【0011】音楽配信においては、著作権問題や、著作
隣接権、送信可能化権などの権利保護の問題を解決する
為の技術の開発が急務となっているが、従来のこれら問
題の解決にはシステムやソフトにのみ依存してきたた
め、技術の裏をかいた侵害が後をたたず、新たに利用方
法による権利保護技術が待たれている。また現在の再生
装置の都合上、レコードなどを購入しても、それを聞く
ときは違う記憶媒体に複写して、聞く時間や場所や状況
に応じて記憶媒体を選択して聞くという習慣ができてい
るため、この複写を利用した著作権の侵害が問題となっ
ており、複写と違うプロセスで音楽などを視聴できる仕
組みの開発も課題となってくる。また、音楽配信の最大
の問題点は、楽曲を購入する際長いダウンロード時間を
待たなければならない事であり、特にキオスク端末(コ
ンビニエンスストアなどに設置されている楽曲を購入で
きる端末機)などでは、一人の顧客がダウンロードをし
ていると、他の顧客が完了まで順番を待つ事になり、合
理的で無い。
【0012】また、多様化した記憶媒体や記憶方式はデ
ータの精度向上やコンパクト化には貢献するが、逆に再
生装置の多様化や高額化を招き、記憶媒体などが違う場
合最悪再生が出来ないか、または複数の記憶媒体に対応
した再生装置、例えばCDとカセットテープとMDの再
生装置を同時に備えた再生録音装置など、を開発する必
要もあり、またユーザーもそれを購入しなければならな
いなどデメリットも多かった。
【0013】携帯電話端末を利用した楽曲などのダウン
ロード及び再生装置としての使用については、携帯電話
機端末に大容量の記憶装置を備える事が困難である為、
音楽データなどの一時記憶が限定されるほか、記憶媒体
を利用する場合は前項同様に記憶媒体の多様化がますま
す問題になる。
【0014】
【課題を解決するための手段】[構成1]インターネッ
トなどネットワークに接続可能なデータファイル保管シ
ステムであって、複数のユーザーがクライアント装置で
ある複数の端末からネットワークを介して接続可能に構
成され、特定の記憶領域に、特定の複数の公開用コンテ
ンツファイルをまとめて圧縮した圧縮ファイルを含む公
開用コンテンツファイルを、公開用コンテンツの著作
者、著作隣接権者、販売権者、使用権を持つユーザーな
どの端末からの要求で保管することが可能なサーバー
と、前記サーバーに前記ネットワークを介して接続可能
な複数の端末とを備え、前記サーバーには更に、ユーザ
ーが前記端末からインターネットなどのネットワークを
介して保管要求する公開用コンテンツファイルの内容情
報が前記記憶領域に既に記憶されているか否かを、公開
用コンテンツファイルの制作者や販売者などが予め付し
たファイルIDの照会、音楽CDなどに記録された楽曲
インデックス情報の照会、公開用コンテンツの内容情報
の一部を照会して全体を推測する推測照会、音声の同一
性を認識して照会する音声認識照会技術などを利用して
前記記憶領域に既に記憶されているか否かを照会する記
憶照会手段と、前記照会の結果同一のファイルが既に記
憶されている場合、前記保管要求された当該公開用コン
テンツファイルを更に記憶せず、既に記憶された当該公
開用コンテンツファイルの前記サーバー内の記憶先アド
レスに換えて記憶し保管する置換え記憶手段と、ユーザ
ーが保管した公開用コンテンツファイルを保管した当該
ユーザーからの特定の送信要求により、保管された記憶
先アドレスからの当該公開用コンテンツファイルの送信
を許可する、送信許可手段とを備えた事を特徴とする。
ここではユーザーの保管する記憶先アドレスと、公開用
コンテンツファイルは、関連付けが可能で有れば、任意
の記憶装置に記憶する事ができるほか、前記サーバーを
構成する任意の記憶領域に整理格納が可能である。前記
送信許可手段には、単にユーザーからのフォルダへのア
クセスを制限し認証を受けてフォルダにアクセスしたユ
ーザーのみにダウンロードを許可する簡易型の他、例え
ば記憶された公開用コンテンツファイルへの直接のアク
セスを制限するセキュリティー手段を含む高度な許可手
段も可能であり、送信可能化権の保護に有用である。更
に、記憶先の公開用コンテンツファイルを暗号化し、解
読の為のキーを記憶先アドレスとともにフォルダやユー
ザー端末側に保管して、不法な送信要求を排除すること
も前記送信許可手段に加える事が可能である。
【0015】ここで、使用されている用語の説明または
定義をすると、まず公開用コンテンツとは、売買やライ
センスなどの特定の条件で複数の一般顧客に再生後の内
容を公開され、同一のコンテンツを一定の目的で複数の
人が再生使用出来得る、例えば音楽楽曲ファイルや映画
コンテンツファイルなどの内容情報を含むデジタルデー
タをいい、通常は音楽CDなどの形態で一般に販売され
ている。また、保管とは、後で端末にダウンロードさせ
ることを目的としてデータを端末からアップロードさせ
記憶することをいう。記憶先アドレスとして使用されて
いるアドレスとは当該公開用コンテンツファイルが記憶
された領域を指定するパスや記憶先へのリンクなどを指
し、例えばユーザーが当該アドレスを選択して楽曲ファ
イルを間接指定、または特定の操作により記憶先のファ
イル名を直接指定すると、指定先の公開用コンテンツを
ダウンロードする事が可能となる。記憶先アドレスは表
示にファイル名や記号やアイコンを使用する事もでき、
ユーザーが公開用コンテンツファイルを検索するのに適
した表示が可能である。またここでサーバーとは高機能
なネットワーク管理機能を備えた装置をいい、構成面で
はネットワーク管理に必要な通信機能や制御機能、そし
て制御の機能面ではウェブサーバー、DNSサーバー、
データベースサーバー、キャッシュサーバー、アプリケ
ーションサーバー、メールサーバーなどを一つの装置に
備えたサーバーシステムもしくは個々に装置を組み合わ
せ一体として機能するサーバーシステムの、全部または
その一部を総称している。また本発明において、保管要
求、送信要求として使用されている要求とは、例えばユ
ーザーがCGIなどのインターフェイスを介して、前記
端末から特定のアクションの実行をサーバー側に命令す
る事などをいう。要求の方法としては、前記インターフ
ェイスに表示されたアイコンや、リンクをクリックする
などのほか、特定の文字情報を入力したり、表示を選択
するなどがある。
【0016】[構成2]構成1のデータファイル保管シ
ステムにおいて、前記送信許可手段は、予めユーザーに
前記記憶先アドレスを保管するフォルダーを割り当て、
前記フォルダーにIDを付して、かつ前記フォルダーに
アクセスを許可する本人認証手段の為のパスワードなど
付して、フォルダーに接続許可されたユーザーに前記送
信を許可する手段であり、公開用コンテンツファイルを
記憶し保管する特定の記憶領域はデータベースサーバー
内など前記サーバー内の公開用コンテンツファイルの共
有保管領域である事を特徴とする。ここでフォルダーと
は、ディレクトリーを視覚化した物であり、ユーザーに
割り当てユーザーが占有する事が可能な前記サーバー内
の前記記憶先アドレスの保管領域をいう。フォルダを開
くには割り当てたユーザーの本人認証を必要とする事が
できる。公開用コンテンツファイルの共有保管領域と
は、独立して複数のフォルダからの送信要求を受ける事
ができるデータベースサーバーなどの特定の領域を指
し、ハードディスクなどに記憶させる事ができる。
【0017】[構成3]構成1乃至構成2のデータファ
イル保管システムにおいて、ユーザーが保管要求、また
は送信要求する公開用コンテンツファイルの内容情報に
ついて、当該ユーザーが使用権利を有するか否かを照会
する使用権利照会手段を備えた事を特徴とする。ここで
使用権利とは自己の視聴や、許諾を得て他人に視聴させ
ることなどを目的とした、利用、再生の為の権利をい
う。また、使用権利の照会は、例えば音楽レコードを買
った者に購入商品の情報または購入者情報などを与え、
それらの情報を照会する機能や、購入者が事前に登録し
た端末をデバイス認証する機能などで実行される。特に
音楽レコードを購入した人に会員カードなどを提供し、
POSレジを介して管理すると利用権利の照会を容易く
できるため、好ましい。
【0018】[構成4]構成1乃至構成3のデータファ
イル保管システムにおいて、前記サーバーは、特定の公
開用コンテンツの販売システム、例えば特定のレコード
会社の販売システムなどにネットワークを介して接続さ
れ、前記販売システムから、少なくとも前記保管要求す
るユーザーが当該公開用コンテンツの購入者であるか否
かの情報を含んだ販売データをネットワークを介するな
どして取得する手段を備えた事を特徴とする。前記サー
バーは、取得した前記販売データを使用して購入者と保
管要求された公開用コンテンツファイルの所有者が同一
かを照会する事により購入者かどうかを判断する事も可
能であり、購入者情報と公開用コンテンツファイルの所
有者情報のいずれも、専用線網などのネットワークを介
して取得する方法のほかに、前記いずれかの情報を購入
した商品に入力または表示してユーザーの端末を介して
取得する事も可能である。
【0019】[構成5]構成1乃至構成4のデータファ
イル保管システムにおいて、前記サーバーには公開用コ
ンテンツファイルが当該公開用コンテンツの販売者など
により予め記憶され、前記端末からの要求で、ネットワ
ークを介して当該公開用コンテンツファイルを販売、決
済する為の販売決済手段を更に備えた事を特徴とする。
販売決済手段は、JAVA(登録商標)などで記述され
購入する商品データを一括してCGIに渡すカート機能
や、決済機関に個人の信用照会を行ないまた決済データ
を送信する機能や、販売する商品のリストを表示する機
能などによって任意構成されるほか、単に販売者に購入
の申込みを送信する機能であってもよい。
【0020】[構成6]構成1乃至構成5のデータファ
イル保管システムにおいて、前記サーバーには、前記販
売管理システムまたは前記販売決済手段からの要求で、
公開用コンテンツの購入者であるユーザーが占有する前
記フォルダーに、前記購入者によって購入された公開用
コンテンツファイルが予め記憶されている前記記憶先ア
ドレスを自動記憶する、アドレス自動記憶手段を備えた
事を特徴とする。この場合、当該公開用コンテンツファ
イルが前記販売者などによって既に前記サーバーに保管
してある事が前提となる。自動記憶は前記販売者が販売
の際入力する自動記憶要求などによって選択的に実行す
る事も可能であり、ユーザーは例えば音楽CDなどを購
入すれば、自分でその音楽をアップロードしなくても、
自分のフォルダーにその音楽を保管する事が可能にな
る。
【0021】[構成7]構成1乃至構成6のデータファ
イル保管システムにおいて、前記サーバーは、ユーザー
が前記保管した公開用コンテンツファイルの内容情報か
ら、特定の公開用コンテンツを検索する検索手段を備え
た事を特徴とする。ここで検索手段とは、キーワード検
索エンジンや、ファジー検索エンジン、音声認識の出来
るハミング検索エンジンなど、公開用コンテンツファイ
ルの一部の情報をもとに検索する目的ファイルまたはそ
のリンクを表示する事ができる手段を指し、ユーザーが
保管した公開コンテンツの内容情報、例えば音楽の歌詞
などにおいて音声認識されたキーワードや、曲のタイト
ル、アルバムのタイトル、制作者の名前など音楽CDに
予め記録されているインデックスデータや、音楽などの
デジタルコンテンツに著作者識別の為に刷り込まれたデ
ジタルすかし技術データなどを予め前記保管の際に記憶
しておけば、更に検索目的ファイルを容易に検索でき
る。更に公開用コンテンツファイルの内容情報や前記記
憶先アドレスをXMLなどで記述すれば、検索情報を容
易に識別でき応用範囲の広い検索が可能となるだけでな
く、前記記憶照会手段も容易となり便利である。
【0022】[構成8]構成1乃至構成7のデータファ
イル保管システムにおいて、前記サーバーには、ユーザ
ーから保管要求または送信要求される公開用コンテンツ
ファイルや、単独または特定の複数の公開用コンテンツ
ファイルをまとめて圧縮したファイルなどを特定のファ
イル形式に変換して前記記憶照会を行なう手段を備えた
事を特徴とする。
【0023】[構成9]構成1乃至構成8のデータファ
イル保管システムにおいて、ユーザーから複数送信要求
される公開コンテンツファイルの送信順序を前記サーバ
ーが一時記憶し、ユーザーの選択順に編集の上送信する
編集手段を備えた事を特徴とする。
【0024】[構成10]構成1乃至構成9のデータフ
ァイル保管システムにおいて、ユーザーが公開用コンテ
ンツファイルを保管要求または送信要求した履歴を前記
サーバーで記憶するログ取得手段を備えた事を特徴とす
る。前記ログはデータマイニング手段などによって解析
する事が可能で、ユーザーの公開用コンテンツの好み
や、著作物の利用頻度などを解析し、販売の為のデータ
の取得やクラスタリングされたユーザーデータベース作
成、著作権の配分の為の参考データに利用する事も可能
である。
【0025】[構成11]構成1乃至構成10のデータ
ファイル保管システムにおいて、前記サーバーには、フ
ァイル形式または圧縮ファイル形式などを照会するファ
イル形式マスターを記憶したデータベースを備え、前記
保管または送信される公開用コンテンツファイルのファ
イル形式または、圧縮ファイル形式を照会し認識して、
特定のファイル形式に変換またはエンコードもしくはデ
コードなどをする手段を更に備えた事を特徴とする。こ
こでファイル形式マスターとは、例えば拡張子とその対
応するデコードソフトなどとを関連付けてあり、対象フ
ァイルの拡張子が何かの照会、および対応する変換のた
めのソフトは何かなどを照会する為のデータベースをい
う。
【0026】[構成12]構成1乃至構成11のデータ
ファイル保管システムにおいて、前記サーバーは、既に
特定の記憶領域に特定の公開用コンテンツが記憶されて
いる場合、構成6記載の前記購入者によって当該公開用
コンテンツが購入された履歴を前記サーバーが照会する
事により、購入者と前記ユーザーが同一であるかを照会
する購入者照会手段を有して、照会の結果当該公開用コ
ンテンツを前記ユーザーが購入していたと承認された場
合、前記記憶先アドレスを前記ユーザーの端末から直接
入力の上保管できるアドレス手動保管手段を備えた事を
特徴とする。この記憶先アドレスは、例えば購入した音
楽CDなど公開用コンテンツの記憶媒体に表示するなど
して、ユーザー端末から直接入力すると便利である。
【0027】[構成13]構成1乃至構成12のデータ
ファイル保管システムにネットワークを介して接続可能
な携帯用データファイル受信端末であって、コンピュー
タのメモリやキャッシュなどの一時記憶装置またはフラ
ッシュメモリやハードディスクなどの記憶装置を備え、
前記サーバーに接続を許可する為の端末毎のID送信手
段を有し、ネットワークに接続して前記フォルダーに保
管された公開用コンテンツファイルを受信できる手段を
備えた事を特徴とする。端末毎のID送信手段とは、た
とえば携帯電話機端末毎に割り当てられた電話番号など
を携帯電話機端末が通信の度に送信する仕組みのよう
に、端末毎に割振られた、端末の所有者が判るIDを送
信できる手段のことをいう。
【0028】[構成14]構成13の携帯用データファ
イル受信端末において、受信したファイルの外部への複
写が、装置の仕組み上または複写制限手段を付加するな
どにより制限または禁止されている事を特徴とする。複
写とはデータを磁気テープやCDなどの記憶媒体に記憶
させることをいう。
【0029】[構成15]構成1乃至構成14のデータ
ファイル保管システム及び携帯用データファイル受信端
末において使用可能な公開用コンテンツの記録媒体であ
って、少なくとも前記アドレスまたは前記使用権利また
は前記購入者の情報などから選択された管理情報を、公
開用コンテンツファイルの内容情報と供に予め記録して
いるか、もしくは表示されている事を特徴とする。ここ
で表示とは前記記憶媒体に直接文字情報などが記述して
ある場合のほか、前記記憶媒体を包装するパッケージに
表示されているものも含む。
【0030】[構成16]ネットワークを介して送受信
されるデータファイル保管方法であって、ユーザーが操
作する前記端末からネットワークを介して接続された前
記サーバーにおいてユーザーに前記フォルダとそのI
D、パスワードを割り当て、ユーザーがネットワークを
介して前記サーバー内の前記フォルダーに公開用コンテ
ンツファイルを保管要求すると、当該公開用コンテンツ
ファイルの内容情報が他のユーザーまたは特定の第三
者、例えば当該公開用コンテンツファイルの著作者や販
売者などによって既に前記サーバーに保管されているか
を照会する照会ステップを有し、保管されていない場合
は前記サーバー内の特定の記憶領域に当該公開用コンテ
ンツファイルを記憶し、前記フォルダには当該公開用コ
ンテンツファイルが記憶された領域のアドレスを保管
し、既に保管されている場合は保管要求された当該公開
用コンテンツファイルを更に記憶せず、既に記憶された
当該公開用コンテンツファイルの前記記憶先アドレスに
換えて保管する置換え保管ステップと、当該ユーザーが
保管した当該公開用コンテンツファイルを当該ユーザー
本人からの送信要求である事を確認の上前記サーバーか
ら前記端末への送信を許可する送信許可ステップを更に
備えた事を特徴とする。
【0031】[構成17]構成16のデータファイル保
管方法であって、前記サーバーに前記公開用コンテンツ
ファイルが既に記憶されているかの照会ステップは、構
成15に記載の公開用コンテンツ記憶媒体に予め記録さ
れているかもしくは表示されている前記管理情報によっ
て実行され、ユーザーは前記端末から前記管理情報を前
記サーバーに文字入力などによって送信すれば当該ユー
ザーの前記フォルダに前記記憶先アドレスを直接保管で
きる事を特徴とする。
【0032】ここで記述したそれぞれの構成において、
公開用コンテンツファイル、データベース、管理情報な
どはXMLで記述される事が好ましい。XMLは特にD
TD(Document Type Definiti
on)によってメタデータを記述する事ができ、本発明
における様々な照会や検索に都合がいいだけでなく、S
MIL(Synchronized Multimed
iaIntegration Language)によ
って時間軸や方向軸などの応用マーク付けが可能とな
る。また、送信する端末やその端末が採用しているOS
やアプリケーションを選ばず、送信が可能であるなど利
点が多い。また、前記送信される公開用コンテンツファ
イルは一定時間または一定回数再生すると使用不能にな
るファイル形式に変換して送信されると、著作権などを
保護するのに都合がいい。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて詳述する。ここで示す実施の形態は
非限定例示であり、ここに示した構成のほか、全ての機
能や装置は本発明の範囲において任意に組み合わせ構成
できる。また、使用する装置や使用するソフト、ネット
ワーク構成、情報の記述方法、使用する記憶媒体なども
本発明の範囲において任意選択が出来る。また、ネット
ワークはインターネットに限らず、イントラネット、L
AN、WAN、エンタープライズネットワークなど、そ
の構成に限定されない。
【0034】図1は本発明の構成例を示した図である。
サーバーシステム110は主制御部121と、ルーター
などの通信制御装置を含む通信部119と、ユーザーに
割り当てたフォルダの情報やユーザーの属性などを記憶
したユーザーID記憶部111と、ユーザーに割り当て
たフォルダとその内容である記憶先アドレスを格納して
おくユーザー保管用データ記憶部112と、公開用コン
テンツ記憶部113などによって構成され、更に主制御
部121はネットワーク管理に必要な各機能のほかに、
ユーザーID記憶部111に記憶されたユーザー属性か
らサーバーシステム110に接続要求したユーザーを認
証するユーザー認証手段114と、記憶照会手段の実施
例であり保管要求された公開用コンテンツファイルのデ
ータの一部を公開用コンテンツ記憶部113に照会する
データ照会手段115と、ユーザー認証手段114によ
り接続を許可されたユーザーに公開用コンテンツファイ
ルを送信するデータ送信手段116と、公開用コンテン
ツファイルの記憶先アドレスを当該ファイルに換えてユ
ーザー保管用データ記憶部112に格納されたフォルダ
に保管するデータ置換手段117と、公開用コンテンツ
ファイルを公開用コンテンツ記憶部113に記憶するデ
ータ記憶手段118などにより構成される。主制御部は
具体的には中央演算処理装置(CPU)などを中心とし
て構成され、主に様々な情報の処理や各種手段の実行や
制御など、システムのインテリジェンス部分を負担す
る。
【0035】一方ユーザー端末140は、サーバーシス
テム110にインターネット120などを介して接続さ
れ、モデムまたはターミナルアダプターもしくはスプリ
ッターなどで構成される通信部141と、主制御部14
5と、CDレコーダブルリライト装置などの記憶媒体読
出部143と、ハードディスクなどの記憶部144から
構成され、主制御部145にはサーバー110からの情
報を表示し、または情報をサーバー110に送信する事
が可能なブラウザシステム142などにより構成され
る。また、ユーザー端末の別の実施形態であるユーザー
携帯電話機端末150は、通信部151、主制御部15
5、ブラウザシステム152、音楽などを再生できる再
生部153、記憶媒体記録部154などから構成され
る。
【0036】また、公開用コンテンツ販売機関端末13
0は、音楽レコードなど公開用コンテンツを販売する機
関が、あらかじめ公開用コンテンツである音楽楽曲を楽
曲データベース131から主制御部133により通信部
134を介してサーバーシステム110にアップロード
が可能に構成され、更に公開用コンテンツの販売に関す
る管理情報を、販売管理データベース132から主制御
部133により同様に通信部134を介してサーバーシ
ステム110に送信可能に構成される。
【0037】これらのシステムのハードウェアは、P
C、ワークステーション、ネットワーク端末などに実装
され、具体的な処理を行なうCPU、及びメモリ、ハー
ドディスクなどの記憶装置、並びに入力装置、ティスプ
レーなどの出力装置、及びハブやルーターなどの通信装
置などによって構成される。
【0038】本発明の各種システムを構成するプログラ
ムは各種記録装置や記憶媒体に保存する事ができるほ
か、再生部153ではヘッドフォンを装備する事もでき
る。
【0039】サーバーシステム110の通信部119
と、ユーザー端末140をクライアントとする通信部3
1、及びユーザー携帯電話機端末150をクライアント
とする通信部151、並びに公開用コンテンツ販売機関
端末をクライアントとする通信部134は、それぞれデ
ータ通信を行なう。このデータ通信は主にインターネッ
トで使用するTCP/IPのプロトコルなどを使用する
事ができる。また、記述言語はHTML、CHTML、
JAVA、XMLなどを用いる事ができる。公開用コン
テンツ販売機関端末130は、独立したサーバーシステ
ムであっても可能であり、インターネット120の代わ
りに専用線網を使用する事も可能である。
【0040】図2は、本発明の実施形態におけるサーバ
ーシステムの機能構成とその機能関連を表した図であ
る。サーバーシステム70の主制御部60は次に説明す
る様々な機能をデータベースと通信部11との間で次の
通り処理をして、インターネット80や専用線90を介
して各クライアントとデータ通信を行なう。
【0041】入力データ解析部12と出力データ生成部
13は通信部11と接続され、出入力データは一時記憶
部8にキャッシュする事ができる。照会用データ記憶部
1は、ユーザーからの保管要求によって、入力データ解
析部12からの公開用コンテンツファイルに照会用デー
タがあるかを記憶照会手段15で照会用データ記憶部に
照会し(図2:28)、データが無い場合は当該公開用
コンテンツファイルを公開用コンテンツファイル記憶手
段19を介して公開用コンテンツ記憶部にアップロード
し(図2:30)、アップロードしたファイルの照会情
報を照会用データ記憶部1に記憶する(図2:29)。
同時に、その記憶先のアドレスをユーザー用フォルダ記
憶部5に置換え記憶手段18によって記憶する(図2:
37)。また、照会の結果データが既に記憶されていた
場合は、更に公開用コンテンツファイルをアップロード
せず、記憶照会手段から直ちに置換え記憶手段18を介
してアドレスをユーザー用フォルダ記憶部5に保管する
(図2:37)
【0042】ユーザー端末からのユーザー用フォルダ記
憶部5に保管されているフォルダへのアクセスは、ユー
ザーID記憶部4にユーザー認証手段17によって照会
され(図2:35)、個人認証の上フォルダにアクセス
しその内容データを受け取る(図2:40)ことができ
たユーザーには送信許可手段24による送信許可を与え
る情報を出力データ生成部13に渡す。また、公開用コ
ンテンツファイル記憶手段19は、ファイル形式変換手
段14によってファイルマスターDB3からのデータを
参照して(図2:33)、ファイルを変換(図2:3
2)のうえ適したファイル形式で記憶する事ができるほ
か、送信許可手段24もユーザーからの指定により、そ
のまま(図2:31)、もしくは適した形式に変換して
(図2:32)、出力データ生成部にデータを渡す事が
可能である。また、初めて利用するユーザーなどにフォ
ルダを割り当てるために、フォルダ生成手段26によっ
て、ユーザーID記憶部4にユーザー属性と、ID、パ
スワードを記憶し(図2:34)、当該フォルダをユー
ザ用フォルダ記憶部5に記憶する(図2:38)。
【0043】販売データ記憶部6は販売データ記憶手段
によって販売決済手段22で販売された(図2:44)
公開用コンテンツファイルの販売履歴や、公開用コンテ
ンツ販売機関が販売した公開用コンテンツファイルの販
売履歴などを記憶し(図2:42)、使用権利照会手段
16からの照会(図2:43)により記憶照会手段15
が保管を許可するかを制御するデータを提供するほか、
自動記憶手段27の起動の為のデータを提供する(図
2:41)。このデータを提供された自動記憶手段27
は、ユーザー用フォルダ記憶部5に格納されているフォ
ルダに、販売された公開用コンテンツファイルの記憶先
アドレスを自動記憶する(図2:36)事ができる。
【0044】ユーザーは検索手段20によって、ユーザ
ー用フォルダ記憶部5に記憶された記憶先アドレスまた
は、記憶先アドレスが指定しているファイルの内容情報
を検索できる(図2:39)ほか、編集手段21によっ
て、一時記憶部8にダウンロードの順序を記憶させ(図
2:50)、任意の順序で公開用コンテンツを送信する
事ができる。
【0045】また、ログ解析手段23は、ログの取得と
データマイニング処理を行なって、ユーザー利用履歴記
憶部7にログとその解析結果を記憶する(図2:45)
ことが可能である。
【0046】図3は本発明を構成するシステムのフロー
チャートである。以下、各ステップのフローをフローチ
ャートにしたがって説明していく。
【0047】サーバーシステムは端末にウェブ画面など
をダウンロードし、メニューを表示する(S301)。
S302のステップではユーザー端末から選択された前
記メニューが新規受付けなら(S302:Y)入力フォ
ームを表示し(S304)、そうでなければ(S30
2:N)ID入力フォームを表示する(S303)。S
303のステップでユーザー端末からIDパスワードを
受け取る(S305)と、入力が妥当であれば(S30
6:Y)フォルダ内容と次の入力を待機する入力フォー
ムを表示し(S307)、妥当でなければ(S306:
N)、S303のステップからS306のステップを繰
り返す。S307のステップで表示した入力フォームに
入力された選択が保管要求であれば(S308:Y)、
S309のステップの照会用データを参照し、保管要求
でなければ(S308:N)、S310のステップであ
る、入力は送信要求か、を照会する。S309のステッ
プの照会用データの参照で照会用データがあれば(S3
09:Y)、そのデータの照会を行ない(S311)、
無ければ(S309:N)保管要求されている公開用コ
ンテンツファイルの一部のデータを受け取り(S31
2)、そのデータの照会を行なう(S311)。S31
1のステップの、紹介の結果、データが記憶済み(S3
13:Y)である場合は記憶先アドレスをデータの代わ
りに保管し(S314)、記憶済みで無いとき(S31
3:N)は、S315のステップであるデータの記憶を
行なって、その記憶先アドレスを保管する(S31
4)。ここで終了を選択(S316:Y)すればフロー
は終了し、終了を選択しない(S316:N)場合はS
307ステップにループする。
【0048】また、S310のステップで、入力は送信
要求であれば(S310:Y)アドレスに指定されたデ
ータを送信(S317)し、S316のステップに進
み、入力は送信要求でない(S310:N)ときは、検
索を行ない(S318)フォルダ内容を編集(S31
9)して、S307のステップへループする。
【0049】S304のステップで表示された入力フォ
ームにユーザー端末からユーザー属性を受け取る(S3
20)と、入力は妥当かを判断し、入力が妥当でなけれ
ば(S321:N)、S304のステップからS321
のステップを繰り返し、入力が妥当であれば(S32
1:Y)、フォルダを生成して(S322)、フォルダ
とS320のステップで受け取ったユーザー属性を記録
して(S323)終了選択(S324)に進み、終了を
選択(S324:Y)すればフローは終了し、終了を選
択しない(S324:N)場合はS301のステップに
ループする。
【0050】図4及び図5に、ユーザー端末に表示させ
るウェブ画面の内容の一例を示す。ユーザーはこのウェ
ブ画面の入力フォームから、保管要求や送信要求を行な
うほか、ファイル形式の指定や、検索、編集などの要求
を入力してサーバーに送信する事ができる。このウェブ
画面は、まずメニューを表示し、ユーザーの選択により
保存画面、ダウンロード画面、ストリーミング画面、ア
ルバムの購入画面などを開く事ができる。これらの画面
の情報はサーバーの記憶部に記憶されており、ウェブサ
ーバーなどにより各ユーザー端末に送信され、アプレッ
トのダウンロードを同時に実行したり、CGIなどのイ
ンターフェイスを介して情報をサーバーが受け取る事な
どができる。
【0051】図4は、前項で保存画面を選択したときに
表示されるウェブ画面の一例である。プルダウンフォー
ムでファイル形式やファイルの圧縮形式などを選択でき
るほか、ユーザー端末の記憶媒体読出し部にセットされ
ているCDの内容を表示し、どの公開用コンテンツを保
管要求するかを選択させるフォームと、保管要求を行な
う実行ボタンなどのフォームが表示されるほか、ユーザ
ーID、パスワードの個人認証フォームも表示される。
【0052】図5は、同様にダウンロード画面を選択し
たときに表示されるウェブ画面の一例である。ダウンロ
ードしたい曲を探す為の検索フォームや、ダウンロード
の順序などをあらかじめ指定しておく編集フォームなど
が表示され、ダウンロードの為の送信要求を行なうには
再度ダウンロードボタンをクリックすればよい。この画
面が表示されるにはユーザーのIDとパスワードが承認
されている事が前提なので、当該ユーザーが保管してあ
る公開用コンテンツファイルを選択する事が、当該ユー
ザーが当該公開用コンテンツファイルの送信を許可され
る権利がある事の認証手段になっている。このほか、購
入ボタンを選択すると、そのユーザーが過去に保管した
公開用コンテンツの趣向に近い、お勧めCDがログ解析
の結果から表示され、カード決済やデジタルマネーなど
を利用して購入、決済する事ができる購入フォームを表
示する事もできる。
【0053】図6は、本発明を構成する記憶照会手段と
置き換え記憶手段の実行の流れを示す、フローチャート
である。サーバーは端末にメニューを表示する(S60
1)と、端末から保管要求を受け取る(S602)。保
管要求されている公開用コンテンツファイルのファイル
形式は記憶照会手段において読み取り可能なものかを照
会し(S603)、読み取り可能でなければ(S60
3:N)ファイル形式マスターDB631のデータから
ファイル形式照会S623を行ない、ファイル形式がD
Bにあれば(S624:Y)ファイル形式の変換(S6
25)を行ない、読み取り可能であれば(S603:
Y)であればそのまま、データをS604のステップに
渡す。また、S624のステップでファイル形式がDB
に無ければ(S624:N)610のステップに進む。
S604のステップでは公開用コンテンツに予め本発明
の記憶先アドレスが認識できるプロダクトIDがあるか
を照会し、もしあれば記憶先アドレスをフォルダーに直
接記憶(S609)し、なければ次のステップであるS
605に進む。S605では、保管要求されているファ
イルの内容がこの例示の場合音楽データかを認識し、音
楽データでなければ(S605:N)、610ステップ
に進み、音楽データであれば(S605:Y)音楽CD
などに情報内容と同時に記録されているインデックス情
報はあるかを認識し、インデックス情報があれば(S6
06:Y)公開用コンテンツファイルDB632からデ
ータを照会し(S607)、無ければ(S606:N)
データを照会するのに必要な最小単位の、保管する公開
用コンテンツファイルのデータの一部を受け取った(S
622)上で、S607のステップであるデータ照会を
行なう。このデータ照会の結果データが既に公開用コン
テンツファイルDB632に記憶されていれば、これ以
上公開用コンテンツファイルを記憶しないで、そのファ
イルの記憶先アドレスをユーザーDB633に保管して
ある、ユーザーに割り当てたフォルダーに記憶し(S6
09)、次に終了を選択すれば(S650:Y)フロー
は終了し、終了を選択しなければ(S650:N)S6
01のメニュー表示ステップ以下を繰り返す。
【0054】また、S608ステップでデータがまだ記
憶されていなければ(S608:N)データの記憶を公
開用コンテンツファイルDB632に実行(S621)
した上で、記憶先アドレスをフォルダーに記憶する(S
609)。なお、610のステップでは、保管要求され
たファイルが公開用コンテンツファイルであるかどうか
認識できなかった旨、またはファイル形式が認識できな
かった旨などをユーザーの端末に表示した上で、ユーザ
ーの確認を求めてデータの記憶を実行する(S62
1)。ここでS622のステップで、最小単位としてい
るのは、楽曲などの同一性を認識できる最小のデータ、
例えば著作権法で定められた著作権侵害の最小小節数な
どを指定しておけば、アップロードする時間を最小限に
短縮する事が可能である。
【0055】図7は、本発明の実施例である公開用コン
テンツ記憶媒体に表示された管理データの表示例であ
る。CD800には、レーベル810が貼られており、
レーベル810には様々なデザインや、音楽制作者の写
真など任意の表示ができる。
【0056】CDタイトル821には、そのCD800
の内容情報のタイトルが表示されており、タイトルID
822と対応している。タイトルIDとは本発明を構成
するサーバーが予め記憶しておくなどの方法で、そのタ
イトルの情報を記憶されているファイル全体と照会する
ことなく、内容情報の概要が判別でき得る属性データで
ある。同様にそのCD800に収録されている収録曲名
1の曲名823と曲名ID824が、収録曲名2の曲名
825と曲名ID826がそれぞれ対応している。タイ
トルID822及び曲名ID824、曲名ID826は
本発明を構成する端末から文字入力してサーバーに送信
することにより、公開用コンテンツファイルDBにその
データが既に記憶されているか、とその記憶先アドレス
は何処かが、入力されるように設定できる。また、使用
権利の無い複数のユーザーに無制限に保管されないため
に、製品毎の通し番号情報や、購入者に関する情報を含
む前記管理情報を予めサーバーに記憶させ、それを端末
に入力の上照会するためのIDである管理情報アドレス
827を表示しておくと一層便利である。
【0057】図8は前記管理情報に関するデータベース
の内容の一例である。ここでは記憶媒体に収録されてい
るタイトル名や収録曲などの公開用コンテンツの内容情
報やその記憶先アドレスのほか、購入時期や決済の有
無、購入者の情報、使用権の有無など管理情報が記録さ
れており、適正な保管要求であればデータベースの情報
を照会しなくても、前記記憶照会を可能とする為のデー
タが記録されている。このデータベースの構成や、フィ
ールドの構成、表示された内容などは本発明の範囲で自
由に選択、組み合わせ、構成ができるものとする。
【0058】図9は、本発明を構成するユーザー携帯端
末の一例である。ユーザー携帯端末920は、通信部9
21によって、インターネット910にワイアレスで接
続可能に構成されている。ユーザー携帯端末920は通
信部921と主制御部930と、ディスプレー940
と、音声出力部950などから構成され、主制御部93
0は更にブラウザシステム931、端末ID送信手段9
32、一時記憶部933、音声再生手段934、送信要
求手段935などから構成される。本発明を構成してい
るサーバーに接続するには端末ID送信手段932から
送信された、端末IDが前記サーバーに認証される事を
要する。前記サーバーからの情報は通信部921を介し
て、主制御部930に入力され、ブラウザシステム93
1によってディスプレー940に表示される。ここで送
信要求手段935からの公開用コンテンツファイルの送
信要求を通信部921を介してサーバーに送信すると送
信されるファイルを一時記憶部933に一時記憶し、音
声再生手段934によって、音声出力部950から公開
用コンテンツファイルの内容情報を再生する事ができ
る。
【0059】図10は本発明を構成する公開用コンテン
ツ販売機関の販売管理システムの一例である。本販売管
理システムは音楽レコード販売店用とした実施例であ
り、本発明を構成するサーバーとネットワークを介して
接続されている。
【0060】販売管理システムのストアコントローラー
内に構成される販売管理解析部では、OCR装置742
からの入力情報をPOS端末741を介して販売データ
入力部721が受け取り、楽曲DB711のデータを参
照しながら、販売履歴記憶部713に記憶しつつ、販売
データ生成部731に販売履歴の情報を生成して渡す。
また、ユーザー会員カード744に入力されている情報
をカードリーダー端末743を介して、購入者データ入
力部722が受け取り、購入者データ記憶部712に記
憶しつつ、販売データ生成部731に購入者情報を生成
して渡す。更に、必要に応じて自動記憶ボタン745を
購入者か販売者が押すと、自動記憶要求手段723は販
売データ生成部731に自動記憶要求情報を生成して渡
す。この販売履歴の情報、購入者情報、自動記憶要求情
報に基づいて、販売データ生成部731は販売データを
生成し、通信部733と専用線網750を介して、本発
明を構成するサーバーシステムにデータの提供を行なう
事ができる。また、楽曲DB711のデータを楽曲デー
タ生成部732を介して、前記サーバーに送信し、保管
させる事も可能である。
【0061】
【発明の効果】音楽レコードなど、多くの人が同じデー
タを持つ情報を保存する場合、保存用の記憶領域が大幅
に節約でき、保存のコストを下げられる。
【0062】また、アップロード時のデータ量、パケッ
ト量などを節約できて、短時間でアップロードできるた
め、特にADSLなどの非対象のデータ通信速度を持つ
インフラでは、通信時間の節約効果が極めて高くなる。
【0063】従来の記憶媒体の様にユーザー自身が持ち
歩かなくても、より多くの公開用コンテンツが何時でも
再生する事ができる。また、再生装置も記憶媒体に対応
して複数購入しなくてもよく、更に機能をサーバー側に
負担させれば、様々な高機能をユーザーに提供できるよ
うになる。
【0064】ユーザーは公開用コンテンツを、店舖に出
向かなくても購入する事ができ、出先などダウンロード
をする事が可能な端末を携帯していないときや、前記端
末を持っていても記憶媒体を持っていない場合であって
も、フォルダーに自動保管が可能なので購入が出来る。
また、時間が無いときでもユーザーのフォルダーへの自
動保管を利用すれば、ネットワークを介して公開用コン
テンツをダウンロード時間無しに購入できる。特に、音
楽CDなどの販売の場合、CDパッケージ購入と同時に
フォルダーへの自動保管を利用すれば、CDパッケージ
を未使用のまま保存でき、かつ楽曲の再生も本発明を構
成する端末を利用して何時でも可能である。
【0065】保管してある公開用コンテンツはキーワー
ド検索が可能となり、例えば、音楽楽曲を多数保管して
おいた場合でも、曲のタイトルや、歌詞のフレーズで聞
きたい曲の検索が可能である。更に、音声認証技術を使
えば、ハミング検索など曲のタイトルがわからない場合
でも、特に携帯電話機端末からの検索の場合容易に検索
が可能となる。
【0066】廃盤になったレコードなど、音源が既に無
い場合であっても、一般ユーザーからのアップロードで
楽曲のデータベースが構築可能となる。また、データベ
ースの構築にシステム運営側の入力作業が要らなくな
る。更に自動保管と、販売決済手段と、当該データベー
スがあれば、例えば特定の歌手の過去販売した全曲の一
斉販売も可能となる。
【0067】ユーザーの保管した公開用コンテンツの種
類や、送信要求の回数などのデータをとれるため、これ
らのデータをデータマイニングして、それぞれのユーザ
ーが求める新しい公開用コンテンツの発売案内など、高
度な販促手段が講じられる。
【0068】公開用コンテンツに個別の番号を付して販
売し、どの前記フォルダを持ったユーザーが購入したか
を管理すれば、保管の可否を判断できるほか、重ねて違
うユーザーからの保管要求を排除できて、著作権利を守
る事ができる。また、デジタル透かし技術を応用すれ
ば、保管要求時に正規に販売された公開用コンテンツ以
外の複写されたものを排除する事もできる。
【0069】ユーザーにダウンロードを許可する端末を
登録させれば、違法に他人に公開用コンテンツファイル
をダウンロードさせない手段が講じられるほか、外部の
記録媒体に違法複写が出来ない様制限を設けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成例を示した図である。
【図2】本発明の実施形態におけるサーバーの構成とそ
の機能関連を示した図である。
【図3】本発明の構成例であるシステムのフローチャー
トを示した図である。
【図4】ユーザー端末に表示させるウェブ画面の内容の
具体例を示した図である。
【図5】ユーザー端末に表示させるウェブ画面の内容の
具体例を示した図である。
【図6】本発明を構成する記憶照会手段と置き換え記憶
手段の実行の流れを示す、フローチャートである。
【図7】本発明の実施例である記憶媒体に表示された管
理データの表示例である。
【図8】本発明に使用される管理情報に関するデータベ
ースの内容例である。
【図9】本発明を構成するユーザー携帯端末の一例を示
す図である。
【図10】本発明を構成する公開用コンテンツ販売機関
の販売管理システムの一例である。
【符号の説明】
110 サーバーシステム 112 ユーザー保管用データ記憶部 113 公開用コンテンツ記憶部 114 ユーザー認証手段 115 データ照会手段 116 データ送信手段 117 データ置換手段 118 データ記憶手段 130 公開用コンテンツ販売機関端末 120 インターネット 140 ユーザー端末 150 ユーザー携帯電話機端末 1 照会用データ記憶部 2 公開用コンテンツ記憶部 3 ファイルマスターDB 4 ユーザーID記憶部 5 ユーザー用フォルダ記憶部 6 販売データ記憶部 7 ユーザー利用履歴記憶部 8 一時記憶部 11 通信部 12 入力データ解析部 13 出力データ生成部 14 ファイル形式変換手段 15 記憶照会手段 16 使用権利照会手段 17 ユーザー認証手段 18 置き換え記憶手段 19 公開用コンテンツファイル記憶手段 20 検索手段 21 編集手段 22 販売決済手段 23 ログ解析手段 24 送信許可手段 25 販売データ記憶手段 26 フォルダ生成手段 27 自動記憶手段 70 サーバーシステム 80 インターネット 90 専用線
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 110 G06F 17/30 110F 120 120B 240 240C H04L 9/32 H04L 9/00 673A

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークに接続可能なデータファイル
    保管システムであって、ユーザーがクライアント装置で
    ある端末からネットワークを介して接続可能に構成さ
    れ、特定の記憶領域に公開用コンテンツファイルを記憶
    し保管することが可能なサーバーと、前記サーバーにネ
    ットワークを介して接続可能な端末とを備え、前記サー
    バーには更に、ユーザーが前記端末からネットワークを
    介して保管要求する公開用コンテンツファイルの内容情
    報が前記記憶領域に既に記憶されているかを照会する記
    憶照会手段と、前記照会の結果既に当該公開用コンテン
    ツファイルが記憶されている場合、前記保管要求された
    当該公開用コンテンツファイルを更に記憶せず、既に記
    憶された当該公開用コンテンツファイルの記憶先アドレ
    スに換えて保管する置換え記憶手段と、ユーザーが保管
    した公開用コンテンツファイルを保管した当該ユーザー
    からの特定の送信要求により、送信の可否を決定する送
    信許可手段とを備えた事を特徴とするデータファイル保
    管システム。
  2. 【請求項2】請求項1のデータファイル保管システムに
    おいて、前記特定の送信許可手段は予めユーザーに前記
    記憶先アドレスを保管するフォルダーを前記サーバー内
    に割り当て、前記フォルダーにID、パスワードを付し
    て本人認証の上前記フォルダーへの接続許可を与え、接
    続を許可されたユーザーに送信の許可を与える手段であ
    り、公開用コンテンツファイルを記憶し保管する特定の
    記憶領域は前記サーバーの公開用コンテンツファイル共
    有保管領域である事を特徴とするデータファイル保管シ
    ステム。
  3. 【請求項3】請求項1乃至請求項2のデータファイル保
    管システムにおいて、ユーザーが保管要求、または送信
    要求する公開用コンテンツファイルの内容情報につい
    て、当該ユーザーが使用権利を有するかを照会する使用
    権利照会手段を備えた事を特徴とするデータファイル保
    管システム。
  4. 【請求項4】請求項1乃至請求項3のデータファイル保
    管システムにおいて、前記サーバーは、特定の公開用コ
    ンテンツの販売管理システムにネットワークを介して接
    続され、前記販売システムから、前記保管要求するユー
    ザーが当該公開用コンテンツの購入者であるか否かの情
    報を少なくとも含んだ販売データを取得する手段を備え
    た事を特徴とするデータファイル保管システム。
  5. 【請求項5】請求項1乃至請求項4のデータファイル保
    管システムにおいて、前記サーバーには公開用コンテン
    ツファイルが予め記憶され、前記端末からの要求で、ネ
    ットワークを介して当該公開用コンテンツファイルを販
    売、決済する為の販売決済手段を更に備えた事を特徴と
    するデータファイル保管システム。
  6. 【請求項6】請求項4乃至請求項5のデータファイル保
    管システムにおいて、前記サーバーには、前記販売管理
    システムまたは前記販売決済手段からの要求で、公開用
    コンテンツの購入者であるユーザーが占有する前記フォ
    ルダーに、当該購入された公開用コンテンツファイルの
    記憶先アドレスを自動記憶する、アドレス自動記憶手段
    を備えた事を特徴とするデータファイル保管システム。
  7. 【請求項7】請求項1乃至請求項6のデータファイル保
    管システムにおいて、前記サーバーは、ユーザーが前記
    保管した公開用コンテンツファイルの内容情報から、特
    定の公開用コンテンツを検索する検索手段を備えた事を
    特徴とするデータファイル保管システム。
  8. 【請求項8】請求項1乃至請求項7のデータファイル保
    管システムにおいて、前記サーバーには、ユーザーから
    保管要求または送信要求される、圧縮した公開用コンテ
    ンツファイルを含む公開用コンテンツファイルを特定の
    ファイル形式に変換して前記記憶照会を行なうファイル
    変換手段を備えた事を特徴とする販売管理システム。
  9. 【請求項9】請求項1乃至請求項8のデータファイル保
    管システムにおいて、ユーザーから複数送信要求される
    公開コンテンツファイルの送信順序を前記サーバーが一
    時記憶し、ユーザーの選択順に送信する編集手段を備え
    た事を特徴とするデータファイル保管システム。
  10. 【請求項10】請求項1乃至請求項9のデータファイル
    保管システムにおいて、ユーザーが公開用コンテンツフ
    ァイルを保管要求または送信要求した履歴を前記サーバ
    ーで記憶するログ取得手段を備えた事を特徴とするデー
    タファイル保管システム。
  11. 【請求項11】請求項1乃至請求項10のデータファイ
    ル保管システムにおいて、前記サーバーには、ファイル
    形式を照会するファイル形式マスターを記憶したデータ
    ベースを備え、前記保管または送信される公開用コンテ
    ンツファイルのファイル形式を参照し認識して、特定の
    ファイル形式に変換する手段を更に備えた事を特徴とす
    るデータファイル保管システム。
  12. 【請求項12】請求項1乃至請求項11のデータファイ
    ル保管システムにおいて、前記サーバーは、前記購入者
    によって当該公開用コンテンツが購入された履歴により
    購入者と前記ユーザーが同一かを照会する購入者照会手
    段を有して、照会の結果当該公開用コンテンツを前記ユ
    ーザーが購入していた場合、前記記憶先アドレスを前記
    ユーザーの端末から直接入力の上保管できるアドレス手
    動保管手段を備えた事を特徴とするデータファイル保管
    システム。
  13. 【請求項13】請求項1乃至請求項12のデータファイ
    ル保管システムにネットワークを介して接続可能な携帯
    用データファイル受信端末であって、一時記憶装置また
    は記憶装置を備え、前記サーバーに接続を許可する為の
    端末毎のID送信手段を有し、ネットワークに接続して
    前記フォルダーに保管された公開用コンテンツファイル
    を受信できる手段を備えた事を特徴とする携帯用データ
    ファイル受信端末。
  14. 【請求項14】請求項13の携帯用データファイル受信
    端末において、受信したファイルの外部への複写が、制
    限されている事を特徴とする携帯用データファイル受信
    端末。
  15. 【請求項15】請求項1乃至請求項14のデータファイ
    ル保管システム及び携帯用データファイル受信端末にお
    いて使用可能な公開用コンテンツ記録媒体であって、管
    理情報が公開用コンテンツファイルの内容情報と供に予
    め記録しているか、もしくは表示されている事を特徴と
    する公開用コンテンツ記録媒体。
  16. 【請求項16】ネットワークを介して送受信されるデー
    タファイル保管方法であって、ユーザーが操作する前記
    端末からネットワークを介して接続された前記サーバー
    においてユーザーに前記フォルダとそのID、パスワー
    ドを割り当て、ユーザーがネットワークを介して前記サ
    ーバー内の前記フォルダーに公開用コンテンツファイル
    を保管要求すると、当該公開用コンテンツファイルの内
    容情報が他のユーザーまたは特定の第三者によって既に
    前記サーバーに保管されているかを照会し、保管されて
    いない場合は前記サーバー内の特定の記憶領域に当該公
    開用コンテンツファイルを記憶し、前記フォルダには当
    該公開用コンテンツファイルが記憶された領域のアドレ
    スを保管し、既に保管されている場合は保管要求された
    当該公開用コンテンツファイルを更に記憶せず、既に記
    憶された当該公開用コンテンツファイルの前記記憶先ア
    ドレスに換えて保管し、当該ユーザーが保管した当該公
    開用コンテンツファイルを当該ユーザーの送信要求によ
    り前記サーバーから前記端末への送信を許可する事を特
    徴とするデータファイル保管方法。
  17. 【請求項17】請求項16のデータファイル保管方法で
    あって、前記サーバーに前記公開用コンテンツファイル
    が既に記憶されているかの照会は、請求項15に記載の
    公開用コンテンツ記憶媒体に予め記録されているか、も
    しくは当該公開用コンテンツ記憶媒体に表示されている
    管理情報によって実行され、ユーザーは前記端末から前
    記管理情報を前記サーバーに送信すれば当該ユーザーの
    前記フォルダに前記記憶先アドレスを保管できる事を特
    徴とするデータファイル保管方法。
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