JP2002049704A - 情報閲覧管理方法及び情報閲覧管理システム及びサーバ - Google Patents

情報閲覧管理方法及び情報閲覧管理システム及びサーバ

Info

Publication number
JP2002049704A
JP2002049704A JP2000237820A JP2000237820A JP2002049704A JP 2002049704 A JP2002049704 A JP 2002049704A JP 2000237820 A JP2000237820 A JP 2000237820A JP 2000237820 A JP2000237820 A JP 2000237820A JP 2002049704 A JP2002049704 A JP 2002049704A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
user
browsing
advertisement
server
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000237820A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakuni Furuichi
雅邦 古市
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YMK KK
Original Assignee
YMK KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YMK KK filed Critical YMK KK
Priority to JP2000237820A priority Critical patent/JP2002049704A/ja
Publication of JP2002049704A publication Critical patent/JP2002049704A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報の提供者が煩雑な作業なしに容易に有料
のサイトを運営でき、且つこのサイトに表示した広告の
詳細な内容を頻繁に閲覧させるインセンティブを与える
ことができる情報閲覧管理システムを提供すること。 【解決手段】 本発明の情報管理システム1では、情報
提供者端末3a,3bにより有料ホームページがサーバ
2に転送される。利用者端末4a,4b,4cでは、カ
ード会社5によりクレジットカードにより料金を決済し
てポイントをサーバ2から購入し、このポイントを支払
うことで有料ホームページの閲覧権を得る。一方、広告
主6は、利用者端末4a,4b,4cに広告を表示し、
利用者が広告を閲覧する度にポイントを利用者に与え
る。利用者は広告を見るだけで有料ホームページの閲覧
ができ、ホームページ作者は容易に有料のサイトを運営
でき、広告主は広告の視認率を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを用
いた情報閲覧管理方法及び情報閲覧管理システム及びサ
ーバに関し、詳細には、利用者がポイントを得ることに
より閲覧情報に対する閲覧権を得るとともに、閲覧情報
とともに表示される広告の詳細情報を閲覧することで利
用者がポイント得られる情報閲覧管理方法及び情報閲覧
管理システム及びサーバに関する。
【0002】
【従来の技術】従来からコンピュータネットワークを利
用した有料の情報提供のサービス、例えばインターネッ
ト(internet)のWWW(World Wid
e Web)上にWWWサーバを構築し、ホームページ
を含むWWWサイトのページ(以下ホームページとい
う)に収録された有益な情報を、利用者の端末であるク
ライアントからの要求により、有料で提供するクライア
ントサーバシステムのようなものがあった。この場合、
この情報の提供者であるホームページの作者は、このサ
ーバにおいて利用者からの申し込みにより利用者を会員
として登録して、登録した会員に対しパスワードを与え
て情報を閲覧させ、この会員から直接情報提供の対価を
徴収していた。ところで、このような有料サイトでは特
定の分野に強い興味を示す会員が集まり、この会員に対
して広告を行うことはマーケティング的に効率がよいの
で、このWWWサイトに広告を掲載したい広告主がい
る。そのため、このWWWサイトでは、ここに例えばバ
ナー広告を掲載させて、ホームページの作者はこの広告
の広告主から掲載料を直接徴収していた。この広告料は
例えば、広告主がバナー広告のクリック数に応じた金額
の広告料をWWWサイトの運営者に別個に支払ってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、会員に
有益な情報を提供するホームページの作者はその情報に
は詳しくても、必ずしもネットワークに対する技術的知
識を備えている訳ではなく、情報提供者自体がWWWサ
イトを開設するために自らWWWサーバを構築するのは
困難がつきまとうという問題があった。さらに、ホーム
ページの作者にたとえサーバに関する技術的な知識があ
ったとしても、WWWサイトの運営者として会員の一人
一人に対しパスワードを発行、変更したり、その有効期
限の確認したり、ホームページなどの閲覧に供される情
報(以下閲覧情報という)に対するアクセス制限をした
り、会員からの料金の徴収や支払いを管理し、それに基
づいて会員毎にアクセス制限を変更するなどの会員管理
を行うことは煩雑であるという問題があった。なお、サ
ーバを立ち上げるには既に存在するWWWサーバをレン
タルで借り受けるいわゆるレンタルサーバを用いるとい
う方法もあった。確かに技術的な知識がなくてもサーバ
のメンテナンス等のハード的な管理はできるが、レンタ
ルサーバは会員管理の作業までを行うものではなかった
ため、このレンタルサーバにおいても会員管理は必要で
あり、会員管理の負担は軽減しないという問題があっ
た。一方、広告主は、このサイトにバナー広告などを表
示して会員に見てもらいたいと思うが、バナー広告はク
リックしてもらわなければ広告の詳細な内容が見えず、
その煩雑さからなかなか広告を見てもらえないという問
題があった。これに対し広告主はインセンティブを与え
ようとしてバナー広告自体を人目を引くような構成に
し、時にはバナー広告に興味を惹かれた会員にバナー広
告をクリックさせて広告の内容を会員に見せることがで
きたとしても、その煩雑さから頻繁に広告の内容を見て
もらえることが少なかった。従って、広告主として広告
の内容を頻繁に更新して新しい広告を繰り返し見てもら
いたいと思っても会員の目に触れることがないという問
題があった。
【0004】この発明は上記課題を解決するものであ
り、情報の提供者が煩雑な作業なしに容易に有料のサイ
トを運営でき、且つこのサイトに表示した広告の詳細な
内容を頻繁に閲覧させるインセンティブを与えることが
できる情報閲覧管理方法及び情報閲覧管理システムを提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の情報閲覧管理方法では、ネットワークに接
続されたクライアントである情報提供者端末から前記ネ
ットワークに接続されたサーバに閲覧可能な閲覧情報を
転送する閲覧情報提供のステップと、前記サーバにおい
て前記閲覧情報を情報提供者と関係付けて所定の記憶手
段に記憶する閲覧情報記憶のステップと、広告及び当該
広告に関する詳細な内容についてのデータを前記サーバ
において所定の記憶手段に記憶する広告情報記憶のステ
ップと、利用者を識別する符号であるユーザID毎に、
利用者が前記サーバに対して支払うことで精算が可能な
金銭的象徴であるポイントの残数を含む情報を前記サー
バにおいて所定の記憶手段に記憶する利用者情報記憶の
ステップと、ポイントの購入を要求するデータを利用者
端末から前記サーバに送信し、前記サーバが送信された
データに基づいて所定のポイントを指定の利用者に与え
るポイント購入のステップと、利用者端末から希望の閲
覧情報を閲覧できる権利である閲覧権の購入を要求する
データを前記サーバに送信し、前記サーバが送信された
データに基づいて所定の利用者から所定のポイントを徴
収することを条件に希望の閲覧権を当該利用者に与える
閲覧権購入のステップと、利用者端末から希望の閲覧情
報の送信を要求するデータを前記サーバに送信し、前記
サーバは送信されたデータに基づいて前記希望の閲覧情
報を閲覧可能に送信する閲覧情報閲覧のステップと、前
記サーバから前記広告を利用者端末に閲覧可能に送信す
る広告情報閲覧のステップと、利用者端末が、前記サー
バから送信された広告に対して当該広告に関する詳細な
内容を要求するデータを前記サーバに送信し、前記サー
バは受信したデータに基づき当該利用者端末において広
告の詳細な内容を表示させて閲覧させる広告詳細情報閲
覧のステップと、前記広告詳細情報閲覧のステップにお
いてされた閲覧に基づいてユーザID毎にポイントを与
える広告ポイント加算のステップと、前記ポイント購入
のステップにおいて購入されたポイントと、前記閲覧権
購入のステップにおいて徴収されたポイントと、前記広
告ポイント加算のステップにおいて与えられたポイント
とに基づいて、ユーザID毎に利用可能なポイント残数
を所定の記憶手段に記憶する利用者ポイント残数記憶の
ステップと、前記閲覧権購入のステップにおいて与えら
れた前記所定の記憶手段に記憶された閲覧情報の閲覧権
の有無をユーザID毎に記憶する購読情報記憶のステッ
プと、前記購読情報記憶のステップにおいて記憶された
閲覧権の有無に基づいて、前記閲覧情報閲覧のステップ
において閲覧を制限する閲覧制限のステップとを備えた
ことを特徴とする。
【0006】このため、本発明の閲覧情報管理方法で
は、情報の提供者が煩雑な作業なしに容易に有料のサイ
トを運営でき、且つこのサイトに表示した広告の詳細な
内容を頻繁に閲覧させるインセンティブを与えることが
できる。
【0007】また、本発明の情報閲覧管理方法では、前
記ネットワークは、インターネットであり、前記サーバ
はワールドワイドウェブサーバであり、前記情報提供端
末及び前記利用者端末は、ワールドワイドウェブブラウ
ザをそなえたワールドワイドウェブクライアントであ
り、前記閲覧情報は、HTMLで記述されたことを特徴
とする。
【0008】このため、本発明の閲覧情報管理方法で
は、全世界で広く利用されているインターネットのワー
ルドワイドウェブにおけるサーバクライアントシステム
としてHTMLにより記述された閲覧情報をホームペー
ジとして構成することができ、最も容易でかつ低コスト
で閲覧情報の管理をすることができる。
【0009】さらに、本発明の情報閲覧管理方法では、
前記サーバから前記利用者端末に送信される広告は、H
TMLにより記述されたバナー広告であることを特徴と
する。
【0010】このため、広告の内容を知りたいと思った
利用者は、表示されたページ上のバナー広告を1回クリ
ックするだけで、所定のリンク先にある広告の詳細な情
報を示すページにリンクすることができる。
【0011】そして、本発明の情報閲覧管理方法では、
前記ポイント購入のステップは、前記利用者端末から送
信された利用者のクレジットカード情報を前記サーバを
介してクレジットカードの発行元に送信するステップ
と、当該クレジットカードの発行元がこのクレジットカ
ード情報に基づいて信用照会を行うステップと、この信
用照会の結果を前記サーバに送信するステップと、前記
サーバがこの信用照会の結果に基づいてポイント購入の
可否を判断するステップとを備えたことを特徴とする。
【0012】このため、この情報閲覧管理方法では、ク
レジットカードを用いてネット上で決済できるため、利
用者からプリペイドされたポイントの管理だけで、ネッ
ト上の収支の処理ができ、料金の回収などが確実にでき
る。
【0013】そして、本発明の情報閲覧管理方法では、
前記サーバが、前記広告詳細情報閲覧のステップにおい
て利用者端末からデータを受信したときに、ユーザID
とその広告を特定するデータである広告コードとを関連
づけて、所定の記憶手段に所定時間記憶が維持されるレ
コードを作成するレコード作成のステップと、前記広告
ポイント加算のステップにおいて、同一のユーザIDで
かつ同一の広告コードのレコードが存在する場合には、
当該レコードに記憶されたユーザIDの会員にはポイン
トを与えないことを特徴とする。
【0014】このため、この情報閲覧管理方法では、所
定時間内に広告詳細情報を閲覧してもポイントが加算さ
れず、利用者へのポイント加算を適正なものにすること
ができる。
【0015】また、本発明の情報閲覧管理システムで
は、ネットワークに接続可能なサーバと、前記ネットワ
ークに接続可能なクライアントである情報提供者端末
と、前記ネットワークに接続可能なクライアントである
利用者端末とを備え、前記情報提供者端末は、閲覧可能
な閲覧情報を前記サーバに送信する閲覧情報提供手段を
備え、前記利用者端末は、利用者が前記サーバに対して
支払うことで精算が可能な金銭的象徴であるポイントの
購入を要求するデータを前記サーバに送信するポイント
購入要求手段と、所定のポイントを支払うことを条件に
希望の閲覧情報を閲覧できる権利である閲覧権の購入を
要求するデータを前記サーバに送信する閲覧権購入要求
手段と、希望の閲覧情報の送信を要求するデータを前記
サーバに送信する閲覧情報要求手段と、前記サーバから
送信された閲覧情報を受信する閲覧情報受信手段と、前
記サーバから送信された広告情報を受信する広告情報受
信手段と、前記サーバから送信された広告情報に対し
て、当該広告に関する詳細な内容を要求するデータを前
記サーバに送信する広告詳細情報要求手段とを備え、前
記サーバは、情報提供者端末の閲覧情報提供手段により
提供された閲覧情報を情報提供者と関係付けて所定の記
憶手段に記憶する閲覧情報記憶手段と、利用者端末の閲
覧情報要求手段により送信されたデータに基づいて、前
記閲覧情報記憶手段に記憶された所定の閲覧情報を、当
該利用者端末に閲覧可能に送信する閲覧情報送信手段
と、前記ポイント購入要求手段から送信されたデータに
基づいて、所定のポイントを所定の利用者に与えるポイ
ント付与手段と、前記閲覧権購入要求手段から送信され
たデータに基づいて所定のポイントを徴収することを条
件に希望の閲覧情報の閲覧権を所定の利用者に与える閲
覧権付与手段と、広告及び当該広告に関する詳細な内容
についてのデータを記憶する広告情報記憶手段と、前記
広告情報を利用者端末に閲覧可能に送信する広告情報送
信手段と、利用者端末に送信された広告情報に対して当
該利用者端末の広告詳細情報要求手段から送信されたデ
ータを受信したときに当該利用者端末に広告の詳細な内
容を送信する広告詳細情報送信手段と、前記広告詳細情
報要求手段から送信されたデータに基づいて前記ユーザ
ID毎に広告の詳細な内容を閲覧した回数に基づいてユ
ーザID毎にポイントを与える広告ポイント付与手段
と、前記ポイント付与手段により付与されたポイント
と、前記閲覧権付与手段により徴収されたポイントと、
前記広告ポイント付与手段により与えられたポイントと
に基づいて、ユーザID毎に利用可能なポイント残数を
所定の記憶手段に記憶する利用者ポイント残数記憶手段
と、前記閲覧情報記憶手段により所定の記憶手段に記憶
された閲覧情報における閲覧権の有無をユーザID毎に
記憶する購読情報記憶手段と、前記購読情報記憶手段に
記憶された閲覧権の有無に基づいて、前記閲覧情報送信
手段による閲覧情報の送信を制限する閲覧制限手段とを
備えたことを特徴とする。
【0016】このため、本発明の閲覧情報管理システム
によれば、情報の提供者が煩雑な作業なしに容易に有料
のサイトを運営でき、且つこのサイトに表示した広告の
詳細な内容を頻繁に閲覧させるインセンティブを与える
ことができる。
【0017】また本発明のサーバでは、ネットワークに
接続可能なサーバであって、前記ネットワークに接続さ
れたクライアントである利用者端末から送信されたデー
タに基づいて、所定のポイントを所定の利用者に与える
ポイント付与のステップと、利用者端末から送信された
データに基づいて所定のポイントを徴収することを条件
に希望の閲覧情報の閲覧権を所定の利用者に与える閲覧
権付与のステップと、利用者端末により送信されたデー
タに基づいて、閲覧情報を、当該利用者端末に閲覧可能
に送信する閲覧情報送信のステップと、前記広告情報を
利用者端末に閲覧可能に送信する広告情報送信のステッ
プと、利用者端末に送信された広告に対して当該利用者
端末から送信されたデータを受信したときに当該利用者
端末に広告の詳細な内容を送信する広告詳細情報送信の
ステップと、広告詳細情報送信のステップにおいて利用
者端末に送信されたデータに基づいて広告の詳細な内容
を閲覧した回数に基づいてユーザID毎にポイントを与
える広告ポイント付与のステップと、前記広告ポイント
付与のステップにおいて付与されたポイントと、前記閲
覧権付与手段により徴収されたポイントと、前記広告ポ
イント付与手段により与えられたポイントとに基づい
て、ユーザID毎に利用可能なポイント残数を所定の記
憶手段に記憶する利用者ポイント残数記憶のステップ
と、前記閲覧情報記憶手段により所定の記憶手段に記憶
された閲覧情報における閲覧権の有無をユーザID毎に
記憶する購読情報記憶のステップと、前記購読情報記憶
のステップにおいて記憶された閲覧権の有無に基づい
て、前記閲覧情報送信のステップにおいて閲覧情報の送
信を制限する閲覧制限のステップとを実行させることを
特徴とするサーバ。
【0018】このため、本発明のサーバによれば、情報
の提供者が煩雑な作業なしに容易に有料のサイトを運営
でき、且つこのサイトに表示した広告の詳細な内容を頻
繁に閲覧させるインセンティブを与えることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の情報閲覧管理方法及び情
報閲覧管理システム及びサーバを一の好ましい実施の形
態である情報閲覧管理システム1により説明する。
【0020】図1は、情報閲覧管理システム1の全体の
構成を示す図である。図1に示すように、情報閲覧管理
システム1は、インターネット(internet)に
通信可能に接続されたコンピュータを備えたサーバ2
と、インターネットにクライアントとして通信可能に接
続されたコンピュータを備えた情報提供者端末3a,3
bと、インターネットにクライアントとして通信可能に
接続されたコンピュータを備えた利用者端末4a,4
b,4cとから構成されるクライアントサーバシステム
である。また、インターネットには、大型のコンピュー
タを備えたカード会社5の端末が通信可能に接続され
る。カード会社5は、クレジットカードを発行・管理す
る会社で、インターネットを用いてクレジットカードの
与信、決済を行う者である。また、広告主6の端末もイ
ンターネットに通信可能に接続されている。広告主6
は、インターネットを介し広告及び広告の詳細な情報を
提供する者である。ここで、情報提供者とは、サーバ2
にアクセスして、希望によりホームページ作者として登
録手続きをして会員となりWWWのウエブページを作成
して、閲覧可能にサーバ2へFTPのプロトコルに従っ
て転送するホームページ作者(以下適宜作者と略する)
である。また、利用者とは、サーバ2にアクセスして、
希望により利用者として登録手続きをして会員となり有
料ページを閲覧する者である。また、会員とは、新規登
録の手続きを行ったホームページ作者又は利用者をい
う。なお、本願においてホームページとは、本来の意味
である特定サイトのルートになる最初のページのみなら
ず、その下位にあるすべてのページも含むものとする。
情報提供者サーバ2、情報提供者端末3a,3b、利用
者端末4a,4b,4c、カード会社5、広告主6は、
それぞれモデム又はルータ等を介して公衆回線又は専用
回線を用いて図示しないインターネットプロバイダによ
りインターネットに接続され相互に通信可能になってい
る。
【0021】なお、ここでは、ネットワークの1例とし
てインターネットを例に挙げるが、ネットワークはサー
バ2、情報提供者端末3、利用者端末4等が相互に通信
可能であればLAN(Local Area Netw
ork)やWON(WideArea Networ
k)などその種類を問わない。また、通信回線も公衆回
線、専用回線のいずれであってもよく、その転送方法も
電気、光、電波など、いずれの伝送媒体が使用されても
よい。
【0022】またここでは、情報提供者端末は例として
情報提供者端末3a,3bの2台を示すが、1台又は3
台以上の複数の情報提供者端末から構成されていてもよ
い。以下、複数の情報提供者端末3a,3bを特に区別
せず情報提供者端末3として説明する。また、利用者端
末は例として情報提供者端末4a,4b,4cの3台を
示すが、1台、2台、又は4台以上の複数の利用者端末
から構成されていてもよい。以下、複数の利用者端末4
a,4b,4cを特に区別せず利用者端末4として説明
する。
【0023】次に、サーバ2の構成を説明する。サーバ
2は、例えば、図1に示すようなCPU(Centra
l Processing Unit)、RAM(Ra
ndom Access Memory)、ROM(R
ead Only Memory)、HDD(Hard
Disk Drive)等を備えた本体2bと、CR
Tディスプレーなどからなる表示装置2c、キーボー
ド、マウスなどの入力装置2d(図2参照)を備える周
知のコンピュータから構成され、ルータ2aを介して、
インターネットの図示しないプロバイダに接続される。
なお、サーバ2は、1台のコンピュータから構成するこ
ともできるが、複数のコンピュータにより分散処理を行
うこともでき、ここでは、図1に図示しない複数のデー
タベースサーバを備え、検索の大量処理、高速化を可能
にしている。
【0024】ここで、図2は、利用者端末4とサーバ2
の機能を説明するブロック図である。サーバ2は、イン
タフェイス21を介して受信した信号をサーバ2のHD
D(不図示)に記憶されたプログラムであるWWWサー
バ/CGI(CommonGateway Inter
face)部22により解析して、必要に応じサーバ2
に備えられたHDDに記憶されたプログラムである会員
管理処理部23、ホームページ管理処理部24、広告管
理処理部25、ポイント管理処理部26、閲覧管理処理
部27、表示データ処理部28等により本体2b内に備
えられたCPUが処理を行う。また、記憶手段として、
例えばHDD(ハードディスクドライブ)等を備えたコ
ンピュータから構成されたDB(データベース)サーバ
であるホームページDB30、広告情報DB31、会員
情報DB32、作者情報DB33、購読情報DB34が
備えられて垂直分散化され、WWWサーバ/CGI部2
2や、各処理部からの要請で必要な情報が記憶され又は
読み出される。さらに、I/Oインターフェイス29を
介して、入力装置2dからの信号が入力されたり、表示
装置2cに信号を出力する。
【0025】WWWサーバ/CGI部22は、WWWサ
ーバ部とCGI部とから構成され、WWWサーバ部は、
HTTPのプロトコルに従い、WWWブラウザにより指
定されたURLによるリクエストで指定されたファイル
を読み出し、利用者端末4のWWWブラウザ42等にH
TML形式でファイルを転送する。CGI部は、WWW
サーバと外部プログラム(ゲートウエイ)の間で情報を
やり取りするための機能を有するもので、端末装置のW
WWブラウザ42からWWWサーバを経由してデータを
受信した場合、そのデータのパラメータを解析する。そ
してその解析結果に応じ情報提供者端末3や利用者端末
4の要求に応じた特定の外部プログラムを起動し、その
実行結果をWWWサーバ部を介してHTML形式で端末
装置のWWWブラウザ上で表示する。ここでは、外部プ
ログラムとして会員管理処理部23、ホームページ管理
処理部24、広告管理処理部25、ポイント管理処理部
26、閲覧管理処理部27、表示データ処理部28等の
プログラムを起動して処理を行う。なお、機能の説明の
便宜上、外部プログラムは、会員管理処理部23、ホー
ムページ管理処理部24、広告管理処理部25、ポイン
ト管理処理部26、閲覧管理処理部27、表示データ処
理部28に分けて説明するが、サーバ2にこれらの機能
を果たすプログラムが何らかの形で存在すればよく、実
際にはこれらが1つのプログラムの中に混在、或いはさ
らに分割された形で存在しても実施できることは言うま
でもない。また、WWWサーバ部は、情報提供者端末か
らFTPにより転送されたホームページのファイルの処
理も行う。
【0026】「会員管理処理部23」は、会員の管理を
処理するプログラムである。例えば、利用者端末4から
会員の新規登録の要求があったときに、その利用者にユ
ーザID毎を付与して会員として登録して、会員情報D
B32の会員テーブル13(図13参照)にユーザID
毎に記憶必要な事項を記録する。そして、その後登録さ
れた会員をユーザID毎に利用可能なポイント残数、パ
スワード等の情報を記憶、読み出し、削除などを行って
管理する。
【0027】ここで、図13は、会員情報DB32に記
憶された会員テーブル13の構成を概念的に示す図であ
る。会員テーブル13は、リレーショナルデータベース
として構成され、検索のキーとなる「ユーザID」が記
憶される。ユーザIDは、会員を識別する符号で、ここ
では、会員同士重複しないように10桁以下のアルファ
ベット文字又は数字がサーバより新規登録の際に付与さ
れる。なお、会員テーブル13には、このキーになるユ
ーザIDの外、「パスワード」、「メールアドレス」、
「ポイント」、「種別」、「生年月日」、「都道府県コ
ード」、「氏名」などがユーザIDと関係付けられて記
憶される。「パスワード」は、20桁以内の任意の英数
文字からなり、会員が新規登録する際に乱数発生手段等
を用いて自動発行される。なお、その後は、後日ユーザ
自身によりパスワードの変更が可能である。「メールア
ドレス」は、電子メールのアドレスで、50桁以内の英
数文字から構成される。登録確認のため、このメールア
ドレスに自動発行されたされたパスワードを送信する。
「ポイント」は、6桁からなる数字により形成され、会
員がホームページの閲覧を行うためにサーバに支払われ
る金銭的象徴である。ポイントに増減があった場合は、
修正されここにポイントの残高が記憶される。「種別」
は、1から4の数字から構成され、会員の種類を記憶す
る。会員の種類は、「1利用者」、「2アダルト購読・
利用者」、「3作者」、「4アダルト購読・作者」の4
種類で、登録時には、1又は3を設定する。その後、ア
ダルト系の購読をしたら2か4とする。「生年月日」
は、会員の生年月日を記憶する日付型のデータで、年齢
を求めるためのデータである。「都道府県コード」は、
数字2桁のデータで、会員の住所の分類を行う。「氏
名」は、漢字、仮名、カタカナ、英数字を含む文字40
桁のデータで、会員の氏名を記憶する。
【0028】「ホームページ管理処理部24」は、会員
の閲覧に供するために情報提供者であるホームページ作
者の情報提供者端末3の閲覧情報提供手段からFTPに
より送信された閲覧情報であるホームページを、そのU
RLとともに閲覧情報記憶手段であるホームページDB
30に記憶する閲覧情報記憶手段の機能を有する。ま
た、不要なホームページを削除する機能も有する。
【0029】ここで、図14は、ホームページDB30
に記憶された作者テーブル14の構成を概念的に示す図
である。作者テーブル14は、リレーショナルデータベ
ースとして構成され、検索のキーとなる「ユーザID」
が記憶される。このユーザIDは、ホームページ作者を
識別する符号で、ここではこのホームページ作者が会員
の新規登録をした際に付与された会員テーブル13に記
憶されたユーザIDと同じものを共通して使用する。作
者テーブル14には、このキーになるユーザIDの外、
「郵便番号」、「住所」、「建物内住所」、「銀行
名」、「口座種別」、「口座番号」、「口座名」などが
ユーザIDと関係付けられて記憶される。「郵便番号」
は、作者の郵便番号をハイフンを含めて8桁の「nnn
−nnnn」という形式で記憶する。「住所」は、40
桁以内の文字列で市区町村を記憶する。「建物内住所」
は、40桁以内の文字列で建物名、部屋番号を記憶す
る。「銀行名」は、全角10文字の文字列で、「口座種
別」は、普通預金口座であれば「1」、当座預金口座で
あれば「2」のいずれかの数字により、「口座番号」
は、ハイフンと文字20桁により、「口座名」は全角1
0文字以内の文字列でそれぞれ記憶する。
【0030】図15は、ホームページDB30に記憶さ
れたホームページテーブル15の構成を概念的に示す図
である。ホームページテーブル15は、リレーショナル
データベースとして構成され、検索のキーとなる「ホー
ムページURL」が記憶される。ホームページURL
は、閲覧に供されるホームページのアドレスが記憶され
ており、ここでは30桁以下の任意のアルファベット文
字又は数字から構成される。なお、IPアドレスで記憶
されることを排除するものではない。また、「ユーザI
D」も同様にキーとして記憶される。ユーザIDは、会
員テーブル13に記憶された有料ホームページの作者の
ユーザIDと共通のもので、作者毎の登録状況などを調
べる場合のキーに用いられる。ホームページテーブル1
5には、このキーになるホームページURL、ユーザI
Dの外、「サーバー名」、「フリーホームページUR
L」、「タイトル」、「内容説明文」、「有効期間」、
「必要ポイント数」などがホームページURLと関係付
けられて記憶される。「サーバー名」は、サーバのドメ
イン名又はIPアドレスが、30桁以内の文字列により
記憶される。「フリーホームページURL」は、有料ホ
ームページとは別に、有料ホームページの内容を紹介す
るために、販売ホームページ一覧画面P9(図4参照)
からのリンク先として作者が用意している無料のホーム
ページのURLが、30桁以内の文字列で記憶される。
「タイトル」は、有料ホームページのタイトルが、20
桁以内の文字列で記憶され、「内容説明文」は、有料ホ
ームページの内容説明が、200桁以内の文字列で記憶
される。「有効期間」は、有料ホームページの有効な期
間が、日付型の文字列で記憶される。「必要ポイント
数」は、この有料ホームページの購読に必要なポイント
数が示される。このポイントは、金銭的なシンボルであ
り、1ポイントが、例えば1円に相当するようにして、
会員がこのポイントに相当する金銭をカード会社などに
支払うことで有料ホームページの閲覧権(アクセス権)
を得られるものである。
【0031】「広告管理処理部25」は、広告管理の処
理をするプログラムで、予め、広告の提供者から転送さ
れた広告及び当該広告に関する詳細な内容に関する情報
を広告情報DB31に蓄積しておく広告情報記憶手段と
しての機能を果たす。そして、この広告を利用者に対し
てホームページを送信するときに、会員の種別に応じた
広告を付加する。なお、会員以外の利用者に対してもペ
ージを表示するときに広告の提示をするが、会員が画面
上の広告をクリックした場合には、その広告の詳細が利
用者端末4に表示されるとともに、その表示回数を検出
して表示回数に応じたポイントをその会員に与える。
【0032】ここで、図17は、広告DB31に記憶さ
れた広告テーブル17の構成を概念的に示す図である。
広告テーブル17は、リレーショナルデータベースとし
て構成され、検索のキーとなる「広告コード」が記憶さ
れる。広告コードは、閲覧に供される広告の6桁の数字
からなる整理番号で、それぞれの広告を特定するのに用
いられる。なお、広告テーブル17には、このキーにな
る広告コードの外、「広告企業URL」、「広告画像U
RL」、「表示回数」、「種別」、「有効期限」などが
広告コードと関係付けられて記憶される。「広告企業U
RL」は、広告主である企業のホームページのURLを
30桁以内の文字列で記憶する。「広告画像URL」
は、利用者端末4に表示したバナー広告に関する詳細な
内容を表示する広告画像のURLを30桁以内の文字列
で記憶する。「表示回数」は、7桁以内の整数からなる
所定の数値にセットされたカウンターメモリの数値を、
広告の詳細情報が表示される度に0になるまでカウント
ダウンするものである。「種別」は、会員テーブル13
の種別に対応したもので、普通の広告の場合は1、アダ
ルトの広告の場合は2を記憶する。このため、会員テー
ブル13に記憶された会員の種別が2又は4の場合の
み、アダルトの内容を含むことがある2の広告を付加す
ることで、アダルト購読者以外にアダルトに分類される
広告を付加したページを配信することがないようになっ
ている。「有効期限」は、日付型のデータで、広告の契
約時に定められた有効期限まで広告を付加して配信す
る。
【0033】次に、図18は、広告情報DB31に記憶
された広告表示テーブル18の構成を概念的に示す図で
ある。広告表示テーブル18は、リレーショナルデータ
ベースとして構成され、検索のキーとなる「広告コー
ド」及び「ユーザID」が記憶される。広告コードは、
広告テーブル17に記憶された広告コードと共通で、そ
れぞれの広告を特定するのに用いられる。また、ユーザ
IDは、会員テーブル13に記憶されたユーザIDと共
通で、会員を特定するのに用いられる。この広告表示テ
ーブル18は、広告の詳細情報が会員により読み出され
ると作成されるレコードで、図示しないタイマーにより
時間が24時間から一定間隔、例えば1秒ごとに減算さ
れ、24時間経過すると消去される。このレコードがあ
る場合は、広告の詳細情報が読み出されてもポイントが
加算されないようになっている。従って、ホームページ
作者メイン画面P6や利用者メイン画面P8等に表示さ
れたバナー広告を短時間に連続してクリックしても、2
4時間に1回しかポイントアップしないようになってい
る。
【0034】「ポイント管理処理部26」は、ポイント
管理の処理を行うプログラムで、利用者がポイント購入
要求手段により、サーバ2に所定のポイント購入の要求
をした場合、送信されたデータに基づいて会員に所定の
ポイントを与えるポイント付与手段の機能を果たす。ま
た、広告の詳細情報の閲覧回数に基づいてユーザID毎
に与えるポイントを算出する広告ポイント付与手段の機
能を果たす。さらに、利用者からの有料ホームページの
購入の要求があった場合は、閲覧権付与手段により閲覧
権の付与に必要な所定のポイントをそのユーザIDの利
用者から徴収する機能を果たす。そして、購入されたポ
イントと、閲覧権購入要求手段から送信されたデータに
基づいて徴収されたポイントと、広告ポイント付与手段
により与えられたポイントとから、ユーザID毎に利用
可能なポイント残数を演算して対応するユーザIDの会
員テーブル13に記憶する利用者ポイント残数記憶手段
としての機能を果たす。
【0035】「閲覧管理処理部27」は、利用者に対し
て、有料ホームページに対するアクセスを制限すること
で、利用者の有料ホームページの閲覧を管理するプログ
ラムである。閲覧権購入要求手段から送信されたデータ
に基づいて所定のポイントを徴収することを条件に希望
の閲覧情報を閲覧する権利である閲覧権を所定の利用者
に与える閲覧権付与手段と、いずれかの利用者端末から
送信されたユーザID及びパスワードを、会員テーブル
13に記憶されたユーザID及びパスワードと比較し
て、一致した場合は当該利用者端末からのアクセスを許
可するアクセス許可手段と、閲覧権付与手段により与え
られた購読テーブル16(図16参照)に記憶された閲
覧情報の閲覧権の有無を有効期限とともにユーザID毎
に記憶する購読情報記憶手段と、購読テーブル16に記
憶された有効期限から判断された閲覧権の有無に基づい
て、閲覧権のあるもののみリンクを許可することで閲覧
情報送信手段による閲覧情報の送信を制限する閲覧制限
手段としての機能を有するものである。
【0036】ここで、図16は、購読情報DB34に記
憶された購読テーブル16の構成を概念的に示す図であ
る。購読テーブル16は、リレーショナルデータベース
として構成され、検索のキーとなる「ホームページUR
L」及び「ユーザID」が記憶される。ホームページU
RLは、ホームページテーブル15に記憶されたホーム
ページURLと共通で、有料ホームページを特定するの
に用いられる。また、ユーザIDは、会員テーブル13
に記憶されたユーザIDと共通で、会員を特定するのに
用いられる。また、ホームページURLとユーザIDの
外に、これらと関係付けられて「有効期限」が記憶され
る。有効期限は、日付型のデータで、購読を開始した日
と有効期間とから有効期限が計算されて記憶される。な
お、購読中の有料ホームページについて、利用者端末4
の閲覧権購入要求手段から送信されたデータに基づいて
所定のポイントを徴収することを条件に有効期間が延長
され、それにともない有効期限も延長される。
【0037】表示データ処理部28は、利用者端末4
に、所定のデータを整えてHTMLの形式で転送し、利
用者端末4のWWWブラウザにより利用者端末4の表示
装置44に情報を表示させるプログラムである。例え
ば、利用者端末4の閲覧情報要求手段により送信された
データに基づいて、ホームページDB30に記憶された
所定の有料ホームページなどを、利用者端末に閲覧可能
に送信する閲覧情報送信手段の機能を有する。また、本
実施の形態ではホームページを表示させる時に、併せて
広告情報送信手段により広告情報をバナー広告の形式で
表示させる。もちろん、バナー広告に限らず、別ウイン
ドウで表示させたり、単にハイパーテキストを用いて広
告画像URLや広告企業URLにリンクさせる様なもの
であってもよい。つまり、表示した広告に対して、利用
者が閲覧した事実を把握できれば如何なる表示方法で
も、また如何なる閲覧の方法でもよい。また、利用者端
末4に送信された広告に対して利用者端末4の広告詳細
情報要求手段から送信されたデータを受信したときにこ
のデータに基づいて利用者端末に広告の詳細な内容を送
信する広告詳細情報送信手段の機能も果たす。
【0038】次に、利用者端末4について説明する。利
用者端末4は、図1に示すように例えばモデムにより公
衆電話回線からインターネットプロバイダに接続され
る。また、図2に示すように、それぞれの利用者端末4
は、インタフェイス41、インターネット、インタフェ
イス21を介してWWWブラウザ42からサーバ2のW
WWサーバ/CGI部22に対して通信を行う。また、
I/Oインタフェイス43を介して、CRTディスプレ
ーからなる表示装置44によりサーバ2から転送された
ホームページを表示したり、キーボードやマウスからな
る入力装置45から各種の命令を入力することができ
る。
【0039】本実施の形態の利用者端末4では、デスク
トップパソコンを例に説明しているが、ラップトップパ
ソコン、ノートパソコン等のいわゆるパーソナルコンピ
ュータ(以下パソコン)はもちろん、インターネット接
続が可能ないわゆるモバイルコンピュータや通信機能を
もったPDA(Personal DigitalAs
sistant)のようなものでもよい。さらに、例え
ばi−modeを使った携帯電話(登録商標)のような
インターネット接続が可能な移動通信体を利用者端末4
とすることもできる。さらに、家庭用テレビと電話回線
などを用いてインターネット接続するいわゆるSTB
(Set Top Box)や家庭用テレビゲーム機な
どであってもよい。或いはカーナビゲーションシステム
のようなものでもよい。要は、サーバ2に対して必要な
データが通信可能なものであればよい。
【0040】利用者端末4では、サーバ2のWWWサー
バ/CGI部22から受信した信号に基づき、WWWブ
ラウザ42により表示装置44に表示された内容に従っ
て操作する。操作は、キーボード又はマウスで行う。こ
こで、利用者端末4においては、WWWブラウザ42に
より、ユーザIDとパスワードとを含む利用者情報をサ
ーバ2に送信する利用者情報送信手段の機能と、ポイン
トの購入を要求するデータをサーバに送信するポイント
購入要求手段の機能と、希望の閲覧情報を閲覧する権利
の購入を要求するデータをサーバ2に送信する閲覧権購
入要求手段の機能と、希望の閲覧情報の送信を要求する
データをサーバ2に送信する閲覧情報要求手段の機能
と、サーバ2から送信されたホームページのデータを広
告とともに受信する閲覧情報受信手段及び広告情報受信
手段の機能と、サーバ2から送信された広告に対して、
当該広告に関する詳細な内容を要求するデータをサーバ
2に送信する広告詳細情報要求手段の機能とが実現され
ている。広告詳細情報要求手段は、具体的には、表示さ
れたホームページに付加されたバナー広告をクリックす
ることで、このバナー広告にリンクされた広告画面を表
示させるものである。後に詳述するようにこの利用者端
末では、サーバ2から送信されたデータによりWWWブ
ラウザ42により表示装置44に表示された内容に対し
て入力装置45により答え、そのデータをサーバ2に返
す。そうすると、サーバ2はそのデータのパラメータを
解析して、必要な処理を行う。つまり、本実施の形態で
は利用者端末4は専用のソフトウエアを備えておらず、
汎用のWWWブラウザにより上記機能を実現するもので
ある。
【0041】情報提供者端末3は、図1に示すように、
モデムを介してインターネットに接続された周知のコン
ピュータで、WWWブラウザを備え、ホームページ作者
が作成したホームページのデータがサーバ2へ転送可能
に構成される。転送は、例えばFTPによりファイル転
送される。なお、情報提供者端末3は、ホームページの
データの転送ができれば、コンピュータに限られるもの
ではない。サーバ2において利用者端末4から有料ホー
ムページの購読の申し込みがあった場合は、ホームペー
ジ作者は、ホームページを購入した利用者が支払ったポ
イントによる対価を受け取ることができる。なお、情報
提供者端末3は、基本的に利用者の端末と同等の表示・
操作が可能である。つまり、会員である利用者と同様、
ホームページ作者も会員であり、ポイントの購入や、有
料ホームページの購読、広告の詳細情報を閲覧すること
でのポイントアップなどの利用者と同等の利益を受ける
ことができるばかりでなく、これに加えて有料ホームペ
ージをサーバ2に転送して、販売をすることができるも
のである。
【0042】カード会社5のコンピュータもインターネ
ットに接続される。そして、サーバ2から、利用者端末
4から送信されたポイントの購入を要求するデータを解
析して、利用者がクレジットカードによる決済を要求し
た場合には、カード会社5のコンピュータに接続してカ
ード情報によりカード会社の決済を求め、決済がおりた
場合のみ利用者からのポイント購入の要求を受け入れ
る。
【0043】広告主6のコンピュータもインターネット
に通信可能に接続される。広告主6からサーバ2には、
利用者端末4に送信するホームページに付加するバナー
広告のデータが送信され、サーバ2からホームページに
付加されて利用者端末4などに送信される。またバナー
広告からリンクされる広告画像は、広告主6のコンピュ
ータのHDDに所定のURLが付されて格納され、バナ
ー広告をクリックすることで利用者端末4などに送信さ
れる。な、バナー広告をクリックした場合には、サーバ
2を経由して広告主6に情報が送られるが、このときサ
ーバ2においてこのバナー広告をクリックした回数、ク
リックしたバナー広告の広告コードが検出、記録され
る。さらに、広告画像には、広告の内容に興味を抱いた
人に対してさらに詳しい説明をするために広告主6の企
業のURLにリンクするように構成されている。なお、
広告主6は利用者端末から広告画像にリンクされた数で
利用者に与えるポイントを計算し、その回数に応じた金
銭を支払う義務が生じる。具体的には、広告テーブル1
7に契約時に記憶された表示回数がバナー広告がクリッ
クされる度に減算され、表示回数が0になるとバナー広
告が消去される。
【0044】このように構成された情報閲覧管理システ
ムにおける情報閲覧管理方法を画面遷移図及びフローチ
ャートに沿って説明する。ここで図3は、ログインから
の画面の遷移を示す図である。以下の画面は、利用者端
末4の表示装置44に表示される画面を模式的に示すも
のである。なお、情報提供者端末3からもサーバ2にア
クセス可能であり、同様の画面が表示される。また、画
面はHTMLで記述されており、画面に埋め込んだボタ
ンをクリックすることで指定のURLのページにリンク
するようになっている。画面P1〜P22においてアン
ダーラインが付された文字はハイパーリンクが可能なボ
タンを示す。
【0045】まず、利用者端末4のWWWブラウザから
所定のURLを指定してサーバ2に接続した場合に、メ
イン画面P1が表示される。メイン画面P1は、ユーザ
IDとパスワードの入力画面を備え、ここに会員である
利用者又は作者が、サーバ2のサイトにログインをした
いと思ったときは、自己のユーザIDとパスワードをキ
ーボードから入力し、「ENTER」ボタンをクリック
すれば、入力された内容がサーバ2に送信され、サーバ
2のWWWサーバ/CGI部22によりログイン画面を
表示させる。このようにしてログインされ、図3のか
ら、図4に示すに進む。
【0046】図4は、図3のメイン画面P1の状態から
ユーザIDとパスワードを入力しENTERをクリック
した後の流れを示す図である。まず、最初にユーザID
とパスワードが合っているか否かが判断される(ステッ
プ1(以下S1のように略記する))。ここでは、主に
閲覧管理処理部27により入力されたユーザIDが、会
員情報DB32の会員テーブル13(図13参照)に記
憶されたユーザIDをキーに検索され、ここで入力され
たユーザIDと同一のユーザIDがヒットしたら、ヒッ
トしたユーザIDと関係付けられて記憶されているパス
ワードを読み出す。そして読み出したパスワードと入力
されたパスワードとを比較して、同一でなければ入力さ
れたユーザIDとパスワードが合わないと判断し(S
1:NO)、入力エラー画面P5を表示させ「入力され
たユーザIDとパスワードが合わない」旨を表示する。
会員は、エラーを確認したら入力エラー画面P5のホー
ムボタンをクリックすることで、メイン画面P1に戻
る。一方、読み出したパスワードと入力されたパスワー
ドとを比較して、同一であれば、ユーザIDとパスワー
ドが合っていると判断する(S1:YES)。
【0047】ユーザIDとパスワードが合っていると判
断された場合は(S1:YES)、入力されたユーザI
Dが、利用者のユーザIDかホームページ作者のユーザ
IDかが判断される(S2)。入力されたユーザIDを
キーに会員テーブル13の種別が検索され、入力された
ユーザIDと関係付けられた会員の種別が1又は2であ
れば利用者と判断される(S2:NO)。一方、入力さ
れたユーザIDと関係付けられた会員の種別が3又は4
であればホームページ作者と判断される(S2:YE
S)。
【0048】利用者と判断された場合は(S2:N
O)、画面が利用者メイン画面P8に遷移し、「残りポ
イント数」「購読ホームページ一覧」「タイトルボタ
ン」「有効期限」「ホームページ購入ボタン」「バナー
広告」等が表示される。「残りポイント数」は、会員テ
ーブル13に記憶された会員の所有しているポイントの
残り数が表示される。有料ホームページの「購読ホーム
ページ一覧」は、購読テーブル16に記憶されているこ
の利用者が既に購読している有料ホームページの「タイ
トル」及び「有効期限」がユーザIDをキーに検索され
て表示される。ここで、タイトルのボタンをクリックし
て選択するとそのタイトルの有料ホームページにリンク
する。そして利用者は、有料ホームページを閲覧するこ
とができる。なお、有料ホームページの「タイトル」及
び「有効期限」は、購読テーブル16に基づいて管理さ
れており、有効期限になると、閲覧管理処理部27によ
り購読ホームページ一覧からこのタイトル及び有効期限
の表示が削除され、閲覧ができなくなる。
【0049】ここで、ホームページ購入ボタンをクリッ
クした場合は、画面が販売ホームページ一覧画面P9に
遷移する。販売ホームページ一覧画面P9には、「タイ
トルボタン」、「内容説明」、「必要ポイント」、「フ
リーページボタン」が表示される。これらは、販売され
ている有料ホームページの数に応じて複数組表示され
る。利用者は、表示された内容説明をみて判断するが、
さらにその内容を知りたいと思ったときは、フリーペー
ジボタンをクリックすることで、有料ホームページとは
別にホームページ作者が用意している無料ホームページ
(図示を省略)にリンクする。無料ホームページは有料
ホームページの内容判断を容易にする情報が含まれてお
り、このデータはホームページDB30に格納されてい
る。無料ホームページを閲覧した後は、無料ホームペー
ジの「戻るボタン」をクリックすることで販売ホームペ
ージ一覧画面P9に戻る。そして、この有料ホームペー
ジを購入したいと考えたときは、タイトルボタンをクリ
ックすると画面が購読確認画面P10に遷移する。
【0050】購読確認画面P10には、利用者の「残り
ポイント数」、「ポイントの購入ボタン」、「タイト
ル」、「必要ポイント」、「内容説明」、「OKボタ
ン」、「キャンセルボタン」が表示される。ここで、購
入を思いとどまった場合はキャンセルボタンをクリック
する。そうすると、画面が利用者メイン画面P8に戻
る。
【0051】また、表示された残りポイント数が、購入
に必要な必要ポイントより少ない場合はポイントの購入
を行う。ポイントの購入を行う場合は、ポイントの購入
ボタンをクリックする。そうするとポイント購入処理S
3が実行される。ここで、図10は、ポイント購入処理
の手順を示すフローチャートである。ポイント購入処理
が開始されると、ポイント購入画面(図示を省略)が表
示される。ポイント購入画面には、「購入するポイント
数」「OKボタン」「キャンセルボタン」「クレジット
カード会社」を示すアイコンが示される。ここで、利用
者は、購入するポイント数を入力するとともに、利用者
の所有する「クレジットカード会社」のアイコンをクリ
ックするとそのクレジットカードのカード会社5に利用
者端末4からの接続がリンクされ、利用者端末4とカー
ド会社5がサーバ2を介さずに直接接続される。なお、
このリンクと同時にサーバ2からは、カード会社5にサ
ーバの名称、サーバのURL・メールアドレス、会員の
名称と購入する商品名(ここではポイント)とその金額
に関するデータなどからなるカード情報が送信される。
カード会社5に直接リンクされた利用者端末4には、カ
ード会社5から「クレジットカードの種類」、「クレジ
ットカードの番号」、「クレジットカードの有効期限」
を入力する画面(図示を省略)が表示される。利用者は
この表示画面に従って、「サーバ名」「購入するポイン
ト数」「購入金額」を確認して「クレジットカードの種
類」「クレジットカードの番号」、「クレジットカード
の有効期限」を利用者端末4のキーボードから入力し、
確認をしたら「送信ボタン」をクリックする。なお、ポ
イントの購入を思いとどまった場合は、「キャンセルボ
タン」を操作することで、購読確認画面P10に戻るこ
とができる。
【0052】「送信ボタン」をクリックすることにより
カード情報を利用者端末4から、カード会社5(図1参
照)にインターネット経由で直接送信する(S30
1)。そして、利用者端末4からカード会社5に送信さ
れたカード情報に基づいて、カード会社において利用者
のクレジットカードが信用照会される。そしてサーバ2
はカード会社5から送信されたこの会員に対するの信用
照会の結果である電子決済情報(メールアドレス、金
額)を受領する(S302)ことで与信を得る。この電
子決済情報には、クレジットカード番号などの会員のク
レジットカードに関する情報は含まれないので、会員は
安心してクレジットカードによる決済を行うことができ
る。もしここで、カード会社5からの与信を得られない
場合は、図示しないエラーメッセージを表示して処理を
うち切り、購読確認画面P10に戻る。一方、ここで、
この利用者に対する与信が確保されたら、メールアドレ
スをキーに会員テーブル13からポイントを入力をする
(S303)。カード会社5から送信される電子決済情
報には、会員IDなどは含まれていないが、この会員の
メールアドレスが送信されるため、サーバ2ではこのメ
ールアドレスで会員を特定する。ポイント入力は、この
メールアドレスを会員IDの代わりのキーとして、会員
テーブル13からポイントを読み出して入力する処理で
ある。続いて、サーバ2のポイント管理処理部26はこ
のポイントに購入される金額分のポイントを加算する。
そして、メールアドレスをキーに会員テーブル13にポ
イントを出力して、会員テーブル13のポイントのデー
タを更新する(S304)。その後、カード会社5に対
して処理完了を通知する(S305)。この処理完了の
通知を受けてカード会社5は、サーバ2の指定口座に振
り込みを行う。このようにしてポイント購入処理(図
4:S3)を終了する。ポイント購入処理(S3)を終
了すると、画面が利用者メイン画面P8に戻る。なお、
セキュリティーの確保のため、例えば、SSL(Sec
ure Socket Layer)により暗号化をし
たり、SET(Secure Electoronic
Transaction・登録商標)などを利用し
て、認証機関CAにより電子認証を行うような手続きと
してもよい。
【0053】購読確認画面P10において、利用者が有
料ホームページの購入をしようと思ったときは、OKボ
タンをクリックする。そうすると、サーバ2の閲覧管理
処理部27は、利用者の残りポイントと購入に必要なポ
イントを比較して、残りポイントが必要ポイント以上で
ないときは(S4:NO)、購入エラー画面P11を表
示させる。購入エラー画面P11には、「残りポイント
が足りません」というメッセージと、「戻るボタン」が
表示され、利用者がメッセージを確認したら、戻るボタ
ンをクリックすることで画面が利用者メイン画面P8に
遷移する。
【0054】一方、サーバ2の閲覧管理処理部27は、
利用者の残りポイントと購入に必要なポイントとを比較
して、残りポイントが必要ポイント以上であるときは
(S4:YES)、ホームページ購入処理(S5)に移
行する。ここで図11は、ホームページ購入処理(S
5)の手順を示すフローチャートである。ホームページ
購入処理(S5)が開始されると、サーバ2のポイント
管理処理部26はユーザIDをキーに会員テーブル13
からポイントを読み出して出力する(S501)。次に
ホームページURLをキーにホームページテーブル15
より必要ポイント数、有効期間を入力する(S50
2)。そして、ポイント管理処理部26は、入力した利
用者のポイントから有料ホームページの購入に必要なポ
イントを引く。そして、ユーザIDをキーにしてこのポ
イントを会員テーブル13の利用者のポイントに出力し
て更新をする(S503)。続いて、サーバ2の閲覧管
理処理部27は、利用者メイン画面P8若しくはホーム
ページ作者メイン画面P6にハイパーリンクが可能なタ
イトルボタンを表示させることでリンクを許可すること
で、購入した有料ホームページのアクセス制限を解除す
る(S504)。なお、デフォルトの状態では、利用者
メイン画面P8若しくはホームページ作者メイン画面P
6にはタイトルボタンは表示されておらず、すべての有
料ホームページは、すべての会員に対してアクセス制限
が為されている。そして、有効期限の計算をして、ホー
ムページURLとユーザIDとともに購読テーブル16
に出力して(S505)、ホームページ購入処理(図
4:S5)を終了する。
【0055】一方、ユーザIDと正しいパスワードを入
力したホームページ作者に対しては(S1:YES,S
2:YES)、ホームページ作者メイン画面P6におい
て、上述の利用者メイン画面P8と同様「残りポイント
数」「購読ホームページ一覧」「タイトルボタン」「有
効期限」「ホームページ購入ボタン」「バナー広告」等
が表示される。そして、ホームページ作者メイン画面P
6の場合は、これに加え「ホームページ情報ボタン」が
表示される。この「ホームページ情報ボタン」をクリッ
クすると、ホームページ情報画面P7が表示される。ホ
ームページ情報画面P7には、「残容量」、「登録者
数」が表示される。「残容量」は、このホームページ作
者に割り当てられた有料ホームページを記憶するための
記憶領域の残容量の大きさが、MB(メガバイト)単位
で表示されるものである。また、「登録者数」は、この
ホームページ作者の提供した有料ホームページのタイト
ルと、その現在の登録者数が表示される。これは、ホー
ムページテーブル15において、このホームページ作者
の提供した有料ホームページのタイトルとホームページ
URLが、ユーザIDをキーにして検索されて抽出され
る。次に、ここで抽出されたホームページURLをキー
にして購読テーブル16から、ホームページURL別の
登録者数をカウントする。そして、ホームページ情報画
面P7に、このホームページURLのタイトルと、その
登録者数が表示されるものである。
【0056】ここで、図3のメイン画面P1に戻り説明
を続ける。会員でない者が新規登録をしたいと思ったと
きは、「新規登録ボタン」をクリックすると、図3に示
すに進む。また、会員である利用者又は作者が登録を
削除したいと考えたときは、「登録削除ボタン」をクリ
ックすると、に進む。また、会員である利用者又は作
者が登録内容の変更したいと考えたときは、「登録内容
の変更ボタン」をクリックすると、に進む。さらに、
会員である利用者又は作者がパスワードを忘れた時に
は、「パスワードを忘れた時ボタン」をクリックする
と、に進む。そして、会員非会員を問わずこのサイト
の説明を受けたい場合は、「説明ボタン」をクリックす
ると、説明選択画面P2に進む。以下順次説明する。
【0057】図5は、図3のメイン画面P1の状態から
「新規登録ボタン」をクリックした後の流れを示す図で
ある。図3の状態から「新規登録ボタン」をクリックす
ると、新規登録画面P13が表示される。新規登録画面
P13には、「希望ユーザID」、「メールアドレス」
の入力画面と、「ホームページ作者」若しくは「利用
者」を選択する選択ボタン、「OKボタン」が表示され
る。新規に会員登録をしようとする者は、希望するユー
ザIDを「希望ユーザID」の入力画面に10文字以内
の半角英数文字で入力するとともに、利用者のメールア
ドレスを「メールアドレス」の入力画面に50文字以内
の半角英数文字で入力する。そして、利用者として会員
登録をするときは、「利用者」を選択する。なお、「ホ
ームページ作者」として会員登録したいときは、「ホー
ムページ作者」を選択する。これらの入力ができたら
「OKボタン」をクリックすることで、利用者端末4若
しくは情報提供者端末3からサーバ2にデータが送信さ
れる。
【0058】このデータを受信したサーバ2のWWWサ
ーバ部は、CGI部から会員管理処理部23を起動させ
て処理を行う。会員管理処理部23では、まずユーザI
D重複チェック処理(S6)を行う。ここでは、会員テ
ーブル13を呼び出して、希望ユーザIDとして入力さ
れた文字列が、既に登録されているユーザIDと重複し
ないか検索を行う。その結果、重複するユーザIDがヒ
ットした場合は、図示しないエラー画面を表示する。こ
のエラー画面には「入力された希望ユーザIDは、既に
使用されています。再度別の希望ユーザIDを入力をし
て下さい」という旨のエラーメッセージと、「OKボタ
ン」が表示される。利用者がエラーメッセージを確認し
てOKボタンをクリックすると、画面が再度新規登録画
面P13に戻る。一方、ユーザID重複チェック処理に
おいて重複するユーザIDがヒットしなかった場合は、
データを解析して、利用者としての登録か、ホームペー
ジ作者としての登録かが判断される(S7)。ここで、
利用者としての登録であれば、ホームページ作者ではな
いので(S7:NO)、パスワードを乱数などを用いて
生成し、入力されたメールアドレスの利用者端末4に電
子メールで登録の確認のメッセージを送信する(S
9)。そして、登録完了画面P14を表示させる。登録
完了画面P14では、「手続きが完了しました」という
メッセージと、「ホームボタン」が表示され、利用者
は、メッセージを確認後「ホームボタン」をクリックす
ることで、画面がメイン画面P1(図4参照)に遷移す
る。
【0059】ここで、新規登録画面P13において、ホ
ームページ作者を選択した場合、S7においてホームペ
ージ作者と判断されるため(S7:YES)、サーバ2
から入力されたメールアドレスの情報提供者端末3へパ
スワード及び登録用フォームが電子メールで送信される
(S8)。そして、登録完了画面P14を表示させる。
登録完了画面P14では、「手続きが完了しました」と
いうメッセージと、「ホームボタン」が表示され、利用
者は、メッセージを確認後「ホームボタン」をクリック
することで、画面がメイン画面P1(図4参照)に戻
る。登録用フォームは、図示を省略するが、図14に示
す作者テーブル14に記載される内容と同様な項目を入
力するようなものとなっている。具体的には、ユーザI
Dの外、「郵便番号」、「住所」、「建物内住所」、
「銀行名」、「口座種別」、「口座番号」、「口座名」
を入力する。ホームページ作者は、このフォームに記入
後、電子メールでサーバ2に返信する。
【0060】図6は、図3のメイン画面P1の状態から
「登録削除ボタン」をクリックした後の流れを示す図で
ある。図3の状態から「登録削除ボタン」をクリックす
ると、ホームページ管理処理部24が起動されて、ユー
ザIDから会員が利用者かホームページ作者かが判断さ
れ、ホームページ作者である場合には、ホームページ作
者削除確認画面P15が表示される。ホームページ作者
削除確認画面P15には、「ホームページが削除されま
すがよろしいですか?」という警告メッセージと、「O
Kボタン」、「キャンセルボタン」が表示される。ここ
で、ホームページの削除を思いとどまった場合は、キャ
ンセルボタンをクリックすることで、処理がうち切られ
メイン画面P1(図3参照)に戻る。一方、ホームペー
ジを削除したい場合は、OKボタンをクリックすると、
ホームページ削除処理(S12)に移行し、ホームペー
ジテーブル15(図15参照)が読み込まれ、ユーザI
Dをキーにこのホームページ作者のホームページが検索
されて削除され、修正したデータによりホームページテ
ーブル15が更新される。なお、ここでは一括して削除
するようになっているが、OKボタンをクリックした後
に、この作者のホームページの一覧が表示されて、ここ
から選択して削除するようにしてもよい。また、現在利
用者の閲覧が可能になっているものに関しては、削除で
きないようにロックしておいてもよい。なお、すべての
ホームページが削除されると、作者テーブル14(図1
4参照)が読み出され、ユーザIDをキーにこのホーム
ページ作者に関するデータが削除される。なお、ここで
はホームページの作者としての登録が抹消されるが、利
用者としての再登録をするようにしてもよい。この場合
は、会員テーブル13の種別を、3であれば1に、4で
あれば2に書き換えることで、ホームページ作者として
の登録から利用者としての登録に変更される。一方、ホ
ームページの一部を削除するようにした場合は、ホーム
ページが一部残っている状態では、ホームページ作者と
しての登録は削除されないようにする。
【0061】このホームページ削除処理(S12)が終
了すると、残りポイントが0か否かが判断される(S1
1)。これは、ホームページ作者の場合でも、会員とし
てポイントを有する場合があるからである。そこで、ユ
ーザIDをキーに会員テーブル13のポイントが検索さ
れ、残りポイントが0でない場合は、利用者登録削除確
認画面P17を表示する。ここには、「残りポイントが
ありますが削除してもよろしいですか?」という警告メ
ッセージと、「OKボタン」、「キャンセルボタン」が
表示される。残りポイントを削除されたくない場合は、
キャンセルボタンをクリックすることで以後の処理が中
止されて、メイン画面P1(図3参照)に画面が戻る。
一方、残りポイントを削除してもよいと判断したら、O
Kボタンをクリックすると会員管理処理部23が起動さ
れ登録削除処理(S13)が行われる。登録削除処理
(S13)は、会員テーブル13を読み出して、このホ
ームページ作者のユーザIDをキーにして検索し、該当
するユーザIDと関係付けられた情報を消去する。そし
て、修正したデータにより会員テーブル13が更新され
る。会員テーブル13の更新が終了すると、削除完了画
面P16が表示される。削除完了画面には、「登録を削
除しました」という確認メッセージと「ホームボタン」
が表示され、メッセージ確認後ホームボタンをクリック
することで、メイン画面P1に戻る。なお、S11で残
りポイントが0の場合は、直ちに登録削除処理(S1
3)が行われる。
【0062】次に、会員である利用者が、図3の状態か
ら「登録削除ボタン」をクリックすると、ホームページ
管理処理部24が起動されて、ユーザIDから会員が利
用者であると判断され(S10:NO)、次いで、残り
ポイントが0か否かが判断され(S11)、残りポイン
トが0の場合は(S11:YES)、直ちに登録削除処
理が行われ、残りポイントが0でない場合は(S11:
NO)、利用者登録削除確認画面P17が表示され、ホ
ームページ作者と同様の処理が行われる。なお、一旦登
録が削除されても、必要であれば再び再登録ができる。
【0063】図7は、図3のメイン画面P1の状態から
「登録内容の変更ボタン」をクリックした後の流れを示
す図である。図3の状態から「登録内容の変更ボタン」
をクリックすると、会員管理処理部23が起動されて、
ユーザIDからホームページ作者か否かが判断される
(S14)。ユーザIDをキーに会員テーブル13が検
索され、その種別から利用者と判断されると(S14:
NO)、利用者登録内容変更画面P18が表示される。
利用者登録内容変更画面P18には、「新パスワード入
力画面」と「新メールアドレス入力画面」と、「OKボ
タン」、「キャンセルボタン」が表示される。パスワー
ドを変更したい場合は新パスワード入力画面に新しいパ
スワードを入力し、メールアドレスを変更したい場合は
新メースアドレス入力画面に新しいメールアドレスを入
力する。なお、いずれか一方でも、両方でも入力するこ
とができる。入力が完了したら、OKボタンをクリック
することで利用者情報更新処理(S15)が行われる。
なお、処理を中止したい場合は、キャンセルボタンをク
リックすれば処理が中止されてメイン画面P1(図3参
照)に戻る。利用者情報更新処理においては、会員テー
ブル13が読み出され、ユーザIDをキーに検索され、
このユーザIDと関係付けられて記憶されたパスワー
ド、メールアドレスが入力された新パスワード及び新メ
ールアドレスにより書き換えられる。そして、この修正
されたデータにより会員テーブル13が更新される。利
用者情報更新処理(S15)が完了すると、利用者登録
内容変更通知画面P19が表示される。この利用者登録
内容変更通知画面P19には、修正された利用者登録の
変更内容と、「ホームボタン」が表示され、内容を確認
後ホームボタンをクリックすればメイン画面P1に戻
る。
【0064】一方、ユーザIDをキーに会員テーブル1
3が検索され、その種別からホームページ作者と判断さ
れると(S14:YES)、作者登録内容変更画面P2
0が表示される。作者登録内容変更画面P20には、
「新パスワード入力画面」と「新メールアドレス入力画
面」と、「OKボタン」、「キャンセルボタン」に加
え、「新住所」「新銀行口座」の入力画面が表示され
る。「新住所」は、詳細の図示は省略するが、図14に
示す作者テーブル14に対応するような「郵便番号」
「住所」「建物内住所」等を記入するフォームが構成さ
れ、「新銀行口座」には、「銀行名」、「口座種別」、
「口座番号」、「口座名」を記入するフォームが構成さ
れる。入力が完了したら、OKボタンをクリックするこ
とで作者情報更新処理(S16)が行われる。なお、処
理を中止したい場合は、キャンセルボタンをクリックす
れば処理が中止されてメイン画面P1に戻る。作者情報
更新処理(S16)においては、「新パスワード入力画
面」と「新メールアドレス入力画面」が会員テーブル1
3において、「新住所」「新銀行口座」が作者テーブル
14において、それぞれがユーザIDをキーに検索さ
れ、また、会員テーブル13のこのユーザIDと関係付
けられて記憶されたパスワード、メールアドレスが入力
されたデータにより書き換えられる。作者テーブル14
のこのユーザIDと関係付けられて記憶された住所、銀
行口座に関するデータは、入力されたデータにより書き
換えられる。そして、この修正されたデータにより会員
テーブル13及び作者テーブル14が更新される。作者
情報更新処理(S16)が完了すると、作者登録内容変
更通知画面P21が表示される。この作者登録内容変更
通知画面P21には、修正された作者登録の変更内容
と、「ホームボタン」が表示され、内容を確認後ホーム
ボタンをクリックすればメイン画面P1(図3参照)に
戻る。
【0065】図8は、図3のメイン画面P1の状態から
「パスワードを忘れた時ボタン」をクリックした後の流
れを示す図である。図3の状態から「パスワードを忘れ
た時ボタン」をクリックすると、会員管理処理部23が
起動されて、会員テーブル13が読み出され、ユーザI
Dをキーに検索されてこの会員である利用者又はホーム
ページ作者のパスワードとメールアドレスを抽出する。
そして、このパスワードを電子メールにして、この会員
のメールアドレスに送信する(S17)。その後、パス
ワード送信通知画面P22を表示する。パスワード送信
通知画面P22には、「パスワードをメールで送信しま
した。」というメッセージと、「ホームボタン」が表示
される。会員はメッセージ確認後、ホームボタンをクリ
ックすることでメイン画面P1(図3参照)に戻る。
【0066】図9は、図4のホームページ作者メイン画
面P6、利用者メイン画面P8、販売ホームページ一覧
画面P9のバナー広告をクリックした後の流れを示す図
である。このバナー広告をクリックすると、ポイント管
理処理部26と広告管理処理部25が起動されて、クリ
ックされたバナー広告の広告コードと、この会員のユー
ザIDが記録され、ポイントアップ処理(S18)が行
われる。ここで、図12は、ポイントアップ処理(S1
8)の手順を示すフローチャートである。ポイントアッ
プ処理が開始されると、図18に示す広告表示テーブル
18からレコードを入力する(S1801)。ここで、
クリックされたバナー広告の広告コード、クリックした
会員のユーザIDをキーに同じ広告コード及びユーザI
Dのレコードが存在するか検索され、存在すると判断さ
れた場合は(S1802:YES)、同一会員が24時
間以内に同一のバナー広告をクリックしたことになるの
で、ポイントアップ処理は中止され(リターン)、その
まま広告ページへリンクされ、所定の広告画面が表示さ
れる。
【0067】一方、該当するレコードが存在しないと判
断された場合は(S1802:NO)、クリックされた
バナー広告の広告コード、クリックした会員のユーザI
Dをキーに広告表示テーブル18にレコードを作成して
出力する(S1803)。続いて、ユーザIDをキーに
会員テーブル13からポイントを読み出して入力する
(S1804)。また、図17に示す広告テーブル17
から広告コードをキーに表示回数を読み出して入力する
(S1805)。そして、入力されたポイントに所定の
ポイントを加算し、入力された表示回数から1減算する
(S1806)。そして、ユーザIDをキーに会員テー
ブル13へ加算されたポイントを出力して更新する(S
1807)。また、広告コードをキーに広告テーブル1
7に減算された表示回数を出力して更新し(S180
8)、ポイントアップ処理(図9:S18)を終了す
る。そして所定の広告ページにリンクされ広告画面が表
示される。
【0068】なお、メイン画面P1には「説明ボタン」
が設けられる。この説明ボタンをクリックすると、説明
選択画面P2が表示される。説明選択画面P2には、
「ホームページ作者」と「利用者」というボタンが表示
されるので、ホームページ作者の説明が見たい人は、
「ホームページ作者」をクリックする。そうすると、画
面は、ホームページ作者の説明画面P3に遷移する。こ
こでは、ホームページの作者の利益、条件、注意事項等
の説明が、表示される。この表示を読み終わったら、
「ホームボタン」をクリックすることでメイン画面P1
に復帰する。また、説明選択画面P2で利用者ボタンを
クリックすれば利用者説明画面P4が表示され、利用者
に関する説明が表示される。この表示を読み終わった
ら、「ホームボタン」をクリックすることでメイン画面
P1に復帰する。
【0069】本実施の形態の情報閲覧管理システム及び
情報閲覧管理方法では、上述のように構成され、上述の
ような画面が表示され、手順が実行されるため、以下の
ような効果がある。即ち、会員によってバナー広告がク
リックされるたびに、クリックをした会員にポイントが
加算され、ポイントがたまっていく。このポイントは、
ホームページ作者メイン画面P6や利用者メイン画面P
8において常に表示される。このポイントがたまってい
けば、このポイントで有料ホームページが購入できるた
め、会員に対してバナー広告をクリックしようというイ
ンセンティブを与えることができるという効果がある。
【0070】そのため、会員は、広告を繰り返し見るだ
けでポイントが得られるという利益を享受することがで
きるという効果がある。また、バナー広告の広告主は、
繰り返し広告画面を会員に見てもらえるため、常に広告
画面を更新して新たな情報を会員に発信することがで
き、広告効果も著しく高まるという効果もある。
【0071】さらに、サーバ2は、会員から情報の閲覧
に対する対価をクレジットカードによる電子決済で徴収
し、これを一種のプリペイド方式であるポイント制で管
理するため確実に対価を徴収できるという効果もある。
さらに、会員の支払い状況は、リアルタイムで把握で
き、有料ホームページのアクセス制限もポイント管理に
よりリアルタイムでできる。そのため面倒な入金の管理
をする必要もなくなるという効果がある。また、会員に
とっても、予めポイントを購入しておけば、有料ホーム
ページの購入と同時にアクセス制限が解かれ、直ちに有
料ホームページの閲覧ができるという効果もある。ま
た、後から法外な料金を請求されたりする心配もなくな
るという効果もある。
【0072】情報提供者であるホームページ作者は、製
作したホームページを転送するだけで、サーバ2の運営
者を介して情報の提供の対価を受け取ることができるた
め、自ら情報料の徴収をする必要もなくなるという効果
がある。また、ホームページ作者は自らサーバを所有す
る必要もなく、そのメンテナンスなどの煩雑な作業から
解放されるという効果もある。
【0073】このように、本実施の形態の情報閲覧管理
システム及び情報閲覧管理方法では、情報提供者である
ホームページ作者、サーバの運営者、広告を提供する広
告主、有料ホームページを閲覧する会員のすべてに利益
を与えることができるという効果がある。
【0074】以上、一の実施の形態に基づき本発明を説
明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定される
ものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の
改良変更が可能であることは容易に推察できるものであ
る。
【0075】
【発明の効果】上記説明より明らかなように、そのた
め、本発明の情報閲覧管理方法及び閲覧情報管理システ
ム及びサーバでは、情報の提供者が煩雑な作業なしに容
易に有料のサイトを運営でき、且つこのサイトに表示し
た広告の詳細な内容を頻繁に閲覧させるインセンティブ
を与えることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】情報閲覧管理システム1の全体の構成を示す図
である。
【図2】利用者端末3とサーバ2の機能を説明するブロ
ック図である。
【図3】ログインからの画面の遷移を示す図である。
【図4】図3のメイン画面P1の状態からユーザIDと
パスワードを入力しENTERをクリックした後の流れ
を示す図である。
【図5】図3のメイン画面P1の状態から「新規登録ボ
タン」をクリックした後の流れを示す図である。
【図6】図3のメイン画面P1の状態から「登録削除ボ
タン」をクリックした後の流れを示す図である。
【図7】図3のメイン画面P1の状態から「登録内容の
変更ボタン」をクリックした後の流れを示す図である。
【図8】図3のメイン画面P1の状態から「パスワード
を忘れた時ボタン」をクリックした後の流れを示す図で
ある。
【図9】図4のホームページ作者メイン画面P6、利用
者メイン画面P8、販売ホームページ一覧画面P9のバ
ナー広告をクリックした後の流れを示す図である。
【図10】ポイント購入処理の手順を示すフローチャー
トである。
【図11】ホームページ購入処理の手順を示すフローチ
ャートである。
【図12】ポイントアップ処理(S18)の手順を示す
フローチャートである。
【図13】会員情報DB32に記憶された会員テーブル
13の構成を概念的に示す図である。
【図14】ホームページDB30に記憶された作者テー
ブル14の構成を概念的に示す図である。
【図15】ホームページDB30に記憶されたホームペ
ージテーブル15の構成を概念的に示す図である。
【図16】購読情報DB34に記憶された購読テーブル
16の構成を概念的に示す図である。
【図17】広告情報DBに記憶された広告テーブル17
の構成を概念的に示す図である。
【図18】広告情報DBに記憶された広告表示テーブル
18の構成を概念的に示す図である。
【符号の説明】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続されたクライアント
    である情報提供者端末から前記ネットワークに接続され
    たサーバに閲覧可能な閲覧情報を転送する閲覧情報提供
    のステップと、 前記サーバにおいて前記閲覧情報を情報提供者と関係付
    けて所定の記憶手段に記憶する閲覧情報記憶のステップ
    と、 広告及び当該広告に関する詳細な内容についてのデータ
    を前記サーバにおいて所定の記憶手段に記憶する広告情
    報記憶のステップと、 利用者を識別する符号であるユーザID毎に、利用者が
    前記サーバに対して支払うことで精算が可能な金銭的象
    徴であるポイントの残数を含む情報を前記サーバにおい
    て所定の記憶手段に記憶する利用者情報記憶のステップ
    と、 ポイントの購入を要求するデータを利用者端末から前記
    サーバに送信し、前記サーバが送信されたデータに基づ
    いて所定のポイントを指定の利用者に与えるポイント購
    入のステップと、 利用者端末から希望の閲覧情報を閲覧できる権利である
    閲覧権の購入を要求するデータを前記サーバに送信し、
    前記サーバが送信されたデータに基づいて所定の利用者
    から所定のポイントを徴収することを条件に希望の閲覧
    権を当該利用者に与える閲覧権購入のステップと、 利用者端末から希望の閲覧情報の送信を要求するデータ
    を前記サーバに送信し、前記サーバは送信されたデータ
    に基づいて前記希望の閲覧情報を閲覧可能に送信する閲
    覧情報閲覧のステップと、 前記サーバから前記広告を利用者端末に閲覧可能に送信
    する広告情報閲覧のステップと、 利用者端末が、前記サーバから送信された広告に対して
    当該広告に関する詳細な内容を要求するデータを前記サ
    ーバに送信し、前記サーバは受信したデータに基づき当
    該利用者端末において広告の詳細な内容を表示させて閲
    覧させる広告詳細情報閲覧のステップと、 前記広告詳細情報閲覧のステップにおいてされた閲覧に
    基づいてユーザID毎にポイントを与える広告ポイント
    加算のステップと、 前記ポイント購入のステップにおいて購入されたポイン
    トと、前記閲覧権購入のステップにおいて徴収されたポ
    イントと、前記広告ポイント加算のステップにおいて与
    えられたポイントとに基づいて、ユーザID毎に利用可
    能なポイント残数を所定の記憶手段に記憶する利用者ポ
    イント残数記憶のステップと、 前記閲覧権購入のステップにおいて与えられた前記所定
    の記憶手段に記憶された閲覧情報の閲覧権の有無をユー
    ザID毎に記憶する購読情報記憶のステップと、 前記購読情報記憶のステップにおいて記憶された閲覧権
    の有無に基づいて、前記閲覧情報閲覧のステップにおい
    て閲覧を制限する閲覧制限のステップとを備えたことを
    特徴とする情報閲覧管理方法。
  2. 【請求項2】 前記ネットワークは、インターネットで
    あり、前記サーバはワールドワイドウェブサーバであ
    り、前記情報提供端末及び前記利用者端末は、ワールド
    ワイドウェブブラウザをそなえたワールドワイドウェブ
    クライアントであり、前記閲覧情報は、HTMLで記述
    されたことを特徴とする請求項1に記載の情報閲覧管理
    方法。
  3. 【請求項3】 前記サーバから前記利用者端末に送信さ
    れる広告は、HTMLにより記述されたバナー広告であ
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報
    閲覧管理方法。
  4. 【請求項4】 前記ポイント購入のステップは、前記利
    用者端末から送信された利用者のクレジットカード情報
    を、前記サーバを介してクレジットカードの発行元に送
    信するステップと、当該クレジットカードの発行元がこ
    のクレジットカード情報に基づいて信用照会を行うステ
    ップと、この信用照会の結果を前記サーバに送信するス
    テップと、前記サーバがこの信用照会の結果に基づいて
    ポイント購入の可否を判断するステップとを備えたこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
    情報閲覧管理方法。
  5. 【請求項5】 前記サーバが、前記広告詳細情報閲覧の
    ステップにおいて利用者端末からデータを受信したとき
    に、ユーザIDとその広告を特定するデータである広告
    コードとを関連づけて、所定の記憶手段に所定時間記憶
    が維持されるレコードを作成するレコード作成のステッ
    プと、 前記広告ポイント加算のステップにおいて、同一のユー
    ザIDでかつ同一の広告コードのレコードが存在する場
    合には、当該レコードに記憶されたユーザIDの会員に
    はポイントを与えないことを特徴とする請求項1乃至請
    求項3のいずれかに記載の情報閲覧管理方法。
  6. 【請求項6】 ネットワークに接続可能なサーバと、前
    記ネットワークに接続可能なクライアントである情報提
    供者端末と、前記ネットワークに接続可能なクライアン
    トである利用者端末とを備え、 前記情報提供者端末は、 閲覧可能な閲覧情報を前記サーバに送信する閲覧情報提
    供手段を備え、 前記利用者端末は、利用者が前記サーバに対して支払う
    ことで精算が可能な金銭的象徴であるポイントの購入を
    要求するデータを前記サーバに送信するポイント購入要
    求手段と、 所定のポイントを支払うことを条件に希望の閲覧情報を
    閲覧できる権利である閲覧権の購入を要求するデータを
    前記サーバに送信する閲覧権購入要求手段と、 希望の閲覧情報の送信を要求するデータを前記サーバに
    送信する閲覧情報要求手段と、 前記サーバから送信された閲覧情報を受信する閲覧情報
    受信手段と、 前記サーバから送信された広告情報を受信する広告情報
    受信手段と、 前記サーバから送信された広告情報に対して、当該広告
    に関する詳細な内容を要求するデータを前記サーバに送
    信する広告詳細情報要求手段とを備え、 前記サーバは、 情報提供者端末の閲覧情報提供手段により提供された閲
    覧情報を情報提供者と関係付けて所定の記憶手段に記憶
    する閲覧情報記憶手段と、 利用者端末の閲覧情報要求手段により送信されたデータ
    に基づいて、前記閲覧情報記憶手段に記憶された所定の
    閲覧情報を、当該利用者端末に閲覧可能に送信する閲覧
    情報送信手段と、 前記ポイント購入要求手段から送信されたデータに基づ
    いて、所定のポイントを所定の利用者に与えるポイント
    付与手段と、 前記閲覧権購入要求手段から送信されたデータに基づい
    て所定のポイントを徴収することを条件に希望の閲覧情
    報の閲覧権を所定の利用者に与える閲覧権付与手段と、 広告及び当該広告に関する詳細な内容についてのデータ
    を記憶する広告情報記憶手段と、 前記広告情報を利用者端末に閲覧可能に送信する広告情
    報送信手段と、 利用者端末に送信された広告情報に対して当該利用者端
    末の広告詳細情報要求手段から送信されたデータを受信
    したときに当該利用者端末に広告の詳細な内容を送信す
    る広告詳細情報送信手段と、 前記広告詳細情報要求手段から送信されたデータに基づ
    いて前記ユーザID毎に広告の詳細な内容を閲覧した回
    数に基づいてユーザID毎にポイントを与える広告ポイ
    ント付与手段と、 前記ポイント付与手段により付与されたポイントと、前
    記閲覧権付与手段により徴収されたポイントと、前記広
    告ポイント付与手段により与えられたポイントとに基づ
    いて、ユーザID毎に利用可能なポイント残数を所定の
    記憶手段に記憶する利用者ポイント残数記憶手段と、 前記閲覧情報記憶手段により所定の記憶手段に記憶され
    た閲覧情報における閲覧権の有無をユーザID毎に記憶
    する購読情報記憶手段と、 前記購読情報記憶手段に記憶された閲覧権の有無に基づ
    いて、前記閲覧情報送信手段による閲覧情報の送信を制
    限する閲覧制限手段とを備えたことを特徴とする情報閲
    覧管理システム。
  7. 【請求項7】 ネットワークに接続可能なサーバであっ
    て、 前記ネットワークに接続されたクライアントである利用
    者端末から送信されたデータに基づいて、所定のポイン
    トを所定の利用者に与えるポイント付与のステップと、 利用者端末から送信されたデータに基づいて所定のポイ
    ントを徴収することを条件に希望の閲覧情報の閲覧権を
    所定の利用者に与える閲覧権付与のステップと、 利用者端末により送信されたデータに基づいて、閲覧情
    報を、当該利用者端末に閲覧可能に送信する閲覧情報送
    信のステップと、 前記広告情報を利用者端末に閲覧可能に送信する広告情
    報送信のステップと、 利用者端末に送信された広告に対して当該利用者端末か
    ら送信されたデータを受信したときに当該利用者端末に
    広告の詳細な内容を送信する広告詳細情報送信のステッ
    プと、 広告詳細情報送信のステップにおいて利用者端末に送信
    されたデータに基づいて広告の詳細な内容を閲覧した回
    数に基づいてユーザID毎にポイントを与える広告ポイ
    ント付与のステップと、 前記広告ポイント付与のステップにおいて付与されたポ
    イントと、前記閲覧権付与手段により徴収されたポイン
    トと、前記広告ポイント付与手段により与えられたポイ
    ントとに基づいて、ユーザID毎に利用可能なポイント
    残数を所定の記憶手段に記憶する利用者ポイント残数記
    憶のステップと、 前記閲覧情報記憶手段により所定の記憶手段に記憶され
    た閲覧情報における閲覧権の有無をユーザID毎に記憶
    する購読情報記憶のステップと、 前記購読情報記憶のステップにおいて記憶された閲覧権
    の有無に基づいて、前記閲覧情報送信のステップにおい
    て閲覧情報の送信を制限する閲覧制限のステップとを実
    行させることを特徴とするサーバ。
JP2000237820A 2000-08-04 2000-08-04 情報閲覧管理方法及び情報閲覧管理システム及びサーバ Withdrawn JP2002049704A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000237820A JP2002049704A (ja) 2000-08-04 2000-08-04 情報閲覧管理方法及び情報閲覧管理システム及びサーバ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000237820A JP2002049704A (ja) 2000-08-04 2000-08-04 情報閲覧管理方法及び情報閲覧管理システム及びサーバ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002049704A true JP2002049704A (ja) 2002-02-15

Family

ID=18729612

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000237820A Withdrawn JP2002049704A (ja) 2000-08-04 2000-08-04 情報閲覧管理方法及び情報閲覧管理システム及びサーバ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002049704A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005524917A (ja) * 2002-05-06 2005-08-18 トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム ハンドヘルド装置の忘れたパスワードについての通知
JP2007018162A (ja) * 2005-07-06 2007-01-25 Fujitsu Ltd 個人情報保護支援プログラム及び記憶媒体及び装置
JP2009020561A (ja) * 2007-07-10 2009-01-29 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及びプログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005524917A (ja) * 2002-05-06 2005-08-18 トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム ハンドヘルド装置の忘れたパスワードについての通知
JP2010272131A (ja) * 2002-05-06 2010-12-02 Thomson Licensing パスワード・マネージャ並びにパスワードを管理する方法
JP4632297B2 (ja) * 2002-05-06 2011-02-16 トムソン ライセンシング パスワード・マネージャ並びにパスワードを管理する方法
JP2007018162A (ja) * 2005-07-06 2007-01-25 Fujitsu Ltd 個人情報保護支援プログラム及び記憶媒体及び装置
JP2009020561A (ja) * 2007-07-10 2009-01-29 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7526545B2 (en) Content distribution system
US7542943B2 (en) Computer services and methods for collecting payments from and providing content to web users
US20020152163A1 (en) Network based user-to-user payment service
US9141980B2 (en) Method and apparatus for offering digital content for sale over a communications network
US20050171863A1 (en) System and computerized method for classified ads
US20020019817A1 (en) Method and system for trading in personal information and storage medium therefor
JP2003157259A (ja) 情報検索システム
WO2002073358A2 (en) Many-to-many mediated commercial electronic publishing
JP2004527846A (ja) インターネットを利用した資料共有方法及びそのシステム
JP2004513422A5 (ja)
JP2004513422A (ja) ネットワークベースのユーザ間決済サービス
US20020165767A1 (en) Advertisement system
US20080319916A1 (en) Method and Apparatus for Cashless Online Marketplace
US20050131953A1 (en) Information providing method, information management device and program
JP2002236842A (ja) 電子広告における広告料金課金システム,電子クーポンサーバ,広告料金課金方法および広告料金課金プログラム
KR101089374B1 (ko) 온라인 광고 중개 시스템 및 온라인 광고 중개 방법
JP2002049704A (ja) 情報閲覧管理方法及び情報閲覧管理システム及びサーバ
JP3787479B2 (ja) 会員登録システム
KR20000036604A (ko) 인터넷을 이용한 디지털 출판물 비즈니스 방법
JP2002073688A (ja) 情報収集/提供方法及びシステム
KR20060121430A (ko) 소프트웨어 컨텐츠 다이렉트 다운로드 서비스 시스템 및방법
US8510219B1 (en) Billing management package for internet access and web page utilization
EP1193632A1 (en) Apparatus and method for providing information about sale of goods, method for displaying information about sale of goods, and computer-readable recording medium
JP2003067661A (ja) ポイント購入サーバーシステムを用いた、小額決済のための回収代行システム
JP2002197017A (ja) ネットワークシステム、データ処理装置、及び記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20071106