JPH1121271A - 脂環式ジカルボン酸誘導体 - Google Patents
脂環式ジカルボン酸誘導体Info
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- JPH1121271A JPH1121271A JP17690197A JP17690197A JPH1121271A JP H1121271 A JPH1121271 A JP H1121271A JP 17690197 A JP17690197 A JP 17690197A JP 17690197 A JP17690197 A JP 17690197A JP H1121271 A JPH1121271 A JP H1121271A
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- tetracyclo
- dicarboxylic acid
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の目的は、ポリエステルのガラス
転移温度を向上させるために、炭素数を増加させた新規
な脂環式ジカルボン酸誘導体の提供にある。 【解決手段】 一般式〔1〕 【化1】 〔式中、R1、R2は、それぞれ独立に炭素数1〜10の
アルキル基を表し、R3は水素または炭素数1〜10の
アルキル基を表し、環Xはシクロアルキル基(ノルボル
ナン環を含む)を表し、環Xは無くても良い。〕で表さ
れるテトラシクロ〔4.4.0.22,5 .17,10〕トリ
デカン−3,4−ジカルボン酸ジアルキル誘導体に関
し、さらに本発明は、式〔2〕で表されるテトラシクロ
〔4.4.0.22,5.17,10〕トリデカン−3,4−
ジカルボン酸誘導体及び式〔3〕で表されるテトラシク
ロ〔4.4.0.22,5.17,10〕トリデカン−3,4
−ジカルボン酸無水物誘導体等の脂環式ジカルボン酸誘
導体に関する。 【化2】
転移温度を向上させるために、炭素数を増加させた新規
な脂環式ジカルボン酸誘導体の提供にある。 【解決手段】 一般式〔1〕 【化1】 〔式中、R1、R2は、それぞれ独立に炭素数1〜10の
アルキル基を表し、R3は水素または炭素数1〜10の
アルキル基を表し、環Xはシクロアルキル基(ノルボル
ナン環を含む)を表し、環Xは無くても良い。〕で表さ
れるテトラシクロ〔4.4.0.22,5 .17,10〕トリ
デカン−3,4−ジカルボン酸ジアルキル誘導体に関
し、さらに本発明は、式〔2〕で表されるテトラシクロ
〔4.4.0.22,5.17,10〕トリデカン−3,4−
ジカルボン酸誘導体及び式〔3〕で表されるテトラシク
ロ〔4.4.0.22,5.17,10〕トリデカン−3,4
−ジカルボン酸無水物誘導体等の脂環式ジカルボン酸誘
導体に関する。 【化2】
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般式〔1〕
【0002】
【化4】
【0003】〔式中、R1、R2 は、それぞれ独立に炭
素数1〜10のアルキル基を表し、R3は水素または炭
素数1〜10のアルキル基を表し、環Xはシクロアルキ
ル基(ノルボルナン環を含む)を表し、環Xは無くても
良い。〕で表されるテトラシクロ〔4.4.0.2
2,5 .17,10〕トリデカン−3,4−ジカルボン酸アル
キル誘導体及び該ジカルボン酸アルキル誘導体より得ら
れるジカルボン酸誘導体及び無水カルボン酸誘導体等の
脂環式ジカルボン酸誘導体に関する。
素数1〜10のアルキル基を表し、R3は水素または炭
素数1〜10のアルキル基を表し、環Xはシクロアルキ
ル基(ノルボルナン環を含む)を表し、環Xは無くても
良い。〕で表されるテトラシクロ〔4.4.0.2
2,5 .17,10〕トリデカン−3,4−ジカルボン酸アル
キル誘導体及び該ジカルボン酸アルキル誘導体より得ら
れるジカルボン酸誘導体及び無水カルボン酸誘導体等の
脂環式ジカルボン酸誘導体に関する。
【0004】
【従来の技術】従来ノルボルナン骨格を有するポリエス
テルは、ガラス転移温度が高く、寸法安定性が優れてお
り写真用のフィルムのベース等に用いられている(米国
防衛特許896033号)。しかしこれまでのノルボル
ナン骨格を有する多環式化合物の合成には、多くの場
合、多行程を要し、製造コスト面で不利を強いられてい
た。
テルは、ガラス転移温度が高く、寸法安定性が優れてお
り写真用のフィルムのベース等に用いられている(米国
防衛特許896033号)。しかしこれまでのノルボル
ナン骨格を有する多環式化合物の合成には、多くの場
合、多行程を要し、製造コスト面で不利を強いられてい
た。
【0005】これまでテトラシクロドデカンジカルボン
酸エステルは知られている(ジャーナルオブポリマーサ
イエンス 10巻3191〜3204頁(1972))
が、一つのノルボルナン環の架橋メチレン炭素がエチレ
ン基に置換された脂環式ジカルボン酸ジエステルは知ら
れていなかった。
酸エステルは知られている(ジャーナルオブポリマーサ
イエンス 10巻3191〜3204頁(1972))
が、一つのノルボルナン環の架橋メチレン炭素がエチレ
ン基に置換された脂環式ジカルボン酸ジエステルは知ら
れていなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ポリ
エステルのガラス転移温度を向上させるために、炭素数
を増加させた新規な脂環式ジカルボン酸誘導体の提供に
ある。
エステルのガラス転移温度を向上させるために、炭素数
を増加させた新規な脂環式ジカルボン酸誘導体の提供に
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため、鋭意研究を行った結果本発明を完成す
るに至った。即ち、本発明は、一般式〔1〕
を解決するため、鋭意研究を行った結果本発明を完成す
るに至った。即ち、本発明は、一般式〔1〕
【0008】
【化5】
【0009】〔式中、R1、R2 は、それぞれ独立に炭
素数1〜10のアルキル基を表し、R3は水素または炭
素数1〜10のアルキル基を表し、環Xはシクロアルキ
ル基(ノルボルナン環を含む)を表し、環Xは無くても
良い。〕で表されるテトラシクロ〔4.4.0.2
2,5 .17,10〕トリデカン−3,4−ジカルボン酸ジア
ルキル誘導体に関する。
素数1〜10のアルキル基を表し、R3は水素または炭
素数1〜10のアルキル基を表し、環Xはシクロアルキ
ル基(ノルボルナン環を含む)を表し、環Xは無くても
良い。〕で表されるテトラシクロ〔4.4.0.2
2,5 .17,10〕トリデカン−3,4−ジカルボン酸ジア
ルキル誘導体に関する。
【0010】さらに本発明は、式〔2〕
【0011】
【化6】
【0012】〔式中、R3は水素または炭素数1〜10
のアルキル基を表し、環Xはシクロアルキル基(ノルボ
ルナン環を含む)を表し、環Xは無くても良い。〕で表
されるテトラシクロ〔4.4.0.22,5 .17,10〕ト
リデカン−3,4−ジカルボン酸誘導体及び式〔3〕
のアルキル基を表し、環Xはシクロアルキル基(ノルボ
ルナン環を含む)を表し、環Xは無くても良い。〕で表
されるテトラシクロ〔4.4.0.22,5 .17,10〕ト
リデカン−3,4−ジカルボン酸誘導体及び式〔3〕
【0013】
【化7】
【0014】〔式中、R3は水素または炭素数1〜10
のアルキル基を表し、環Xはシクロアルキル基(ノルボ
ルナン環を含む)を表し、環Xは無くても良い。〕で表
されるテトラシクロ〔4.4.0.22,5 .17,10〕ト
リデカン−3,4−ジカルボン酸無水物誘導体に関す
る。本発明の化合物を得る方法を反応スキームで示せ
ば、次の様になる。
のアルキル基を表し、環Xはシクロアルキル基(ノルボ
ルナン環を含む)を表し、環Xは無くても良い。〕で表
されるテトラシクロ〔4.4.0.22,5 .17,10〕ト
リデカン−3,4−ジカルボン酸無水物誘導体に関す
る。本発明の化合物を得る方法を反応スキームで示せ
ば、次の様になる。
【0015】
【化8】
【0016】〔式中、R1、R2 、R3及び環Xは、前記
と同じ。〕 即ち、テトラシクロ〔4.4.0.22,5 .17,10〕ト
リデセ−11−エン−3,4−ジカルボン酸ジアルキル
誘導体(〔4〕TCDE)を還元して、新規なテトラシ
クロ〔4.4.0.22,5 .17,10〕トリデカン−3,
4−ジカルボン酸ジアルキル誘導体(〔1〕TCTE)
を得る。続いてTCTEを加水分解して新規なテトラシ
クロ〔4.4.0.22,5 .17,10〕トリデカン−3,
4−ジカルボン酸誘導体(〔2〕TCTC)を得る。
と同じ。〕 即ち、テトラシクロ〔4.4.0.22,5 .17,10〕ト
リデセ−11−エン−3,4−ジカルボン酸ジアルキル
誘導体(〔4〕TCDE)を還元して、新規なテトラシ
クロ〔4.4.0.22,5 .17,10〕トリデカン−3,
4−ジカルボン酸ジアルキル誘導体(〔1〕TCTE)
を得る。続いてTCTEを加水分解して新規なテトラシ
クロ〔4.4.0.22,5 .17,10〕トリデカン−3,
4−ジカルボン酸誘導体(〔2〕TCTC)を得る。
【0017】さらにTCTCを脱水することにより新規
なテトラシクロ〔4.4.0.22, 5 .17,10〕トリデ
カン−3,4−ジカルボン酸無水物誘導体(〔3〕TC
TA)を得ることができる。
なテトラシクロ〔4.4.0.22, 5 .17,10〕トリデ
カン−3,4−ジカルボン酸無水物誘導体(〔3〕TC
TA)を得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明で用いる原料のテトラシク
ロ〔4.4.0.22,5 .17,10〕トリデセ−11−エ
ン−3,4−ジカルボン酸ジアルキル誘導体(TCD
E)は、下記反応スキームに示す様にO−フタル酸ジア
ルキルの還元反応によって得られる式〔5〕で表される
1,2−ジヒドロフタル酸ジアルキルと式〔6〕で表さ
れるノルボルニレン誘導体とのディールス・アルダー反
応によって得られる。
ロ〔4.4.0.22,5 .17,10〕トリデセ−11−エ
ン−3,4−ジカルボン酸ジアルキル誘導体(TCD
E)は、下記反応スキームに示す様にO−フタル酸ジア
ルキルの還元反応によって得られる式〔5〕で表される
1,2−ジヒドロフタル酸ジアルキルと式〔6〕で表さ
れるノルボルニレン誘導体とのディールス・アルダー反
応によって得られる。
【0019】
【化9】
【0020】〔式中、R1、R2 、R3及び環Xは、前記
と同じ。〕 R3がアルキル基の場合及びR1、R2は、それぞれ独立
に炭素数1〜10のアルキル基であるが、通常は、炭素
数1〜4である。式〔6〕で表されるノルボルニレン誘
導体として、下記に示す様に具体的には、環Xが無い場
合のノルボニレン、環Xが有る場合は、環Xは、炭素数
5〜6のシクロ環またはノルボルナン環が1〜2個ある
シクロ環である。
と同じ。〕 R3がアルキル基の場合及びR1、R2は、それぞれ独立
に炭素数1〜10のアルキル基であるが、通常は、炭素
数1〜4である。式〔6〕で表されるノルボルニレン誘
導体として、下記に示す様に具体的には、環Xが無い場
合のノルボニレン、環Xが有る場合は、環Xは、炭素数
5〜6のシクロ環またはノルボルナン環が1〜2個ある
シクロ環である。
【0021】
【化10】
【0022】
【化11】
【0023】
【化12】
【0024】等が挙げられる。TCDEの還元反応によ
るTCTEの製造法は、二重結合を単結合にする種々の
一般的な還元法が適用できる。例えば、 (1)金属及び金属塩による還元 (2)金属水素化物による還元 (3)金属水素錯化合物による還元 (4)ジボラン及び置換ボランによる還元 (5)ヒドラジンによる還元 (6)ジイミド還元 (7)リン化合物による還元 (8)電解還元 (9)接触還元等を挙げることができる。
るTCTEの製造法は、二重結合を単結合にする種々の
一般的な還元法が適用できる。例えば、 (1)金属及び金属塩による還元 (2)金属水素化物による還元 (3)金属水素錯化合物による還元 (4)ジボラン及び置換ボランによる還元 (5)ヒドラジンによる還元 (6)ジイミド還元 (7)リン化合物による還元 (8)電解還元 (9)接触還元等を挙げることができる。
【0025】これらの中で、最も実用的方法は接触還元
方法である。この接触還元法は以下の通りである。触媒
金属としては、周期律表第8族のパラジウム、ルテニウ
ム、ロジウム、白金、ニッケル、コバルト及び鉄又第1
族の銅等が使用できる。これらの金属は単独で、又は、
他の元素と複合させた多元系で使用される。それらの使
用形態は、各金属単身、ラネー型触媒、ケイソウ土、ア
ルミナ、ゼオライト、炭素及びその他の担体に担持させ
た触媒及び錯体触媒等が挙げられる。
方法である。この接触還元法は以下の通りである。触媒
金属としては、周期律表第8族のパラジウム、ルテニウ
ム、ロジウム、白金、ニッケル、コバルト及び鉄又第1
族の銅等が使用できる。これらの金属は単独で、又は、
他の元素と複合させた多元系で使用される。それらの使
用形態は、各金属単身、ラネー型触媒、ケイソウ土、ア
ルミナ、ゼオライト、炭素及びその他の担体に担持させ
た触媒及び錯体触媒等が挙げられる。
【0026】具体的には、パラジウム−炭素、ルテニウ
ム−炭素、ロジウム−炭素、白金−炭素、パラジウム−
アルミナ、ルテニウム−アルミナ、ロジウム−アルミ
ナ、白金−アルミナ、還元ニッケル、還元コバルト、ラ
ネーニッケル、ラネーコバルト、ラネー銅、酸化銅、銅
クロマト、クロロトリス(トリフェニルホスフィン)ロ
ジウム、クロロヒドリドトリス(トリフェニルホスフィ
ン)ルテニウム、ジクロロトリス(トリフェニルホスフ
ィン)ルテニウム及びヒドリドカルボニルトリス(トリ
フェニルホスフィン)イリジウム等が挙げられる。これ
らの中で特に好ましいものはパラジウム−炭素及びルテ
ニウム−炭素等である。
ム−炭素、ロジウム−炭素、白金−炭素、パラジウム−
アルミナ、ルテニウム−アルミナ、ロジウム−アルミ
ナ、白金−アルミナ、還元ニッケル、還元コバルト、ラ
ネーニッケル、ラネーコバルト、ラネー銅、酸化銅、銅
クロマト、クロロトリス(トリフェニルホスフィン)ロ
ジウム、クロロヒドリドトリス(トリフェニルホスフィ
ン)ルテニウム、ジクロロトリス(トリフェニルホスフ
ィン)ルテニウム及びヒドリドカルボニルトリス(トリ
フェニルホスフィン)イリジウム等が挙げられる。これ
らの中で特に好ましいものはパラジウム−炭素及びルテ
ニウム−炭素等である。
【0027】触媒の使用量は、5%金属担持触媒として
基質に対し0.1〜30重量%が、特には、0.5〜2
0重量%が好ましい。溶媒は、メタノール、エタノール
及びプロパノール等に代表されるアルコール類、ジオキ
サン、テトラヒドロフラン及びジメトキシエタン等に代
表されるエーテル類及び酢酸エチル及び酢酸プロピル等
に代表されるエステル類等が使用できる。
基質に対し0.1〜30重量%が、特には、0.5〜2
0重量%が好ましい。溶媒は、メタノール、エタノール
及びプロパノール等に代表されるアルコール類、ジオキ
サン、テトラヒドロフラン及びジメトキシエタン等に代
表されるエーテル類及び酢酸エチル及び酢酸プロピル等
に代表されるエステル類等が使用できる。
【0028】その使用量は、原料に対し1〜50重量倍
の範囲が、特には、3〜10重量倍の範囲が好ましい。
水素圧は常圧から100kg/cm2 の範囲が、特に
は、常圧から30kg/cm2 の範囲が好ましい。温度
は、0〜150℃の範囲が、特には、10〜100℃の
範囲が好ましい。
の範囲が、特には、3〜10重量倍の範囲が好ましい。
水素圧は常圧から100kg/cm2 の範囲が、特に
は、常圧から30kg/cm2 の範囲が好ましい。温度
は、0〜150℃の範囲が、特には、10〜100℃の
範囲が好ましい。
【0029】反応は、水素吸収量によって追跡すること
ができ、理論水素量の吸収後サンプリングしガスクロマ
トグラフィーで分析し確認することができる。本発明
は、回分式でも連続反応でも可能である。反応後は、濾
過により触媒を除いた後、さらに濃縮後蒸留又は、カラ
ムクロマトグラフィーで精製することができる。
ができ、理論水素量の吸収後サンプリングしガスクロマ
トグラフィーで分析し確認することができる。本発明
は、回分式でも連続反応でも可能である。反応後は、濾
過により触媒を除いた後、さらに濃縮後蒸留又は、カラ
ムクロマトグラフィーで精製することができる。
【0030】次に、TCTEの加水分解法について述べ
る。まず塩基による方法には、アルカリ金属、アルカリ
土金属等の水酸化物、炭酸塩等の無機塩基やトリアルキ
ルアミン類、ピリジン類及びアザ化合物類等の有機塩基
が用いられる。具体的には、安価な水酸化ナトリウムや
水酸化カリウムが好ましい。
る。まず塩基による方法には、アルカリ金属、アルカリ
土金属等の水酸化物、炭酸塩等の無機塩基やトリアルキ
ルアミン類、ピリジン類及びアザ化合物類等の有機塩基
が用いられる。具体的には、安価な水酸化ナトリウムや
水酸化カリウムが好ましい。
【0031】使用量は、TCTEに対し2〜4当量、好
ましくは、2〜2.5当量が経済的である。又、酸によ
る方法の場合は、塩酸、硫酸等の無機酸、又はアルキル
スルホン酸やトリフルオロ酢酸等の有機強酸が用いられ
る。これらの中で好ましくは、安価な無機酸が望まし
い。使用量は、TCTEに対し0.5〜5当量、好まし
くは、0.5〜2当量である。
ましくは、2〜2.5当量が経済的である。又、酸によ
る方法の場合は、塩酸、硫酸等の無機酸、又はアルキル
スルホン酸やトリフルオロ酢酸等の有機強酸が用いられ
る。これらの中で好ましくは、安価な無機酸が望まし
い。使用量は、TCTEに対し0.5〜5当量、好まし
くは、0.5〜2当量である。
【0032】溶媒は、水及び又は、アルコール類が好ま
しいが、直接反応に関与しない一般的有機溶媒は存在し
ても構わない。使用量は、TCTEに対し1〜50重量
倍、好ましくは、3〜10重量倍である。反応温度は、
0〜200℃、好ましくは、10〜150℃が望まし
い。
しいが、直接反応に関与しない一般的有機溶媒は存在し
ても構わない。使用量は、TCTEに対し1〜50重量
倍、好ましくは、3〜10重量倍である。反応温度は、
0〜200℃、好ましくは、10〜150℃が望まし
い。
【0033】反応時間は、反応温度及び他の条件との相
関になるが実用的には、1〜20時間、より好ましく
は、2〜10時間である。本反応は、常圧又は、加圧で
行うこともでき、又回分式又は連続式でも可能である。
水酸化アルカリを塩基として反応させた場合は、反応後
無機酸を添加し酸性とし、析出した結晶を捕集、水洗、
乾燥することにより目的とするTCDCが得られる。通
常は、高純度品が得られるが、必要に応じ再結晶法によ
り精製することもできる。
関になるが実用的には、1〜20時間、より好ましく
は、2〜10時間である。本反応は、常圧又は、加圧で
行うこともでき、又回分式又は連続式でも可能である。
水酸化アルカリを塩基として反応させた場合は、反応後
無機酸を添加し酸性とし、析出した結晶を捕集、水洗、
乾燥することにより目的とするTCDCが得られる。通
常は、高純度品が得られるが、必要に応じ再結晶法によ
り精製することもできる。
【0034】次に、TCTCの脱水法について述べる。
脱水剤としては、脂肪族カルボン酸無水物、1,3−ジ
シクロヘキシルカルボジイミド(DCC)、2−クロロ
−1,3−ジメチルイミダゾリニウムクロライド(DM
C)が用いられるが、好ましくは安価な脂肪族カルボン
酸無水物、特に無水酢酸が用いられる。使用量は、TC
TCに対し1〜20当量、好ましくは1〜5当量であ
る。
脱水剤としては、脂肪族カルボン酸無水物、1,3−ジ
シクロヘキシルカルボジイミド(DCC)、2−クロロ
−1,3−ジメチルイミダゾリニウムクロライド(DM
C)が用いられるが、好ましくは安価な脂肪族カルボン
酸無水物、特に無水酢酸が用いられる。使用量は、TC
TCに対し1〜20当量、好ましくは1〜5当量であ
る。
【0035】溶媒は、脱水剤自身を過剰量加えて使用す
る場合もあるが、反応に直接関与しない有機溶媒を用い
ることもできる。例えば、トルエン、キシレン等の炭化
水素類、1,2−ジクロロエタン、1,2−ジクロロプ
ロパン等のハロゲン化炭化水素類等が挙げられる。使用
量は、TCTCに対し1〜20重量倍、好ましくは1〜
10重量倍である。
る場合もあるが、反応に直接関与しない有機溶媒を用い
ることもできる。例えば、トルエン、キシレン等の炭化
水素類、1,2−ジクロロエタン、1,2−ジクロロプ
ロパン等のハロゲン化炭化水素類等が挙げられる。使用
量は、TCTCに対し1〜20重量倍、好ましくは1〜
10重量倍である。
【0036】反応温度は、通常脱水剤又は溶媒の沸点付
近で行うのが一般的であるが、50〜200℃間で行う
ことができる。より好ましくは、60〜150℃であ
る。反応時間は、反応温度との相関になるが、実用的に
は、1〜20時間、より好ましくは2〜10時間であ
る。本反応は、常圧又は加圧で行うこともでき、又回分
式又は連続式でも可能である。
近で行うのが一般的であるが、50〜200℃間で行う
ことができる。より好ましくは、60〜150℃であ
る。反応時間は、反応温度との相関になるが、実用的に
は、1〜20時間、より好ましくは2〜10時間であ
る。本反応は、常圧又は加圧で行うこともでき、又回分
式又は連続式でも可能である。
【0037】反応後、脱水剤を、場合により溶媒も一緒
に留去すると高純度のTCTAが得られる。必要に応
じ、再結晶法により精製することもできる。以下に実施
例を挙げ、本発明を具体的に説明するが、本発明はこれ
らに限定されるものではない。
に留去すると高純度のTCTAが得られる。必要に応
じ、再結晶法により精製することもできる。以下に実施
例を挙げ、本発明を具体的に説明するが、本発明はこれ
らに限定されるものではない。
【0038】
参考例1 テトラシクロ〔4.4.0.22,5 .17,10〕トリデセ
−11−エン−3,4−ジカルボン酸ジメチルの合成
−11−エン−3,4−ジカルボン酸ジメチルの合成
【0039】
【化13】
【0040】ノルボニレン(ビシクロ〔2.2.1〕ヘ
プト−2−エン;ノルボネン)7.0g(75mmo
l)、1,2−ジヒドロフタル酸ジメチル9.8g(5
0mmol)及びトルエン10gを50ml簡易型SU
Sオートクレーブに仕込み、200℃で30時間撹拌し
た。内圧は、8kg/cm2となった。反応後冷却して
から反応物を採りだした。これを濃縮後、減圧蒸留を行
った。沸点133℃/2mmHg〜164℃/1mmH
gの主留分9.1gを得た。続いて、この主留分をシリ
カゲルクロマトグラフィーにより(溶離液:ヘプタン・
酢酸エチル)精製する事により主留分として油状物7.
8gが得られた。
プト−2−エン;ノルボネン)7.0g(75mmo
l)、1,2−ジヒドロフタル酸ジメチル9.8g(5
0mmol)及びトルエン10gを50ml簡易型SU
Sオートクレーブに仕込み、200℃で30時間撹拌し
た。内圧は、8kg/cm2となった。反応後冷却して
から反応物を採りだした。これを濃縮後、減圧蒸留を行
った。沸点133℃/2mmHg〜164℃/1mmH
gの主留分9.1gを得た。続いて、この主留分をシリ
カゲルクロマトグラフィーにより(溶離液:ヘプタン・
酢酸エチル)精製する事により主留分として油状物7.
8gが得られた。
【0041】この油状物を酢酸エチルに溶解し、室温で
一夜静置すると結晶6.8g(収率47%)が得られ
た。この結晶のMASS及び1H−NMRでの分析結果
より、テトラシクロ〔4.4.0.22,5 .17,10〕ト
リデセ−11−エン−3,4−ジカルボン酸ジメチルで
あることを確認した。
一夜静置すると結晶6.8g(収率47%)が得られ
た。この結晶のMASS及び1H−NMRでの分析結果
より、テトラシクロ〔4.4.0.22,5 .17,10〕ト
リデセ−11−エン−3,4−ジカルボン酸ジメチルで
あることを確認した。
【0042】実施例1 テトラシクロ〔4.4.02,5 .17,10〕トリデカン−
3,4−ジカルボン酸ジメチルの合成
3,4−ジカルボン酸ジメチルの合成
【0043】
【化14】
【0044】100mlハステロイ製オートクレーブに
参考例1の方法で得たテトラシクロ〔4.4.0.2
2,5.17,10〕トリデセ−11−エン−3,4−ジカル
ボン酸ジメチル2.9g(10mmol)、メタノール
21g及び5%Pd−C 0.14gを仕込み、窒素置
換後水素ガスを封入し、水素圧5kg/cm2 定圧で、
40℃で攪拌した。水素吸収は30分で停止したが、さ
らに30分攪拌を継続した後、反応を終了させた。残余
水素ガスを放出後、反応液を採取し、触媒を濾別後、濃
縮、乾燥するとガスクロマトグラフィーで98%の油状
物質2.9g(収率99%)が得られ、まもなく固化し
た。
参考例1の方法で得たテトラシクロ〔4.4.0.2
2,5.17,10〕トリデセ−11−エン−3,4−ジカル
ボン酸ジメチル2.9g(10mmol)、メタノール
21g及び5%Pd−C 0.14gを仕込み、窒素置
換後水素ガスを封入し、水素圧5kg/cm2 定圧で、
40℃で攪拌した。水素吸収は30分で停止したが、さ
らに30分攪拌を継続した後、反応を終了させた。残余
水素ガスを放出後、反応液を採取し、触媒を濾別後、濃
縮、乾燥するとガスクロマトグラフィーで98%の油状
物質2.9g(収率99%)が得られ、まもなく固化し
た。
【0045】この結晶の分析結果は、以下の通りであっ
た。 MASS(EI法,m/e(%)):293(M+1,
3),206(3),146(27),113(3
0),79(80),59(100)1 H−NMR(CDCl3 ,TMS,δppm):1.
05(d,J=10.6Hz,1H),1.09〜1.
26(m,3H),1.34〜1.42(m,2H),
1.47〜1.56(m,3H),1.59(d,J=
10.6Hz,1H),1.69〜1.76(m,1
H),1.82(d,J=10.6Hz,1H),2.
06(s,1H),2.10(s,2H),2.13
(s,1H),3.12(s,2H),3.69(s,
3H),3.71(s,3H) 融点(℃):71〜72 以上から、本結晶は、目的とするテトラシクロ〔4.
4.02,5 .17,10〕トリデカン−3,4−ジカルボン
酸ジメチルであることを確認した。
た。 MASS(EI法,m/e(%)):293(M+1,
3),206(3),146(27),113(3
0),79(80),59(100)1 H−NMR(CDCl3 ,TMS,δppm):1.
05(d,J=10.6Hz,1H),1.09〜1.
26(m,3H),1.34〜1.42(m,2H),
1.47〜1.56(m,3H),1.59(d,J=
10.6Hz,1H),1.69〜1.76(m,1
H),1.82(d,J=10.6Hz,1H),2.
06(s,1H),2.10(s,2H),2.13
(s,1H),3.12(s,2H),3.69(s,
3H),3.71(s,3H) 融点(℃):71〜72 以上から、本結晶は、目的とするテトラシクロ〔4.
4.02,5 .17,10〕トリデカン−3,4−ジカルボン
酸ジメチルであることを確認した。
【0046】実施例2 テトラシクロ〔4.4.02,5 .17,10〕トリデカン−
3,4−ジカルボン酸の合成 50ml四口反応フラスコに実施例1の方法で得たテト
ラシクロ〔4.4.0 2,5 .17,10〕トリデカン−3,
4−ジカルボン酸ジメチル2.92g(10mmo
l)、エタノール30g及び水酸化ナトリウム1.2g
(30mmol)を水15gに溶解させた水溶液を仕込
み、還流下6時間攪拌させた。
3,4−ジカルボン酸の合成 50ml四口反応フラスコに実施例1の方法で得たテト
ラシクロ〔4.4.0 2,5 .17,10〕トリデカン−3,
4−ジカルボン酸ジメチル2.92g(10mmo
l)、エタノール30g及び水酸化ナトリウム1.2g
(30mmol)を水15gに溶解させた水溶液を仕込
み、還流下6時間攪拌させた。
【0047】濃縮後、水を加えてから塩酸により酸性と
し、析出した結晶を濾取・乾燥し、ガスクロマトグラフ
ィーで単一ピークの白色結晶2.50g(収率94%)
が得られた。この結晶の分析結果は、以下の通りであっ
た。 MASS(FD法,m/e(%)):265(M+1,
100),264(M + ,95),247(43)1 H−NMR(d6 −DMSO,TMS,δppm):
0.99〜1.29(m,5H),1.35(d,J=
9.9Hz,1H),1.46(s,4H),1.65
(t,J=11.7Hz,1H),1.79(d,J=
10.3Hz,1H),2.02(s,3H),2.0
8(s,1H),2.86(s,2H),12.32
(s,2H) 融点(℃):218〜210 以上から、本結晶は、目的とするテトラシクロ〔4.
4.02,5 .17,10〕トリデカン−3,4−ジカルボン
酸であることを確認した。
し、析出した結晶を濾取・乾燥し、ガスクロマトグラフ
ィーで単一ピークの白色結晶2.50g(収率94%)
が得られた。この結晶の分析結果は、以下の通りであっ
た。 MASS(FD法,m/e(%)):265(M+1,
100),264(M + ,95),247(43)1 H−NMR(d6 −DMSO,TMS,δppm):
0.99〜1.29(m,5H),1.35(d,J=
9.9Hz,1H),1.46(s,4H),1.65
(t,J=11.7Hz,1H),1.79(d,J=
10.3Hz,1H),2.02(s,3H),2.0
8(s,1H),2.86(s,2H),12.32
(s,2H) 融点(℃):218〜210 以上から、本結晶は、目的とするテトラシクロ〔4.
4.02,5 .17,10〕トリデカン−3,4−ジカルボン
酸であることを確認した。
【0048】実施例3 テトラシクロ〔4.4.02,5 .17,10〕トリデカン−
3,4−ジカルボン酸無水物の合成 50ml四口反応フラスコに実施例2の方法で得たテト
ラシクロ〔4.4.0.22,5 .17,10〕トリデカン−
3,4−ジカルボン酸2.64g(10mmol)及び
無水酢酸50gを仕込み、還流下で2時間攪拌した。
3,4−ジカルボン酸無水物の合成 50ml四口反応フラスコに実施例2の方法で得たテト
ラシクロ〔4.4.0.22,5 .17,10〕トリデカン−
3,4−ジカルボン酸2.64g(10mmol)及び
無水酢酸50gを仕込み、還流下で2時間攪拌した。
【0049】終了後、濃縮、乾燥することにより油状物
質を得た。この油状物質は、室温で放置すると固化し
た。この結晶をガスクロマトグラフィーで分析すると4
1面積%(X1 )と59面積%(X2 )の2成分である
ことが判った。
質を得た。この油状物質は、室温で放置すると固化し
た。この結晶をガスクロマトグラフィーで分析すると4
1面積%(X1 )と59面積%(X2 )の2成分である
ことが判った。
【0050】この結晶の分析結果は、以下の通りであっ
た。 GC−MASS(m/e(%)): X1 :246(M+ ,1),229(1),218(4
2),200(4),190(100),174(1
0),79(46) X2 :246(M+ ,2),229(1),218
(5),200(3),189(1),174(8
7),80(100)1 H−NMR(CDCl3,TMS,δppm):1.0
3(d,J=10.4Hz,1H),1.13(s,2
H),1.34(t,2H),1.49(s,4H),
1.57(s,1H),1.71(t,1H),1.8
3(d,1H),2.01〜2.14(m,4H),
3.04(s,2H) 融点(℃):236〜238℃(昇華) 以上から、本結晶は、目的とするテトラシクロ〔4.
4.02,5 .17,10〕トリデカン−3,4−ジカルボン
酸無水物であることを確認した。
た。 GC−MASS(m/e(%)): X1 :246(M+ ,1),229(1),218(4
2),200(4),190(100),174(1
0),79(46) X2 :246(M+ ,2),229(1),218
(5),200(3),189(1),174(8
7),80(100)1 H−NMR(CDCl3,TMS,δppm):1.0
3(d,J=10.4Hz,1H),1.13(s,2
H),1.34(t,2H),1.49(s,4H),
1.57(s,1H),1.71(t,1H),1.8
3(d,1H),2.01〜2.14(m,4H),
3.04(s,2H) 融点(℃):236〜238℃(昇華) 以上から、本結晶は、目的とするテトラシクロ〔4.
4.02,5 .17,10〕トリデカン−3,4−ジカルボン
酸無水物であることを確認した。
【0051】また、前記のX1 とX2 の2成分は、互い
に立体異性体である事を確認した。
に立体異性体である事を確認した。
【図1】 実施例1で得られたテトラシクロ〔4.4.
02,5 .17,10〕トリデカン−3,4−ジカルボン酸ジ
メチルの1H−NMRのチャート。
02,5 .17,10〕トリデカン−3,4−ジカルボン酸ジ
メチルの1H−NMRのチャート。
【図2】 実施例2で得られたテトラシクロ〔4.4.
02,5 .17,10〕トリデカン−3,4−ジカルボン酸の
1H−NMRのチャート。
02,5 .17,10〕トリデカン−3,4−ジカルボン酸の
1H−NMRのチャート。
【図3】 実施例3で得られたテトラシクロ〔4.4.
02,5 .17,10〕トリデカン−3,4−ジカルボン酸無
水物の1H−NMRのチャート。
02,5 .17,10〕トリデカン−3,4−ジカルボン酸無
水物の1H−NMRのチャート。
Claims (3)
- 【請求項1】 一般式〔1〕 【化1】 〔式中、R1、R2 は、それぞれ独立に炭素数1〜10
のアルキル基を表し、R3は水素または炭素数1〜10
のアルキル基を表し、環Xはシクロアルキル基(ノルボ
ルナン環を含む)を表し、環Xは無くても良い。〕で表
されるテトラシクロ〔4.4.0.22,5 .17,10〕ト
リデカン−3,4−ジカルボン酸ジアルキル誘導体。 - 【請求項2】 一般式〔2〕 【化2】 〔式中、R3は水素または炭素数1〜10のアルキル基
を表し、環Xはシクロアルキル基(ノルボルナン環を含
む)を表し、環Xは無くても良い。〕で表されるテトラ
シクロ〔4.4.0.22,5 .17,10〕トリデカン−
3,4−ジカルボン酸誘導体。 - 【請求項3】 一般式〔3〕 【化3】 〔式中、R3は水素または炭素数1〜10のアルキル基
を表し、環Xはシクロアルキル基(ノルボルナン環を含
む)を表し、環Xは無くても良い。〕で表されるテトラ
シクロ〔4.4.0.22,5 .17,10〕トリデカン−
3,4−ジカルボン酸無水物誘導体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17690197A JPH1121271A (ja) | 1997-07-02 | 1997-07-02 | 脂環式ジカルボン酸誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17690197A JPH1121271A (ja) | 1997-07-02 | 1997-07-02 | 脂環式ジカルボン酸誘導体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1121271A true JPH1121271A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16021743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17690197A Pending JPH1121271A (ja) | 1997-07-02 | 1997-07-02 | 脂環式ジカルボン酸誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1121271A (ja) |
-
1997
- 1997-07-02 JP JP17690197A patent/JPH1121271A/ja active Pending
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