JP2001354631A - ジt−ブチルエステル化合物及びその製造法 - Google Patents

ジt−ブチルエステル化合物及びその製造法

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JP2001354631A JP2000176398A JP2000176398A JP2001354631A JP 2001354631 A JP2001354631 A JP 2001354631A JP 2000176398 A JP2000176398 A JP 2000176398A JP 2000176398 A JP2000176398 A JP 2000176398A JP 2001354631 A JP2001354631 A JP 2001354631A
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butoxycarbonyl
acid
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butoxycarbonylmethyl
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Hideo Suzuki
秀雄 鈴木
Yoshikazu Otsuka
義和 大塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 経済的に製造コストが安価で、溶解阻止
剤としての性能が高く(コントラストが明確になる)、
かつ基板との密着性の良好な脂環式溶解阻止化合物を提
供することにある。 【解決手段】 本発明は、式[1]で表される表される
5−t−ブトキシカルボニル−5−t−ブトキシカルボ
ニルメチル−2−ノルボルネン化合物及び5−t−ブト
キシカルボニル−5−t−ブトキシカルボニルメチルノ
ルボルナン化合物に関する。又、式[2]で表される化
合物を酸触媒の存在下、イソブテン又はt−ブタノール
と反応させる式[1]で表される前記の化合物を得る製
造法に関する。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、式[1]
【0002】
【化4】
【0003】(Rは、水素原子又は炭素数1〜5のアル
キル基を表し、破線は、単結合又は二重結合を表す。) 5−t−ブトキシカルボニル−5−t−ブトキシカルボ
ニルメチル−2−ノルボルネン化合物及び5−t−ブト
キシカルボニル−5−t−ブトキシカルボニルメチルノ
ルボルナン化合物及びそれらの製造法に関する。
【0004】本発明の脂環式ジt−ブチルエステル化合
物は、半導体製造プロセスにおけるフォトリソグラフィ
ー工程に関し、紫外線、遠紫外線、電子線、イオンビー
ム及びX線などの活性光線を用いたリソグラフィーに好
適なパターン形成材料のアルカリ溶液への溶解抑止剤等
として用いられる。
【0005】
【従来の技術】これまで知られている脂環式溶解抑止剤
としては、下記構造式で表されるコリン酸t-ブチルエ
ステルの記載がある(日本特許:特開平11−8466
3号公報)。しかし、原料のコリン酸はコスト的に高価
であった。
【0006】
【化5】
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は経済的
にコストが安価で、パターン形成材料の溶解抑止剤とし
ての性能が高く(コントラストが明確になる)、かつ基
板との密着性が良好な脂環式溶解抑止化合物を提供する
ことにある。
【0008】本発明者らは、安価な原料から脂環式t−
ブチルエステルを得る方法を鋭意検討した。その結果、
シクロペンタジェン化合物とイタコン酸無水物のディー
ルズ・アルダー反応によって容易に得られるNSAを水
和させた後、カルボキシル基をt−ブチルエステル化す
ることにより目的の5−t−ブトキシカルボニル−5−
t−ブトキシカルボニルメチル−2−ノルボルネン化合
物及び5−t−ブトキシカルボニル−5−t−ブトキシ
カルボニルメチルノルボルナン化合物が得られることを
見出し本発明を完成させた。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、式
[1]
【0010】
【化6】
【0011】(Rは、水素原子又は炭素数1〜5のアル
キル基を表し、破線は、単結合又は二重結合を表す。)
で表される5−t−ブトキシカルボニル−5−t−ブト
キシカルボニルメチル−2−ノルボルネン化合物及び5
−t−ブトキシカルボニル−5−t−ブトキシカルボニ
ルメチルノルボルナン化合物に関する。
【0012】また、本発明は、式[2]
【0013】
【化7】
【0014】(Rは、前記と同じである。)で表される
5−カルボキシ−5−カルボキシメチル−2−ノルボル
ネン化合物及び5−t−ブトキシカルボニル−5−t−
ブトキシカルボニルメチルノルボルナン化合物を酸触媒
の存在下、イソブテン又はt−ブタノールと反応させる
ことを特徴とする式[1]
【0015】
【化8】
【0016】(Rは、前記と同じである。)で表される
5−t−ブトキシカルボニル−5−t−ブトキシカルボ
ニルメチル−2−ノルボルネン化合物及び5−t−ブト
キシカルボニル−5−t−ブトキシカルボニルメチルノ
ルボルナン化合物の製造法に関する。
【0017】
【発明の実施態様】以下、本発明を詳細に説明する。
【0018】原料の5−カルボキシ−5−カルボキシメ
チル−2−ノルボルネン(CCN)化合物は、次の反応
スキームで製造される。
【0019】
【化9】
【0020】(Rは、前記と同じである。) 即ち、その中間体であるビシクロ「2.2.1」ヘプテ
−5−エン−2−イルスピロ−3’−無水コハク酸(N
SA)化合物は、シクロペンタジェン化合物(CP)と
イタコン酸(IA)のディールズ・アルダー反応によっ
て容易に得られる(アンナーレン(Ann.),460
巻,98頁,1928年)。
【0021】ここで、シクロペンタジェン化合物(C
P)のRは水素原子又は炭素数1〜5のアルキル基を表
し、具体的には例えば、無置換シクロペンタジェン、メ
チルシクロペンタジェン、エチルシクロペンタジェン、
プロピルシクロペンタジェン、ブチルシクロペンタジェ
ン及びペンチルシクロペンタジェン等が使用できる。
【0022】反応中間体のNSAを水和させることによ
りCCN化合物が、高収率で得られる。次に、ジカルボ
ン酸のCCN化合物とイソブテン又はt−ブタノールと
のエステル化反応について述べる。反応は、下記のスキ
ームで表される。
【0023】
【化10】
【0024】(Rは、前記と同じである。) 原料のCCNは、上記反応粗物をそのまま用いることが
できる。イソブテン又はt−ブタノールはジカルボン酸
に対し1〜20モル倍、経済的には1〜5モル倍使用す
ることが好ましい。イソブテンは、先に溶媒を仕込んだ
耐圧反応器を−10℃以下に冷却したところに、気体又
は液体で常圧下仕込むことができる。
【0025】本反応は、酸触媒により促進される。酸触
媒としては、一例を挙げれば、硫酸、塩酸及び燐酸等の
無機鉱酸類、ギ酸、酢酸及びトリフルオロ酢酸等の脂肪
族カルボン酸類、メタンスルホン酸、トリフルオロメタ
ンスルホン酸及びp−トルエンスルホン酸等の有機スル
ホン酸類、リンタングステン酸、シリカタングステン酸
及びリンモリブデン酸等のヘテロポリ酸類及びスカンジ
ウムトリフルオロメタンスルホネートスカンジウム、ト
リフルオロメタンスルホネート及びイッテルビウムトリ
フルオロメタンスルホネート等の希土類金属トリフラー
トに代表されるルイス酸類等が使用することができる。
これらの中で、特には経済的な硫酸及びp−トルエンス
ルホン酸が好ましく、更には硫酸が好ましい。
【0026】その使用量は、基質に対し0.1〜50モ
ル%(ヘテロポリ酸類の場合は1〜50重量%)が好ま
しく、特には0.5〜10モル%(ヘテロポリ酸類の場
合は5〜20重量%)が好ましい。
【0027】イソブテンによるエステル化反応は、溶媒
を使用することが好ましい。その種類としては、例え
ば、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン(EDC)
及び1,1,2−トリクロロエタン等のハロゲン化炭化
水素類、トルエン、キシレン及びジクロロベンゼンなど
の芳香族化合物類、アセトニトリル及びプロピオニトリ
ル等の脂肪族ニトリル類、ジオキサン、1,2−ジメト
キシエタン及びジグライム(ジエチレングリコールジメ
チルエーテル)等のエーテル化合物類等が挙げられる。
これらの中で好ましくは、EDCである。
【0028】t−ブタノールによるエステル化反応で
は、前記溶媒類を使用することもできるが、t−ブタノ
ールを過剰量用いて、余剰量を回収するのが好ましい。
その使用量は、基質に対し1〜50重量倍が好ましく、
特には1〜10重量倍が好ましい。
【0029】反応温度は、−10〜150℃で可能であ
るが、好ましくは、10〜100℃が、特には、30〜
80℃が反応が速くかつ高収率で目的物が得られる。t
−ブタノールによるエステル化反応では、副生する水を
過剰量のt−ブタノールと一緒に留出させながら、また
トルエンなどを加えて共沸させながら、常圧又は減圧下
で反応を進行させることができる。
【0030】反応終了後、余剰イソブテン又はt−ブタ
ノール及び溶媒を留去し、得られた反応粗物を蒸留、カ
ラムクロマトグラフィー又は再結晶で精製することによ
り、目的の5−t−ブトキシカルボニル−5−t−ブト
キシカルボニルメチル−2−ノルボルネン(BBNE)
化合物が得られる。
【0031】次に、BBNE化合物の還元反応による5
−t−ブトキシカルボニル−5−t−ブトキシカルボニ
ルメチル−2−ノルボルナン(BBNA)化合物の製造
について述べる。反応は、次のスキームで表される。
【0032】
【化11】
【0033】(Rは、前記と同じである。) 原料のBBNEは、前記反応粗物をそのまま用いること
ができる。BBNEの還元反応によるBBNAの製造法
は、二重結合を単結合にする種々の一般的な還元法が適
用できる。
【0034】例えば、(1)金属及び金属塩による還
元、(2)金属水素化物による還元、(3)金属水素錯
化合物による還元、(4)ジボラン及び置換ボランによ
る還元、(5)ヒドラジンによる還元、(6)ジイミド
還元、(7)リン化合物による還元、(8)電解還元及
び(9)接触還元等を挙げることができる。
【0035】これらの中で、最も実用的方法は接触還元
方法である。この接触還元法は以下の通りである。触媒
金属としては、周期律表第8族のパラジウム、ルテニウ
ム、ロジウム、白金、ニッケル、コバルト及び鉄又第1
族の銅等が使用できる。これらの金属は単独で、又は、
他の元素と複合させた多元系で使用される。それらの使
用形態は、各金属単身、ラネー型触媒、ケイソウ土、ア
ルミナ、ゼオライト、炭素及びその他の担体に担持させ
た触媒及び錯体触媒等が挙げられる。
【0036】具体的には、パラジウム−炭素、ルテニウ
ム−炭素、ロジウム−炭素、白金−炭素、パラジウム−
アルミナ、ルテニウム−アルミナ、ロジウム−アルミ
ナ、白金−アルミナ、還元ニッケル、還元コバルト、ラ
ネーニッケル、ラネーコバルト、ラネー銅、酸化銅、銅
クロマト、クロロトリス(トリフェニルホスフィン)ロ
ジウム、クロロヒドリドトリス(トリフェニルホスフィ
ン)ルテニウム、ジクロロトリス(トリフェニルホスフ
ィン)ルテニウム及びヒドリドカルボニルトリス(トリ
フェニルホスフィン)イリジウム等が挙げられる。これ
らの中で特に好ましいものはパラジウム−炭素及びルテ
ニウム−炭素等である。
【0037】触媒の使用量は、5%金属担持触媒として
基質に対し0.1〜30重量%が、特には、0.5〜2
0重量%が好ましい。溶媒は、メタノール、エタノール
及びプロパノール等に代表されるアルコール類、ジオキ
サン、テトラヒドロフラン及びジメトキシエタン等に代
表されるエーテル類及び酢酸エチル及び酢酸プロピル等
に代表されるエステル類等が使用できる。
【0038】その使用量は、原料に対し1〜50重量倍
の範囲が、特には、3〜10重量倍の範囲が好ましい。
水素圧は常圧から10000kPaの範囲が、特には、
常圧から3000kPaの範囲が好ましい。温度は、0
〜150℃の範囲が、特には、10〜100℃の範囲が
好ましい。
【0039】反応は、水素吸収量によって追跡すること
ができ、理論水素量の吸収後サンプリングしガスクロマ
トグラフィーで分析し確認することができる。本発明
は、回分式でも連続反応でも可能である。反応後は、濾
過により触媒を除いた後、さらに濃縮後蒸留又は、カラ
ムクロマトグラフィーで精製することができる。
【0040】一方、BBNAは下記の製造ルートでも、
製造することができる。
【0041】
【化12】
【0042】(Rは、前記と同じである。) 即ち、NSA化合物を水和した後還元するか先に還元し
た後水和することによりCCNA化合物を製造する。後
CCN化合物を酸触媒下、イソブテン又はt−ブタノー
ルでエステル化することによりBBNA化合物が得られ
る。各反応条件及びBBNA化合物の精製は、前記と同
じように行なうことができる。
【0043】以下実施例により本発明を更に説明する
が、本発明はこれらにより限定されるものではない。
【0044】
【実施例】実施例1
【0045】
【化13】
【0046】50ml耐圧ガラス反応器に5−カルボキ
シ−5−カルボキシメチル−2−ノルボルネン(CC
N)1.98g(10mmol)、95%硫酸0.20
g(20mol%)及び1,2−ジクロロエタン(ED
C)14gを仕込み、−10℃に冷却してからイソブテ
ン7.5g(133mmol)を吹き込んだ後密閉し
た。40℃でマグネチックスターラーにより13時間撹
拌した。終了後、水20ml、飽和重曹水20ml、更
に水20mlで2回の順に洗浄した後、EDC溶液を濃
縮した。得られ油状物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(展開液:ヘプタン/酢酸エチル=9/1〜5/
1)で精製した。
【0047】その結果、室温で油状物質2.06g
(6.69mmol;収率66.9%)が得られた。こ
の物質は以下に示す分析結果より5−t−ブトキシカル
ボニル−5−t−ブトキシカルボニルメチル−2−ノル
ボルネン(BBNE)であることを確認した。
【0048】MASS(FAB+1,m/e(%)):309(M+1,20),253(2
7),197(100),179(38),176(27).1 H-NMR(CDCl3,δppm):0.93(dd,J1=2.44Hz,J2=12.2Hz,1
H),1.33-1.40(m,1H),1.42(s,9H),1.46(s,9H),1.64(d,J=
8.56Hz,1H),2.23(d,J=16.5Hz,1H),2.49(dd,J1=3.67Hz,J
2=12.2Hz,1H),2.65(d,J=1.65Hz,1H),2.83(s,1H),2.98
(s,1H),6.06(dd,J1=3.05Hz,J2=4.49Hz,1H),6.23(dd,J1=
3.05Hz,J2=5.10Hz,1H).13 C-NMR(CDCl3,δppm):27.97(3本分),28.09(3本分),36.
27,42.45,44.12,47.60,50.63,51.76,79.97,80.32,134.0
8,139.19,171.20,175.55. 実施例2
【0049】
【化14】
【0050】50ml反応容器に5−t−ブトキシカル
ボニル−5−t−ブトキシカルボニルメチル−2−ノル
ボルネン(BBNE)1.50g(4.87mmo
l)、エタノール15g及び5%Pd/C0.075g
(5wt%)を仕込み、窒素置換後に水素ガス置換して
から、常圧水素雰囲気下20℃で10時間撹拌した。反
応終了後、窒素置換し、濾過により触媒を除去してから
得られたエタノール溶液を濃縮し油状物1.50g
(4.84mmol;収率99.3%)が得られた。こ
の油状物は、ガスクロマトグラフィーで単一ピークであ
り以下の分析結果により5−t−ブトキシカルボニル−
5−t−ブトキシカルボニルメチルノルボルナン(BB
NA)であることを確認した。
【0051】MASS(FAB+1,m/e(%)):311(M+1,28),255(2
0),199(100),181(38),153(51).1 H-NMR(CDCl3,δppm):0.95(dd,J1=2.44Hz,J2=12.83Hz,1
H),1.08-1.14(m,1H),1.16((d,J=8.55Hz,1H),1.41(s,1
H),1.43(s,18H),1.50-1.59(m,2H),1.64(d,J=9.77Hz,1
H),2.22(t,J=3.66Hz,1H),2.34-2.38(m,1H),2.40(d,J=3.
66Hz,1H),2.51(d,J=15.8Hz,1H),2.65(d,J=1.65Hz,1H).13 C-NMR(CDCl3,δppm):24.22,27.93(3本分),28.06(3本
分),28.52,36.76,37.67,40.92,42.51,44.88,50.54,79.6
5,80.31,171.22,175.42.
【0052】
【発明の効果】本発明は新規な5−t−ブトキシカルボ
ニル−5−t−ブトキシカルボニルメチル−2−ノルボ
ルネン(BBNE)化合物及び5−t−ブトキシカルボ
ニル−5−t−ブトキシカルボニルメチルノルボルナン
(BBNA)化合物を安価な製造法で提供できる。ま
た、得られた脂環式エステル化合物は、優れた性能を有
するパターン形成材料用の溶解抑止剤として提供でき
る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式[1] 【化1】 (Rは、水素原子又は炭素数1〜5のアルキル基を表
    し、破線は、単結合又は二重結合を表す。)で表される
    5−t−ブトキシカルボニル−5−t−ブトキシカルボ
    ニルメチル−2−ノルボルネン化合物及び5−t−ブト
    キシカルボニル−5−t−ブトキシカルボニルメチルノ
    ルボルナン化合物。
  2. 【請求項2】 式[2] 【化2】 (Rは、水素原子又は炭素数1〜5のアルキル基を表
    し、破線は、単結合又は二重結合を表す。)で表される
    5−カルボキシ−5−カルボキシメチル−2−ノルボル
    ネン化合物及び5−t−ブトキシカルボニル−5−t−
    ブトキシカルボニルメチルノルボルナン化合物を酸触媒
    の存在下、イソブテン又はt−ブタノールと反応させる
    ことを特徴とする式[1] 【化3】 (Rは、水素原子又は炭素数1〜5のアルキル基を表
    し、破線は、単結合又は二重結合を表す。)で表される
    5−t−ブトキシカルボニル−5−t−ブトキシカルボ
    ニルメチル−2−ノルボルネン化合物及び5−t−ブト
    キシカルボニル−5−t−ブトキシカルボニルメチルノ
    ルボルナン化合物の製造法。
  3. 【請求項3】 酸触媒が鉱酸、ヘテロポリ酸及びトリフ
    ルオロメタンスルホン酸希土類金属塩である請求項2記
    載の5−t−ブトキシカルボニル−5−t−ブトキシカ
    ルボニルメチル−2−ノルボルネン化合物及び5−t−
    ブトキシカルボニル−5−t−ブトキシカルボニルメチ
    ルノルボルナン化合物の製造法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007153839A (ja) * 2005-12-07 2007-06-21 Honshu Chem Ind Co Ltd テトラシクロドデセンカルボン酸t−ブチルエステル類の製造方法
JP2012006891A (ja) * 2010-06-28 2012-01-12 Tosoh Corp フマル酸エステルの製造方法

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