JPH11212700A - 時間軸上でのスクロール表示方法、スクロール表示制御装置および記録媒体 - Google Patents

時間軸上でのスクロール表示方法、スクロール表示制御装置および記録媒体

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JPH11212700A
JPH11212700A JP30516798A JP30516798A JPH11212700A JP H11212700 A JPH11212700 A JP H11212700A JP 30516798 A JP30516798 A JP 30516798A JP 30516798 A JP30516798 A JP 30516798A JP H11212700 A JPH11212700 A JP H11212700A
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scroll
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gui
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JP30516798A
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English (en)
Inventor
Shinya Mizuno
慎也 水野
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガントチャートのような情報について時間軸
に沿って表示視野をスクロールする際の操作性を向上さ
せる。 【解決手段】 コンピュータ画面1上にカレンダ情報で
成るGUI操作子3を表示し、GUI操作子3が操作さ
れたときに、操作されたGUI操作子3の年月日に対応
する情報が表示されるように画面表示視野を時間軸に沿
って移動させるようにするスクロール手段6を設けるこ
とにより、従来のようにスクロールバーを用いた場合に
比べて非常に見やすく、希望する年月日のGUI操作子
3を操作するだけで該当する部分の情報を即座に見るこ
とができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時間軸上でのスク
ロール表示方法、スクロール表示制御装置および記録媒
体に関し、例えば、コンピュータ上でスケジューリング
等を行うための予定図表において、時間軸に沿って作ら
れる情報の画面表示視野を時間軸に沿って移動させるた
めの技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータの表示画面上に様々
なスケジューリングを行うための予定図表等を表示し、
コンピュータ上でスケジュールを管理するようになされ
た技術が提案されている。予定図表の例としては、生産
の計画や管理等に用いられ、仕事の予定や実験等を時間
との関係で表した棒グラフ状の日程図表、いわゆるガン
トチャートがある。
【0003】このようなガントチャートをコンピュータ
画面全体あるいは画面中のウィンドウに表示する際、表
示サイズの制限から、予定している時間軸上のスケジュ
ールを全て表示することができないことが多い。この場
合は、スクロールバーと呼ばれるGUI操作子が表示さ
れる。このスクロールバーを操作することにより、画面
内あるいはウィンドウ内の情報を上下または左右にスク
ロールすることができるようになっている。
【0004】例えば、図12に示すように、表示画面上
にはある1日分のスケジュールのみを表示し、他日の予
定を組んだり確認したりしたいときは、スクロールバー
41の左右スクロールボタン41a,41bをクリック
することにより、表示視野を左右に移動させることがで
きる。この例の場合、左スクロールボタン41aを操作
すれば1日前の予定が、右スクロールボタン41bを操
作すれば1日後の予定が画面上に表示される。また、ス
クロールボックス41cを左右にドラッグすることによ
っても表示視野を移動させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
ガントチャートのように時間軸に沿って作られた情報に
ついて、時間軸に沿って表示視野を移動(スクロール)
させるための手段として上述のスクロールバー41を用
いた従来の技術では、所望の日の情報を画面上に表示さ
せる際のスクロールの操作性が極めて悪いという問題が
あった。
【0006】すなわち、左右スクロールボタン41a,
41bを用いた場合には、1回のクリックに対して1回
のスクロールが実施されるので、スクロールの速度が遅
く、多くの視野移動を行いたい場合には長い時間がかか
ってしまっていた。左右スクロールボタン41a,41
bを押しつづけることによってクリック操作を連続的に
行っているのと同様の効果は得られるが、それでも不十
分であった。
【0007】これに対して、スクロールボックス41c
を用いれば、スクロールバー41上でスクロールボック
ス41cをドロップした位置に対応するスケジュール部
分の情報に表示視野を一気に移動させることが可能であ
る。しかしながら、所望の日のスケジュールを画面上に
表示させるために、スクロールボックス41cをどの位
置でドロップしたら良いかはユーザには分かりにくい。
そのため、結局は、左右スクロールボタン41a,41
bやスクロールボックス41cを用いて表示視野を徐々
に移動させ、画面を確認しながら調整せざるを得なかっ
た。
【0008】本発明は、このような問題を解決するため
に成されたものであり、コンピュータ上で例えばガント
チャートのような情報について時間軸に沿って表示視野
をスクロールする場合において、所望の年月日部分の情
報を表示させる際のスクロールの操作性を向上させるこ
とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の時間軸上でのス
クロール表示方法は、画面上に表示された時間軸に沿っ
た情報の画面表示視野を時間軸に沿って移動させるため
のスクロール表示方法であって、画面上にカレンダ情報
で成るGUI操作子を表示し、上記GUI操作子が操作
されたときに、少なくとも、操作されたGUI操作子の
年月日に対応する情報が上記画面上に表示されるように
上記画面表示視野を上記時間軸に沿って移動させるよう
にしたことを特徴とする。
【0010】ここで、上記GUI操作子は、上記画面表
示視野に表示される情報と共に上記画面上に表示するよ
うにしても良い。また、上記GUI操作子は、1日に対
して1つの操作子が割り当てられた複数の日付ボタン、
1月に対して1つの操作子が割り当てられた複数の月ボ
タン、もしくは1年に対して1つの操作子が割り当てら
れた複数の年ボタンであっても良い。
【0011】また、上記画面表示視野に表示される情報
はスケジューリングを行うための予定情報であり、上記
予定情報を日単位で表示するモードと、月単位で表示す
るモードと、年単位で表示するモードとを有し、上記G
UI操作子は、設定される上記モードに応じて、1日に
対して1つの操作子が割り当てられた複数の日付ボタ
ン、1月に対して1つの操作子が割り当てられた複数の
月ボタン、もしくは1年に対して1つの操作子が割り当
てられた複数の年ボタンに切り替えるようにしたもので
あっても良い。
【0012】本発明の他の態様では、上記画面表示視野
に表示される情報はスケジューリングを行うための時間
情報であり、これら時間情報のうちの1つの単位予定を
表示するモードと、上記単位予定を複数同時に表示する
モードとを少なくとも有し、上記単位予定を複数同時に
表示するモードが選択されているときは、操作されたG
UI操作子の年月日を含む複数単位の時間情報を上記画
面表示視野に移動して表示するようにスクロールを行う
ことを特徴とする。
【0013】本発明のその他の態様では、上記カレンダ
情報で成るGUI操作子の近傍にスクロールバーから成
るGUI操作子が表示され、上記スクロールバーが操作
されたときに、上記スクロールバーを構成するスクロー
ルボックスの位置に対応する年月日の情報が上記画面上
に表示されるように上記画面表示視野を上記時間軸に沿
って移動させるようにすることを特徴とする。
【0014】また、本発明の時間軸上でのスクロール表
示制御装置は、画面上に表示された時間軸に沿った情報
の画面表示視野を時間軸に沿って移動させるためのスク
ロール表示制御装置であって、画面上に表示されたカレ
ンダ情報で成るGUI操作子と、上記GUI操作子が操
作されたときに、少なくとも、操作されたGUI操作子
の年月日に対応する情報が上記画面上に表示されるよう
に上記画面表示視野を上記時間軸に沿って移動させるス
クロール手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】また、上記GUI操作子は、1日に対して
1つの操作子が割り当てられた複数の日付ボタン、1月
に対して1つの操作子が割り当てられた複数の月ボタ
ン、もしくは1年に対して1つの操作子が割り当てられ
た複数の年ボタンであっても良い。
【0016】本発明の他の態様では、上記画面表示視野
に表示される情報はスケジューリングを行うための予定
情報であり、上記予定情報を日単位で表示するモード、
月単位で表示するモード、および年単位で表示するモー
ドの何れかを選択するためのモード選択手段と、設定さ
れる上記モードに応じて、1日に対して1つの操作子が
割り当てられた複数の日付ボタン、1月に対して1つの
操作子が割り当てられた複数の月ボタン、もしくは1年
に対して1つの操作子が割り当てられた複数の年ボタン
に上記GUI操作子を切り替えるGUI切り替え手段と
を備えたことを特徴とする。
【0017】本発明のその他の態様では、上記画面表示
視野に表示される情報はスケジューリングを行うための
時間情報であり、これら時間情報のうちの1つの単位予
定を表示するモード、および上記単位予定を複数同時に
表示するモードの何れかを選択するためのモード選択手
段を備え、上記スクロール手段は、上記単位予定を複数
同時に表示するモードが選択されているときは、操作さ
れたGUI操作子の年月日を含む複数単位の時間情報を
上記画面表示視野に移動して表示するようにスクロール
を行うことを特徴とする。
【0018】本発明のその他の態様では、上記日付ボタ
ン、月ボタンもしくは年ボタンに加えてスクロールボタ
ンを併用することを特徴とする。
【0019】本発明のその他の態様では、上記日付ボタ
ン、月ボタンもしくは年ボタンの近傍にスクロールバー
から成るGUI操作子を表示し、上記スクロール手段
は、上記スクロールバーが操作されたときに、上記スク
ロールバーを構成するスクロールボックスの位置に対応
する年月日の情報が上記画面上に表示されるように上記
画面表示視野を上記時間軸に沿って移動させるようにす
ることを特徴とする。
【0020】また、本発明のその他の態様では、上記ス
ケジューリングを行う年月日の予定情報を格納する第1
の記憶手段と、上記第1の記憶手段内から読み出された
一部分の予定情報を格納する第2の記憶手段と、上記モ
ードの切り替え時に、選択されたモードに応じて必要な
一部分の予定情報を上記第1の記憶手段から上記第2の
記憶手段に格納するようにする読み出し制御手段とを備
え、上記スクロール手段は、上記GUI操作子が操作さ
れたときに、操作されたGUI操作子の年月日に対応す
る情報を上記第2の記憶手段内から読み出して上記画面
上に表示することを特徴とする。
【0021】また、本発明のコンピュータ読み取り可能
な記録媒体は、時間軸に沿った情報の画面表示視野を時
間軸に沿って移動させるスクロールを行うことが可能な
画面上に、カレンダ情報で成るGUI操作子を表示し、
上記GUI操作子が操作されたときに、少なくとも、操
作されたGUI操作子の年月日に対応する情報が上記画
面上に表示されるように上記画面表示視野を上記時間軸
に沿って移動させるようにする機能を上記コンピュータ
に実現させるためのプログラムを記録したことを特徴と
する。
【0022】ここで、上記GUI操作子は、1日に対し
て1つの操作子が割り当てられた複数の日付ボタン、1
月に対して1つの操作子が割り当てられた複数の月ボタ
ン、もしくは1年に対して1つの操作子が割り当てられ
た複数の年ボタンであっても良い。
【0023】本発明の他の態様では、上記画面表示視野
に表示される情報はスケジューリングを行うための予定
情報であり、上記予定情報を日単位で表示するモード
と、月単位で表示するモードと、年単位で表示するモー
ドとを有し、上記GUI操作子を、設定される上記モー
ドに応じて、1日に対して1つの操作子が割り当てられ
た複数の日付ボタン、1月に対して1つの操作子が割り
当てられた複数の月ボタン、もしくは1年に対して1つ
の操作子が割り当てられた複数の年ボタンに切り替える
ようにする機能を上記コンピュータに実現させるための
プログラムを記録したことを特徴とする。
【0024】本発明のその他の態様では、上記カレンダ
情報で成るGUI操作子の近傍にスクロールバーから成
るGUI操作子を表示し、上記スクロールバーが操作さ
れたときに、上記スクロールバーを構成するスクロール
ボックスの位置に対応する年月日の情報が上記画面上に
表示されるように上記画面表示視野を上記時間軸に沿っ
て移動させるようにする機能を上記コンピュータに実現
させるためのプログラムを記録したことを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明のスクロール表示
制御装置を備えたコンピュータの主要な機能構成を示す
ブロック図である。
【0026】図1において、1は表示装置の画面(以
下、表示画面という)を示し、その中にウィンドウ2が
表示される。このウィンドウ2には種々の情報が表示さ
れる。本実施形態では、時間軸に沿って表される情報、
例えばコンピュータ上で様々なスケジューリングを行う
ための予定図表(例えばガントチャート)等の情報が表
示される。
【0027】このようなガントチャートをウィンドウ2
に表示する際に、全ての情報を表示しきれないことが多
いので、ウィンドウ2と共にGUI操作子3が表示され
る。このGUI操作子3を操作することにより、ウィン
ドウ2内のガントチャートの予定情報(画面表示視野)
を時間軸に沿って左右にスクロールすることができるよ
うになっている。
【0028】本実施形態において上記GUI操作子3
は、カレンダ情報で成るGUI操作子である。例えば、
日モード(詳しくは後述する)のときは、図2および図
3に詳しく示すように、1日に対して1つの操作子が割
り当てられた複数の日付ボタン3a,3a,……と、左
右スクロールボタン3b,3cと、スクロールバー3d
と、先月もしくは来月のスケジュールに表示を切り替え
るためのスクロールボタン3e,3fとで構成される。
この例では、複数の日付ボタン3a,3a,……は、表
示したい開始日から30日分だけ表示されている。表示
したい開始日は、任意に設定することが可能である。
【0029】本実施形態では、ウィンドウ2にガントチ
ャートの予定情報を表示する際のモードとして、日単位
で表示する日モードと、月単位で表示する月モードと、
年単位で表示する年モードとを有する。さらに、上記日
モードは、予定情報を1日分だけ表示する通常モード
と、複数日分を一度に表示する縮尺モードとに分けられ
る。月モードや年モードも同様に、通常モードと縮尺モ
ードとに分けられる。これらの各モードは、図1のモー
ド選択手段7によって選択することができるようになっ
ている。
【0030】図2の例は、予定情報を日単位で表示する
日モードであって、かつ予定情報を1日分だけ表示する
通常モードを選択した場合の表示例を示している。ま
た、図3の例は、図2と同様に日モードを選択している
が、通常モードではなく、予定情報を複数日分(ここで
は5日分)一度に表示する縮尺モードを選択した場合の
表示例を示している。
【0031】上記モード選択手段7は、コンピュータに
設けたハードウェアボタン等によって構成しても良い
し、表示画面1上にGUI操作子を設けることによって
構成しても良い。図2および図3は、モード選択手段7
をGUI操作子により構成した場合の例を示している。
【0032】すなわち、通常モードと縮尺モードとを切
り替えるためのGUIボタンとして、例えば時間軸上の
縮尺を変えて予定情報を表示させるための縮尺ボタン7
aを設ける。この縮尺ボタン7aを押すことにより、通
常モードと縮尺モードとがトグル的に変化する。また、
1日/5日/1週間などのリストを表示したポップアッ
プメニュー等からマウスクリック等により任意の項目を
選択できるように構成しても良い。
【0033】また、年モード、月モード、日モードの何
れか1つを選択するためのGUIボタンとして、年モー
ドボタン7b、月モードボタン7c、日モードボタン7
dを設ける。これら3つのボタンのうち、押されたボタ
ンに応じたモードが設定される。なお、上記縮尺ボタン
7aと同様に、1つのボタンを押す毎に年モード、月モ
ード、日モードがトグル的に切り替わるように構成して
も良い。
【0034】これらの各ボタン7a〜7dにより選択さ
れたモードの内容が、ガイド7eとして表示されてい
る。図2の例ではここに“1日”と表示され、日モード
で、かつ通常モードが選択されていることが示されてい
る。また、図3の例ではここに“5日”と表示され、日
モードで、かつ縮尺モードが選択されていることが示さ
れている。
【0035】図2および図3は、上述したように日モー
ドにおける表示例を示したものであるが、月モード、年
モードにおける表示例は、それぞれ図4および図5に示
される(これらは共に通常モードの表示例である)。な
お、この図4および図5においては図示を省略している
が、図2および図3と同様に、実際にはウィンドウ2上
に棒グラフ状の日程図表が表示されている。
【0036】月モードでの表示例を示す図4において
は、日モード時に表示されていた日付ボタン3a,3
a,……の代わりに、1月に対して1つの操作子が割り
当てられた複数の月ボタン3g,3g,……が表示され
る。また、日モード時に表示されていたスクロールボタ
ン3e,3fは、昨年もしくは来年のスケジュールに表
示を切り替えるためのスクロールボタンとして機能する
こととなる。他のGUIボタンは図2および図3と同様
である。
【0037】また、年モードでの表示例を示す図5にお
いては、日モード時に表示されていた日付ボタン3a,
3a,……の代わりに、1年に対して1つの操作子が割
り当てられた複数の年ボタン3h,3h,……が表示さ
れる。また、日モード時や月モード時に表示されていた
スクロールボタン3e,3fは存在しない。他のGUI
ボタンは図2および図3と同様である。
【0038】図1に戻り、4は情報管理手段であり、ウ
ィンドウ2に表示されるガントチャートの予定情報を、
例えば年、月、日付単位で管理するものである。5は表
示制御手段であり、上記情報管理手段4に管理されてい
る予定情報をウィンドウ2に表示する制御を行う。6は
スクロール手段であり、上記GUI操作子3の何れかの
ボタンが操作されたときに、操作されたボタンの年、
月、日に対応する予定情報を含むデータ位置に画面表示
視野を直ちに移動させるように、上記表示制御手段5を
制御する。
【0039】すなわち、例えばモード選択手段7により
日単位で1日分の予定情報を表示するモードが選択され
ている場合、図2の画面上で“14日”の日付ボタン3
aをクリックすると、そのことがスクロール手段6に伝
えられる。スクロール手段6は、表示制御手段5に対し
て“14日”の日付に対応する予定情報に画面表示視野
を移動させるように指示する。これを受けた表示制御手
段5は、情報管理手段4から該当する“14日”の予定
情報を取り出して表示装置に供給し、ウィンドウ2に表
示する。
【0040】また、本実施形態では、左右スクロールボ
タン3b,3cを併設することにより、1日ずつ表示を
徐々に更新していく場合にも対応できるようにしてい
る。例えば、図2の画面上にて現在“14日”の予定情
報が表示されている状態で、左スクロールボタン3bを
クリックすると“13日”の日付に対応する予定情報が
表示され、右スクロールボタン3cをクリックすると
“15日”の日付に対応する予定情報が表示される。
【0041】また、図2の画面上でスクロールボタン3
e,3fをクリックすると、そのことがスクロール手段
6に伝えられる。スクロール手段6は、表示制御手段5
に対して、先月もしくは来月の予定情報であって、現在
表示中の日付と同日の予定情報に画面表示視野を移動さ
せるように指示する。これを受けた表示制御手段5は、
情報管理手段4から該当する先月もしくは来月の予定情
報を取り出して表示装置に供給し、ウィンドウ2に表示
する。
【0042】例えば、日モードボタン7dを操作した直
後等の初期状態では、操作をした当月の予定情報が表示
される。このとき“14日”の日付ボタン3aをクリッ
クすれば、上述したように当月の“14日”に対応する
予定情報が情報管理手段4から取り出されて、それがウ
ィンドウ2に表示される。さらに、その状態でスクロー
ルボタン3eをクリックすると、先月の“14日”に対
応する予定情報が情報管理手段4から取り出されて、そ
れがウィンドウ2に表示される。
【0043】また、モード選択手段7により日単位で複
数日分の予定情報を表示するモードが選択されていると
きは、スクロール手段6は、操作された日付ボタン3a
の日付を含む複数日分の予定情報を画面表示視野に移動
するようにスクロール処理を行う。例えば、図3の画面
上で“14日”の日付ボタン3aをクリックすると、そ
のことがスクロール手段6に伝えられる。これを受けた
スクロール手段6は、表示制御手段5を制御して、“1
4日”の日付を含む5日分の予定情報をウィンドウ2に
表示するように画面表示視野を移動させる。
【0044】図3の例では、複数の日付ボタン3a,3
a,……を左端から順に5日単位で区切り、その区切っ
た単位毎に予定情報をウィンドウ2に表示している。こ
の例によれば、“14日”の日付ボタン3aは、13日
〜17日の単位内に含まれるので、これを操作したとき
には13日〜17日の予定情報がウィンドウ2に表示さ
れる。つまり、“13日”〜“17日”のどの日付ボタ
ン3aをクリックしても、スクロール後に表示される状
態はみな同じであり、図3のようになる。
【0045】なお、複数日単位で予定情報を表示すると
きの表示態様は、このような図3の例に限定されない。
例えば、操作された日付ボタン3aの日付の予定情報が
常にウィンドウ2の画面中央に表示されるようにしても
良い。この場合には、“14日”の日付ボタン3aを操
作したときは、12日〜16日の予定情報が情報管理手
段4から読み出されて表示されることになる。
【0046】また、モード選択手段7により月単位で1
月分の予定情報を表示するモードが選択されている場合
に、例えば図4の画面上で“4月”の月ボタン3gをク
リックすると、そのことがスクロール手段6に伝えられ
る。スクロール手段6は、表示制御手段5に対して“4
月”に対応する予定情報に画面表示視野を移動させるよ
うに指示する。これを受けた表示制御手段5は、情報管
理手段4から“4月”1月分の予定情報を取り出して表
示装置に供給し、ウィンドウ2に表示する。
【0047】さらに、この状態でスクロールボタン3
e,3fをクリックすると、昨年もしくは来年の“4
月”に対応する予定情報が情報管理手段4から取り出さ
れて、それがウィンドウ2に表示される。なお、この図
4に示す月モードの表示においても、月モードボタン7
cを操作した直後等の初期状態では、操作をした当年の
予定情報が表示されているものである。
【0048】また、モード選択手段7により年単位で1
年分の予定情報を表示するモードが選択されている場合
に、例えば図5の画面上で“1998年”の年ボタン3
hをクリックすると、そのことがスクロール手段6に伝
えられる。スクロール手段6は、表示制御手段5に対し
て“1998年”に対応する予定情報に画面表示視野を
移動させるように指示する。これを受けた表示制御手段
5は、情報管理手段4から“1998年”1年分の予定
情報を取り出して表示装置に供給し、ウィンドウ2に表
示する。
【0049】このように、本実施形態では、日付ボタン
3a、月ボタン3g、年ボタン3h等を操作することに
よって、該当する日、月、年の予定情報をウィンドウ2
に表示させることができるが、これ以外にも、スクロー
ルバー3dを構成するスクロールボックス3d-1や左右
スクロールボタン3d-2,3d-3を操作することによっ
ても予定情報のスクロール表示を行うことができる。
【0050】例えば、図2の表示画面上で、例えば“1
4日”の日付ボタン3aをクリックしたときには、当該
“14日”に対応する1日分の予定情報がウィンドウ2
に表示されることは上述した通りである。これに対し
て、スクロールボックス3d-1をドラッグしたときに
は、日付ボタン3aの操作時と同様にある日の1日分の
予定情報を表示することも可能であるが、2日間にまた
がった予定情報を表示することもできる。
【0051】すなわち、スクロールボックス3d-1を例
えば“14日”と“15日”のちょうど真ん中の位置に
ドラッグすると、“14日”の後半(例えば19時〜7
時)の予定情報と、“15日”の前半(例えば7時〜1
9時)の予定情報とがウィンドウ2上で連結して表示さ
れる。このような表示は、左右スクロールボタン3
-2,3d-3をクリックすることによってスクロールボ
ックス3d-1を少しずつ移動させることによっても行う
ことができる。
【0052】通常、ある作業の予定を立てる場合、その
作業が同じ1日内で全て完結する場合もあるが、複数日
にわたって連続して行われる場合もあるし、ある日の遅
い時刻から開始されて次の日のある時刻に終了する場合
もある。作業が同じ1日内で完結する場合の予定を立て
たり確認したりするときには、日付ボタン3aを操作す
れば良い。しかし、作業が同じ1日内で完結しない場合
には、スクロールバー3dを操作することによって、そ
の作業が日をまたいで何時から何時まで行われるかの確
認などを行いやすくすることができる。
【0053】図4に示す月モードの表示画面や、図5に
示す年モードの表示画面においてスクロールバー3dを
操作した場合も同様に、2ヵ月間にまたがった予定情報
をそれぞれの後半部および前半部を連結してウィンドウ
2に表示したり、2年間にまたがった予定情報をそれぞ
れの後半部および前半部を連結してウィンドウ2に表示
することができる。これにより、日、月、年の境界部分
の予定を立てたりその予定情報を確認したりするときの
作業を格段に行いやすくすることができる。
【0054】なお、図2および図3の例では、1日の予
定情報として24時間分の情報を表示するようにしてい
るが、図6のように24時間より短い数時間分の予定情
報を表示するようにしても良い。図6の例では、7時か
ら15時までの8時間分の予定情報を表示している。
【0055】スケジューリングの対象とする作業の内容
によっては、設備の稼働時間の関係などから、作業を行
う時間帯が限定されている場合もある。例えば、稼働時
間が7時〜15時の場合は、作業予定はその時間内での
み立てられるので、その分の予定情報だけを情報管理手
段4で管理し、これを表示制御手段5を介してウィンド
ウ2上に表示するようにすれば良い。
【0056】この場合、24時間分の情報を表示するか
それより短い数時間分の情報を表示するかは、情報管理
手段4で管理されている予定情報を表示制御手段5が自
動的に判別して切り替えるようにしても良いし、それ用
のGUIボタンやメニュー等を用意することによってユ
ーザが指定するようにしても良い。
【0057】以上に述べた図1中の情報管理手段4、表
示制御手段5およびスクロール手段6は、実際には図示
しないCPU、ROM、RAMおよびハードディスク等
からなるマイクロコンピュータシステムにより構成され
ている。そして、上述のようなスクロールを行うための
CPUの作業プログラムは、例えば上記ROMに格納さ
れる。この場合、上記作業プログラムを格納したROM
は、本発明の記録媒体を構成する。
【0058】また、上記ハードディスクに上記CPUの
作業プログラムを格納するようにしても良い。このハー
ドディスクには上記作業プログラムを外部から供給する
ことが可能であり、この場合、上記ハードディスクや上
記作業プログラムを外部から供給するための手段、例え
ば上記作業プログラムを格納した記録媒体も、本発明の
記録媒体を構成する。
【0059】なお、上記作業プログラムを格納するため
の記録媒体としては、上述したROMやハードディスク
の他に、例えばフロッピーディスク、光ディスク、光磁
気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメ
モリカード等を用いることができる。
【0060】図7は、本実施形態のスクロール表示制御
装置をマイクロコンピュータシステムによって構成した
場合のハードウェアイメージを示すブロック図である。
ただし、図7中でCPU11の周りに示した各ボタン3
a〜3h,7a〜7dは、実際には表示部15の表示画
面上に表示されたGUI操作子であり、厳密に言えばハ
ードウェア構成ではないが、説明を分かりやすくするた
めに便宜上図示している。
【0061】図7において、CPU11は、ROM12
に格納された作業プログラムに従って、図2〜図6の表
示画面を用いて説明したようなスクロール表示制御の処
理を行う。この場合のスクロール表示制御は、CPU1
1が第1のRAM13や第2のRAM14に対して適当
なアドレスを出力し、これらのRAM13,14に格納
されている予定情報を日、月、年単位で表示部15に読
み出すことによって行う。
【0062】図8は、上記第1のRAM13に格納され
る予定情報を示す概念図である。図8に示すように、予
定情報は、第1のRAM13内に年、月、日単位で格納
されている。CPU11は、モード選択用の各ボタン7
a〜7dにより選択されているそのときの表示モードに
応じて、出力するアドレスを適当に制御することによ
り、第1のRAM13から年、月あるいは日単位で予定
情報を読み出す。
【0063】このとき、第1のRAM13内に格納され
る情報量は非常に多いので、スクロール表示用の各ボタ
ン3a〜3hが操作されたときに当該第1のRAM13
内の適当なアドレスを指定して該当する予定情報を表示
部15に読み出すとすると、そのアクセスから読み出し
までに多くの時間がかかってしまい、スクロールの動作
が遅くなってしまう恐れがある。
【0064】そこで、本実施形態では、モード選択用の
各ボタン7a〜7dの操作により何れかの表示モードが
選択されたときに、その表示モードに応じて適当な単位
の予定情報を第1のRAM13から第2のRAM14に
あらかじめ読み出しておく。ここで、第2のRAM14
は、第1のRAM13に比べてそのサイズが格段に小さ
いものである。例えば、第1のRAM13を大容量のハ
ードディスク等で構成し、第2のRAM14をDRAM
等で構成することが可能である。
【0065】そして、スクロール表示用の各ボタン3a
〜3hが操作された場合には、その操作されたボタンの
日付、月、年などをCPU11が検知し、検知した内容
に対応する予定情報を第2のRAM14から表示部15
に読み出すようにする。このようにすれば、スクロール
の指示が実際に出されたときに、サイズの小さい第2の
RAM14から該当する予定情報を表示部15に読み出
すことができ、スクロールの動作が遅くならないように
することができる。
【0066】例えば、日モードボタン7dの操作によっ
て日モードが設定されたときには、CPU11は、現在
日時のカウンタ11aでカウントされている現在の日付
を含む月の1ヵ月分の予定情報を読み出すためのアドレ
スを第1のRAM13に出力し、当該1カ月分の予定情
報を第2のRAM14にあらかじめ読み出しておく。例
えば、日モードに設定された時の日時が1998年10
月2日であったとすると、1998年10月の1ヵ月分
の予定情報が第2のRAM14に読み出される。
【0067】その後、例えば図2で説明したように“1
4日”の日付ボタン3aが押されると、CPU11は、
当該“14日”の1日分の予定情報を読み出すためのア
ドレスを第2のRAM14に出力する。これにより、第
2のRAM14から1998年10月14日の1日分の
予定情報が読み出され、それが表示部15に与えられて
表示される。
【0068】なお、初期状態では、表示モードは日モー
ドでかつ通常モードに設定されており、表示部15のウ
ィンドウ上には、現在日時のカウンタ11aで示される
現在の日付の予定情報が表示されているものとする。
【0069】また、図7に示すように、CPU11は
X,Y,Zの各カウンタ11b,11c,11dを備え
ている。これらのカウンタは、縮尺モード時に複数日、
複数月もしくは複数年単位で予定情報を表示する際に使
用される。
【0070】すなわち、図2および図3の例では、縮尺
ボタン7aを1回押す毎に1日分もしくは5日分の予定
情報を表示するモードがトグル的に切り替えられてい
た。これに対し、この図7の例では、縮尺ボタン7aを
1回押す毎に、1度に表示する予定情報が1日分ずつ増
えていき、縮尺ボタン7aを繰り返し押すことで例えば
10日分までいったら、次の操作時に1日分の表示に戻
るといったような動作をする。月モードや年モードも同
様である。このとき、縮尺ボタン7aの操作に応じて各
カウンタ11b,11c,11dがカウントアップされ
ていく。
【0071】次に、上記図7のように構成した本実施形
態によるスクロール表示制御装置の詳しい動作を、図9
〜図11のフローチャートを参照しながら説明する。図
9のフローチャートは、コンピュータの電源投入やアプ
リケーション立ち上げ等によって動作が開始する。この
初期状態のときには、日モードでかつ通常モードが設定
されているので、まずステップS1で、現在日時のカウ
ンタ11aで示される現在の日付を含む月の1ヵ月分の
予定情報を第1のRAM13から第2のRAM14に出
力する。
【0072】次に、ステップS2で、スクロールボタン
3e,3fが押されたかどうか、つまり先月もしくは来
月の予定情報の表示が指示されたかどうかを判断する。
これらのボタンが操作された場合は、ステップS3で、
先月もしくは来月の1ヵ月分の予定情報を第1のRAM
13から第2のRAM14に出力する。一方、スクロー
ルボタン3e,3fが操作されていない場合は、ステッ
プS3の処理は行わず、上記ステップS1で第2のRA
M14に読み込んだデータをそのまま利用することとな
る。
【0073】次に、ステップS4で、現在日時のカウン
タ11aで示されている当日の日付の予定情報を第2の
RAM14から読み出して表示部15に表示する。ここ
で、上記ステップS3の処理が行われているときは、先
月もしくは来月における同日日付の予定情報が表示され
ることとなる。さらに、ステップS5で、日付ボタン3
aが操作されたかどうかを判断し、操作された場合に
は、ステップS6で、操作された日付の予定情報を第2
のRAM14から読み出して表示部15に表示する。
【0074】一方、日付ボタン3aが操作されていない
ときは、ステップS7でスクロールバー3dが操作され
たかどうかを判断し、操作された場合には、ステップS
8で、移動されたスクロールボックス3d-1の位置に対
応する日付の予定情報を第2のRAM14から読み出し
て表示部15に表示する。また、スクロールバー3dも
操作されていないときは、ステップS9で縮尺ボタン7
aが操作されたかどうかを更に判断する。
【0075】ここで、縮尺ボタン7aが操作されたとき
には、ステップS10で日付用のXカウンタ11bの値
を1だけ増やし、ステップS11で、そのカウンタ値X
と当日の日付とを加算した結果が“28”より大きいか
どうかを判断する。この“28”という数字は、1年の
中で最も日数が少ない2月の日数を示すものである。カ
ウンタ値Xと当日の日付との加算結果がこの日数を越え
る場合は、表示すべき複数日分の予定情報の中に次月の
日付のものまで含まれる可能性があることを示している
ことになる。
【0076】通常、日モード時において第2のRAM1
4には当月の1ヵ月分の予定情報しか格納されていない
ので、この場合には次月の予定情報を新たに第1のRA
M13から第2のRAM14に読み出す必要がある。そ
のために、カウンタ値Xと当日の日付との加算結果が
“28”より大きい場合には、ステップS12に進み、
次月の1ヵ月分の予定情報を第1のRAM13から第2
のRAM14に出力することにより、第2のRAM14
内に2ヵ月分の予定情報を格納する。一方、上記加算結
果が“28”を越えない場合は、このステップS12の
処理は行わずにステップS13にジャンプする。
【0077】ステップS13では、現在日時のカウンタ
11aで示されている当日から日付用のカウンタ11b
で示されているX日後までの予定情報を第2のRAM1
4から読み出して表示部15に表示する。このステップ
S13の処理後、もしくは上記ステップS6あるいはス
テップS8の処理後、更には上記ステップS9で縮尺ボ
タン7aも操作されていないと判断した後は、ステップ
S14、S15に進み、月モードボタン7cや年モード
ボタン7bが操作されていないかどうかを判断する。何
れも操作されていない場合は、そのまま日モードで処理
を続行すべくステップS2の処理に戻る。一方、何れか
のモード切替ボタンが操作された場合は、月モードもし
くは年モードでの処理を行うべく図10あるいは図11
の処理に移る。
【0078】月モードボタン7cが押された場合は、ま
ず図10のステップS16で、現在日時のカウンタ11
aで示される当月を含む1年分の予定情報を第1のRA
M13から第2のRAM14に出力する。次に、ステッ
プS17で、スクロールボタン3e,3fが押されたか
どうか、つまり昨年もしくは来年の予定情報の表示が指
示されたかどうかを判断する。ここで、スクロールボタ
ン3e,3fが操作された場合は、ステップS18に進
み、昨年もしくは来年の1年分の予定情報を第1のRA
M13から第2のRAM14に出力する。
【0079】一方、スクロールボタン3e,3fが操作
されていない場合は、ステップS18の処理は行わず、
上記ステップS16で第2のRAM14に読み込んだデ
ータをそのまま利用することとなる。次に、ステップS
19で、現在日時のカウンタ11aで示されている当月
の予定情報を第2のRAM14から読み出して表示部1
5に表示する。ここで、上記ステップS18の処理が行
われているときは、昨年もしくは来年における同月の予
定情報が表示されることとなる。
【0080】さらに、ステップS20で、月ボタン3g
が操作されたかどうかを判断し、操作された場合には、
ステップS21で、操作された月の予定情報を第2のR
AM14から読み出して表示部15に表示する。一方、
月ボタン3gが操作されていないときは、ステップS2
2でスクロールバー3dが操作されたかどうかを判断
し、操作された場合には、ステップS23で、移動され
たスクロールボックス3d-1の位置に対応する月の予定
情報を第2のRAM14から読み出して表示部15に表
示する。また、スクロールバー3dも操作されていない
ときは、ステップS24で縮尺ボタン7aが操作された
かどうかを更に判断する。
【0081】ここで、縮尺ボタン7aが操作されたとき
には、ステップS25で月用のYカウンタ11cの値を
1だけ増やし、ステップS26で、そのカウンタ値Yと
当月の数字とを加算した結果が“12”より大きいかど
うかを判断する。この“12”という数字は、1年の中
に含まれる月数を示すものである。カウンタ値Yと当月
の数字との加算結果がこの月数を越える場合は、表示す
べき複数月分の予定情報の中に次年の月のものまで含ま
れることを示していることになる。
【0082】通常、月モード時において第2のRAM1
4には当年の1年分の予定情報しか格納されていないの
で、この場合には次年の予定情報を新たに第1のRAM
13から第2のRAM14に読み出す必要がある。その
ために、カウンタ値Yと当月の数字との加算結果が“1
2”より大きい場合には、ステップS27に進み、次年
の1年分の予定情報を第1のRAM13から第2のRA
M14に出力することにより、第2のRAM14内に2
年分の予定情報を格納する。一方、上記加算結果が“1
2”を越えない場合は、このステップS27の処理は行
わずにステップS28にジャンプする。
【0083】ステップS28では、現在日時のカウンタ
11aで示されている当月から月用のカウンタ11cで
示されているY月後までの予定情報を第2のRAM14
から読み出して表示部15に表示する。このステップS
28の処理後、もしくは上記ステップS21あるいはス
テップS23の処理後、更には上記ステップS24で縮
尺ボタン7aも操作されていないと判断した後は、ステ
ップS29、S30に進み、日モードボタン7dや年モ
ードボタン7bが操作されていないかどうかを判断す
る。何れも操作されていない場合は、そのまま月モード
で処理を続行すべくステップS17の処理に戻る。一
方、何れかのモード切替ボタンが操作された場合は、日
モードもしくは年モードでの処理を行うべく図9あるい
は図11の処理に移る。
【0084】年モードボタン7bが押された場合は、ま
ず図11のステップS31で、現在日時のカウンタ11
aで示される当年から複数年分(例えば3年分)の予定
情報を第1のRAM13から第2のRAM14に出力す
る。次に、ステップS32で、現在日時のカウンタ11
aで示されている当年の予定情報を第2のRAM14か
ら読み出して表示部15に表示する。
【0085】さらに、ステップS33で、年ボタン3h
が操作されたかどうかを判断し、操作された場合には、
ステップS34で、操作された年の予定情報を第2のR
AM14から読み出して表示部15に表示する。一方、
年ボタン3hが操作されていないときは、ステップS3
5でスクロールバー3dが操作されたかどうかを判断
し、操作された場合には、ステップS36で、移動され
たスクロールボックス3d-1の位置に対応する年の予定
情報を第2のRAM14から読み出して表示部15に表
示する。また、スクロールバー3dも操作されていない
ときは、ステップS37で縮尺ボタン7aが操作された
かどうかを更に判断する。
【0086】ここで、縮尺ボタン7aが操作されたとき
には、ステップS38で年用のZカウンタ11dの値を
1だけ増やし、ステップS39で、そのカウンタ値Zと
当年の数字とを加算した結果が、第2のRAM14に現
在何年分の予定情報が格納されているかの数字(初期状
態では3年分)から1を引いた数と当年の数字とを加算
した結果よりも大きいかどうかを判断する。これを満た
す場合は、表示すべき複数年分の予定情報の中に、第2
のRAM14には格納されていない次年のものまで含ま
れることを示していることになる。
【0087】この場合には、更に次の年の予定情報を新
たに第1のRAM13から第2のRAM14に読み出す
必要があるので、ステップS40に進み、次年の1年分
の予定情報を第1のRAM13から第2のRAM14に
出力する。一方、上記ステップS39での条件を満たさ
ない場合は、このステップS40の処理は行わずにステ
ップS41にジャンプする。
【0088】ステップS41では、現在日時のカウンタ
11aで示されている当年から年用のカウンタ11dで
示されているZ年後までの予定情報を第2のRAM14
から読み出して表示部15に表示する。このステップS
41の処理後、もしくは上記ステップS34あるいはス
テップS36の処理後、更には上記ステップS37で縮
尺ボタン7aも操作されていないと判断した後は、ステ
ップS42、S43に進み、日モードボタン7dや月モ
ードボタン7cが操作されていないかどうかを判断す
る。何れも操作されていない場合は、そのまま年モード
で処理を続行すべくステップS32の処理に戻る。一
方、何れかのモード切替ボタンが操作された場合は、日
モードもしくは月モードでの処理を行うべく図9あるい
は図10の処理に移る。
【0089】以上詳しく説明したように、本実施形態に
よれば、コンピュータ上でガントチャートのような時間
軸に沿った情報を処理する場合に、時間軸に沿って画面
表示視野を移動(スクロール)するための手段として日
付ボタン3a、月ボタン3g、年ボタン3hを用いてい
るので、従来のようにスクロールバーを用いた場合に比
べて非常に見やすく、それぞれの表示モード時に希望す
る日/月/年の日付ボタン3a、月ボタン3g、年ボタ
ン3hをクリックするだけで、該当する部分の情報を即
座に見ることができる。
【0090】また、これら日付ボタン3a、月ボタン3
g、年ボタン3hの他にスクロールバー3dを設け、隣
り合う2つのボタンの間にスクロールボックス3d-1
移動させて該当する予定情報を表示させることができる
ようにしたので、2日間、2ヵ月間あるいは2年間にま
たがった予定情報をそれぞれの後半部および前半部を連
結して表示することができる。これにより、日、月、年
の境界部分の予定を立てたりその予定情報を確認したり
するときの視認性を向上させることができる。
【0091】また、この際、スクロールバー3dのすぐ
上には日付ボタン3aや月ボタン3g、年ボタン3hが
表示されているので、これを見ながらスクロールボック
ス3d-1を所望の年月日の位置に簡単に移動させること
ができる。したがって、スクロールバー3dを使っても
所望の日、月、年の予定情報を即座に見ることができ、
日、月、年の境界部分の予定を立てたりその予定情報を
確認したりすることの操作性を格段に向上させることが
できる。
【0092】また、本実施形態では、上記日付ボタン3
a、月ボタン3g、年ボタン3h、更にスクロールバー
3dやスクロールボタン3e,3fは、ウィンドウ2に
表示されるガントチャートの予定情報と共にコンピュー
タの表示画面1上に一緒に表示されているので、例えば
スクロールを行うためにこれらのボタン等のみを表示し
た別のカレンダ情報画面あるいはウィンドウに切り替え
なくても済み、操作が簡単である。
【0093】なお、以上の実施形態では、例えば図2や
図3の例で複数の日付ボタン3a,3a,……は、画面
表示視野の情報を表示するためのウィンドウ2の下方に
画面左から右へと順に並べられているが、この表示の態
様はこれに限定されない(月ボタン3gや年ボタン3h
も同様)。また、上記ウィンドウ2に表示する情報の例
としてガントチャートを挙げているが、本発明はこれに
限定されない。すなわち、他の形態のスケジュール情報
の他に、時間軸に沿って表される情報であれば何でも構
わない。
【0094】また、上述の実施形態では、ウィンドウ2
に予定情報を表示する際のモードとして、例えば日モー
ド時において、1日単位で表示するモードと(図2)、
5日単位で表示するモード(図3)とを例に挙げたが、
これ以外の単位で表示できるようにしても良い。例え
ば、交代時間制における交代番単位、半日単位などとす
ることが可能である。月モード時や年モード時も同様
に、様々な単位で予定情報を表示することが可能であ
る。
【0095】なお、半日単位で表示するようにした場合
は、左右スクロールボタン3b,3cをスクロールのた
めの有効な手段として利用することが可能である。すな
わち、半日毎の予定情報のスクロールを日付ボタンだけ
で実現しようとすると、日付ボタンの数は多くなってし
まう(半日単位毎にボタンを設けると2倍の数が必要に
なる)。これに対して、スクロールのためのGUI操作
子は図2の日付ボタン3aのままとし、1日の中の前後
半を左右スクロールボタン3b,3cで移動させるよう
にすれば、日付ボタン3aの数を多くしなくても済む。
【0096】
【発明の効果】本発明は上述したように、画面上にカレ
ンダ情報で成るGUI操作子を表示し、GUI操作子が
操作されたときに、少なくとも、操作されたGUI操作
子の年月日に対応する情報が上記画面上に表示されるよ
うに画面表示視野を時間軸に沿って移動させるようにし
たので、従来のようにスクロールバーを用いた場合に比
べて非常に見やすく、希望する年月日のGUI操作子を
操作するだけで該当する部分の情報を即座に見ることが
できる。これにより、所望の年月日部分の情報を表示さ
せる際のスクロールの操作性を格段に向上させることが
できる。
【0097】また、本発明の他の特徴によれば、上記カ
レンダ情報で成るGUI操作子の近傍にスクロールバー
から成るGUI操作子を表示し、スクロールバーが操作
されたときに、スクロールバーを構成するスクロールボ
ックスの位置に対応する年月日の情報が画面上に表示さ
れるように画面表示視野を時間軸に沿って移動させるよ
うにしたので、2日間、2ヵ月間あるいは2年間にまた
がった時間情報をそれぞれの後半部および前半部を連結
して表示することができる。これにより、日、月、年の
境界部分の予定を立てたりその予定情報を確認したりす
るときの視認性およびスクロールの操作性を格段に向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスクロール表示制御装置を備えた
コンピュータの主要な機能構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明に係る時間軸上でのスクロール表示方法
を説明するための図であり、日モードでかつ通常モード
が選択されている画面の表示例を示す図である。
【図3】本発明に係る時間軸上でのスクロール表示方法
を説明するための図であり、日モードでかつ縮尺モード
が選択されている画面の表示例を示す図である。
【図4】本発明に係る時間軸上でのスクロール表示方法
を説明するための図であり、月モードでかつ通常モード
が選択されている画面の表示例を示す図である。
【図5】本発明に係る時間軸上でのスクロール表示方法
を説明するための図であり、年モードでかつ通常モード
が選択されている画面の表示例を示す図である。
【図6】本発明に係る時間軸上でのスクロール表示方法
を説明するための図であり、日モードでかつ通常モード
が選択されている画面の他の表示例を示す図である。
【図7】本発明に係るスクロール表示制御装置を備えた
コンピュータのハードウェアイメージを示すブロック図
である。
【図8】図7中に示した第1のRAM内のデータ記憶例
を示す概念図である。
【図9】図7に示したコンピュータの動作を示すフロー
チャートである。
【図10】図7に示したコンピュータの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図11】図7に示したコンピュータの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図12】従来のスクロール表示方法を説明するための
図である。
【符号の説明】
1 表示画面 2 ウィンドウ 3 GUI操作子 3a 日付ボタン 3b 左スクロールボタン 3c 右スクロールボタン 3d スクロールバー 3e,3f スクロールボタン 3g 月ボタン 3h 年ボタン 4 情報管理手段 5 表示制御手段 6 スクロール手段 7 モード選択手段 7a 縮尺ボタン 7b 年モードボタン 7c 月モードボタン 7d 日モードボタン 7e ガイド表示 11 CPU 11a 現在日時のカウンタ 11b 日付用カウンタ 11c 月用カウンタ 11d 年用カウンタ 12 ROM 13 第1のRAM 14 第2のRAM 15 表示部

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面上に表示された時間軸に沿った情報
    の画面表示視野を時間軸に沿って移動させるためのスク
    ロール表示方法であって、 画面上にカレンダ情報で成るGUI操作子を表示し、上
    記GUI操作子が操作されたときに、少なくとも、操作
    されたGUI操作子の年月日に対応する情報が上記画面
    上に表示されるように上記画面表示視野を上記時間軸に
    沿って移動させるようにしたことを特徴とする時間軸上
    でのスクロール表示方法。
  2. 【請求項2】 上記GUI操作子は、上記画面表示視野
    に表示される情報と共に上記画面上に表示することを特
    徴とする請求項1に記載の時間軸上でのスクロール表示
    方法。
  3. 【請求項3】 上記GUI操作子は、1日に対して1つ
    の操作子が割り当てられた複数の日付ボタンであること
    を特徴とする請求項1に記載の時間軸上でのスクロール
    表示方法。
  4. 【請求項4】 上記GUI操作子は、1月に対して1つ
    の操作子が割り当てられた複数の月ボタンであることを
    特徴とする請求項1に記載の時間軸上でのスクロール表
    示方法。
  5. 【請求項5】 上記GUI操作子は、1年に対して1つ
    の操作子が割り当てられた複数の年ボタンであることを
    特徴とする請求項1に記載の時間軸上でのスクロール表
    示方法。
  6. 【請求項6】 上記画面表示視野に表示される情報はス
    ケジューリングを行うための予定情報であり、上記予定
    情報を日単位で表示するモードと、月単位で表示するモ
    ードと、年単位で表示するモードとを有し、 上記GUI操作子は、設定される上記モードに応じて、
    1日に対して1つの操作子が割り当てられた複数の日付
    ボタン、1月に対して1つの操作子が割り当てられた複
    数の月ボタン、もしくは1年に対して1つの操作子が割
    り当てられた複数の年ボタンに切り替えるようにしたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の時間軸上でのスクロー
    ル表示方法。
  7. 【請求項7】 上記各モードはモード切り替え手段によ
    り切り替えられることを特徴とする請求項6に記載の時
    間軸上でのスクロール表示方法。
  8. 【請求項8】 上記画面表示視野に表示される情報はス
    ケジューリングを行うための時間情報であり、これら時
    間情報のうちの1つの単位予定を表示するモードと、上
    記単位予定を複数同時に表示するモードとを有し、 上記単位予定を複数同時に表示するモードが選択されて
    いるときは、操作されたGUI操作子の年月日を含む複
    数単位の時間情報を上記画面表示視野に移動して表示す
    るようにスクロールを行うことを特徴とする請求項1ま
    たは6に記載の時間軸上でのスクロール表示方法。
  9. 【請求項9】 上記各モードはモード切り替え手段によ
    り切り替えられることを特徴とする請求項8に記載の時
    間軸上でのスクロール表示方法。
  10. 【請求項10】 上記カレンダ情報で成るGUI操作子
    の近傍にスクロールバーから成るGUI操作子が表示さ
    れ、上記スクロールバーが操作されたときに、上記スク
    ロールバーを構成するスクロールボックスの位置に対応
    する年月日の情報が上記画面上に表示されるように上記
    画面表示視野を上記時間軸に沿って移動させるようにし
    たことを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の
    時間軸上でのスクロール表示方法。
  11. 【請求項11】 画面上に表示された時間軸に沿った情
    報の画面表示視野を時間軸に沿って移動させるためのス
    クロール表示制御装置であって、 画面上に表示されたカレンダ情報で成るGUI操作子
    と、 上記GUI操作子が操作されたときに、少なくとも、操
    作されたGUI操作子の年月日に対応する情報が上記画
    面上に表示されるように上記画面表示視野を上記時間軸
    に沿って移動させるスクロール手段とを備えたことを特
    徴とする時間軸上でのスクロール表示制御装置。
  12. 【請求項12】 上記GUI操作子は、上記画面表示視
    野に表示される情報と共に上記画面上に表示することを
    特徴とする請求項11に記載の時間軸上でのスクロール
    表示制御装置。
  13. 【請求項13】 上記GUI操作子は、1日に対して1
    つの操作子が割り当てられた複数の日付ボタンであるこ
    とを特徴とする請求項11に記載の時間軸上でのスクロ
    ール表示制御装置。
  14. 【請求項14】 上記GUI操作子は、1月に対して1
    つの操作子が割り当てられた複数の月ボタンであること
    を特徴とする請求項11に記載の時間軸上でのスクロー
    ル表示制御装置。
  15. 【請求項15】 上記GUI操作子は、1年に対して1
    つの操作子が割り当てられた複数の年ボタンであること
    を特徴とする請求項11に記載の時間軸上でのスクロー
    ル表示制御装置。
  16. 【請求項16】 上記画面表示視野に表示される情報は
    スケジューリングを行うための予定情報であり、上記予
    定情報を日単位で表示するモード、月単位で表示するモ
    ード、および年単位で表示するモードの何れかを選択す
    るためのモード選択手段と、 設定される上記モードに応じて、1日に対して1つの操
    作子が割り当てられた複数の日付ボタン、1月に対して
    1つの操作子が割り当てられた複数の月ボタン、もしく
    は1年に対して1つの操作子が割り当てられた複数の年
    ボタンに上記GUI操作子を切り替えるGUI切り替え
    手段とを備えたことを特徴とする請求項11に記載の時
    間軸上でのスクロール表示制御装置。
  17. 【請求項17】 上記画面表示視野に表示される情報は
    スケジューリングを行うための時間情報であり、これら
    時間情報のうちの1つの単位予定を表示するモード、お
    よび上記単位予定を複数同時に表示するモードの何れか
    を選択するためのモード選択手段を備え、 上記スクロール手段は、上記単位予定を複数同時に表示
    するモードが選択されているときは、操作されたGUI
    操作子の年月日を含む複数単位の時間情報を上記画面表
    示視野に移動して表示するようにスクロールを行うこと
    を特徴とする請求項11または16に記載の時間軸上で
    のスクロール表示制御装置。
  18. 【請求項18】 上記日付ボタン、月ボタンもしくは年
    ボタンに加えてスクロールボタンを併用するようにした
    ことを特徴とする請求項16または17に記載の時間軸
    上でのスクロール表示制御装置。
  19. 【請求項19】 上記日付ボタン、月ボタンもしくは年
    ボタンの近傍にスクロールバーから成るGUI操作子を
    表示し、 上記スクロール手段は、上記スクロールバーが操作され
    たときに、上記スクロールバーを構成するスクロールボ
    ックスの位置に対応する年月日の情報が上記画面上に表
    示されるように上記画面表示視野を上記時間軸に沿って
    移動させるようにしたことを特徴とする請求項16〜1
    8の何れか1項に記載の時間軸上でのスクロール表示制
    御装置。
  20. 【請求項20】 上記スケジューリングを行う年月日の
    予定情報を格納する第1の記憶手段と、 上記第1の記憶手段内から読み出された一部分の予定情
    報を格納する第2の記憶手段と、 上記モードの切り替え時に、選択されたモードに応じて
    必要な一部分の予定情報を上記第1の記憶手段から上記
    第2の記憶手段に格納するようにする読み出し制御手段
    とを備え、 上記スクロール手段は、上記GUI操作子が操作された
    ときに、操作されたGUI操作子の年月日に対応する情
    報を上記第2の記憶手段内から読み出して上記画面上に
    表示させることを特徴とする請求項16〜19の何れか
    1項に記載の時間軸上でのスクロール表示制御装置。
  21. 【請求項21】 時間軸に沿った情報の画面表示視野を
    時間軸に沿って移動させるスクロールを行うことが可能
    な画面上に、カレンダ情報で成るGUI操作子を表示
    し、上記GUI操作子が操作されたときに、少なくと
    も、操作されたGUI操作子の年月日に対応する情報が
    上記画面上に表示されるように上記画面表示視野を上記
    時間軸に沿って移動させるようにする機能を上記コンピ
    ュータに実現させるためのプログラムを記録したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
  22. 【請求項22】 上記GUI操作子は、1日に対して1
    つの操作子が割り当てられた複数の日付ボタンであるこ
    とを特徴とする請求項21に記載のコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
  23. 【請求項23】 上記GUI操作子は、1月に対して1
    つの操作子が割り当てられた複数の月ボタンであること
    を特徴とする請求項21に記載のコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
  24. 【請求項24】 上記GUI操作子は、1年に対して1
    つの操作子が割り当てられた複数の年ボタンであること
    を特徴とする請求項21に記載のコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
  25. 【請求項25】 上記画面表示視野に表示される情報は
    スケジューリングを行うための予定情報であり、上記予
    定情報を日単位で表示するモードと、月単位で表示する
    モードと、年単位で表示するモードとを有し、 上記GUI操作子を、設定される上記モードに応じて、
    1日に対して1つの操作子が割り当てられた複数の日付
    ボタン、1月に対して1つの操作子が割り当てられた複
    数の月ボタン、もしくは1年に対して1つの操作子が割
    り当てられた複数の年ボタンに切り替えるようにする機
    能を上記コンピュータに実現させるためのプログラムを
    記録したことを特徴とする請求項21に記載のコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
  26. 【請求項26】 上記カレンダ情報で成るGUI操作子
    の近傍にスクロールバーから成るGUI操作子を表示
    し、上記スクロールバーが操作されたときに、上記スク
    ロールバーを構成するスクロールボックスの位置に対応
    する年月日の情報が上記画面上に表示されるように上記
    画面表示視野を上記時間軸に沿って移動させるようにす
    る機能を上記コンピュータに実現させるためのプログラ
    ムを記録したことを特徴とする請求項21または25に
    記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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