JP2004139321A - スクロールバー操作装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】情報表示選択操作の操作性を向上させた、ユ−ザ−フレンドリ−なスクロールバー操作装置を提供すること。
【解決手段】表示手段に表示されたスクロールバー上のスライダが移動操作されると、該スライダの位置に応じた情報を表示させるスクロールバー操作装置において、前記スクロールバー上の位置を指定するための指定手段と、該指定手段により指定された前記スクロールバー上の位置に応じた情報を表示させる指定位置情報表示手段とを装備する。
【選択図】 図1
【解決手段】表示手段に表示されたスクロールバー上のスライダが移動操作されると、該スライダの位置に応じた情報を表示させるスクロールバー操作装置において、前記スクロールバー上の位置を指定するための指定手段と、該指定手段により指定された前記スクロールバー上の位置に応じた情報を表示させる指定位置情報表示手段とを装備する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示手段に各種情報を表示する電子機器に係り、より詳細には表示手段に表示されたスクロールバー上のスライダの位置を移動操作することにより、該スライダの位置に応じた情報を表示させることが可能なスクロールバー操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
表示手段、例えば液晶ディスプレイに各種情報を表示させる電子機器においては、表示させる情報量が多く表示手段に同時に全ての情報を表示させることができない場合、一般的に利用者の操作に応じて情報の表示位置を前後に連続的に移動させて情報を表示する方法、所謂スクロール表示が行われる。そして、この操作を容易に行わせるために、表示手段にスクロールバーを表示し、利用者がそのスクロールバーを用いて情報の表示位置を操作できるようにしたスクロールバー操作装置が広く用いられている。スクロールバー操作装置は、表示手段に表示されたスクロールバー上のスライダの位置を移動させることにより、スクロールバー中の該スライダ位置に応じた情報を表示する装置で、スクロールバー中のスライダ位置が情報全体に対する表示部分位置を示しているので、利用者は表示中の情報が情報全体の中のどのあたりに位置する情報であるかを把握することができる。このため、見たい情報の位置を推測して表示情報の選択操作ができ、比較的素早く希望の情報を表示させることができる利点がある。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−251061号
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、車載用電子機器等、表示画面が小さい場合、スクロールバー上のスライダの位置の操作は比較的困難となるため、スクロールバー操作装置のさらなる操作性の向上が望まれており、いかに操作性を高めるかということが大きな課題となっている。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、情報表示選択操作の操作性を向上させた、ユ−ザ−フレンドリ−なスクロールバー操作装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記課題を解決するため、本発明に係るスクロールバー操作装置(1)は、表示手段に表示されたスクロールバー上のスライダが移動操作されると、該スライダの位置に応じた情報を表示させるスクロールバー操作装置において、前記スクロールバー上の位置を指定するための指定手段と、該指定手段により指定された前記スクロールバー上の位置に応じた情報を表示させる指定位置情報表示手段とを備えていることを特徴としている。
上記スクロールバー操作装置(1)によれば、スクロールバー上の位置を指定するという、所謂ワンタッチ操作で所望位置の情報が表示されるので操作が非常に簡単になる。
【0007】
また、本発明に係るスクロールバー操作装置(2)は、上記スクロールバー操作装置(1)において、前記指定手段により指定された前記スクロールバー上の位置に前記スライダの位置を変更するスライダ表示位置変更手段を備えていることを特徴としている。
上記スクロールバー操作装置(2)によれば、スクロールバー上の位置を指定すると所望位置の情報が表示されると共にスライダの位置が表示情報に対応する位置となるので、利用者は表示情報の情報全体における位置を把握することができ、次の情報の選択等を適切に行えることとなる。
【0008】
また、本発明に係るスクロールバー操作装置(3)は、上記スクロールバー操作装置(1)又は(2)において、前記スクロールバーの両端外側に、前記スライダを最小単位で移動操作するための単位移動スイッチ部と、前記スライダを所定量単位で移動操作するための所定量移動スイッチ部とが形成されていることを特徴としている。
上記スクロールバー操作装置(3)によれば、表示情報の選択の微調整(単位移動スイッチ部による)や、あるいは前後頁表示等の表示位置の所定量の移動(所定量移動スイッチ部による)を簡単な操作で行うことができる。
【0009】
また、本発明に係るスクロールバー操作装置(4)は、上記スクロールバー操作装置(3)において、操作の度に、前記単位移動スイッチ部と前記所定量移動スイッチ部とを交互に表示切換するスイッチ切換手段を備えていることを特徴としている。
上記スクロールバー操作装置(4)によれば、前記スイッチ切換手段の操作により簡単に前記単位移動スイッチ部と前記所定量移動スイッチ部との表示切り替えを行えるので、2種のスイッチ部の同時表示に比べて、スイッチ部の表示を大きくとることが可能となり、操作性を向上させることができる。
【0010】
また、本発明に係るスクロールバー操作装置(5)は、上記スクロールバー操作装置(1)又は(2)において、前記指定手段により前記スクロールバーの両端の所定範囲が指定された場合に、前記スクロールバー上の両端が指定操作されたものとする範囲規定手段を備えていることを特徴としている。
上記スクロールバー操作装置(5)によれば、情報の最初の部分と最後の部分の表示を行わせる操作が容易となる。特にスクロールバーの両端外側に単位移動スイッチ部等のスイッチ部が有る場合には、情報の最初の部分と最後の部分の表示を行う操作は、スクロールバーの両端外側のスイッチ部の操作と微妙な位置関係を有することとなり、その操作が困難となるが、本スクロールバー操作装置(5)によれば、情報の最初の部分と最後の部分の表示を行わせる操作指定領域が広くなるので、その操作が極めて簡単なものとなる。
【0011】
また、本発明に係るスクロールバー操作装置(6)は、上記スクロールバー操作装置(1)〜(5)のいずれかにおいて、前記スライダの位置に応じた2次元操作マップを表示する操作マップ表示手段と、前記2次元操作マップ上の位置を指定するためのマップ位置指定手段と、該マップ位置指定手段により指定された前記2次元操作マップ上の位置に応じた情報を表示するマップ指定位置情報表示手段とを備えていることを特徴としている。
上記スクロールバー操作装置(6)によれば、前記スクロールバーによる位置指定と、前記2次元操作マップによる位置指定により、三次元的な位置指定が可能となり、表示情報の選択が容易となる。
【0012】
また、本発明に係るスクロールバー操作装置(7)は、上記スクロールバー操作装置(1)〜(6)のいずれかにおいて、前記指定手段が前記表示手段の前面に配置されたタッチパネルにより構成されていることを特徴としている。
上記スクロールバー操作装置(7)によれば、指を用いたスクロールバー操作の操作性を向上させることができる。
【0013】
また、本発明に係るスクロールバー操作装置(8)は、表示手段に表示されたスクロールバー上のスライダが移動操作されると、該スライダの位置に応じた情報を表示させるスクロールバー操作装置において、前記スライダの位置に応じた2次元操作マップを表示する操作マップ表示手段と、前記2次元操作マップ上の位置を指定するためのマップ位置指定手段と、該マップ位置指定手段により指定された前記2次元操作マップ上の位置に応じた情報を表示させるマップ指定位置情報表示手段とを備えていることを特徴としている。
上記スクロールバー操作装置(8)によれば、前記スクロールバーによる位置指定と、前記2次元操作マップによる位置指定とにより、三次元的な位置指定が可能となり、表示情報の選択が容易となる。
【0014】
また、本発明に係るスクロールバー操作装置(9)は、表示手段に表示されたスクロールバー上のスライダ位置が、前記表示手段の前面に配置されたタッチパネルを介して指定操作されると、前記スライダ位置に応じた情報が表示され、前記スライダの指定位置が前記タッチパネルの押圧操作を止めた位置に決定されるスクロールバー操作装置において、前記スライダの移動操作中の位置を検出する移動中位置検出手段と、該移動中位置検出手段により検出されたスクロールバー上における前記スライダの移動操作中位置に応じた情報の識別情報を表示する識別情報表示手段とを備えていることを特徴としている。
上記スクロールバー操作装置(9)によれば、前記スライダの移動操作中にそのスライダ位置に応じた情報の識別情報が表示されるので、所望情報を表示するためのスライダの移動停止位置が把握でき、操作が容易になる。
【0015】
また、本発明に係るスクロールバー操作装置(10)は、上記スクロールバー操作装置(9)において、前記スクロールバーにおける前記識別情報に対応する領域を識別可能に表示する領域表示手段を備えていることを特徴としている。
上記スクロールバー操作装置(10)によれば、所望情報を表示させるために前記スライダを移動させるべき位置を推定でき、操作が容易になる。
【0016】
また、本発明に係るスクロールバー操作装置(11)は、上記スクロールバー操作装置(10)において、前記スクロールバーにおける領域表示位置が固定されていることを特徴としている。
上記スクロールバー操作装置(11)によれば、前記スクロールバーが常に情報全体を示しているので、前記スライダの位置により表示中の情報の情報全体に対する位置を容易に把握することができる。
【0017】
また、本発明に係るスクロールバー操作装置(12)は、上記スクロールバー操作装置(10)において、前記スクロールバーにおける領域表示位置が、前記スライダの指定位置が決定された位置の領域が略中央となるように変更されることを特徴としている。
上記スクロールバー操作装置(12)によれば、前記スライダの位置が略中央となるように表示される、つまり前記スクロールバーが前記スライダの位置を略中心とした所定量の情報を示しているので、情報の全体量が多くてもスクロールバー所定長に対応する情報量を抑えることができ、情報表示位置の微調整を容易なものとすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係るスクロールバー操作装置を図面に基づいて説明する。図1は実施の形態に係るスクロールバー操作装置を装備したナビゲーションシステムの概略構成を示すブロック図である。
【0019】
GPSセンサ3はGPS衛星からの信号を受信し、その信号から自車位置を算出してナビゲーションシステム制御用のマイクロコンピュータ(マイコン)2に出力する。DVD−ROM再生部5はマイコン4からの制御信号に応じ、地図データが記憶されたDVD−ROM(光ディスク)6から必要なデータを読み込み、マイコン4に出力する。DVD−ROM再生部5におけるDVD−ROM6は交換可能となっており、地図の更新(地図DVD−ROM6のバージョンアップ)に対応可能となっている。
【0020】
タッチパネル4は、ナビゲーションシステム操作用のスイッチとなっており、ディスプレイ1の前面に設けられた感圧あるいは静電容量の変化により操作位置を検出する透明のシートスイッチや、格子状に張りめぐらされた赤外線の遮断状態により操作位置を検出する赤外線センサを含んで構成され、ディスプレイ1の画面位置に対応した座標入力、例えば地図上における位置指定が可能となっている。操作スイッチとしてはタッチパネル4以外に、ナビゲーションシステム本体に設置された押しボタンスイッチや、赤外線リモコン等も装備されており、ON−OFFスイッチやジョイスティック等の方向指定用スイッチ等を含んで構成されている。
【0021】
マイコン2は、GPSセンサ3により検出された自車位置、操作スイッチの操作状態に応じてDVD−ROM再生部5を制御し、必要な地図データ等をDVD−ROM6から読み込んだり、目的地までの経路を演算する処理等を行い、液晶表示装置で構成されたディスプレイ1に対応する地図、経路、各種案内、そして操作案内表示等を行う。マイコン2には、各種データ、プログラムの記憶、また演算処理のために用いるRAM及びROMが内蔵されている。
【0022】
そして、マイコン2は目的地の設定時や施設情報の表示時等、色々な場面で施設情報、ニュース、交通情報、天気予報、娯楽情報等の必要な情報をディスプレイ7に表示するが、情報量が多い場合、スクロールバーの表示を行い、表示情報の操作が行えるように制御する。
【0023】
次にスクロールバー制御について説明するが、先ず基本的なスクロールバー操作装置における機能・表示を説明する。図3、図4はスクロールバー操作装置における機能および表示状態を説明するための正面図である。尚、本実施の形態では縦方向に延びるスクロールバーを例に挙げているが、別の実施の形態では、横方向に延びるスクロールバー、極端には斜め方向に延びるスクロールバーであってもよい。
【0024】
スクロールバー操作装置の表示状態は図4に示すように、スクロールバー11上にスライダ12が表示され、またスクロールバー11の上下端の上下(外側)にカーソル13が表示される。そして、スクロールバー11が情報の全体を示し、スライダ12の位置が情報全体に対する表示情報部分の位置を示し、またスライダ12の上下方向幅が表示中の情報量の目安(情報全体量に対する大体の割合)を示している。
【0025】
スクロールバー操作装置の基本的操作は図3に示すように、タッチパネル4におけるスライダ12の部分を指等で押圧し、押圧した状態で接触位置をスクロールバー11に沿って移動させて所望の情報が表示された位置で指をタッチパネル4から離す操作(ドラッグ操作)により行う。この操作により、スライダ12がドラッグ完了位置まで移動し、その位置に対応する情報がディスプレイ1に表示されることとなる。また、タッチパネル4のカーソル13部分に触れば、表示情報が対応する方向(上側カーソル13に接触すれば情報の前部方向、下側カーソル13に接触すれば情報の後部方向)に1行(最小)単位で移動する。
【0026】
スクロールバー操作装置における基本的な機能・表示は以上のようなものであるが、次に、本実施の形態に係るスクロールバー操作装置が備える特徴的機能・表示について説明する。先ず、スクロールバー操作装置における機能・表示を実現するためにマイコン2が行う処理について説明する。
【0027】
図2は、マイコン2が行うスクロールバー処理を示すフローチャートである。この処理はスクロールバー表示状態において繰り返し行われる。スクロールバー処理は利用者により何らかの情報表示を伴う操作が行われ、それによる情報表示量が多く、ディスプレイ1に一度に表示できない場合等に行われ、まず図3、図4に示すようなスクロールバー表示が実行され、その後、図2に示す処理が行われることとなる。メモリにはスクロールバー表示に用いられる画像データ等の必要な各種データが記憶されており、表示すべき情報に応じてマイコン2が必要なデータを読み出し、画像合成等の処理や入出力処理等の処理を行うことによりスクロールバー表示が実現されるようになっている。
【0028】
まずステップS1では、タッチパネル4に指等による接触が有ったか否かを判断し、接触があったと判断すればステップS2に移り、接触が無かったと判断すれば処理を終える。ステップS2ではこの接触位置を検出し、その後ステップS3に移る。ステップS3では、接触位置に応じた表示処理、例えばスライダ12の表示位置移動等の処理を行い、その後ステップS4に移る。ステップS4では、タッチパネル4への接触が継続しているか否かを判断し、継続していると判断すればステップS2に戻り、非接触状態に変わっていると判断すればステップS5に移る。ステップS5では、最終接触位置(指等を離した位置)を検出し、その後ステップS6に移る。ステップS6では、タッチパネル4への接触操作が完了したものとして、最終接触位置に応じた表示処理、例えばスライダ12の表示位置移動等の処理と、その処理に応じた情報の表示選択制御(表示する情報位置の変更)やナビゲーションシステムの動作制御(例えば、目的地選択操作の完了であれば、目的地周辺の地図表示処理等)を行い、その後処理を終える。
【0029】
次に、本実施の形態に係るスクロールバー操作装置のより詳細な具体的機能・表示内容について説明する。図5は、実施の形態(1)に係るスクロールバー操作装置における具体的機能・表示内容を示す説明図である。
【0030】
本実施の形態では、スクロールバー11における任意の位置Aを指等で押圧すると、その押圧位置に対応する情報がディスプレイ1に表示されると共に、スライダ12がその押圧位置に移動する。単位カーソル13の上下方向隣に所定量カーソル13Aが設けられており、タッチパネル4の単位カーソル13部分に触れば、表示情報が対応する方向(上側単位カーソル13を押圧すれば情報の前部方向、下側単位カーソル13を押圧すれば情報の後部方向)に1行(最小)単位で移動し、また所定量カーソル13A部分を押圧すれば、表示情報が対応する方向(上側所定量カーソル13Aを押圧すれば現在表示されている情報の最上部が最下部に表示されるように前方向、下側所定量カーソル13Aを押圧すれば現在表示されている情報の最下部が最上部に表示されるように後方向)に1頁単位で移動する。
【0031】
操作後の表示を操作前の表示との関係で把握できるように、操作前の表示情報の最下部(1行あるいは数行)および最下部(1行あるいは数行)は操作後にも表示されるようにしておくことが望ましい。また、所定量カーソル13Aの操作に伴う移動量、および所定量カーソル13Aの操作前後における表示重なり量は使用者の操作により設定できるようにしておいてもよい。
【0032】
また、本実施の形態では単位カーソル13の上下方向隣に所定量カーソル13Aを設けたが、別の実施の形態では、単位カーソル13と所定量カーソル13Aとの表示色を変える等により識別性を高めたり、別途切換スイッチを設けて単位カーソル13と所定量カーソル13Aとを切換表示(どちらか一方だけを表示)するようにしてもよく、係る形態では特に表示が小さくなる場合等における操作性を向上させることができる。
【0033】
また、情報の最前部、最後部の表示を行おうとする場合、スクロールバー11の上下端部を押圧する必要があるが、その場合、単位カーソル13との位置関係が微妙となり、操作が難しくなる。すなわち、スクロールバー11の上下端部を押圧したつもりが、単位カーソル13を押圧してしまう場合が多くなる。そこで本実施の形態では、スクロールバー11の上下端の所定範囲を情報の最前部、最後部の表示を行わせるための最前部最後部表示用端部領域14とすることによりこの問題を解決している。
【0034】
また、別の実施の形態では、スクロールバー11の上下端の所定範囲を不感帯、すなわち押圧されても処理がなされない領域としてもよく、この場合でも上記実施の形態の場合と同様の効果を得ることができる。また、この不感帯領域を設定しておく方法では、単位カーソル13の押圧操作がスクロールバー11の押圧操作と誤検出されるのを防止することもできる。上記実施の形態(1)に係るスクロールバー操作装置によれば、表示したい情報の位置が推定できる場合等に、その情報を、例えばワンタッチ操作で素早く表示させることが可能となる。
【0035】
図6は、実施の形態(2)に係るスクロールバー操作装置における具体的機能・表示内容を示す説明図である。この実施の形態(2)に係るスクロールバー操作装置は、スクロールバー11と2次元スクロールバーとも言えるスクロールマップ15とを組み合わせたもので、スクロールバー11で複数のスクロールマップの中から操作対象とするスクロールマップ15をまず選択させ、次に選択されたスクロールマップ15を表示し、表示されたスクロールマップ15における指等による押圧位置に応じた情報を表示する。
【0036】
選択されたスクロールマップ15の識別を容易なものとするために、そのスクロールマップ15の表示形態(例えば色を変える)を変える方法が採用されており、またスクロールバー11で選択されると、選択されたスクロールマップ15だけが表示されるようになっている。つまり例えば、スクロールバー11でデパートの階数を選択すれば、その選択階のスクロールマップ15(斜視図あるいは平面図)が表示され、スクロールマップ15の所望の位置を指で押圧すると、その位置の売り場の情報が表示されるといったことが実行される。
【0037】
マイコン2の処理としては、スクロールバー11のスライダ12の位置に応じて対応するスクロールマップ15を選択して表示し、さらにスクロールマップ15における押圧位置に応じた情報をディスプレイ1に表示する処理が実行されることとなる。
【0038】
図7は、実施の形態(3)に係るスクロールバー操作装置における具体的機能・表示内容を示す説明図である。この実施の形態(3)に係るスクロールバー操作装置は、スライダ12の操作をより容易に適切に行えるようにしたものである。図7に示すようにスクロールバー11を指等で押圧した時に、その押圧位置に対応する情報の識別情報、例えば情報種別をスクロールバー11上、あるいはその近傍に表示するように構成されている。
【0039】
本実施の形態では情報が50音順に並べられており、スクロールバー11の押圧位置に応じて対応する50音の行名(図7では、な行)が表示されるようになっている。識別情報としては50音だけに限定されるものではなく、アルファベット、数字等、表示する情報の並び順に対応させられるものであれば何であっても差し支えない。
【0040】
マイコン2の処理としては、情報に識別情報を付加しておくと共に、スクロールバー11の領域を情報の識別情報および各識別情報別の情報数に応じて分けておき、スクロールバー11が指等で押圧された場合に、その位置の領域に応じた識別情報を表示する処理を行う。尚、本実施の形態では、スクロールバー11が指等で押圧された時点で、スライダ12がその押圧位置に移動し、また情報の表示も押圧位置に対応した情報に変わるようになっている。
【0041】
図8は、実施の形態(4)に係るスクロールバー操作装置における具体的機能・表示内容を示す説明図である。この実施の形態(4)に係るスクロールバー操作装置は、上記実施の形態(3)に係るスクロールバー操作装置の変形例であり、スクロールバー11に指等を押圧させた状態のまま移動させると、その押圧位置に応じて識別情報の表示が切り換わるようになっている。
【0042】
本実施の形態では、スクロールバー11が指等で押圧されている状態では識別情報の表示が切り換わるのみで、スライダ12の移動、及び情報の表示の切換えは、指等がタッチパネル4から離れた時点で行われる。ただし、上記実施の形態(3)の場合と同様に、スクロールバー11における指等への押圧位置の変化に応じて、識別情報の表示の切換、スライダ12の移動、及び情報の表示の切換えを行う様にしても良い。
【0043】
マイコン2の処理としては、情報に識別情報を付加しておくと共に、スクロールバー11の領域を情報の識別情報および各識別情報別の情報数に応じて分けておき、スクロールバー11が指等で押圧された場合に、その位置の領域に応じた識別情報を表示し、指等がタッチパネル4から離れた時点でその離れた位置に応じた情報の表示と、スライダ12を移動させる処理を行う。
【0044】
図9は、実施の形態(5)に係るスクロールバー操作装置における具体的機能・表示内容を示す説明図である。この実施の形態(5)に係るスクロールバー操作装置は、上記実施の形態(3)に係るスクロールバー操作装置、実施の形態(4)に係るスクロールバー操作装置の変形例で、スクロールバー11を、識別情報の領域に応じて識別可能に表示したもので、本実施の形態では色分け、および識別情報の表示(50音)が行われるようになっている。実施の形態(5)に係るスクロールバー操作装置では、常時識別情報が表示されるようになっているので、指等による押圧位置に応じた識別情報の表示の切換表示は行われるようにはなっていない。
【0045】
マイコン2の処理としては、スクロールバー11の領域を情報の識別情報および各識別情報別の情報数に応じて分けると共に、スクロールバー11に対して領域別に色を異ならせると共に、識別情報を表示させる処理を加えたものとなっている。
【0046】
上記した各実施の形態では、スクロールバー11自体は情報全体を示す固定したものであったが、別の実施の形態では、所定量の情報に対してスクロールバー11を表示すると共に、スライダ12の位置を略中央となるようにスクロールバー11の表示範囲を移動させる構成となっていてもよい。例えば、図9を参考に説明すると、情報全体は「あ行」から「ま行」であるが、スライダ12が「さ行」にある場合には、スクロールバー11の表示が「あ行」から「な行」までとなるようにし、スライダ12が「な行」にある場合には、スクロールバー11の表示が「さ行」から「ま行」までとなるようにする。つまり、スライダ12の位置(指等による押圧位置)に応じて、スクロールバー11の表示範囲が移動することになる。従って、各識別領域が広くなるので、特に小型のディスプレイの場合には操作を容易なものとする効果が大きくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るスクロールバー操作装置を内蔵するナビゲーションシステムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】マイコンの行うスクロールバー処理を示すフローチャートである。
【図3】スクロールバー操作装置における機能および表示状態を説明するための正面図である。
【図4】スクロールバー操作装置における機能および表示状態を説明するための正面図である。
【図5】実施の形態(1)に係るスクロールバー操作装置における具体的機能・表示内容を示す説明図である。
【図6】実施の形態(2)に係るスクロールバー操作装置における具体的機能・表示内容を示す説明図である。
【図7】実施の形態(3)に係るスクロールバー操作装置における具体的機能・表示内容を示す説明図である。
【図8】実施の形態(4)に係るスクロールバー操作装置における具体的機能・表示内容を示す説明図である。
【図9】実施の形態(5)に係るスクロールバー操作装置における具体的機能・表示内容を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ディスプレイ
2 マイクロコンピュータ(マイコン)
3 GPSセンサ
4 タッチパネル
5 DVD−ROM再生部
6 DVD−ROMディスク
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示手段に各種情報を表示する電子機器に係り、より詳細には表示手段に表示されたスクロールバー上のスライダの位置を移動操作することにより、該スライダの位置に応じた情報を表示させることが可能なスクロールバー操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
表示手段、例えば液晶ディスプレイに各種情報を表示させる電子機器においては、表示させる情報量が多く表示手段に同時に全ての情報を表示させることができない場合、一般的に利用者の操作に応じて情報の表示位置を前後に連続的に移動させて情報を表示する方法、所謂スクロール表示が行われる。そして、この操作を容易に行わせるために、表示手段にスクロールバーを表示し、利用者がそのスクロールバーを用いて情報の表示位置を操作できるようにしたスクロールバー操作装置が広く用いられている。スクロールバー操作装置は、表示手段に表示されたスクロールバー上のスライダの位置を移動させることにより、スクロールバー中の該スライダ位置に応じた情報を表示する装置で、スクロールバー中のスライダ位置が情報全体に対する表示部分位置を示しているので、利用者は表示中の情報が情報全体の中のどのあたりに位置する情報であるかを把握することができる。このため、見たい情報の位置を推測して表示情報の選択操作ができ、比較的素早く希望の情報を表示させることができる利点がある。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−251061号
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、車載用電子機器等、表示画面が小さい場合、スクロールバー上のスライダの位置の操作は比較的困難となるため、スクロールバー操作装置のさらなる操作性の向上が望まれており、いかに操作性を高めるかということが大きな課題となっている。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、情報表示選択操作の操作性を向上させた、ユ−ザ−フレンドリ−なスクロールバー操作装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記課題を解決するため、本発明に係るスクロールバー操作装置(1)は、表示手段に表示されたスクロールバー上のスライダが移動操作されると、該スライダの位置に応じた情報を表示させるスクロールバー操作装置において、前記スクロールバー上の位置を指定するための指定手段と、該指定手段により指定された前記スクロールバー上の位置に応じた情報を表示させる指定位置情報表示手段とを備えていることを特徴としている。
上記スクロールバー操作装置(1)によれば、スクロールバー上の位置を指定するという、所謂ワンタッチ操作で所望位置の情報が表示されるので操作が非常に簡単になる。
【0007】
また、本発明に係るスクロールバー操作装置(2)は、上記スクロールバー操作装置(1)において、前記指定手段により指定された前記スクロールバー上の位置に前記スライダの位置を変更するスライダ表示位置変更手段を備えていることを特徴としている。
上記スクロールバー操作装置(2)によれば、スクロールバー上の位置を指定すると所望位置の情報が表示されると共にスライダの位置が表示情報に対応する位置となるので、利用者は表示情報の情報全体における位置を把握することができ、次の情報の選択等を適切に行えることとなる。
【0008】
また、本発明に係るスクロールバー操作装置(3)は、上記スクロールバー操作装置(1)又は(2)において、前記スクロールバーの両端外側に、前記スライダを最小単位で移動操作するための単位移動スイッチ部と、前記スライダを所定量単位で移動操作するための所定量移動スイッチ部とが形成されていることを特徴としている。
上記スクロールバー操作装置(3)によれば、表示情報の選択の微調整(単位移動スイッチ部による)や、あるいは前後頁表示等の表示位置の所定量の移動(所定量移動スイッチ部による)を簡単な操作で行うことができる。
【0009】
また、本発明に係るスクロールバー操作装置(4)は、上記スクロールバー操作装置(3)において、操作の度に、前記単位移動スイッチ部と前記所定量移動スイッチ部とを交互に表示切換するスイッチ切換手段を備えていることを特徴としている。
上記スクロールバー操作装置(4)によれば、前記スイッチ切換手段の操作により簡単に前記単位移動スイッチ部と前記所定量移動スイッチ部との表示切り替えを行えるので、2種のスイッチ部の同時表示に比べて、スイッチ部の表示を大きくとることが可能となり、操作性を向上させることができる。
【0010】
また、本発明に係るスクロールバー操作装置(5)は、上記スクロールバー操作装置(1)又は(2)において、前記指定手段により前記スクロールバーの両端の所定範囲が指定された場合に、前記スクロールバー上の両端が指定操作されたものとする範囲規定手段を備えていることを特徴としている。
上記スクロールバー操作装置(5)によれば、情報の最初の部分と最後の部分の表示を行わせる操作が容易となる。特にスクロールバーの両端外側に単位移動スイッチ部等のスイッチ部が有る場合には、情報の最初の部分と最後の部分の表示を行う操作は、スクロールバーの両端外側のスイッチ部の操作と微妙な位置関係を有することとなり、その操作が困難となるが、本スクロールバー操作装置(5)によれば、情報の最初の部分と最後の部分の表示を行わせる操作指定領域が広くなるので、その操作が極めて簡単なものとなる。
【0011】
また、本発明に係るスクロールバー操作装置(6)は、上記スクロールバー操作装置(1)〜(5)のいずれかにおいて、前記スライダの位置に応じた2次元操作マップを表示する操作マップ表示手段と、前記2次元操作マップ上の位置を指定するためのマップ位置指定手段と、該マップ位置指定手段により指定された前記2次元操作マップ上の位置に応じた情報を表示するマップ指定位置情報表示手段とを備えていることを特徴としている。
上記スクロールバー操作装置(6)によれば、前記スクロールバーによる位置指定と、前記2次元操作マップによる位置指定により、三次元的な位置指定が可能となり、表示情報の選択が容易となる。
【0012】
また、本発明に係るスクロールバー操作装置(7)は、上記スクロールバー操作装置(1)〜(6)のいずれかにおいて、前記指定手段が前記表示手段の前面に配置されたタッチパネルにより構成されていることを特徴としている。
上記スクロールバー操作装置(7)によれば、指を用いたスクロールバー操作の操作性を向上させることができる。
【0013】
また、本発明に係るスクロールバー操作装置(8)は、表示手段に表示されたスクロールバー上のスライダが移動操作されると、該スライダの位置に応じた情報を表示させるスクロールバー操作装置において、前記スライダの位置に応じた2次元操作マップを表示する操作マップ表示手段と、前記2次元操作マップ上の位置を指定するためのマップ位置指定手段と、該マップ位置指定手段により指定された前記2次元操作マップ上の位置に応じた情報を表示させるマップ指定位置情報表示手段とを備えていることを特徴としている。
上記スクロールバー操作装置(8)によれば、前記スクロールバーによる位置指定と、前記2次元操作マップによる位置指定とにより、三次元的な位置指定が可能となり、表示情報の選択が容易となる。
【0014】
また、本発明に係るスクロールバー操作装置(9)は、表示手段に表示されたスクロールバー上のスライダ位置が、前記表示手段の前面に配置されたタッチパネルを介して指定操作されると、前記スライダ位置に応じた情報が表示され、前記スライダの指定位置が前記タッチパネルの押圧操作を止めた位置に決定されるスクロールバー操作装置において、前記スライダの移動操作中の位置を検出する移動中位置検出手段と、該移動中位置検出手段により検出されたスクロールバー上における前記スライダの移動操作中位置に応じた情報の識別情報を表示する識別情報表示手段とを備えていることを特徴としている。
上記スクロールバー操作装置(9)によれば、前記スライダの移動操作中にそのスライダ位置に応じた情報の識別情報が表示されるので、所望情報を表示するためのスライダの移動停止位置が把握でき、操作が容易になる。
【0015】
また、本発明に係るスクロールバー操作装置(10)は、上記スクロールバー操作装置(9)において、前記スクロールバーにおける前記識別情報に対応する領域を識別可能に表示する領域表示手段を備えていることを特徴としている。
上記スクロールバー操作装置(10)によれば、所望情報を表示させるために前記スライダを移動させるべき位置を推定でき、操作が容易になる。
【0016】
また、本発明に係るスクロールバー操作装置(11)は、上記スクロールバー操作装置(10)において、前記スクロールバーにおける領域表示位置が固定されていることを特徴としている。
上記スクロールバー操作装置(11)によれば、前記スクロールバーが常に情報全体を示しているので、前記スライダの位置により表示中の情報の情報全体に対する位置を容易に把握することができる。
【0017】
また、本発明に係るスクロールバー操作装置(12)は、上記スクロールバー操作装置(10)において、前記スクロールバーにおける領域表示位置が、前記スライダの指定位置が決定された位置の領域が略中央となるように変更されることを特徴としている。
上記スクロールバー操作装置(12)によれば、前記スライダの位置が略中央となるように表示される、つまり前記スクロールバーが前記スライダの位置を略中心とした所定量の情報を示しているので、情報の全体量が多くてもスクロールバー所定長に対応する情報量を抑えることができ、情報表示位置の微調整を容易なものとすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係るスクロールバー操作装置を図面に基づいて説明する。図1は実施の形態に係るスクロールバー操作装置を装備したナビゲーションシステムの概略構成を示すブロック図である。
【0019】
GPSセンサ3はGPS衛星からの信号を受信し、その信号から自車位置を算出してナビゲーションシステム制御用のマイクロコンピュータ(マイコン)2に出力する。DVD−ROM再生部5はマイコン4からの制御信号に応じ、地図データが記憶されたDVD−ROM(光ディスク)6から必要なデータを読み込み、マイコン4に出力する。DVD−ROM再生部5におけるDVD−ROM6は交換可能となっており、地図の更新(地図DVD−ROM6のバージョンアップ)に対応可能となっている。
【0020】
タッチパネル4は、ナビゲーションシステム操作用のスイッチとなっており、ディスプレイ1の前面に設けられた感圧あるいは静電容量の変化により操作位置を検出する透明のシートスイッチや、格子状に張りめぐらされた赤外線の遮断状態により操作位置を検出する赤外線センサを含んで構成され、ディスプレイ1の画面位置に対応した座標入力、例えば地図上における位置指定が可能となっている。操作スイッチとしてはタッチパネル4以外に、ナビゲーションシステム本体に設置された押しボタンスイッチや、赤外線リモコン等も装備されており、ON−OFFスイッチやジョイスティック等の方向指定用スイッチ等を含んで構成されている。
【0021】
マイコン2は、GPSセンサ3により検出された自車位置、操作スイッチの操作状態に応じてDVD−ROM再生部5を制御し、必要な地図データ等をDVD−ROM6から読み込んだり、目的地までの経路を演算する処理等を行い、液晶表示装置で構成されたディスプレイ1に対応する地図、経路、各種案内、そして操作案内表示等を行う。マイコン2には、各種データ、プログラムの記憶、また演算処理のために用いるRAM及びROMが内蔵されている。
【0022】
そして、マイコン2は目的地の設定時や施設情報の表示時等、色々な場面で施設情報、ニュース、交通情報、天気予報、娯楽情報等の必要な情報をディスプレイ7に表示するが、情報量が多い場合、スクロールバーの表示を行い、表示情報の操作が行えるように制御する。
【0023】
次にスクロールバー制御について説明するが、先ず基本的なスクロールバー操作装置における機能・表示を説明する。図3、図4はスクロールバー操作装置における機能および表示状態を説明するための正面図である。尚、本実施の形態では縦方向に延びるスクロールバーを例に挙げているが、別の実施の形態では、横方向に延びるスクロールバー、極端には斜め方向に延びるスクロールバーであってもよい。
【0024】
スクロールバー操作装置の表示状態は図4に示すように、スクロールバー11上にスライダ12が表示され、またスクロールバー11の上下端の上下(外側)にカーソル13が表示される。そして、スクロールバー11が情報の全体を示し、スライダ12の位置が情報全体に対する表示情報部分の位置を示し、またスライダ12の上下方向幅が表示中の情報量の目安(情報全体量に対する大体の割合)を示している。
【0025】
スクロールバー操作装置の基本的操作は図3に示すように、タッチパネル4におけるスライダ12の部分を指等で押圧し、押圧した状態で接触位置をスクロールバー11に沿って移動させて所望の情報が表示された位置で指をタッチパネル4から離す操作(ドラッグ操作)により行う。この操作により、スライダ12がドラッグ完了位置まで移動し、その位置に対応する情報がディスプレイ1に表示されることとなる。また、タッチパネル4のカーソル13部分に触れば、表示情報が対応する方向(上側カーソル13に接触すれば情報の前部方向、下側カーソル13に接触すれば情報の後部方向)に1行(最小)単位で移動する。
【0026】
スクロールバー操作装置における基本的な機能・表示は以上のようなものであるが、次に、本実施の形態に係るスクロールバー操作装置が備える特徴的機能・表示について説明する。先ず、スクロールバー操作装置における機能・表示を実現するためにマイコン2が行う処理について説明する。
【0027】
図2は、マイコン2が行うスクロールバー処理を示すフローチャートである。この処理はスクロールバー表示状態において繰り返し行われる。スクロールバー処理は利用者により何らかの情報表示を伴う操作が行われ、それによる情報表示量が多く、ディスプレイ1に一度に表示できない場合等に行われ、まず図3、図4に示すようなスクロールバー表示が実行され、その後、図2に示す処理が行われることとなる。メモリにはスクロールバー表示に用いられる画像データ等の必要な各種データが記憶されており、表示すべき情報に応じてマイコン2が必要なデータを読み出し、画像合成等の処理や入出力処理等の処理を行うことによりスクロールバー表示が実現されるようになっている。
【0028】
まずステップS1では、タッチパネル4に指等による接触が有ったか否かを判断し、接触があったと判断すればステップS2に移り、接触が無かったと判断すれば処理を終える。ステップS2ではこの接触位置を検出し、その後ステップS3に移る。ステップS3では、接触位置に応じた表示処理、例えばスライダ12の表示位置移動等の処理を行い、その後ステップS4に移る。ステップS4では、タッチパネル4への接触が継続しているか否かを判断し、継続していると判断すればステップS2に戻り、非接触状態に変わっていると判断すればステップS5に移る。ステップS5では、最終接触位置(指等を離した位置)を検出し、その後ステップS6に移る。ステップS6では、タッチパネル4への接触操作が完了したものとして、最終接触位置に応じた表示処理、例えばスライダ12の表示位置移動等の処理と、その処理に応じた情報の表示選択制御(表示する情報位置の変更)やナビゲーションシステムの動作制御(例えば、目的地選択操作の完了であれば、目的地周辺の地図表示処理等)を行い、その後処理を終える。
【0029】
次に、本実施の形態に係るスクロールバー操作装置のより詳細な具体的機能・表示内容について説明する。図5は、実施の形態(1)に係るスクロールバー操作装置における具体的機能・表示内容を示す説明図である。
【0030】
本実施の形態では、スクロールバー11における任意の位置Aを指等で押圧すると、その押圧位置に対応する情報がディスプレイ1に表示されると共に、スライダ12がその押圧位置に移動する。単位カーソル13の上下方向隣に所定量カーソル13Aが設けられており、タッチパネル4の単位カーソル13部分に触れば、表示情報が対応する方向(上側単位カーソル13を押圧すれば情報の前部方向、下側単位カーソル13を押圧すれば情報の後部方向)に1行(最小)単位で移動し、また所定量カーソル13A部分を押圧すれば、表示情報が対応する方向(上側所定量カーソル13Aを押圧すれば現在表示されている情報の最上部が最下部に表示されるように前方向、下側所定量カーソル13Aを押圧すれば現在表示されている情報の最下部が最上部に表示されるように後方向)に1頁単位で移動する。
【0031】
操作後の表示を操作前の表示との関係で把握できるように、操作前の表示情報の最下部(1行あるいは数行)および最下部(1行あるいは数行)は操作後にも表示されるようにしておくことが望ましい。また、所定量カーソル13Aの操作に伴う移動量、および所定量カーソル13Aの操作前後における表示重なり量は使用者の操作により設定できるようにしておいてもよい。
【0032】
また、本実施の形態では単位カーソル13の上下方向隣に所定量カーソル13Aを設けたが、別の実施の形態では、単位カーソル13と所定量カーソル13Aとの表示色を変える等により識別性を高めたり、別途切換スイッチを設けて単位カーソル13と所定量カーソル13Aとを切換表示(どちらか一方だけを表示)するようにしてもよく、係る形態では特に表示が小さくなる場合等における操作性を向上させることができる。
【0033】
また、情報の最前部、最後部の表示を行おうとする場合、スクロールバー11の上下端部を押圧する必要があるが、その場合、単位カーソル13との位置関係が微妙となり、操作が難しくなる。すなわち、スクロールバー11の上下端部を押圧したつもりが、単位カーソル13を押圧してしまう場合が多くなる。そこで本実施の形態では、スクロールバー11の上下端の所定範囲を情報の最前部、最後部の表示を行わせるための最前部最後部表示用端部領域14とすることによりこの問題を解決している。
【0034】
また、別の実施の形態では、スクロールバー11の上下端の所定範囲を不感帯、すなわち押圧されても処理がなされない領域としてもよく、この場合でも上記実施の形態の場合と同様の効果を得ることができる。また、この不感帯領域を設定しておく方法では、単位カーソル13の押圧操作がスクロールバー11の押圧操作と誤検出されるのを防止することもできる。上記実施の形態(1)に係るスクロールバー操作装置によれば、表示したい情報の位置が推定できる場合等に、その情報を、例えばワンタッチ操作で素早く表示させることが可能となる。
【0035】
図6は、実施の形態(2)に係るスクロールバー操作装置における具体的機能・表示内容を示す説明図である。この実施の形態(2)に係るスクロールバー操作装置は、スクロールバー11と2次元スクロールバーとも言えるスクロールマップ15とを組み合わせたもので、スクロールバー11で複数のスクロールマップの中から操作対象とするスクロールマップ15をまず選択させ、次に選択されたスクロールマップ15を表示し、表示されたスクロールマップ15における指等による押圧位置に応じた情報を表示する。
【0036】
選択されたスクロールマップ15の識別を容易なものとするために、そのスクロールマップ15の表示形態(例えば色を変える)を変える方法が採用されており、またスクロールバー11で選択されると、選択されたスクロールマップ15だけが表示されるようになっている。つまり例えば、スクロールバー11でデパートの階数を選択すれば、その選択階のスクロールマップ15(斜視図あるいは平面図)が表示され、スクロールマップ15の所望の位置を指で押圧すると、その位置の売り場の情報が表示されるといったことが実行される。
【0037】
マイコン2の処理としては、スクロールバー11のスライダ12の位置に応じて対応するスクロールマップ15を選択して表示し、さらにスクロールマップ15における押圧位置に応じた情報をディスプレイ1に表示する処理が実行されることとなる。
【0038】
図7は、実施の形態(3)に係るスクロールバー操作装置における具体的機能・表示内容を示す説明図である。この実施の形態(3)に係るスクロールバー操作装置は、スライダ12の操作をより容易に適切に行えるようにしたものである。図7に示すようにスクロールバー11を指等で押圧した時に、その押圧位置に対応する情報の識別情報、例えば情報種別をスクロールバー11上、あるいはその近傍に表示するように構成されている。
【0039】
本実施の形態では情報が50音順に並べられており、スクロールバー11の押圧位置に応じて対応する50音の行名(図7では、な行)が表示されるようになっている。識別情報としては50音だけに限定されるものではなく、アルファベット、数字等、表示する情報の並び順に対応させられるものであれば何であっても差し支えない。
【0040】
マイコン2の処理としては、情報に識別情報を付加しておくと共に、スクロールバー11の領域を情報の識別情報および各識別情報別の情報数に応じて分けておき、スクロールバー11が指等で押圧された場合に、その位置の領域に応じた識別情報を表示する処理を行う。尚、本実施の形態では、スクロールバー11が指等で押圧された時点で、スライダ12がその押圧位置に移動し、また情報の表示も押圧位置に対応した情報に変わるようになっている。
【0041】
図8は、実施の形態(4)に係るスクロールバー操作装置における具体的機能・表示内容を示す説明図である。この実施の形態(4)に係るスクロールバー操作装置は、上記実施の形態(3)に係るスクロールバー操作装置の変形例であり、スクロールバー11に指等を押圧させた状態のまま移動させると、その押圧位置に応じて識別情報の表示が切り換わるようになっている。
【0042】
本実施の形態では、スクロールバー11が指等で押圧されている状態では識別情報の表示が切り換わるのみで、スライダ12の移動、及び情報の表示の切換えは、指等がタッチパネル4から離れた時点で行われる。ただし、上記実施の形態(3)の場合と同様に、スクロールバー11における指等への押圧位置の変化に応じて、識別情報の表示の切換、スライダ12の移動、及び情報の表示の切換えを行う様にしても良い。
【0043】
マイコン2の処理としては、情報に識別情報を付加しておくと共に、スクロールバー11の領域を情報の識別情報および各識別情報別の情報数に応じて分けておき、スクロールバー11が指等で押圧された場合に、その位置の領域に応じた識別情報を表示し、指等がタッチパネル4から離れた時点でその離れた位置に応じた情報の表示と、スライダ12を移動させる処理を行う。
【0044】
図9は、実施の形態(5)に係るスクロールバー操作装置における具体的機能・表示内容を示す説明図である。この実施の形態(5)に係るスクロールバー操作装置は、上記実施の形態(3)に係るスクロールバー操作装置、実施の形態(4)に係るスクロールバー操作装置の変形例で、スクロールバー11を、識別情報の領域に応じて識別可能に表示したもので、本実施の形態では色分け、および識別情報の表示(50音)が行われるようになっている。実施の形態(5)に係るスクロールバー操作装置では、常時識別情報が表示されるようになっているので、指等による押圧位置に応じた識別情報の表示の切換表示は行われるようにはなっていない。
【0045】
マイコン2の処理としては、スクロールバー11の領域を情報の識別情報および各識別情報別の情報数に応じて分けると共に、スクロールバー11に対して領域別に色を異ならせると共に、識別情報を表示させる処理を加えたものとなっている。
【0046】
上記した各実施の形態では、スクロールバー11自体は情報全体を示す固定したものであったが、別の実施の形態では、所定量の情報に対してスクロールバー11を表示すると共に、スライダ12の位置を略中央となるようにスクロールバー11の表示範囲を移動させる構成となっていてもよい。例えば、図9を参考に説明すると、情報全体は「あ行」から「ま行」であるが、スライダ12が「さ行」にある場合には、スクロールバー11の表示が「あ行」から「な行」までとなるようにし、スライダ12が「な行」にある場合には、スクロールバー11の表示が「さ行」から「ま行」までとなるようにする。つまり、スライダ12の位置(指等による押圧位置)に応じて、スクロールバー11の表示範囲が移動することになる。従って、各識別領域が広くなるので、特に小型のディスプレイの場合には操作を容易なものとする効果が大きくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るスクロールバー操作装置を内蔵するナビゲーションシステムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】マイコンの行うスクロールバー処理を示すフローチャートである。
【図3】スクロールバー操作装置における機能および表示状態を説明するための正面図である。
【図4】スクロールバー操作装置における機能および表示状態を説明するための正面図である。
【図5】実施の形態(1)に係るスクロールバー操作装置における具体的機能・表示内容を示す説明図である。
【図6】実施の形態(2)に係るスクロールバー操作装置における具体的機能・表示内容を示す説明図である。
【図7】実施の形態(3)に係るスクロールバー操作装置における具体的機能・表示内容を示す説明図である。
【図8】実施の形態(4)に係るスクロールバー操作装置における具体的機能・表示内容を示す説明図である。
【図9】実施の形態(5)に係るスクロールバー操作装置における具体的機能・表示内容を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ディスプレイ
2 マイクロコンピュータ(マイコン)
3 GPSセンサ
4 タッチパネル
5 DVD−ROM再生部
6 DVD−ROMディスク
Claims (12)
- 表示手段に表示されたスクロールバー上のスライダが移動操作されると、該スライダの位置に応じた情報を表示させるスクロールバー操作装置において、
前記スクロールバー上の位置を指定するための指定手段と、
該指定手段により指定された前記スクロールバー上の位置に応じた情報を表示させる指定位置情報表示手段とを備えていることを特徴とするスクロールバー操作装置。 - 前記指定手段により指定された前記スクロールバー上の位置に前記スライダの位置を変更するスライダ表示位置変更手段を備えていることを特徴とする請求項1記載のスクロールバー操作装置。
- 前記スクロールバーの両端外側に、
前記スライダを最小単位で移動操作するための単位移動スイッチ部と、
前記スライダを所定量単位で移動操作するための所定量移動スイッチ部とが形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のスクロールバー操作装置。 - 操作の度に、前記単位移動スイッチ部と前記所定量移動スイッチ部とを交互に表示切換するスイッチ切換手段を備えていることを特徴とする請求項3記載のスクロールバー操作装置。
- 前記指定手段により前記スクロールバーの両端の所定範囲が指定された場合に、前記スクロールバー上の両端が指定操作されたものとする範囲規定手段を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のスクロールバー操作装置。
- 前記スライダの位置に応じた2次元操作マップを表示する操作マップ表示手段と、
前記2次元操作マップ上の位置を指定するためのマップ位置指定手段と、
該マップ位置指定手段により指定された前記2次元操作マップ上の位置に応じた情報を表示するマップ指定位置情報表示手段とを備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかの項に記載のスクロールバー操作装置。 - 前記指定手段が前記表示手段の前面に配置されたタッチパネルにより構成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかの項に記載のスクロールバー操作装置。
- 表示手段に表示されたスクロールバー上のスライダが移動操作されると、該スライダの位置に応じた情報を表示させるスクロールバー操作装置において、
前記スライダの位置に応じた2次元操作マップを表示する操作マップ表示手段と、
前記2次元操作マップ上の位置を指定するためのマップ位置指定手段と、
該マップ位置指定手段により指定された前記2次元操作マップ上の位置に応じた情報を表示させるマップ指定位置情報表示手段とを備えていることを特徴とするスクロールバー操作装置。 - 表示手段に表示されたスクロールバー上のスライダ位置が、前記表示手段の前面に配置されたタッチパネルを介して指定操作されると、前記スライダ位置に応じた情報が表示され、前記スライダの指定位置が前記タッチパネルの押圧操作を止めた位置に決定されるスクロールバー操作装置において、
前記スライダの移動操作中の位置を検出する移動中位置検出手段と、
該移動中位置検出手段により検出されたスクロールバー上における前記スライダの移動操作中位置に応じた情報の識別情報を表示する識別情報表示手段とを備えていることを特徴とするスクロールバー操作装置。 - 前記スクロールバーにおける前記識別情報に対応する領域を識別可能に表示する領域表示手段を備えていることを特徴とする請求項9記載のスクロールバー操作装置。
- 前記スクロールバーにおける領域表示位置が固定されていることを特徴とする請求項10に記載のスクロールバー操作装置。
- 前記スクロールバーにおける領域表示位置が、前記スライダの指定位置が決定された位置の領域が略中央となるように変更されることを特徴とする請求項10記載のスクロールバー操作装置。
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