JPH11210131A - 壁パネルの取付構造 - Google Patents
壁パネルの取付構造Info
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- JPH11210131A JPH11210131A JP1032598A JP1032598A JPH11210131A JP H11210131 A JPH11210131 A JP H11210131A JP 1032598 A JP1032598 A JP 1032598A JP 1032598 A JP1032598 A JP 1032598A JP H11210131 A JPH11210131 A JP H11210131A
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- Japan
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- wall panel
- shaped fitting
- fitting plate
- mounting plate
- base metal
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来の壁パネルの取付構造に於いては、壁パネ
ルを躯体下面に取付けるための種々の金具が壁パネルの
外方に大きく露出し、体裁が悪く、かつ耐火建築物とす
る場合には不都合があった。 【解決手段】建物躯体の梁１の下面にチャンネル溝２ｄ
を有するＣチャンネル型の下地金具２を設け、壁パネル
３の長片目地部３ａにＬ型取付けプレート４の垂直片４
ａを挿入してビス６で取付け、該Ｌ型取付けプレート４
の水平片４ｂを前記下地金具２のチャンネル溝２ｄ内に
摺動自在に挿入して構成した壁パネルの取付構造であ
る。
ルを躯体下面に取付けるための種々の金具が壁パネルの
外方に大きく露出し、体裁が悪く、かつ耐火建築物とす
る場合には不都合があった。 【解決手段】建物躯体の梁１の下面にチャンネル溝２ｄ
を有するＣチャンネル型の下地金具２を設け、壁パネル
３の長片目地部３ａにＬ型取付けプレート４の垂直片４
ａを挿入してビス６で取付け、該Ｌ型取付けプレート４
の水平片４ｂを前記下地金具２のチャンネル溝２ｄ内に
摺動自在に挿入して構成した壁パネルの取付構造であ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はスラブや梁等の建物
躯体の下面にＡＬＣパネル等よりなる壁パネルを取付け
る構造に係り、特に壁パネルを建物躯体に取付ける際に
用いられる取付金具の露出面積を小さくすることを可能
とした壁パネルの取付構造に関するものである。
躯体の下面にＡＬＣパネル等よりなる壁パネルを取付け
る構造に係り、特に壁パネルを建物躯体に取付ける際に
用いられる取付金具の露出面積を小さくすることを可能
とした壁パネルの取付構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の壁パネルの取付構造とし
ては、一般的に図４及び図５に示す構造のものが知られ
ている。
ては、一般的に図４及び図５に示す構造のものが知られ
ている。
【０００３】図４に示す技術は、建物躯体の梁５１の下
面所定位置に断面コ地型の下地材５２を溝５２ａが下向
きになる如く取付けておき、この下地材５２の溝５２ａ
の中に壁パネル５３の上縁部を嵌入し、壁パネル５３と
下地材５２の溝５２ａの隙間に耐火目地材５４を充填し
て構成した構造である。
面所定位置に断面コ地型の下地材５２を溝５２ａが下向
きになる如く取付けておき、この下地材５２の溝５２ａ
の中に壁パネル５３の上縁部を嵌入し、壁パネル５３と
下地材５２の溝５２ａの隙間に耐火目地材５４を充填し
て構成した構造である。
【０００４】また、図５に示す技術は、建物躯体の梁５
１の下面所定位置に定規アングル材５５を溶着し、壁パ
ネル５３の上部所定位置に貫通Ｏボルト５６を介してＺ
型取付金具５７を取付け、このＺ型取付金具５７と壁パ
ネル５３の上部との間に前記定規アングル材５５の下端
縁を挟み込むことによって、壁パネル５３を梁５１に取
付けた構造である。
１の下面所定位置に定規アングル材５５を溶着し、壁パ
ネル５３の上部所定位置に貫通Ｏボルト５６を介してＺ
型取付金具５７を取付け、このＺ型取付金具５７と壁パ
ネル５３の上部との間に前記定規アングル材５５の下端
縁を挟み込むことによって、壁パネル５３を梁５１に取
付けた構造である。
【０００５】前記図５に於いては、壁パネル５３内にア
ンカー鋼棒５８が設けられ、前記貫通Ｏボルト５６の元
部がこのアンカー鋼棒５８に係合され、貫通Ｏボルト５
６の先端にはナット５９が係合されていた。また、梁５
１と壁パネル５３の上縁との隙間には耐火目地材５４が
充填されて構成されていた。
ンカー鋼棒５８が設けられ、前記貫通Ｏボルト５６の元
部がこのアンカー鋼棒５８に係合され、貫通Ｏボルト５
６の先端にはナット５９が係合されていた。また、梁５
１と壁パネル５３の上縁との隙間には耐火目地材５４が
充填されて構成されていた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】然るに、前述の図４に
示す壁パネルの取付構造に於いては、壁パネル５３の上
縁部を保持している下地材５２の両側部が、壁パネルよ
りも外方に大きく露出するために、耐火建築物構造とす
る場合には、この露出部分を全部耐火被覆材で被覆しな
ければならず、材料費と手間が増大し施工費がコスト高
になる問題があった。更に、下地材５２が大きく露出す
るので、体裁が悪く、意匠的にも問題があった。
示す壁パネルの取付構造に於いては、壁パネル５３の上
縁部を保持している下地材５２の両側部が、壁パネルよ
りも外方に大きく露出するために、耐火建築物構造とす
る場合には、この露出部分を全部耐火被覆材で被覆しな
ければならず、材料費と手間が増大し施工費がコスト高
になる問題があった。更に、下地材５２が大きく露出す
るので、体裁が悪く、意匠的にも問題があった。
【０００７】また、前述の図５に示す壁パネルの取付構
造に於いても、図４の技術と同様に、定規アングル材５
５、Ｚ型取付金具５７等が壁パネル５３の外方に全面的
に露出するために、体裁が悪い上に、耐火建築物構造と
する場合には、これ等を全部耐火被覆材で被覆しなけれ
ばならない問題があった。
造に於いても、図４の技術と同様に、定規アングル材５
５、Ｚ型取付金具５７等が壁パネル５３の外方に全面的
に露出するために、体裁が悪い上に、耐火建築物構造と
する場合には、これ等を全部耐火被覆材で被覆しなけれ
ばならない問題があった。
【０００８】本発明に係る壁パネルの取付構造は、前述
の従来の多くの問題点に鑑み開発された全く新しい技術
であって、特に建物躯体の下面に壁パネルの肉厚よりも
小さな巾を持った下地金具を設け、壁パネルの上側部に
Ｌ型取付プレートを設け、該Ｌ型取付プレートの水平片
を前記下地金具に摺動可能な如く係合して構成した壁パ
ネルの取付構造の技術を提供するものである。
の従来の多くの問題点に鑑み開発された全く新しい技術
であって、特に建物躯体の下面に壁パネルの肉厚よりも
小さな巾を持った下地金具を設け、壁パネルの上側部に
Ｌ型取付プレートを設け、該Ｌ型取付プレートの水平片
を前記下地金具に摺動可能な如く係合して構成した壁パ
ネルの取付構造の技術を提供するものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明に係る壁パネルの
取付構造は、前述の従来の問題点を根本的に改善した技
術であって、その発明の要旨は、建物躯体の下面に壁パ
ネルの上部を取付固定する構造に於いて、該建物躯体の
下面に所定の長さを有する下地金具が設けられ、かつ該
壁パネルの上部側面にＬ型取付プレートが設けられてお
り、前記下地金具とＬ型取付けプレートの水平片とが相
互に摺動可能な如く係合されて構成されることを特徴と
した壁パネルの取付構造である。
取付構造は、前述の従来の問題点を根本的に改善した技
術であって、その発明の要旨は、建物躯体の下面に壁パ
ネルの上部を取付固定する構造に於いて、該建物躯体の
下面に所定の長さを有する下地金具が設けられ、かつ該
壁パネルの上部側面にＬ型取付プレートが設けられてお
り、前記下地金具とＬ型取付けプレートの水平片とが相
互に摺動可能な如く係合されて構成されることを特徴と
した壁パネルの取付構造である。
【００１０】前記第１発明に於いては、建物躯体の下面
に所定の長さを有する下地金物が設けられ、かつ壁パネ
ルの上部側面にＬ型取付けプレートが設けられており、
前記Ｌ型取付けプレートの水平片が下地金具に摺動可能
な如く係合されているので、前記壁パネルを壁パネルと
建物躯体の下面との隙間内で、これ等の下地金具とＬ型
取付けプレートとを介して建物躯体に取付けることが出
来る。
に所定の長さを有する下地金物が設けられ、かつ壁パネ
ルの上部側面にＬ型取付けプレートが設けられており、
前記Ｌ型取付けプレートの水平片が下地金具に摺動可能
な如く係合されているので、前記壁パネルを壁パネルと
建物躯体の下面との隙間内で、これ等の下地金具とＬ型
取付けプレートとを介して建物躯体に取付けることが出
来る。
【００１１】本発明に係る壁パネルの取付構造の第２発
明の要旨は、前記下地金具とＬ型取付けプレートの巾が
前記壁パネルの肉厚寸法より小さい寸法を持って構成さ
れていることを特徴とした第１発明の壁パネルの取付構
造である。
明の要旨は、前記下地金具とＬ型取付けプレートの巾が
前記壁パネルの肉厚寸法より小さい寸法を持って構成さ
れていることを特徴とした第１発明の壁パネルの取付構
造である。
【００１２】前記第２発明に於いては、下地金具とＬ型
取付けプレートとの巾が前記壁パネルの肉厚寸法より小
さい寸法で構成されているので、これ等の下地金具とＬ
型取付けプレートとが壁パネルの外方に大きく露出する
ことを防止出来る。
取付けプレートとの巾が前記壁パネルの肉厚寸法より小
さい寸法で構成されているので、これ等の下地金具とＬ
型取付けプレートとが壁パネルの外方に大きく露出する
ことを防止出来る。
【００１３】本発明に係る壁パネルの取付構造の第３発
明の要旨は、前記下地金具とＬ型取付けプレートの水平
片とのいずれかに係合用の溝が設けられて構成されてい
ることを特徴とした第１発明或いは第２発明の壁パネル
の取付構造である。
明の要旨は、前記下地金具とＬ型取付けプレートの水平
片とのいずれかに係合用の溝が設けられて構成されてい
ることを特徴とした第１発明或いは第２発明の壁パネル
の取付構造である。
【００１４】前記第３発明に於いては、前記下地金具と
Ｌ型取付けプレートの水平片とのいずれかに係合用の溝
が設けられているので、この溝を利用して下地金具とＬ
型取付けプレートの水平片とを摺動可能な如く、かつ強
固に安定した状態で係合することが出来る。
Ｌ型取付けプレートの水平片とのいずれかに係合用の溝
が設けられているので、この溝を利用して下地金具とＬ
型取付けプレートの水平片とを摺動可能な如く、かつ強
固に安定した状態で係合することが出来る。
【００１５】
【発明の実施の形態】図により本発明に係る壁パネルの
取付構造について、その一実施例を具体的に説明する
と、図１は本発明の壁パネルの取付構造を示す要部の斜
視説明図、図２（Ａ），（Ｂ）は夫々図１の構造の組立
構成を示す要部の側面或いは平面の説明図、図３
（Ａ），（Ｂ）は夫々他例の構成を示す側面図である。
取付構造について、その一実施例を具体的に説明する
と、図１は本発明の壁パネルの取付構造を示す要部の斜
視説明図、図２（Ａ），（Ｂ）は夫々図１の構造の組立
構成を示す要部の側面或いは平面の説明図、図３
（Ａ），（Ｂ）は夫々他例の構成を示す側面図である。
【００１６】図１及び図２（Ａ），（Ｂ）に於いて、１
は躯体側の梁であって、その下面所定位置にはＣチャン
ネル型状の壁パネルの巾寸法に対して約４分の１の長さ
の下地金具２が取付けられている。このＣチャンネル型
状の下地金具２は、梁１に固着される背板片２ａの両側
に垂下片２ｂを垂下すると共に、これ等の垂下片２ｂの
下端部を夫々内側に水平に折り曲げて折曲片２ｃを形成
することによって、その内部にチャンネル溝２ｄが構成
されている。なお、下地金具２は長尺寸法のものを用い
ることも出来、長尺寸法とした場合には、下地金具の位
置精度を確保するのが容易に出来る。
は躯体側の梁であって、その下面所定位置にはＣチャン
ネル型状の壁パネルの巾寸法に対して約４分の１の長さ
の下地金具２が取付けられている。このＣチャンネル型
状の下地金具２は、梁１に固着される背板片２ａの両側
に垂下片２ｂを垂下すると共に、これ等の垂下片２ｂの
下端部を夫々内側に水平に折り曲げて折曲片２ｃを形成
することによって、その内部にチャンネル溝２ｄが構成
されている。なお、下地金具２は長尺寸法のものを用い
ることも出来、長尺寸法とした場合には、下地金具の位
置精度を確保するのが容易に出来る。
【００１７】３はＡＬＣパネルよりなる壁パネルであっ
て、その長片目地部３ａの上端部には、Ｌ型取付けプレ
ート４が取付けられている。このＬ型取付けプレート４
は、前記長片目地部３ａ内に挿入して当接し得るコ状の
垂直片４ａと、この垂直片４ａの上端に水平方向に折曲
突設された水平片４ｂとより形成されている。
て、その長片目地部３ａの上端部には、Ｌ型取付けプレ
ート４が取付けられている。このＬ型取付けプレート４
は、前記長片目地部３ａ内に挿入して当接し得るコ状の
垂直片４ａと、この垂直片４ａの上端に水平方向に折曲
突設された水平片４ｂとより形成されている。
【００１８】前記垂直片４ａの所定位置にはビス穴５が
穿設されている。また、前記水平片４ｂは、下地金具２
のチャンネル溝４ｄ内に摺動自在に挿入し得るような巾
と長さとを持って構成されている。
穿設されている。また、前記水平片４ｂは、下地金具２
のチャンネル溝４ｄ内に摺動自在に挿入し得るような巾
と長さとを持って構成されている。
【００１９】本発明の壁パネルの取付構造の施工に当た
っては、図１及び図２（Ａ），（Ｂ）に示す如く、所定
の長さを持った下地金具２を梁１の下面に溶着して固定
する。次にＬ型取付けプレート４の水平片４ｂを梁１の
下面に取付固定された下地金具２のチャンネル溝２ｄ内
に予め挿入しておく。
っては、図１及び図２（Ａ），（Ｂ）に示す如く、所定
の長さを持った下地金具２を梁１の下面に溶着して固定
する。次にＬ型取付けプレート４の水平片４ｂを梁１の
下面に取付固定された下地金具２のチャンネル溝２ｄ内
に予め挿入しておく。
【００２０】その後で、壁パネル３を建て起こして位置
決めをした後で、前記Ｌ型取付けプレート４を下地金具
２に沿って摺動しながら、Ｌ型取付けプレートの垂直片
４ａを壁パネル３の長片目地部３ａ内に挿入して当接
し、ビス穴５にビス６を挿通してＬ型取付けプレート４
を壁パネル３に取付固定することによって、壁パネル３
を梁１の下面に取付固定することが出来る。
決めをした後で、前記Ｌ型取付けプレート４を下地金具
２に沿って摺動しながら、Ｌ型取付けプレートの垂直片
４ａを壁パネル３の長片目地部３ａ内に挿入して当接
し、ビス穴５にビス６を挿通してＬ型取付けプレート４
を壁パネル３に取付固定することによって、壁パネル３
を梁１の下面に取付固定することが出来る。
【００２１】本発明に係る壁パネルの取付構造に於いて
は、前述のように下地金具２とこの下地金具２に係合さ
れるＬ型取付けプレート４の水平片４ｂとを夫々梁１と
壁パネル３の上縁との間の隙間に納めて収納することが
出来るので、これ等のＬ型取付けプレート４と下地金具
２とを夫々壁パネル３の肉厚寸法より小さい寸法とする
ことが出来る。
は、前述のように下地金具２とこの下地金具２に係合さ
れるＬ型取付けプレート４の水平片４ｂとを夫々梁１と
壁パネル３の上縁との間の隙間に納めて収納することが
出来るので、これ等のＬ型取付けプレート４と下地金具
２とを夫々壁パネル３の肉厚寸法より小さい寸法とする
ことが出来る。
【００２２】従って、壁パネル３を梁１に取付けるため
の下地金具２とＬ型取付けプレート４とが壁パネル３の
外方に大きく露出することを防止出来る。これによって
体裁の良い意匠性に優れた構造とすることが出来ると共
に、耐火建築物にする場合にも、第１の従来例に示した
下地材５２のような壁パネルの外部に露出する下地部分
を、耐火被覆材で被覆する必要がなく、ロックウールな
どの耐火性を有する材料を壁パネル上部で建物躯体との
間に設けられた目地に詰めるのみで、耐火性を確保する
ことが出来る。また、建物躯体が鉄筋コンクリートなど
の耐火性を有した材料の場合には、まったく耐火被覆を
する必要がなくなり、好ましい。
の下地金具２とＬ型取付けプレート４とが壁パネル３の
外方に大きく露出することを防止出来る。これによって
体裁の良い意匠性に優れた構造とすることが出来ると共
に、耐火建築物にする場合にも、第１の従来例に示した
下地材５２のような壁パネルの外部に露出する下地部分
を、耐火被覆材で被覆する必要がなく、ロックウールな
どの耐火性を有する材料を壁パネル上部で建物躯体との
間に設けられた目地に詰めるのみで、耐火性を確保する
ことが出来る。また、建物躯体が鉄筋コンクリートなど
の耐火性を有した材料の場合には、まったく耐火被覆を
する必要がなくなり、好ましい。
【００２３】前記実施例に於いては、内部にチャンネル
溝４ｄを有するＣチャンネル型の下地金具２を使用して
構成したが、図３（Ａ）に示す如く、２本のコ状金具７
を相互に向かい合わせて梁１に取付け、これ等のコ状金
具７の溝内に前記Ｌ型取付けプレート４の水平片４ｂを
摺動自在に挿入して構成することも可能である。
溝４ｄを有するＣチャンネル型の下地金具２を使用して
構成したが、図３（Ａ）に示す如く、２本のコ状金具７
を相互に向かい合わせて梁１に取付け、これ等のコ状金
具７の溝内に前記Ｌ型取付けプレート４の水平片４ｂを
摺動自在に挿入して構成することも可能である。
【００２４】更に、図３（Ｂ）に示す如く、２本のコ状
金具７を背中合わせ状に梁１の下面に取付け、Ｌ型取付
けプレート４の水平片４ｂをＣチャンネル状に形成し、
水平片４ｂのチャンネル溝内とコ状金具７の溝とを相互
に組合せて両者を摺動自在に構成することも可能であ
る。
金具７を背中合わせ状に梁１の下面に取付け、Ｌ型取付
けプレート４の水平片４ｂをＣチャンネル状に形成し、
水平片４ｂのチャンネル溝内とコ状金具７の溝とを相互
に組合せて両者を摺動自在に構成することも可能であ
る。
【００２５】
【発明の効果】本発明に係る壁パネルの取付構造は、前
述の構造と作用とを有するので、次のような多大な効果
を有している。
述の構造と作用とを有するので、次のような多大な効果
を有している。
【００２６】本発明に於いては、相互に係合することが
出来る下地金具とＬ型取付けプレートとを組合せること
によって、壁パネルを建物躯体の下面に取付けるように
したので、組立構成が簡単であり、かつ取付固定が確実
である。
出来る下地金具とＬ型取付けプレートとを組合せること
によって、壁パネルを建物躯体の下面に取付けるように
したので、組立構成が簡単であり、かつ取付固定が確実
である。
【００２７】前述の下地金具とＬ型取付けプレートと
は、建物躯体の下面と壁パネルの上縁との間の隙間に納
めて収納することが出来るので、これ等の下地金具とＬ
型取付けプレートとを壁パネルの肉厚寸法よりも小さな
寸法を持って形成することが出来る。
は、建物躯体の下面と壁パネルの上縁との間の隙間に納
めて収納することが出来るので、これ等の下地金具とＬ
型取付けプレートとを壁パネルの肉厚寸法よりも小さな
寸法を持って形成することが出来る。
【００２８】そのために、これ等の下地金具とＬ型取付
けプレートとが壁パネルの外方に大きく露出することを
防止出来る。従って建物を耐火建築物にする場合にも、
壁パネルの下地部分を耐火被覆材で被覆することを省略
することが出来る。かつ意匠的にも優れた体裁の良い建
物を構成することが出来る。更に、下地金具やＬ型取付
けプレート等の金具は、短いコンパクトのものを使用す
ることが出来、材料費を低減することが出来る。なお、
下地金具に長尺のものを用いた場合であれば、下地金具
の位置精度を確保するのが容易と出来る。
けプレートとが壁パネルの外方に大きく露出することを
防止出来る。従って建物を耐火建築物にする場合にも、
壁パネルの下地部分を耐火被覆材で被覆することを省略
することが出来る。かつ意匠的にも優れた体裁の良い建
物を構成することが出来る。更に、下地金具やＬ型取付
けプレート等の金具は、短いコンパクトのものを使用す
ることが出来、材料費を低減することが出来る。なお、
下地金具に長尺のものを用いた場合であれば、下地金具
の位置精度を確保するのが容易と出来る。
【図１】本発明の壁パネルの取付構造を示す要部の斜視
説明図である。
説明図である。
【図２】図２（Ａ），（Ｂ）は夫々図１の構造の組立構
成を示す要部の側面或いは平面の説明図である。
成を示す要部の側面或いは平面の説明図である。
【図３】図３（Ａ），（Ｂ）は夫々他例の構成を示す側
面図である。
面図である。
【図４】従来の第１例を示す要部の側面図である。
【図５】従来の第２例を示す要部の側面図である。
１ 梁 ２ 下地金具 2a 背板片 2b 垂下片 2c 折曲片 2d チャンネル溝 ３ 壁パネル 3a 長片目地部 ４ Ｌ型取付けプレート 4a 垂直片 4b 水平片 ５ ビス穴 ６ ビス ７ コ状金具 51 梁 52 下地材 52a 溝 53 壁パネル 54 耐火目地材 55 定規アングル材 56 貫通Ｏボルト 57 Ｚ型取付金具 58 アンカー鋼棒 59 ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｅ０４Ｂ 2/56 ６１１ Ｅ０４Ｂ 2/56 ６１１Ｂ ６２１ ６２１Ａ ６２１Ｌ ６３２ ６３２Ｂ ６３２Ｌ ６３２Ｗ ６３３ ６３３Ａ ６４５ ６４５Ｆ ６４５Ｇ 2/74 ５０１ 2/74 ５０１Ｂ
Claims (3)
- 【請求項１】建物躯体の下面に壁パネルの上部を取付固
定する構造に於いて、該建物躯体の下面に所定の長さを
有する下地金具が設けられ、かつ該壁パネルの上部側面
にＬ型取付プレートが設けられており、前記下地金具と
Ｌ型取付けプレートの水平片とが相互に摺動可能な如く
係合されて構成されることを特徴とした壁パネルの取付
構造。 - 【請求項２】前記下地金具とＬ型取付けプレートの巾が
前記壁パネルの肉厚寸法より小さい寸法を持って構成さ
れていることを特徴とした請求項１の壁パネルの取付構
造。 - 【請求項３】前記下地金具とＬ型取付けプレートの水平
片とのいずれかに係合用の溝が設けられて構成されてい
ることを特徴とした請求項１或いは請求項２の壁パネル
の取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1032598A JPH11210131A (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | 壁パネルの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1032598A JPH11210131A (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | 壁パネルの取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11210131A true JPH11210131A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=11747077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1032598A Pending JPH11210131A (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | 壁パネルの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11210131A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009079441A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-16 | So Life Kenkyushitsu:Kk | 住宅およびその可動壁固定装置 |
| JPWO2020036228A1 (ja) * | 2018-08-17 | 2021-08-10 | 旭化成建材株式会社 | 間仕切用パネル、間仕切壁および部屋構造 |
-
1998
- 1998-01-22 JP JP1032598A patent/JPH11210131A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009079441A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-16 | So Life Kenkyushitsu:Kk | 住宅およびその可動壁固定装置 |
| JPWO2020036228A1 (ja) * | 2018-08-17 | 2021-08-10 | 旭化成建材株式会社 | 間仕切用パネル、間仕切壁および部屋構造 |
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