JP2602697Y2 - 窓廻りのタイル貼下地構造及びそのタイル貼下地用窓額縁 - Google Patents

窓廻りのタイル貼下地構造及びそのタイル貼下地用窓額縁

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JP2602697Y2 JP1993067736U JP6773693U JP2602697Y2 JP 2602697 Y2 JP2602697 Y2 JP 2602697Y2 JP 1993067736 U JP1993067736 U JP 1993067736U JP 6773693 U JP6773693 U JP 6773693U JP 2602697 Y2 JP2602697 Y2 JP 2602697Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、建築物の内装におけ
るタイル貼下地に係り、特に、窓廻りのタイル貼下地構
造及びタイル下地用窓額縁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、小寸法のモザイクタイル(例えば
100mm角)を貼るには、湿式の工法と乾式の工法とが
あり、前者は例えば壁下地を構成する耐水合板の上にア
スファルト防水紙、メタルラス等を敷設し、その上から
モルタルを団子状に塗布したタイルを押しつけて固着さ
せるものであり、後者は例えば壁下地を構成する石膏ボ
ードの上に石綿スレート板を釘止めし、その上に接着材
によってタイルを接着固定するものがある。
【0003】そして、近時においては省力化の観点か
ら、下地にモルタルを下塗りした上に接着剤をクシ引き
してタイルを接着する乾式の工法が一般的である。
【0004】従って、タイルを貼るためには下地となる
ものが必要となるが、図7に示すように、窓ガラス30
の嵌め込まれた窓サッシ31とその廻りにある内装タイ
ル貼下地パネル32との間にはタイル33を貼るための
下地となるものが無いため、窓サッシ31と内装タイル
貼下地パネル32及び竪桟部材34との間の空間にモル
タル35や接着剤を厚く塗ってタイル33を圧着または
接着したり、あるいは各現場においてその都度、下地を
作成したりしていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ことろで、特に窓廻り
は正確な水平あるいは垂直な面を形成する必要がある
が、上記従来技術では、水平な下地を形成することが難
しく非常に手間がかかるとともに、モルタルや接着剤を
厚く塗るとタイルが垂れ下がってきて良好な接着がしず
らく、また、乾燥するための時間が非常にかかり、しか
も、タイル表面を平らにして窓サッシとタイル面とのチ
リ寸法や出寸法を揃えることが困難であるという問題が
ある。
【0006】また、現場においてその都度、下地を作成
していたのでは作業能率が極めて悪く、また、品質にバ
ラツキを生じるという問題がある。
【0007】この考案は、上記問題点に鑑みてなされた
ものであり、タイル下地貼用の窓額縁を標準化すること
によって、窓廻りのタイル貼りを容易にし、作業能率の
向上を図るとともに、品質の安定を確保することを可能
にする窓廻りのタイル下地構造及びタイル貼下地用窓額
縁を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この考案に係る窓廻りのタイル貼下地構造は、窓サ
ッシの内壁側取付枠口部と該窓サッシ近傍の内壁枠竪桟
及び内壁枠横桟との間隙に、所定幅寸法を有する一対の
竪桟部材と一対の横桟部材とを枠組みしてなる窓額縁の
竪桟部材と横桟部材のそれぞれの内側面に、所定の高さ
寸法及び幅寸法を有する添板部材を固定したタイル貼下
地用窓額縁を挿入し、前記添板部材を前記窓サッシの内
壁側取付枠口部に外嵌して取り付け、前記竪桟部材及び
横桟部材を前記内壁枠竪桟、内壁枠横桟又は内装タイル
貼下地パネルに取り付けた窓廻りのタイル貼下地構造に
おいて、前記添板部材の高さ寸法が、前記タイル貼下地
用窓額縁の内側面にタイルを貼った時のタイル面の高さ
寸法にほぼ等しくなるように設定されている構造とし
た。
【0009】また、この考案に係るタイル貼下地用窓額
縁は、一対の竪桟部材と一対の横桟部材とを枠組みして
なる窓額縁において、前記竪桟部材と横桟部材とのそれ
ぞれに、枠組みした時に相対向する内側面となる面の一
端部長手方向に沿って、窓サッシに取り付けるための所
定の高さ寸法及び幅寸法を有する添板部材を固着したこ
ととした。
【0010】また、前記竪桟部材は、前記添板部材を窓
サッシに取り付けた時に、窓サッシの開口近傍に位置す
る内壁枠竪桟の室内側面に当接する曲折部が形成されて
いることとした。
【0011】更に、前記横桟部材は、前記添板部材を窓
サッシに取り付けた時に、窓サッシの開口近傍に位置す
る内壁枠横桟の室内側面に当接する曲折部が形成されて
いることこととした。
【0012】
【作用】この考案に係る窓廻りのタイル貼下地構造によ
ると、窓サッシの内壁側に突出している内壁側取付枠口
部と窓枠近傍に位置する内壁枠竪桟及び内壁枠横桟との
間の間隙にタイル下地貼用窓額縁が挿入され、前記内壁
側取付枠口部にタイル下地貼用窓額縁が外嵌され取り付
けられている。
【0013】このタイル下地貼用窓額縁は、その内側面
に長手方向に固着された添木部材を介して窓サッシの内
壁側取付枠口部に取り付けられているので、この内壁側
取付枠口部の内側面と竪桟部材及び横桟部材の内壁面と
の間に所定の段差が形成される。
【0014】この段差は前記した添木部材の高さ寸法に
当たるものであり、この寸法は、タイル下地貼用窓額縁
の内側面にモルタルセメントや接着剤を介してタイルを
貼った時に、窓サッシの内壁側取付枠口部の内側面とタ
イル面とがほぼ面一となってチリ寸法が揃うようになっ
ている。
【0015】このようなタイル下地貼用窓額縁を窓廻り
のタイル貼下地に使用することによって、窓廻りの下地
面の水平及び垂直を簡単に確保することができ、これに
よってタイル貼りが容易になり、また、窓サッシの内壁
側取付枠口部の内側面とタイル面とがほぼ面一となって
チリ寸法を容易に揃えることができるようになっている
ので、外観を良くする働きをする。
【0016】そして、タイル下地貼用窓額縁の添木部材
が固着されていない方の他端部は、内壁枠竪桟及び内壁
枠横桟に固定されている内装タイル貼下地パネル或いは
内壁枠竪桟または内壁枠横桟に取り付けられることによ
って固定されるが、このタイル下地貼用窓額縁を構成す
る竪桟部材及び横桟部材は所定の幅寸法を有しており、
その寸法は、内装タイル貼下地パネルと連続した面を形
成するような寸法に設定することによって、タイル面と
窓サッシとの出寸法を揃えてタイル貼りをすることがで
きるようになっている。
【0017】上記したようなこの考案に係るタイル下地
貼用窓額縁は、以下のようにして作成される。
【0018】先ず、竪桟部材と横桟部材の各々を窓サッ
シの内壁側取付枠口部の寸法に合わせて切断してタイル
下地貼用窓額縁を構成する一対の竪桟部材と一対の横桟
部材を作成する。
【0019】そして、所定寸法に切断した一対の竪桟部
材と一対横桟部材との各々に所定の高さ寸法及び幅寸法
を備える添木部材を接着剤等によって固着するが、その
取付位置は、一対の竪桟部材と一対の横桟部材を枠組み
した時に内壁面となる面の一端部長手方向に沿って固着
される。
【0020】この場合において、タイル下地貼用窓額縁
を作成する竪桟部材と横桟部材とを同一形状にしておけ
ば、タイル下地貼用窓額縁を作成するための部材が一つ
で足りるので、工場における製作品種の削減及び工数の
削減につながる。
【0021】しかしながら、窓サッシの内壁側取付枠口
部と内壁枠竪桟または内壁枠横桟との間隙寸法は必ずし
も一定でないために、添木部材を前記内壁側取付枠口部
に取り付けた時に、タイル下地貼用窓額縁の竪桟部材又
は横桟部材との間に間隙が生じることがあり、このよう
な間隙が生じると竪桟部材又は横桟部材を内壁枠竪桟ま
たは内壁枠横桟に取り付けにくくなるため、竪桟部材又
は横桟部材に前記内壁枠竪桟または内壁枠横桟の室内側
面に当接する曲折部を形成しておけば、ネジ止め等の取
付が容易になる。
【0022】
【実施例】この考案に係る窓廻りのタイル貼下地構造及
びタイル下地貼用窓額縁の実施例について、図面を参照
して説明する。
【0023】この考案に係るタイル下地貼用窓額縁1の
第1実施例は、図1に示すように、一対の竪桟部材2と
一対の横桟部材3とからなり、これら一対の竪桟部材2
と一対の横桟部材3とを枠組みした時に、内側面となる
面の一端部長手方向に沿って添木部材4が固着されてい
るとともに、竪桟部材2には外側面となる面の他端部長
手方向に沿ってL字型に折れ曲がった曲折部5が形成さ
れている。
【0024】上記竪桟部材2及び横桟部材3は、セメン
ト系ボード等の不燃材料で構成されており窓サッシの上
下寸法に合わせて図のような状態に切断し、それぞれに
固着される添木部材4を図のように竪桟部材2及び横桟
部材3の所定寸法に合わせて切断して接着剤等によって
固着されている。
【0025】このようにして枠組みされたタイル下地貼
用窓額縁1は、図2に示すように、窓サッシ6に嵌め込
まれて取り付けられることによって窓廻りのタイル貼下
地構造7が構成され、その詳細について以下に説明す
る。尚、図中8は、セメント系ボード等の不燃材料で構
成された内装タイル貼下地パネルであり、9は開閉窓で
ある。
【0026】前記窓サッシ6は、図3に示すように、両
横は溝型鋼でなる竪軸10を2丁合わせにした軸組11
に内壁押え部材12によって軸組11に圧接され、下方
は図4に示すように、膳板、横軸13等に載置固定され
ていて、この窓サッシ6には、室内側に向かって内壁側
取付枠口部6aが形成されている。
【0027】そして、前記タイル下地貼用窓額縁1は、
図3及び図4に示すように、窓サッシ6の内壁側取付枠
口部6aに添木部材4が当接するように外嵌され、ま
た、タイル下地貼用窓額縁1は、このように当接して外
嵌するような寸法に切断され組み立てられている。
【0028】こようにして内壁側取付枠口部6aに当接
させた添木部材4はネジ部材14により螺着されてい
て、これによりタイル下地貼用窓額縁1は、窓サッシ6
に固定されている。
【0029】上記添木部材4は、図3及び図4に示すよ
うに、その高さ寸法T1 が仮想線で示したタイル15の
厚み寸法にタイル15を接着するためのモルタル層16
の厚みを加算した寸法となるように設定されており、ま
た、その幅寸法T2 は、窓サッシ6の内壁側取付枠口部
6aの幅とほぼ同寸法に設定されている。
【0030】しかし、タイル下地貼用窓額縁1を窓サッ
シ6に固定しただけでは、強度において弱く、構造上不
安定であるので、図3に示すように竪桟部材2に形成さ
れた曲折部5を内壁枠竪桟17にネジ部材18によりネ
ジ止めして固定するとともに、図4に示すように横桟部
材3を内装タイル貼下地パネル8にネジ部材19により
ネジ止めし、固定している。
【0031】この場合において、竪桟部材2の幅寸法T
3 は曲折部5が内壁枠竪桟17の室内側(図の左側)の
側面に当接するような寸法に設定されており、標準化さ
れた建築構造においては、一定の寸法で足りるようにな
っている。
【0032】また、図3に示すように、タイル下地貼用
窓額縁1を構成する竪桟部材2の曲折部5の厚み寸法T
4 は、内装タイル貼下地パネル8と同じ厚みとされてい
て、その室内側(図の左側)の面が周囲の内装タイル貼
下地パネル8と連続した面を形成するようになってい
る。尚、この実施例では横桟部材3も内装タイル貼下地
パネル8に螺着された時に、その室内側の面が内装タイ
ル貼下地パネル8と連続した面を形成するようになっい
る。
【0033】上記のような構成を有するこの考案に係る
窓廻りのタイル貼下地構造7及びそのタイル下地貼用窓
額縁1によれば、窓サッシ6の内壁側取付枠口部6aの
内側面とタイル下地貼用窓額縁1を構成する竪桟部材2
及び横桟部材3の内側面とに、添木部材4の高さ寸法T
1 だけ段差ができる。
【0034】そして、タイル下地貼用窓額縁1の内側面
にモルタル層16を介してタイル15を貼りつけるが、
この場合に、内壁側取付枠口部6aの内側面とタイル1
5面とのチリ寸法T5 が一定に揃うようにモルタル層1
6の量を加減して貼りつける。
【0035】また、内壁を構成する内装タイル貼下地パ
ネル8もモルタル層16を介してタイル15を貼り付け
るが、この場合にも、モルタル層16の量を加減してタ
イル15の面を揃えて出寸法T6 を揃うようにして貼り
付ける。
【0036】このようなタイル下地貼用窓額縁1を構成
する竪桟部材2及び横桟部材3は、周囲の内装タイル貼
下地パネル8と連続した面を形成しており、しかも添木
部材4の高さ寸法はタイル15の厚み寸法とモルタル層
16の厚み寸法とを加算した程度になっているので、タ
イル15を貼りつける際に、モルタル層16を厚くする
必要がなく、内壁側取付枠口部6aの内側面とタイル1
5面とのチリ寸法T5を揃うようにタイル15貼り作業
が容易にできるようになる。
【0037】また、窓サッシ6の内壁側取付枠口部6a
は既に水平又は垂直となるように取り付けられているの
で、この内壁側取付枠口部6aに取り付けたタイル下地
貼用窓額縁1の竪桟部材2又は横桟部材3も垂直又は水
平な面を形成するので、タイル15の面を垂直又は水平
に貼りつけることが容易にでき、その結果外観も良くな
る。
【0038】また、タイル下地貼用窓額縁1は、竪桟部
材2及び横桟部材3を枠組みして窓サッシ6取り付ける
だけであるので、建築現場においてその都度、一から窓
廻りの下地を作成する煩わしさから開放され、作業の能
率が向上することとなる。
【0039】以下にこの考案に係るタイル下地貼用窓額
縁1の他の実施例について、図面を参照して説明する。
尚、上記第1実施例と同様の構成部分については同符号
を付してその説明を省略する。
【0040】図5は、この考案に係るタイル下地貼用窓
額縁1の第2実施例の使用状態を示す要部横断面図であ
って図2のA−A’線断面図に相当するものであるが、
この実施例においては、竪桟部材2には上記第1実施例
で示した曲折部5が形成されておらず、第1実施例で示
した横桟部材3(図4参照)の幅寸法と同一に設定され
ていて、側方に取り付けられている内装タイル貼下地パ
ネル8にネジ部材20によりネジ止めされている。
【0041】このように竪桟部材2と横桟部材3とを同
一の形状にしておけば、工場での生産において品種を削
減することができるので、製造コストを削減することが
できる。尚、その他の構成及び効果等は上記第1実施例
と同様であるのでその説明を省略する。
【0042】図6は、この考案に係るタイル下地貼用窓
額縁1の第3実施例の使用状態を示す要部断面図であっ
て図2のA−A’線断面図に相当するものであるが、こ
の実施例においては、横桟部材3には上記第1実施例で
示した曲折部5が形成されており、この曲折部5が横桟
部材3の上下方に位置する内壁枠横桟21にネジ部材2
2によりネジ止めすることができるようになっているの
で、タイル下地貼用窓額縁1を安定して取り付けること
ができるようになっている。尚、その他の構成及び効果
等は上記第1実施例と同様であるのでその説明を省略す
る。
【0043】
【考案の効果】以上説明したように、この考案の請求項
1に係る窓廻りのタイル貼下地構造によれば、窓サッシ
とのチリ寸法及び窓サッシと内壁面との出寸法を揃えて
タイルを貼る作業が容易にでき、また、タイルを直角に
貼ることができて外観において優れたタイル貼りができ
る。
【0044】また、請求項2に係るタイル下地貼用窓額
縁によれば、簡単に組み立てることができるので、現場
においてその都度窓廻りの下地を一から作成する手間が
省けて作業能率が向上する。
【0045】また、請求項3に係るタイル下地貼用窓額
縁によれば、取り付けの際に、竪桟部材に容易に固定す
ることができるので、タイル下地貼用窓額縁をしっかり
と固定することができるとともに作業能率が向上する。
【0046】また、請求項4に係るタイル下地貼用窓額
縁によれば、取り付けの際に、横桟部材にも容易に固定
することができるので、作業能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るタイル下地貼用窓額縁の第1実
施例を示す分解斜視図。
【図2】この考案に係る窓廻りタイル貼下地構造を室内
側から見た概略全体正面図。
【図3】図2のA−A’線一部省略断面図。
【図4】図2のB−B’線一部省略断面図。
【図5】この考案に係るタイル下地貼用窓額縁の第2実
施例の使用状態を示す一部省略横断面図。
【図6】この考案に係るタイル下地貼用窓額縁の第3実
施例の使用状態を示す一部省略横断面図。
【図7】従来の窓廻りのタイル貼下地構造を示す一部省
略横断面図。
【符号の説明】
1 タイル貼下地用窓額縁 2 竪桟部材 3 横桟部材 4 添板部材 5 曲折部 6 窓サッシ 6a 内壁側取付枠口部 7 窓廻りのタイル貼下地構造 8 内装タイル貼下地パネル 17 内壁枠竪桟 21 内壁枠横桟

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓サッシの内壁側取付枠口部と該窓サッ
    シ近傍の内壁枠竪桟及び内壁枠横桟との間隙に、所定幅
    寸法を有する一対の竪桟部材と一対の横桟部材とを枠組
    みしてなる窓額縁の竪桟部材と横桟部材のそれぞれの内
    側面に、所定の高さ寸法及び幅寸法を有する添板部材を
    固定したタイル貼下地用窓額縁を挿入し、前記添板部材
    を前記窓サッシの内壁側取付枠口部に外嵌して取り付
    け、前記竪桟部材及び横桟部材を前記内壁枠竪桟、内壁
    枠横桟又は内装タイル貼下地パネルに取り付けた窓廻り
    のタイル貼下地構造において、 前記添板部材の高さ寸法が、前記タイル貼下地用窓額縁
    の内側面にタイルを貼った時のタイル面の高さ寸法にほ
    ぼ等しくなるように設定されている ことを特徴とする窓
    廻りのタイル貼下地構造。
  2. 【請求項2】 所定幅寸法を有する一対の竪桟部材と一
    対の横桟部材とを枠組みしてなる窓額縁において、 前記竪桟部材と横桟部材とのそれぞれに、枠組みした時
    に相対向する内側面となる面の一端部長手方向に沿っ
    て、窓サッシに取り付けるための所定の高さ寸法及び幅
    寸法を有する添板部材を固着したことを特徴とするタイ
    ル貼下地用窓額縁。
  3. 【請求項3】 前記竪桟部材は、前記添板部材を窓サッ
    シに取り付けた時に、窓サッシの開口近傍に位置する内
    壁枠竪桟の室内側面に当接する曲折部が形成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載のタイル貼下地用窓額
    縁。
  4. 【請求項4】 前記横桟部材は、前記添板部材を窓サッ
    シに取り付けた時に、窓サッシの開口近傍に位置する内
    壁枠横桟の室内側面に当接する曲折部が形成されている
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載のタイル貼下地
    用窓額縁。
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