JPH11206838A - 入浴装置の循環濾過殺菌方法とその循環濾過殺菌装置 - Google Patents

入浴装置の循環濾過殺菌方法とその循環濾過殺菌装置

Info

Publication number
JPH11206838A
JPH11206838A JP10032210A JP3221098A JPH11206838A JP H11206838 A JPH11206838 A JP H11206838A JP 10032210 A JP10032210 A JP 10032210A JP 3221098 A JP3221098 A JP 3221098A JP H11206838 A JPH11206838 A JP H11206838A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
filtration
circulation
sterilization
bathing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10032210A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3829267B2 (ja
Inventor
Tatsuhiko Koyaizu
辰彦 小柳津
Hironori Mabuchi
広訓 間淵
Munehiro Mizuno
宗寛 水野
Akira Suzuki
晃 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amano Corp
Original Assignee
Amano Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amano Corp filed Critical Amano Corp
Priority to JP03221098A priority Critical patent/JP3829267B2/ja
Publication of JPH11206838A publication Critical patent/JPH11206838A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3829267B2 publication Critical patent/JP3829267B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 入浴後の残留湯を利用して循環濾過殺菌装置
内の雑菌繁殖を防止する殺菌方法とその殺菌装置を提供
する。 【解決手段】 浴槽本体30内のお湯Wを浴槽外に出し
て濾過・殺菌した後、再び浴槽本体内へ戻す循環濾過殺
菌ユニット60を備えた入浴装置100の循環濾過殺菌
方法にして、浴槽本体30内のお湯Wの排水時に、お湯
残量W1が少なくなった所Lで循環濾過殺菌ユニット6
0及びこの循環管路53,55内に塩素薬液を注入して
通常濃度E1の塩素Eよりも濃くE2する循環濾過殺菌
方法である。これにより、循環濾過殺菌装置内等の雑菌
繁殖を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自力では入浴でき
ない身体的なハンディの有る人のための入浴装置や一般
の健康者が利用する入浴装置に循環濾過殺菌装置を備え
たものに係わり、特に、入浴後の残留湯を利用して循環
濾過殺菌装置内の雑菌繁殖を防止する殺菌方法とその殺
菌装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、身体的なハンディの有る人のため
の入浴装置は、入浴者を担架ごと昇降して入浴させる浴
槽本体と、上記浴槽本体の操作を行う操作部と、上記浴
槽本体のお湯を殺菌循環させる循環濾過殺菌装置部と、
からなる各ユニットを一体化したものが提供されてい
る。また、健康者が利用する入浴装置に循環濾過殺菌装
置を備えたものが提供されている。
【0003】上記入浴装置の循環濾過殺菌装置は、図5
に示すように、浴槽本体1の側部1Aに循環吐出口3を
設け、浴槽本体1の低部1Bに循環吸込口5を設けてお
り、これら循環吐出口3と吸込口5が各配管6,7を介
して外部に配置した循環濾過殺菌ユニット10に接続さ
れている。上記循環濾過殺菌ユニット10は、循環吸込
口5から配管6を介して浴槽本体1内のお湯Wを吸引す
る循環ポンプ11と、これに続く濾過フィルタ13に接
続され、配管7を介して浴槽本体1の循環吐出口3に接
続されている。また、循環濾過殺菌ユニット10内にお
ける濾過フィルタ13の吐出側に、薬液タンク15から
の塩素を定量吐出する薬液注入ポンプ16を接続してい
る。
【0004】これにより、上記循環濾過殺菌装置20の
循環濾過殺菌ユニット10は、浴槽本体1内のお湯Wを
吸引する循環ポンプ11により外部の濾過フィルタ13
に送り込んで不純物を濾過し、濾過後のお湯Wに塩素を
定量吐出して殺菌し、浄化殺菌したお湯Wとして再び浴
槽本体1内に送り込んで循環させている。
【0005】上記入浴装置の循環濾過殺菌装置による
と、入浴中のお湯の循環濾過殺菌作用は得られるが、入
浴後に排水しても配管や濾過フィルタ内にお湯が残り、
長時間の間放置しておくと、通常の塩素濃度ではこのお
湯に早く殺菌力がなくなり、雑菌が多量に繁殖すること
になる。このため、再度浴槽本体にお湯を注入したと
き、雑菌が繁殖した残湯と混ざり合うから、たとえ循環
濾過殺菌装置により濾過殺菌するとは云え、衛生的でな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
入浴装置が持つ問題点に鑑みてなされたもので、入浴後
の残留湯を利用して循環濾過殺菌装置内の雑菌繁殖を防
止する殺菌方法とその殺菌装置を提供することを目的と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の入浴
装置の循環濾過殺菌方法は、浴槽本体内のお湯を浴槽外
に出して濾過・殺菌した後、再び浴槽本体内へ戻す循環
濾過殺菌ユニットを備えた入浴装置の循環濾過殺菌方法
において、浴槽本体内のお湯排水時に、お湯残量が少な
くなった所で循環濾過殺菌ユニット及びこの循環管路内
に塩素薬液を注入して通常塩素濃度よりも濃くすること
を特徴とする。
【0008】請求項2の入浴装置の循環濾過殺菌装置
は、浴槽本体内のお湯を浴槽外に出して濾過・殺菌した
後、再び浴槽本体内へ戻す循環濾過殺菌ユニットを備え
た入浴装置の循環濾過殺菌装置において、浴槽本体内の
お湯排水時に、循環ポンプを起動して浴槽本体内と循環
濾過殺菌ユニット内のお湯を循環させ、水位検知器によ
りお湯残量が所定値になったことを感知するとともに、
上記水位検知器からの低水位検知信号により塩素の薬液
注入ポンプを所定時間だけ起動させて通常塩素濃度より
も濃くし、上記薬液注入ポンプの停止後も循環ポンプを
しばらく起動させた後停止制御することを特徴とする。
【作用】
【0009】本発明の請求項1の入浴装置の循環濾過殺
菌方法によると、浴槽本体内のお湯排水時に、お湯残量
が少なくなった所で循環濾過殺菌ユニット及びこの循環
管路内に塩素薬液を注入して通常塩素濃度よりも濃くす
るから、入浴後に排水されるお湯の残留湯の塩素濃度が
高められ、残留湯となって残る管路内や濾過フィルタ内
の残留湯に発生する雑菌の繁殖を防止する。これによ
り、再度浴槽本体にお湯を注入したとき、管路内や濾過
フィルタ内の残湯と混ざり合っても、浴槽本体内のお湯
に雑菌が混入しない 。
【0010】請求項2の入浴装置の循環濾過殺菌装置に
よると、浴槽本体内のお湯排水時に、循環ポンプを起動
して浴槽本体内と循環濾過殺菌ユニット内のお湯を循環
させ、水位検知器によりお湯残量が所定値になったこと
を感知するとともに、上記水位検知器からの低水位検知
信号により塩素の薬液注入ポンプを所定時間だけ起動さ
せて通常塩素濃度よりも濃くし、上記薬液注入ポンプの
停止後も循環ポンプをしばらく起動させた後停止制御す
るから、入浴後に排水されるお湯の残留湯の塩素濃度が
所定値に高められ、残留湯となって残る管路内や濾過フ
ィルタ内の残留湯に対する殺菌作用が倍増されて雑菌の
繁殖を防止する。これにより、再度浴槽本体にお湯を注
入したとき、管路内や濾過フィルタ内の残湯と混ざり合
っても、浴槽本体内のお湯に雑菌を混入させない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の技術を含んだ図面
の実施形態で説明する。図1は本発明の入浴装置の循環
濾過殺菌装置を示す全体の平面図であり、図2は本発明
の循環濾過殺菌方法を実施するための循環濾過殺菌装置
を示す側面図である。図3以降は、本発明の詳細な説明
図である。
【0012】本発明の循環濾過殺菌方法を実施する循環
濾過殺菌装置の実施形態を図1,2で説明する。図1,
2に示す実施形態の入浴装置100は、自力では入浴で
きない身体的なハンディの有る人のための入浴装置であ
り、入浴者Mを担架1ごと浴槽本体30内に昇降させる
昇降台31と、上記浴槽本体30の各種操作を行う操作
部40と、上記浴槽本体30のお湯Wを殺菌循環させる
循環濾過殺菌装置部50とを備えている。
【0013】上記操作部40の上面41には、電源スイ
ッチ42と、入浴スイッチ43と、出浴スイッチ44
と、気泡スイッチ45と、給湯スイッチ46と、循環ス
イッチ47と、槽内温度表示48と、給湯温度表示49
とを備えている。また、循環濾過殺菌装置部50側の操
作部40の上面41には、電源スイッチ42と、入浴ス
イッチ43と、出浴スイッチ44と、循環スイッチ47
とを備えている。
【0014】続いて、入浴装置100の循環濾過殺菌装
置50に関し、図2に示すように、浴槽本体30の側部
30Aに循環吐出口31を設け、浴槽本体30の低部3
0Bに循環吸込口51を設けており、これら循環吐出口
31と循環吸込口51が各配管53,55を介して外部
に配置した循環濾過殺菌ユニット60に接続されてい
る。上記循環濾過殺菌ユニット60は、循環吸込口51
から配管53を介して浴槽本体30内のお湯Wを吸引す
る循環ポンプP1と、これに続く濾過フィルタFに接続
され、配管55を介し浴槽本体30の循環吐出口31に
接続されている。また、循環濾過殺菌ユニット60内に
おける濾過フィルタFの吐出側に、薬液タンクDTから
の塩素Eを定量吐出する薬液注入ポンプDPを接続して
いる。
【0015】これにより、上記循環濾過殺菌装置50の
循環濾過殺菌ユニット60は、浴槽本体30内のお湯W
を吸引する循環ポンプP1により外部の濾過フィルタF
に送り込んで不純物を濾過し、濾過後のお湯Wに塩素を
定量吐出して殺菌し、浄化殺菌したお湯Wとして再び浴
槽本体30内に送り込んで循環することができる。
【0016】上記循環濾過殺菌装置50における循環濾
過殺菌ユニット60の運転制御について、図2,4によ
り説明する。先ず、浴槽本体30内のお湯Wの排水時
に、循環ポンプP1を起動して浴槽本体30内と循環濾
過殺菌ユニット60内のお湯Wを循環させ、浴槽内の下
限水位検知センサとなる水位検知器Sにより、お湯Wの
残量W1が所定値Lになったことを感知する。そして、
上記水位検知器Sからの低水位検知信号eにより塩素E
の薬液注入ポンプDPを所定時間t1だけ起動させて通
常濃度E1の塩素Eよりも濃い濃度E2の塩素E´と
し、上記薬液注入ポンプDPの停止後も循環ポンプP1
をしばらくの時間t2だけ起動させた後、停止制御する
ようになっている。
【0017】上記循環濾過殺菌ユニット60の運転制御
を司る電気制御回路70の具体例は、図3に示すような
リレー回路80によっている。三相電源AC200Vを
電源とする循環ポンプP1は循環ポンプモータM1と循
環ポンプ用リレーMSの接点MSaによって起動停止さ
れる。また、三相電源AC200Vを電源とする薬液注
入ポンプDPは薬液注入ポンプモータM2と薬液注入ポ
ンプ用リレーR3の接点R3aによって起動停止され
る。
【0018】上記各接点MSa、R3aを開閉制御する
リレー回路80は、以下のようになっている。三相電源
AC200Vを降圧するトランスTの二次回路a,bに
は、電源スイッチSW1と、これを自己保持する電源保
持リレーR1と、このa接点R1aが電源スイッチSW
1に並列接続されている。循環ポンプモータM1をO
N,OFF制御する循環スイッチSW2は、これを自己
保持する循環保持リレーR2と、このa接点R2aが並
列接続されており、電源保持リレーR1のa接点R1a
と、循環ポンプ停止用タイマT2のb接点が直列接続さ
れている。又、上記循環保持リレーR2には、循環ポン
プ用リレーMSが並列接続されている。これにより、上
記循環ポンプモータM1は、循環保持リレーR2又は循
環ポンプ用リレーMSの付勢で接点MSaが閉じて起動
し、循環ポンプ停止用タイマT2のタイムアップによる
b接点の開動作で停止するようになっている。
【0019】次に、薬液注入ポンプDPをON,OFF
制御する薬液注入ポンプ用リレーR3と薬液注入時間用
タイマT1が並列接続され、これらが水位検知器Sのス
イッチと、循環保持リレーR2のa接点R2aと、循環
ポンプ停止用タイマT2の動作リレーR4のb接点R4
bとに直列接続されている。又、上記動作リレーR4
は、循環ポンプ停止用タイマT2と並列接続されると共
に、電源保持リレーR1のa接点R1aと、循環ポンプ
停止用タイマT2のb接点T2bと、自己保持するため
に並列にした薬液注入時間用タイマT1のa接点T1a
と自己のa接点R4aとを直列接続している。これによ
り、薬液注入ポンプDPは、循環ポンプP1が起動して
いることを条件に、水位検知器Sのスイッチの閉動作で
起動し、薬液注入時間用タイマT1のタイムアップで停
止するとともに、循環ポンプ停止用タイマT2のタイム
アップでも停止するようになっている。
【0020】上記循環濾過殺菌ユニット60の運転制御
を司る電気制御回路70の具体例は、図3に示すリレー
回路80に限定されず、シーケンサーによる運転制御方
法やマイクロコンピュータによる運転制御方法等を任意
に採用できる。
【0021】本発明の入浴装置100の循環濾過殺菌装
置50の第1実施形態は、上記のように構成されてお
り、以下のように作用する。先ず、図1,2に示すよう
に、上記入浴装置100の浴槽本体30内にお湯Wを入
れる。続いて、ストレッチャー20から移動した入浴者
Mを担架1ごと昇降して入浴させる。この入浴状態にお
いて、上記循環濾過殺菌装置50の循環濾過殺菌ユニッ
ト60を作動させて、浴槽本体30内のお湯Wを吸引す
る循環ポンプP1により外部の濾過フィルタFに送り込
んで不純物を濾過し、濾過後のお湯Wに塩素Eを定量吐
出して殺菌し、浄化殺菌したお湯Wとして再び浴槽本体
30内に送り込んで循環する。
【0022】上記入浴者Mの入浴後、浴槽本体30内の
湯Wを排水弁HVにより排水する。上記排水時に、図2
に示すように、循環ポンプP1を起動して浴槽本体30
内と循環濾過殺菌ユニット60内の残留湯W1を循環さ
せ、水位検知器Sにより残留湯W1が所定値Lになった
ことを感知する。これで、図4に示すように、上記水位
検知器Sからの低水位検知信号eにより塩素の薬液注入
ポンプDPを所定時間t1だけ起動させて通常濃度E1
の塩素Eよりも濃い(塩素濃度E2)塩素E´とし、殺
菌作用を強化する。そして、上記薬液注入ポンプDPの
停止後も循環ポンプP1をしばらくの時間t2の間だけ
起動し続け、循環濾過殺菌ユニット60や濾過フィルタ
F,配管等の内部を濃い塩素でくまなく循環殺菌した
後、停止制御する。
【0023】これにより、入浴後に排水されるお湯Wの
残留湯W1の塩素濃度Eが所定値E2に高められ、残留
湯W1となって残る管路内や濾過フィルタF内の残留湯
W1に対する殺菌作用が倍増されて雑菌の繁殖を防止す
る。しかして、再度浴槽本体30にお湯Wを注入したと
き、管路53,55内や濾過フィルタF内の残留湯W1
と混ざり合っても、浴槽本体30内のお湯Wに雑菌を混
入させない。
【0024】以上は、本発明の限られた実施形態を紹介
したものであり、この実施形態に限定されず本発明要旨
内での変形実施が可能である。例えば、一般の健康者が
利用する個人用入浴装置や銭湯・温泉等の大浴場用の入
浴装置に循環濾過殺菌装置を備えたものにも実施できる
こと勿論である。
【0025】更に、上記循環濾過殺菌ユニット60の運
転制御を司る電気制御回路70はAC100Vでも良
く、この電圧をそのままか、又は降圧したAC6V〜2
4Vの適宜電圧でリレー回路80を制御させても良い。
勿論、直流電圧でリレー回路80を制御させても良い。
そして、薬液は塩素系のほかに、他の薬液が適宜に採用
できる。
【0026】
【発明の効果】本発明の請求項1によると、浴槽本体内
のお湯排水時に、お湯残量が少なくなった所で循環濾過
殺菌ユニット及びこの循環管路内に塩素薬液を注入して
通常塩素濃度よりも濃くするから、入浴後に排水される
お湯の残留湯の塩素濃度が高められ、残留湯となって残
る管路内や濾過フィルタ内の残留湯に発生する雑菌の繁
殖を防止する効果が発揮される。これにより、再度浴槽
本体にお湯を注入したとき、管路内や濾過フィルタ内の
残湯と混ざり合っても、浴槽本体内のお湯に雑菌の混入
が減少させられる。
【0027】請求項2によると、浴槽本体内のお湯排水
時に、循環ポンプで循環濾過殺菌ユニット内のお湯を循
環させ、水位検知器によりお湯残量が所定値になったこ
とを感知するとともに、上記水位検知器からの低水位検
知信号により塩素の薬液注入ポンプを所定時間だけ起動
させて通常塩素濃度よりも濃くし、上記薬液注入ポンプ
の停止後も循環ポンプをしばらく起動させた後停止制御
するから、入浴後に排水されるお湯の残留湯の塩素濃度
が所定値に高められ、残留湯となって残る管路内や濾過
フィルタ内の残留湯に対する殺菌作用が倍増されて雑菌
の繁殖を防止する効果が発揮される。これにより、再度
浴槽本体にお湯を注入したとき、管路内や濾過フィルタ
内の残湯と混ざり合っても、浴槽本体内のお湯に雑菌を
完全に混入させない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の入浴装置とこの循環濾過殺菌装置を示
す平面図である。
【図2】本発明の入浴装置とこの循環濾過殺菌装置を示
す側面図である。
【図3】本発明の循環濾過殺菌装置の電気制御回路図で
ある。
【図4】本発明の循環濾過殺菌装置のタイムチャート図
である。
【図5】従来の入浴装置とこの循環濾過殺菌装置を示す
側面図である。
【符号の説明】 30 浴槽本体 31 循環吐出口 50 循環濾過殺菌装置 51 循環吸込口 53,55 循環管路 60 循環濾過殺菌ユニット 70 電気制御回路 80 リレー回路 100 入浴装置 E 通常塩素 E1 通常塩素濃度 E2 濃い塩素濃度 E´ 濃い塩素 L 所定値 F 濾過フィルタ DT 薬液タンク DP 薬液注入ポンプ HV 排水弁 P1 循環ポンプ S 水位検知器 T1 薬液注入時間用タイマ T2 循環ポンプ停止用タイマ W お湯 W1 残留湯
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C02F 1/50 520 C02F 1/50 531M 531 540B 540 550C 550 560Z 560 1/76 A 1/76 B01D 35/02 J (72)発明者 鈴木 晃 静岡県浜松市北島町915ー1 株式会社ア マノ内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽本体内のお湯を浴槽外に出して濾過
    ・殺菌した後、再び浴槽本体内へ戻す循環濾過殺菌ユニ
    ットを備えた入浴装置の循環濾過殺菌方法において、浴
    槽本体内のお湯排水時に、お湯残量が少なくなった所で
    循環濾過殺菌ユニット及びこの循環管路内に塩素薬液を
    注入して通常塩素濃度よりも濃くすることを特徴とする
    入浴装置の循環濾過殺菌方法。
  2. 【請求項2】 浴槽本体内のお湯を浴槽外に出して濾過
    ・殺菌した後、再び浴槽本体内へ戻す循環濾過殺菌ユニ
    ットを備えた入浴装置の循環濾過殺菌装置において、浴
    槽本体内のお湯排水時に、循環ポンプを起動して浴槽本
    体内と循環濾過殺菌ユニット内のお湯を循環させ、水位
    検知器によりお湯残量が所定値になったことを感知する
    とともに、上記水位検知器からの低水位検知信号により
    塩素の薬液注入ポンプを所定時間だけ起動させて通常塩
    素濃度よりも濃くし、上記薬液注入ポンプの停止後も循
    環ポンプをしばらく起動させた後停止制御することを特
    徴とする入浴装置の循環濾過殺菌装置。
JP03221098A 1998-01-29 1998-01-29 入浴装置の循環濾過殺菌装置 Expired - Lifetime JP3829267B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03221098A JP3829267B2 (ja) 1998-01-29 1998-01-29 入浴装置の循環濾過殺菌装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03221098A JP3829267B2 (ja) 1998-01-29 1998-01-29 入浴装置の循環濾過殺菌装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11206838A true JPH11206838A (ja) 1999-08-03
JP3829267B2 JP3829267B2 (ja) 2006-10-04

Family

ID=12352564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03221098A Expired - Lifetime JP3829267B2 (ja) 1998-01-29 1998-01-29 入浴装置の循環濾過殺菌装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3829267B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002028211A (ja) * 2000-07-17 2002-01-29 Amano:Kk 入浴装置における薬液注入方法及びその装置
JP2003070868A (ja) * 2001-09-04 2003-03-11 Sakai Medical Co Ltd 扉開閉式入浴装置および消毒システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002028211A (ja) * 2000-07-17 2002-01-29 Amano:Kk 入浴装置における薬液注入方法及びその装置
JP2003070868A (ja) * 2001-09-04 2003-03-11 Sakai Medical Co Ltd 扉開閉式入浴装置および消毒システム
JP4657527B2 (ja) * 2001-09-04 2011-03-23 酒井医療株式会社 扉開閉式入浴装置および消毒システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3829267B2 (ja) 2006-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100955105B1 (ko) 환자용 침대 겸용 배변장치
JPH11206838A (ja) 入浴装置の循環濾過殺菌方法とその循環濾過殺菌装置
JP3002181B1 (ja) 浴 槽
JP4657527B2 (ja) 扉開閉式入浴装置および消毒システム
JP2000271030A (ja) 浴槽残り湯の再利用装置
JPH11670A (ja) 浴槽水の衛生状態の維持方法
JPH07284774A (ja) 浴槽湯の清浄化装置
JP4707896B2 (ja) 入浴装置および消毒システム
JPH031058Y2 (ja)
KR101018887B1 (ko) 환자용 침대 겸용 배변장치
KR200233689Y1 (ko) 수중 분만용 보조 장치
JP3103251B2 (ja) 浴槽気泡発生装置
JP2002325817A (ja) 機能性殺菌入浴装置
JPH0360617A (ja) 風呂装置
JPH07256264A (ja) 浴槽湯の清浄化装置
JPH05200092A (ja) 泥浴装置
JP3523685B2 (ja) 浴槽湯の清浄化装置
JPH0549358B2 (ja)
JP3050891B2 (ja) 浴槽水浄化フイルタの殺菌方法およびその装置
JP3050894B2 (ja) 浴槽水浄化フイルタの殺菌方法および装置
JP4437924B2 (ja) 浴水循環装置における浄化装置とその浴水浄化方法
JP3802657B2 (ja) 浴水循環装置における管路浄化装置
JPH06320167A (ja) 浴用水循環浄化装置
JPH0345258A (ja) 浴槽水の循環装置
JPH11128623A (ja) 風呂水の洗浄装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050830

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20051024

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051028

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060207

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060309

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060406

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060530

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060629

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090721

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120721

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150721

Year of fee payment: 9

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term