JPH1120289A - 孔版印刷機および孔版印刷方法 - Google Patents

孔版印刷機および孔版印刷方法

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JPH1120289A
JPH1120289A JP9175875A JP17587597A JPH1120289A JP H1120289 A JPH1120289 A JP H1120289A JP 9175875 A JP9175875 A JP 9175875A JP 17587597 A JP17587597 A JP 17587597A JP H1120289 A JPH1120289 A JP H1120289A
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41LAPPARATUS OR DEVICES FOR MANIFOLDING, DUPLICATING OR PRINTING FOR OFFICE OR OTHER COMMERCIAL PURPOSES; ADDRESSING MACHINES OR LIKE SERIES-PRINTING MACHINES
    • B41L13/00Stencilling apparatus for office or other commercial use
    • B41L13/04Stencilling apparatus for office or other commercial use with curved or rotary stencil carriers
    • B41L13/06Stencilling apparatus for office or other commercial use with curved or rotary stencil carriers with a single cylinder carrying the stencil

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  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 版胴と対向配置される押し付けローラーの印
刷時のインキによる汚染を防止し、製版領域の画像の一
部がカットされて印刷されることなく、製版領域に応じ
た所望の印刷を行う。 【解決手段】 印刷用紙の用紙サイズを検出し、検出し
た用紙サイズに基づき、印刷用紙の周囲に余白をとって
印刷領域を決定する。印刷領域幅と原稿幅を比較し、印
刷領域幅が原稿幅以上であれば、原稿幅を製版領域幅に
決定する。印刷領域長さと原稿長さを比較し、印刷領域
長さが原稿長さ以上であれば、原稿長さを製版領域長さ
に決定する。決定された製版領域により印刷用紙に対す
る孔版印刷を行う。印刷領域幅が原稿幅以下、又は印刷
領域長さが原稿長さ以下であって、警告スイッチがオン
すれば、エラーメッセージを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、孔版印刷機に関
し、特に用紙サイズに応じて孔版原紙に製版される製版
領域を決定する孔版印刷機および孔版印刷方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】孔版印刷機として、その外周に製版済み
の孔版原紙が装着可能な多孔構造の周壁部より構成さ
れ、その内面にインキを供給するインキ供給部を有する
円筒状のドラムと、ドラムに対して所定間隔をおいてド
ラムと平行に設けられた押圧ローラーとを有し、ドラム
と押圧ローラーとの間に給紙部より用紙が供給されるこ
とにより孔版印刷を行うものがある。
【0003】ところで、この種の孔版印刷機では、ドラ
ムに装着された孔版原紙の感熱穿孔された製版領域より
インキを通過させて用紙にインキを転移させているが、
ドラムに巻装された孔版原紙の製版領域と用紙のサイズ
との関係によってはドラムに対向して設けられる押圧ロ
ーラーの周面を汚すという問題があった。
【0004】具体的には、A3サイズに適合した製版領
域の孔版原紙が装着された孔版印刷機において、A3サ
イズよりも小さいサイズ(例えばA4,B5サイズ等)
の用紙が給紙台に積載されている場合、そのまま孔版印
刷を開始すると、孔版原紙の製版領域が用紙からはみ出
し、この用紙からはみ出した製版領域より通過したイン
キが押圧ローラーに転移して押圧ローラーの周面を汚す
ことになる。そして、孔版印刷をそのまま続行すると、
押圧ローラーに転移したインキが用紙の裏面に印刷さ
れ、押圧ローラーだけでなく印刷済みの用紙も汚染させ
るという問題を招く。
【0005】また、この種の孔版印刷機に使用されるド
ラムは、多孔構造部にインキを含浸し、用紙サイズに適
合する製版領域でインキを通過させるため、使用される
インキの色が特定され、例えば黒色用、赤色用、青色用
等のように、各色のインキ毎に専用化されている。した
がって、印刷の色を変更する場合には、所望する色に応
じてドラムを交換することになる。
【0006】そして、黒色用のドラムが装着された孔版
印刷機AでA3サイズの用紙に孔版印刷を行い、赤色用
のドラムが装着された孔版印刷機BでA4サイズの用紙
に孔版印刷を行っている場合を考える。今、孔版印刷機
Bにおいて、用紙はA4サイズのままで、印刷の色を現
在の赤色から黒色に変更する場合が生じたとする。この
場合、操作者が用紙サイズを考慮せず、孔版印刷機Aで
使用されている黒色用のドラムを抜き出して赤色用のド
ラムと交換して孔版印刷機Bに装着して使用すると、装
着された黒色用のドラムがA3に適合する製版領域でイ
ンキを通過させるため、この製版領域がA4サイズの用
紙からはみ出す。そして、A4サイズの用紙からはみ出
した製版領域より通過した黒色のインキが押圧ローラー
に転移し、孔版印刷機AでA3サイズより小さいサイズ
に変更された場合も同様の問題が生ずる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
を解決し、版胴と対向して設けられる押し付け部の印刷
時のインキによる汚染を防止することを第1の目的と
し、また、製版領域の画像の一部がカットされて用紙に
印刷されることがなく、製版領域に応じた所望の印刷が
行える孔版印刷機および孔版印刷方法を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、原稿の画像情報に基づき孔版原
紙に感熱製版して該画像情報を書き込む画像書込部と、
前記画像書込部により製版された孔版原紙を巻装させ印
刷用紙に印刷を施す版胴と、前記版胴に向けて印刷用紙
を送り出しつつ積載されている印刷用紙を支持する給紙
部と、前記印刷用紙を前記版胴に巻装された孔版原紙に
圧接させるように前記版胴に対向して設けられた押し付
け部とを有し、前記給紙部より支持された印刷用紙の用
紙サイズを該給紙部に設けられた用紙サイズ検出手段に
より検出され、前記用紙サイズに応じて前記画像書込部
より孔版原紙に製版される製版領域を決定する孔版印刷
機において、前記製版領域の情報を記憶する記憶手段を
前記版胴側に有し、前記用紙サイズ検出手段より検出さ
れた用紙サイズと、前記記憶手段より抽出された製版領
域情報よりの製版領域とを比較して、前記用紙サイズが
前記製版領域より小さい場合には印刷を禁止させ或いは
印刷しないことを警告するエラー信号を発生させるよう
に制御する制御手段を有することを特徴とする。
【0009】請求項2の発明は、原稿の画像を光学的に
読み込む画像読込部と、前記画像読込部により読み込ま
れた画像情報に基づき孔版原紙に感熱製版して該画像情
報を書き込む画像書込部と、前記画像書込部により製版
された孔版原紙を巻装させ印刷用紙に印刷を施す版胴
と、前記版胴に向けて印刷用紙を送り出しつつ積載され
ている印刷用紙を支持する給紙部と、前記印刷用紙を前
記版胴に巻装された孔版原紙に圧接させるように前記版
胴に対向して設けられた押し付け部とを有し、前記給紙
部より支持された印刷用紙の用紙サイズを該給紙部に設
けられた用紙サイズ検出手段により検出され、前記用紙
サイズに応じて前記画像書込部より孔版原紙に製版され
る製版領域を決定する孔版印刷機において、前記画像読
込部により検出され原稿に形成された画像の領域である
原稿画像領域と、前記用紙サイズより所定の余白を除い
た印刷領域とを比較して、前記印刷領域が前記原稿画像
領域より大きい或いは等しい場合には前記原稿画像領域
を前記製版領域とし、前記印刷領域が前記原稿画像領域
より小さい場合には前記印刷領域を前記製版領域とし、
前記製版領域の情報を記憶する記憶手段を前記版胴側に
有し、前記用紙サイズ検出手段より検出された用紙サイ
ズと、前記記憶手段より抽出された製版領域情報よりの
製版領域とを比較して、前記用紙サイズが前記製版領域
より小さい場合には印刷を禁止させ或いは印刷しないこ
とを警告するエラー信号を発生させるように制御する制
御手段を有することを特徴とする。
【0010】請求項3の発明は、原稿の画像を光学的に
読み込む画像読込部と、前記画像読込部により読み込ま
れた画像情報に基づき孔版原紙に感熱製版して該画像情
報を書き込む画像書込部と、前記画像書込部により製版
された孔版原紙を巻装させ印刷用紙に印刷を施す版胴
と、前記版胴に向けて印刷用紙を送り出しつつ積載され
ている印刷用紙を支持する給紙部と、前記印刷用紙を前
記版胴に巻装された孔版原紙に圧接させるように前記版
胴に対向して設けられた押し付け部とを有し、前記給紙
部より支持された印刷用紙の用紙サイズを該給紙部に設
けられた用紙サイズ検出手段により検出され、前記用紙
サイズに応じて前記画像書込部より孔版原紙に製版され
る製版領域を決定する孔版印刷機において、前記画像読
込部により検出され原稿に形成された画像の領域である
原稿画像領域と、前記用紙サイズより所定の余白を除い
た印刷領域とを比較して、前記印刷領域が前記原稿画像
領域より大きい或いは等しい場合には前記原稿画像領域
を前記製版領域とし、前記印刷領域が前記原稿画像領域
より小さい場合には前記印刷領域を前記製版領域とし、
前記製版領域の情報を記憶する記憶手段を前記版胴側に
有し、前記用紙サイズ検出手段より検出された用紙サイ
ズに相当する印刷領域と、前記記憶手段より抽出された
製版領域情報よりの製版領域とを比較して、前記印刷領
域が前記製版領域より小さい場合には印刷を禁止させ或
いは印刷しないことを警告するエラー信号を発生させる
ように制御する制御手段を有することを特徴とする。
【0011】請求項4の発明は、請求項2又は3の孔版
印刷機において、前記印刷領域が前記画像領域より小さ
く該印刷領域を前記製版領域とする場合には、前記原稿
の画像が正しく製版されていないことを警告するエラー
信号を発生する警報手段を有することを特徴とする。
【0012】請求項5の発明は、原稿の画像を光学的に
読み込む画像読込部に設けられ該原稿のサイズを検出す
る原稿サイズ検出手段と、前記画像読込部により読み込
まれた画像情報に基づき孔版原紙に感熱製版して該画像
情報を書き込む画像書込部と、前記画像書込部により製
版された孔版原紙を巻装させ印刷用紙に印刷を施す版胴
と、前記版胴に向けて印刷用紙を送り出しつつ積載され
ている印刷用紙を支持する給紙部と、前記印刷用紙を前
記版胴に巻装された孔版原紙に圧接させるように前記版
胴に対向して設けられた押し付け部とを有し、前記給紙
部より支持された印刷用紙の用紙サイズを該給紙部に設
けられた用紙サイズ検出手段により検出され、前記用紙
サイズに応じて前記画像書込部より孔版原紙に製版され
る製版領域を決定する孔版印刷機において、前記原稿サ
イズ検出手段により検出された原稿サイズと、前記用紙
サイズとを比較して、前記用紙サイズが前記原稿サイズ
より大きい或いは等しい場合には前記原稿サイズを前記
製版領域とし、前記用紙サイズが前記原稿サイズより小
さい場合には前記用紙サイズを前記製版領域とし、前記
製版領域の情報を記憶する記憶手段を前記版胴側に有
し、前記用紙サイズ検出手段より検出された用紙サイズ
と、前記記憶手段より抽出された製版領域情報よりの製
版領域とを比較して、前記用紙サイズが前記製版領域よ
り小さい場合には印刷を禁止させ或いは印刷しないこと
を警告するエラー信号を発生させるように制御する制御
手段を有することを特徴とする。
【0013】請求項6の発明は、請求項5の孔版印刷機
において、前記用紙サイズが前記原稿サイズより小さく
該用紙サイズを前記製版領域とする場合には、前記原稿
の画像が正しく製版されていないことを警告するエラー
信号を発生する警報手段を有することを特徴とする。
【0014】請求項7の発明は、印刷用紙の用紙サイズ
に応じて決定される製版領域内で原稿の画像情報に基づ
き孔版原紙に感熱製版し、製版された孔版原紙を版胴に
巻装させ、前記版胴に向けて送り出される印刷用紙を押
し付け部により前記版胴に巻装された孔版原紙に圧接さ
せて前記印刷用紙に孔版印刷する孔版印刷方法におい
て、前記製版領域の情報を前記版胴側に設けられた記憶
手段に記憶させ、改に印刷用紙の用紙サイズと前記記憶
手段から抽出された製版領域の情報による製版領域とを
比較し、前記用紙サイズが前記製版領域より小さいとき
には印刷を禁止させ或いは印刷しないことを警告するエ
ラー信号を発生させることを特徴とする。
【0015】請求項8の発明は、印刷用紙の用紙サイズ
に応じて決定される製版領域内で原稿の画像情報に基づ
き孔版原紙に感熱製版し、製版された孔版原紙を版胴に
巻装させ、前記版胴に向けて送り出される印刷用紙を押
し付け部により前記版胴に巻装された孔版原紙に圧接さ
せて前記印刷用紙に孔版印刷する孔版印刷方法におい
て、前記原稿の原稿画像領域と前記印刷用紙の用紙サイ
ズから所定の余白を除いた印刷領域とを比較し、前記印
刷領域が前記原稿画像領域より大きい或いは等しいとき
に前記原稿画像領域を前記製版領域とし、前記印刷領域
が前記原稿画像領域より小さいときには前記印刷領域を
前記製版領域とし、前記製版領域の情報を前記版胴側の
記憶手段に記憶させ、改に印刷用紙の用紙サイズと前記
記憶手段から抽出された製版領域の情報による製版領域
とを比較し、前記用紙サイズが前記製版領域より小さい
ときには印刷を禁止させ或いは印刷しないことを警告す
るエラー信号を発生させることを特徴とする。
【0016】請求項9の発明は、印刷用紙の用紙サイズ
に応じて決定される製版領域内で原稿の画像情報に基づ
き孔版原紙に感熱製版し、製版された孔版原紙を版胴に
巻装させ、前記版胴に向けて送り出される印刷用紙を押
し付け部により前記版胴に巻装された孔版原紙に圧接さ
せて前記印刷用紙に孔版印刷する孔版印刷方法におい
て、前記原稿の原稿画像領域と前記印刷用紙の用紙サイ
ズから所定の余白を除いた印刷領域とを比較し、前記印
刷領域が前記原稿画像領域より大きい或いは等しいとき
に前記原稿画像領域を前記製版領域とし、前記印刷領域
が前記原稿画像領域より小さいときには前記印刷領域を
前記製版領域とし、前記製版領域の情報を前記版胴側の
記憶手段に記憶させ、改に印刷用紙の用紙サイズに相当
する印刷領域と前記記憶手段から抽出された製版領域の
情報による製版領域とを比較し、前記印刷領域が前記製
版領域より小さいときには印刷を禁止させ或いは印刷し
ないことを警告するエラー信号を発生させることを特徴
とする。
【0017】請求項10の発明は、印刷用紙の用紙サイ
ズに応じて決定される製版領域内で原稿の画像情報に基
づき孔版原紙に感熱製版し、製版された孔版原紙を版胴
に巻装させ、前記版胴に向けて送り出される印刷用紙を
押し付け部により前記版胴に巻装された孔版原紙に圧接
させて前記印刷用紙に孔版印刷する孔版印刷方法におい
て、前記原稿の原稿サイズと前記印刷用紙の用紙サイズ
とを比較し、前記用紙サイズが前記原稿サイズより大き
い或いは等しいときに前記原稿サイズを前記製版領域と
し、前記用紙サイズが前記原稿サイズより小さいときに
は前記用紙サイズを前記製版領域とし、前記製版領域の
情報を前記版胴側の記憶手段に記憶させ、改に印刷用紙
の用紙サイズと前記記憶手段から抽出された製版領域の
情報による製版領域とを比較し、前記用紙サイズが前記
製版領域より小さいときには印刷を禁止させ或いは印刷
しないことを警告するエラー信号を発生させることを特
徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明による孔版印刷機の
全体構成を示す概略図、図2は同孔版印刷機のドラムを
支持する担持装置の斜視図である。
【0019】図1に示すように、孔版印刷機1は、画像
読込部2、画像書込部3、印刷部4、給紙部5、排紙部
6、排版部7を備えて概略構成される。
【0020】画像読込部2は、画像面がプラテンガラス
8に向けられて載置された原稿の幅方向(主走査方向)
全体をカバーするように配置されたイメージスキャナ9
を有している。イメージスキャナ9は、光源、ミラーや
レンズ等の光学系、CCDセンサを備えて構成され、ガ
イドバー10に支持されるとともに、駆動用無端ベルト
11を介して不図示のモータに連結されている。
【0021】画像読込部2は、後述する制御装置50の
CPU51の指令によりモータが駆動して駆動用無端ベ
ルト11が回転すると、ガイドバー10に沿って原稿の
長さ方向(副走査方向)に移動し、原稿の画像を1ライ
ン毎に読み込み、読み込んだ画像データを後述する制御
装置50のCPU51に入力している。
【0022】画像読込部2には、原稿サイズ検出手段1
2が設けられている。原稿サイズ検出手段12は、例え
ばプラテンガラス8に対向して定形サイズの原稿の大き
さに対応する位置に配設された複数個の反射センサで構
成される。原稿サイズ検出手段12としての複数個の反
射センサは、プラテンガラス8上に載置された原稿のサ
イズを検知しており、そのときの検知信号を後述する制
御装置50のCPU51に入力している。
【0023】画像書込部3は、孔版原紙がロール状に巻
回された原紙ロール部13、サーマルヘッド14、プラ
テンローラー15、原紙送りローラー16、原紙案内ロ
ーラー17、原紙カッタ18を備えている。サーマルヘ
ッド14は、横一列に配置された複数個の点状発熱体に
より構成される。サーマルヘッド14には、画像読込部
2が原稿の1ラインのデータを読み込む毎に、そのライ
ンデータが後述する制御装置50のCPU51を介して
順次転送される。
【0024】画像書込部3では、サーマルヘッド14の
複数個の点状発熱体が画像読込部2から転送されるライ
ンデータに基づいて各々個別に選択的に発熱する。これ
により、感熱性の孔版原紙に対し、後述する制御装置5
0のCPU51で決定された製版領域(製版サイズ)に
ドットマトリクス式に感熱穿孔製版を行い、製版後の孔
版原紙を原紙カッタ18により切断している。
【0025】印刷部4は、ドラム19、押し付けローラ
ー20を備えている。ドラム19は、可撓なメッシュ構
造体等のインキ通過性材料により構成され、多孔構造の
インキ通過性を有して円筒状に形成される。ドラム19
の外周には、製版後の孔版原紙が原紙クランプ部21に
クランプされて巻き付け装着される。
【0026】ドラム19内には、押し付けローラー20
に対向して中押しローラー22が設けられている。中押
しローラー22は、その軸線が可撓性のドラム19の母
線と平行であり、ドラム19の周壁の内周面19aに摺
接している。ドラム19の周壁の内周面19aには、不
図示のインキ供給装置から中押しローラー22の周面を
介して一定量のインクが供給される。
【0027】図2に示すように、ドラム19は、ユニッ
ト化された担持装置23のフレーム24に回転可能に支
持されている。担持装置23は、孔版印刷機本体1aに
対して引き出し式に交換可能になっている。孔版印刷機
本体1aへのドラム19の着脱の検出は、ドラム着脱セ
ンサ25によって行われる。
【0028】ドラム着脱センサ25は、例えば孔版印刷
機本体1aに設けられた発光センサと受光センサからな
る反射型光センサと、担持装置23に設けられた遮光板
とで構成される。ドラム着脱センサ25は、担持装置2
3が孔版印刷機本体1aに対して完全に装着されたとき
に、発光センサから受光センサに向けて出射される光が
遮光板によって遮光される。このときのドラム着脱セン
サ25の信号は、ドラム装着信号として、電気コネクタ
26,27を介して後述する制御装置50のCPU51
に入力される。
【0029】なお、ドラム着脱センサ25としては、担
持装置23に突起片を設け、担持装置23が孔版印刷機
本体1aに完全に装着されたときに突起片によってオン
するマイクロスイッチで構成してもよい。
【0030】担持装置23には、製版サイズ情報記憶手
段28が設けられている。製版サイズ情報記憶手段28
は、例えばRAM、EEPROM、フラッシュメモリ等
で構成され、製版サイズの情報が記憶されている。この
製版サイズ情報記憶手段28は、担持装置23が孔版印
刷機本体1aに対して完全に装着されたときに、電気コ
ネクタ26,27を介して後述する制御装置50のCP
U51と電気的に接続され、その製版サイズ情報の読み
出し、書き込みが可能となる。
【0031】押し付けローラー20は、可撓性のドラム
19と外径が実質的に同一であり、ドラム19の下方に
位置して設けられている。押し付けローラー20は、中
心軸20aを有し、ドラム19の周壁に対して所定間隔
をおいてドラム19と平行に設けられている。押し付け
ローラー20は、不図示の同期回転駆動装置により、ド
ラム19と同一の速度で中心軸20aの周りに図1の時
計廻り方向に同期回転駆動される。押し付けローラー2
0は、ドラム19の原紙クランプ部21と対応する回転
位置の外周部に、原紙クランプ部21との干渉を回避す
るための凹部29を有している。押し付けローラー20
は、給紙部5から供給される印刷用紙34の先端を図1
の用紙喰え込み位置aで押し付けローラー20の不図示
のクランプ部により保持し、図1の用紙解放位置bで印
刷用紙34の保持を不図示のクアンプ部の解放により解
除している。
【0032】給紙部4は、図1に示す印刷部4の左側下
方に設けられている。給紙部4は、給紙台30、供給ロ
ーラー31、紙捌きローラー32、一対の給紙ローラー
33を備えている。給紙台30には、印刷用紙34が積
み重ねて載置される。印刷開始される場合には、不図示
の昇降機構部に駆動されることにより、給紙台30が供
給ローラー31に対して所定位置(最上部の印刷用紙3
4が供給ローラ31に接触して給紙が可能となる位置)
に達するまで昇動させられる。供給ローラー31及び紙
捌きローラー32は、給紙台30に積載された印刷用紙
34を上から一枚ずつ分離させて取り出している。一対
の給紙ローラー33は、押し付けローラー20の不図示
のクランプ部による用紙喰え込み位置aへ所定のタイミ
ングで印刷用紙34を送り込んでいる。
【0033】給紙台30には、積載される印刷用紙34
の幅方向を規制するための一対のサイドフェンス35,
36が設けられている。一対のサイドフェンス35,3
6は、印刷用紙搬送経路の中心線37に対し垂直の方向
に不図示のレールに沿って移動可能とされている。一対
のサイドフェンス35,36には、それぞれラック3
8,39が取り付けられている。一対のラック38,3
9は、印刷用紙搬送経路の中心線37上の一点の周りに
回転するように給紙台30上に回転式に支持されたピニ
オン40と噛み合っている。
【0034】これにより、レールに沿う一対のサイドフ
ェンス35,36の運動は互いに連動され、印刷用紙搬
送経路の中心線37に対し互いに対称に近づいたり遠ざ
かったりする。
【0035】ピニオン40には、用紙幅センサ41が連
結されている。用紙幅センサ41は、例えばポテンショ
メータで構成され、ピニオン40の回転に伴って抵抗値
が変化し、この抵抗値の変化に伴って流れる電流値が変
化するものである。この用紙幅センサ41が出力する電
流値は、サイドフェンス35,36の移動量情報に変換
された後、後述する制御装置50のCPU51に入力さ
れる。
【0036】給紙台30の後端側には、用紙長さセンサ
42が設けられている。用紙長さセンサ42は、例えば
反射センサで構成される。用紙長さセンサ42は、印刷
用紙34が検出面に覆っているときに紙有りを示す信号
を出力し、印刷用紙34が検出面を覆っていないときに
紙無しを示す信号を後述する制御装置50のCPU51
に入力している。
【0037】給紙台30の前端側には、用紙有無センサ
43が設けられている。用紙有無センサ43は、例えば
反射センサで構成される。用紙有無センサ43は、印刷
用紙34が検出面に覆っているときに紙有りを示す信号
を出力し、印刷用紙34が検出面を覆っていないときに
紙無しを示す信号を後述する制御装置50のCPU51
に入力している。
【0038】排紙部6は、図1に示す印刷部4の右側下
方に設けられている。排紙部6は、排紙ピンチローラー
44、排紙爪45、排紙ローラー46、排紙台47を備
えている。排紙ピンチローラー44は、一方のローラー
44aが押し付けローラー20に接し、他方のローラー
44bが排紙ローラー46に接している。排紙ピンチロ
ーラー44は、用紙開放位置b近傍に配置されて押し付
けローラー20と共働し、ピンチローラー作用で印刷用
紙34を排紙して搬送している。排紙爪45は、印刷済
みの印刷用紙34を押し付けローラー20から引き離し
ている。排紙ローラー46は、排紙爪45によって引き
離された印刷済みの印刷用紙34をローラー44bとの
間に挟持搬送し、印刷済みの印刷用紙34を排紙台47
へ送り出している。排紙台47は、ローラー44bと排
紙ローラー46によって送り出される印刷済みの印刷用
紙34を載置している。
【0039】排版部7は、図1に示す印刷部4の左側上
方に設けられている。排版部7は、使用済みの孔版原紙
をドラム19より引き剥がし、引き剥がされた孔版原紙
を排版ボックス48内へ送り込む排版ローラー49を備
えている。
【0040】次に、図3は給紙部を含めた孔版印刷機の
各部を制御する制御装置のブロック図である。制御装置
50は、図4及び図5に示すフローチャートの動作を含
め、孔版印刷機1の全ての動作を総括的に制御してい
る。
【0041】図3に示すように、制御装置50は、制御
手段をなすマイクロプロセッサ等のCPU51、記憶手
段をなすROM52及びRAM53を備えた1チップマ
イコンで構成される。
【0042】CPU51は、操作パネル54のスタート
キー、ストップキーによるキー情報に基づいて印刷動作
の開始、停止を制御している。
【0043】CPU51は、画像読込部2から入力され
る画像データに基づいて原稿の原稿画像領域を検出して
いる。
【0044】CPU51は、下記表1に示すように、用
紙幅センサ41からの幅情報、用紙長さセンサ42から
の紙有無信号(紙有り信号、紙無し信号)に基づいて印
刷用紙34の用紙サイズを判定している。例えば用紙幅
センサ41の幅情報が302〜292mmで、用紙長さ
センサ42から紙有り信号が入力されると、印刷用紙3
4の用紙サイズをA3縦と判定する。
【0045】
【表1】
【0046】CPU51は、用紙有無センサ43からの
信号により給紙台に再度印刷用紙が積載されたか否かを
判定している。すなわち、用紙有無センサ43から紙有
り信号が入力された後、紙無し信号が入力され、再度紙
有り信号が入力された場合には、給紙台に再度印刷用紙
が積載されたものと判定している。
【0047】CPU51は、ドラム着脱センサ25から
入力される信号により、孔版印刷機本体1aへの着脱の
有無を判定している。具体的に、CPU51は、担持装
置23が孔版印刷機本体1aに対して完全に装着され、
電気コネクタ26,27を介してドラム着脱センサ25
からドラム装着信号が入力されると、ドラム19が孔版
印刷機本体1aに装着されたと判定している。これに対
し、ドラム装着信号が入力されなければ、ドラム19が
孔版印刷機本体1aに装着されていないと判定してい
る。
【0048】CPU51は、画像読込部2から取込んだ
1ライン毎の画像データを画像書込部3へ転送してい
る。
【0049】CPU51は、ドラム19側の製版サイズ
情報記憶手段28に対する製版サイズ情報の読み出し、
書き込みを行っている。
【0050】CPU51には、エラー警報装置55が接
続されている。エラー警報装置55は、印刷用紙34の
印刷領域が孔版原紙の製版サイズ以下とCPU51が判
定したときの指令により、インキによって押し付けロー
ラー22が汚れる旨の表示を行っている。また、後述す
る製版サイズの決定処理において、CPU51内の警告
スイッチがオンしたときに、製版領域の一部がカットさ
れて印刷される旨のエラーメッセージを表示している。
【0051】ROM52には、CPU51により一連の
処理を行うための処理プログラム、印刷用紙34の用紙
サイズを決定するための用紙サイズ情報、印刷用紙34
の印刷領域を決定する際の余白情報等のデータが格納さ
れている。
【0052】RAM53には、CPU51による処理で
得られるデータ、原稿の画像データ、原稿サイズ情報、
原稿画像領域情報、印刷用紙の用紙サイズ情報、印刷領
域情報、孔版原紙の製版サイズ情報等が記憶される。
【0053】次に、上記のように構成される孔版印刷機
の動作を図4〜6に基づいて説明する。図4は上記孔版
印刷機の一連の動作を示すフローチャート、図5は図4
の製版サイズの決定に関するフローチャート、図6は印
刷用紙の用紙サイズ及び印刷領域、原稿の原稿サイズ及
び原稿画像領域、孔版原紙の製版サイズの説明図であ
る。
【0054】まず、画像読込部2に原稿を載置し、プレ
スキャンにより、イメージスキャナ9を原稿の副走査方
向(長さ方向)に移動させて原稿の画像を1ラインずつ
読み込み、原稿の原稿画像領域(幅W1 、長さL1 )を
検出する(S10)。
【0055】次に、用紙幅センサ41からの幅情報と用
紙長さセンサ42の紙有無信号に基づいて印刷用紙34
の用紙サイズを検出する(S20)。
【0056】印刷用紙34の用紙サイズが検出される
と、孔版原紙の製版サイズを決定する処理を行う(S1
00)。製版サイズを決定する処理では、まず、印刷用
紙34の印刷領域を決定する(S101)。この印刷用
紙34の印刷領域は、S20で検出された用紙サイズに
基づき、余白を考慮して決定される。図6に示すよう
に、印刷用紙34の幅方向の両側に余白ΔW、長さ方向
の両側に余白ΔLがとられて幅W3 、長さL3 の印刷領
域が決定される。
【0057】次に、決定された印刷領域の印刷領域幅W
3 と原稿幅W1 とを比較する(S102)。そして、印
刷領域幅W3 が原稿幅W1 以上でなければ(S102−
N0)、印刷領域幅W3 を製版領域幅W4 に決定し、C
PU51内の警告スイッチをオンする(S103)。
【0058】印刷領域幅W3 が原稿幅W1 以上であれば
(S102−YES)、原稿幅W1を製版領域幅W4
決定する(S104)。
【0059】次に、印刷領域の印刷領域長さL3 と原稿
長さL1 とを比較する(S105)。そして、印刷領域
長さL3 が原稿長さL1 以上でなければ(S105−N
O)、印刷領域長さL3 を製版領域長さL4 に決定し、
CPU51内の警告スイッチをオンする(S1O6)。
【0060】印刷領域長さL3 が原稿長さL1 以上であ
れば(S105−YES)、原稿長さL1 を製版領域長
さL4 に決定する(S107)。
【0061】そして、S102又はS105の判定の結
果、CPU51内の警告スイッチがオンしていれば(S
108−YES)、製版領域の一部がカットされて印刷
される旨のエラーメッセージをエラー警報装置55に出
力する。
【0062】警告スイッチがオンしていなければ(S1
08−NO)、S200の処理に移行する。
【0063】上記製版サイズの決定処理がなされると、
決定された製版サイズ情報(幅W4、長さL4 )をドラ
ム19側の製版サイズ情報記憶手段28に転送する(S
200)。
【0064】CPU51から転送された製版サイズ情報
が製版サイズ情報記憶手段28に記憶されると、画像読
込を行いながら画像書込を行う(S210)。すなわ
ち、S210では、画像読込部2のイメージスキャナ9
を原稿の副走査方向に移動させて1ライン毎に原稿の画
像を読み込み、この読み込んだ画像データを画像書込部
3に転送してサーマルヘッド14を押圧駆動し、孔版原
紙を決定された製版サイズに感熱穿孔する。
【0065】次に、感熱穿孔された孔版原紙の着版処理
が行われる(S220)。この着版処理では、孔版原紙
が、原紙クランプ部21に係止され、ドラム19の回転
に伴ってドラム19の周壁の外周面に巻き付け装着され
る。
【0066】そして、操作パネル54のスタートキーが
押下されなければ(S230−N0)、孔版印刷は行わ
れず、図4のフロー動作が終了する。
【0067】操作パネル54のスタートキーが押下され
て印刷が開始されると(S230−YES)、ドラム着
脱センサ25からの信号によりドラム19が着脱された
か否かを検出する(S240)。
【0068】ドラム19の着脱がないと判定されると
(S240−NO)、用紙有無センサ43からの信号に
より印刷用紙34が給紙台30に再度積載されたか否か
を検出する(S250)。
【0069】印刷用紙34が給紙台30に再度積載され
ていないと判定されると(S250−NO)、印刷処理
に移行する(S300)。
【0070】ドラム19の着脱があると判定されるか
(S240−YES)、又は印刷用紙34が給紙台30
に再度積載されたと判定されると(S250−YE
S)、印刷用紙34の用紙サイズを再度検出するととも
に、製版サイズ情報をドラム19側の製版サイズ情報記
憶手段28から抽出して読み込む(S260)。
【0071】次に、検出した印刷用紙34の用紙サイズ
から印刷領域(幅W3 、長さL3 )を決定する(S27
0)。そして、決定された印刷領域(幅W3 、長さ
3 )が製版サイズ(幅W4 、長さL4 )以上であれば
(S280−YES)、印刷処理に移行する(S30
0)。
【0072】S300の印刷処理では、給紙部5が印刷
用紙34を供給する。印刷用紙34の先端は、押し付け
ローラー20の不図示のクランプ部によって保持され、
押し付けローラー20の回転に伴ってドラム19との間
の位置に搬送される。ドラム19は押し付けローラー2
0に同期して回転しており、押し付けローラー20が搬
送してきた印刷用紙34を所定の位置で押し付けローラ
ー20との間で挟圧搬送する。
【0073】すなわち、ドラム19と押し付けローラー
20の回転に同期して中押しローラ22が駆動され、ド
ラム19を外側に押し出して周壁を膨出させる。膨出し
たドラム19の周壁は押し付けローラー20との間に印
刷用紙34を挟み込む。そして、ドラム19の周壁の内
周面19aに供給されたインキは、孔版原紙の製版領域
の穿孔部分を介して印刷用紙34に転移する。これによ
り、印刷用紙34に対して所定の色のインキによる孔版
印刷が行われる。
【0074】印刷領域が製版サイズ以上でなければ(S
280−NO)、エラー処理に移行する(S290)。
エラー処理では、インキによって押し付けローラー22
が汚れる旨の表示がエラー警報装置55になされる。
【0075】なお、図5に示す製版サイズの決定処理に
おいて、印刷用紙34の余白を考慮する必要がない場
合、S101の印刷領域は、幅W2 ×長さW2 に決定さ
れる。以下、印刷領域の幅W3 がW2 に、長さL3 がL
2 に置き換えられて図5のフロー処理が実行される。こ
れにより、用紙の全面に渡って製版領域に応じた孔版印
刷を行うことができる。
【0076】また、製版サイズを決定するにあたって、
原稿の原稿サイズを用いる場合には、原稿サイズ検出手
段12からの情報に基づいて原稿サイズ(幅W5 、長さ
5)を検出し、原稿画像領域幅W1 が原稿サイズ幅W
5 に、原稿画像領域長さL1が原稿サイズ長さL5 に置
き換えられて図5のフロー処理が実行される。
【0077】したがって、本実施の形態によれば、孔版
印刷時に、ドラム19と対向して設けられる押し付けロ
ーラー20がインキによって汚染されるのを確実に防止
することができる。しかも、印刷用紙34の用紙サイズ
が製版サイズ以下の場合には、孔版印刷を禁止し、孔版
印刷できない旨のメッセージを表示してオペレータに警
告することができる。また、印刷用紙34の余白を考慮
した上で製版領域を決定し、印刷用紙34の余白を除い
た用紙サイズに相当する印刷領域が製版領域より小さい
場合にも、孔版印刷を禁止し、孔版印刷できない旨をオ
ペレータに警告することができる。
【0078】製版サイズを決定するにあたっては、印刷
用紙34の余白も考慮しているので、余白よりも内側の
印刷領域に所望の孔版印刷を行うことができる。
【0079】原稿の原稿画像領域と余白を考慮した印刷
用紙34の印刷領域との比較に基づいて製版領域を決定
し、印刷領域が画像領域より小さく、印刷領域を製版領
域とした場合には、原稿の画像が正しく製版されていな
い旨が警告されるので、製版領域の画像の一部がカット
されて印刷用紙34に孔版印刷されることがなく、製版
領域に応じた所望の孔版印刷を行うことができる。
【0080】また、原稿サイズと印刷用紙34の用紙サ
イズとの比較に基づいて製版領域を決定し、用紙サイズ
が原稿サイズより小さく、用紙サイズを製版領域とする
場合にも、原稿の画像が正しく製版されていない旨が警
告されるので、製版領域の画像の一部がカットされて印
刷用紙に孔版印刷されることがなく、製版領域に応じた
所望の孔版印刷を行うことができる。
【0081】原稿サイズと印刷用紙34の用紙サイズと
の比較に基づいて製版領域を決定した場合には、印刷用
紙34の全面に渡って製版領域に応じた孔版印刷を行う
ことができる。
【0082】ところで、上記実施の形態では、給紙台3
4に積載された印刷用紙34の長さ方向のサイズを反射
センサによる用紙長さセンサ42で検出する構成につい
て説明したが、図7に示す構成を採用して印刷用紙34
の長さ方向のサイズを検出するようにしてもよい。尚、
図7において、図3と同一の構成要素には同一番号を付
し、その説明を省略する。
【0083】図7の構成では、積載される印刷用紙34
の長さ方向を規制するためのエンドフェンス60が給紙
台30に設けられている。エンドフェンス60は、印刷
用紙搬送経路の中心線37の方向に不図示のレールに沿
って移動可能とされている。エンドフェンス60には、
ラック61が取り付けられている。ラック61は、給紙
台30上の一点の周りに回転するように給紙台30上に
回転式に支持されたピニオン62と噛み合っている。
【0084】エンドフェンス60の移動量は、ピニオン
62に連結された用紙長さセンサ63により検出され
る。用紙長さセンサ63は、用紙幅センサ41と同様
に、例えばポテンショメータで構成され、エンドフェン
ス60の移動量に応じた長さ情報を制御装置50のCP
U51に入力している。
【0085】この構成によれば、給紙台30に積載され
る印刷用紙34が不定形サイズの場合であっても、用紙
幅センサ41の幅情報と用紙長さセンサ63の長さ情報
に基づいて印刷用紙34の幅方向及び長さ方向のサイズ
を制御装置50のCPU51が認識できる。
【0086】ところで、上記実施の形態では、用紙幅セ
ンサ41と用紙長さセンサ42又は63からの情報によ
り、CPU51が印刷用紙34の用紙サイズを検出して
いるが、ユーザーによる操作パネル54からの用紙サイ
ズの入力情報によってCPU51が印刷用紙34の用紙
サイズを検出するようにしてもよい。また、用紙幅セン
サ41と用紙長さセンサ42又は63からの情報、操作
パネル54による用紙サイズの入力情報を併用してもよ
い。
【0087】また、上記実施の形態において、ドラム1
9側に設けられる製版サイズ情報記憶手段28は、ドラ
ム19が孔版印刷機本体1aの装着されたときに、電気
コネクタ26,27を介して制御装置50のCPU51
と接続されるが、ドラム19側にもCPUを設け、この
CPUに製版サイズ情報記憶手段28が接続される構成
としてもよい。この構成の場合、制御装置50のCPU
51とドラム19側のCPUとの間の通信により、製版
サイズ情報記憶手段28に対する製版サイズ情報の読み
出し、書き込みが制御される。
【0088】本発明が適用される孔版印刷機は、図1に
示す構成のものに限定されるものではなく、図1とは異
なる機種の孔版印刷機にも適用できる。例えば製版済み
の孔版原紙が外周面に装着可能な円筒体を備え、円筒体
の内側にインキを供給するインキ供給部を有する円筒状
のドラムと、ドラムの外周面に巻装された孔版原紙に圧
接されるプレスローラーを有し、給紙台より搬送されて
きた用紙をカム機構等によりドラムに対して接離可能と
されるプレスローラーにてドラムに圧接することにより
孔版印刷を行う孔版印刷機にも適用できる。
【0089】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、版胴と対向して設けられる押し付け部の孔版
印刷時のインキによる汚染を確実に防止することができ
る。しかも、印刷用紙の用紙サイズが製版領域より小さ
い場合には、孔版印刷を禁止し、孔版印刷できない旨を
オペレータに警告することができる。
【0090】印刷用紙の所定の余白を考慮した上で製版
領域を決定し、印刷用紙の余白を除いた用紙サイズに相
当する印刷領域が製版領域より小さい場合にも、孔版印
刷を禁止し、孔版印刷できない旨をオペレータに警告す
ることができる。
【0091】原稿の原稿画像領域と余白を考慮した印刷
用紙の印刷領域との比較に基づいて製版領域を決定し、
印刷領域が画像領域より小さく、印刷領域を製版領域と
した場合には、原稿の画像が正しく製版されていない旨
が警告されるので、製版領域の画像の一部がカットされ
て印刷用紙に孔版印刷されることがなく、製版領域に応
じた所望の孔版印刷を行うことができる。
【0092】原稿サイズと印刷用紙の用紙サイズとの比
較に基づいて製版領域を決定し、用紙サイズが原稿サイ
ズより小さく、用紙サイズを製版領域とする場合にも、
原稿の画像が正しく製版されていない旨が警告されるの
で、製版領域の画像の一部がカットされて印刷用紙に孔
版印刷されることがなく、製版領域に応じた所望の孔版
印刷を行うことができる。
【0093】原稿サイズと印刷用紙の用紙サイズとの比
較に基づいて製版領域を決定した場合には、印刷用紙の
全面に渡って製版領域に応じた孔版印刷を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による孔版印刷機の全体構成を示す概略
【図2】本発明による孔版印刷機のドラムを支持する担
持装置の斜視図
【図3】本発明による孔版印刷機の給紙部を含む制御装
置のブロック図
【図4】本発明による孔版印刷機の一連の動作を示すフ
ローチャート
【図5】図4の製版サイズの決定に関するフローチャー
【図6】印刷用紙の用紙サイズ及び印刷領域、原稿の原
稿サイズ及び原稿画像領域、孔版原紙の製版領域の説明
【図7】本発明による孔版印刷機の他の実施の形態を示
す図
【符号の説明】
1…孔版印刷機、2…画像読込部、3…画像書込部、1
2…原稿サイズ検出手段、19…ドラム(版胴)、20
…押し付けローラー(押し付け部)、28…製版領域情
報記憶手段、34…印刷用紙、41…用紙幅センサ、4
2…用紙長さセンサ、50…制御装置、51…CPU
(制御手段)。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像情報に基づき孔版原紙に感熱
    製版して該画像情報を書き込む画像書込部と、前記画像
    書込部により製版された孔版原紙を巻装させ印刷用紙に
    印刷を施す版胴と、前記版胴に向けて印刷用紙を送り出
    しつつ積載されている印刷用紙を支持する給紙部と、前
    記印刷用紙を前記版胴に巻装された孔版原紙に圧接させ
    るように前記版胴に対向して設けられた押し付け部とを
    有し、前記給紙部より支持された印刷用紙の用紙サイズ
    を該給紙部に設けられた用紙サイズ検出手段により検出
    され、前記用紙サイズに応じて前記画像書込部より孔版
    原紙に製版される製版領域を決定する孔版印刷機におい
    て、 前記製版領域の情報を記憶する記憶手段を前記版胴側に
    有し、前記用紙サイズ検出手段より検出された用紙サイ
    ズと、前記記憶手段より抽出された製版領域情報よりの
    製版領域とを比較して、前記用紙サイズが前記製版領域
    より小さい場合には印刷を禁止させ或いは印刷しないこ
    とを警告するエラー信号を発生させるように制御する制
    御手段を有することを特徴とする孔版印刷機。
  2. 【請求項2】 原稿の画像を光学的に読み込む画像読込
    部と、前記画像読込部により読み込まれた画像情報に基
    づき孔版原紙に感熱製版して該画像情報を書き込む画像
    書込部と、前記画像書込部により製版された孔版原紙を
    巻装させ印刷用紙に印刷を施す版胴と、前記版胴に向け
    て印刷用紙を送り出しつつ積載されている印刷用紙を支
    持する給紙部と、前記印刷用紙を前記版胴に巻装された
    孔版原紙に圧接させるように前記版胴に対向して設けら
    れた押し付け部とを有し、前記給紙部より支持された印
    刷用紙の用紙サイズを該給紙部に設けられた用紙サイズ
    検出手段により検出され、前記用紙サイズに応じて前記
    画像書込部より孔版原紙に製版される製版領域を決定す
    る孔版印刷機において、 前記画像読込部により検出され原稿に形成された画像の
    領域である原稿画像領域と、前記用紙サイズより所定の
    余白を除いた印刷領域とを比較して、前記印刷領域が前
    記原稿画像領域より大きい或いは等しい場合には前記原
    稿画像領域を前記製版領域とし、前記印刷領域が前記原
    稿画像領域より小さい場合には前記印刷領域を前記製版
    領域とし、前記製版領域の情報を記憶する記憶手段を前
    記版胴側に有し、前記用紙サイズ検出手段より検出され
    た用紙サイズと、前記記憶手段より抽出された製版領域
    情報よりの製版領域とを比較して、前記用紙サイズが前
    記製版領域より小さい場合には印刷を禁止させ或いは印
    刷しないことを警告するエラー信号を発生させるように
    制御する制御手段を有することを特徴とする孔版印刷
    機。
  3. 【請求項3】 原稿の画像を光学的に読み込む画像読込
    部と、前記画像読込部により読み込まれた画像情報に基
    づき孔版原紙に感熱製版して該画像情報を書き込む画像
    書込部と、前記画像書込部により製版された孔版原紙を
    巻装させ印刷用紙に印刷を施す版胴と、前記版胴に向け
    て印刷用紙を送り出しつつ積載されている印刷用紙を支
    持する給紙部と、前記印刷用紙を前記版胴に巻装された
    孔版原紙に圧接させるように前記版胴に対向して設けら
    れた押し付け部とを有し、前記給紙部より支持された印
    刷用紙の用紙サイズを該給紙部に設けられた用紙サイズ
    検出手段により検出され、前記用紙サイズに応じて前記
    画像書込部より孔版原紙に製版される製版領域を決定す
    る孔版印刷機において、 前記画像読込部により検出され原稿に形成された画像の
    領域である原稿画像領域と、前記用紙サイズより所定の
    余白を除いた印刷領域とを比較して、前記印刷領域が前
    記原稿画像領域より大きい或いは等しい場合には前記原
    稿画像領域を前記製版領域とし、前記印刷領域が前記原
    稿画像領域より小さい場合には前記印刷領域を前記製版
    領域とし、前記製版領域の情報を記憶する記憶手段を前
    記版胴側に有し、前記用紙サイズ検出手段より検出され
    た用紙サイズに相当する印刷領域と、前記記憶手段より
    抽出された製版領域情報よりの製版領域とを比較して、
    前記印刷領域が前記製版領域より小さい場合には印刷を
    禁止させ或いは印刷しないことを警告するエラー信号を
    発生させるように制御する制御手段を有することを特徴
    とする孔版印刷機。
  4. 【請求項4】 前記印刷領域が前記画像領域より小さく
    該印刷領域を前記製版領域とする場合には、前記原稿の
    画像が正しく製版されていないことを警告するエラー信
    号を発生する警報手段を有することを特徴とする請求項
    2又は3に記載の孔版印刷機。
  5. 【請求項5】 原稿の画像を光学的に読み込む画像読込
    部に設けられ該原稿のサイズを検出する原稿サイズ検出
    手段と、前記画像読込部により読み込まれた画像情報に
    基づき孔版原紙に感熱製版して該画像情報を書き込む画
    像書込部と、前記画像書込部により製版された孔版原紙
    を巻装させ印刷用紙に印刷を施す版胴と、前記版胴に向
    けて印刷用紙を送り出しつつ積載されている印刷用紙を
    支持する給紙部と、前記印刷用紙を前記版胴に巻装され
    た孔版原紙に圧接させるように前記版胴に対向して設け
    られた押し付け部とを有し、前記給紙部より支持された
    印刷用紙の用紙サイズを該給紙部に設けられた用紙サイ
    ズ検出手段により検出され、前記用紙サイズに応じて前
    記画像書込部より孔版原紙に製版される製版領域を決定
    する孔版印刷機において、 前記原稿サイズ検出手段により検出された原稿サイズ
    と、前記用紙サイズとを比較して、前記用紙サイズが前
    記原稿サイズより大きい或いは等しい場合には前記原稿
    サイズを前記製版領域とし、前記用紙サイズが前記原稿
    サイズより小さい場合には前記用紙サイズを前記製版領
    域とし、前記製版領域の情報を記憶する記憶手段を前記
    版胴側に有し、前記用紙サイズ検出手段より検出された
    用紙サイズと、前記記憶手段より抽出された製版領域情
    報よりの製版領域とを比較して、前記用紙サイズが前記
    製版領域より小さい場合には印刷を禁止させ或いは印刷
    しないことを警告するエラー信号を発生させるように制
    御する制御手段を有することを特徴とする孔版印刷機。
  6. 【請求項6】 前記用紙サイズが前記原稿サイズより小
    さく該用紙サイズを前記製版領域とする場合には、前記
    原稿の画像が正しく製版されていないことを警告するエ
    ラー信号を発生する警報手段を有することを特徴とする
    請求項5に記載の孔版印刷機。
  7. 【請求項7】 印刷用紙の用紙サイズに応じて決定され
    る製版領域内で原稿の画像情報に基づき孔版原紙に感熱
    製版し、製版された孔版原紙を版胴に巻装させ、前記版
    胴に向けて送り出される印刷用紙を押し付け部により前
    記版胴に巻装された孔版原紙に圧接させて前記印刷用紙
    に孔版印刷する孔版印刷方法において、 前記製版領域の情報を前記版胴側に設けられた記憶手段
    に記憶させ、改に印刷用紙の用紙サイズと前記記憶手段
    から抽出された製版領域の情報による製版領域とを比較
    し、前記用紙サイズが前記製版領域より小さいときには
    印刷を禁止させ或いは印刷しないことを警告するエラー
    信号を発生させることを特徴とする孔版印刷方法。
  8. 【請求項8】 印刷用紙の用紙サイズに応じて決定され
    る製版領域内で原稿の画像情報に基づき孔版原紙に感熱
    製版し、製版された孔版原紙を版胴に巻装させ、前記版
    胴に向けて送り出される印刷用紙を押し付け部により前
    記版胴に巻装された孔版原紙に圧接させて前記印刷用紙
    に孔版印刷する孔版印刷方法において、 前記原稿の原稿画像領域と前記印刷用紙の用紙サイズか
    ら所定の余白を除いた印刷領域とを比較し、前記印刷領
    域が前記原稿画像領域より大きい或いは等しいときに前
    記原稿画像領域を前記製版領域とし、前記印刷領域が前
    記原稿画像領域より小さいときには前記印刷領域を前記
    製版領域とし、前記製版領域の情報を前記版胴側の記憶
    手段に記憶させ、改に印刷用紙の用紙サイズと前記記憶
    手段から抽出された製版領域の情報による製版領域とを
    比較し、前記用紙サイズが前記製版領域より小さいとき
    には印刷を禁止させ或いは印刷しないことを警告するエ
    ラー信号を発生させることを特徴とする孔版印刷方法。
  9. 【請求項9】 印刷用紙の用紙サイズに応じて決定され
    る製版領域内で原稿の画像情報に基づき孔版原紙に感熱
    製版し、製版された孔版原紙を版胴に巻装させ、前記版
    胴に向けて送り出される印刷用紙を押し付け部により前
    記版胴に巻装された孔版原紙に圧接させて前記印刷用紙
    に孔版印刷する孔版印刷方法において、 前記原稿の原稿画像領域と前記印刷用紙の用紙サイズか
    ら所定の余白を除いた印刷領域とを比較し、前記印刷領
    域が前記原稿画像領域より大きい或いは等しいときに前
    記原稿画像領域を前記製版領域とし、前記印刷領域が前
    記原稿画像領域より小さいときには前記印刷領域を前記
    製版領域とし、前記製版領域の情報を前記版胴側の記憶
    手段に記憶させ、改に印刷用紙の用紙サイズに相当する
    印刷領域と前記記憶手段から抽出された製版領域の情報
    による製版領域とを比較し、前記印刷領域が前記製版領
    域より小さいときには印刷を禁止させ或いは印刷しない
    ことを警告するエラー信号を発生させることを特徴とす
    る孔版印刷方法。
  10. 【請求項10】 印刷用紙の用紙サイズに応じて決定さ
    れる製版領域内で原稿の画像情報に基づき孔版原紙に感
    熱製版し、製版された孔版原紙を版胴に巻装させ、前記
    版胴に向けて送り出される印刷用紙を押し付け部により
    前記版胴に巻装された孔版原紙に圧接させて前記印刷用
    紙に孔版印刷する孔版印刷方法において、 前記原稿の原稿サイズと前記印刷用紙の用紙サイズとを
    比較し、前記用紙サイズが前記原稿サイズより大きい或
    いは等しいときに前記原稿サイズを前記製版領域とし、
    前記用紙サイズが前記原稿サイズより小さいときには前
    記用紙サイズを前記製版領域とし、前記製版領域の情報
    を前記版胴側の記憶手段に記憶させ、改に印刷用紙の用
    紙サイズと前記記憶手段から抽出された製版領域の情報
    による製版領域とを比較し、前記用紙サイズが前記製版
    領域より小さいときには印刷を禁止させ或いは印刷しな
    いことを警告するエラー信号を発生させることを特徴と
    する孔版印刷方法。
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