JP2006062376A - 孔版印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ドラムユニット11には、そのドラムユニット11を最後に使用した時刻を記憶する記憶手段7aが設けられる。印刷装置本体1の制御手段3は、印刷装置本体1に装着されたドラムユニット11の記憶手段7aに記憶された時刻と現在時刻とから求められるドラムユニット11の放置時間が予め設定された時間を越えているとき、次回の製版動作に先立ちオートアイドリング動作を実行する。
【選択図】図1
Description
これは装置に製版、印刷を最後に行った時間を記憶させ、次に製版する際に記憶した時間と現在の時間とのインターバルを算出する。算出した放置時間がオートアイドリングモードの設定値以上ならば、無製版のマスタをドラムに巻き付けて紙を給紙せずに印刷と同じプレス動作を行うことによりインクを馴染ませるものである。
このような場合、1色目のドラムユニットは装置に装着されたままであり、前回使用時からの適切な放置時間情報を得ることができるため、このドラムに対しては必要に応じてオートアイドリング動作が実行されヤレ印刷物の発生が防止できる。
このため、多色刷り等で複数のドラムユニットを交換して用いる際には、予め2色目3色目のヤレ印刷物の発生を予想して1色目の印刷枚数を多めに行わなければならず、手間と時間及びコストがかかった。
前記ドラムユニットに設けられ、該ドラムユニットを最後に使用した時刻を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された時刻と現在時刻とから求められる前記ドラムユニットの放置時間が予め設定された時間を越えているとき、次回の製版動作に先立ちオートアイドリング動作を実行させる制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
前記オートアイドリング動作が、前記ドラムと前記裏押しローラとを所定回数押圧させるものである。
図1は、本発明の孔版印刷装置の第1実施形態の構成を示すブロック図、図2は、同装置の構成を示す側面図である。
装置は、印刷装置本体1と本体1に着脱自在に設けられたドラムユニット11とによって構成されている。
ドラム20の内部には、フレームに支持されたインキ供給手段21が設けられる。インキ供給手段21は、ドラム20の内周面に接触しつつドラム20の回転に伴って回転するスキージローラ22と、このスキージローラ22の外周面に所定の間隙をもって配置されるドクターローラ23と、インキ溜まり24で構成される。
これにより、ドラム20が矢印方向に回転駆動されると、インキ溜まり24のインキがドラム20の内周面に供給される。
給紙された印刷用紙Pは、ドラム20とプレスローラ30との間を通過する際に、ドラム20の外周面に巻き付けられている孔版原紙Sの穿孔部を通過してきたインキが印刷用紙Pに転写され印刷画像が形成されるようになっている。
排版部16は、ドラム20から印刷済の孔版原紙Sをはぎ取る剥離爪70と、剥離した孔版原紙Sを排版ボックス71に送り込む排版ローラ72を有する。
オートアイドリング動作は、後述する通り、印刷装置本体1の放置時間や、印刷機本体1に装着されたドラムユニット11の放置時間が予め設定された時間を越えたときなどに実行される。
このオートアイドリングによって、ドラム20内面には正常な印刷を行うのに必要な十分な量のインキが補給され、ドラム20の開孔にインキを充填させることができる。
例えば、ドラムユニット11に種類を設定するスイッチを設け印刷装置本体1側で検知する構成とする。また、ドラムユニット11に物理的な違い(例えば、検出片等)を設けて印刷装置本体1側に設けたスイッチやセンサで、検出片の設定位置を検知することにより違いを識別する構成とすることもできる。さらに、ドラムユニット11にディップスイッチ、ロータリースイッチ等を設けて種別設定をドラムユニット11自体に記憶保持させ、印刷装置本体1への装着により記憶内容を通信で読み出して識別する構成とすることもできる。
始めに、製版動作がスタートさせる時にドラムユニット11の種類を検知し、ドラムユニット11の種類が以前使用していたものと同じか否かを判断する(S1)。ドラム検知手段4が検知したドラムユニット11の種類と、記憶手段7に記憶されていた以前のドラムユニット11の種類を比較する。
そして、ドラムユニット11の種類が異なる場合には(S1−異なる)、オートアイドリングを行った後(S3)、製版動作を行う(S4)。
そして、印刷装置本体1の放置時間が設定時間以上ならば前述のオートアイドリング動作を行い(S3)、製版動作を行う(S4)。
印刷装置本体1の放置時間が設定時間未満ならばオートアイドリング動作を行わず、製版動作を行う(S4)。
上記監視制御によれば、製版動作時には、ドラム20が以前に製版、あるいは印刷で用いたドラム20と異なる場合には、自動的にオートアイドリング動作が実行される。
印刷動作をスタートさせると、印刷装置本体1の各部およびドラムユニット11が作動して印刷動作を行い(S10)、その後印刷動作終了時の時刻(日時)が記憶手段7に更新記憶される(S11)。
このように、製版動作、及び印刷動作の終了時毎に、その終了時の時刻を記憶手段7に記憶することにより、常に最後の製版、あるいは印刷を行った時刻が記憶手段7に更新記憶されることになる。
次に、本発明の第2実施形態を説明する。
この実施形態では、図5の構成図に示すように各ドラムユニット11に記憶手段7を設ける。
例えば、図5(a)に示す構成例においては、ドラムユニット11に記憶手段7aを搭載する。そして、印刷装置本体1側の制御手段(CPU)3で記憶手段7aに前記製版動作、及び印刷動作の終了時毎に、その終了時の時刻を記憶させ、また、読み出す。
製版動作をスタートさせる時には、制御手段3(あるいは3a)は、ドラムユニット11の記憶手段7aから最後に製版、あるいは印刷を行った時刻(日時)を読み出す(S20)。
次に、現在の時刻(日時)と読み出した時刻とのインターバルに基づき放置時間を求める(S21)。
算出された放置時間が設定時間以上の場合は、オートアイドリング動作を行い(S23)、製版動作に移行する(S24)。
製版動作の終了後、この製版動作の終了時刻をドラムユニット11の記憶手段7aに記憶する(S25)。
第2実施形態においては、印刷動作をスタートさせると、印刷装置本体1の各部およびドラムユニット11が作動して印刷動作を行い(S30)、その後印刷動作終了時の時刻(日時)がドラムユニット11に設けられた記憶手段7aに更新記憶される(S31)。
また、オートアイドリングが必要でないドラムユニット11については、無駄にオートアイドリングを実行することなく、無駄な時間と孔版原紙Sの浪費を防止できるようになる。
次に、本発明の第3実施形態を説明する。
この実施形態では、図8の構成図に示すように、印刷装置本体1側に記憶手段7を有し、この記憶手段7の中に各ドラムユニット11(1,2,…,n)に対応して最後の製版・印刷時刻を記憶するための格納エリア(1,2,…,n)がある。
製版動作をスタートさせるときには、制御手段3は、現在セットされているドラムユニット11の種類を検知し(S40)、検知されたドラムユニット11に対応する最後の製版・印刷時刻を記憶手段7の対応する格納エリアから読み込む(S41)。
次に、現在の時刻(日時)と読み出した時刻とのインターバルに基づき、放置時間を求める(S42)。
一方、放置時間が設定時間未満の場合は、オートアイドリング動作を行わず、製版動作に移行する(S45)。
製版動作の終了後、この製版動作の終了時刻を記憶手段7の対応する格納エリアに記憶する(S46)。
第3実施形態においては、印刷動作をスタートさせると、印刷装置本体1の各部およびドラムユニット11が作動して印刷動作を行い(S50)、その後印刷動作終了時の時刻(日時)が、記憶手段7の対応する格納エリアに記憶される(S51)。
また、ドラムユニット11側に最後の製版・印刷時刻を記憶させるための記憶手段を設ける必要がないので、既存のドラムユニット11に手を加えることなく適切なオートアイドリング動作が実行できる。
これに限らず、電源投入毎及びドラムユニット11の装着毎にオートアイドリング実行の有無を判断し、必要時には製版スタートキーの操作を待つことなく、直ちにオートアイドリング動作を自動実行する構成としてもよい。これにより、製版しようとした時にオートアイドリング動作が実行されることなく、不要に製版時間が長くなることを防止でき、直ちに製版できるようになる。この場合には、オートアイドリング動作の終了時にこの終了時刻を記憶手段7,7aに更新記憶させておく。
例えば、上記印刷用紙Pに代えて特開平4−129787号公報に開示されているようなシート部材を用い、このシート部材をドラム20とプレスローラ部30との間に進退自在に構成してもよい。この構成によれば、オートアイドリング動作は既に装着されている孔版原紙を用いて行え、また、印刷用紙Pを無駄に使用することがない。
この装置におけるオートアイドリング動作は、ドラムと裏押しローラとを所定回数押圧させるものである。このとき、未製版の孔版原紙をドラムに巻装させても良いし、シート部材をドラムと裏押しローラとの間に介在させるものであってもよい。
2 操作手段
3,3a 制御手段
4 ドラム検知手段
6 計時手段
7a 記憶手段
11 ドラムユニット
12 プレスローラ部
13 給紙部
14 排紙部
15 製版部
16 排版部
P 印刷用紙
S 孔版原紙
Claims (4)
- 印刷機本体と、略円筒状のドラムを有し該印刷機本体に対して着脱自在なドラムユニットとを有する孔版印刷装置において、
前記ドラムユニットに設けられ、該ドラムユニットを最後に使用した時刻を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された時刻と現在時刻とから求められる前記ドラムユニットの放置時間が予め設定された時間を越えているとき、次回の製版動作に先立ちオートアイドリング動作を実行させる制御手段と、
を備えたことを特徴とする孔版印刷装置。 - 前記オートアイドリング動作が、未製版状態の孔版原紙が巻装された前記ドラムと該ドラムに接離自在なプレスローラとを所定回数押圧させるものである請求項1記載の孔版印刷装置。
- 前記ドラムに内接し該ドラムの円周の一部を外側に膨出させる中押しローラと、前記ドラムが膨出されたときに該ドラムの外周に接する位置に配設された裏押しローラとを有し、
前記オートアイドリング動作が、前記ドラムと前記裏押しローラとを所定回数押圧させるものである請求項1記載の孔版印刷装置。 - 前記オートアイドリング動作が、前記ドラムと該ドラムに接離自在なプレスローラとの間にシート部材を介在させ、該ドラムと該プレスローラとを所定回数押圧させるものである請求項1記載の孔版印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005333032A JP2006062376A (ja) | 1998-11-12 | 2005-11-17 | 孔版印刷装置 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32218598 | 1998-11-12 | ||
JP2005333032A JP2006062376A (ja) | 1998-11-12 | 2005-11-17 | 孔版印刷装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28302199A Division JP3779847B2 (ja) | 1998-11-12 | 1999-10-04 | 孔版印刷装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006062376A true JP2006062376A (ja) | 2006-03-09 |
Family
ID=36109246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005333032A Pending JP2006062376A (ja) | 1998-11-12 | 2005-11-17 | 孔版印刷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006062376A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008062536A (ja) * | 2006-09-08 | 2008-03-21 | Tohoku Ricoh Co Ltd | 印刷ドラムユニット及び孔版印刷装置 |
JP2008132623A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-12 | Tohoku Ricoh Co Ltd | 印刷制御方法及び孔版印刷装置 |
JP2010105231A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-13 | Riso Kagaku Corp | 孔版印刷装置 |
-
2005
- 2005-11-17 JP JP2005333032A patent/JP2006062376A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008132623A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-12 | Tohoku Ricoh Co Ltd | 印刷制御方法及び孔版印刷装置 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061114 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070111 |
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A521 | Written amendment |
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