JPH11201618A - 冷凍,冷蔵車におけるエアーコールダクト装置 - Google Patents

冷凍,冷蔵車におけるエアーコールダクト装置

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JPH11201618A
JPH11201618A JP10018019A JP1801998A JPH11201618A JP H11201618 A JPH11201618 A JP H11201618A JP 10018019 A JP10018019 A JP 10018019A JP 1801998 A JP1801998 A JP 1801998A JP H11201618 A JPH11201618 A JP H11201618A
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JP
Japan
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opening
duct
cold air
closing
refrigeration unit
Prior art date
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JP10018019A
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English (en)
Inventor
Kenjiro Hara
謙二郎 原
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SHINBUTSURYUU SYSTEM KAIHATSU
SHINBUTSURYUU SYSTEM KAIHATSU KYODO KUMIAI
Original Assignee
SHINBUTSURYUU SYSTEM KAIHATSU
SHINBUTSURYUU SYSTEM KAIHATSU KYODO KUMIAI
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Filing date
Publication date
Application filed by SHINBUTSURYUU SYSTEM KAIHATSU, SHINBUTSURYUU SYSTEM KAIHATSU KYODO KUMIAI filed Critical SHINBUTSURYUU SYSTEM KAIHATSU
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Publication of JPH11201618A publication Critical patent/JPH11201618A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00007Combined heating, ventilating, or cooling devices
    • B60H1/00014Combined heating, ventilating, or cooling devices for load cargos on load transporting vehicles
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2317/00Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2317/06Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
    • F25D2317/067Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by air ducts
    • F25D2317/0672Outlet ducts

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  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来この種のダクトは、吹出し部分形の後方
開放型で、庫内天井全体固定形穴を設け、庫内天井中央
部にシート袋状に張った左右固定穴方式が知られている
が、庫内前後では6℃の温度差の問題点があり、温度調
整器で停止後、吸込み側・吹出し側室内温度の庫内温度
よりの上昇遅れによる発停誤差が発生するなどの問題が
あった。 【解決手段】 冷凍,冷蔵車における車体2A上に配設
された庫体2と、庫体に設けられた冷凍ユニット部3
と、冷風ダクト部4と、エアーカーテン部5から構成さ
れ、冷風を吹出し風量風速を調整し一定に幅広く吹出す
ことができると共に、庫内の前方・中央・後方の吹出し
風量風速を目的により自由に変えることができるよう構
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍・冷蔵輸送温
度保持管理を確実に行うことのできる新規な構成を有す
る冷凍,冷蔵車におけるエアーコールダクト装置に関す
るものである。特に、下記の諸点に適したものである。 1.牛枝肉懸垂輸送(0℃〜3℃) 2.冷蔵商品などの中温商品輸送(0℃前後) 3.冷凍商品などの低温品輸送
【0002】
【従来の技術】従来この種のダクトは、吹出し部分形の
後方開放型で、庫内天井上全体固定形穴を設け、庫内天
井中央部にシート袋状に張った左右固定穴方式が知られ
ている。また、外気侵入防止装置は単独方式で電気モー
ターによるサーキレーター方式が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。 1.庫内前後では6℃の温度差の問題点があり、温度調
整器(サーモスタット)で停止後、吸込み側、吹出し側
室内の温度の庫内温度よりの上昇遅れによる発停誤差が
発生する。 2.今日、冷凍,冷蔵庫における牛枝肉懸垂輸送には、
従来形では庫内天井中央部分に懸垂装置が装着され、使
用できないことと温度差の問題があった。 3.サーキレーター方式エアーカーテンにおいては、冷
凍機より吹出し風圧に負け使用は難しく庫内予冷温度の
放出防止としたが、吸込み、吹出し方式により庫内予冷
温の外部への放出率が多く、短時間で庫内温度を上昇さ
せる問題があった。 本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
なされたものであり、その目的とするところは、次のよ
うなことのできるものを提供しようとするものである。 1.本発明のものは、庫体内天井左右に一辺に傾斜角度
を設け断面が五面をもつ長方形箱形を冷凍機に接続し、
傾斜部、下部、後部に調整形口である開閉口、吸込み
側、吹出し側室内に自動開閉口で構成されていることを
特徴とするものである。 2.本発明のものは、庫体内天井左右に二辺に傾斜角度
を設け、断面が五面をもつ長方形箱形を冷凍機に接続
し、傾斜部、下部に調整形口である開閉口と吸込み側、
吹出し側に自動開閉口とリンクロッド、モーターと後部
先端左右に五面をもつ形状箱形と風向き変向板と二面帯
状開口部と開閉口で構成されていることを特徴とするも
のである。 3.本発明のものは、庫体内天井左右に一辺に傾斜角度
を設け、断面が六面をもつ長方形箱形を冷凍機に接続
し、傾斜部、下部に調整形開閉口と吸込み側、吹出し側
に自動開閉口とリンクロッド、モーターと後部先端に長
方形箱形と長方形開口部と開口部開閉蓋と風向き変向板
と調整形口である開閉口で構成されていることを特徴と
するものである。 4.本発明のものは、庫体内天井左右に一辺に傾斜角度
を設け、断面が五面をもつ長方形箱形を冷凍機に接続
し、傾斜部、下部に調整形口である開閉口と吸込み側、
吹出し側に自動開閉口とリンクロッド、モーターと後部
先端に長方形箱形に長方形開口部と開口部開閉蓋と風向
き変向板と調整形口である開閉口で構成されていること
を特徴とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。すなわち、
第1発明のものは、冷凍,冷蔵車における車体2A上に
配設された庫体2と、この庫体に設けられた冷凍ユニッ
ト部3と、冷風ダクト部4と、エアーカーテン部5から
構成され、庫体2は、床2Bと、この床の正面に起立さ
れた正面壁2Cと、床の左右辺に起立された左右壁2D
と、上面に張設された天井2Eと、背面開口部2F1に
開閉自在に取付けられた扉2Fから構成され、冷凍ユニ
ット部3は、庫体2内における前方部分に正面壁2Cに
対して小空間3A1を存して当該正面壁と平行に張設さ
れた前方仕切壁3Aと、正面壁2Cの外側面に添設され
た冷凍ユニット3Bから構成され、庫体2内と小空間と
は当該前方仕切壁3Aの下辺に形成した開口部3A2に
より連通していると共に、前方仕切壁3Aの中央部分に
は左右のリターン用自動開閉口3A3が設けられ、冷風
ダクト部4は、左右の側方冷風ダクト4A,4Bと、左
右の前方側コーナー冷風ダクト4C,4Dから構成さ
れ、 A.左の側方冷風ダクト4Aは、角筒状のダクト4A1
が庫体2内における左上方隅部において、前方仕切壁3
Aの近傍位置から扉2Fの近傍位置までの間に添設さ
れ、 a.ダクト4A1における右下内方部分には左傾斜面4
A12が設けられ、 b.ダクト4A1における左傾斜面には、所定間隔をも
って第1左自動開閉口4A3が設けられ、 c.ダクト4A1における下面4A13には、所定間隔
をもって第2左自動開閉口4A4が設けられ、 B.右の側方冷風ダクト4Bは、角筒状のダクト4B1
が庫体2内における右上方隅部において、前方仕切壁3
Aの近傍位置から扉2Fの近傍位置までの間に添設さ
れ、 a.ダクト4B1における左下内方部分には右傾斜面4
B12が形成され、 b.ダクト4B1における右傾斜面には、所定間隔をも
って第1右自動開閉口4B3が設けられ、 c.ダクト4B1における下面4B13には、所定間隔
をもって第2右自動開閉口4B4が設けられ、 C.左の前方側コーナー冷風ダクト4Cは、角筒状のダ
クト4C1が庫体2内における左前上方隅部に配設さ
れ、かつこの角筒状のダクト4C1の先端は冷凍ユニッ
ト部3の冷凍ユニット3Bに連結されていると共に、後
端は左の側方冷風ダクト4Aの先端に連結され、この左
の前方側コーナー冷風ダクト4Cにはサポート用自動開
閉口4C2が設けられ、 D.右の前方側コーナー冷風ダクト4Dは、角筒状のダ
クト4D1が庫体2内における右前上方隅部に配設さ
れ、かつこの角筒状のダクト4D1の先端は冷凍ユニッ
ト部3の冷凍ユニット3Bに連結されていると共に、後
端は右の側方冷風ダクト4Bの先端に連結され、この右
の前方側コーナー冷風ダクト4Dにはサポート用自動開
閉口4D2が設けられ、エアーカーテン部5は、庫体2
の背面開口部2F1における庫体内側上方に配設され、
かつ左右端が左右の側方冷風ダクト4A,4Bの後端に
連結された角筒状のカーテン用ダクト5Aと、このカー
テン用ダクト5A内に中央仕切り板5Bで形成された左
右室5B1、5B2と、左右室5B1,5B2の下面に
所定間隔をもって開設された冷風吹出し用スリット5B
11,5B21と、左右室5B1,5B2内に各冷風吹
出し用スリットごとに起立されている変向板5B12,
5B22と、冷風吹出し用スリット5B11,5B21
の下面に前後方向にスライド自在に取付けられた開閉板
5Cからなり、各変向板5B12,5B22は、外方に
位置する変向板より内方に位置する変向板が順次高さが
高くなるよう構成されていると共に、開閉板5Cには手
動の開閉口5C1が設けられている冷凍,冷蔵車におけ
るエアーコールダクト装置である。
【0005】第2発明は、冷凍,冷蔵車における車体2
A上に配設された庫体2と、この庫体に設けられた冷凍
ユニット部3と、冷風ダクト部4と、冷風ダクト部6
と、エアーカーテン部7から構成され、庫体2は、床2
Bと、この床の正面に起立された正面壁2Cと、床の左
右辺に起立された左右壁2Dと、上面に張設された天井
2Eと、背面開口部2F1に開閉自在に取付けられた扉
2Fから構成され、冷凍ユニット部3は、庫体2内にお
ける前方部分に正面壁2Cに対して小空間3A1を存し
て当該正面壁と平行に張設された前方仕切壁3Aと、正
面壁2Cの外側面に添設された冷凍ユニット3Bから構
成され、庫体2内と小空間とは当該前方仕切壁3Aの下
辺に形成した開口部3A2により連通していると共に、
前方仕切壁3Aの中央部分には左右のリターン用自動開
閉口3A3が設けられ、冷風ダクト部6は、左右の側方
冷風ダクト6A,6Bと、左右の前方側コーナー冷風ダ
クト6C,6Dから構成され、 A.左の側方冷風ダクト6Aは、角筒状のダクト6A1
が庫体2内における左上方隅部において、前方仕切壁3
Aの近傍位置から扉2Fの近傍位置までの間に添設さ
れ、 a.ダクト6A1における右下内方部分には左傾斜面6
A12が設けられ、 b.ダクト6A1における左傾斜面には、所定間隔をも
って第1左自動開閉口6A3が設けられ、 c.ダクト6A1における下面6A13には、所定間隔
をもって第2左自動開閉口6A4が設けられ、 B.右の側方冷風ダクト6Bは、角筒状のダクト6B1
が庫体2内における右上方隅部において、前方仕切壁3
Aの近傍位置から扉2Fの近傍位置までの間に添設さ
れ、 a.ダクト6B1における左下内方部分には右傾斜面6
B12が形成され、 b.ダクト6B1における右傾斜面には、所定間隔をも
って第1右自動開閉口6B3が設けられ、 c.ダクト6B1における下面6B13には、所定間隔
をもって第2右自動開閉口6B4が設けられ、 C.左の前方側コーナー冷風ダクト6Cは、角筒状のダ
クト6C1が庫体2内における左前上方隅部に配設さ
れ、かつこの角筒状のダクト6C1の先端は冷凍ユニッ
ト部3の冷凍ユニット3Bに連結されていると共に、後
端は左の側方冷風ダクト6Aの先端に連結され、この左
の前方側コーナー冷風ダクト6Cにはサポート用自動開
閉口6C2が設けられ、 D.右の前方側コーナー冷風ダクト6Dは、角筒状のダ
クト6D1が庫体2内における右前上方隅部に配設さ
れ、かつこの角筒状のダクト6D1の先端は冷凍ユニッ
ト部3の冷凍ユニット3Bに連結されていると共に、後
端は右の側方冷風ダクト6Bの先端に連結され、この右
の前方側コーナー冷風ダクト6Dにはサポート用自動開
閉口6D2が設けられ、エアーカーテン部7は、左の側
方冷風ダクト6Aの後端に連設された左の冷風吹出し室
7Aと、右の側方冷風ダクト6Bの後端に連設された右
の冷風吹出し室7Bから構成され、左の冷風吹出し室7
Aは、冷風吹出し室体7A1の庫体内側に傾斜板7A2
が設けられ、傾斜板7A2の後半分には吹出し口7A3
が設けられ、傾斜板7A2の庫内側面には吹出し口7A
3を開閉するスライド蓋7A4が設けられ、スライド蓋
には手動の開閉口7A41が設けられ、冷風吹出し室体
7A1の後方壁には手動の開閉口7A5が設けられ、右
の冷風吹出し室7Bは、冷風吹出し室体7B1の庫体内
側に傾斜板7B2が設けられ、傾斜板7B2の後半分に
は吹出し口7B3が設けられ、傾斜板7B2の庫内側面
には吹出し口7B3を開閉するスライド蓋7B4が設け
られ、スライド蓋には手動の開閉口7B41が設けら
れ、冷風吹出し室体7B1の後方壁には手動の開閉口7
B5が設けられている冷凍,冷蔵車におけるエアーコー
ルダクト装置である。
【0006】第3発明は、冷凍,冷蔵車における車体2
A上に配設された庫体2と、この庫体に設けられた冷凍
ユニット部3と、冷風ダクト部8と、エアーカーテン部
9から構成され、庫体2は、床2Bと、この床の正面に
起立された正面壁2Cと、床の左右辺に起立された左右
壁2Dと、上面に張設された天井2Eと、背面開口部2
F1に開閉自在に取付けられた扉2Fから構成され、冷
凍ユニット部3は、庫体2内における前方部分に正面壁
2Cに対して小空間3A1を存して当該正面壁と平行に
張設された前方仕切壁3Aと、正面壁2Cの外側面に添
設された冷凍ユニット3Bから構成され、庫体2内と小
空間とは当該前方仕切壁3Aの下辺に形成した開口部3
A2により連通していると共に、前方仕切壁3Aの中央
部分には左右のサポート用自動開閉口3A3が設けら
れ、冷風ダクト部8は、中央冷風ダクト8Aと前方冷風
誘導ダクト8Bから構成され、 A.中央冷風ダクト8Aは、角筒状のダクト8A1が庫
体2の天井2Eにおける下面中央に前方仕切壁3Aの近
傍位置から扉2Fの近傍位置までの間に添設され、そし
て、このダクト8A1における左右の下端部分には傾斜
面8A11が設けられ、また、この傾斜面には、所定間
隔をもって第1自動開閉口8A2が設けられ、ダクト8
A1の下面には、所定間隔をもって第2自動開閉口8A
3が設けられ、 B.前方冷風誘導ダクト8Bは、平面台形状に構成され
た誘導ダクト8B1が庫体2の天井2Eにおける下面の
前方位置に配設され、かつこの誘導ダクト8B1の先端
は冷凍ユニット部3の冷凍ユニット3Bに連結されてい
ると共に、後端は中央冷風ダクト8Aの先端に連結さ
れ、 a.誘導ダクト8B1における左右側面には、所定間隔
をもってサポート用自動開閉口8B2が設けられ、 b.第1自動開閉口8A2には前後方向のリングロッド
Rが連結され、このリングロッドの先端にはモーターM
が連結され、これにより開閉が行われるよう構成され、
エアーカーテン部9は、中央冷風ダクト8Aの後端に誘
導用ダクト9Aを介して連設されたエアーカーテン用基
枠9Bと、エアーカーテン用枠9Cと、このエアーカー
テン用枠を開閉するシャッター9Dから構成され、エア
ーカーテン用基枠9Bは、角筒状に構成され、庫体2の
背面開口部2F1における庫体内側上方に配設され、エ
アーカーテン用枠9Cは、下向きコ字状に構成され、エ
アーカーテン用基枠9Bの内方壁に添着されていると共
に、中央冷風ダクト8Aに誘導用ダクト9Aを介して連
結され、エアーカーテン用枠9Cにおける下面開口部の
中央に、当該エアーカーテン用枠の長手方向と平行にガ
イド板9C1が張設され、シャッター9Dは、エアーカ
ーテン用枠9Cの下面開口部を覆うことのできる寸法に
構成されたシャッター用板9D1と、このシャッター用
板に設けられた手動で操作する開閉口9D2から構成さ
れ、誘導用ダクト9Aは平面台形台上に構成され、当該
誘導用ダクト9Aの天板の下面には中央冷風ダクト8A
からの冷風を円滑にエアーカーテン用枠9Cに誘導する
冷風ガイド用の突出部9A1などが突設されている冷
凍,冷蔵車におけるエアーコールダクト装置である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例にもとづき図面を参照して説明する。1は第1発明の
冷凍,冷蔵車におけるエアーコールダクト装置である。
冷凍,冷蔵車における車体2A上に配設された庫体2
と、この庫体に設けられた冷凍ユニット部3と、冷風ダ
クト部4と、エアーカーテン部5から構成されている。
【0008】庫体2は、床2Bと、この床の正面に起立
された正面壁2Cと、床の左右辺に起立された左右壁2
Dと、上面に張設された天井2Eと、背面開口部2F1
に開閉自在に取付けられた扉2Fから構成されている。
【0009】冷凍ユニット部3は、庫体2内における前
方部分に正面壁2Cに対して小空間3A1を存して当該
正面壁と平行に張設された前方仕切壁3Aと、正面壁2
Cの外側面に添設された冷凍ユニット3Bから構成さ
れ、庫体2内と小空間とは当該前方仕切壁3Aの下辺に
形成した開口部3A2により連通していると共に、前方
仕切壁3Aの中央部分には左右のサポート用自動開閉口
3A3が設けられている。この左右のサポート用自動開
閉口3A3には左右方向のリングロッドRが連結され、
このリングロッドの先端にはモーターMが連結され、こ
れにより開閉が行われるよう構成されている。
【0010】冷風ダクト部4は、左右の側方冷風ダクト
4A,4Bと、左右の前方側コーナー冷風ダクト4C,
4Dから構成されている。 A.左の側方冷風ダクト4Aは、角筒状のダクト4A1
が庫体2内における左上方隅部において、前方仕切壁3
Aの近傍位置から扉2Fの近傍位置までの間に添設され
ている。 a.ダクト4A1における右下内方部分には左傾斜面4
A12が設けられている。 b.ダクト4A1における左傾斜面には、所定間隔をも
って第1左自動開閉口4A3が設けられている。 c.ダクト4A1における下面4A13には、所定間隔
をもって第2左自動開閉口4A4が設けられている。 d.第1左自動開閉口4A3には前後方向のリングロッ
ドRが連結され、このリングロッドの先端にはモーター
Mが連結され、これにより開閉が行われるよう構成され
ている。 e.第2左自動開閉口4A4には前後方向のリングロッ
ドRが連結され、このリングロッドの先端にはモーター
Mが連結され、これにより開閉が行われるよう構成され
ている。
【0011】B.右の側方冷風ダクト4Bは、角筒状の
ダクト4B1が庫体2内における右上方隅部において、
前方仕切壁3Aの近傍位置から扉2Fの近傍位置までの
間に添設されている。 a.ダクト4B1における左下内方部分には右傾斜面4
B12が形成されている。 b.ダクト4B1における右傾斜面には、所定間隔をも
って第1右自動開閉口4B3が設けられている。 c.ダクト4B1における下面4B13には、所定間隔
をもって第2右自動開閉口4B4が設けられている。 d.第1右自動開閉口4B3には前後方向のリングロッ
ドRが連結され、このリングロッドの先端にはモーター
Mが連結され、これにより開閉が行われるよう構成され
ている。 e.第2右自動開閉口4B4には前後方向のリングロッ
ドRが連結され、このリングロッドの先端にはモーター
Mが連結され、これにより開閉が行われるよう構成され
ている。
【0012】C.左の前方側コーナー冷風ダクト4C
は、角筒状のダクト4C1が庫体2内における左前上方
隅部に配設され、かつこの角筒状のダクト4C1の先端
は冷凍ユニット部3の冷凍ユニット3Bに連結されてい
ると共に、後端は左の側方冷風ダクト4Aの先端に連結
されている。この左の前方側コーナー冷風ダクト4Cに
はサポート用自動開閉口4C2が設けられている。サポ
ート用自動開閉口4C2にはリングロッドRが連結さ
れ、このリングロッドの先端にはモーターMが連結さ
れ、これにより開閉が行われるよう構成されている。 D.右の前方側コーナー冷風ダクト4Dは、角筒状のダ
クト4D1が庫体2内における右前上方隅部に配設さ
れ、かつこの角筒状のダクト4D1の先端は冷凍ユニッ
ト部3の冷凍ユニット3Bに連結されていると共に、後
端は右の側方冷風ダクト4Bの先端に連結されている。
この右の前方側コーナー冷風ダクト4Dにはサポート用
自動開閉口4D2が設けられている。サポート用自動開
閉口4D2にはリングロッドRが連結され、このリング
ロッドの先端にはモーターMが連結され、これにより開
閉が行われるよう構成されている。
【0013】エアーカーテン部5は、庫体2の背面開口
部2F1における庫体内側上方に配設され、かつ左右端
が左右の側方冷風ダクト4A,4Bの後端に連結された
角筒状のカーテン用ダクト5Aと、このカーテン用ダク
ト5A内に中央仕切り板5Bで形成された左右室5B
1、5B2と、左右室5B1,5B2の下面に所定間隔
をもって開設された冷風吹出し用スリット5B11,5
B21と、左右室5B1,5B2内に各冷風吹出し用ス
リットごとに起立されている変向板5B12,5B22
と、冷風吹出し用スリット5B11,5B21の下面に
前後方向にスライド自在に取付けられた開閉板5Cから
なり、各変向板5B12,5B22は、外方に位置する
変向板より内方に位置する変向板が順次高さが高くなる
よう構成されていると共に、開閉板5Cには手動の開閉
口5C1が設けられている。
【0014】第1発明のものの作用を説明する。 A.扉2Fを開いた開放状態にして荷積み,荷下ろしを
している場合の温度保持状態は下記の通りである。 a.開放状態にする開閉口などは下記の通りである。カ
ーテン用ダクト5Aに付設されたシャッター5Cを手動
で開放する。開閉口4C2は冷凍ユニット部3が連続運
転となるため、リンクロッドR,モーターMにより自動
開放となる。冷凍ユニット部3は自動発停サーモスタッ
ト運転時閉及び運転停止時開放、冷凍ユニット部3は連
続運転開放、冷凍ユニット部3は連続発停自動切換スイ
ッチとサーモスタットに連動。 b.閉鎖状態にする開閉口などは下記の通りである。 イ.開閉口4A3,4B3,4A4,4B4はリンクロ
ッドR,モーターMにより冷風循環位置まで閉じる。 ロ.開閉口3A3は冷凍ユニット部3が連続運転のた
め、リンクロッドR,モーターMにより自動閉鎖とな
る。冷凍ユニット部3は自動発停サーモスタット運転停
止時開放及び運転時閉、冷凍ユニット部3は連続運転時
閉、冷凍ユニット部3は連続自動発停切換スイッチとサ
ーモスタットに連動。 c.場合によっては半開状態にする開閉口などは下記の
通りである。開閉口4A3,4B3,4A4,4B4は
庫体2内の温度保持用冷風の吹出しが必要なため全開状
態にしない。 d.この結果、庫体内での冷風の動きは下記の通りであ
る。 イ.開閉口4A3,4B3,4A4,4B4により吹出
し冷風は庫体2内の温度を保持し、その冷風は吸込み開
口部3A2にリターンする。 ロ.冷風ダクト4C,4D,4A,4Bを通りダクト5
Aに入り、変向板5B12,5B22により風量均一と
風向きを下方向に変え、スリット5B11,5B21よ
り吹出し庫体2後部の扉2Fを開放、その開口全体下方
向に吹出し外気侵入を防止し開口部3A2にリターンす
る。
【0015】B.扉2Fを閉じた冷却状態の場合の温度
保持状態は下記の通りである。 a.開放状態にする開閉口などは下記の通りである。開
閉口4A3,4B3,4A4,4B4はリンクロッド
R,モーターMにより開放、開閉口5C1は手動で開放
する。 b.閉鎖状態にする開閉口などは下記の通りである。開
閉板5Cは手動で全閉する。 c.場合によっては半開状態にする開閉口などは下記の
通りである。開閉口4A3,4B3,4A4,4B4
は、冷風量をリンクロッドR,モーターMにより、開閉
口5C1は手動により自由に開閉調整できる。 d.この結果、庫体内での冷風の動きは下記の通りであ
る。 イ.傾斜面4A12,4B12に付設されている開閉口
4A3,4B3より庫体2内上面中央面に吹出す。 ロ.開閉口4A4,4B4,5C1より庫体2内側面と
中央面に吹出す。 ハ.上記イ,ロより吹出した冷風は開口部3A2にリタ
ーンする。 ニ.開閉口3A3,4C2は前方仕切壁3A,冷風ダク
ト4C,4D小室内と庫体2内の温度を均一にするため
設けられており、冷凍ユニット部3発停(サーモスタッ
ト)によりリンクロッドR,モーターMが連動サポート
する。開閉口3A3の開閉は、自動発停サーモスタット
運転停止時開放及び運転時閉、冷凍ユニット部3連続運
転中閉、冷凍ユニット部3連続自動発停切換スイッチと
サーモスタット連動。開閉口4A2の開閉は、冷凍ユニ
ット部3自動発停サーモスタット運転時閉及び運転停止
時開放、冷凍ユニット部3連続運転時開、冷凍ユニット
部3連続自動発停。切換スイッチとサーモスタットが連
動する。冷凍ユニット部3のサーモスタットコントロー
ル機能は、吹出し側サプライセンサーと吸込み側リター
ンセンサーで行う。
【0016】11は第2発明の冷凍,冷蔵車におけるエ
アーコールダクト装置である。冷凍,冷蔵車における車
体2A上に配設された庫体2と、この庫体に設けられた
冷凍ユニット部3と、冷風ダクト部4と、冷風ダクト部
6と、エアーカーテン部7から構成されている。
【0017】庫体2は、床2Bと、この床の正面に起立
された正面壁2Cと、床の左右辺に起立された左右壁2
Dと、上面に張設された天井2Eと、背面開口部2F1
に開閉自在に取付けられた扉2Fから構成されている。
【0018】冷凍ユニット部3は、庫体2内における前
方部分に正面壁2Cに対して小空間3A1を存して当該
正面壁と平行に張設された前方仕切壁3Aと、正面壁2
Cの外側面に添設された冷凍ユニット3Bから構成さ
れ、庫体2内と小空間とは当該前方仕切壁3Aの下辺に
形成した開口部3A2により連通していると共に、前方
仕切壁3Aの中央部分には左右のリターン用自動開閉口
3A3が設けられている。この左右のリターン用自動開
閉口3A3には左右方向のリングロッドRが連結され、
このリングロッドの先端にはモーターMが連結され、こ
れにより開閉が行われるよう構成されている。
【0019】冷風ダクト部6は、左右の側方冷風ダクト
6A,6Bと、左右の前方側コーナー冷風ダクト6C,
6Dから構成されている。 A.左の側方冷風ダクト6Aは、角筒状のダクト6A1
が庫体2内における左上方隅部において、前方仕切壁3
Aの近傍位置から扉2Fの近傍位置までの間に添設され
ている。 a.ダクト6A1における右下内方部分には左傾斜面6
A12が設けられている。 b.ダクト6A1における左傾斜面には、所定間隔をも
って第1左自動開閉口6A3が設けられている。 c.ダクト6A1における下面6A13には、所定間隔
をもって第2左自動開閉口6A4が設けられている。 d.第1左自動開閉口6A3には前後方向のリングロッ
ドRが連結され、このリングロッドの先端にはモーター
Mが連結され、これにより開閉が行われるよう構成され
ている。 e.第2左自動開閉口6A4には前後方向のリングロッ
ドRが連結され、このリングロッドの先端にはモーター
Mが連結され、これにより開閉が行われるよう構成され
ている。
【0020】B.右の側方冷風ダクト6Bは、角筒状の
ダクト6B1が庫体2内における右上方隅部において、
前方仕切壁3Aの近傍位置から扉2Fの近傍位置までの
間に添設されている。 a.ダクト6B1における左下内方部分には右傾斜面6
B12が形成されている。 b.ダクト6B1における右傾斜面には、所定間隔をも
って第1右自動開閉口6B3が設けられている。 c.ダクト6B1における下面6B13には、所定間隔
をもって第2右自動開閉口6B4が設けられている。 d.第1右自動開閉口6B3には前後方向のリングロッ
ドRが連結され、このリングロッドの先端にはモーター
Mが連結され、これにより開閉が行われるよう構成され
ている。 e.第2右自動開閉口6B4には前後方向のリングロッ
ドRが連結され、このリングロッドの先端にはモーター
Mが連結され、これにより開閉が行われるよう構成され
ている。
【0021】C.左の前方側コーナー冷風ダクト6C
は、角筒状のダクト6C1が庫体2内における左前上方
隅部に配設され、かつこの角筒状のダクト6C1の先端
は冷凍ユニット部3の冷凍ユニット3Bに連結されてい
ると共に、後端は左の側方冷風ダクト6Aの先端に連結
されている。この左の前方側コーナー冷風ダクト6Cに
はサポート用自動開閉口6C2が設けられている。この
サポート用自動開閉口6C2にはリングロッドRが連結
され、このリングロッドの先端にはモーターMが連結さ
れ、これにより開閉が行われるよう構成されている。 D.右の前方側コーナー冷風ダクト6Dは、角筒状のダ
クト6D1が庫体2内における右前上方隅部に配設さ
れ、かつこの角筒状のダクト6D1の先端は冷凍ユニッ
ト部3の冷凍ユニット3Bに連結されていると共に、後
端は右の側方冷風ダクト6Bの先端に連結されている。
この右の前方側コーナー冷風ダクト6Dにはサポート用
自動開閉口6D2が設けられている。このサポート用自
動開閉口6D2にはリングロッドRが連結され、このリ
ングロッドの先端にはモーターMが連結され、これによ
り開閉が行われるよう構成されている。
【0022】エアーカーテン部7は、左の側方冷風ダク
ト6Aの後端に連設された左の冷風吹出し室7Aと、右
の側方冷風ダクト6Bの後端に連設された右の冷風吹出
し室7Bから構成されている。左の冷風吹出し室7A
は、冷風吹出し室体7A1の庫体内側に傾斜板7A2が
設けられ、傾斜板7A2の後半分には吹出し用口7A3
が設けられ、傾斜板7A2の庫内側面には吹出し用口7
A3を開閉するスライド蓋7A4が設けられ、スライド
蓋には手動の開閉口7A41が設けられ、冷風吹出し室
体7A1の後方壁には手動の開閉口7A5が設けられ、
冷風吹出し室体7A1の内部には、左の側方冷風ダクト
6Aからの冷風を吹出し用口7A3へ誘導する風向板7
A6,7A61が設けられている。右の冷風吹出し室7
Bは、冷風吹出し室体7B1の庫体内側に傾斜板7B2
が設けられ、傾斜板7B2の後半分には吹出し用口7B
3が設けられ、傾斜板7B2の庫内側面には冷風吹出し
口を開閉するスライド蓋7B6が設けられ、スライド蓋
には手動の開閉口7B41が設けられ、冷風吹出し室体
7B1の後方壁には手動の開閉口7B5が設けられ、冷
風吹出し室体7B1の内部には、左の側方冷風ダクト6
Bからの冷風を吹出し用口7B3へ誘導する風向板7B
6,7B61が設けられている。
【0023】第2発明のものの作用を説明する。 A.扉2Fを開いた開放状態にして荷積み,荷下ろしを
している場合の温度保持状態は下記の通りである。 a.開放状態にする開閉口などは下記の通りである。 イ.スライド蓋7A4,7B4を手動開放する。 ロ.開閉口6C2,6D2は冷凍ユニット部3が連続運
転のため、リンクロッドR,モーターMにより自動開放
する。冷凍ユニット部3は自動発停サモースタット運転
時閉、冷凍ユニット部3は連続運転時開放、冷凍ユニッ
ト部3は連続自動発停切換スイッチとサーモスタットに
連動となる。 b.閉鎖状態にする開閉口などは下記の通りである。 イ.開閉口6A3,6B3,6A4,6B4はリンクロ
ッドR,モーターMにより冷風循環位置まで閉じる。 ロ.開閉口7A5,7B5は手動で閉じる。 ハ.開閉口3A3は冷凍ユニット部3が連続運転のた
め、リンクロッドR,モーターMにより自動閉鎖とな
る。自動発停サーモスタット運転時閉、停止時開連続運
転時閉、冷凍ユニット部3は連続発停切替スイッチとサ
ーモスタットに連動する。 c.場合によっては、半開状態にする開閉口などは下記
の通りである。開閉口6A3,6B3,6A4,6B4
は庫体2内温度保持用冷風の吹出しが必要のため全閉状
態にしない。 d.この結果、庫体内での冷風の動きは通りである。 イ.開閉口6A3,6B3,6A4,6B4より吹出し
た冷風は庫体2内の温度を保持し、開口部3A2にリタ
ーンする。 ロ.冷風は、冷風ダクト6C,6D,6A,6Bを通り
冷風吹出し室7A,7Bに入り、風向板7A6,7B6
などによりにより風向きを変え、冷風吹出し口から庫体
後部の扉2Fを開放、その開口全体に吹出し外気侵入を
防止し、開口部3A2にリターンする。
【0024】B.扉2Fを閉じた冷却状態の場合の温度
保持状態は下記の通りである。 a.開放状態にする開閉口などは下記の通りである。開
閉口6A3,6A4,6B3,6B4はリンクロッド
R,モーターMにより開放し、開閉口7B41,7B5
は手動開放する。 b.閉鎖状態にする開閉口などは下記の通りである。冷
風吹出し口6A3,7B3をスライド蓋で全閉する。 c.場合によっては、半開状態にする開閉口などは下記
の通りである。開閉口6A3,6A4,6B3,6B4
はリンクロッドR,モーターMにより、開閉口7B4
1,7B5は手動により自由に冷風量をセットできる。 d.この結果、庫体内での冷風の動きは下記の通りであ
る。 イ.傾斜面6A12,6B12に付設されている開閉口
6A3,6B3とスライド蓋の開閉口7A41,7B4
1より吹出す冷風は、庫体内上部,中央部に吹出す。 ロ.冷風ダクト6A,6Bの下面に付設されている開閉
口6A4,6B4は庫体内側面と中央面に吹出す。 ハ.開閉口7A5,7B5は庫体内後部の扉面に吹出
す。 ニ.上記イ,ロ,ハより吹出した冷風は開口部3A2に
リターンする。 ホ.開閉口3A3は前方仕切壁3A、開閉口6C2は冷
風ダクト6C,6B、小室内と庫体内温度を均一にする
ため、冷凍ユニット部3の発停(サーモスタット)によ
りリンクロッドR,モーターMが連動サポートする。開
閉口3A3の開閉は、冷凍ユニット部3の自動発停サー
モスタット運転時閉、運転停止時開放、連続運転時閉で
行われる。開閉口6C2の開閉は、冷凍ユニット部3の
自動発停サーモスタット運転時閉、自動発停サーモスタ
ット運転停止時開放、連続運転時開で行われる。冷凍ユ
ニット部3は連続自動発停切替スイッチとサーモスタッ
トに連動する。冷凍ユニット部3のサーモスタットコン
トロール機能は、吹出し側サプライセンサーと吸込み側
リターンセンサーで行う。
【0025】12は第3発明の冷凍,冷蔵車におけるエ
アーコールダクト装置である。冷凍,冷蔵車における車
体2A上に配設された庫体2と、この庫体に設けられた
冷凍ユニット部3と、冷風ダクト部8と、エアーカーテ
ン部9から構成されている。
【0026】庫体2は、床2Bと、この床の正面に起立
された正面壁2Cと、床の左右辺に起立された左右壁2
Dと、上面に張設された天井2Eと、背面開口部2F1
に開閉自在に取付けられた扉2Fから構成されている。
【0027】冷凍ユニット部3は、庫体2内における前
方部分に正面壁2Cに対して小空間3A1を存して当該
正面壁と平行に張設された前方仕切壁3Aと、正面壁2
Cの外側面に添設された冷凍ユニット3Bから構成さ
れ、庫体2内と小空間とは当該前方仕切壁3Aの下辺に
形成した開口部3A2により連通していると共に、前方
仕切壁3Aの中央部分には左右のサポート用自動開閉口
3A3が設けられている。この左右のリターン用自動開
閉口3A3には左右方向のリングロッドRが連結され、
このリングロッドの先端にはモーターMが連結され、こ
れにより開閉が行われるよう構成されている。
【0028】冷風ダクト部8は、中央冷風ダクト8Aと
前方冷風誘導ダクト8Bから構成されている。 A.中央冷風ダクト8Aは、角筒状のダクト8A1が庫
体2の天井2Eにおける下面中央に前方仕切壁3Aの近
傍位置から扉2Fの近傍位置までの間に添設されてい
る。そして、このダクト8A1における左右の下端部分
には傾斜面8A11が設けられている。また、この傾斜
面には、所定間隔をもって第1自動開閉口8A2が設け
られ、ダクト8A1の下面には、所定間隔をもって第2
自動開閉口8A3が設けられている。 B.前方冷風誘導ダクト8Bは、平面台形状に構成され
た誘導ダクト8B1が庫体2の天井2Eにおける下面の
前方位置に配設され、かつこの誘導ダクト8B1の先端
は冷凍ユニット部3の冷凍ユニット3Bに連結されてい
ると共に、後端は中央冷風ダクト8Aの先端に連結され
ている。 a.誘導ダクト8B1における左右側面には、所定間隔
をもってサポート用自動開閉口8B2が設けられてい
る。 b.第1自動開閉口8A2には前後方向のリングロッド
Rが連結され、このリングロッドの先端にはモーターM
が連結され、これにより開閉が行われるよう構成されて
いる。 c.第2自動開閉口8A3には前後方向のリングロッド
Rが連結され、このリングロッドの先端にはモーターM
が連結され、これにより開閉が行われるよう構成されて
いる。 d.サポート用自動開閉口8B2にはリングロッドRが
連結され、このリングロッドの先端にはモーターMが連
結され、これにより開閉が行われるよう構成されてい
る。
【0029】エアーカーテン部9は、中央冷風ダクト8
Aの後端に誘導用ダクト9Aを介して連設されたエアー
カーテン用基枠9Bと、エアーカーテン用枠9Cと、こ
のエアーカーテン用枠を開閉するシャッター9Dから構
成されている。 A.エアーカーテン用基枠9Bは、角筒状に構成され、
庫体2の背面開口部2F1における庫体内側上方に配設
されている。 B.エアーカーテン用枠9Cは、下向きコ字状に構成さ
れ、エアーカーテン用基枠9Bの内方壁に添着されてい
ると共に、中央冷風ダクト8Aに誘導用ダクト9Aを介
して連結されている。エアーカーテン用枠9Cにおける
下面開口部の中央に、当該エアーカーテン用枠の長手方
向と平行にガイド板9C1が張設されている。 C.シャッター9Dは、エアーカーテン用枠9Cの下面
開口部を覆うことのできる寸法に構成されたシャッター
用板9D1と、このシャッター用板に設けられた手動で
操作する開閉口9D2から構成されている。シャッター
9Dのエアーカーテン用枠に対する開閉は、当該シャッ
ター9Dを前方にスライドさせることでエアーカーテン
用枠9Cを覆い、後方へスライドさせることでエアーカ
ーテン用枠9Cを開口させることができる。 D.誘導用ダクト9Aは平面台形台上に構成され、当該
誘導用ダクト9Aの天板の下面には中央冷風ダクト8A
からの冷風を円滑にエアーカーテン用枠9Cに誘導する
冷風ガイド用の突出部9A1が突設されている。また、
誘導用ダクト9Aの底板の上面にも冷風ガイド用の突出
部9A1を突設することができる。
【0030】第3発明のものの作用を説明する。 A.扉2Fを開いた開放状態にして荷積み,荷下ろしを
している場合の温度保持状態は下記の通りである。 a.開放状態にする開閉口などは下記の通りである。シ
ャッター9Dを手動全開放する。開閉口8B2は冷凍ユ
ニット部3が連続運転となるため、リンクロッドR,モ
ーターMにより自動開放する。冷凍ユニット部3は自動
発停サーモスタット運転停止時開放、冷凍ユニット部3
は連続運転開放、冷凍ユニット部3は連続自動発停切替
スイッチとサーモスタットに連動する。 b.閉鎖状態にする開閉口などは下記の通りである。 イ.開閉口8A2,8A3はリンクロッドR,モーター
Mにより冷風循環位置まで閉じる。 ロ.開閉口3A3は冷凍ユニット部3が連続運転となる
ため、リンクロッドR,モーターMにより自動閉鎖とな
る。冷凍ユニット部3は連続運転時閉、冷凍ユニット部
3は自動発停サーモスタット停止時開放、冷凍ユニット
部3は連続自動発停切替スイッチとサーモスタットと連
動する。 c.場合によっては、半開状態にする開閉口などは下記
の通りである。開閉口8A2,8A3は庫体2内に温度
保持用冷風を吹出すため全閉状態にならない。 d.この結果、庫体内での冷風の動きは下記の通りであ
る。 イ.開閉口8B2,開口部8A2,8A3より吹出した
冷風は庫体2内の温度を保持し、開口部3A2にリター
ンする。 ロ.ダクト8B,8Aを通りエアーカーテン用枠9Cに
入り、ガイド板9C1により風向きを下方向に変え、エ
アーカーテン用枠9Cより吹出し庫体2後部の扉2Fを
開放し、その開口全体下方向に吹き外気侵入を防止し開
口部3A2にリターンする。
【0031】B.扉2Fを閉じた冷却状態の場合の温度
保持状態は下記の通りである。 a.開放状態にする開閉口などは下記の通りである。開
閉口8A2,8A3をリンクロッドR,モーターMによ
り開放し、開閉口9D2は手動により開放する。 b.閉鎖状態にする開閉口などは下記の通りである。エ
アーカーテン用枠9Cはシャッター9Dを手動で閉じる
ことによって閉鎖される。 c.場合によっては、半開状態にする開閉口などは下記
の通りである。開閉口8A2,8A3は冷風量をリンク
ロッドR,モーターMにより開閉口9D2は手動により
自由に冷風量を調整できる。 d.この結果、庫体内での冷風の動きは下記の通りであ
る。 イ.ダクト8A1に傾斜面8A11と開閉口8A2によ
り庫体2内、左,右,上側面に吹出し、開閉口8A3は
中央面に吹出し、開閉口9D2は後部側面に吹出し、そ
の吹出した冷風は開口部3A2にリターンする。 ロ.開閉口3A3は前方仕切壁3A、開閉口8B2はダ
クト8Bと小室内と庫体2内温度を均一にするため設け
られており、冷凍ユニット部3の発停(サーモスタッ
ト)によりリンクロッドR,モーターMが連動サポート
する。 1.開閉口3A3の開閉は、冷凍ユニット部3が連続運
転時閉、 2.開閉口3A3の開閉は、冷凍ユニット部3が自
停サーモスタット運転停止時開放、 3.開閉口8B2の開閉は、冷凍ユニット部3が自動発
停サーモスタット運転時閉、停止時開、 4.開閉口8B2の開閉は、冷凍ユニット部3が連続運
転時開放、 5.冷凍ユニット部3の連続自動発停切替スイッチとサ
ーモスタットと連動する。冷凍ユニット部3のサーモス
タットコントロール機能は、吹出し側サプライセンサー
と吸込み側リターンセンサーで行う。
【0032】
【実施例】さらに、以下のような条件で実験した結果、
極めて良好な結果が得られた。冷凍・冷蔵車における庫
体内天井に作業用牛枝肉懸垂装置を取付け、その装置に
牛枝肉50枝を懸垂した。懸垂温度2℃、保持温度2
℃、外気温30℃、ユニットサーモスタット設定温度2
℃で30時間走行テストしたところ、保持状態は0℃〜
2℃で庫体内前方から後方にかけた全体の温度差は極め
て少ない結果が得られた。エアーカーテン部について
は、荷積み前予冷し、扉2Fを開放前に冷風循環サイク
ル作用にし開放した。中温体商品において、外気侵入率
は冷凍ユニットを停止または運転荷積みより極めて少な
い結果が得られた。
【0033】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。 1.冷凍機の冷風を各冷風ダクト内に流し、風圧を調整
形口である開閉口により、吹出し風量風速を調整し一定
に幅広く吹出すことができる。 2.庫内の前方・中央・後方の吹出し風量風速を目的に
より自由に変えることができる。 3.冷風吸込み室内、吹出し室内温度ねこみを解消する
ため、自動開閉口を設けることにより、庫内上昇温度と
同一になり、冷凍機の温度管理(サーモスタット)自動
発停遅れをなくすことができる。 4.本発明は前記のように構成されているので、冷風
量、風速が簡単に自由操作でき、吸込み、吹出し室内温
度ねこみも自動開閉口により防止され、庫体内全体の温
度差を解消し、中温体商品の荷積み、荷下ろし時、外気
温の侵入率も庫体後部扉開閉時の冷風リターンサイクル
により解消し、枝肉懸垂装置他、作業省力化に必要な天
井部作業機取付けスペース解消し、庫体内温度面と外気
侵入面と品質管理面と作業省力化に効果を有する。 5.第1発明,第2発明は、前記のように構成され、変
等辺長方形の冷風ダクトに庫体後部扉開閉時外気侵入防
止、冷風吹出し開口部が設けられ、外気侵入を防止し、
エアーカーテン部より庫体内に温度保持用冷風が吹出
し、庫体後部扉開閉時において、外気侵入用冷風と庫体
内保持用冷風は冷凍機吸込み口にリターンサイクルが行
われ庫体内予冷温度の上昇率を少なくすることができ
る。 6.第1発明の庫体風まわり形状は、庫体内天井中央部
に荷積み、荷下ろし省力化のため作業機を取付けること
ができる。 7.第2発明の庫体風まわり形状は、庫体内天井中央部
後方扉位置付近まで荷積み、荷下ろしの作業機を取付工
場施設と連動、作業省力化用作業機を取付けることがで
きる。 8.第3発明は、 イ.冷凍機の冷風を二辺傾斜角度を設け断面が六面であ
る中央冷風ダクト内に流し、風を調整形口である開閉口
により吹出し風量風速を調整し一定に吹出すことができ
る。 ロ.庫体風まわり形状は、庫体内天井左、右空間に荷役
作業省力化のため作業機を取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の1部を切欠いた斜視図である。
【図2】略図的縦断面図である。
【図3】略図的縦断面図である。
【図4】同上の要部拡大図である。
【図5】A矢視における要部拡大図である。
【図6】B−B線における要部拡大断面図である。
【図7】C−C線における拡大断面図である。
【図8】エアーカーテン部の1部を切欠いた斜視図であ
る。
【図9】エアーカーテン部の1部を切欠いた斜視図であ
る。
【図10】エアーカーテン部の斜視図である。
【図11】D−D線における拡大断面図である。
【図12】開閉板部分の分解斜視図である。
【図13】第2発明の1部を切欠いた斜視図である。
【図14】略図的縦断面図である。
【図15】略図的縦断面図である。
【図16】同上の要部拡大図である。
【図17】E矢視における要部拡大図である。
【図18】F−F線における要部拡大断面図である。
【図19】G−G線における拡大断面図である。
【図20】左の冷風吹出し室を中心に見た斜視図であ
る。
【図21】同上の分解斜視図である。
【図22】右の冷風吹出し室を中心に見た分解斜視図で
ある。
【図23】H−H線における拡大断面図である。
【図24】I−I線における拡大断面図である。
【図25】J−J線における拡大断面図である。
【図26】K−K線における拡大断面図である。
【図27】第3発明の1部を切欠いた斜視図である。
【図28】略図的縦断面図である。
【図29】略図的縦断面図である。
【図30】同上の要部拡大図である。
【図31】L矢視における要部拡大図である。
【図32】M−M線における要部拡大断面図である。
【図33】N−N線における拡大断面図である。
【図34】エアーカーテン部の1部を切欠いた斜視図で
ある。
【図35】エアーカーテン部の斜視図である。
【図36】O−O線における拡大断面図である。
【図37】同上の作用の説明図である。
【符号の説明】
1 第1発明の冷凍,冷蔵車におけるエアーコールダク
ト装置 2 庫体 3 冷凍ユニット部 4 冷風ダクト部 5 エアーカーテン部 11 第2発明の冷凍,冷蔵車におけるエアーコールダ
クト装置 6 冷風ダクト部 7 エアーカーテン部 12 第3発明の冷凍,冷蔵車におけるエアーコールダ
クト装置 8 冷風ダクト部 9 エアーカーテン部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F24F 13/12 F24F 13/12 F25D 11/00 101 F25D 11/00 101F

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍,冷蔵車における車体(2A)上に
    配設された庫体(2)と、この庫体に設けられた冷凍ユ
    ニット部(3)と、冷風ダクト部(4)と、エアーカー
    テン部(5)から構成され、 庫体(2)は、床(2B)と、この床の正面に起立され
    た正面壁(2C)と、床の左右辺に起立された左右壁
    (2D)と、上面に張設された天井(2E)と、背面開
    口部(2F1)に開閉自在に取付けられた扉(2F)か
    ら構成され、 冷凍ユニット部(3)は、庫体(2)内における前方部
    分に正面壁(2C)に対して小空間(3A1)を存して
    当該正面壁と平行に張設された前方仕切壁(3A)と、
    正面壁(2C)の外側面に添設された冷凍ユニット(3
    B)から構成され、庫体(2)内と小空間とは当該前方
    仕切壁(3A)の下辺に形成した開口部(3A2)によ
    り連通していると共に、前方仕切壁(3A)の中央部分
    には左右のリターン用自動開閉口(3A3)が設けら
    れ、 冷風ダクト部(4)は、左右の側方冷風ダクト(4A,
    4B)と、左右の前方側コーナー冷風ダクト(4C,4
    D)から構成され、 A.左の側方冷風ダクト(4A)は、角筒状のダクト
    (4A1)が庫体(2)内における左上方隅部におい
    て、前方仕切壁(3A)の近傍位置から扉(2F)の近
    傍位置までの間に添設され、ダクト(4A1)における
    右下内方部分には左傾斜面(4A12)が設けられ、ダ
    クト(4A1)における左傾斜面には、所定間隔をもっ
    て第1左自動開閉口(4A3)が設けられ、ダクト(4
    A1)における下面(4A13)には、所定間隔をもっ
    て第2左自動開閉口(4A4)が設けられ、 B.右の側方冷風ダクト(4B)は、角筒状のダクト
    (4B1)が庫体(2)内における右上方隅部におい
    て、前方仕切壁(3A)の近傍位置から扉(2F)の近
    傍位置までの間に添設され、ダクト(4B1)における
    左下内方部分には右傾斜面(4B12)が形成され、ダ
    クト(4B1)における右傾斜面には、所定間隔をもっ
    て第1右自動開閉口(4B3)が設けられ、ダクト(4
    B1)における下面(4B13)には、所定間隔をもっ
    て第2右自動開閉口(4B4)が設けられ、 C.左の前方側コーナー冷風ダクト(4C)は、角筒状
    のダクト(4C1)が庫体(2)内における左前上方隅
    部に配設され、かつこの角筒状のダクト(4C1)の先
    端は冷凍ユニット部(3)の冷凍ユニット(3B)に連
    結されていると共に、後端は左の側方冷風ダクト(4
    A)の先端に連結され、この左の前方側コーナー冷風ダ
    クト(4C)にはサポート用自動開閉口(4C2)が設
    けられ、 D.右の前方側コーナー冷風ダクト(4D)は、角筒状
    のダクト(4D1)が庫体(2)内における右前上方隅
    部に配設され、かつこの角筒状のダクト(4D1)の先
    端は冷凍ユニット部(3)の冷凍ユニット(3B)に連
    結されていると共に、後端は右の側方冷風ダクト(4
    B)の先端に連結され、この右の前方側コーナー冷風ダ
    クト(4D)にはサポート用自動開閉口(4D2)が設
    けられ、 エアーカーテン部(5)は、庫体(2)の背面開口部
    (2F1)における庫体内側上方に配設され、かつ左右
    端が左右の側方冷風ダクト(4A,4B)の後端に連結
    された角筒状のカーテン用ダクト(5A)と、このカー
    テン用ダクト(5A)内に中央仕切り板(5B)で形成
    された左右室(5B1、5B2)と、左右室(5B1,
    5B2)の下面に所定間隔をもって開設された冷風吹出
    し用スリット(5B11,5B21)と、左右室(5B
    1,5B2)内に各冷風吹出し用スリットごとに起立さ
    れている変向板(5B12,5B22)と、冷風吹出し
    用スリット(5B11,5B21)の下面に前後方向に
    スライド自在に取付けられた開閉板(5C)からなり、
    各変向板(5B12,5B22)は、外方に位置する変
    向板より内方に位置する変向板が順次高さが高くなるよ
    う構成されていると共に、開閉板(5C)には手動の開
    閉口(5C1)が設けられていることを特徴とする冷
    凍,冷蔵車におけるエアーコールダクト装置。
  2. 【請求項2】 冷凍,冷蔵車における車体(2A)上に
    配設された庫体(2)と、この庫体に設けられた冷凍ユ
    ニット部(3)と、冷風ダクト部(4)と、冷風ダクト
    部(6)と、エアーカーテン部(7)から構成され、 庫体(2)は、床(2B)と、この床の正面に起立され
    た正面壁(2C)と、床の左右辺に起立された左右壁
    (2D)と、上面に張設された天井(2E)と、背面開
    口部(2F1)に開閉自在に取付けられた扉(2F)か
    ら構成され、 冷凍ユニット部(3)は、庫体(2)内における前方部
    分に正面壁(2C)に対して小空間(3A1)を存して
    当該正面壁と平行に張設された前方仕切壁(3A)と、
    正面壁(2C)の外側面に添設された冷凍ユニット(3
    B)から構成され、庫体(2)内と小空間とは当該前方
    仕切壁(3A)の下辺に形成した開口部(3A2)によ
    り連通していると共に、前方仕切壁(3A)の中央部分
    には左右のリターン用自動開閉口(3A3)が設けら
    れ、冷風ダクト部(6)は、左右の側方冷風ダクト(6
    A,6B)と、左右の前方側コーナー冷風ダクト(6
    C,6D)から構成され、 A.左の側方冷風ダクト(6A)は、角筒状のダクト
    (6A1)が庫体(2)内における左上方隅部におい
    て、前方仕切壁(3A)の近傍位置から扉(2F)の近
    傍位置までの間に添設され、ダクト(6A1)における
    右下内方部分には左傾斜面(6A12)が設けられ、ダ
    クト(6A1)における左傾斜面には、所定間隔をもっ
    て第1左自動開閉口(6A3)が設けられ、ダクト(6
    A1)における下面(6A13)には、所定間隔をもっ
    て第2左自動開閉口(6A4)が設けられ、 B.右の側方冷風ダクト(6B)は、角筒状のダクト
    (6B1)が庫体(2)内における右上方隅部におい
    て、前方仕切壁(3A)の近傍位置から扉(2F)の近
    傍位置までの間に添設され、ダクト(6B1)における
    左下内方部分には右傾斜面(6B12)が形成され、ダ
    クト(6B1)における右傾斜面には、所定間隔をもっ
    て第1右自動開閉口(6B3)が設けられ、ダクト(6
    B1)における下面(6B13)には、所定間隔をもっ
    て第2右自動開閉口(6B4)が設けられ、 C.左の前方側コーナー冷風ダクト(6C)は、角筒状
    のダクト(6C1)が庫体(2)内における左前上方隅
    部に配設され、かつこの角筒状のダクト(6C1)の先
    端は冷凍ユニット部(3)の冷凍ユニット(3B)に連
    結されていると共に、後端は左の側方冷風ダクト(6
    A)の先端に連結され、この左の前方側コーナー冷風ダ
    クト(6C)にはサポート用自動開閉口(6C2)が設
    けられ、 D.右の前方側コーナー冷風ダクト(6D)は、角筒状
    のダクト(6D1)が庫体(2)内における右前上方隅
    部に配設され、かつこの角筒状のダクト(6D1)の先
    端は冷凍ユニット部(3)の冷凍ユニット(3B)に連
    結されていると共に、後端は右の側方冷風ダクト(6
    B)の先端に連結され、この右の前方側コーナー冷風ダ
    クト(6D)にはサポート用自動開閉口(6D2)が設
    けられ、 エアーカーテン部(7)は、左の側方冷風ダクト(6
    A)の後端に連設された左の冷風吹出し室(7A)と、
    右の側方冷風ダクト(6B)の後端に連設された右の冷
    風吹出し室(7B)から構成され、左の冷風吹出し室
    (7A)は、冷風吹出し室体(7A1)の庫体内側に傾
    斜板(7A2)が設けられ、傾斜板(7A2)の後半分
    には吹出し口(7A3)が設けられ、傾斜板(7A2)
    の庫内側面には吹出し口(7A3)を開閉するスライド
    蓋(7A4)が設けられ、スライド蓋には手動の開閉口
    (7A41)が設けられ、冷風吹出し室体(7A1)の
    後方壁には手動の開閉口(7A5)が設けられ、右の冷
    風吹出し室(7B)は、冷風吹出し室体(7B1)の庫
    体内側に傾斜板(7B2)が設けられ、傾斜板(7B
    2)の後半分には吹出し口(7B3)が設けられ、傾斜
    板(7B2)の庫内側面には吹出し口(7B3)を開閉
    するスライド蓋(7B4)が設けられ、スライド蓋には
    手動の開閉口(7B41)が設けられ、冷風吹出し室体
    (7B1)の後方壁には手動の開閉口(7B5)が設け
    られていることを特徴とする冷凍,冷蔵車におけるエア
    ーコールダクト装置。
  3. 【請求項3】 冷凍,冷蔵車における車体(2A)上に
    配設された庫体(2)と、この庫体に設けられた冷凍ユ
    ニット部(3)と、冷風ダクト部(8)と、エアーカー
    テン部(9)から構成され、 庫体(2)は、床(2B)と、この床の正面に起立され
    た正面壁(2C)と、床の左右辺に起立された左右壁
    (2D)と、上面に張設された天井(2E)と、背面開
    口部(2F1)に開閉自在に取付けられた扉(2F)か
    ら構成され、 冷凍ユニット部(3)は、庫体(2)内における前方部
    分に正面壁(2C)に対して小空間(3A1)を存して
    当該正面壁と平行に張設された前方仕切壁(3A)と、
    正面壁(2C)の外側面に添設された冷凍ユニット(3
    B)から構成され、庫体(2)内と小空間とは当該前方
    仕切壁(3A)の下辺に形成した開口部(3A2)によ
    り連通していると共に、前方仕切壁(3A)の中央部分
    には左右のサポート用自動開閉口(3A3)が設けら
    れ、冷風ダクト部(8)は、中央冷風ダクト(8A)と
    前方冷風誘導ダクト(8B)から構成され、 A.中央冷風ダクト(8A)は、角筒状のダクト(8A
    1)が庫体(2)の天井(2E)における下面中央に前
    方仕切壁(3A)の近傍位置から扉(2F)の近傍位置
    までの間に添設され、そして、このダクト(8A1)に
    おける左右の下端部分には傾斜面(8A11)が設けら
    れ、また、この傾斜面には、所定間隔をもって第1自動
    開閉口(8A2)が設けられ、ダクト(8A1)の下面
    には、所定間隔をもって第2自動開閉口(8A3)が設
    けられ、 B.前方冷風誘導ダクト(8B)は、平面台形状に構成
    された誘導ダクト(8B1)が庫体(2)の天井(2
    E)における下面の前方位置に配設され、かつこの誘導
    ダクト(8B1)の先端は冷凍ユニット部(3)の冷凍
    ユニット(3B)に連結されていると共に、後端は中央
    冷風ダクト(8A)の先端に連結され、誘導ダクト(8
    B1)における左右側面には、所定間隔をもってサポー
    ト用自動開閉口(8B2)が設けられ、第1自動開閉口
    (8A2)には前後方向のリングロッド(R)が連結さ
    れ、このリングロッドの先端にはモーター(M)が連結
    され、これにより開閉が行われるよう構成され、エアー
    カーテン部(9)は、中央冷風ダクト(8A)の後端に
    誘導用ダクト(9A)を介して連設されたエアーカーテ
    ン用基枠(9B)と、エアーカーテン用枠(9C)と、
    このエアーカーテン用枠を開閉するシャッター(9D)
    から構成され、エアーカーテン用基枠(9B)は、角筒
    状に構成され、庫体(2)の背面開口部(2F1)にお
    ける庫体内側上方に配設され、エアーカーテン用枠(9
    C)は、下向きコ字状に構成され、エアーカーテン用基
    枠(9B)の内方壁に添着されていると共に、中央冷風
    ダクト(8A)に誘導用ダクト(9A)を介して連結さ
    れ、エアーカーテン用枠(9C)における下面開口部の
    中央に、当該エアーカーテン用枠の長手方向と平行にガ
    イド板(9C1)が張設され、シャッター(9D)は、
    エアーカーテン用枠(9C)の下面開口部を覆うことの
    できる寸法に構成されたシャッター用板(9D1)と、
    このシャッター用板に設けられた手動で操作する開閉口
    (9D2)から構成され、誘導用ダクト(9A)は平面
    台形台上に構成され、当該誘導用ダクト(9A)の天板
    の下面には中央冷風ダクト(8A)からの冷風を円滑に
    エアーカーテン用枠(9C)に誘導する冷風ガイド用の
    突出部(9A1)などが突設されていることを特徴とす
    る冷凍,冷蔵車におけるエアーコールダクト装置。
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