JP2517077B2 - 蓄冷型保冷庫 - Google Patents

蓄冷型保冷庫

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JP2517077B2
JP2517077B2 JP63235248A JP23524888A JP2517077B2 JP 2517077 B2 JP2517077 B2 JP 2517077B2 JP 63235248 A JP63235248 A JP 63235248A JP 23524888 A JP23524888 A JP 23524888A JP 2517077 B2 JP2517077 B2 JP 2517077B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は蓄冷剤の蓄冷と並行して庫内の保冷も行い、
生鮮食品や医薬品等の冷蔵あるいは冷凍を要する商品の
輸送に使用すると共に、基地等にても保冷使用できる蓄
冷型保冷庫に関するものである。
従来の技術 近年、生鮮食品の流通におけるトラック等の配送に小
型の蓄冷型保冷庫が使用されてきている。
以下図面を参照しながら、上述した従来の蓄冷型保冷
庫の一例について説明する。
第4図は従来の蓄冷型保冷庫の構造を示す縦断面図で
ある。第4図において、1は保冷庫本体で断熱材を内蔵
したキャビネット2と、ドア3と、ドア3とキャビネッ
ト2をシールするガスケット4とに構成されている。
5は蓄冷室で、保冷庫の設定庫内温度より15℃程度低
い凝固点を有する潜熱型の蓄冷剤6と前記蓄冷剤6を冷
却凝固させる冷却器7とより構成され、保冷庫本体1の
天上部に形成されている。8は送風ファン、9は除霜用
ヒータで前記冷却器7に内蔵されている。10は断熱性を
有する断熱区画壁であり、11は前記断熱区画壁10の2カ
所に配設された通気孔、12は前記通気孔11の1つの近傍
の前記断熱画画壁10に設置された通気ファンである。13
は保冷室で前記断熱区画壁10により区画され保冷庫本体
1の下部に形成きれている。14は保冷温度検知器本体
で、前記保冷室13内の内壁面に保冷温度検知部15を取付
けている。16はコンプレッサで保冷室13の下断壁面外に
取付けている。17はコンデンサで、保冷庫本体1の保冷
室13を除く、保冷庫本体1の断熱外周面内に内蔵してい
る。コンプレッサ16とコンデンサ17とキャピラリチュー
ブ(図示せず)を直列に接続し冷凍機ユニット18を構成
し、蓄冷室5の冷却器7と接続して冷凍サイクルを形成
している。19は蓄冷検知と蓄冷剤6の凍結温度の制御を
行う蓄冷温度検知器本体で、断熱区画壁10の上面表面に
温度検知部20を取付けている。21は電源コードである。
以上の様に構成された蓄冷型保冷庫について以下第3
図を用いその動作を説明する。
まず蓄冷運転は電源コード21を電源に差し込みコンプ
レッサ16を運転し蓄冷運転を行う。そして冷却された冷
却器7により蓄冷剤6を冷却し、蓄冷剤6が完全に冷却
凝固されて蓄冷温度検知部20の温度が凍結温度より低い
所定の温度になると、蓄冷温度検知器19が作動し、コン
プレッサ16の運転を停止する。以降コンプレッサ16の運
転,停止をくり返し、蓄冷剤6の温度が低下しすぎない
様に蓄冷剤6の凍結温度を一定の温度範囲内に制御す
る。
次に保冷輸送に使用する場合について説明する。ま
ず、通気ファン7を運転させる。すると蓄冷剤6にて冷
却された冷気が通気孔11より保冷室13側に流れ、保冷室
13を冷却する。そして、産地等から運ばれてきた生鮮食
品等の冷却された輸送品物22を保冷室13に入れた後、電
源コード21を電源より抜きとり、コンプレッサ16の運転
を停止する。そして輸送用トラック等にのせて目的地ま
で輸送する。このとき保冷庫本体1内は、蓄冷剤6の融
解潜熱により冷却されている蓄冷室5により冷却されて
おり、輸送品物22の温度上昇を防止する。尚この時コン
プレッサ16は停止しており、コンデンサ17に高温冷媒が
流れていないので保冷庫本体1内への熱影響はなく負荷
熱量が増大することはない。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の様な構成では、蓄冷運転中は蓄冷
剤6を冷却するだけでなく保冷庫本体1内も冷却し保冷
室温度調節機能がないため、保冷庫内が0℃以下にもな
り冷蔵保冷の輸送品物が凍結したり、外気温の変動等に
より保冷庫内温度が一定せず、基地等における輸送前後
の保冷保管ができないという欠点を有していた。
本発明は上記課題点に鑑み、基地等における蓄冷時の
保冷室への冷風量を制御して保冷室内を設定温度に維持
できることにより冷蔵並びに冷凍保冷の保管ができ、輸
送機器並びに保管庫にも使用できる経済性の高い蓄冷型
保冷庫を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の蓄冷型保冷庫は、
前記蓄冷室と保冷室を通過する冷気通気部分に電磁シャ
ッターを設け、蓄冷室内の送気ファンが運転時は電磁シ
ャッターを閉じ、送気ファンが停止時及び保冷輸送時に
電磁シャッターを開くことにより凍結運転時に保冷室に
流入する冷気の量を減少させ、蓄冷運転時にも保冷室温
度を所定の温度に制御するという構成を備えたものであ
る。
作用 本発明は上記した構成によって、蓄冷運転中において
も蓄冷剤の蓄冷と共に保冷室内を設定温度に維持できる
ので、従来の基地等に別途保冷保管庫を保有しているの
に比べ、保冷保管庫の購入・維持管理を不用にさせ、基
地内の設置滞溜スペースを大幅に削減してスペースの有
効活用が図れ、輸送基地(保冷保管)における輸送品
物の搬出入作業の削減及びこれに伴う品物維持による品
質の確保を実現することができる。
実 施 例 以下本発明の一実施例の蓄冷型保冷庫について図面を
参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例における蓄冷型保冷庫の構
造を示す縦断面図である。第1図において23は保冷庫本
体で断熱材を内蔵したキャビネット24と、ドア25と、25
とキャビネット24とをシールするガスケット26とにより
構成されている。27は蓄冷室で、保冷庫の設手庫内温度
より15℃程度低い凝固点を有する潜熱型の蓄冷剤28と前
記蓄冷剤28を冷却凝固させる冷却器29とより構成され、
保冷庫本体17の天上部に形成されている。30は送気ファ
ン、31は除霜用ヒータで前記冷却器29に内蔵されてい
る。32は断熱性を有する断熱区画壁であり、33は断熱区
画壁32の一端に配設された冷気吸入口、34は前記冷気吸
入口33の相対する他端に配設された冷気吐出口である。
35は冷気吐出口34に配設した電磁シャッターで、シャッ
ター部には一部開口部35aを有している。36は保冷室
で、前記断熱区画壁32により区画された保冷庫本体23の
下部に形成されている。37は通気ファンで電磁シャッタ
ー35の保冷室36側に設けている。38は保冷室の温度を制
御する保冷室温度検知器である。
39はコンプレッサで、保冷室36の下断熱壁面外に取付
けている。40はコンデンサで、保冷庫本体23の断熱壁外
周面内に内蔵している。コンプレッサ39とコンデンサ40
とキャピラリチューブ(図示せず)を直列に接続し冷凍
機ユニット41を構成し、蓄冷室27の冷却器と接続して冷
凍サイクルを形成している。42は蓄冷検知と蓄冷剤28の
凍結温度の制御を行う蓄冷温度検知器で、蓄冷剤28表面
に温度検知部43を取付けている。44は電源コードであ
る。電気配線図は第2図に示す様に、通気ファン37と保
冷室温度検知器38は直列に接続し、バッテリーに接続し
ている。又、送風ファン30、コンプレッサ39、電磁シャ
ッター35はそれぞれ並列に接続し、前記直列回格と蓄冷
温度検知器42と直列に接続し、前記直列回路を商用電源
45に接続される。
以上の様に構成された蓄冷型保冷庫について以下第1
図〜第3図を用いてその動作を説明する。
まず蓄冷運転は電源コード44を電源45に差し込みコン
プレッサ39を運転し蓄冷運転を行う。そして冷却された
冷却器29により蓄冷剤28を冷却し、蓄冷剤28が完全に冷
却凝固されて蓄冷温度検知部43の温度が凍結温度より低
い所定の温度になると、蓄冷温度検知器42が作動し、コ
ンプレッサ39の運転を停止する。以降コンプレッサ39の
運転,停止をくり返し、蓄冷剤28の温度が上昇低下しす
ぎない様に蓄冷剤28の凍結温度を一定の温度範囲内に制
御する。
又、同時に保冷室36では、蓄冷温度検知器42が閉路し
ているときは電磁シャッター35を閉じ一部開口部35aよ
り冷気が出る様にすることにより送気ファン30の運転に
より保冷室36側に冷気が出すぎることを防止する。そし
て蓄冷温度検知器42が開路しているときは電磁シャッタ
ー35を開き送気ファン30が停止していても、通気ファン
37により保冷室36に充分冷気を送風できる様にしてい
る。以上の様に蓄冷温度検知器42にて電磁シャッター35
の開閉を制御し保冷室36の冷えすぎを防止すると共に、
通気ファン37を保冷室温度検知器38にて運転制御するこ
とにより保冷室36の温度を設定温度範囲内に制御して、
搬入されている生鮮食品等の輸送品物22を保冷保管す
る。
次に保冷輸送に使用する場合について説明する。電源
コード44を電源45より抜きとり、コンプレッサ37の運転
を停止する。そして輸送用トラック等にのせて目的地ま
で輸送する。このとき電磁シャッター35は開いている。
蓄冷剤28の融解潜熱により冷却されている蓄冷室27内の
冷気を通気ファン37にて保冷室36に送風し、保冷室36を
所定の温度に制御し、輸送品物22の保冷温度を維持する
ものである。
以上のように本実施例は、蓄冷剤28及び送気ファン30
と冷却器29を内装する蓄冷室27と食品等の輸送品物を保
冷する保冷室36と、蓄冷室27と保冷室36を区画する冷気
吸入口33と冷気吐出口34を有する断熱区画壁32とより構
成する保冷庫本体23と、前記冷気吐出口34に蓄冷運転時
の送気ファン30が運転時閉路する電磁シャッター35と、
保冷室36への冷気の送風を制御する通気ファン37とを備
え、蓄冷運転中は断熱区画壁32にて区画された小さな容
積の蓄冷室27内で蓄冷剤を冷却凍結させる共に、送気フ
ァン30が運転時は電磁シャッター35を閉じ、保冷室36へ
の冷気流入量を減少させ保冷室36の温度低下を防止し、
通気ファン37の運転により蓄冷運転中の保冷室36を所定
の温度に制御できるので、蓄冷運転中も保冷室36に輸送
品物22を保管することができる。従って従来の別途保冷
保管庫を保有していをのに比べ、保冷保管庫の購入・維
持管理を不用にさせ、基地内の設置滞溜スペースを大幅
に削減してスペースの有効活用が図れる。又輸送基地
(保冷保管)における輸送品物22の搬出入作業の削減と
これに伴う品温維持による品質の確保を実現できる。
発明の効果 以上のように本発明は蓄冷剤及び送気ファンと冷却器
を内装する蓄冷室と食品等の輸送品物を保冷する保冷室
と、蓄冷室と保冷室を区画する冷気吸入口と冷気吐出口
を有する断熱区画壁とより構成する保冷庫本体と、前記
冷気吐出口が冷気吸入口のいずれかの開口部を蓄冷運転
時小さく、保冷輸送時大きくする電磁シャッターと保冷
室への冷気の送風を制御する通気ファンと前記通気ファ
ンの電源となるバッテリーと保冷庫,本体外に設置する
冷凍機ユニットとを備え、蓄冷運転中の送気ファンが運
転時は電磁シャッターを閉じ、保冷室への冷気吸入量を
減少させ保冷室の温度低下を防止し、通気ファンの運転
制御により蓄冷運転中の保冷室を所定の温度に制御でき
るので、蓄冷運転中も保冷室に輸送品物を保管すること
ができる。
従って従来の別途保冷保管庫を保有しているのに比
べ、保冷保管庫の購入・維持管理を不用にさせ、基地内
の設置滞溜スペースを大幅に削減してスペースの有効活
用が図れ、輸送基地(保冷保管)における輸送品物22
の搬出入作業の削減とこれに伴う品温維持による品質の
確保を実現する経済性の高い蓄冷型保冷庫を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における蓄冷型保冷庫の構造
を示す縦断面図、第2図,第3図は本発明の一実施例の
おける電気回路図、第4図は従来の蓄冷型保冷庫の構造
を示す縦断面図である。 23……保冷庫本体、27……蓄冷室、28……蓄冷剤、29…
…冷却器、30……送気ファン、32……断熱区画壁、35…
…シャッター、36……保冷室、37……通気ファン、41…
…冷凍機ユニット。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓄冷剤及び送気ファンと冷却器を内装する
    蓄冷室と、食品等の輸送品物を保冷する保冷室と、冷冷
    室と保冷室を区画する冷気吸入口と冷気吐出口を有する
    断熱区画壁とより構成する保冷庫体体と、前記冷気吐出
    口か冷気吸入口のいずれかの開口部を蓄冷運転時小さ
    く、保冷輸送時大きくする電磁シャッターと保冷室への
    冷気の送風を制御する通気ファンと、前記通気ファンの
    電源となるバッテリーと、保冷庫本体外に設置する冷凍
    機ユニットとを備えたことを特徴とする蓄冷型保冷庫。
JP63235248A 1988-09-20 1988-09-20 蓄冷型保冷庫 Expired - Lifetime JP2517077B2 (ja)

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KR100452298B1 (ko) * 2000-12-27 2004-10-12 주식회사 만도 스티어링장치의 댐핑밸브
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