JPH10132440A - 保冷装置 - Google Patents
保冷装置Info
- Publication number
- JPH10132440A JPH10132440A JP28714796A JP28714796A JPH10132440A JP H10132440 A JPH10132440 A JP H10132440A JP 28714796 A JP28714796 A JP 28714796A JP 28714796 A JP28714796 A JP 28714796A JP H10132440 A JPH10132440 A JP H10132440A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 保冷庫に蓄冷剤を出し入れする必要がなく、
しかも多数の保冷庫を用いて物品の輸送を行う場合にお
いてコスト面での負担を軽減することのできる保冷装置
を提供する。 【解決手段】 庫内を冷却する蓄冷器を備えた保冷庫1
0と、保冷庫10の蓄冷器を熱媒体を介して冷却する冷
却装置20とをそれぞれ別体に構成し、複数の冷却装置
20を物品輸送経路の複数箇所に配置し、保冷庫10を
物品輸送経路の任意の箇所の冷却装置10に接続して蓄
冷することにより、保冷庫10に蓄冷剤を出し入れする
必要がなく、しかも物品を輸送した保冷庫10を輸送先
の任意の冷却装置20によって蓄冷することが可能であ
る。
しかも多数の保冷庫を用いて物品の輸送を行う場合にお
いてコスト面での負担を軽減することのできる保冷装置
を提供する。 【解決手段】 庫内を冷却する蓄冷器を備えた保冷庫1
0と、保冷庫10の蓄冷器を熱媒体を介して冷却する冷
却装置20とをそれぞれ別体に構成し、複数の冷却装置
20を物品輸送経路の複数箇所に配置し、保冷庫10を
物品輸送経路の任意の箇所の冷却装置10に接続して蓄
冷することにより、保冷庫10に蓄冷剤を出し入れする
必要がなく、しかも物品を輸送した保冷庫10を輸送先
の任意の冷却装置20によって蓄冷することが可能であ
る。
Description
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は生鮮食品等の物品を
保冷庫に収納して輸送する保冷装置に関するものであ
る。
保冷庫に収納して輸送する保冷装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、冷凍または冷蔵を要する物品の
輸送においては、冷凍庫等で予め冷却しておいた蓄冷剤
を断熱構造の保冷庫に物品と共に収納し、蓄冷剤によっ
て内部を低温状態に保持することにより物品の鮮度を維
持するようにしている。また、物品を収納した保冷庫は
運搬用の車両等に積載され、蓄冷剤の冷却持続時間内に
到達可能な目的地まで輸送される。この場合、多量の物
品を定期的に輸送するためには多数の保冷庫が用いられ
るが、輸送の度に蓄冷剤を出し入れする作業が面倒であ
るため、例えば特開平3−194375号公報に記載さ
れているように、保冷庫に蓄冷剤を冷却する冷却装置を
搭載し、蓄冷剤を出し入れすることなく蓄冷を可能にし
たものが知られている。
輸送においては、冷凍庫等で予め冷却しておいた蓄冷剤
を断熱構造の保冷庫に物品と共に収納し、蓄冷剤によっ
て内部を低温状態に保持することにより物品の鮮度を維
持するようにしている。また、物品を収納した保冷庫は
運搬用の車両等に積載され、蓄冷剤の冷却持続時間内に
到達可能な目的地まで輸送される。この場合、多量の物
品を定期的に輸送するためには多数の保冷庫が用いられ
るが、輸送の度に蓄冷剤を出し入れする作業が面倒であ
るため、例えば特開平3−194375号公報に記載さ
れているように、保冷庫に蓄冷剤を冷却する冷却装置を
搭載し、蓄冷剤を出し入れすることなく蓄冷を可能にし
たものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、蓄冷剤
の冷却装置を備えた保冷庫においては、蓄冷剤の出し入
れの必要がないので、取扱性を向上させることができる
が、一台ごとに冷凍回路等の冷却装置を装備している分
だけ高価なものとなり、多数の保冷庫を用いて物品の輸
送を行う場合にはコスト面での負担が大きいという問題
点があった。
の冷却装置を備えた保冷庫においては、蓄冷剤の出し入
れの必要がないので、取扱性を向上させることができる
が、一台ごとに冷凍回路等の冷却装置を装備している分
だけ高価なものとなり、多数の保冷庫を用いて物品の輸
送を行う場合にはコスト面での負担が大きいという問題
点があった。
【0004】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、保冷庫に蓄冷剤を出
し入れする必要がなく、しかも多数の保冷庫を用いて物
品の輸送を行う場合においてコスト面での負担を軽減す
ることのできる保冷装置を提供することにある。
であり、その目的とするところは、保冷庫に蓄冷剤を出
し入れする必要がなく、しかも多数の保冷庫を用いて物
品の輸送を行う場合においてコスト面での負担を軽減す
ることのできる保冷装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、請求項1では、庫内を冷却する蓄冷器を有
し、庫内に任意の物品を収納して輸送される複数の保冷
庫と、保冷庫と別体に構成され、保冷庫の蓄冷器を熱媒
体を介して冷却する複数の冷却装置とを備え、保冷庫の
蓄冷器と冷却装置との熱媒体流通手段を着脱自在な接続
手段によって接続可能に構成するとともに、各冷却装置
を物品輸送経路の複数箇所に配置し、各保冷庫を物品輸
送経路の任意の箇所の冷却装置に接続して蓄冷するよう
にした保冷装置を構成している。これにより、保冷庫に
蓄冷剤を出し入れする必要がなく、しかも物品を輸送し
た保冷庫を輸送先の任意の冷却装置によって蓄冷するこ
とが可能である。
するために、請求項1では、庫内を冷却する蓄冷器を有
し、庫内に任意の物品を収納して輸送される複数の保冷
庫と、保冷庫と別体に構成され、保冷庫の蓄冷器を熱媒
体を介して冷却する複数の冷却装置とを備え、保冷庫の
蓄冷器と冷却装置との熱媒体流通手段を着脱自在な接続
手段によって接続可能に構成するとともに、各冷却装置
を物品輸送経路の複数箇所に配置し、各保冷庫を物品輸
送経路の任意の箇所の冷却装置に接続して蓄冷するよう
にした保冷装置を構成している。これにより、保冷庫に
蓄冷剤を出し入れする必要がなく、しかも物品を輸送し
た保冷庫を輸送先の任意の冷却装置によって蓄冷するこ
とが可能である。
【0006】また、請求項2では、請求項1記載の保冷
装置において、一つの冷却装置に複数の保冷庫を接続可
能に構成している。これにより、請求項1の作用に加
え、保冷庫の数に対して冷却装置の数を最小限にするこ
とが可能である。
装置において、一つの冷却装置に複数の保冷庫を接続可
能に構成している。これにより、請求項1の作用に加
え、保冷庫の数に対して冷却装置の数を最小限にするこ
とが可能である。
【0007】
【発明の実施の形態】図1乃至図6は本発明の一実施形
態を示すもので、図1は保冷庫の斜視図、図2はその側
面断面図、図3は冷却装置の斜視図、図4は保冷庫と冷
却装置の接続構造を示す要部平面断面図、図5は保冷庫
及び冷却装置の回路図、図6は保冷装置の物品輸送形態
を示す概略図、図7は一台の冷却装置に複数の保冷庫を
接続した例を示す概略図である。
態を示すもので、図1は保冷庫の斜視図、図2はその側
面断面図、図3は冷却装置の斜視図、図4は保冷庫と冷
却装置の接続構造を示す要部平面断面図、図5は保冷庫
及び冷却装置の回路図、図6は保冷装置の物品輸送形態
を示す概略図、図7は一台の冷却装置に複数の保冷庫を
接続した例を示す概略図である。
【0008】この保冷装置は、生鮮食品等の物品を収納
する複数の保冷庫10と、保冷庫10を蓄冷する複数の
冷却装置20とを備え、各保冷庫10及び各冷却装置2
0は互いに別体に形成されている。
する複数の保冷庫10と、保冷庫10を蓄冷する複数の
冷却装置20とを備え、各保冷庫10及び各冷却装置2
0は互いに別体に形成されている。
【0009】保冷庫10は、断熱性の保冷庫本体11
と、庫内を冷却する蓄冷器12とを備え、保冷庫本体1
1の下部には移動用のキャスタ13が取付けられてい
る。保冷庫本体11は前面に開閉扉11aを有し、内部
には底面側及び背面側を覆う仕切板11bが設けられて
いる。蓄冷器12は、蓄冷剤(図示せず)に熱交換可能
に接触する熱媒体流通管14を有し、保冷庫本体11内
の仕切板11bの下方に配置されている。保冷庫本体1
1内の上部には送風機15が設けられ、送風機15を作
動させると、庫内の空気が仕切板11bと庫内底面との
間に吸入され、蓄冷器12によって冷却された後、仕切
板11bと庫内背面との間を通って上部から庫内に吹出
される。また、保冷庫10は熱媒体流通管14の一端側
に通ずる熱媒体流入口14aと、熱媒体流通管14の他
端側に通ずる熱媒体流出口14bとを有し、これら流入
口14a及び流出口14bは、例えば自動開閉バルブ内
蔵の周知の接続器具からなり、保冷庫本体11の一側面
に設けられている。
と、庫内を冷却する蓄冷器12とを備え、保冷庫本体1
1の下部には移動用のキャスタ13が取付けられてい
る。保冷庫本体11は前面に開閉扉11aを有し、内部
には底面側及び背面側を覆う仕切板11bが設けられて
いる。蓄冷器12は、蓄冷剤(図示せず)に熱交換可能
に接触する熱媒体流通管14を有し、保冷庫本体11内
の仕切板11bの下方に配置されている。保冷庫本体1
1内の上部には送風機15が設けられ、送風機15を作
動させると、庫内の空気が仕切板11bと庫内底面との
間に吸入され、蓄冷器12によって冷却された後、仕切
板11bと庫内背面との間を通って上部から庫内に吹出
される。また、保冷庫10は熱媒体流通管14の一端側
に通ずる熱媒体流入口14aと、熱媒体流通管14の他
端側に通ずる熱媒体流出口14bとを有し、これら流入
口14a及び流出口14bは、例えば自動開閉バルブ内
蔵の周知の接続器具からなり、保冷庫本体11の一側面
に設けられている。
【0010】冷却装置20は、移動可能に構成された装
置本体21と、熱媒体を流通する熱交換器22と、熱交
換器22に熱媒体を流通する熱媒体流通管23と、熱交
換器22内の熱媒体を冷却する冷凍回路24とから構成
され、熱媒体流通管23には熱媒体を循環するポンプ2
5が設けられている。熱交換器22は両端を熱媒体流通
管23の流入側と流出側に接続され、内部には熱媒体に
接触する蒸発器22aが設けられている。熱媒体流通管
23は一端側及び他端側が装置本体21の一側面から外
部に延出しており、一方の先端は熱媒体流入口23a
を、他方の先端は熱媒体流出口23bをそれぞれ形成し
ている。これら流入口23a及び流出口24bは保冷庫
10と同様、自動開閉バルブ内蔵の周知の接続器具から
なり、保冷庫10の熱媒体流入口14a及び流出口14
bに着脱自在に接続されるようになっている。即ち、保
冷庫10の熱媒体流入口14aは冷却装置20の熱媒体
流出口23bに、保冷庫10の熱媒体流出口14bは冷
却装置20の熱媒体流入口23aにそれぞれ接続され、
図4に示すように互いに接続すると、図示しない内部の
バルブが開放されて熱媒体が流通可能になり、互いに切
り離すとバルブが閉鎖されてそれぞれの開口部が密閉さ
れるようになっている。冷凍回路24は圧縮機24a、
凝縮器24b、膨張弁24c及び熱交換器22の蒸発器
22aによって構成され、圧縮機24aによって冷媒を
循環させることにより、熱交換器22内の熱媒体を蒸発
器22aによって冷却するようになっている。
置本体21と、熱媒体を流通する熱交換器22と、熱交
換器22に熱媒体を流通する熱媒体流通管23と、熱交
換器22内の熱媒体を冷却する冷凍回路24とから構成
され、熱媒体流通管23には熱媒体を循環するポンプ2
5が設けられている。熱交換器22は両端を熱媒体流通
管23の流入側と流出側に接続され、内部には熱媒体に
接触する蒸発器22aが設けられている。熱媒体流通管
23は一端側及び他端側が装置本体21の一側面から外
部に延出しており、一方の先端は熱媒体流入口23a
を、他方の先端は熱媒体流出口23bをそれぞれ形成し
ている。これら流入口23a及び流出口24bは保冷庫
10と同様、自動開閉バルブ内蔵の周知の接続器具から
なり、保冷庫10の熱媒体流入口14a及び流出口14
bに着脱自在に接続されるようになっている。即ち、保
冷庫10の熱媒体流入口14aは冷却装置20の熱媒体
流出口23bに、保冷庫10の熱媒体流出口14bは冷
却装置20の熱媒体流入口23aにそれぞれ接続され、
図4に示すように互いに接続すると、図示しない内部の
バルブが開放されて熱媒体が流通可能になり、互いに切
り離すとバルブが閉鎖されてそれぞれの開口部が密閉さ
れるようになっている。冷凍回路24は圧縮機24a、
凝縮器24b、膨張弁24c及び熱交換器22の蒸発器
22aによって構成され、圧縮機24aによって冷媒を
循環させることにより、熱交換器22内の熱媒体を蒸発
器22aによって冷却するようになっている。
【0011】以上の構成においては、保冷庫10の熱媒
体流入口14a及び流出口14bに冷却装置20の熱媒
体流通管23を接続し、ブライン等の熱媒体を循環する
ことにより、冷却装置20の冷凍回路24で冷却された
熱媒体が保冷庫10の蓄冷器12を流通し、蓄冷器12
の蓄冷が行われる。また、保冷庫10を運搬する場合
は、冷却装置20の熱媒体流通管23を保冷庫10の熱
媒体流入口14a及び流出口14bから切り離せばよ
い。
体流入口14a及び流出口14bに冷却装置20の熱媒
体流通管23を接続し、ブライン等の熱媒体を循環する
ことにより、冷却装置20の冷凍回路24で冷却された
熱媒体が保冷庫10の蓄冷器12を流通し、蓄冷器12
の蓄冷が行われる。また、保冷庫10を運搬する場合
は、冷却装置20の熱媒体流通管23を保冷庫10の熱
媒体流入口14a及び流出口14bから切り離せばよ
い。
【0012】前記冷却装置20は、図6に示すように物
品の輸送経路に設けられた複数の輸送拠点A(出荷元,
小売店,輸送業者等)にそれぞれ配置され、各輸送拠点
A間を多数の保冷庫10が運搬車両Bによって輸送され
る。即ち、各保冷庫10は輸送元の輸送拠点Aにおいて
任意の冷却装置20に接続され、冷却装置20によって
蓄冷された後、物品を収納して目的の輸送拠点Aまで輸
送される。この後、各保冷庫10は輸送先の拠点Aにお
いて、冷却装置20に接続されて再び蓄冷され、物品を
収納して他の輸送拠点Aまで輸送される。
品の輸送経路に設けられた複数の輸送拠点A(出荷元,
小売店,輸送業者等)にそれぞれ配置され、各輸送拠点
A間を多数の保冷庫10が運搬車両Bによって輸送され
る。即ち、各保冷庫10は輸送元の輸送拠点Aにおいて
任意の冷却装置20に接続され、冷却装置20によって
蓄冷された後、物品を収納して目的の輸送拠点Aまで輸
送される。この後、各保冷庫10は輸送先の拠点Aにお
いて、冷却装置20に接続されて再び蓄冷され、物品を
収納して他の輸送拠点Aまで輸送される。
【0013】このように、本実施形態の保冷装置によれ
ば、物品を収納する保冷庫10と、保冷庫10を蓄冷す
る冷却装置20とをそれぞれ別体に構成するとともに、
冷却装置20を物品輸送経路の複数の輸送拠点Aに配置
し、各輸送拠点A間を輸送される多数の保冷庫10を各
輸送拠点Aの任意の冷却装置20に接続して蓄冷するよ
うにしたので、保冷庫10を冷却する場合は保冷庫10
と冷却装置20とを互いに接続し、保冷庫10を輸送す
る場合には保冷庫10から冷却装置20を切り離すこと
ができる。従って、保冷庫10に蓄冷剤を出し入れする
必要がなく、しかも保冷庫10を安価に製造することが
できるので、多数の保冷庫10を用いて物品の輸送を行
う場合においてコスト面での負担を大幅に軽減すること
ができる。また、図7に示すように分岐した熱媒体流通
管26を用いて一台の冷却装置20に複数の保冷庫10
を接続することにより、一台の冷却装置20によって複
数の保冷庫10の蓄冷を行うことも可能である。
ば、物品を収納する保冷庫10と、保冷庫10を蓄冷す
る冷却装置20とをそれぞれ別体に構成するとともに、
冷却装置20を物品輸送経路の複数の輸送拠点Aに配置
し、各輸送拠点A間を輸送される多数の保冷庫10を各
輸送拠点Aの任意の冷却装置20に接続して蓄冷するよ
うにしたので、保冷庫10を冷却する場合は保冷庫10
と冷却装置20とを互いに接続し、保冷庫10を輸送す
る場合には保冷庫10から冷却装置20を切り離すこと
ができる。従って、保冷庫10に蓄冷剤を出し入れする
必要がなく、しかも保冷庫10を安価に製造することが
できるので、多数の保冷庫10を用いて物品の輸送を行
う場合においてコスト面での負担を大幅に軽減すること
ができる。また、図7に示すように分岐した熱媒体流通
管26を用いて一台の冷却装置20に複数の保冷庫10
を接続することにより、一台の冷却装置20によって複
数の保冷庫10の蓄冷を行うことも可能である。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の保冷装
置によれば、保冷庫に蓄冷剤を出し入れする必要がな
く、しかも保冷庫を安価に製造することができるので、
多数の保冷庫を用いて物品の輸送を行う場合においてコ
スト面での負担を大幅に軽減することができ、生鮮食品
等の輸送に極めて有利である。
置によれば、保冷庫に蓄冷剤を出し入れする必要がな
く、しかも保冷庫を安価に製造することができるので、
多数の保冷庫を用いて物品の輸送を行う場合においてコ
スト面での負担を大幅に軽減することができ、生鮮食品
等の輸送に極めて有利である。
【0015】また、請求項2の保冷装置によれば、請求
項1の効果に加え、一つの冷却装置によって複数の保冷
庫の蓄冷を行うことができるので、保冷庫の数に対して
冷却装置の数を最小限にすることができ、コストをより
低減することができる。
項1の効果に加え、一つの冷却装置によって複数の保冷
庫の蓄冷を行うことができるので、保冷庫の数に対して
冷却装置の数を最小限にすることができ、コストをより
低減することができる。
【図1】本発明の一実施形態を示す保冷庫の斜視図
【図2】保冷庫の側面断面図
【図3】冷却装置の斜視図
【図4】保冷庫と冷却装置の接続構造を示す要部平面断
面図
面図
【図5】保冷装置の回路図
【図6】保冷装置の物品輸送形態を示す概略図
【図7】一台の冷却装置に複数の保冷庫を接続した例を
示す概略図
示す概略図
10…保冷庫、12…蓄冷器、14…熱媒体流通管、2
0…冷却装置、23…熱媒体流通管、24…冷凍回路、
25…ポンプ、26…熱媒体流通管。
0…冷却装置、23…熱媒体流通管、24…冷凍回路、
25…ポンプ、26…熱媒体流通管。
Claims (2)
- 【請求項1】 庫内を冷却する蓄冷器を有し、庫内に任
意の物品を収納して輸送される複数の保冷庫と、 保冷庫と別体に構成され、保冷庫の蓄冷器を熱媒体を介
して冷却する複数の冷却装置とを備え、 保冷庫の蓄冷器と冷却装置との熱媒体流通手段を着脱自
在な接続手段によって接続可能に構成するとともに、 各冷却装置を物品輸送経路の複数箇所に配置し、各保冷
庫を物品輸送経路の任意の箇所の冷却装置に接続して蓄
冷するようにしたことを特徴とする保冷装置。 - 【請求項2】 一つの冷却装置に複数の保冷庫を接続可
能に構成したことを特徴とする請求項1記載の保冷装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28714796A JPH10132440A (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | 保冷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28714796A JPH10132440A (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | 保冷装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10132440A true JPH10132440A (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=17713687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28714796A Pending JPH10132440A (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | 保冷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10132440A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008128534A (ja) * | 2006-11-20 | 2008-06-05 | Yamato:Kk | 冷蔵庫およびその温度制御方法 |
JP2015230155A (ja) * | 2014-06-06 | 2015-12-21 | 富士電機株式会社 | 冷熱装置及び冷熱装置の制御方法 |
JP2016080260A (ja) * | 2014-10-16 | 2016-05-16 | 富士電機株式会社 | 運搬箱及び運搬箱の制御方法 |
-
1996
- 1996-10-29 JP JP28714796A patent/JPH10132440A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008128534A (ja) * | 2006-11-20 | 2008-06-05 | Yamato:Kk | 冷蔵庫およびその温度制御方法 |
JP2015230155A (ja) * | 2014-06-06 | 2015-12-21 | 富士電機株式会社 | 冷熱装置及び冷熱装置の制御方法 |
JP2016080260A (ja) * | 2014-10-16 | 2016-05-16 | 富士電機株式会社 | 運搬箱及び運搬箱の制御方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060201 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060228 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060718 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |