JPH11199890A - 香料における1−メトキシ−2−メチル−3−フェニルプロパン、1−(2−メトキシプロピル)−4−メチルベンゼンおよび3−メトキシ−2,2,3−トリメチル−1−フェニルブタンの使用 - Google Patents
香料における1−メトキシ−2−メチル−3−フェニルプロパン、1−(2−メトキシプロピル)−4−メチルベンゼンおよび3−メトキシ−2,2,3−トリメチル−1−フェニルブタンの使用Info
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- JPH11199890A JPH11199890A JP10282571A JP28257198A JPH11199890A JP H11199890 A JPH11199890 A JP H11199890A JP 10282571 A JP10282571 A JP 10282571A JP 28257198 A JP28257198 A JP 28257198A JP H11199890 A JPH11199890 A JP H11199890A
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Abstract
る。 【解決手段】 付香用組成物または付香製品に有効量の
1−メトキシ−2−メチル−3−フェニルプロパン、1
−(2−メトキシプロピル)−4−メチルベンゼンまた
は3−メトキシ−2,2,3−トリメチル−1−フェニ
ルブタンを添加する。 【効果】 塩素化媒体および/または高いpH値を有す
る媒体中で使用するために適切である。
Description
る。本発明は特に芳香成分としての1−メトキシ−2−
メチル−3−フェニルプロパン、1−(2−メトキシプ
ロピル)−4−メチルベンゼンまたは3−メトキシ−
2,2,3−トリメチル−1−フェニルブタンの使用に
関する。
の構造の化合物は従来技術から公知である。この文脈に
おいて、欧州特許出願公開第0049120号明細書に
記載のフェニルエチルイソプロピルエーテルならびにフ
ェニルエチルメチルエーテルが挙げられる。これらの2
つの化合物は、その嗅覚的ノートにおいて非常に近く、
これはフローラルコノテーションを有し、かつ強力で、
ややマスティな(musty)、マッシュルーム−アーシィー
な(mushroom-earthy)サイドノートを伴う強いグリーン
であると記述できる。
び欧州特許出願公開第0596493号明細書に記載の
フェニルエチルイソアミルエーテルを挙げることもでき
る。該エーテルは上記の2つのエーテルに極めて類似し
た匂い性質、つまりグリーンノートを示すが、しかしよ
り強力かつより攻撃的である。該エーテルはまた、ヒア
シンスのグリーン−アーシィーな(green-earthy)ノート
を思い起こさせるアーシィー−グリーンな(earthy-gree
n)コノテーションを示す。
体中で安定していることが判明した。そのような安定性
はまれな性質であり、かつ香料にとって一般に攻撃的な
媒体、例えば洗剤および塩素化媒体中で使用することを
意図した芳香成分が大いに求められている。
安定している芳香成分を見いだすことが本発明の課題で
ある。
り、塩素化媒体中で良好な安定性を示し、かつ公知の化
合物のものとは異なる匂いのノートを展開し、特により
フローラルなコノテーションおよびより別個のグリーン
特性を有する新規のエーテルにより解決されることが判
明した。
2−メチル−3−フェニルプロパンである。その匂い
は、ローズリーフタイプの極めてナチュラルなバラのよ
うなノートを有する。さらに、フルーティー−エキゾチ
ックなタイプの、レイシの匂いを思い起こさせる極めて
心地よいアンダーノート(undernote)が認識できる。こ
のエーテルの匂いは、上記の化合物に見られ、しかも該
化合物が意図される機能性香料適用のタイプにおけるア
ンダーノートとして好ましくない、モイスティ−アーシ
ィーな(moisty−earthy)、マッシュルームタイプのノー
トを有していない。塩素漂白剤中で安定であることが公
知の前記のエーテルと比較して、1−メトキシ−2−メ
チル−3−フェニルプロパンは、はるかにフローラル
で、はるかにバラのようであり、その匂いはシトロネロ
ールおよびゲラニオールの匂いを思い出させるものであ
る。同時に、そのフローラルノートは明らかによりソフ
トで、かつ前記の公知のフェニルエチルエーテルの一般
的な特徴であり、酸化媒体中での使用のために適切なこ
のタイプの化合物の欠点とみなされている攻撃的なグリ
ーンノートを有していない。最後に、この新規の化合物
のフルーティー−エキゾチックなノートは、特に高いp
H値を有する洗剤、例えば塩素漂白剤中での洗剤適用
に、極めてオリジナルな効果をもたらす。
プロパンは、従来技術から公知の化合物である。これは
Ind. J. Chem. 27B、314(198
8)に記載されているが、しかし、前記の分子の合成は
該刊行物に報告されていない。さらに、該引用文献は、
芳香成分としての前記の分子の使用を言及または提案し
ていない。
切な、別の2つの新規の化合物にも関する。該化合物の
1つは、強力なフローラルアンダーノートを伴ったグリ
ーンノートを有する1−(2−メトキシプロピル)−4
−メチルベンゼンである。しかしフルーティーで、エキ
ゾチックなノートは存在しないが、該化合物はアニスシ
ードおよび桂皮酸エチルの匂いを有し、これらはまたこ
のタイプの適用でかなり好ましい新規のノートでもあ
る。
2,3−トリメチル−1−フェニルブタンであり、その
匂いはフローラルおよびフルーティーと記述できる。そ
のフローラルノートはフローラル−アニマルタイプのも
のであり、インドールおよびフェノールの匂いのコノテ
ーションを示し、他方そのフルーティーノートはシトラ
スタイプの、典型的なグレープフルーツおよびヌートカ
トンのもので、強く、かつ非常に好ましいものである。
に、塩素漂白剤中で優れた安定性を示し、かつ塩素漂白
剤の典型的な、攻撃的で、むせるような匂いを効果的に
カバーする。
明の化合物は特に、塩素漂白剤中で、およびより一般的
には攻撃的な媒体および/または高いpH値を有する媒
体中で使用するために適切である。例えば、漂白剤およ
び活性化剤、例えばテトラアセチルエチレンジアミン
(TAED)、過酸化(peroxygenated)漂白剤、および
塩素漂白剤の場合には次亜塩素酸塩を含有する洗剤ある
いはまた、例えばパーマ用の製品の場合には還元剤を含
有する媒体が挙げられる。これらはまた機能性香料のそ
の他の適用でも有用であり、ひいてはテキスタイルの処
理のための液体または固形洗剤、繊維柔軟剤あるいは洗
剤組成物あるいは食器または種々の表面の洗浄のための
全目的用家庭用クリーナーでの適用が挙げられる。
品に限定されることはなく、香料類における全てのその
他の現在の使用、つまり石鹸およびシャワ−ジェル、衛
生またはヘアケア製品、ならびにボディデオドラント、
エアーフレッシュナーあるいはまた化粧品調製物、およ
びさらにファインパヒューマリー、つまり香水およびコ
ロンの使用にとっても適切である。
いは従来技術で使用されているその他の芳香成分、溶剤
または補助剤との混合物で使用することができる。ここ
ではこれらの共成分の性質および種類は、さらに詳細な
記述は不要であり、さらにこれらは網羅的ではなく、か
つ当業者はその一般的知識を通しておよび付香するべき
製品の性質および所望の嗅覚効果の機能としてその種類
を選択することができる。
ド、ケトン、エステル、エーテル、アセテート、ニトリ
ル、テルペン、炭化水素、硫黄−および窒素−含有の複
素環化合物の種々の化学クラスならびに天然または合成
由来の精油に属している。前記の成分の多数は、さらに
参考教科書、例えばS. Arctander, Pe
rfume and Flavor Chemical
s、1969、Montclair、ニュージャージ
ー、USAまたはその最新版、あるいはその他の類似の
文献に挙げられている。
均質混合できる比率は、広い範囲の値で変化する。前記
の値は、付香しようとする物品または製品の性質および
所望の匂い効果、ならびに従来使用されている付香用共
成分、溶剤または補助剤と混合して本発明の化合物を使
用する場合の所与の組成における共成分の性質に依存す
る。
香成分の重量に対して、該化合物0.1〜10重量%の
範囲の典型的な、または20重量%までもの濃度が挙げ
られる。該化合物を前記の種々の消費者製品の付香のた
めに直接適用する場合は、前記の濃度よりも、はるかに
低い濃度を使用することができる。
成することができる。
プロパン(下の図式の列(1)を参照のこと)を得るた
めに、メチルシンナムアルデヒドから出発し、これを合
成の第一段階で適切な触媒、例えばラネーニッケルで1
−ヒドロキシ−2−メチル−3−フェニルプロパンに水
素化する。次いで得られた生成物を、従来のエーテル化
剤、例えばMH/CH3X系(Xはハロゲン原子および
Mはアルカリ金属を表す)を使用してエーテル化し、所
望の生成物を得る。
ルベンゼン(以下の図式の列(2)を参照のこと)の製
造のために使用される合成法は、3−ブロモトルエンを
開始剤として使用し、これを相応するグリニャールタイ
プの化合物に変換したのちにプロピレンオキシドと反応
させる。次いでこうして得られた1−(2−ヒドロキシ
プロピル)−4−メチルベンゼンを前記のとおり、エー
テル化剤でエーテル化して最終生成物にする。
−2−ブタノンとメチルマグネシウムハロゲン化物、例
えば臭化物またはヨウ化物とを反応させて、2,3,3
−トリメチル−4−フェニル−2−ブタノールを得るこ
とにより、3−メトキシ−2,2,3−トリメチル−l
−フェニルブタン(以下の図式の列(3)を参照のこ
と)を製造する。次いで、本発明のその他の化合物のた
めの前記の合成で前記のアルコールをエーテル化して所
望の生成物が得られる。
際、略号は従来技術において通常の意味を有する。NM
R−値(化学シフトδ)は、内部の標準としてTMSに
対してppmで与えられる。
成 a)1−ヒドロキシ−2−メチル−3−フェニルプロパ
ン メチルシンナムアルデヒド19g(0.133モル)を
メタノール200ml中に溶解し、かつ室温および大気
圧でラネーニッケル3gの存在下に水素化した。4時間
および水素約7l(0.28モル)の吸収後、反応は停
止した。得られた溶液の濾過および濃縮後、150℃
(1×102Pa)で粗生成物をバルブ−ツー−バルブ
(bulb-to-bulb)装置で蒸留した。99%の収率に相応す
る無色の油状物19.3gが得られた。
Hz、3H);1.93(m、1H);2.4(m、1
H);2.75(m、1H);3.48(m、2H);
7.23(m、5H) MS:150(23、M+)、132(27)、117
(55)、91(100)、65(16)、39(2
0) b)1−メトキシ−2−メチル−3−フェニルプロパン N2雰囲気下で、4.5lの反応器にKH(油中35
%)220ml(1.9モル)を装入し、かつ油の全て
の痕跡を除去するためにペンタンで4回洗浄した。無水
テトラヒドロフラン1.5lを添加し、その後、1−ヒ
ドロキシ−2−メチル−3−フェニルプロパン259g
(1.73モル)および無水テトラヒドロフラン500
mlの溶液を滴加した。反応混合物を室温で15時間撹
拌した。次いでヨウ化メチル285g(2.01モル)
を2時間にわたり滴加し、かつ室温でさらに2時間撹拌
を継続した。KHの可能な過剰を、メタノール50ml
の添加により加水分解し、次いで反応混合物を氷上に注
いだ。生成物をエーテルに取り、これを飽和NH4Cl
溶液で3回および次いで塩水で洗浄し、中和した。Na
2SO4上で乾燥後、該溶液を濾過し、濃縮し、かつ次い
でビグロータイプ(Vigreux-type)のカラムで蒸留した
(沸点:5×102Paで100℃)。
5.4gが得られた。
460、1390、1190、1110、970cm-1 1 H−NMR:0.88(d、J=7.6Hz、3
H);2.02(m、1H);2.39(dd、J=8
および16Hz、1H);2.76(dd、J=8およ
び16Hz、1H);3.02(m、2H);3.33
(s、3H);7.21(m、5H)13 C−NMR:140.7(s);129.2(d);
128.2(d);125.8(d);77.5
(t);58.7(q);39.9(t);35.4
(d);16.8(q) MS:164(4、M+)、132(64)、117
(100)、91(89)、65(18)、45(3
7)例2 1−(2−メトキシプロピル)−4−メチルベンゼンの
合成 a)1−(2−ヒドロキシプロピル)−4−メチルベン
ゼン エーテル中のトルイルマグネシウム臭化物溶液を、2.
5lの反応器中でブロモトルエン400gおよびマグネ
シウム63gから製造した。こうして製造した化合物
に、20分間にわたり室温でプロピレンオキシド150
gを添加した。反応混合物を1時間撹拌し、かつ次いで
4MのHCl水溶液1リットルで加水分解した。該生成
物をエーテルで抽出し、有機相を水で数回洗浄して中和
し、かつ次いでMgSO4上で乾燥した。エーテルを除
去し、かつ粗生成物をカラムで蒸留して、所望のアルコ
ール(91%)320gが得られた。
z、3H);1.61(s、0H);2.32(s、3
H);2.64(dd、J=13および8Hz、1
H);2.74(dd、J=13および5Hz);3.
97(m、1H);7.10(m、4H)13 C−NMR:21.01(q);22.73(q);
45.36(t);68.89(d);129.24
(2d);129.29(2d);135.42
(s);135.96(s) MS:150(9、M+)、135(4)、117
(4)、115(5)、106(100)、91(7
4)、79(8)、77(12)、45(7) b)1−(2−メトキシプロピル)−4−メチルベンゼ
ン 1−(2−ヒドロキシプロピル)−4−メチルベンゼン
190gを、2.5lのフラスコ中で、THF400m
l中の水素化ナトリウム51g(鉱油中60%)の懸濁
液に滴加した。氷浴で温度を約0℃に保持した。1時間
後、THF200ml中のヨウ化メチル270gの溶液
を添加し、かつ添加終了後に該溶液を室温でさらに1時
間撹拌した。該混合物を、4MのHCl水溶液で加水分
解した。次いで生成物をエーテルで抽出し、かつ有機相
を水で洗浄し、中和した。乾燥後にエーテルを除去し、
かつ粗生成物を真空下(14×102Paで約90℃)
で蒸留し、純粋な生成物173g(83%)が得られ
た。
H);2.30(s、3H);2.56(dd、J=1
4および7Hz、1H);2.88(dd、J=14お
よび6Hz、1H);3.32(s、3H);3.50
(m);7.08(s、4H)13C−NMR:18.8
7(q);21.00(q);42.28(t);5
6.22(q);78.17(d);128.94
(d);129.29(d);135.49(s);1
35.90(s) MS:164(12、M+)、149(2)、133
(2)、117(5)、115(6)、106(2
1)、105(28)、91(10)、77(12)、
59(100)例3 3−メトキシ−2,2,3−トリメチル−1−フェニル
ブタンの合成 a)2,3,3−トリメチル−4−フェニル−2−ブタ
ノール メチルマグネシウムヨウ化物の溶液を、ヨウ化メチル2
1.7g、マグネシウム3.4gおよびジエチルエーテ
ル80mlから、還流冷却器、温度計および滴下漏斗を
有する500mlの3口フラスコ中、および窒素雰囲気
下で製造した。
メチル−4−フェニル−2−ブタノン(ドイツ国特許出
願公開第3210725号明細書に記載の通りに製造)
の溶液を還流下に滴加した。生じた反応混合物を室温で
1夜撹拌し、次いで氷上へ注ぎ、エーテルに取り、NH
4Cl水溶液で洗浄して中和し、かつNa2SO4上で乾
燥した。次いでエーテルを真空下で除去し、かつ粗生成
物を41〜55℃/1.2×101Paでビグロータイ
プのカラムで蒸留して所望の生成物17.0g(62
%)が得られた。
375、1128、1099cm-1 1H−NMR:0.
84(s、6H)、1.29(s、6H)、2.68
(s、2H)、7.11−7.30(m、5H)13 C−NMR:139.6(s)、131.1(2
d)、127.6(d)、125.8(d)、76.7
(s)、42.3(t)、41.2(s)、25.53
(q)、25.48(q)、21.4(2q) MS:192(0、M+)、134(26)、91(5
2)、59(100)、43(18) b)3−メトキシ−2,2,3−トリメチル−1−フェ
ニルブタン 前記化合物を、1b)に記載した方法と類似の方法で上
記で得られたアルコール(12g、0.048モル)、
油中KH(0.06モル)の20%懸濁液10.4ml
およびヨウ化メチル8.74g(0.062モル)およ
び合計で70mlのTHFから製造した。56℃/1.
2×101Paの沸点を有する生成物10.1gが得ら
れた。純粋な生成物(純度99%)を得るために、蒸留
工程から得られた生成物を、溶離剤としてシクロヘキサ
ン/ジエチルエーテルの混合物を使用してSiO2カラ
ムを介してクロマトグラフィーにかけた。
364、1153、1075cm-1 1H−NMR:0.
79(s、6H)、1.18(s、6H)、2.68
(s、2H)、3.23(s、3H)、(7.11−
7.30(m、5H)13 C−NMR:140.2(s)、131.3(2
d)、127.4(2d)、79(s)、49.4
(q)、42(t)、41.7(s)、21.5(2
q)、19.3(2q) MS:206(0、M+)、91(20)、73(10
0)、43(12)例4 塩素漂白剤中での1−メトキシ−2−メチル−3−フェ
ニルプロパンおよび1−(2−メトキシプロピル)−4
−メチルベンゼンの安定性テスト 上記の化合物を、香料を添加していない塩素漂白剤中で
0.2%に希釈し、かつ3℃、22℃および40℃で3
0日間にわたって貯蔵した。
門家のパヒューマーのパネルにより評価した。生じた嗅
覚的な特質の値は以下の表において以下の意味を有する
A〜Eの文字により示されている。: A=匂いに変化なし B=匂いがわずかに変性された C=匂いが明らかに変化した D=匂いが強く変化し、不快になる E=匂いが完全に変性され、認識不可能 匂いの強度を1(最低)〜10(最高)の尺度で示す。
で優れた安定性を有することを示す。さらに、該化合物
の嗅覚的なノートの特質および強度が、塩素漂白剤のい
やな匂いをカバーするのに優れていることが判明した。
−2−メチル−3−フェニルプロパン50部を添加する
と、該組成物にはよりソフトでより洗練されたノートが
付与される。さらにメチル−パラ−クレゾールにより付
与される薬用の側面が心地よいバラのようなフルーティ
ーで、わずかにグリーンでかなり認識可能な嗅覚的タッ
チによりカバーされることが観察された。
−メトキシ−2−メチル−3−フェニルプロパン16重
量%を添加すると、その匂いが、極めて自然で素晴らし
いフローラルの、ローズタイプの特性を獲得することが
判明した。ユーカリにより付与される薬用効果およびジ
フェニルオキシドの金属的なノートが和らぎ、該組成物
の匂いがよりソフトになり、本発明の化合物が該組成物
に快適でフルーティーなコノテーションを付与すること
もわかる。
Claims (10)
- 【請求項1】 付香用組成物または付香製品の匂いを改
善、強化または変性するための方法において、前記の組
成物または製品に有効量の1−メトキシ−2−メチル−
3−フェニルプロパン、1−(2−メトキシプロピル)
−4−メチルベンゼンまたは3−メトキシ−2,2,3
−トリメチル−1−フェニルブタンを添加することから
なる、付香用組成物または付香製品の匂いを改善、強化
または変性するための方法。 - 【請求項2】 芳香成分として、1−メトキシ−2−メ
チル−3−フェニルプロパン、1−(2−メトキシプロ
ピル)−4−メチルベンゼンおよび3−メトキシ−2,
2,3−トリメチル−1−フェニルブタンの群から選択
された化合物1種以上を含有する付香用組成物。 - 【請求項3】 芳香成分として、1−メトキシ−2−メ
チル−3−フェニルプロパン、1−(2−メトキシプロ
ピル)−4−メチルベンゼンおよび3−メトキシ−2,
2,3−トリメチル−1−フェニルブタンの群から選択
された化合物1種以上を含有する付香製品。 - 【請求項4】 香水またはコロン、セッケン、バスジェ
ルまたはシャワージェル、シャンプーまたはその他のヘ
アケア製品、化粧品調製物、ボディーデオドラントまた
はエアーフレッシュナー、洗剤または繊維柔軟剤、また
はオールパーパスクリーナーの形の、請求項3記載の付
香製品。 - 【請求項5】 芳香成分として、1−メトキシ−2−メ
チル−3−フェニルプロパン、1−(2−メトキシプロ
ピル)−4−メチルベンゼンおよび3−メトキシ−2,
2,3−トリメチル−1−フェニルブタンの群から選択
された化合物1種以上を含有する洗剤。 - 【請求項6】 芳香成分として1−メトキシ−2−メチ
ル−3−フェニルプロパン、1−(2−メトキシプロピ
ル)−4−メチルベンゼンおよび3−メトキシ−2,
2,3−トリメチル−1−フェニルブタンの群から選択
された化合物1種以上を含有する塩素化製品。 - 【請求項7】 香料攻撃物質を含有するか、または高い
pH値を有する洗剤の形の請求項4記載の付香製品。 - 【請求項8】 塩素漂白剤の形の請求項7記載の製品。
- 【請求項9】 1−(2−メトキシプロピル)−4−メ
チルベンゼン。 - 【請求項10】 3−メトキシ−2,2,3−トリメチ
ル−1−フェニルブタン。
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