JPH11199137A - 転動部材の搬送装置 - Google Patents

転動部材の搬送装置

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JPH11199137A
JPH11199137A JP481998A JP481998A JPH11199137A JP H11199137 A JPH11199137 A JP H11199137A JP 481998 A JP481998 A JP 481998A JP 481998 A JP481998 A JP 481998A JP H11199137 A JPH11199137 A JP H11199137A
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弘輝 石田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リール等の転動部材の路面から離した状態で
の支持と、この支持状態からの路面への接地と、を簡単
に行うことができ、作業効率を向上する。 【解決手段】 台車200の左右何れの位置からもリー
ルRを載せる作業が行え、かつ左右の何れの位置からも
リールを降ろす作業が行えるため、リールRの待機位置
に合わせて台車をUターンさせるような煩雑な作業が不
要となる。また、第1の位置において、リールRを載せ
るときと、降ろすときとでスローププレート222のダ
ウンスロープの向きを変えているため、不用意にリール
Rが作業者の意に反して転動移動するようなことがな
く、安全性が優れている。また、第2の位置において、
ストッカー216が受け皿の如くリールRを保持するた
め、運搬中にリールRが脱落するようなことはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、路面に外周の一部
が接触し、回転することによって路面上を移動する転動
部材を所定の位置で載置し、路面から持ち上げた状態で
搬送すると共に、異なる所定の位置で該転動部材を路面
へ接地させるための転動部材の搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
リール等の転動部材を運搬する場合、近距離であればリ
ールをそのまま路面上を転がして運搬することも可能で
あるが、遠距離の場合は、一旦搬送台車にの台上に載
せ、この搬送台車を走行させて、所定の位置まで運搬す
るようにしている。
【0003】リールは、円板状の一対のフランジを有
し、このフランジの間にシート材を巻き取るためのドラ
ム(フランジよりも小径)が配設された構造となってお
り、本発明で対象としているリールは、フランジの直径
が約1.5m〜2.0mの比較的大型のものである。こ
のため、空のリールであっても、かなりの重量があり、
前記搬送台車への上げ下ろし作業が非常に煩雑となって
いる。
【0004】従って、搬送台車が路面に予め設けられた
誘導テープに沿って、自動搬送可能な自動搬送車であっ
たとしても、このリールの積み卸しに時間を要し、作業
効率の低下を招いている。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、リール等の転
動部材の路面から離した状態での支持と、この支持状態
からの路面への接地と、を簡単に行うことができ、作業
効率を向上することができる転動部材の搬送装置を得る
ことができる。
【0006】
【発明が解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、路面に外周の一部が接触し、回転することによって
路面上を移動する転動部材を所定の位置で載置し、路面
から持ち上げた状態で搬送すると共に、異なる所定の位
置で該転動部材を路面へ接地させるための転動部材の搬
送装置であって、前記転動部材を路面から離して支持す
る支持部と、前記支持部から所定角度はね上げ状態で突
出され、前記転動部材を前記路面から支持部へ案内し、
かつ支持部から路面へ案内するための案内部と、を備え
た荷受け本体と、前記荷受け本体を、前記案内部が路面
に接近させ転動してくる転動部材を受け止め、或いは支
持部に支持された転動部材を路面へ送り出す第1の位
置、及び前記案内部で受け止めた転動部材を支持部へ移
動させる第2の位置の何れかへ選択的に移動させる移動
手段と、を有している。
【0007】請求項1に記載の発明によれば、転動部材
を荷受け本体に載せる場合、移動手段によって荷受け本
体を第1の位置へ移動させる。この第1の位置では、案
内部が路面に接近しており、転動部材を転がりながらこ
の案内部に乗り上げることができる。この状態で、荷受
け本体を第2の位置に移動させることにより、転動部材
は支持部へ移動され、路面から離れた状態で保持され
る。
【0008】このため、この荷受け本体自体を台車等に
設置しておけば、所定の位置への搬送はこの台車を搬送
させればよく、作業が容易となる。
【0009】次に、転動部材を荷受け本体から降ろす場
合、荷受け本体を第2の位置へ移動させる。これによ
り、支持部に支持されていた転動部材が案内部を介して
路面へ転がり落ちる。このとき、案内部が路面に接近し
ているため、転がり落ちるときの衝撃は極めて少なく、
安定した作業を行うことができる。
【0010】このように、転動部材を路面から離した状
態で保持することにより、運搬が簡便であり、また、転
動部材を路面からの上げ下ろしも容易であるため、作業
効率が向上する。
【0011】請求項2に記載の発明は、前記請求項1に
記載の発明において、前記案内部が前記支持部材の一方
から突出されており、前記第1の位置において前記転動
部材が乗り上げたときの重心の移動によって、自動的に
第2の位置へ移動することを特徴としている。
【0012】請求項2に記載の発明によれば、前記案内
部が支持部材の一方から突出された、所謂バッチ構造と
なっており、転動部材の上げ下ろしの経路が同一経路と
なっている。この場合、第1の位置及び第2の位置がそ
れぞれ往復移動の終端となるため、ストッパ等で簡単に
位置決めが可能となる。そこで、荷受け本体が第1の位
置の状態で、案内部上に転動部材が乗り上げたときの重
心で第2の位置へ自動的に移動させるようにした。これ
により、乗り上げ時の作業性がさらに向上する。
【0013】請求項3に記載の発明は、前記請求項2に
記載の発明において、前記第2の位置において、前記荷
受け本体はロックされ、ロック解除レバーを操作するこ
とにより、第1の位置への移動が可能とされていること
を特徴としている。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、前記請求
項2の記載の発明において、第2の位置へ自動的に移動
した後、荷受け本体はこの第2の位置でロックされる。
これにより、運搬中に転動部材の脱落が起きることはな
い。
【0015】この転動部材を降ろすときは、ロック解除
レバーを操作する。この操作により、前記ロック状態が
解除され、荷受け本体が移動可能となる。
【0016】請求項4に記載の発明は、前記請求項1に
記載の発明において、前記案内部が前記支持部材の対向
する両方から突出されており、前記第1の位置が第2の
位置を挟んで対称の2位置に存在することを特徴として
いる。
【0017】請求項4に記載の発明によれば、荷受け本
体の構造が中央に支持部があり、その両端部から案内部
が突出された構造となっている。従って、第2の位置に
対して第1の位置が左右対象の2位置に存在することに
なる。
【0018】このため、例えば台車にこの荷受け本体が
設置されている場合、転動部材を載せるときに左右の位
置を気にすることなく、転動部材の近傍に配置すること
ができる。また、転動部材を降ろすときも、台車をUタ
ーンさせるように必要がなく、作業性が向上する。
【0019】請求項5に記載の発明は、前記請求項4に
記載の発明において、前記移動手段による、前記荷受け
本体の第1の位置は、前記受け止め時には、前記案内部
の傾斜が前記支持部材に向かってダウンスロープとなる
ように調整され、前記送り出し時には、前記案内部の傾
斜が前記路面に向かってダウンスロープとなるように調
整されることを特徴としている。
【0020】請求項5に記載の発明によれば、転動部材
を載せるときの第1の位置として、案内部が支持部材に
向かってダウンスロープとなるように位置決めする。こ
のように位置決めすると、転動部材が案内部に乗り上げ
た時点で支持部材へ移動する方向に力がかかることにな
る。一方、転動部材を降ろすときの第1の位置として、
案内部が路面に向かってダウンスロープとなるように位
置決めする。このように位置決めすると、転動部材は、
支持部から案内部、さらには路面まで円滑に移動するこ
とができる。
【0021】請求項6に記載の発明は、前記請求項1乃
至請求項5の何れか1項記載の転動部材の搬送装置にお
いて、前記荷受け本体が、予め路面に設けられた誘導テ
ープに沿って移動され、かつ予め定められた走行プログ
ラムに従い走行する自動搬送車に搭載されていることを
特徴としている。
【0022】請求項6に記載の発明によれば、上記荷受
け本体を自動搬送車に搭載することによって、転動部材
の上げ下ろしから運搬まで全て自動で行うことができ
る。この場合、荷受け本体の第1の位置及び第2の位置
への移動も自動であることが好ましい。また、誘導テー
プに沿って移動させるため、なるべく単純な搬送経路が
好ましく、このため、請求項5に記載したような、支持
部に対して左右に転動部材の上げ下ろしが可能な構造が
好ましい。
【0023】自動搬送車の基本的な構造は、前記路面上
の誘導テープに対応して自動搬送車側にセンサを設け、
このセンサで誘導テープを検出しながら、誘導テープを
逸脱した時点でもとに戻るようにフィードバック制御す
ると共に、誘導テープに分岐点がある場合には、予め走
行プログラムによって選択する方向を定めておくように
なっている。
【0024】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態「一方向上げ
下ろし型」)図1乃至図3には、本発明(請求項1乃至
請求項3に対応)の第1の実施の形態に係る転動部材と
してのリールR(図2及び図3参照)を運搬するための
リール運搬台車100(以下、単に台車100という)
が示されている。
【0025】この台車100は、略コ字型のフレーム1
02(1本の長辺フレーム104と、互いに平行な一対
の短辺フレーム106)に囲まれた位置に荷受け本体と
しての2台のストッカー108が配設された構造となっ
ている。
【0026】フレーム102の四隅には、キャスタ11
0がそれぞれ取り付けられており、このキャスタ110
を介して台車100全体が路面に支持されるため、台車
100は路面上を自由自在に搬送することができる。
【0027】2台のストッカー110の間には、長辺フ
レーム104から路面と平行に支持フレーム112が突
出されている。この支持フレーム112が突出された位
置におけるフレーム102の上端部と、前記支持フレー
ム112の突出先端部との間には、補強フレーム114
の両端部が固定されており、支持フレーム112を路面
と平行状態に保持している。
【0028】短辺フレーム106には、搬送する際に作
業車が把持するためのアーム116が取り付けられてい
る。このアーム116は、略コ字型で、両端部がそれぞ
れ、短辺フレーム106の両端部上面に取り付けられて
いる。これにより、前記ストッカー110にリールRを
載せた状態で、このアーム116を把持し、押し引きし
ながら路面上を搬送させることができる。
【0029】2台のストッカー110は、それぞれ同一
構造であるため一方のみの構造を説明して他方について
は構造の説明を省略する。
【0030】ストッカー110は、底部を形成する板材
が略中央部で鈍角に屈曲され、その一方が支持部として
のメインプレート118とされ(長辺フレーム104
側)、他方が案内部としてのスローププレート120と
されている。
【0031】メインプレート118とスローププレート
120とからは、一対の側壁122が一体に形成されて
いる。この側壁122の略中央部には、回転軸124が
外側に向けて突出し取り付けられている。
【0032】この回転軸124は、前記短辺フレーム1
06及び支持フレーム112に取り付けられた軸受12
6に軸支されており、これにより、ストッカー110
は、回転軸124を中心に回転可能となっている。
【0033】ここで、ストッカー110のスローププレ
ート120の先端が路面に接近している状態が第1の位
置とされ(図2参照)、リールRを転動させながらこの
スローププレート120に載せる位置となっている。一
方、メインプレート118が路面に対して接近している
状態が第2の位置とされ(図3参照)、リールRをメイ
ンプレート118上で支持、すなわち路面から離した状
態で支持する位置となっている。
【0034】なお、この第1の実施の形態のストッカー
110では、回転軸124が取り付け位置により、前記
スローププレート120にリールRが乗り上げると、重
心の変化によって、自動的に第1の位置から第2の位置
へ移動することができるようになっている。
【0035】短辺フレーム側に位置する側壁122に
は、前記回転軸124よりもスローププレート120側
に回転軸128が短辺フレーム106方向に突出してい
る。
【0036】この回転軸128は、円筒部材130が回
転可能に被せされている。円筒部材130の外周には、
レバー132の基部が固着されている。このレバー13
2の先端部には、略直角に屈曲された把持部134が形
成されている。
【0037】このレバー132に対応して、短辺フレー
ム106の先端からは対向する短辺フレーム106に向
けてレバー132の回転軌跡延長線上まで補助フレーム
136が延設され、かつこの延設先端部が長辺フレーム
104方向に略直角に屈曲されている。
【0038】この補助フレーム136の側面と前記レバ
ー132のとの間には、引張コイルばね138が取り付
けられており、レバー132を補助フレーム136に接
近させる方向に回転するように付勢している。ここで、
レバー132と補助フレーム136との接触部には、レ
バー132側に切欠部140、補助フレーム142側に
突起部142がそれぞれ形成され、この切欠部140に
突起部142が入り込むと(以下、係合という)、レバ
ー132の移動が阻止されロック状態とすることができ
る(ストッカー110の回転阻止状態)。
【0039】この係合状態は、前記ストッカー110の
前記第2の位置のときになされるようになっており、そ
れ以外では、引張コイルばね138の付勢力で突起部1
42とレバー132の肉厚面とが当接し、ストッカー1
10の回転中は、突起部142がレバー132の肉厚面
を摺動するようになっている。
【0040】一方、突起部142が切欠部140へ係合
されている状態を解除する場合には、レバー132を引
張コイルばね138の付勢力に抗して、前記補助フレー
ム136とは反対側に回転させればよい。この状態で
は、ストッカー110は回転可能となる。
【0041】以下に、本発明の第1の実施の形態の作用
を説明する。まず、リールRをストッカー110に載せ
るために、リールRが置いてある場所まで、台車100
を搬送し、リールRの周面に対して横付けにする。な
お、このときのストッカー108の位置は第2の位置で
あり、突起部142が切欠部140に係合されている状
態とする。
【0042】次に、レバー132を補助フレーム136
とは反対方向に回転させ、突起部142の切欠部140
への係合を解除し、この状態でストッカー108を回転
させ第1の位置へ移動させる。この移動が開始された後
は、レバー132を離してもよい。離されたレバー13
2は、引張コイルばね138の付勢力で補助フレーム1
36方向へ回転するが、切欠部140の位置が突起部1
42に対してずれているため、係合はなされず、突起部
142がレバー132の肉厚面を摺動することになる。
【0043】ストッカー108が第1の位置となると
(図2の状態)、スローププレート120の先端が路面
に最接近(又は接触)する。すなわち、路面に対してほ
とんど段差のない状態となる。ここで、リールRをこの
スローププレート120方向へ転動させると、リールR
は、このスローププレート120上に乗り上がる。
【0044】リールRがメインプレート118との境目
付近まで到達すると、ストッカー108の重心の変化に
より、自動的に第2の位置へ移動するように回転し始め
る。その後、ストッカー108が第2の位置へ到達する
と、切欠部140が突起部142と対応し、レバー13
2がロック状態となる。これにより、ストッカー108
を第2の位置で保持することができる。
【0045】この第2の位置でのリールRは、路面から
離れた状態で保持されているため、台車100を自由に
搬送することができる。
【0046】次に、リールRの所定位置まで運搬し、ス
トッカー108から降ろす手順を説明する。
【0047】まず、レバー132を把持して、補助フレ
ーム136とは反対方向に回転させ、突起部142と切
欠部140との係合を解除する。この状態を維持しなが
らストッカー108を第1の位置方向に回転させる。こ
のとき、ストッカー108は、第2の位置へ移動するよ
うな重心となっているため、急激に移動するようなこと
はなく、リールRが勢いで落下するようなことはない。
ストッカー108がゆっくりした速度で第1の位置方向
に移動し始めると、スローププレート120が徐々に路
面に向けてダウンスロープとなる傾斜となり、この時点
でリールRは徐々にこのダウンスロープに沿って転動
し、路面へ降ろされる。
【0048】このように、リールRのような転動部材
を、路面から離した状態にするための作業が、リールR
の転動のみによって可能となるため、従来のように、大
きな段差のある台車の載置面に持ち上げるような重労働
が不要となり、作業効率が向上する。
【0049】また、第1の実施の形態のような同一経路
でリールRの上げ下ろしを行う、所謂バッチ方式では、
第1の位置及び第2の位置が共に移動範囲の終端となる
ため、特に第2の位置でロック機構が単純であり、運搬
中にストッカー108が回転移動するような不具合がな
く、安全に運搬作業を行うことができる。 (第2の実施の形態「双方向上げ下ろし型」)図4乃至
図8には、本発明(請求項1、請求項4及び請求項5に
対応)の第2の実施の形態に係る転動部材としてのリー
ルR(図6乃至図8参照)を運搬するためのリール運搬
台車200(以下、単に台車200という)が示されて
いる。
【0050】図4及び図5に示される如く、台車200
は、一対の台車ベース202を備えており、それぞれ長
手方向両端部の下面にキャスタ204(合計4個)が取
り付けられている。台車ベース202の上面からは互い
に平行な一対の矩形ポール206が立設されている。一
対の台車ベース202間で対向する矩形ポール206に
は、連結バー208が掛け渡されており、この矩形ポー
ル206と連結バー208とにより略コ字型のフレーム
210が構成されている。このフレーム210により、
一対の台車ベース202は、所定間隔で保持される。フ
レーム210間は複数のスペーサ214が介在されてお
り、一対の台車ユニット212を互いに平行状態で固定
している。
【0051】一対の台車ベース202の間には、3連の
荷受け本体としてのストッカー216が配設された構造
となっている。
【0052】3連のストッカー216の両端及びそれぞ
れの間には、前記スペーサ214から吊り下げられた吊
り下げ支持ポール218が配設されている。
【0053】図6乃至図8に示される如く、ストッカー
216は、底部を形成する板材の長手方向(前記台車ベ
ース202の長手方向と同一方向)の両側が鈍角に屈曲
され、角度の異なる3面構造となっている。この3面構
造の中央部が支持部としてのメインプレート220とさ
れ、両側の2面がプレートとしてスローププレート22
2とされている。
【0054】メインプレート220とスローププレート
222とからは、一対の略三角形状の側壁224が一体
に形成されている。この側壁224の頂点近傍には、回
転軸226が外側に向けて突出し取り付けられ、前記吊
り下げ支持ポール218にそれぞれ軸支されている。こ
れにより、ストッカー216は、この回転軸226を中
心に回転可能となる。
【0055】ここで、それぞれのストッカー216の側
壁224の一方には、リンクアーム228の一端が軸を
介して軸支されている。このリンクアーム228の他端
は、軸を介して昇降機234の移動ブロック236に軸
支されている。
【0056】昇降機234は、前記吊り下げ支持ポール
218に沿って配設されており、その上端部は前記スペ
ーサ214の取り付け位置近傍となっている。昇降機2
34の上端部には、ボールねじ機構部238が設けら
れ、モータ240の駆動力で雄ねじが形成されたシャフ
ト242を上下動させるようになっている。ここで、前
記移動ブロック236は、このシャフト242に螺合さ
れており、モータ240の駆動力で移動ブロック236
を上下動させることができる。
【0057】移動ブロック236の中立位置では、メイ
ンプレート220が路面に対して略平行となっている。
この状態が第2の位置であり(図6参照)、スローププ
レート222は、このメインプレート220に対しては
ね上げられた状態となり、受け皿の如く、リールRを保
持することができる。
【0058】移動ブロック236のこの中立位置から下
降すると、図4の手前側のスローププレート222が路
面に近づくようにストッカー216が回転する。ここ
で、スローププレート222が路面に最も接近した状態
が第1の位置である(図7及び図8参照)。一方、前記
中立位置空上昇すると、図4の奥側のスローププレート
222が路面に近づくようにストッカー216が回転す
る。この状態も第1の位置であり、すなわち、第2の実
施の形態では、第1の位置が左右対象に2箇所存在する
ことになる。このため、リールRが台車200の左右の
何れの位置にあってもストッカー216への乗り上げ作
業を行うことができると共に、乗り上げたリールRの左
右何れの位置へも降ろすことが可能となる。
【0059】ここで、第2の実施の形態の台車200で
は、第1の位置においてリールRをストッカー216へ
載せるときと、降ろすときとでスローププレート222
の角度を若干変えるように、移動ブロック236の位置
を設定している。
【0060】すなわち、リールRをストッカー216へ
載せる場合は、図7及び図9に示される如く、スロープ
プレート222の先端からメインプレート220にダウ
ンスロープとなるように傾斜させている。このため、リ
ールRを転動させてスローププレート222へ載せた時
点で、リールRはこのダウンスロープに沿って自動的に
メインプレート220方向に転動移動することになる。
【0061】一方、リールRをストッカー216から降
ろすときは、図8及び図10に示される如く、スロープ
プレート222のメインプレート220側から先端にか
けてダウンスロープとなるように傾斜させている。この
ため、リールRは、自動的にダウンスロープに沿って路
面へ転がり落ちることになる。なお、ダウンスロープの
傾斜は僅かであるため、勢いよく路面に転がり落ちるよ
うなことなない。
【0062】以下に本発明の第2の実施の形態について
説明する。まず、リールRをストッカー216に載せる
ために、リールRが置いてある場所まで、台車200を
搬送し、リールRの周面に対して横付けにする。このと
き、ストッカー216の位置は第2の位置で保持されて
いる。また、横付けの際、左右何れであってもよい。
【0063】次に、モータ240を駆動して、シャフト
242を上下動させ、移動ブロック236を移動させ
て、ストッカー216を第2の位置から第1の位置へ移
動させる。この第1の位置は左右2位置あるが、当然リ
ールRが待機している側のスローププレート222が下
降するようにストッカー216を回転させる。
【0064】この第1の位置において、リールRを載せ
る際には、スローププレート222の先端からメインプ
レート220にかけてダウンスロープとなるようにす
る。
【0065】この状態でリールRを転動させて、若干段
差のあるスローププレート222の上に載せる。このス
ローププレート222上に載せた後のリールRは、前記
ダウンスロープに沿って移動的にメインプレート220
方向に転動移動するため、リールRが逆戻りするような
不具合はない。
【0066】リールRがメインプレート220寄りに移
動した後、モータ240を駆動させ、ストッカー216
を第1の位置から第2の位置へと移動させ、メインプレ
ート220を路面と平行状態とすることにより、リール
Rは、受け皿状態のストッカー216に確実に保持され
る。
【0067】この第2の位置でのリールRは、路面から
離れた状態で保持されているため、台車200を自由に
搬送することができる。
【0068】次に、リールRの所定位置まで運搬し、ス
トッカー216から降ろす手順を説明する。
【0069】まず、リールRを降ろす方向は、載せる方
向に限ることはなく、左右何れであってもよい。降ろす
方向が定まると、モータ240が駆動し、移動ブロック
236が中立位置から下降或いは上昇する。この下降又
は上昇は、降ろす方向によって定まる。
【0070】ここで、第1の位置のスローププレート2
22を、メインプレート220からスローププレート2
22の先端にかけてダウンスロープとなるように、移動
ブロック236の位置調整が行われる。
【0071】この状態では、リールRはメインプレート
220上に保持されたままであるが、若干転動のきっか
けをつくってやることにより、その後は、ダウンスロー
プに沿って転動移動を開始し、自動的に路面へ降りる。
このとき、ダウンスロープの傾斜が緩やかであるため、
勢いよく路面に落下するようなことはなく、円滑に降ろ
すことができる。
【0072】このように、第2の実施の形態では、台車
200の左右何れの位置からもリールRを載せる作業が
行え、かつ左右の何れの位置からもリールを降ろす作業
が行えるため、リールRの待機位置に合わせて台車をU
ターンさせるような煩雑な作業が不要となる。
【0073】また、第1の位置において、リールRを載
せるときと、降ろすときとでスローププレート222の
ダウンスロープの向きを変えているため、不用意にリー
ルRが作業者の意に反して転動移動するようなことがな
く、安全性が優れている。
【0074】また、第2の位置において、ストッカー2
16が受け皿の如くリールRを保持するため、運搬中に
リールRが脱落するようなことはない。 (第3の実施の形態「自動搬送車型」)以下に本発明
(請求項6に対応)の第3の実施の形態について説明す
る。なお、この第3の実施の形態において、上記第2の
実施の形態と同一構成部分については同一符号を付して
その構成の説明を省略する。
【0075】第3の実施の形態の特徴は、前記第2の実
施の形態に係る台車200の搬送系に自動搬送機能を持
たせた点にある。この自動搬送機能の準備として、路面
上には、図11に示される如く、誘導テープ300が敷
設されている。この誘導テープ300は予め台車200
の自動搬送の経路を設定するものであり、メインループ
経路300Aの他、分岐経路300B、複数の運搬部材
の積み卸しステーション300C、待機ステーション3
00D等が存在している。
【0076】図12及び図13には、第3の実施の形態
に係る転動部材としてのリールR(図12及び図13で
は図示省略)を自動運搬するためのリール自動搬送車3
02(以下、単に自走車302という)が示されてい
る。
【0077】自走車302は、前記第2の実施の形態の
台車ベース202のキャスタ204間に一対の駆動輪ユ
ニット304が配設されている。
【0078】駆動輪ユニット304は、略コ字型のブラ
ケット306の内方側に駆動モータ308、310が取
り付けられている。駆動モータ308、310の駆動軸
は、ブラケット306から幅方向で互いに反対方向に突
出している。また、ブラケット306には、幅方向の両
側にシャフト312が突設され回転自在に取り付けられ
ている。
【0079】それぞれのシャフト312の先端部には、
走行用のタイヤ314が取り付けられている。また、駆
動モータ308、310のそれぞれの駆動軸には、プー
リーが設けられ、シャフト312に設けられているプー
リー316との間に無端ベルト318が巻掛けられてい
る。このため、駆動モータ308、310の駆動によっ
て、幅方向の両側(左右)のタイヤ314が別々に回転
駆動される。従って、両側のタイヤ314が同一速度で
同一方向に回転すると直進、後退し、両側のタイヤ31
4が相対回転すると、その相対回転差分操舵されること
になる。
【0080】このような駆動輪ユニット304が自走車
302の前後に設けられているため、この自走車302
は、直進、後退、操舵によって路面上を自由に搬送する
ことができる。なお、キャスタ204は、自走車の転倒
防止用として設けられており、通常は路面に対して若干
浮いた状態となっている。
【0081】また、この自走車302には、走行前後方
向先端、すなわち一対の台車ベース202の下端面に、
3個のセンサ(図示省略)が設けられており、前記誘導
テープ300を検出するようになっている。この3個の
センサの検出状態に基づいて、図示しない駆動輪の駆動
コントローラでは、両端のセンサが誘導テープを逸脱し
た場合に逸脱した方向とは反対方向に緩やかに旋回さ
せ、両端のセンサの1個と中央のセンサが誘導テープ3
00を逸脱した場合に逸脱した方向とは反対方向に急旋
回させるようにしている。これにより、自走車302
は、誘導テープ300に沿って移動することができる。
なお、誘導テープ300の敷設経路途中には、自走車3
02の走行順路を確認、指示する信号機が設けられ、自
走車302はこの信号機からの信号を受け取って、予め
定められた順路に沿って走行し、所定位置で停止するこ
とができる。
【0082】このように、ストッカー216を自走車3
02に搭載することによって、作業車の仕事としては、
リールRをストッカー216のスローププレート222
に載せたり、このスローププレート222から降ろすの
みとなり、作業性が向上する。
【0083】
【発明の効果】以上説明した如く請求項1に記載の発明
では、リール等の転動部材の路面から離した状態での支
持と、この支持状態からの路面への接地と、を簡単に行
うことができ、作業効率を向上することができるという
優れた効果を有する。
【0084】請求項2に記載の発明では、プレートにス
ロープを形成したため、転動部材を、支持部から案内
部、さらには路面まで円滑に移動することができる。
【0085】請求項3に記載の発明では、荷受け本体が
第1の位置の状態で、案内部上に転動部材が乗り上げた
ときの重心で第2の位置へ自動的に移動させるようにし
たため、乗り上げ時の作業性がさらに向上する。
【0086】請求項4に記載の発明では、荷受け本体が
この第2の位置でロックされるため、運搬中に転動部材
の脱落が起きることはない。
【0087】請求項5に記載の発明では、転動部材を上
げ下ろし時、台車をUターンさせるように必要がなく、
作業性が向上する。
【0088】請求項6に記載の発明では、転動部材の上
げ下ろしから運搬まで全て自動で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るリール運搬車
の斜視図である。
【図2】第1の実施の形態に係るストッカーを示す、リ
ール運搬車の側面図である(第1の位置)。
【図3】第2の実施の形態に係るストッカーを示す、リ
ール運搬車の側面図である(第2の位置)。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るリール運搬車
の斜視図である。
【図5】第2の実施の形態に係るリール運搬者の正面図
である。
【図6】第2の実施の形態に係るストッカーを示す、リ
ール運搬車の側面図である(第2の位置)
【図7】第2の実施の形態に係るストッカーを示す、リ
ール運搬車の側面図である(第1の位置、積込時)。
【図8】第2の実施の形態に係るストッカーを示す、リ
ール運搬車の側面図である(第2の位置、排出時)。
【図9】図7のスローププレートの拡大図である。
【図10】図8のスローププレートの拡大図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態に係る自走車の搬
送経路を定める誘導テープの敷設状態を示す路面の平面
図である。
【図12】第3の実施の形態に係る自走車の斜視図であ
る。
【図13】第3の実施の形態に係る自走車に搭載される
駆動輪ユニットの斜視図である。
【符号の説明】
(第1の実施の形態) 100 リール運搬車(台車) 108 ストッカー(荷受け本体) 118 メインプレート(支持部) 120 スローププレート(案内部) 124 回転軸 132 レバー 138 引張コイルばね 140 切欠部 142 突起部 (第2の実施の形態) 200 リール運搬車(台車) 216 ストッカー(荷受け本体) 220 メインプレート(支持部) 222 スローププレート(案内部) 226 回転軸 234 昇降機 (第3の実施の形態) 300 誘導テープ 302 自走車 304 駆動輪ユニット 308 モータ 310 モータ 314 タイヤ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 路面に外周の一部が接触し、回転するこ
    とによって路面上を移動する転動部材を所定の位置で載
    置し、路面から持ち上げた状態で搬送すると共に、異な
    る所定の位置で該転動部材を路面へ接地させるための転
    動部材の搬送装置であって、 前記転動部材を路面から離して支持する支持部と、前記
    支持部から所定角度はね上げ状態で突出され、前記転動
    部材を前記路面から支持部へ案内し、かつ支持部から路
    面へ案内するための案内部と、を備えた荷受け本体と、 前記荷受け本体を、前記案内部が路面に接近させ転動し
    てくる転動部材を受け止め、或いは支持部に支持された
    転動部材を路面へ送り出す第1の位置、及び前記案内部
    で受け止めた転動部材を支持部へ移動させる第2の位置
    の何れかへ選択的に移動させる移動手段と、を有する転
    動部材の搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記案内部が前記支持部材の一方から突
    出されており、前記第2の位置において前記転動部材が
    乗り上げたときの重心の移動によって、自動的に第2の
    位置へ移動することを特徴とする請求項1に記載の転動
    部材の搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の位置において、前記荷受け本
    体はロックされ、ロック解除レバーを操作することによ
    り、第1の位置への移動が可能とされていることを特徴
    とする請求項2記載の転動部材の搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記案内部が前記支持部材の対向する両
    方から突出されており、前記第1の位置が第2の位置を
    挟んで対称の2位置に存在することを特徴とする請求項
    1記載の転動部材の搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記移動手段による、前記荷受け本体の
    第1の位置は、前記受け止め時には、前記案内部の傾斜
    が前記支持部材に向かってダウンスロープとなるように
    調整され、前記送り出し時には、前記案内部の傾斜が前
    記路面に向かってダウンスロープとなるように調整され
    ることを特徴とする請求項4記載の転動部材の搬送装
    置。
  6. 【請求項6】 前記請求項1乃至請求項5の何れか1項
    記載の転動部材の搬送装置において、 前記荷受け本体が、予め路面に設けられた誘導テープに
    沿って移動され、かつ予め定められた走行プログラムに
    従い走行する自動搬送車に搭載されていることを特徴と
    する転動部材の搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2020172380A (ja) * 2019-04-11 2020-10-22 住友ゴム工業株式会社 リール運搬用台車

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