JPH1119830A - 自動車部品の検査方法及びそれに用いる検査治具 - Google Patents

自動車部品の検査方法及びそれに用いる検査治具

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JPH1119830A
JPH1119830A JP9173412A JP17341297A JPH1119830A JP H1119830 A JPH1119830 A JP H1119830A JP 9173412 A JP9173412 A JP 9173412A JP 17341297 A JP17341297 A JP 17341297A JP H1119830 A JPH1119830 A JP H1119830A
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door
jig
inspection
master jig
master
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JP9173412A
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Inventor
Kyoji Hara
享二 原
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】試作車ができる前に、ドア部品やドア開口部部
品をドア周りに実際に装着して検査できるようにして、
開発期間の短縮によるコスト低減を図る。 【解決手段】自動車のドア周りの検査において、少なく
ともドア開口部13a,13bを有するボディマスター
治具1と、少なくともドアの外形を有するドアマスター
治具2,3とを用いる。ボディマスター治具にウエザー
ストリップ55等のドア開口部部品を装着する。ドアマ
スター治具にウインドガラス52等のドア部品を装着し
てドアプリボディ50を構成する。ボディマスター治具
に対し実車と同様にドアプリボディを組付けた状態で支
持して検査を行う。又は、ドアプリボディの組付け位置
を公差範囲内で調整しながら検査を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の開発工程
において、例えばドアサッシュやウエザーストリップ等
のドア周りの自動車部品を検査する検査方法及びそれに
用いる検査治具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車の開発工程において
は、試作車の車体に実際に自動車部品を取付けて、それ
らの自動車部品が設計通りの品質性能を満たすものかど
うか検査し、検査の結果、不具合が見つかれば、上記自
動車部品や車体側の設計変更又は生産条件の変更等の対
策を行うことで、自動車の量産開始前に不具合を解消す
るようにしている。そして、このような検査方法の一例
として、実開平3−88891号公報に開示されるよう
に、車体のドア開口部周りを検査する場合、実車のドア
開口部に実際のドアを模したドアマスター治具を組付け
て検査を行う方法が知られている。このものでは、ドア
開口部内に入り込む大きさのドアフレームを樹脂製パイ
プ等により構成するとともに、該ドアフレームの外周側
に、実際のドアの外形状をなす検査基準面を有するロケ
ータ部材を設ける。そして、上記ドアフレーム及びロケ
ータ部材からなるドアマスター治具を実際のドアと同様
にドア開口部に組付け、その状態で、上記ロケータ部材
の検査基準面と車体表面との段差等を検査するようにし
ている。このようにすることで、実際のドアを組付けな
くとも、組付けたときのドアと車体との間の段差等の良
否をチェックすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の如く実
車のドア開口部にドアマスター治具を組付けて検査する
検査方法では、試作車ができるまでは検査を行うことが
できない。このため、試作車の完成から量産開始までの
間に検査及び不具合対策のための期間を設けなくてはな
らず、開発期間の短縮が困難である。
【0004】また、上記従来の検査方法では、ウエザー
ストリップやウインドガラス等のドア周りの部品を実際
に装着して検査を行うことができないため、これらの部
品そのものの検査や、それらを装着したときのドアの立
付けの検査等を十分には行い得ないという不具合があ
る。
【0005】本発明は、斯かる諸点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、試作車ができる前
に、実車のドア開口部やドアに実際に自動車部品を装着
したのと同等の状態で検査を行い得るようにして、開発
期間の短縮によるコスト低減を図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の解決手段では、少なくとも車体のドア開口
部を有するボディマスター治具と、少なくともドアの外
形を有するドアマスター治具とを用いて検査を行うよう
にした。
【0007】具体的には、請求項1記載の発明は、車体
のサイドフレームのドア開口部に装着される所定のドア
開口部部品を含む自動車部品を検査する検査方法を対象
とする。そして、少なくとも上記ドア開口部を有するボ
ディマスター治具と、少なくともドアの外形を有するド
アマスター治具とを用意し、上記ボディマスター治具に
上記ドア開口部部品を装着しかつ上記ドアマスター治具
を組み付けた状態で検査を行うようにした。
【0008】この方法によれば、ボディマスター治具の
ドア開口部にドア開口部部品を装着して、実車に装着さ
れたのと同様の状態で検査を行うことができる。さら
に、上記ボディマスター治具にドアマスター治具を組付
けた状態とすることで、ドアが組付けられた状態での検
査を行うことができる。つまり、上記ドア開口部部品等
の検査を、試作車の完成前に実車に実際に装着したのと
同等の状態で十分に行うことができるので、自動車の開
発工程を短縮することができ、コスト低減が図られる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、ドアマスター治具の組付け位置を公差範囲
内で調整ながら検査を行うようにした。
【0010】すなわち、ドアマスター治具のボディマス
ター治具に対する組付け位置を公差範囲内で調整するこ
とで、実際のドアやドア開口部部品の寸法及び組付け位
置が公差範囲内で設計値からずれている状態を再現する
ことができる。そして、上記組付け位置を公差範囲内で
調整して検査を行うことで、ドアやドア開口部部品の寸
法誤差や組付け誤差まで考慮したより現実的な検査を行
うことができる。
【0011】請求項3記載の発明は、車体のドア開口部
に装着される所定のドア開口部部品を含む自動車部品を
検査するための検査治具を対象とする。そして、少なく
とも上記ドア開口部を有するボディマスター治具と、少
なくともドアの外形を有し、上記ボディマスター治具に
対し公差範囲内で位置調整可能に組付けられた状態で支
持されるドアマスター治具とを備え、上記ボディマスタ
ー治具は上記ドア開口部部品を装着可能な構成とした。
【0012】この構成では、ボディマスター治具及びド
アマスター治具を用いることで、請求項1及び請求項2
記載の発明と同様の作用効果が得られる。
【0013】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
発明におけるドアマスター治具は、所定のドア部品を装
着可能な構成とした。
【0014】このことで、ドアマスター治具にドア部品
を装着して検査を行うことで、該ドア部品を実車に装着
されたのと同等の状態で検査することができる。その
上、実車の状態をより正確に再現することができるた
め、ドア開口部部品等の検査をより的確に行うことがで
きる。
【0015】請求項5記載の発明では、請求項4記載の
発明における所定のドア開口部部品はウエザーストリッ
プ及びドアストライカを含んでおり、また、所定のドア
部品は、ドアサッシュ、ウインドレギュレータ、ウイン
ドガラス及びドアラッチを含んでいる。
【0016】すなわち、ボディマスター治具のドア開口
部にウエザーストリップを装着し、かつドアマスター治
具にドアサッシュを装着することで、上記ウエザースト
リップの寸法誤差やゴムの反発力まで含んでドア及びド
アサッシュの立付けの検査を行うことができる。また、
ドアラッチ及びドアストライカを装着してドアの立付け
の検査をより正確に行うことができる。さらに、上記ド
アマスター治具にウインドガラス及びウインドレギュレ
ータを装着すれば、該ウインドガラスの昇降性の検査も
行うことができる。
【0017】請求項6記載の発明では、請求項3におけ
る、ドアマスター治具に対向配置されるボディマスター
治具側の特定平面上には、該特定平面上で位置変換可能
なようにブロック部材が配設され、該ブロック部材に
は、上記特定平面に直交する方向に突出する位置決め用
ピンが設けられるとともに、上記特定平面に直交する位
置調整用基準面が形成され、また、上記ボディマスター
治具側には、上記特定平面に直交しかつ上記ブロック部
材の位置調整用基準面に対向する対向基準面を有する対
向部材が設けられている。そして、上記ドアマスター治
具側には、上記位置決め用ピンに嵌合される位置決め用
の凹部が設けられている構成とした。
【0018】この構成では、請求項3記載の発明におけ
るドアマスター治具を、ボディマスター治具に対し公差
範囲内で位置調整するための構成が具体的に特定され
る。すなわち、上記ドアマスター治具は、位置決め用ピ
ンが位置決め用の凹部に嵌合されることで上記ボディマ
スター治具に対し位置決めされ、該位置決め用ピンが設
けられたブロック部材が特定平面上で位置変換されるこ
とで位置調整されるようになっている。そして、上記ブ
ロック部材に形成された位置調整用基準面と対向部材の
対向基準面との間隔に基づいて、上記ブロック部材の位
置を高精度にかつ容易に調整することができる。
【0019】請求項7記載の発明では、請求項5記載の
ボディマスター治具側に、ドアマスター治具に装着され
た状態のドアサッシュ外側面に対向配置される計測基準
面を有する基準プレートが設けられている。
【0020】このことで、ドアマスター治具に装着した
状態のドアサッシュの外側面位置を基準プレートの計測
基準面を基準として正確かつ容易に計測することができ
る。従って、ドアサッシュの立付けの検査を高精度にか
つ容易に行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基いて説明する。
【0022】(検査治具の構成)図1、図2及び図3は
本発明の実施形態に係る検査治具を示し、該検査治具
は、ボディマスター治具1及びドアマスター治具2,3
により構成されている。すなわち、図1及び図2に示す
ボディマスター治具1において、11は図示しない脚部
により水平に支持された水平定盤、12は該水平定盤1
1に対し鉛直に支持固定された鉛直定盤であり、13は
実車のサイドフレームのドア開口部を再現するように、
上記水平定盤11及び鉛直定盤12に対し正確に配置固
定された開口部部材である。また、14,15はそれぞ
れドアマスター治具2,3(図3参照)をフロント側及
びリア側のドア開口部13a,13bに対し組付けた状
態で支持するためのドア基準部であり、16,16,…
は後述の如くドアサッシュの立付けを検査するための基
準プレートである。
【0023】また、図3において、21及び31はそれ
ぞれ実際のフロントドア及びリアドアのインナパネルと
略同一形状に形成されたドアインナ部材であり、このド
アインナ部材21,31に図示しないが実際のドアアウ
タパネルと同一形状に形成されたドアアウタ部材が組付
けられてドアマスター治具2,3が構成される。そし
て、上記ボディマスター治具1及びドアマスター治具
2,3に所定のドア開口部部品及びドア部品を実際に装
着した上で互いに組付け、該ドア開口部部品及びドア部
品の検査を行うようにしている。
【0024】上記鉛直定盤12は、水平定盤11の上面
に長手方向(図1の左右方向:以下、単に左右方向とい
う)に延びるように配置され、裏側(図1の裏側、図2
の右側)に設けられた三角柱状部材12aにより上記水
平定盤11に固定されている。また、上記鉛直定盤12
の表側(図1の表側、図2の左側)には、開口部部材1
3が支持部材12b,12b,…により配置固定されて
いる。上記鉛直定盤12の左右方向の略中央位置におけ
る上端側には、定盤面から水平に突出するブロック状の
部材12cが設けられ、該部材12cの先端部に下方に
延びるアーム部材12dが設けられている。さらに、上
記鉛直定盤12の下端側には左右方向に延びる下側支持
部材12e,12e,…が設けられ、一方、水平定盤1
1から鉛直上方に突出するように柱状部材11a,11
a,…が配設されており、該柱状部材11a,11a,
…及び上記下側支持部材12e,12e,…を基礎とし
て、ドア基準部14,15が構築されるようになってい
る。
【0025】上記開口部部材13は、樹脂製の8つの部
材により実車のドア開口部を精密に再現するようになっ
ている。すなわち、上記開口部部材13は、フロントピ
ラー部となる第1部材131と、リアピラー部となる第
2及び第3部材132,133と、センタピラー部とな
る第4部材134と、フロントフェンダ部となる第5部
材135と、リアクォータ部となる第6部材136と、
それぞれフロント及びリアのロッカー部となる第7及び
第8部材137,138とにより構成されている。そし
て、上記第1部材131、第4部材134、第5部材1
35及び第7部材137により、フロント側ドア開口部
13aが再現され、また上記第2部材132、第3部材
133、第4部材134、第6部材136及び第8部材
138により、リア側のドア開口部13bが再現されて
いる。
【0026】また、上記第1部材131、第2部材13
2、第3部材133及び第4部材134には、後述のド
アサッシュの位置決めのためのサッシュ基準面139,
139,…が設けられており、そのドアサッシュの位置
計測のための基準プレート16,16,…が、上記第1
部材131、第2部材132、第3部材133及び第4
部材134に対し所定間隔を空けて配設されている。す
なわち、上記基準プレート16,16,…の一部は、そ
れぞれ鉛直定盤12の表面に固定された支持部161に
対し回転可能に取付けられており、残りはアーム部材1
2dに取付けられている。さらに、上記第5部材135
及び第4部材134には、それぞれドアヒンジを取付け
る取付け部135a,135a,134a,134aが
設けられている。
【0027】上記ドア基準部14,15は、それぞれ下
側支持部材12e,12e,…及び柱状部材11a,1
1a,…を基礎として構築され、鉛直定盤12及び水平
定盤11に対して精密に位置固定されている。また、上
記各ドア基準部14,15の左右両側の所定位置には、
後述の如くドアインナ部材21,31の上下方向及び左
右方向の位置決めをするための位置決め用ピン17,1
7が設けられている。さらに、上記各ドア基準部14,
15の上下左右4隅の所定位置には、上記ドアインナ部
材21,31のドア厚み方向(図1における紙面に直交
する方向)の位置決めのためのドア当接部材18,1
8,…が設けられている。なお、上記ドア基準部14,
15には、上記ドアマスター治具2,3をボルト止めす
ることもできるように、ナット19,19,…が多数配
設されている。
【0028】上記ドアインナ部材21,31は、それぞ
れ実際のドアインナパネルと略同一形状に形成され、後
述のウインドガラスやウインドレギュレータ等のドア部
品を実際に装着することができるようになっている。ま
た、上記ドアインナ部材21,31の左右両側の所定位
置には、それぞれ位置決め用穴部21a,21a、及
び、31a,31aが設けられており、この位置決め用
穴部21a,…,31a,…とドア基準部14,15の
位置決め用ピン17,17,…とが嵌合されることで、
上記各ドアインナ部材21,31がドア基準部14,1
5に対し上下左右に正確に位置決めされるようになって
いる。なお、上記ドアインナ部材21,31にはそれぞ
れ筋交い状の補強リブ21b,…,31b,…が形成さ
れており、実際のドアインナパネルと同等以上の大きな
剛性を有しているここで、上記ドアインナ部材21,3
1の位置決め用穴部21a,…,31a,…と嵌合され
る位置決め用ピン17,17,…の構成について、図4
に基づいて説明する。同図において、位置決め用ピン1
7はブロック部材171に圧入されて一体に結合されて
いる。そして、該ブロック部材171は、ドア基準部1
4,15側の固定部材172に対し連結ボルト173に
より連結されて、ドアインナ部材21,31に対向する
ように拡がる上記固定部材172の特定平面172a上
で位置変換可能になっている。
【0029】また、上記固定部材172の上端部には対
向部材としての板状部材174がボルト止めされ、特定
平面172aに直交するよう水平方向に突出している。
そして、上記ブロック部材171の上端面に位置調整用
基準面171aが形成される一方、該位置調整用基準面
171aに対向する上記板状部材174の下面に対向基
準面174aが形成されており、これらの位置調整用基
準面171aと対向基準面174aとの間に所要の厚さ
のシムを挟むことで、位置決め用ピン17を上下方向に
高精度に位置調整することができるようになっている。
同様に、上記固定部材172の左右いずれか一端部に
は、図示しないが板状部材174と同様の板状部材が配
設され、この板状部材とブロック部材171との間にシ
ムを挟んで位置決め用ピン17を左右方向(図4におけ
る紙面に直交する方向)に高精度に位置調整することが
できるようになっている。
【0030】さらに、上記ドア基準部14,15に設け
られたドア当接部材18,18,…は、それぞれ上記位
置決め用ピンと同様の構成により、ドア厚み方向(図4
における左右方向)について正確に位置調整可能なよう
になっている。そして、上記位置決め用ピン17,1
7,…及びドア当接部材18,18,…の位置調整によ
り、ドアインナ部材21,31をそれぞれドア開口部1
3a,13bに対し精密に位置調整して支持することが
できる。
【0031】(検査の方法)次に、ボディマスター治具
1及びドアマスター治具2,3を用いて、フロントドア
周りの検査を行う場合の検査手順を説明する。
【0032】まず、フロント側のドアインナ部材21
を、位置決め用穴部21a,21aがドアマスター治具
1側の位置決め用ピン17,17を外嵌するように、か
つドア当接部材18,18,…に当接する状態でドア基
準部14に対し支持する。その際、上記位置決め用ピン
17,17及びドア当接部材18,18,…の位置を、
部品の寸法誤差及び組付け誤差が零の場合に対応する位
置に調整して、上記ドアインナ部材21が設計通りの位
置に正確に支持されるようにする。
【0033】続いて、フロント側のドア開口部13aに
合わせて、図5に示すドアサッシュ51を正確に位置決
めして仮止めする。すなわち、図6に示すように、ドア
サッシュ51の上縁部51aと第1開口部部材131と
の間にスペーサ71を挟む一方、上記ドアサッシュ51
の内側面51bをサシュ基準面139に当接させて、ク
ランプ機構72により固定する。このことで、上記ドア
サッシュ51は、ドア開口部13aに対し正確に設計通
りの間隔を有する状態で位置固定される。そして、図7
に示すように、基準プレート16の計測基準面16aを
基準として、ドアサッシュ51の外側面51cとの間隔
をダイヤルゲージ等により計測し、この間隔が設計通り
の値になっていることを確認する。このように基準プレ
ート16,16…を用いることで、ドアサッシュ51の
外側面51cの位置を正確かつ容易に計測することがで
きる。
【0034】この状態で、ドアサッシュ51とドアイン
ナ部材21とをボルト止めして、それらが互いに設計通
り正確に位置付けられた状態のまま一体に組立てる。そ
して、上記ドアインナ部材21及びドアサッシュ51に
以下のドア部品を装着する。すなわち、図8に示すウィ
ンドウガラス52及びウィンドウレギュレータ53のア
ッセンブリ、図9に示すグラスランチャンネル54、図
示しないグラスガイド、グラスウェザーストリップ等を
装着する。最後に、ドアアウタ部材を組付けて、ドアイ
ンナ部材21と一体にして図10に示すドアプリボディ
50を構成する。
【0035】続いて、上記ドアプリボディ50と第5開
口部部材135の取付け部135aとにドアヒンジ2
3,23を取付けて、該ドアプリボディ50をボディマ
スター治具1側に連結し、ドアヒンジ23,23を支点
に回転させて開状態にさせる。そして、ドア開口部13
aにボディ側ウェザーストリップ55(図12参照)を
装着する一方、上記ドアプリボディ50に図11に示す
ドア側ウェザーストリップ56を装着する。また、上記
ドアプリボディ50側にドアラッチを、上記ドア開口部
13a側にドアストライカをそれぞれ装着する。
【0036】その後、ドアヒンジ23,23を支点にド
アプリボディ50を回転させて閉状態にさせる。すなわ
ち、位置決め用穴部21a,21aと位置決め用ピン1
7,17と再び嵌合させ、ドアストライカとドアラッチ
とを係合させて、上記ドアプリボディ50をドア開口部
13aに組付ける。この状態では、ドアプリボディ50
は、実車に実際のドアが組付けられたときと同様にドア
開口部13aに組付けられている。従って、ドアサッシ
ュ51は、図12に示すようにボディ側ウェザーストリ
ップ55及びドア側ウェザーストリップ56からゴム反
発力を受けており、例えばゴム反発力が設計値よりも大
きければドアサッシュ51はより外側に位置付けられる
一方、ゴム反発力が設計値よりも弱ければより内側に位
置付けられることになる。
【0037】そこで、この状態でドアサッシュ51の外
側面51cの位置を、基準プレート16,16,…(図
7参照)の計測基準面16aを基準としてダイヤルゲー
ジ等により正確に計測し、設計値との偏差を検出する。
ここで、ドアサッシュ51とドアインナ部材21とは正
確に位置決めされた状態で一体に組立てられており、ま
た、ドアインナ部材21は位置決め用ピン17,17に
より正確に位置決めされている。しかも、上記ドアイン
ナ部材21は実際のドアインナパネルと同等以上の大き
な剛性を有している。従って、上記計測値の設計値に対
する偏差は、2つのウェザーストリップ55,56の寸
法又はゴム反発力の誤差によるものである。このことか
ら、ボディ側ウェザーストリップ55及びドア側ウエザ
ーストリップ56を、実車に装着したのと同様の状態で
正確に検査することができる。
【0038】また、ドア開口部13aとドアプリボディ
50におけるドアアウタ部材との間の段差の出来具合を
目視チェックして、車両の外観の見栄えを検査すること
ができ、上記ドア開口部13aとドアプリボディ50と
の段差量を計測すれば、その計測結果からドアヒンジ2
3,23、ドアラッチ及びドアストライカの寸法誤差や
組付け誤差を判定することができる。さらに、ウインド
ガラス32を実際に開閉作動させて昇降性の検査を行う
こともできる。
【0039】次に、位置決め用ピン17,17の位置を
微妙に調整して、上記の検査を繰り返し行う。すなわ
ち、上記位置決め用ピン17,17を部品の寸法公差や
組付け公差の範囲内で上下左右に位置変更して、その都
度、ドアサッシュ51の外側面51cの位置計測やドア
の立付けのチェック等を行う。これにより、実車のドア
開口部寸法やドア寸法及びそれらの組付け位置が設計値
からずれている状態を再現し、その状態での検査を行う
ことができる。つまり、より現実的な検査を行うことが
できる上、この検査結果に基づいて寸法公差や組付け公
差の値を的確に変更修正することも可能になる。
【0040】したがって、この実施形態では、ボディマ
スター治具1によって実車のドア開口部13a,13b
を正確に再現するとともに、ドアマスター治具2,3に
よって実車のドアを正確に再現し、それらに対しドアサ
ッシュ51、ウエザーストリップ55,56等のドア開
口部品及びドア部品を実際に装着した状態で検査を行う
ことで、上記ドア開口部品及びドア部品を、実車に装着
されたのと同等の状態で検査することができる。従っ
て、試作車の完成前に上記ドア開口部部品及びドア部品
の検査を十分に行うことができるので、自動車の開発工
程を短縮することができ、コスト低減を図ることができ
る。
【0041】また、ボディマスター治具1側に基準プレ
ート16,16…が設けられているため、ドア開口部1
3aに対するドアサッシュ51の位置計測を正確かつ容
易に行うことができる。よって、ドアサッシュ51の立
付けの検査を高精度にかつ容易に行うことができる。
【0042】さらに、ドアプリボディ50をドア開口部
13aに対して公差範囲内で位置調整して組付けること
で、実際のドアやドア開口部部品の寸法及び組付け位置
が公差範囲内で設計値からずれている状態を再現するこ
とができる。つまり、ドアやドア開口部部品の寸法誤差
や組付け誤差まで考慮したより現実的な検査を行うこと
ができる。そして、検査結果に基づいてドアやドア開口
部部品の寸法公差及び組付け公差を的確に変更修正する
ことも可能になる。
【0043】加えて、上記の位置調整のときに位置調整
用ピン17,17,…及びドア当接部材18,18,…
の位置を正確かつ容易に変更調整することができるた
め、ドアプリボディ50のドア開口部13aに対する組
付け位置の調整を高精度にかつ容易に行うことができ
る。
【0044】(他の実施形態)なお、本発明は上記実施
形態に限定されるものではなく、その他種々の実施形態
を包含するものである。すなわち、上記実施形態では、
ドアインナ部材21,31のドア基準部14,15に対
する位置決めのために、該ドア基準部14,15側に位
置決め用ピン17,17,…を設け、上記ドアインナ部
材21,31側の位置決め用穴部21,21,31,3
1と嵌合させるようにしているが、位置決め用ピンと位
置決め用穴部とをそれぞれ反対の側に設けるようにして
もよい。
【0045】上記実施形態では、ドア基準部14,15
における位置決め用ピン17,17,…の位置調整の際
に、上記位置決め用ピン17を支持するブロック部材1
71の位置調整用基準面171aとドア基準部14側の
対向基準面174aとの間にシムを挟むようにしている
が、これに限らず、上記位置調整用基準面171aと対
向基準面174aとの間隔を計測しつつ調整するように
してもよい。
【0046】上記実施形態では、ドアプリボディ50を
組付けてドアサッシュ51の位置を計測するようにして
いるが、これに限らず、例えばドアサッシュ51とウエ
ザーストリップ55だけを組付けて検査を行うことも可
能である。
【0047】上記実施形態では、ドアサッシュ51の外
側面51cの位置を計測して、この計測結果に基づいて
ウエザーストリップ55,56のゴム反発力等を判定す
るようにしているが、例えば、上記の計測結果を実際の
ドアパネルによる計測結果と比較すれば、実際のドアパ
ネルの剛性を判定することも可能である。
【0048】上記実施形態では、サッシュドアの検査を
行っているが、これに限らず、例えばプレスドアやサッ
シュレスドアの検査にも適用可能である。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明における自動車部品の検査方法によれば、ボディマス
ター治具のドア開口部にドア開口部部品を装着し、かつ
該ボディマスター治具にドアマスター治具を組付けた状
態で支持して、上記ドア開口部部品等の検査を行うよう
にしたので、試作車の完成前に上記ドア開口部部品等を
実車に装着したのと同等の状態で十分に検査することが
できる。よって、自動車の開発工程を短縮することがで
き、コスト低減が図られる。
【0050】請求項2記載の発明では、ドアマスター治
具の組付け位置を公差範囲内で調整しながら検査を行う
ようにしたので、車体及びドアの寸法誤差や組付け誤差
まで考慮したより現実的な検査を行うことができる。
【0051】請求項3記載の発明における自動車部品の
検査治具を用いれば、上記請求項1及び請求項2記載の
発明と同様の効果が得られる。
【0052】請求項4記載の発明では、ドアマスター治
具に所定のドア部品を装着可能な構成としたので、上記
ドア部品の検査を行うことができる上、ドア開口部部品
等の検査をより的確に行うことができる。
【0053】請求項5記載の発明では、ウエザーストリ
ップ、ドアラッチ及びドアストライカまでを含んでドア
の立付けの検査を行うことができ、また、ウインドウガ
ラスの昇降性の検査も行うことができる。
【0054】請求項6記載の発明によれば、ボディマス
ター治具に対しドアマスター治具の位置決めをするため
の位置決め用ピンを高精度にかつ容易に位置調整するこ
とができる。よって、上記ボディマスター治具の位置決
め精度の向上が図られる。
【0055】請求項7記載の発明によれば、ドアサッシ
ュの立付けの検査を高精度にかつ容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るボディマスター治具の
全体構成を示す正面図である。
【図2】図1のボディマスター治具の右側面図である。
【図3】ドアマスター治具のドアインナ部材の構成を示
す概略構成図である。
【図4】位置決め用ピンの構成を示す縦断面図である。
【図5】ドアサッシュの構成を示す正面図である。
【図6】ドアサッシュのボディマスター治具に対する位
置決めを示す、図1のA−A断面図である。
【図7】ドアサッシュの外側面位置の計測を示す、図1
のB−B断面図である。
【図8】ウインドガラス及びウインドレギュレータの構
成を示す正面図である。
【図9】グラスランチャンネルの構成を示す正面図であ
る。
【図10】ドアプリボディの概略構成を示す正面図であ
る。
【図11】ドア側ウエザーストリップの構成を示す正面
図である。
【図12】ドアプリボディがドア開口部に組付けられた
状態を示す、図1のB−B断面図である。
【符号の説明】
1 ボディマスター治具 2,3 ドアマスター治具 13a,13b ドア開口部 16,16,… 基準プレート 16a 基準プレートの計測基準面 17,17,17,17 位置決め用ピン 21a,21a,31a,31a 位置決め用穴部
(位置決め用の凹部) 51 ドアサッシュ 51c ドアサッシュの外側面 52 ウインドガラス 53 ウインドレギュレータ 54 グラスランチャンネル 55,56 ウエザーストリップ 171 ブロック部材 171a ブロック部材の位置調整用基準面 172a 特定平面 174 板状部材(対向部材) 174a 対向基準面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のドア開口部に装着される所定のド
    ア開口部部品を含む自動車部品を検査する検査方法であ
    って、 少なくとも上記ドア開口部を有するボディマスター治具
    と、少なくともドアの外形を有するドアマスター治具と
    を用意し、 上記ボディマスター治具に対し上記ドア開口部部品を装
    着しかつ上記ドアマスター治具を組付けた状態で、検査
    を行うことを特徴とする自動車部品の検査方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 ドアマスター治具の組付け位置を公差範囲内で調整しな
    がら検査を行うことを特徴とする自動車部品の検査方
    法。
  3. 【請求項3】 車体のドア開口部に装着される所定のド
    ア開口部部品を含む自動車部品を検査するための検査治
    具であって、 少なくとも上記ドア開口部を有するボディマスター治具
    と、 少なくともドアの外形を有し、上記ボディマスター治具
    に対し公差範囲内で位置調整可能に組付けられた状態で
    支持されるドアマスター治具とを備えており、 上記ボディマスター治具は上記ドア開口部部品を装着可
    能に構成されていることを特徴とする自動車部品の検査
    治具。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 ドアマスター治具は所定のドア部品を装着可能に構成さ
    れていることを特徴とする自動車部品の検査治具。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 所定のドア開口部部品はウエザーストリップ及びドアス
    トライカを含んでおり、 所定のドア部品は、ドアサッシュ、ウインドレギュレー
    タ、ウインドガラス及びドアラッチを含んでいることを
    特徴とする自動車部品の検査治具。
  6. 【請求項6】 請求項3において、 ドアマスター治具に対向配置されるボディマスター治具
    側の特定平面上には、該特定平面上で位置変換可能なよ
    うにブロック部材が配設され、 上記ブロック部材には、上記特定平面に直交する方向に
    突出する位置決め用ピンが設けられるとともに、上記特
    定平面に直交する位置調整用基準面が形成され、 上記ボディマスター治具側には、上記特定平面に直交し
    かつ上記ブロック部材の位置調整用基準面に対向する対
    向基準面を有する対向部材が設けられ、 上記ドアマスター治具側には、上記位置決め用ピンに嵌
    合される位置決め用の凹部が設けられていることを特徴
    とする自動車部品の検査治具。
  7. 【請求項7】 請求項5において、 ボディマスター治具側には、ドアマスター治具に装着さ
    れた状態のドアサッシュ外側面に対向配置される計測基
    準面を有する基準プレートが設けられていることを特徴
    とする自動車部品の検査治具。
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