JPH11196306A - デジタルカメラ及びデジタルカメラにおける画像処理方法 - Google Patents
デジタルカメラ及びデジタルカメラにおける画像処理方法Info
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- JPH11196306A JPH11196306A JP9360089A JP36008997A JPH11196306A JP H11196306 A JPH11196306 A JP H11196306A JP 9360089 A JP9360089 A JP 9360089A JP 36008997 A JP36008997 A JP 36008997A JP H11196306 A JPH11196306 A JP H11196306A
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/76—Television signal recording
- H04N5/765—Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus
- H04N5/77—Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus between a recording apparatus and a television camera
- H04N5/772—Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus between a recording apparatus and a television camera the recording apparatus and the television camera being placed in the same enclosure
-
- H—ELECTRICITY
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- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/222—Studio circuitry; Studio devices; Studio equipment
- H04N5/262—Studio circuits, e.g. for mixing, switching-over, change of character of image, other special effects ; Cameras specially adapted for the electronic generation of special effects
-
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- H04N9/00—Details of colour television systems
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- H04N9/80—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
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Abstract
(57)【要約】
【課題】撮影者が予期しない面白い画像を簡単に得るこ
とができるようにする。 【解決手段】レリーズ指令により被写体を撮像し、被写
体像を示すスルー画像の画像データを取得する。一方、
乱数ジェネレータ４２から乱数を発生させ、この乱数ジ
ェネレータ４２から発生された乱数値によって複数の特
殊効果から１つの特殊効果を選択する。そして、特殊効
果画像処理部２６により前記撮像したスルー画像の画像
データに対して前記選択した特殊効果に基づく画像処理
を施して特殊効果画像を示す画像データを作成する。こ
の特殊効果画像を示す画像データは、外部メモリ５０に
記録され、あるいは通信インターフェース４８を介して
外部プリンタに送出される。
とができるようにする。 【解決手段】レリーズ指令により被写体を撮像し、被写
体像を示すスルー画像の画像データを取得する。一方、
乱数ジェネレータ４２から乱数を発生させ、この乱数ジ
ェネレータ４２から発生された乱数値によって複数の特
殊効果から１つの特殊効果を選択する。そして、特殊効
果画像処理部２６により前記撮像したスルー画像の画像
データに対して前記選択した特殊効果に基づく画像処理
を施して特殊効果画像を示す画像データを作成する。こ
の特殊効果画像を示す画像データは、外部メモリ５０に
記録され、あるいは通信インターフェース４８を介して
外部プリンタに送出される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタルカメラ及び
デジタルカメラにおける画像処理方法に係り、特に撮像
した被写体像に特殊効果を付与する画像処理を施して特
殊効果画像を作成するデジタルカメラ及びデジタルカメ
ラにおける画像処理方法に関する。
デジタルカメラにおける画像処理方法に係り、特に撮像
した被写体像に特殊効果を付与する画像処理を施して特
殊効果画像を作成するデジタルカメラ及びデジタルカメ
ラにおける画像処理方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、デジタルカメラによって撮影した
被写体像（スルー画像）を示す画像データをコンピュー
タに取り込み、その画像データをコンピュータで画像処
理することにより、スルー画像に対して特殊な効果を与
えた特殊効果画像を示す画像データの作成が実現されて
いる。例えば、各種のフィルタを使用してスルー画像に
対して変形、ぼかし等の特殊な効果を与えたり、予め準
備されている背景画像となるテンプレート画像とスルー
画像とを合成したりしている。
被写体像（スルー画像）を示す画像データをコンピュー
タに取り込み、その画像データをコンピュータで画像処
理することにより、スルー画像に対して特殊な効果を与
えた特殊効果画像を示す画像データの作成が実現されて
いる。例えば、各種のフィルタを使用してスルー画像に
対して変形、ぼかし等の特殊な効果を与えたり、予め準
備されている背景画像となるテンプレート画像とスルー
画像とを合成したりしている。
【０００３】また、近年、撮影時に取得したスルー画像
と、予め準備されているテンプレート画像と合成するよ
うにした合成写真機能付きデジタルカメラが提案されて
いる。
と、予め準備されているテンプレート画像と合成するよ
うにした合成写真機能付きデジタルカメラが提案されて
いる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記コンピ
ュータを使用してスルー画像に対して特殊な効果を与え
る場合には、スルー画像に対して特殊効果を付与するこ
とができるコンピュータが必要であり、またコンピュー
タの操作に不慣れな人は、特殊効果画像を簡単に作成す
ることができないという問題がある。また、合成写真機
能付きデジタルカメラによってスルー画像とテンプレー
ト画像とを合成した特殊効果画像を得る場合にも、予め
背景画像となるテンプレート画像を選択しなければなら
ない。
ュータを使用してスルー画像に対して特殊な効果を与え
る場合には、スルー画像に対して特殊効果を付与するこ
とができるコンピュータが必要であり、またコンピュー
タの操作に不慣れな人は、特殊効果画像を簡単に作成す
ることができないという問題がある。また、合成写真機
能付きデジタルカメラによってスルー画像とテンプレー
ト画像とを合成した特殊効果画像を得る場合にも、予め
背景画像となるテンプレート画像を選択しなければなら
ない。
【０００５】更に、撮影者の操作に基づいてスルー画像
に対して特殊効果を付与するため、撮影者が予期しない
面白い画像を得ることができない。本発明はこのような
事情に鑑みてなされたもので、撮影者が予期しない面白
い画像を簡単に得ることができるデジタルカメラ及びデ
ジタルカメラにおける画像処理方法を提供することを目
的とする。
に対して特殊効果を付与するため、撮影者が予期しない
面白い画像を得ることができない。本発明はこのような
事情に鑑みてなされたもので、撮影者が予期しない面白
い画像を簡単に得ることができるデジタルカメラ及びデ
ジタルカメラにおける画像処理方法を提供することを目
的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、レリーズ指令により被写体を撮像し、被写
体像を示すスルー画像の画像データを取得し、乱数発生
手段から乱数を発生させ、前記乱数発生手段から発生さ
れた乱数値によって複数の特殊効果から１つの特殊効果
を選択し、前記スルー画像の画像データに対して前記選
択した特殊効果に基づく画像処理を施して特殊効果画像
を示す画像データを作成するようにしたことを特徴とし
ている。
するために、レリーズ指令により被写体を撮像し、被写
体像を示すスルー画像の画像データを取得し、乱数発生
手段から乱数を発生させ、前記乱数発生手段から発生さ
れた乱数値によって複数の特殊効果から１つの特殊効果
を選択し、前記スルー画像の画像データに対して前記選
択した特殊効果に基づく画像処理を施して特殊効果画像
を示す画像データを作成するようにしたことを特徴とし
ている。
【０００７】即ち、本発明によれば、被写体像を示すス
ルー画像に対してランダムに選択された特殊効果が付与
されるため、撮影者が予期しない特殊効果画像を簡単に
得ることができる。上記スルー画像及び／又は特殊効果
画像は、請求項２に示すように画像表示手段に表示され
る。尚、請求項５に示すように表示切換スイッチを設
け、スルー画像、特殊効果画像、及びスルー画像と特殊
効果画像とを混在させたミックス画像のうちの１つを選
択して画像表示手段に表示させるようにしてもよい。
ルー画像に対してランダムに選択された特殊効果が付与
されるため、撮影者が予期しない特殊効果画像を簡単に
得ることができる。上記スルー画像及び／又は特殊効果
画像は、請求項２に示すように画像表示手段に表示され
る。尚、請求項５に示すように表示切換スイッチを設
け、スルー画像、特殊効果画像、及びスルー画像と特殊
効果画像とを混在させたミックス画像のうちの１つを選
択して画像表示手段に表示させるようにしてもよい。
【０００８】また、記録時に、請求項３に示すように特
殊効果画像処理手段による画像処理後の画像データを直
接記録媒体に記録してもよいし、請求項４に示すように
撮影指示スイッチの操作又は外部機器からのトリガ入力
時に前記撮像手段から得た画像データとともに、特殊効
果選択手段によって選択された特殊効果を示すデータを
記録するようにしてもよい。尚、請求項４に示すファイ
ルフォーマットで記録されている場合には、特殊効果画
像の再生は、画像データとその画像データとともに記録
されている特殊効果を示すデータに基づいて行われる。
殊効果画像処理手段による画像処理後の画像データを直
接記録媒体に記録してもよいし、請求項４に示すように
撮影指示スイッチの操作又は外部機器からのトリガ入力
時に前記撮像手段から得た画像データとともに、特殊効
果選択手段によって選択された特殊効果を示すデータを
記録するようにしてもよい。尚、請求項４に示すファイ
ルフォーマットで記録されている場合には、特殊効果画
像の再生は、画像データとその画像データとともに記録
されている特殊効果を示すデータに基づいて行われる。
【０００９】ランダムに特殊効果を選択する時期は、請
求項７及び請求項１６に示すように撮影指示スイッチの
操作又は外部機器からのトリガ入力時や、請求項８及び
請求項１７に示すように記録媒体から再生又は印画のた
めにスルー画像の画像データを読み出す時や、請求項１
２に示すように自動印画モードが設定され、印画開始前
に新たなスルー画像の画像データを読み出す時である。
求項７及び請求項１６に示すように撮影指示スイッチの
操作又は外部機器からのトリガ入力時や、請求項８及び
請求項１７に示すように記録媒体から再生又は印画のた
めにスルー画像の画像データを読み出す時や、請求項１
２に示すように自動印画モードが設定され、印画開始前
に新たなスルー画像の画像データを読み出す時である。
【００１０】更に、本発明は請求項９及び請求項２０に
示すように、保存スイッチをＯＮすることにより特殊効
果画像を示すデータを記録媒体に記録し、保存スイッチ
がＯＮされずに所定時間経過したことが検知されると、
再度ランダムに特殊効果を選択するようにしている。こ
れにより、保存スイッチをＯＮしなければ、特殊効果画
像がランダムに変化することになり、保存したい特殊効
果画像が作成されたときに保存スイッチをＯＮすれば、
所望の特殊効果画像のみを保存することができる。
示すように、保存スイッチをＯＮすることにより特殊効
果画像を示すデータを記録媒体に記録し、保存スイッチ
がＯＮされずに所定時間経過したことが検知されると、
再度ランダムに特殊効果を選択するようにしている。こ
れにより、保存スイッチをＯＮしなければ、特殊効果画
像がランダムに変化することになり、保存したい特殊効
果画像が作成されたときに保存スイッチをＯＮすれば、
所望の特殊効果画像のみを保存することができる。
【００１１】同様に、本発明は請求項１１及び請求項２
１に示すように、印加スイッチをＯＮすることにより特
殊効果画像を外部プリンタに出力して印加を行わせ、印
加スイッチがＯＮされずに所定時間経過したことが検知
されると、再度ランダムに特殊効果を選択するようにし
ている。これにより、印画スイッチをＯＮしなければ、
特殊効果画像がランダムに変化することになり、印画し
たい特殊効果画像が作成されたときに印画スイッチをＯ
Ｎすれば、所望の特殊効果画像のみを印画することがで
きる。
１に示すように、印加スイッチをＯＮすることにより特
殊効果画像を外部プリンタに出力して印加を行わせ、印
加スイッチがＯＮされずに所定時間経過したことが検知
されると、再度ランダムに特殊効果を選択するようにし
ている。これにより、印画スイッチをＯＮしなければ、
特殊効果画像がランダムに変化することになり、印画し
たい特殊効果画像が作成されたときに印画スイッチをＯ
Ｎすれば、所望の特殊効果画像のみを印画することがで
きる。
【００１２】また、本発明は請求項１８に示すように、
連写撮影時に一旦複数コマのスルー画像の画像データを
記録媒体に記録し、連写撮影後に連写された複数コマの
スルー画像について、各コマ毎に特殊効果の選択、選択
された特殊効果に基づく画像処理、画像処理後の特殊効
果画像を示す画像データの記録媒体への記録を行うよう
にしている。即ち、スルー画像に対して特殊効果を付与
するめの画像処理の時間、及び特殊効果画像を示す画像
データの記録に要する時間が、連写時のインターバルよ
りも長くても連写された各スルー画像に特殊効果を付与
することができる。尚、請求項１９に示すように、連写
撮影時に一旦複数コマのスルー画像の画像データととも
に特殊効果を示すデータを記録媒体に記録し、その後、
各スルー画像毎に特殊効果に基づく画像処理、画像処理
後の特殊効果画像を示す画像データの記録媒体への記録
を行うようにしてもよい。
連写撮影時に一旦複数コマのスルー画像の画像データを
記録媒体に記録し、連写撮影後に連写された複数コマの
スルー画像について、各コマ毎に特殊効果の選択、選択
された特殊効果に基づく画像処理、画像処理後の特殊効
果画像を示す画像データの記録媒体への記録を行うよう
にしている。即ち、スルー画像に対して特殊効果を付与
するめの画像処理の時間、及び特殊効果画像を示す画像
データの記録に要する時間が、連写時のインターバルよ
りも長くても連写された各スルー画像に特殊効果を付与
することができる。尚、請求項１９に示すように、連写
撮影時に一旦複数コマのスルー画像の画像データととも
に特殊効果を示すデータを記録媒体に記録し、その後、
各スルー画像毎に特殊効果に基づく画像処理、画像処理
後の特殊効果画像を示す画像データの記録媒体への記録
を行うようにしてもよい。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るデジタルカメラ及びデジタルカメラにおける画像処理
方法の好ましい実施の形態について詳説する。図１は本
発明に係るデジタルカメラの内部構造を示すブロック図
である。同図に示すように、このデジタルカメラは、主
としてＣＣＤ撮像系１０と、メインＣＰＵ２０と、オー
トＣＰＵ２１と、メモリコントローラ２５と、特殊効果
画像処理部２６と、外部メモリインターフェース２９
と、メインメモリ４０と、乱数ジェネレータ４２と、タ
イマー４４と、液晶表示器（ＬＣＤ）４６と、通信イン
ターフェース４８と、外部メモリ５０と、スイッチ部６
０とから構成されている。
るデジタルカメラ及びデジタルカメラにおける画像処理
方法の好ましい実施の形態について詳説する。図１は本
発明に係るデジタルカメラの内部構造を示すブロック図
である。同図に示すように、このデジタルカメラは、主
としてＣＣＤ撮像系１０と、メインＣＰＵ２０と、オー
トＣＰＵ２１と、メモリコントローラ２５と、特殊効果
画像処理部２６と、外部メモリインターフェース２９
と、メインメモリ４０と、乱数ジェネレータ４２と、タ
イマー４４と、液晶表示器（ＬＣＤ）４６と、通信イン
ターフェース４８と、外部メモリ５０と、スイッチ部６
０とから構成されている。
【００１４】ＣＣＤ撮像系１０は、ズームレンズ１０
Ａ、絞り１０Ｂ及び光学ローパスフィルタ１０Ｃからな
る撮像光学系１１と、ＣＣＤ１２と、ＣＤＳクランプ１
３、ゲインコントロールアンプ１４、ガンマ補正回路１
５及び点順次化回路１６からなるアナログ処理部と、Ａ
／Ｄコンバータ１７とから構成されている。前記撮像光
学系１１を介してＣＣＤ１２の受光面に結像された被写
体像は、各センサで光の入射光量に応じた量の信号電荷
に変換される。このようにして蓄積された信号電荷は、
図示しないＣＣＤ駆動回路から加えられるリードゲート
パルスによってシフトレジスタに読み出され、レジスタ
転送パルスによって信号電荷に応じた電圧信号（アナロ
グ画像信号）として順次読み出される。尚、ＣＣＤ１２
には、シャッタゲートを介してシャッタドレインが設け
られており、シャッタゲートをシャッタゲートパルスに
よって駆動することにより、蓄積した信号電荷をシャッ
タドレインに掃き出すことができる。即ち、このＣＣＤ
１２は、シャッタゲートパルスによって各センサに蓄積
される電荷の蓄積時間（シャッタスピード）を制御す
る、いわゆる電子シャッタ機能を有している。
Ａ、絞り１０Ｂ及び光学ローパスフィルタ１０Ｃからな
る撮像光学系１１と、ＣＣＤ１２と、ＣＤＳクランプ１
３、ゲインコントロールアンプ１４、ガンマ補正回路１
５及び点順次化回路１６からなるアナログ処理部と、Ａ
／Ｄコンバータ１７とから構成されている。前記撮像光
学系１１を介してＣＣＤ１２の受光面に結像された被写
体像は、各センサで光の入射光量に応じた量の信号電荷
に変換される。このようにして蓄積された信号電荷は、
図示しないＣＣＤ駆動回路から加えられるリードゲート
パルスによってシフトレジスタに読み出され、レジスタ
転送パルスによって信号電荷に応じた電圧信号（アナロ
グ画像信号）として順次読み出される。尚、ＣＣＤ１２
には、シャッタゲートを介してシャッタドレインが設け
られており、シャッタゲートをシャッタゲートパルスに
よって駆動することにより、蓄積した信号電荷をシャッ
タドレインに掃き出すことができる。即ち、このＣＣＤ
１２は、シャッタゲートパルスによって各センサに蓄積
される電荷の蓄積時間（シャッタスピード）を制御す
る、いわゆる電子シャッタ機能を有している。
【００１５】ＣＣＤ１２から読み出されたアナログ画像
信号は、ＣＤＳクランプ１３で各画素毎にサンプリング
ホールドされ、且つＲ，Ｇ，Ｂ信号に色分離されてゲイ
ンコントロールアンプ１４に加えられる。ゲインコント
ロールアンプ１４は、入力するＲ，Ｇ，Ｂ信号を適宜の
ゲインで増幅し、ホワイトバランスを調整する。尚、こ
のホワイトバランス調整の詳細については後述する。
信号は、ＣＤＳクランプ１３で各画素毎にサンプリング
ホールドされ、且つＲ，Ｇ，Ｂ信号に色分離されてゲイ
ンコントロールアンプ１４に加えられる。ゲインコント
ロールアンプ１４は、入力するＲ，Ｇ，Ｂ信号を適宜の
ゲインで増幅し、ホワイトバランスを調整する。尚、こ
のホワイトバランス調整の詳細については後述する。
【００１６】ゲインコントロールアンプ１４から出力さ
れたＲ，Ｇ，Ｂ信号は、ガンマ補正回路１５に加えら
れ、ここでガンマ補正されて点順次化回路１６に加えら
れる。点順次化回路１６は、同時式で入力するＲ，Ｇ，
Ｂ信号を点順次式に変えてＡ／Ｄコンバータ１７に出力
し、Ａ／Ｄコンバータ１７は、点順次で入力するＲ，
Ｇ，Ｂ信号を順次デジタル信号に変換する。これらの
Ｒ，Ｇ，Ｂ信号は、メモリコントローラ２５を介してメ
インメモリ４０に格納される。
れたＲ，Ｇ，Ｂ信号は、ガンマ補正回路１５に加えら
れ、ここでガンマ補正されて点順次化回路１６に加えら
れる。点順次化回路１６は、同時式で入力するＲ，Ｇ，
Ｂ信号を点順次式に変えてＡ／Ｄコンバータ１７に出力
し、Ａ／Ｄコンバータ１７は、点順次で入力するＲ，
Ｇ，Ｂ信号を順次デジタル信号に変換する。これらの
Ｒ，Ｇ，Ｂ信号は、メモリコントローラ２５を介してメ
インメモリ４０に格納される。
【００１７】メインＣＰＵ２０は、バスライン３０を介
してオートＣＰＵ２１、キャラクタジェネレータ２２、
ＬＣＤドライバ２３、ＹＣ信号作成回路２４、メモリコ
ントローラ２５、特殊効果画像処理部２６、ＮＴＳＣエ
ンコーダ２７、圧縮／伸長回路２８、及び外部メモリイ
ンターフェース２９と接続されており、スイッチ部６
０、乱数ジェネレータ４２、タイマー４４等からの入力
に基づいて各回路を統括制御する。
してオートＣＰＵ２１、キャラクタジェネレータ２２、
ＬＣＤドライバ２３、ＹＣ信号作成回路２４、メモリコ
ントローラ２５、特殊効果画像処理部２６、ＮＴＳＣエ
ンコーダ２７、圧縮／伸長回路２８、及び外部メモリイ
ンターフェース２９と接続されており、スイッチ部６
０、乱数ジェネレータ４２、タイマー４４等からの入力
に基づいて各回路を統括制御する。
【００１８】オートＣＰＵ２１は、オートフォーカス、
自動露光制御、オートストロボ、オートホワイトバラン
ス等の制御を行うもので、ＡＦセンサ３１から撮影距離
を示すＡＦ情報が加えられ、また、メモリコントローラ
２５を介してＲ，Ｇ，Ｂのデジタル信号が加えられてい
る。オートＣＰＵ２１は、ＡＦセンサ３１から入力する
ＡＦ情報に基づいてＡＦモータドライバ３２を介してＡ
Ｆモータ（図示せず）を駆動し、ズームレンズ１１Ａの
フォーカスレンズを合焦位置に移動させる。
自動露光制御、オートストロボ、オートホワイトバラン
ス等の制御を行うもので、ＡＦセンサ３１から撮影距離
を示すＡＦ情報が加えられ、また、メモリコントローラ
２５を介してＲ，Ｇ，Ｂのデジタル信号が加えられてい
る。オートＣＰＵ２１は、ＡＦセンサ３１から入力する
ＡＦ情報に基づいてＡＦモータドライバ３２を介してＡ
Ｆモータ（図示せず）を駆動し、ズームレンズ１１Ａの
フォーカスレンズを合焦位置に移動させる。
【００１９】また、オートＣＰＵ２１は、１フレームの
Ｒ，Ｇ，Ｂのデジタル信号を積算した積算値（ＡＥ情
報）や、Ｒ，Ｇ，Ｂの各色毎に積算した色積算値（ＡＷ
Ｂ情報）を求めている。そして、ＡＥ情報に基づいて絞
り値とシャッタスピードを決定し、その決定した絞り値
となるようにアイリスモータドライバ３３及びアイリス
モータ（図示せず）を介して絞り１０Ｂを駆動し、ま
た、決定したシャッタスピードとなるように電子シャッ
タによって電荷の蓄積時間を制御する。更に、前記求め
たＡＷＢ情報に基づいてＲ，Ｇ，Ｂ信号のゲインを決定
し、電子ボリューム３４を介してゲインコントロールア
ンプ１４の各ゲインを制御する。
Ｒ，Ｇ，Ｂのデジタル信号を積算した積算値（ＡＥ情
報）や、Ｒ，Ｇ，Ｂの各色毎に積算した色積算値（ＡＷ
Ｂ情報）を求めている。そして、ＡＥ情報に基づいて絞
り値とシャッタスピードを決定し、その決定した絞り値
となるようにアイリスモータドライバ３３及びアイリス
モータ（図示せず）を介して絞り１０Ｂを駆動し、ま
た、決定したシャッタスピードとなるように電子シャッ
タによって電荷の蓄積時間を制御する。更に、前記求め
たＡＷＢ情報に基づいてＲ，Ｇ，Ｂ信号のゲインを決定
し、電子ボリューム３４を介してゲインコントロールア
ンプ１４の各ゲインを制御する。
【００２０】オートＣＰＵ２１は、ストロボ３５も制御
する。例えば、低輝度時にストロボ撮影をすることを判
断すると、後述するレリーズ／コマ送りスイッチ６１の
操作に基づいて放電管３５Ａをストロボ発光させるため
のトリガー信号を出力する。これにより、図示しないメ
インコンデンサに蓄えられた電気エネルギが放電管３５
Ａに供給され、放電管３５Ａが発光する。オートＣＰＵ
２１には、被写体からの反射光を受光する調光センサ３
６から受光量を示す信号が加えられており、オートＣＰ
Ｕ２１は、その受光量が所定量に達したことを検知する
と、放電管３５Ａへの電気エネルギを遮断し、ストロボ
発光を停止させる。尚、オートＣＰＵ２１は、低輝度時
に限らず、強制発光ボタンがＯＮされた場合に発光でき
るようにしてもよい。
する。例えば、低輝度時にストロボ撮影をすることを判
断すると、後述するレリーズ／コマ送りスイッチ６１の
操作に基づいて放電管３５Ａをストロボ発光させるため
のトリガー信号を出力する。これにより、図示しないメ
インコンデンサに蓄えられた電気エネルギが放電管３５
Ａに供給され、放電管３５Ａが発光する。オートＣＰＵ
２１には、被写体からの反射光を受光する調光センサ３
６から受光量を示す信号が加えられており、オートＣＰ
Ｕ２１は、その受光量が所定量に達したことを検知する
と、放電管３５Ａへの電気エネルギを遮断し、ストロボ
発光を停止させる。尚、オートＣＰＵ２１は、低輝度時
に限らず、強制発光ボタンがＯＮされた場合に発光でき
るようにしてもよい。
【００２１】キャラクタジェネレータ２２は、撮影日
時、タイトル等の文字情報を発生することができ、この
文字情報に基づいて撮影画像に文字を合成させることが
できる。ＬＣＤドライバ２３は、被写体像に特殊効果が
付与されていないスルー画像や、被写体像に特殊効果を
付与した特殊効果画像、又はスルー画像と特殊効果画像
とを混在させたミックス画像をＬＣＤ４６に表示させる
ようにＬＣＤ４６を駆動する。
時、タイトル等の文字情報を発生することができ、この
文字情報に基づいて撮影画像に文字を合成させることが
できる。ＬＣＤドライバ２３は、被写体像に特殊効果が
付与されていないスルー画像や、被写体像に特殊効果を
付与した特殊効果画像、又はスルー画像と特殊効果画像
とを混在させたミックス画像をＬＣＤ４６に表示させる
ようにＬＣＤ４６を駆動する。
【００２２】このＬＣＤ４６の画面は、図２に示すよう
に特殊効果設定スイッチ６４及び表示切換スイッチ６８
によって表示画像が切り換えられるようになってる。特
殊効果設定スイッチ６４は、特殊効果の印画モード時、
再生モード時又は撮影モード時の設定（ＯＮ）と非設定
（ＯＦＦ）とを選択するもので、特殊効果設定スイッチ
６４がＯＦＦの場合には、ＬＣＤ４６にはスルー画像が
表示される（図２のステップＳ１、ステップＳ２）。
に特殊効果設定スイッチ６４及び表示切換スイッチ６８
によって表示画像が切り換えられるようになってる。特
殊効果設定スイッチ６４は、特殊効果の印画モード時、
再生モード時又は撮影モード時の設定（ＯＮ）と非設定
（ＯＦＦ）とを選択するもので、特殊効果設定スイッチ
６４がＯＦＦの場合には、ＬＣＤ４６にはスルー画像が
表示される（図２のステップＳ１、ステップＳ２）。
【００２３】一方、特殊効果設定スイッチ６４がＯＮの
場合には、表示切換スイッチ６８の切換位置に応じてＬ
ＣＤ４６の表示画像が切り換えられる（ステップＳ
３）。即ち、表示切換スイッチ６８の切換位置がスルー
画像の位置にある場合には、スルー画像がＬＣＤ４６に
表示され（ステップＳ４）、表示切換スイッチ６８の切
換位置が特殊効果画像の位置にある場合には、特殊効果
画像がＬＣＤ４６に表示される（ステップＳ５）。
場合には、表示切換スイッチ６８の切換位置に応じてＬ
ＣＤ４６の表示画像が切り換えられる（ステップＳ
３）。即ち、表示切換スイッチ６８の切換位置がスルー
画像の位置にある場合には、スルー画像がＬＣＤ４６に
表示され（ステップＳ４）、表示切換スイッチ６８の切
換位置が特殊効果画像の位置にある場合には、特殊効果
画像がＬＣＤ４６に表示される（ステップＳ５）。
【００２４】また、ステップＳ６に示すように表示切換
スイッチ６８の切換位置が、スルー画像と特殊効果画像
とをオーバーラップさせた画像Ａ，Ｂの位置にある場合
には、そのオーバーラップ画像Ａ又はＢがＬＣＤ４６に
表示され、表示切換スイッチ６８の切換位置が、スルー
画像に特殊効果画像を５０％ミックスした画像Ｃ又は２
５％ミックスした画像Ｄの位置にある場合には、ミッス
ク画像Ｃ又はＤがＬＣＤ４６に表示される。尚、ＬＣＤ
４６の画面は、特殊効果の設定時にも使用されるが、そ
の詳細については後述する。
スイッチ６８の切換位置が、スルー画像と特殊効果画像
とをオーバーラップさせた画像Ａ，Ｂの位置にある場合
には、そのオーバーラップ画像Ａ又はＢがＬＣＤ４６に
表示され、表示切換スイッチ６８の切換位置が、スルー
画像に特殊効果画像を５０％ミックスした画像Ｃ又は２
５％ミックスした画像Ｄの位置にある場合には、ミッス
ク画像Ｃ又はＤがＬＣＤ４６に表示される。尚、ＬＣＤ
４６の画面は、特殊効果の設定時にも使用されるが、そ
の詳細については後述する。
【００２５】ＹＣ信号作成回路２４は、入力するＲ，
Ｇ，Ｂのデジタル信号から輝度信号Ｙと、クロマ信号Ｃ
（色差信号Ｂ−Ｙ，Ｒ−Ｙ）とを作成し、また、エンコ
ーダ２７は、入力する輝度信号Ｙ，色差信号Ｂ−Ｙ，Ｒ
−Ｙに基づいて、ＮＴＳＣ方式やＰＡＬ方式のカラー複
合映像信号を生成し、これを図示しないビデオ出力端子
に出力する。
Ｇ，Ｂのデジタル信号から輝度信号Ｙと、クロマ信号Ｃ
（色差信号Ｂ−Ｙ，Ｒ−Ｙ）とを作成し、また、エンコ
ーダ２７は、入力する輝度信号Ｙ，色差信号Ｂ−Ｙ，Ｒ
−Ｙに基づいて、ＮＴＳＣ方式やＰＡＬ方式のカラー複
合映像信号を生成し、これを図示しないビデオ出力端子
に出力する。
【００２６】特殊効果画像処理部２６は、スルー画像に
特殊な効果を付与して特殊効果画像を作成するもので、
スルー画像の背景画像となる複数のテンプレート画像を
示す画像データを有するとともに、スルー画像に特殊な
効果（変形、ぼかし等）を付与する画像処理用の複数の
フィルタを有している。そして、後述する特殊効果の設
定にしたがって特殊効果がランダムに選択されると、又
は所望の特殊効果が選択されると、その選択された特殊
効果に基づいて、スルー画像の画像データと適宜のテン
プレート画像の画像データとを合成し、あるいはスルー
画像の画像データに対してフィルタ操作を行い、これに
より特殊効果が付与された特殊効果画像を示す画像デー
タを作成する。
特殊な効果を付与して特殊効果画像を作成するもので、
スルー画像の背景画像となる複数のテンプレート画像を
示す画像データを有するとともに、スルー画像に特殊な
効果（変形、ぼかし等）を付与する画像処理用の複数の
フィルタを有している。そして、後述する特殊効果の設
定にしたがって特殊効果がランダムに選択されると、又
は所望の特殊効果が選択されると、その選択された特殊
効果に基づいて、スルー画像の画像データと適宜のテン
プレート画像の画像データとを合成し、あるいはスルー
画像の画像データに対してフィルタ操作を行い、これに
より特殊効果が付与された特殊効果画像を示す画像デー
タを作成する。
【００２７】圧縮／伸長回路２８は、非圧縮データを圧
縮し、又は圧縮データを非圧縮データに伸長するもの
で、画像データを圧縮記録する場合には、ＹＣ信号作成
回路２４を介して作成された１フレーム分の輝度信号
Ｙ、クロマ信号Ｃを所定の形式で圧縮し、その圧縮デー
タを外部メモリインターフェース２９を介してスマート
メディア等の外部メモリ５０に記録し、また、外部メモ
リ５０から外部メモリインターフェース２９を介して圧
縮データを読み出す場合には、読み出した圧縮データを
非圧縮データに伸長し、これをメモリコントローラ２５
を介してメインメモリ４０に格納する。
縮し、又は圧縮データを非圧縮データに伸長するもの
で、画像データを圧縮記録する場合には、ＹＣ信号作成
回路２４を介して作成された１フレーム分の輝度信号
Ｙ、クロマ信号Ｃを所定の形式で圧縮し、その圧縮デー
タを外部メモリインターフェース２９を介してスマート
メディア等の外部メモリ５０に記録し、また、外部メモ
リ５０から外部メモリインターフェース２９を介して圧
縮データを読み出す場合には、読み出した圧縮データを
非圧縮データに伸長し、これをメモリコントローラ２５
を介してメインメモリ４０に格納する。
【００２８】また、メインＣＰＵ２０には、乱数ジェネ
レータ４２及びタイマー４４が接続されている。乱数ジ
ェネレータ４２は、特殊効果をランダムに選択するため
の乱数値を出力し、タイマー４４は、ある特殊効果が選
択されてからの時間を計時する。通信インターフェース
４８には、外部プリンタ、カラオケ機、ゲーム機等の外
部機器が接続され、この通信インターフェース４８を介
して外部機器との間で画像データを授受することができ
る。また、外部機器から撮影を行うための外部トリガを
入力することもできる。
レータ４２及びタイマー４４が接続されている。乱数ジ
ェネレータ４２は、特殊効果をランダムに選択するため
の乱数値を出力し、タイマー４４は、ある特殊効果が選
択されてからの時間を計時する。通信インターフェース
４８には、外部プリンタ、カラオケ機、ゲーム機等の外
部機器が接続され、この通信インターフェース４８を介
して外部機器との間で画像データを授受することができ
る。また、外部機器から撮影を行うための外部トリガを
入力することもできる。
【００２９】スイッチ部６０には、レリーズ／コマ送り
スイッチ６１、モードスイッチ６２、ファイルフォーマ
ットスイッチ６３、特殊効果設定スイッチ６４、印画ス
イッチ６５、決定／保存スイッチ６６、特殊効果／程度
切換ダイヤル６７、表示切換スイッチ６８等が設けられ
ている。レリーズ／コマ送りスイッチ６１は、レリーズ
／コマ送りスイッチ６１の半押しでＯＮするスイッチＳ
１と、全押しでＯＮするスイッチＳ２とを有している。
モードスイッチ６２は、印画モード、再生モード、撮影
モード、又は電源ＯＦＦを選択するものであり、ファイ
ルフォーマットスイッチ６３は、記録時の画像ファイル
のフォーマットを選択するものである。また、特殊効果
設定スイッチ６４は、特殊効果の設定時（印画モード
時、再生モード時、撮影モード時）、又は非設定（ＯＦ
Ｆ）を選択するものである。尚、印画スイッチ６５、決
定／保存スイッチ６６、特殊効果／程度切換ダイヤル６
７等の詳細については後述する。
スイッチ６１、モードスイッチ６２、ファイルフォーマ
ットスイッチ６３、特殊効果設定スイッチ６４、印画ス
イッチ６５、決定／保存スイッチ６６、特殊効果／程度
切換ダイヤル６７、表示切換スイッチ６８等が設けられ
ている。レリーズ／コマ送りスイッチ６１は、レリーズ
／コマ送りスイッチ６１の半押しでＯＮするスイッチＳ
１と、全押しでＯＮするスイッチＳ２とを有している。
モードスイッチ６２は、印画モード、再生モード、撮影
モード、又は電源ＯＦＦを選択するものであり、ファイ
ルフォーマットスイッチ６３は、記録時の画像ファイル
のフォーマットを選択するものである。また、特殊効果
設定スイッチ６４は、特殊効果の設定時（印画モード
時、再生モード時、撮影モード時）、又は非設定（ＯＦ
Ｆ）を選択するものである。尚、印画スイッチ６５、決
定／保存スイッチ６６、特殊効果／程度切換ダイヤル６
７等の詳細については後述する。
【００３０】次に、図３乃至図５を参照しながら特殊効
果の設定方法について説明する。いま、特殊効果設定ス
イッチ６４によって撮影モード時の特殊効果設定を選択
すると、撮影したスルー画像に特殊効果が付与される
が、その特殊効果は、図３に示す手順で設定される。ま
ず、図３に示すように記録時期設定ＰＴ１を行う（ステ
ップＳ１０）。このＰＴ１は、画像データを撮影と同時
に記録するか、プレビュー画面で確認してから記録する
かを設定するパラメータで、例えばＬＣＤ４６の画面に
は、次表、
果の設定方法について説明する。いま、特殊効果設定ス
イッチ６４によって撮影モード時の特殊効果設定を選択
すると、撮影したスルー画像に特殊効果が付与される
が、その特殊効果は、図３に示す手順で設定される。ま
ず、図３に示すように記録時期設定ＰＴ１を行う（ステ
ップＳ１０）。このＰＴ１は、画像データを撮影と同時
に記録するか、プレビュー画面で確認してから記録する
かを設定するパラメータで、例えばＬＣＤ４６の画面に
は、次表、
【００３１】
【表１】 に示す情報が表示される。
【００３２】撮影者は、特殊効果／程度切換ダイヤル６
７を操作してＬＣＤ４６の画面上でＴＰ１＝０又は１を
選択する。そして、決定／保存スイッチ６６をＯＮする
と、ＴＰ１が決定され、ステップＳ１２に移行する。ス
テップＳ１２では、特殊効果種別設定ＴＰ２を行う。こ
のＴＰ２は、特殊効果の種別を設定（又はランダムに設
定）するパラメータで、例えばＬＣＤ４６の画面には、
次表、
７を操作してＬＣＤ４６の画面上でＴＰ１＝０又は１を
選択する。そして、決定／保存スイッチ６６をＯＮする
と、ＴＰ１が決定され、ステップＳ１２に移行する。ス
テップＳ１２では、特殊効果種別設定ＴＰ２を行う。こ
のＴＰ２は、特殊効果の種別を設定（又はランダムに設
定）するパラメータで、例えばＬＣＤ４６の画面には、
次表、
【００３３】
【表２】 に示す情報が表示される。
【００３４】撮影者は、特殊効果／程度切換ダイヤル６
７を操作してＬＣＤ４６の画面上でＴＰ２＝０〜９のう
ちのいずれかを選択する。そして、決定／保存スイッチ
６６をＯＮすると、ＴＰ２が決定され、ステップＳ１４
に移行する。表２において、ランダム（ＴＰ２＝０）が
選択されると、ＴＰ２＝１〜９に示す特殊効果種別のう
ちのいずれか１つの特殊効果がランダムに選択される。
７を操作してＬＣＤ４６の画面上でＴＰ２＝０〜９のう
ちのいずれかを選択する。そして、決定／保存スイッチ
６６をＯＮすると、ＴＰ２が決定され、ステップＳ１４
に移行する。表２において、ランダム（ＴＰ２＝０）が
選択されると、ＴＰ２＝１〜９に示す特殊効果種別のう
ちのいずれか１つの特殊効果がランダムに選択される。
【００３５】ＴＰ２＝１〜３は、テンプレート画像の種
別を示し、ＴＰ２＝１の場合には、おみじくを示す複数
のテンプレート画像群が選択され、ＴＰ２＝２の場合に
は、撮影地を示す複数のテンプレート画像群が選択さ
れ、ＴＰ２＝３の場合には、通信インターフェース４８
を介して入力するカラオケ機やゲーム機の画像がテンプ
レート画像として選択される。
別を示し、ＴＰ２＝１の場合には、おみじくを示す複数
のテンプレート画像群が選択され、ＴＰ２＝２の場合に
は、撮影地を示す複数のテンプレート画像群が選択さ
れ、ＴＰ２＝３の場合には、通信インターフェース４８
を介して入力するカラオケ機やゲーム機の画像がテンプ
レート画像として選択される。
【００３６】図６はおみじくを示す複数のテンプレート
画像群のうちの１つのテンプレート画像の一例を示す。
同図に示すテンプレート画像は、複数のテンプレート画
像群に共通する部分と、変化する部分（星印の数や、方
位）とから構成されているため、共通する部分と変化す
る部分とを別々に記憶し、変化する部分のみを選択して
共通する部分と合成することにより１つのテンプレート
画像を構成することができる。
画像群のうちの１つのテンプレート画像の一例を示す。
同図に示すテンプレート画像は、複数のテンプレート画
像群に共通する部分と、変化する部分（星印の数や、方
位）とから構成されているため、共通する部分と変化す
る部分とを別々に記憶し、変化する部分のみを選択して
共通する部分と合成することにより１つのテンプレート
画像を構成することができる。
【００３７】図７は撮影地を示す複数のテンプレート画
像群のうちの１つのテンプレート画像の一例を示し、図
８はテンプレート画像として取り込まれたカラオケ機の
画像の一例を示し、図９はテンプレート画像として取り
込まれたゲーム機の画像の一例を示す。図７乃至図９に
示すテンプレート画像では、撮影年月日が合成されるよ
うになっている。
像群のうちの１つのテンプレート画像の一例を示し、図
８はテンプレート画像として取り込まれたカラオケ機の
画像の一例を示し、図９はテンプレート画像として取り
込まれたゲーム機の画像の一例を示す。図７乃至図９に
示すテンプレート画像では、撮影年月日が合成されるよ
うになっている。
【００３８】尚、複数のテンプレート画像群のうちから
１つのテンプレート画像を選択する選択方法については
後述する。一方、ＴＰ２＝４〜５は、フィルタ操作によ
ってスルー画像に特殊効果を付与するフィルタ操作の種
別を示し、ＴＰ２＝４（痩せ太）の場合には、図１０
（Ａ）に示すスルー画像（ノーマル）に対して図１０
（Ｂ）〜（Ｄ）に示すように縦方向の画素数を増やして
痩せた特殊効果画像の作成や、図１１（Ａ）に示すスル
ー画像（ノーマル）に対して図１１（Ｂ）〜（Ｄ）に示
すように横方向の画素数を増やして太った特殊効果画像
の作成を行うフィルタ操作が選択される。また、ＴＰ２
＝５の場合には、スルー画像に対してモーフィングのフ
ィルタ操作が選択され、ＴＰ２＝６の場合には、スルー
画像に対してピンぼけのフィルタ操作が選択され、ＴＰ
２＝７の場合には、スルー画像に対してぶれのフィルタ
操作が選択され、ＴＰ２＝８の場合には、スルー画像に
対して変形のフィルタ操作が選択され、ＴＰ２＝９の場
合には、ＡＥレベルを崩す色白色黒のフィルタ操作が選
択される。
１つのテンプレート画像を選択する選択方法については
後述する。一方、ＴＰ２＝４〜５は、フィルタ操作によ
ってスルー画像に特殊効果を付与するフィルタ操作の種
別を示し、ＴＰ２＝４（痩せ太）の場合には、図１０
（Ａ）に示すスルー画像（ノーマル）に対して図１０
（Ｂ）〜（Ｄ）に示すように縦方向の画素数を増やして
痩せた特殊効果画像の作成や、図１１（Ａ）に示すスル
ー画像（ノーマル）に対して図１１（Ｂ）〜（Ｄ）に示
すように横方向の画素数を増やして太った特殊効果画像
の作成を行うフィルタ操作が選択される。また、ＴＰ２
＝５の場合には、スルー画像に対してモーフィングのフ
ィルタ操作が選択され、ＴＰ２＝６の場合には、スルー
画像に対してピンぼけのフィルタ操作が選択され、ＴＰ
２＝７の場合には、スルー画像に対してぶれのフィルタ
操作が選択され、ＴＰ２＝８の場合には、スルー画像に
対して変形のフィルタ操作が選択され、ＴＰ２＝９の場
合には、ＡＥレベルを崩す色白色黒のフィルタ操作が選
択される。
【００３９】このようにしてＴＰ２が決定されると、図
３のステップＳ１４に移行する。ステップＳ１４では、
特殊効果程度設定ＴＰ３を行う。このＴＰ３は、特殊効
果の程度を設定（又はランダムに設定）するパラメータ
で、例えばＬＣＤ４６の画面には、次表、
３のステップＳ１４に移行する。ステップＳ１４では、
特殊効果程度設定ＴＰ３を行う。このＴＰ３は、特殊効
果の程度を設定（又はランダムに設定）するパラメータ
で、例えばＬＣＤ４６の画面には、次表、
【００４０】
【表３】 に示す情報が表示される。
【００４１】撮影者は、特殊効果／程度切換ダイヤル６
７を操作してＬＣＤ４６の画面上でＴＰ３＝０〜３のう
ちのいずれかを選択する。そして、決定／保存スイッチ
６６をＯＮすると、ＴＰ３が決定される。表３におい
て、ランダム（ＴＰ３＝０）が選択されると、ＴＰ３＝
１〜３に示す特殊効果程度のうちのいずれか１つの特殊
効果程度がランダムに選択される。
７を操作してＬＣＤ４６の画面上でＴＰ３＝０〜３のう
ちのいずれかを選択する。そして、決定／保存スイッチ
６６をＯＮすると、ＴＰ３が決定される。表３におい
て、ランダム（ＴＰ３＝０）が選択されると、ＴＰ３＝
１〜３に示す特殊効果程度のうちのいずれか１つの特殊
効果程度がランダムに選択される。
【００４２】このＴＰ３は、ＴＰ２＝４〜９の特殊効果
種別に対して有効であり、ＴＰ２によって選択されたフ
ィルタ操作の強弱を設定する。いま、ＴＰ２＝４（痩せ
太）が選択され、かつＴＰ３＝３が選択されると、図１
０（Ａ）又は図１１（Ａ）に示すスルー画像（ノーマ
ル）に対し、図１０（Ｂ）又は図１１（Ｂ）に示すよう
に少し痩せた又は少し太った画像処理が行われ、ＴＰ３
＝２が選択されると、図１０（Ｃ）又は図１１（Ｃ）に
示すように中程度の痩せた又は中程度に太った画像処理
が行われ、ＴＰ３＝１が選択されると、図１０（Ｄ）又
は図１１（Ｄ）に示すように大幅に痩せた又は大幅に太
った画像処理が行われることになる。
種別に対して有効であり、ＴＰ２によって選択されたフ
ィルタ操作の強弱を設定する。いま、ＴＰ２＝４（痩せ
太）が選択され、かつＴＰ３＝３が選択されると、図１
０（Ａ）又は図１１（Ａ）に示すスルー画像（ノーマ
ル）に対し、図１０（Ｂ）又は図１１（Ｂ）に示すよう
に少し痩せた又は少し太った画像処理が行われ、ＴＰ３
＝２が選択されると、図１０（Ｃ）又は図１１（Ｃ）に
示すように中程度の痩せた又は中程度に太った画像処理
が行われ、ＴＰ３＝１が選択されると、図１０（Ｄ）又
は図１１（Ｄ）に示すように大幅に痩せた又は大幅に太
った画像処理が行われることになる。
【００４３】このようにしてＴＰ３が決定されると、図
３のステップＳ１６に移行する。ステップＳ１６では、
トリガ情報設定ＴＰ４を行う。このＴＰ４は、選択され
たテンプレート画像の種別の中で、１つのテンプレート
画像をいずれの情報に基づいて選択するかを設定（又は
ランダムに設定）するパラメータで、例えばＬＣＤ４６
の画面には、次表、
３のステップＳ１６に移行する。ステップＳ１６では、
トリガ情報設定ＴＰ４を行う。このＴＰ４は、選択され
たテンプレート画像の種別の中で、１つのテンプレート
画像をいずれの情報に基づいて選択するかを設定（又は
ランダムに設定）するパラメータで、例えばＬＣＤ４６
の画面には、次表、
【００４４】
【表４】 に示す情報が表示される。
【００４５】撮影者は、特殊効果／程度切換ダイヤル６
７を操作してＬＣＤ４６の画面上でＴＰ４＝０〜９のう
ちのいずれかを選択する。そして、決定／保存スイッチ
６６をＯＮすると、ＴＰ４が決定される。表４におい
て、ランダム（ＴＰ４＝０）が選択されると、ＴＰ４＝
１〜１０に示すトリガ情報のうちのいずれか１つのトリ
ガ情報がランダムに選択される。
７を操作してＬＣＤ４６の画面上でＴＰ４＝０〜９のう
ちのいずれかを選択する。そして、決定／保存スイッチ
６６をＯＮすると、ＴＰ４が決定される。表４におい
て、ランダム（ＴＰ４＝０）が選択されると、ＴＰ４＝
１〜１０に示すトリガ情報のうちのいずれか１つのトリ
ガ情報がランダムに選択される。
【００４６】このＴＰ４は、ＴＰ２＝１〜３の特殊効果
種別に対して有効であり、ＴＰ２によって選択されたテ
ンプレート画像の種別の中で１つのテンプレート画像を
選択する際に、何れの情報を使用するかを特定する。即
ち、ＴＰ４＝１又は２は、テンプレート画像と合成する
スルー画像の画像データをトリガ情報とする場合を示
し、ＴＰ４＝１の場合には、スルー画像のＲＧＢのデー
タに基づいてテンプレート画像群から１つのテンプレー
ト画像を選択する。例えば、ＲＧＢのデータのＲの最大
値、最小値、Ｇの最大値、最小値、Ｂの最大値、最小値
に基づいてそのスルー画像の特徴を示す値を算出する。
そして、テンプレート画像群から前記算出した値に対応
するテンプレート画像を選択する。同様に、ＴＰ４＝２
の場合には、スルー画像の輝度信号Ｙと色差信号に基づ
いてスルー画像の特徴を示す値を算出し、その算出した
値に基づいてテンプレート画像群から１つのテンプレー
ト画像を選択する。
種別に対して有効であり、ＴＰ２によって選択されたテ
ンプレート画像の種別の中で１つのテンプレート画像を
選択する際に、何れの情報を使用するかを特定する。即
ち、ＴＰ４＝１又は２は、テンプレート画像と合成する
スルー画像の画像データをトリガ情報とする場合を示
し、ＴＰ４＝１の場合には、スルー画像のＲＧＢのデー
タに基づいてテンプレート画像群から１つのテンプレー
ト画像を選択する。例えば、ＲＧＢのデータのＲの最大
値、最小値、Ｇの最大値、最小値、Ｂの最大値、最小値
に基づいてそのスルー画像の特徴を示す値を算出する。
そして、テンプレート画像群から前記算出した値に対応
するテンプレート画像を選択する。同様に、ＴＰ４＝２
の場合には、スルー画像の輝度信号Ｙと色差信号に基づ
いてスルー画像の特徴を示す値を算出し、その算出した
値に基づいてテンプレート画像群から１つのテンプレー
ト画像を選択する。
【００４７】また、ＴＰ４＝３〜６は、カメラ撮影情報
をトリガ情報とする場合を示し、ＴＰ４＝３の場合に
は、撮影時の絞り値Ｆに基づいてテンプレート画像群か
ら１つのテンプレート画像を選択し、ＴＰ４＝４の場合
には、撮影時の焦点距離ｆに基づいてテンプレート画像
群から１つのテンプレート画像を選択し、ＴＰ４＝４の
場合には、撮影時のストロボ発光量に基づいてテンプレ
ート画像群から１つのテンプレート画像を選択する。
をトリガ情報とする場合を示し、ＴＰ４＝３の場合に
は、撮影時の絞り値Ｆに基づいてテンプレート画像群か
ら１つのテンプレート画像を選択し、ＴＰ４＝４の場合
には、撮影時の焦点距離ｆに基づいてテンプレート画像
群から１つのテンプレート画像を選択し、ＴＰ４＝４の
場合には、撮影時のストロボ発光量に基づいてテンプレ
ート画像群から１つのテンプレート画像を選択する。
【００４８】更に、ＴＰ４＝７〜９は、カメラセンシン
グ情報をトリガ情報とする場合を示し、ＴＰ４＝７の場
合には、被写体の明るさを示すＡＥ情報に基づいてテン
プレート画像群から１つのテンプレート画像を選択し、
ＴＰ４＝８の場合には、撮影距離を示すＡＦ情報に基づ
いてテンプレート画像群から１つのテンプレート画像を
選択し、ＴＰ４＝９の場合には、被写体の色温度に関連
するＡＷＢ情報に基づいてテンプレート画像群から１つ
のテンプレート画像を選択する。
グ情報をトリガ情報とする場合を示し、ＴＰ４＝７の場
合には、被写体の明るさを示すＡＥ情報に基づいてテン
プレート画像群から１つのテンプレート画像を選択し、
ＴＰ４＝８の場合には、撮影距離を示すＡＦ情報に基づ
いてテンプレート画像群から１つのテンプレート画像を
選択し、ＴＰ４＝９の場合には、被写体の色温度に関連
するＡＷＢ情報に基づいてテンプレート画像群から１つ
のテンプレート画像を選択する。
【００４９】また、ＴＰ４＝１０は、通信インターフェ
ース４８を介して入力するカラオケ機やゲーム機での得
点をトリガ情報とする場合を示し、ＴＰ４＝１０の場合
には、カラオケ機やゲーム機での得点に基づいてテンプ
レート画像群から１つのテンプレート画像を選択する。
このようにしてＴＰ４が決定されると、図３のステップ
Ｓ１８に移行する。ステップＳ１８では、タイマー設定
ＴＰ５を行う。このＴＰ５は、上記ＴＰ２〜ＴＰ４によ
って選択された特殊効果を、所定時間経過毎に選択のや
り直しを行うかどうかを設定するパラメータで、例えば
ＬＣＤ４６の画面には、次表、
ース４８を介して入力するカラオケ機やゲーム機での得
点をトリガ情報とする場合を示し、ＴＰ４＝１０の場合
には、カラオケ機やゲーム機での得点に基づいてテンプ
レート画像群から１つのテンプレート画像を選択する。
このようにしてＴＰ４が決定されると、図３のステップ
Ｓ１８に移行する。ステップＳ１８では、タイマー設定
ＴＰ５を行う。このＴＰ５は、上記ＴＰ２〜ＴＰ４によ
って選択された特殊効果を、所定時間経過毎に選択のや
り直しを行うかどうかを設定するパラメータで、例えば
ＬＣＤ４６の画面には、次表、
【００５０】
【表５】 に示す情報が表示される。
【００５１】撮影者は、特殊効果／程度切換ダイヤル６
７を操作してＬＣＤ４６の画面上でＴＰ５＝０又は１を
選択する。そして、決定／保存スイッチ６６をＯＮする
と、ＴＰ５が決定され、撮影モード時の特殊効果の設定
が終了する。尚、ＴＰ５＝０が選択された場合には、上
記ＴＰ２〜ＴＰ４によって一旦選択された特殊効果は、
時間が経過しても変化しないが、ＴＰ５＝１が選択され
た場合には、ある特殊効果が選択されてからタイマー４
４によって所定時間経過したことが検知される毎にＴＰ
２〜ＴＰ４によって特殊効果の選択がやり直される。上
記のようにして特殊効果を設定し、その特殊効果をスル
ー画像に付与する時期は、図３に示した撮影モード時に
限らず、再生モード時及び印画モード時に行うことがで
きる。即ち、特殊効果設定スイッチ６４によって再生モ
ード時の特殊効果設定を選択すると、再生したスルー画
像に特殊効果が付与されるが、この特殊効果は、図４に
示す手順で設定される。同図に示すように、まず、ステ
ップＳ２０によって特殊効果種別設定ＰＢ１を行う（ス
テップＳ２０）。このＰＢ１の設定は、前述した図３の
ステップＳ１２と同様に行われる（表２参照）。また、
ステップＳ２２の特殊効果程度設定ＰＢ２、ステップＳ
２４のトリガ情報設定ＰＢ３、及びステップＳ２６のタ
イマー設定ＰＢ４も、図３のステップＳ１４、ステップ
Ｓ１６及びステップＳ１８と同様に行われる（表３、表
４及び表５参照）。また、特殊効果設定スイッチ６４に
よって印画モード時の特殊効果設定を選択すると、印画
すべく読み出されたスルー画像に特殊効果が付与される
が、この特殊効果は、図５に示す手順で設定される。同
図に示すように、まず、ステップＳ３０によって印画モ
ード設定ＰＲ１を行う（ステップＳ３０）。このＰＲ１
は、プレビュー画面で確認しながら印画スイッチ６５の
手動操作によって１枚ずつ印画するか、自動的に順次印
画するかを設定するパラメータで、例えばＬＣＤ４６の
画面には、次表、
７を操作してＬＣＤ４６の画面上でＴＰ５＝０又は１を
選択する。そして、決定／保存スイッチ６６をＯＮする
と、ＴＰ５が決定され、撮影モード時の特殊効果の設定
が終了する。尚、ＴＰ５＝０が選択された場合には、上
記ＴＰ２〜ＴＰ４によって一旦選択された特殊効果は、
時間が経過しても変化しないが、ＴＰ５＝１が選択され
た場合には、ある特殊効果が選択されてからタイマー４
４によって所定時間経過したことが検知される毎にＴＰ
２〜ＴＰ４によって特殊効果の選択がやり直される。上
記のようにして特殊効果を設定し、その特殊効果をスル
ー画像に付与する時期は、図３に示した撮影モード時に
限らず、再生モード時及び印画モード時に行うことがで
きる。即ち、特殊効果設定スイッチ６４によって再生モ
ード時の特殊効果設定を選択すると、再生したスルー画
像に特殊効果が付与されるが、この特殊効果は、図４に
示す手順で設定される。同図に示すように、まず、ステ
ップＳ２０によって特殊効果種別設定ＰＢ１を行う（ス
テップＳ２０）。このＰＢ１の設定は、前述した図３の
ステップＳ１２と同様に行われる（表２参照）。また、
ステップＳ２２の特殊効果程度設定ＰＢ２、ステップＳ
２４のトリガ情報設定ＰＢ３、及びステップＳ２６のタ
イマー設定ＰＢ４も、図３のステップＳ１４、ステップ
Ｓ１６及びステップＳ１８と同様に行われる（表３、表
４及び表５参照）。また、特殊効果設定スイッチ６４に
よって印画モード時の特殊効果設定を選択すると、印画
すべく読み出されたスルー画像に特殊効果が付与される
が、この特殊効果は、図５に示す手順で設定される。同
図に示すように、まず、ステップＳ３０によって印画モ
ード設定ＰＲ１を行う（ステップＳ３０）。このＰＲ１
は、プレビュー画面で確認しながら印画スイッチ６５の
手動操作によって１枚ずつ印画するか、自動的に順次印
画するかを設定するパラメータで、例えばＬＣＤ４６の
画面には、次表、
【００５２】
【表６】 に示す情報が表示される。
【００５３】撮影者は、特殊効果／程度切換ダイヤル６
７を操作してＬＣＤ４６の画面上でＰＲ１＝０又は１を
選択する。そして、決定／保存スイッチ６６をＯＮする
と、ＰＲ１が決定され、ステップＳ３２に移行する。
尚、ステップＳ３２の特殊効果種別設定ＰＲ２、ステッ
プＳ３４の特殊効果程度設定ＰＲ３、ステップＳ３６の
トリガ情報設定ＰＲ４、及びステップＳ３８のタイマー
設定ＰＲ５は、図３のステップＳ１２、ステップＳ１
４、ステップＳ１６及びステップＳ１８と同様に行われ
る（表２、表３、表４及び表５参照）。次に、撮影時に
スルー画像に特殊効果を付与する場合の手順について、
図１２乃至図１４を参照しながら説明する。図１２は撮
影時にスルー画像に特殊効果を付与する場合のデータの
流れを示すブロック図であり、図１３及び図１４は撮影
モードシーケンスを示すフローチャートである。尚、図
１２において、図１と共通する部分には同一の符号が付
されている。
７を操作してＬＣＤ４６の画面上でＰＲ１＝０又は１を
選択する。そして、決定／保存スイッチ６６をＯＮする
と、ＰＲ１が決定され、ステップＳ３２に移行する。
尚、ステップＳ３２の特殊効果種別設定ＰＲ２、ステッ
プＳ３４の特殊効果程度設定ＰＲ３、ステップＳ３６の
トリガ情報設定ＰＲ４、及びステップＳ３８のタイマー
設定ＰＲ５は、図３のステップＳ１２、ステップＳ１
４、ステップＳ１６及びステップＳ１８と同様に行われ
る（表２、表３、表４及び表５参照）。次に、撮影時に
スルー画像に特殊効果を付与する場合の手順について、
図１２乃至図１４を参照しながら説明する。図１２は撮
影時にスルー画像に特殊効果を付与する場合のデータの
流れを示すブロック図であり、図１３及び図１４は撮影
モードシーケンスを示すフローチャートである。尚、図
１２において、図１と共通する部分には同一の符号が付
されている。
【００５４】この撮影モードシーケンスは、モードスイ
ッチ６２によって撮影モードが選択された場合に開始さ
れ、まず、図１３に示すように外部機器から外部トリガ
を入力したか、又はレリーズ／コマ送りスイッチ６１の
スイッチＳ１、Ｓ２がＯＮされたか否かを判別する（ス
テップＳ１００、Ｓ１０２、Ｓ１０４）。そして、外部
トリガの入力又はスイッチＳ１、Ｓ２のＯＮが判別され
ると、特殊効果設定スイッチ６４が撮影時に設定されて
いるか否かを判別する（ステップＳ１０６）。
ッチ６２によって撮影モードが選択された場合に開始さ
れ、まず、図１３に示すように外部機器から外部トリガ
を入力したか、又はレリーズ／コマ送りスイッチ６１の
スイッチＳ１、Ｓ２がＯＮされたか否かを判別する（ス
テップＳ１００、Ｓ１０２、Ｓ１０４）。そして、外部
トリガの入力又はスイッチＳ１、Ｓ２のＯＮが判別され
ると、特殊効果設定スイッチ６４が撮影時に設定されて
いるか否かを判別する（ステップＳ１０６）。
【００５５】特殊効果設定スイッチ６４が撮影時に設定
されていない場合には、直ちに撮影が行われる（ステッ
プＳ１０８）。即ち、ＣＣＤ撮像系１０から得た１フレ
ーム分の画像データをメインメモリ４０に格納する。そ
して、メインメモリ４０に格納した画像データに基づい
てＣＣＤドライバ２３を駆動し、被写体像を示すスルー
画像をＬＣＤ４６に表示させる（ステップＳ１１０）。
続いて、画像ファイルに撮影時のカメラ撮影情報を埋め
込み（ステップＳ１１２）、また、画像データを圧縮／
伸長回路２８で圧縮し、その圧縮データを外部メモリイ
ンターフェース２９を介して外部メモリ５０に記録する
（ステップＳ１１４）。尚、画像データ（非圧縮デー
タ）をそのまま外部メモリ５０に記録してもよい。
されていない場合には、直ちに撮影が行われる（ステッ
プＳ１０８）。即ち、ＣＣＤ撮像系１０から得た１フレ
ーム分の画像データをメインメモリ４０に格納する。そ
して、メインメモリ４０に格納した画像データに基づい
てＣＣＤドライバ２３を駆動し、被写体像を示すスルー
画像をＬＣＤ４６に表示させる（ステップＳ１１０）。
続いて、画像ファイルに撮影時のカメラ撮影情報を埋め
込み（ステップＳ１１２）、また、画像データを圧縮／
伸長回路２８で圧縮し、その圧縮データを外部メモリイ
ンターフェース２９を介して外部メモリ５０に記録する
（ステップＳ１１４）。尚、画像データ（非圧縮デー
タ）をそのまま外部メモリ５０に記録してもよい。
【００５６】次に、撮影モードが連続撮影モードか否か
を判別し（ステップＳ１１６）、連続撮影モードでない
場合（即ち、単写モードの場合）には撮影モードシーケ
ンスを終了し、連続撮影モードの場合にはステップＳ１
００に戻る。尚、単写モード、連続撮影モード等の設定
は、ＬＣＤ４６の画面を利用して適宜設定できるように
なっている。
を判別し（ステップＳ１１６）、連続撮影モードでない
場合（即ち、単写モードの場合）には撮影モードシーケ
ンスを終了し、連続撮影モードの場合にはステップＳ１
００に戻る。尚、単写モード、連続撮影モード等の設定
は、ＬＣＤ４６の画面を利用して適宜設定できるように
なっている。
【００５７】一方、ステップＳ１０４で特殊効果設定ス
イッチ６４が撮影時に設定されていると判別すると、ス
テップＳ１２０〜Ｓ１３０によってスルー画像に付与す
る特殊効果を決定する。即ち、ステップＳ１２０で、特
殊効果種別設定ＴＰ２が０か否かを判別し、ＴＰ２＝０
の場合には、乱数ジェネレータ４２から１〜９の乱数を
発生させ、この乱数ジェネレータ４２から入力した乱数
値に対応する特殊効果種別を決定する（ステップＳ１２
２、表２参照）。ＴＰ２≠０の場合には、０以外のＴＰ
２によって設定された特殊効果種別を選択する。尚、通
信インターフェース４８にカラオケ機やゲーム機が接続
されていない場合には、ＴＰ２＝３が選択されないよう
にする。続いて、ステップＳ１２４で、特殊効果程度設
定ＴＰ３が０か否かを判別し、ＴＰ３＝０の場合には、
乱数ジェネレータ４２から１〜３の乱数を発生させ、こ
の乱数ジェネレータ４２から入力した乱数値に対応する
特殊効果程度を決定する（ステップＳ１２６、表３参
照）。ＴＰ３≠０の場合には、０以外のＴＰ３によって
設定された特殊効果程度を選択する。次に、ステップＳ
１２８で、トリガ情報設定ＴＰ４が０か否かを判別し、
ＴＰ４＝０の場合には、乱数ジェネレータ４２から１〜
１０の乱数を発生させ、この乱数ジェネレータ４２から
入力した乱数値に対応するトリガ情報を決定する（ステ
ップＳ１３０、表４参照）。ＴＰ４≠０の場合には、０
以外のＴＰ４によって設定されたトリガ情報を選択す
る。尚、通信インターフェース４８にカラオケ機やゲー
ム機が接続されていない場合には、ＴＰ４＝１０が選択
されないようにする。上記のようして特殊効果が決定さ
れると、ステップＳ１３２で撮影を行ったのち、図１４
のステップＳ１３４に移行する。
イッチ６４が撮影時に設定されていると判別すると、ス
テップＳ１２０〜Ｓ１３０によってスルー画像に付与す
る特殊効果を決定する。即ち、ステップＳ１２０で、特
殊効果種別設定ＴＰ２が０か否かを判別し、ＴＰ２＝０
の場合には、乱数ジェネレータ４２から１〜９の乱数を
発生させ、この乱数ジェネレータ４２から入力した乱数
値に対応する特殊効果種別を決定する（ステップＳ１２
２、表２参照）。ＴＰ２≠０の場合には、０以外のＴＰ
２によって設定された特殊効果種別を選択する。尚、通
信インターフェース４８にカラオケ機やゲーム機が接続
されていない場合には、ＴＰ２＝３が選択されないよう
にする。続いて、ステップＳ１２４で、特殊効果程度設
定ＴＰ３が０か否かを判別し、ＴＰ３＝０の場合には、
乱数ジェネレータ４２から１〜３の乱数を発生させ、こ
の乱数ジェネレータ４２から入力した乱数値に対応する
特殊効果程度を決定する（ステップＳ１２６、表３参
照）。ＴＰ３≠０の場合には、０以外のＴＰ３によって
設定された特殊効果程度を選択する。次に、ステップＳ
１２８で、トリガ情報設定ＴＰ４が０か否かを判別し、
ＴＰ４＝０の場合には、乱数ジェネレータ４２から１〜
１０の乱数を発生させ、この乱数ジェネレータ４２から
入力した乱数値に対応するトリガ情報を決定する（ステ
ップＳ１３０、表４参照）。ＴＰ４≠０の場合には、０
以外のＴＰ４によって設定されたトリガ情報を選択す
る。尚、通信インターフェース４８にカラオケ機やゲー
ム機が接続されていない場合には、ＴＰ４＝１０が選択
されないようにする。上記のようして特殊効果が決定さ
れると、ステップＳ１３２で撮影を行ったのち、図１４
のステップＳ１３４に移行する。
【００５８】ステップＳ１３４では、外部トリガによる
撮影か否かを判別し、外部トリガによる撮影の場合に
は、外部機器情報を入手する（ステップＳ１３６）。こ
の外部機器情報としては、カラオケ機やゲーム機などの
外部機器に表示されている画像や得点のデータ、スルー
画像が合成される領域を示すデータ等である。そして、
上記外部機器情報によってテンプレート画像を決定し
（ステップＳ１３８）、このテンプレート画像とステッ
プＳ１３２で撮影したスルー画像とを合成する（ステッ
プＳ１４０）。尚、キャラクタジェネレータ２２から発
生される撮影年月日等の文字情報を同時に合成してもよ
い。
撮影か否かを判別し、外部トリガによる撮影の場合に
は、外部機器情報を入手する（ステップＳ１３６）。こ
の外部機器情報としては、カラオケ機やゲーム機などの
外部機器に表示されている画像や得点のデータ、スルー
画像が合成される領域を示すデータ等である。そして、
上記外部機器情報によってテンプレート画像を決定し
（ステップＳ１３８）、このテンプレート画像とステッ
プＳ１３２で撮影したスルー画像とを合成する（ステッ
プＳ１４０）。尚、キャラクタジェネレータ２２から発
生される撮影年月日等の文字情報を同時に合成してもよ
い。
【００５９】また、ステップＳ１３４で、外部トリガに
よる撮影でない（即ち、レリーズ／コマ送りスイッチ６
１による撮影である）と判別すると、ステップＳ１４２
に進み、ここでＴＰ２≧４か否かを判別する。ＴＰ２≧
４でない場合には、ＴＰ２によって選択されたテンプレ
ート画像群と、ＴＰ４によって選択されたトリガ情報の
値とに基づいて１つのテンプレート画像を決定し（ステ
ップＳ１３８）、このテンプレート画像とステップＳ１
３２で撮影したスルー画像とを合成する（ステップＳ１
４０）。このようにしてスルー画像にテンプレート画像
が合成された画像（スルー画像に特殊効果が付与された
画像）は、ＬＣＤ４６に表示される（ステップＳ１４
６）。一方、ステップＳ１４２でＴＰ２≧４と判別され
ると、そのＴＰ２によって選択された特殊効果種別とＴ
Ｐ３によって選択された特殊効果程度とに基づいて、ス
テップＳ１３２で撮影したスルー画像を画像処理する
（ステップＳ１４４）。そして、スルー画像を特殊効果
種別及び特殊効果程度に応じてフィルタ操作した画像
（スルー画像に特殊効果が付与された画像）は、ＬＣＤ
４６に表示される（ステップＳ１４６）。
よる撮影でない（即ち、レリーズ／コマ送りスイッチ６
１による撮影である）と判別すると、ステップＳ１４２
に進み、ここでＴＰ２≧４か否かを判別する。ＴＰ２≧
４でない場合には、ＴＰ２によって選択されたテンプレ
ート画像群と、ＴＰ４によって選択されたトリガ情報の
値とに基づいて１つのテンプレート画像を決定し（ステ
ップＳ１３８）、このテンプレート画像とステップＳ１
３２で撮影したスルー画像とを合成する（ステップＳ１
４０）。このようにしてスルー画像にテンプレート画像
が合成された画像（スルー画像に特殊効果が付与された
画像）は、ＬＣＤ４６に表示される（ステップＳ１４
６）。一方、ステップＳ１４２でＴＰ２≧４と判別され
ると、そのＴＰ２によって選択された特殊効果種別とＴ
Ｐ３によって選択された特殊効果程度とに基づいて、ス
テップＳ１３２で撮影したスルー画像を画像処理する
（ステップＳ１４４）。そして、スルー画像を特殊効果
種別及び特殊効果程度に応じてフィルタ操作した画像
（スルー画像に特殊効果が付与された画像）は、ＬＣＤ
４６に表示される（ステップＳ１４６）。
【００６０】次に、記録時期設定ＴＰ１が０か否かを判
別する（ステップＳ１４８）。ＴＰ１＝０の場合には、
画像ファイルに撮影時のカメラ撮影情報を埋め込み（ス
テップＳ１５０）、続いてファイルフォーマットスイッ
チ６３が「画像ファイル」の位置か「手順ファイル」の
位置かを判別する（ステップＳ１５２）。このファイル
フォーマットスイッチ６３は、記録時の画像ファイルの
フォーマットを選択するスイッチで、「画像ファイル」
の位置にある場合には、スルー画像に特殊効果を付与し
た画像処理後の画像データを記録するファイルフォーマ
ットの選択を意味し、「手順ファイル」の位置にある場
合には、スルー画像を示す画像データと、そのスルー画
像に付与する特殊効果を示すデータ（手順ファイル）を
記録するファイルフォーマットの選択を意味する。
別する（ステップＳ１４８）。ＴＰ１＝０の場合には、
画像ファイルに撮影時のカメラ撮影情報を埋め込み（ス
テップＳ１５０）、続いてファイルフォーマットスイッ
チ６３が「画像ファイル」の位置か「手順ファイル」の
位置かを判別する（ステップＳ１５２）。このファイル
フォーマットスイッチ６３は、記録時の画像ファイルの
フォーマットを選択するスイッチで、「画像ファイル」
の位置にある場合には、スルー画像に特殊効果を付与し
た画像処理後の画像データを記録するファイルフォーマ
ットの選択を意味し、「手順ファイル」の位置にある場
合には、スルー画像を示す画像データと、そのスルー画
像に付与する特殊効果を示すデータ（手順ファイル）を
記録するファイルフォーマットの選択を意味する。
【００６１】そして、ファイルフォーマットスイッチ６
３が「画像ファイル」の位置にある場合には、スルー画
像に特殊効果を付与した画像処理後の画像データを外部
メモリ５０に記録し（ステップＳ１５４）、「手順ファ
イル」の位置にある場合には、スルー画像を示す画像デ
ータと、そのスルー画像に付与する特殊効果を示す手順
ファイルを外部メモリ５０に記録する（ステップＳ１５
６）。
３が「画像ファイル」の位置にある場合には、スルー画
像に特殊効果を付与した画像処理後の画像データを外部
メモリ５０に記録し（ステップＳ１５４）、「手順ファ
イル」の位置にある場合には、スルー画像を示す画像デ
ータと、そのスルー画像に付与する特殊効果を示す手順
ファイルを外部メモリ５０に記録する（ステップＳ１５
６）。
【００６２】その後、撮影モードが連続撮影モードか否
かを判別し（ステップＳ１５８）、単写モードの場合に
は撮影モードシーケンスを終了し、連続撮影モードの場
合にはステップＳ１００に戻る。一方、ステップＳ１４
８でＴＰ１≠０と判別されると、続いてタイマー設定Ｔ
Ｐ５が０か否かを判別する（ステップＳ１６０）。ＴＰ
５＝０の場合にはステップＳ１６２に進み、ＴＰ５≠０
の場合にはステップＳ１６４に進む。これらのステップ
Ｓ１６２及びＳ１６４は、それぞれ決定／保存スイッチ
６６が押されたか否かを判別し、決定／保存スイッチ６
６が押されたと判別すると、ステップＳ１５０に進み、
上述したように特殊効果画像等が保存される。
かを判別し（ステップＳ１５８）、単写モードの場合に
は撮影モードシーケンスを終了し、連続撮影モードの場
合にはステップＳ１００に戻る。一方、ステップＳ１４
８でＴＰ１≠０と判別されると、続いてタイマー設定Ｔ
Ｐ５が０か否かを判別する（ステップＳ１６０）。ＴＰ
５＝０の場合にはステップＳ１６２に進み、ＴＰ５≠０
の場合にはステップＳ１６４に進む。これらのステップ
Ｓ１６２及びＳ１６４は、それぞれ決定／保存スイッチ
６６が押されたか否かを判別し、決定／保存スイッチ６
６が押されたと判別すると、ステップＳ１５０に進み、
上述したように特殊効果画像等が保存される。
【００６３】一方、ステップＳ１６４において、決定／
保存スイッチ６６が押されていないと判別されると、特
殊効果が決定されてから所定時間経過したか否かを判別
する（ステップＳ１６６）。尚、この所定時間は、ステ
ップＳ１４６で表示されるＬＣＤ４６のプレビュー画面
を見て、現在の特殊効果画像を保存するか否かを判断す
るのに適した時間である。また、所定時間の経過は、タ
イマー４４によって検知される。
保存スイッチ６６が押されていないと判別されると、特
殊効果が決定されてから所定時間経過したか否かを判別
する（ステップＳ１６６）。尚、この所定時間は、ステ
ップＳ１４６で表示されるＬＣＤ４６のプレビュー画面
を見て、現在の特殊効果画像を保存するか否かを判断す
るのに適した時間である。また、所定時間の経過は、タ
イマー４４によって検知される。
【００６４】上記ステップＳ１６６で所定時間経過した
ことが判別されると、ステップＳ１６８〜Ｓ１７８によ
ってスルー画像に付与する特殊効果の再設定を行う。
尚、ステップＳ１６８〜Ｓ１７８は、前述したステップ
Ｓ１２０〜Ｓ１３０と同様にして特殊効果を決定する。
このようにして特殊効果を再設定すると、ステップＳ１
３４に戻る。
ことが判別されると、ステップＳ１６８〜Ｓ１７８によ
ってスルー画像に付与する特殊効果の再設定を行う。
尚、ステップＳ１６８〜Ｓ１７８は、前述したステップ
Ｓ１２０〜Ｓ１３０と同様にして特殊効果を決定する。
このようにして特殊効果を再設定すると、ステップＳ１
３４に戻る。
【００６５】これにより、ＴＰ１≠０、ＴＰ５≠０で、
決定／保存スイッチ６６が押されない場合には、スルー
画像に対して所定時間経過毎に新たな特殊効果が付与さ
れた特殊効果画像が作成され、ＬＣＤ４６に表示される
ことになる。従って、撮影者は、ＬＣＤ４６のプレビュ
ー画面を見ながら決定／保存スイッチ６６を操作するこ
とにより、特殊効果画像を選択して保存することができ
る。
決定／保存スイッチ６６が押されない場合には、スルー
画像に対して所定時間経過毎に新たな特殊効果が付与さ
れた特殊効果画像が作成され、ＬＣＤ４６に表示される
ことになる。従って、撮影者は、ＬＣＤ４６のプレビュ
ー画面を見ながら決定／保存スイッチ６６を操作するこ
とにより、特殊効果画像を選択して保存することができ
る。
【００６６】次に、連写によって複数枚撮影し、その全
コマに特殊効果を付与する場合の手順について、図１５
乃至図１７を参照しながら説明する。尚、図１５及び図
１６において、図１３及び図１４に示したステップと共
通するステップには同一の符号を付し、以下、図１３及
び図１４に示した撮影モードシーケンスと異なる処理の
みを説明する。
コマに特殊効果を付与する場合の手順について、図１５
乃至図１７を参照しながら説明する。尚、図１５及び図
１６において、図１３及び図１４に示したステップと共
通するステップには同一の符号を付し、以下、図１３及
び図１４に示した撮影モードシーケンスと異なる処理の
みを説明する。
【００６７】図１５に示す処理は、図１３に示したステ
ップＳ１０８、Ｓ１３２の代わりにステップＳ２００、
Ｓ２０２の処理を行う点で図１３に示す処理と異なる。
これらのステップＳ２００、Ｓ２０２では、図１７に示
すサブルーチンに示すように連写が行われる。即ち、図
１７に示すように１コマの撮影を行い、ＣＣＤ撮像系１
０から得た１フレーム分の画像データをメインメモリ４
０に格納する（ステップＳ２１０、２１２）。その後、
所定の時間が経過したか否かを判別する（ステップＳ２
１４）。この所定の時間は、連写するコマ間の撮影間隔
であり、予め連写モード時にＬＣＤ４６の画面を利用し
て設定できるようになっている。
ップＳ１０８、Ｓ１３２の代わりにステップＳ２００、
Ｓ２０２の処理を行う点で図１３に示す処理と異なる。
これらのステップＳ２００、Ｓ２０２では、図１７に示
すサブルーチンに示すように連写が行われる。即ち、図
１７に示すように１コマの撮影を行い、ＣＣＤ撮像系１
０から得た１フレーム分の画像データをメインメモリ４
０に格納する（ステップＳ２１０、２１２）。その後、
所定の時間が経過したか否かを判別する（ステップＳ２
１４）。この所定の時間は、連写するコマ間の撮影間隔
であり、予め連写モード時にＬＣＤ４６の画面を利用し
て設定できるようになっている。
【００６８】所定の時間が経過すると、次に所定の枚数
を撮影したか否かを判別する（ステップＳ２１６）。
尚、この所定の枚数も予め連写モード時にＬＣＤ４６の
画面を利用して設定できるようになっている。所定の枚
数が撮影されていない場合には、ステップＳ２１０に戻
り、上記ステップＳ２１０〜２１６の処理を繰り返し、
ステップＳ２１６で所定の枚数が撮影されたことが判別
されると、連写が終了し、メインルーチンに戻る。
を撮影したか否かを判別する（ステップＳ２１６）。
尚、この所定の枚数も予め連写モード時にＬＣＤ４６の
画面を利用して設定できるようになっている。所定の枚
数が撮影されていない場合には、ステップＳ２１０に戻
り、上記ステップＳ２１０〜２１６の処理を繰り返し、
ステップＳ２１６で所定の枚数が撮影されたことが判別
されると、連写が終了し、メインルーチンに戻る。
【００６９】これにより所定の撮影間隔で所定の枚数の
撮影が行われ、撮影した各画像データがメインメモリ４
０に格納される。図１５において、ステップＳ２０２で
の上記連写が終了すると、連写した撮影カットのうちの
或るカットに付与する特殊効果を、ステップＳ１２０〜
Ｓ１３０によって決定し、図１６に示す処理に移行す
る。
撮影が行われ、撮影した各画像データがメインメモリ４
０に格納される。図１５において、ステップＳ２０２で
の上記連写が終了すると、連写した撮影カットのうちの
或るカットに付与する特殊効果を、ステップＳ１２０〜
Ｓ１３０によって決定し、図１６に示す処理に移行す
る。
【００７０】図１６に示す処理は、図１４に示したステ
ップＳ１５８の代わりにステップＳ２２０の処理を行う
点で図１４に示す処理と異なる。即ち、或るカットに特
殊効果が付与された画像が記録されると、ステップＳ２
２０では連写した全ての撮影カットを処理したか否かを
判別する。全ての撮影カットを処理していない場合に
は、次のカットに処理を移すべく、図１５のステップＳ
１２０に戻る。
ップＳ１５８の代わりにステップＳ２２０の処理を行う
点で図１４に示す処理と異なる。即ち、或るカットに特
殊効果が付与された画像が記録されると、ステップＳ２
２０では連写した全ての撮影カットを処理したか否かを
判別する。全ての撮影カットを処理していない場合に
は、次のカットに処理を移すべく、図１５のステップＳ
１２０に戻る。
【００７１】このようにして連写した全ての撮影カット
にそれぞれ特殊効果を付与する。尚、連写した複数枚の
撮影カットを１コマとして記録するようにしてもよい。
但し、複数の撮影カットから構成される１コマに対して
１つの特殊効果を付与する場合には、前述した図１３の
ステップＳ１０８、Ｓ１３２の代わりに図１７に示した
連写の処理を行わせればよく、その他は図１３及び図１
４に示した処理と同じ処理にて行うことができる。
にそれぞれ特殊効果を付与する。尚、連写した複数枚の
撮影カットを１コマとして記録するようにしてもよい。
但し、複数の撮影カットから構成される１コマに対して
１つの特殊効果を付与する場合には、前述した図１３の
ステップＳ１０８、Ｓ１３２の代わりに図１７に示した
連写の処理を行わせればよく、その他は図１３及び図１
４に示した処理と同じ処理にて行うことができる。
【００７２】次に、再生時にスルー画像に特殊効果を付
与する場合の手順について、図１８乃至図２０を参照し
ながら説明する。図１８は再生時にスルー画像に特殊効
果を付与する場合のデータの流れを示すブロック図であ
り、図１９及び図２０は再生モードシーケンスを示すフ
ローチャートである。尚、図１８において、図１と共通
する部分には同一の符号が付され、また、図１９及び図
２０において、図１３及び図１４に示したステップと共
通するステップには同一の符号が付されている。
与する場合の手順について、図１８乃至図２０を参照し
ながら説明する。図１８は再生時にスルー画像に特殊効
果を付与する場合のデータの流れを示すブロック図であ
り、図１９及び図２０は再生モードシーケンスを示すフ
ローチャートである。尚、図１８において、図１と共通
する部分には同一の符号が付され、また、図１９及び図
２０において、図１３及び図１４に示したステップと共
通するステップには同一の符号が付されている。
【００７３】この再生モードシーケンスは、モードスイ
ッチ６２によって再生モードが選択された場合に開始さ
れ、まず、図１８に示すように外部メモリ５０から外部
メモリインターフェース２９を介して１フレーム分の画
像データ等を読み込む（ステップＳ３００）。尚、再生
モードシーケンスは、再生時にスルー画像に特殊効果を
付与するモードであるため、主にスルー画像を示す画像
データが読み込まれるが、既にスルー画像に特殊効果が
付与されている場合には、特殊効果画像を示す画像デー
タ、又はスルー画像を示す画像データと、そのスルー画
像に付与する特殊効果を示す手順ファイルが読み込まれ
る。これらのデータは、圧縮／伸長回路２８及びメモリ
コントローラ２５を介してメインメモリ４０に格納され
る。尚、前記画像データが圧縮データの場合には、圧縮
／伸長回路２８によって伸長される。
ッチ６２によって再生モードが選択された場合に開始さ
れ、まず、図１８に示すように外部メモリ５０から外部
メモリインターフェース２９を介して１フレーム分の画
像データ等を読み込む（ステップＳ３００）。尚、再生
モードシーケンスは、再生時にスルー画像に特殊効果を
付与するモードであるため、主にスルー画像を示す画像
データが読み込まれるが、既にスルー画像に特殊効果が
付与されている場合には、特殊効果画像を示す画像デー
タ、又はスルー画像を示す画像データと、そのスルー画
像に付与する特殊効果を示す手順ファイルが読み込まれ
る。これらのデータは、圧縮／伸長回路２８及びメモリ
コントローラ２５を介してメインメモリ４０に格納され
る。尚、前記画像データが圧縮データの場合には、圧縮
／伸長回路２８によって伸長される。
【００７４】次に、上記のようにして読み込んだデータ
が、手順ファイルを有しているか否かを判別する（ステ
ップＳ３０２）。手順ファイルを有している場合には、
特殊効果画像処理部２６は手順ファイルを読み込み、そ
の手順ファイルに基づいてスルー画像に特殊効果を付与
する画像処理（テンプレート画像との合成を含む）を行
い、特殊効果画像を作成する（ステップＳ３０４、Ｓ３
０６）。このようにして作成した特殊効果画像の画像デ
ータに基づいてＬＣＤドライバ２３を駆動し、特殊効果
画像をＬＣＤ４６に表示させる（ステップＳ３０８）。
が、手順ファイルを有しているか否かを判別する（ステ
ップＳ３０２）。手順ファイルを有している場合には、
特殊効果画像処理部２６は手順ファイルを読み込み、そ
の手順ファイルに基づいてスルー画像に特殊効果を付与
する画像処理（テンプレート画像との合成を含む）を行
い、特殊効果画像を作成する（ステップＳ３０４、Ｓ３
０６）。このようにして作成した特殊効果画像の画像デ
ータに基づいてＬＣＤドライバ２３を駆動し、特殊効果
画像をＬＣＤ４６に表示させる（ステップＳ３０８）。
【００７５】ステップＳ３０２で手順ファイルがないこ
とが判別されると、特殊効果設定スイッチ６４が再生時
に設定されているか否かを判別する（ステップＳ３１
０）。特殊効果設定スイッチ６４が再生時に設定されて
いない場合には、手順ファイルを有さない画像データに
基づいてＬＣＤドライバ２３を駆動し、画像をＬＣＤ４
６に表示させる（ステップＳ３０８）。
とが判別されると、特殊効果設定スイッチ６４が再生時
に設定されているか否かを判別する（ステップＳ３１
０）。特殊効果設定スイッチ６４が再生時に設定されて
いない場合には、手順ファイルを有さない画像データに
基づいてＬＣＤドライバ２３を駆動し、画像をＬＣＤ４
６に表示させる（ステップＳ３０８）。
【００７６】このようにしてＬＣＤ６４に画像が表示さ
れると、図２０に示すステップＳ３１６に移行する。一
方、ステップＳ３１０で特殊効果設定スイッチ６４が再
生時に設定されていることが判別されると、前記読み込
んだ画像に付与する特殊効果をステップＳ１２０〜Ｓ１
３０によって決定する。
れると、図２０に示すステップＳ３１６に移行する。一
方、ステップＳ３１０で特殊効果設定スイッチ６４が再
生時に設定されていることが判別されると、前記読み込
んだ画像に付与する特殊効果をステップＳ１２０〜Ｓ１
３０によって決定する。
【００７７】ステップＳ１２０〜Ｓ１３０で特殊効果が
決定されると、図２０のステップＳ３１２に進む。ステ
ップＳ３１２では、前記読み込んだ画像と、前記決定し
た特殊効果とに基づいて特殊効果を付与する画像処理
（テンプレート画像との合成を含む）が行われ、特殊効
果画像が作成される。このようにして作成された特殊効
果画像はＬＣＤ４６に表示される（ステップＳ３１
４）。
決定されると、図２０のステップＳ３１２に進む。ステ
ップＳ３１２では、前記読み込んだ画像と、前記決定し
た特殊効果とに基づいて特殊効果を付与する画像処理
（テンプレート画像との合成を含む）が行われ、特殊効
果画像が作成される。このようにして作成された特殊効
果画像はＬＣＤ４６に表示される（ステップＳ３１
４）。
【００７８】続いて、ステップＳ３１６でタイマー設定
ＰＢ４が０か否かを判別し、ＰＢ４＝０の場合にはステ
ップＳ３１８に進み、ＰＢ４≠０の場合にはステップＳ
３２４に進む。これらのステップＳ３１８及びＳ３２４
は、それぞれ決定／保存スイッチ６６が押されたか否か
を判別し、決定／保存スイッチ６６が押されたと判別す
ると、ステップＳ１５０に進み、上述したように特殊効
果画像等が保存される。尚、特殊効果画像等が保存され
ると、後述するステップＳ３３０に移行する。
ＰＢ４が０か否かを判別し、ＰＢ４＝０の場合にはステ
ップＳ３１８に進み、ＰＢ４≠０の場合にはステップＳ
３２４に進む。これらのステップＳ３１８及びＳ３２４
は、それぞれ決定／保存スイッチ６６が押されたか否か
を判別し、決定／保存スイッチ６６が押されたと判別す
ると、ステップＳ１５０に進み、上述したように特殊効
果画像等が保存される。尚、特殊効果画像等が保存され
ると、後述するステップＳ３３０に移行する。
【００７９】一方、ステップＳ３１８で決定／保存スイ
ッチ６６が押されていないと判別されると、レリーズ／
コマ送りスイッチ６１がＯＮされたか否かが判別される
（ステップＳ３２０）。そして、レリーズ／コマ送りス
イッチ６１がＯＮされたと判別されると、１コマ送りを
行うべく、図１９のステップＳ３００に戻り、外部メモ
リ５０から次のコマの画像データ等を読み込む。
ッチ６６が押されていないと判別されると、レリーズ／
コマ送りスイッチ６１がＯＮされたか否かが判別される
（ステップＳ３２０）。そして、レリーズ／コマ送りス
イッチ６１がＯＮされたと判別されると、１コマ送りを
行うべく、図１９のステップＳ３００に戻り、外部メモ
リ５０から次のコマの画像データ等を読み込む。
【００８０】また、ステップＳ３２４で決定／保存スイ
ッチ６６が押されていないと判別されると、上記と同様
にレリーズ／コマ送りスイッチ６１がＯＮされたか否か
が判別される（ステップＳ３２６）。そして、レリーズ
／コマ送りスイッチ６１がＯＮされたと判別されると、
１コマ送りを行うべく、図１９のステップＳ３００に戻
り、外部メモリ５０から次のコマの画像データ等を読み
込む。
ッチ６６が押されていないと判別されると、上記と同様
にレリーズ／コマ送りスイッチ６１がＯＮされたか否か
が判別される（ステップＳ３２６）。そして、レリーズ
／コマ送りスイッチ６１がＯＮされたと判別されると、
１コマ送りを行うべく、図１９のステップＳ３００に戻
り、外部メモリ５０から次のコマの画像データ等を読み
込む。
【００８１】上記ステップＳ３２６でレリーズ／コマ送
りスイッチ６１がＯＮされていないと判別されると、特
殊効果が決定されてから所定時間経過したか否かが判別
される（ステップＳ３３０）。ステップＳ３３０で所定
時間経過したことが判別されると、読み込んだ画像に付
与する特殊効果の再設定をステップＳ１６８〜Ｓ１７８
によって行う。
りスイッチ６１がＯＮされていないと判別されると、特
殊効果が決定されてから所定時間経過したか否かが判別
される（ステップＳ３３０）。ステップＳ３３０で所定
時間経過したことが判別されると、読み込んだ画像に付
与する特殊効果の再設定をステップＳ１６８〜Ｓ１７８
によって行う。
【００８２】これにより、ＰＢ４≠０で、決定／保存ス
イッチ６６及びレリーズ／コマ送りスイッチ６１が押さ
れない場合には、読み込んだ画像に対して所定時間経過
毎に新たな特殊効果が付与された特殊効果画像が作成さ
れ、ＬＣＤ４６に表示されることになる。従って、撮影
者は、再生時にＬＣＤ４６のプレビュー画面を見ながら
決定／保存スイッチ６６を操作することにより、特殊効
果画像を選択して保存することができる。
イッチ６６及びレリーズ／コマ送りスイッチ６１が押さ
れない場合には、読み込んだ画像に対して所定時間経過
毎に新たな特殊効果が付与された特殊効果画像が作成さ
れ、ＬＣＤ４６に表示されることになる。従って、撮影
者は、再生時にＬＣＤ４６のプレビュー画面を見ながら
決定／保存スイッチ６６を操作することにより、特殊効
果画像を選択して保存することができる。
【００８３】次に、印画時にスルー画像に特殊効果を付
与する場合の手順について、図２１乃至図２３を参照し
ながら説明する。図２１は印画時にスルー画像に特殊効
果を付与する場合のデータの流れを示すブロック図であ
り、図２２及び図２３は印画モードシーケンスを示すフ
ローチャートである。尚、図２１において、図１と共通
する部分には同一の符号が付され、また、図２２及び図
２３において、図１９及び図２０に示したステップと共
通するステップには同一の符号が付されている。
与する場合の手順について、図２１乃至図２３を参照し
ながら説明する。図２１は印画時にスルー画像に特殊効
果を付与する場合のデータの流れを示すブロック図であ
り、図２２及び図２３は印画モードシーケンスを示すフ
ローチャートである。尚、図２１において、図１と共通
する部分には同一の符号が付され、また、図２２及び図
２３において、図１９及び図２０に示したステップと共
通するステップには同一の符号が付されている。
【００８４】この印画モードシーケンスは、モードスイ
ッチ６２によって印画モードが選択された場合に開始さ
れる。ここで、図２２に示す処理は、前述の図１９のス
テップＳ３１０の処理の代わりにステップＳ４００の処
理を行う点で異なる。即ち、図１９のステップＳ３１０
は、特殊効果設定スイッチ６４が再生時か否かを判別す
るが、図２２のステップＳ４００は、特殊効果設定スイ
ッチ６４が印画時か否かを判別する。尚、図２２に示す
処理は、上記ステップＳ４００の処理以外は図１９に示
した処理と共通するため、その詳細な説明は省略する。
ッチ６２によって印画モードが選択された場合に開始さ
れる。ここで、図２２に示す処理は、前述の図１９のス
テップＳ３１０の処理の代わりにステップＳ４００の処
理を行う点で異なる。即ち、図１９のステップＳ３１０
は、特殊効果設定スイッチ６４が再生時か否かを判別す
るが、図２２のステップＳ４００は、特殊効果設定スイ
ッチ６４が印画時か否かを判別する。尚、図２２に示す
処理は、上記ステップＳ４００の処理以外は図１９に示
した処理と共通するため、その詳細な説明は省略する。
【００８５】さて、図２３のステップＳ３１４で、印画
時に読み込んだ画像に特殊効果が付与された特殊効果画
像等がＬＣＤに表示されると、印画モード設定ＰＲ１が
１か否かを判別する（ステップＳ４０２）。ＰＲ１＝１
（自動印画モード）の場合には、プリントアウトを行う
（ステップＳ４０４）。即ち、図２１に示すように、メ
インメモリ４０に格納されている特殊効果画像等を示す
画像データがメモリコントローラ２５によって読み出さ
れ、通信インターフェース４８を介して外部プリンタ４
９に送出される。これにより、ＬＣＤ４６に表示されて
いる画像と同じ画像がプリントアウトされる。
時に読み込んだ画像に特殊効果が付与された特殊効果画
像等がＬＣＤに表示されると、印画モード設定ＰＲ１が
１か否かを判別する（ステップＳ４０２）。ＰＲ１＝１
（自動印画モード）の場合には、プリントアウトを行う
（ステップＳ４０４）。即ち、図２１に示すように、メ
インメモリ４０に格納されている特殊効果画像等を示す
画像データがメモリコントローラ２５によって読み出さ
れ、通信インターフェース４８を介して外部プリンタ４
９に送出される。これにより、ＬＣＤ４６に表示されて
いる画像と同じ画像がプリントアウトされる。
【００８６】プリントアウト後、外部メモリ５０に記録
されているコマのうちの最後のコマがプリントアウトさ
れたか否かを判別し（ステップＳ４０６）、最後のコマ
の場合には自動印画モードを終了し、最後のコマでない
場合には、１コマ送りを行うべく、図２２のステップＳ
３００に戻り、外部メモリ５０から次のコマの画像デー
タ等を読み込む。
されているコマのうちの最後のコマがプリントアウトさ
れたか否かを判別し（ステップＳ４０６）、最後のコマ
の場合には自動印画モードを終了し、最後のコマでない
場合には、１コマ送りを行うべく、図２２のステップＳ
３００に戻り、外部メモリ５０から次のコマの画像デー
タ等を読み込む。
【００８７】一方、ステップＳ４０２でＰＲ１≠１（手
動印画モード）と判別されると、続いて、タイマー設定
ＰＲ５が０か否かを判別する（ステップＳ４０８）。Ｐ
Ｒ５＝０の場合にはステップＳ４１０に進み、ＰＲ５≠
０の場合にはステップＳ４１４に進む。これらのステッ
プＳ４１０及びＳ４１４は、それぞれ印画スイッチ６５
が押されたか否かを判別し、印画スイッチ６５が押され
たと判別すると、ステップＳ４１２に進み、プリントア
ウトが行われる。尚、プリントアウトが行われると、ス
テップＳ３３０に移行する。
動印画モード）と判別されると、続いて、タイマー設定
ＰＲ５が０か否かを判別する（ステップＳ４０８）。Ｐ
Ｒ５＝０の場合にはステップＳ４１０に進み、ＰＲ５≠
０の場合にはステップＳ４１４に進む。これらのステッ
プＳ４１０及びＳ４１４は、それぞれ印画スイッチ６５
が押されたか否かを判別し、印画スイッチ６５が押され
たと判別すると、ステップＳ４１２に進み、プリントア
ウトが行われる。尚、プリントアウトが行われると、ス
テップＳ３３０に移行する。
【００８８】ステップＳ４１０で印画スイッチ６５が押
されていないと判別されると、レリーズ／コマ送りスイ
ッチ６１がＯＮされたか否かを判別する（ステップＳ３
２０）。そして、レリーズ／コマ送りスイッチ６１がＯ
Ｎされたと判別すると、１コマ送りを行うべく、図２２
のステップＳ３００に戻り、外部メモリ５０から次のコ
マの画像データ等を読み込む。
されていないと判別されると、レリーズ／コマ送りスイ
ッチ６１がＯＮされたか否かを判別する（ステップＳ３
２０）。そして、レリーズ／コマ送りスイッチ６１がＯ
Ｎされたと判別すると、１コマ送りを行うべく、図２２
のステップＳ３００に戻り、外部メモリ５０から次のコ
マの画像データ等を読み込む。
【００８９】また、上記ステップＳ４１４で印画スイッ
チ６５が押されていないと判別されると、上記と同様に
レリーズ／コマ送りスイッチ６１がＯＮされたか否かを
判別する（ステップＳ３２６）。そして、レリーズ／コ
マ送りスイッチ６１がＯＮされたと判別すると、１コマ
送りを行うべく、図２２のステップＳ３００に戻り、外
部メモリ５０から次のコマの画像データ等を読み込む。
チ６５が押されていないと判別されると、上記と同様に
レリーズ／コマ送りスイッチ６１がＯＮされたか否かを
判別する（ステップＳ３２６）。そして、レリーズ／コ
マ送りスイッチ６１がＯＮされたと判別すると、１コマ
送りを行うべく、図２２のステップＳ３００に戻り、外
部メモリ５０から次のコマの画像データ等を読み込む。
【００９０】一方、ステップＳ３２６でレリーズ／コマ
送りスイッチ６１がＯＮされていないと判別されると、
特殊効果が決定されてから所定時間経過したか否かを判
別する（ステップＳ３３０）。ステップＳ３３０で所定
時間経過したことが判別されると、読み込んだ画像に付
与する特殊効果の再設定をステップＳ１６８〜Ｓ１７８
によって行う。
送りスイッチ６１がＯＮされていないと判別されると、
特殊効果が決定されてから所定時間経過したか否かを判
別する（ステップＳ３３０）。ステップＳ３３０で所定
時間経過したことが判別されると、読み込んだ画像に付
与する特殊効果の再設定をステップＳ１６８〜Ｓ１７８
によって行う。
【００９１】これにより、ＰＲ１≠０、ＰＲ５≠０で、
印画スイッチ６５及びレリーズ／コマ送りスイッチ６１
が押されない場合には、読み込んだ画像に対して所定時
間経過毎に新たな特殊効果が付与された特殊効果画像が
作成され、ＬＣＤ４６に表示されることになる。従っ
て、撮影者は、印画時にＬＣＤ４６のプレビュー画面を
見ながら印画スイッチ６５を操作することにより、特殊
効果画像を選択して印画することができる。
印画スイッチ６５及びレリーズ／コマ送りスイッチ６１
が押されない場合には、読み込んだ画像に対して所定時
間経過毎に新たな特殊効果が付与された特殊効果画像が
作成され、ＬＣＤ４６に表示されることになる。従っ
て、撮影者は、印画時にＬＣＤ４６のプレビュー画面を
見ながら印画スイッチ６５を操作することにより、特殊
効果画像を選択して印画することができる。
【００９２】尚、スルー画像と合成するテンプレート画
像の種別は、この実施の形態に限らず、例えば、相性、
バイオリズム等を示すテンプレート画像が考えられる。
また、フィルタ操作によってスルー画像に特殊効果を付
与するフィルタ操作の種別も、この実施の形態に限ら
ず、例えば、変形、セピア調、白黒、ぼかし、逆光、油
絵調、モザイク、点描、ソラリゼーション、減色、カラ
ーバランス崩し、ハイキー、及びローキーなどの特殊効
果を付与するものが考えられる。
像の種別は、この実施の形態に限らず、例えば、相性、
バイオリズム等を示すテンプレート画像が考えられる。
また、フィルタ操作によってスルー画像に特殊効果を付
与するフィルタ操作の種別も、この実施の形態に限ら
ず、例えば、変形、セピア調、白黒、ぼかし、逆光、油
絵調、モザイク、点描、ソラリゼーション、減色、カラ
ーバランス崩し、ハイキー、及びローキーなどの特殊効
果を付与するものが考えられる。
【００９３】ところで、フィルタを適用する場合には、
フィルタを適用する範囲を選択できるようにしてもよ
い。この場合には、ＬＣＤにフィルタを適用する範囲を
表示するようにすれば、撮影時にＬＣＤを見ながら主要
被写体がフィルタを適用する範囲に入るように、あるい
はフィルタを適用する範囲に入らないようにして撮影す
ることができる。これによれば、例えば、人物の顔には
フィルタ操作を行わないようにしたり、人物の目、鼻又
は口のみにフィルタ操作を行うことができる。尚、フィ
ルタを適用する範囲が指定されない場合には、画像全体
にフィルタが適用される。
フィルタを適用する範囲を選択できるようにしてもよ
い。この場合には、ＬＣＤにフィルタを適用する範囲を
表示するようにすれば、撮影時にＬＣＤを見ながら主要
被写体がフィルタを適用する範囲に入るように、あるい
はフィルタを適用する範囲に入らないようにして撮影す
ることができる。これによれば、例えば、人物の顔には
フィルタ操作を行わないようにしたり、人物の目、鼻又
は口のみにフィルタ操作を行うことができる。尚、フィ
ルタを適用する範囲が指定されない場合には、画像全体
にフィルタが適用される。
【００９４】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、被
写体像を示すスルー画像に対してランダムに選択された
特殊効果を付与するようにしたため、撮影者が予期しな
い面白い画像を簡単に得ることができる。また、保存ス
イッチや印画スイッチがＯＮされずに所定時間経過する
と、再度ランダムに特殊効果を選択するようにしている
ため、所望の特殊効果が付与された画像のみを保存ある
いは印画することもできる。
写体像を示すスルー画像に対してランダムに選択された
特殊効果を付与するようにしたため、撮影者が予期しな
い面白い画像を簡単に得ることができる。また、保存ス
イッチや印画スイッチがＯＮされずに所定時間経過する
と、再度ランダムに特殊効果を選択するようにしている
ため、所望の特殊効果が付与された画像のみを保存ある
いは印画することもできる。
【図１】図１は本発明に係るデジタルカメラの内部構造
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図２】図２は図１に示したＬＣＤの表示内容や表示切
換えを説明するために用いた図である。
換えを説明するために用いた図である。
【図３】図３は撮影モード時の特殊効果の設定方法を説
明するために用いた図である。
明するために用いた図である。
【図４】図４は再生モード時の特殊効果の設定方法を説
明するために用いた図である。
明するために用いた図である。
【図５】図５は印画モード時の特殊効果の設定方法を説
明するために用いた図である。
明するために用いた図である。
【図６】図６はおみじくを示すテンプレート画像の一例
を示す図である。
を示す図である。
【図７】図７は撮影地を示すテンプレート画像の一例を
示図である。
示図である。
【図８】図８はテンプレート画像として取り込まれたカ
ラオケ機の画像の一例を示す図である。
ラオケ機の画像の一例を示す図である。
【図９】図９はテンプレート画像として取り込まれたゲ
ーム機の画像の一例を示す図である。
ーム機の画像の一例を示す図である。
【図１０】図１０（Ａ）乃至（Ｄ）は痩せた特殊効果画
像を説明するための用いた図である。
像を説明するための用いた図である。
【図１１】図１１（Ａ）乃至（Ｄ）は太った特殊効果画
像を説明するための用いた図である。
像を説明するための用いた図である。
【図１２】図１２は撮影時にスルー画像に特殊効果を付
与する場合のデータの流れを示すブロック図である。
与する場合のデータの流れを示すブロック図である。
【図１３】図１３は撮影時にスルー画像に特殊効果を付
与する撮影モードシーケンスを示すフローチャートであ
る。
与する撮影モードシーケンスを示すフローチャートであ
る。
【図１４】図１４は撮影時にスルー画像に特殊効果を付
与する撮影モードシーケンスを示すフローチャートであ
る。
与する撮影モードシーケンスを示すフローチャートであ
る。
【図１５】図１５は連写撮影モードシーケンスを示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図１６】図１６は連写撮影モードシーケンスを示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図１７】図１７は連写撮影を示すサブルーチンに示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図１８】図１８は再生時にスルー画像に特殊効果を付
与する場合のデータの流れを示すブロック図である。
与する場合のデータの流れを示すブロック図である。
【図１９】図１９は再生時にスルー画像に特殊効果を付
与する再生モードシーケンスを示すフローチャートであ
る。
与する再生モードシーケンスを示すフローチャートであ
る。
【図２０】図２０は再生時にスルー画像に特殊効果を付
与する再生モードシーケンスを示すフローチャートであ
る。
与する再生モードシーケンスを示すフローチャートであ
る。
【図２１】図２１は印画時にスルー画像に特殊効果を付
与する場合のデータの流れを示すブロック図である。
与する場合のデータの流れを示すブロック図である。
【図２２】図２２は印画時にスルー画像に特殊効果を付
与する再生モードシーケンスを示すフローチャートであ
る。
与する再生モードシーケンスを示すフローチャートであ
る。
【図２３】図２３は印画時にスルー画像に特殊効果を付
与する再生モードシーケンスを示すフローチャートであ
る。
与する再生モードシーケンスを示すフローチャートであ
る。
１０…ＣＣＤ撮像系 ２０…メインＣＰＵ ２５…メモリコントローラ ２６…特殊効果画像処理部 ２９…外部メモリインターフェース ４０…メインメモリ ４２…乱数ジェネレータ ４４…タイマー ４６…液晶表示器（ＬＣＤ） ４８…通信インターフェース ４９…外部プリンタ ５０…外部メモリ ６１…レリーズ／コマ送りスイッチ ６２…モードスイッチ ６３…ファイルフォーマットスイッチ ６４…特殊効果設定スイッチ ６５…印画スイッチ ６６…決定／保存スイッチ ６７…特殊効果／程度切換ダイヤル ６８…表示切換スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡邉 幹緒 埼玉県朝霞市泉水３丁目11番46号 富士写 真フイルム株式会社内
Claims (21)
- 【請求項１】 被写体を撮像し、被写体像を示す画像デ
ータに変換する撮像手段と、 乱数発生手段を有し、該乱数発生手段から発生された乱
数値によって複数の特殊効果のうちから１つの特殊効果
を選択する特殊効果選択手段と、 前記撮像手段から得た画像データに対して、前記特殊効
果選択手段によって選択された特殊効果に基づく画像処
理を施す特殊効果画像処理手段と、 を備えたことを特徴とするデジタルカメラ。 - 【請求項２】 前記撮像手段から得た画像データと、前
記特殊効果画像処理手段による画像処理後の画像データ
のうちの少なくとも一方に基づいて、被写体像に特殊効
果が付与されていないスルー画像と、被写体像に特殊効
果を付与した特殊効果画像のうちの少なくとも一方を表
示する画像表示手段を有することを特徴とする請求項１
のデジタルカメラ。 - 【請求項３】 少なくとも前記特殊効果画像処理手段に
よる画像処理後の画像データを記録媒体に記録する記録
手段を有することを特徴とする請求項１又は２のデジタ
ルカメラ。 - 【請求項４】 少なくとも撮影指示スイッチの操作又は
外部機器からのトリガ入力時に前記撮像手段から得た画
像データとともに、前記特殊効果選択手段によって選択
された特殊効果を示すデータを記録媒体に記録する記録
手段を有することを特徴とする請求項１又は２のデジタ
ルカメラ。 - 【請求項５】 前記スルー画像、特殊効果画像、及びス
ルー画像と特殊効果画像とを混在させたミックス画像の
うちの１つを選択して前記画像表示手段に表示させる表
示切換スイッチを有することを特徴とする請求項２のデ
ジタルカメラ。 - 【請求項６】 コマ送りスイッチと、前記コマ送りスイ
ッチの操作に応じて前記記録媒体から所望のコマの画像
データと該画像データに対応する特殊効果を示すデータ
とを読み出す読出手段とを有し、 前記特殊効果画像処理手段は、前記読出手段によって読
み出された画像データと該画像データに対応する特殊効
果を示すデータとに基づいて画像処理を施すことを特徴
とする請求項４のデジタルカメラ。 - 【請求項７】 前記特殊効果選択手段による特殊効果の
選択及び前記特殊効果画像処理手段による画像処理は、
撮影指示スイッチの操作又は外部機器からのトリガ入力
時に行うことを特徴とする請求項１のデジタルカメラ。 - 【請求項８】 撮影指示スイッチの操作又は外部機器か
らのトリガ入力時に前記撮像手段から得た画像データを
記録媒体に記録する記録手段と、コマ送りスイッチと、
該コマ送りスイッチの操作に応じて前記記録媒体から画
像データを読み出す読出手段とを有し、 前記特殊効果選択手段による特殊効果の選択及び前記特
殊効果画像処理手段による画像処理は、前記記録媒体か
ら新たな画像データが読み出される毎に行うことを特徴
とする請求項１又は２のデジタルカメラ。 - 【請求項９】 前記記録媒体への記録を指示する保存ス
イッチと、該保存スイッチがＯＮされずに所定時間経過
したことを検知するタイマーとを有し、 前記特殊効果選択手段は、前記タイマーによって所定時
間経過したことが検知されると、再起動されて新たな特
殊効果を選択することを特徴とする請求項３又は４のデ
ジタルカメラ。 - 【請求項１０】 撮影指示スイッチの操作又は外部機器
からのトリガ入力時に前記撮像手段から得た画像データ
を記録媒体に記録する記録手段と、コマ送りスイッチ
と、該コマ送りスイッチの操作に応じて前記記録媒体か
ら画像データを読み出す読出手段と、外部プリンタに画
像データを送出する通信インターフェースとを有し、 前記特殊効果選択手段による特殊効果の選択及び前記特
殊効果画像処理手段による画像処理は、前記記録媒体か
ら新たな画像データが読み出される毎に行い、該特殊効
果を付与した画像データを前記通信インターフェースを
介して前記外部プリンタに送出することを特徴とする請
求項１又は２のデジタルカメラ。 - 【請求項１１】 前記外部プリンタによる印画を指示す
る印画スイッチと、該印画スイッチがＯＮされずに所定
時間経過したことを検知するタイマーとを有し、 前記特殊効果選択手段は、前記タイマーによって所定時
間経過したことが検知されると、再起動されて新たな特
殊効果を選択することを特徴とする請求項１０のデジタ
ルカメラ。 - 【請求項１２】 撮影指示スイッチの操作又は外部機器
からのトリガ入力時に前記撮像手段から得た画像データ
を記録媒体に記録する記録手段と、連続的に特殊効果画
像を印画する自動印画モードを設定するモード設定手段
と、該モード設定手段によって自動印画モードが設定さ
れると、印画開始前に前記記録媒体から画像データを順
次読み出す読出手段と、外部プリンタに画像データを送
出する通信インターフェースとを有し、 前記特殊効果選択手段による特殊効果の選択及び前記特
殊効果画像処理手段による画像処理は、前記記録媒体か
ら新たな画像データが読み出される毎に行い、該特殊効
果を付与した画像データを前記通信インターフェースを
介して前記外部プリンタに送出することを特徴とする請
求項１又は２のデジタルカメラ。 - 【請求項１３】 レリーズ指令により被写体を撮像し、
被写体像を示すスルー画像の画像データを取得し、 乱数発生手段から乱数を発生させ、 前記乱数発生手段から発生された乱数値によって複数の
特殊効果から１つの特殊効果を選択し、 前記スルー画像の画像データに対して前記選択した特殊
効果に基づく画像処理を施して特殊効果画像を示す画像
データを作成するようにしたことを特徴とするデジタル
カメラにおける画像処理方法。 - 【請求項１４】 前記複数の特殊効果は、前記スルー画
像と、予め記憶された複数のテンプレート画像のうちか
ら選択された１つのテンプレート画像との画像合成を含
む請求項１３のデジタルカメラにおける画像処理方法。 - 【請求項１５】 前記複数の特殊効果は、スルー画像の
縦横の倍率を変える痩せ太、変形、モーフィング、ピン
ぼけ、ぶれ、ＡＥレベルを崩す色白色黒、セピア調、白
黒、ぼかし、逆光、油絵調、モザイク、点描、ソラリゼ
ーション、減色、カラーバランス崩し、ハイキー、及び
ローキーのうちの２つ以上である請求項１３又は１４の
デジタルカメラにおける画像処理方法。 - 【請求項１６】 撮影指示スイッチの操作又は外部機器
からのトリガ入力時に前記特殊効果の選択を行うことを
特徴とする請求項１３のデジタルカメラにおける画像処
理方法。 - 【請求項１７】 前記スルー画像の画像データを記録媒
体に記録し、該記録媒体から再生又は印画のためにスル
ー画像の画像データを読み出す時に前記特殊効果の選択
を行うことを特徴とする請求項１３のデジタルカメラに
おける画像処理方法。 - 【請求項１８】 連写撮影時に取得した複数コマのスル
ー画像の画像データを記録媒体に記録し、 (a) 前記連写撮影後に連写された複数コマのスルー画像
の画像データから１コマのスルー画像の画像データを読
み出し、 (b) 前記読み出したスルー画像の画像データについて前
記特殊効果の選択を行い、 (c) 前記選択された特殊効果に基づいて画像処理し、 (d) 前記画像処理後の特殊効果画像を示す画像データを
前記記録媒体に記録し、 前記連写された複数コマのスルー画像について前記(a)
〜(d) の処理を繰り返すことを特徴とする請求項１３の
デジタルカメラにおける画像処理方法。 - 【請求項１９】 連写撮影時に取得した複数コマのスル
ー画像の画像データとともに前記選択された特殊効果を
示すデータを記録媒体に記録し、 (a) 前記連写撮影後に連写された複数コマのスルー画像
の画像データから１コマのスルー画像の画像データと、
該画像データとともに記録された特殊効果を示すデータ
を読み出し、 (b) 前記読み出したスルー画像の画像データを同時に読
み出した特殊効果を示すデータに基づいて画像処理し、 (c) 前記画像処理後の特殊効果画像を示す画像データを
前記記録媒体に記録し、 前記連写された複数コマのスルー画像について前記(a)
及び(c) の処理を繰り返すことを特徴とする請求項１３
のデジタルカメラにおける画像処理方法。 - 【請求項２０】 レリーズ指令により被写体を撮像し、
被写体像を示すスルー画像の画像データを取得し、 (a) 乱数発生手段から乱数を発生させ、 (b) 前記乱数発生手段から発生された乱数値によって複
数の特殊効果から１つの特殊効果を選択し、 (c) 前記スルー画像の画像データに対して前記選択した
特殊効果に基づく画像処理を施して特殊効果画像を示す
画像データを作成し、 (d) 前記特殊効果画像を示す画像データに基づいて特殊
効果画像を画像表示手段に表示し、 保存スイッチをＯＮすることにより前記特殊効果画像を
示すデータを記録媒体に記録し、 前記保存スイッチがＯＮされずに所定時間経過したこと
が検知されると、前記(a) 及び(d) の処理を繰り返すこ
とを特徴とするデジタルカメラにおける画像処理方法。 - 【請求項２１】 レリーズ指令により被写体を撮像し、
被写体像を示すスルー画像の画像データを取得し、 前記スルー画像の画像データを記録媒体に記録し、 コマ送りスイッチを操作することにより前記記録媒体か
ら所望のスルー画像をを読み出し、 (a) 乱数発生手段から乱数を発生させ、 (b) 前記乱数発生手段から発生された乱数値によって複
数の特殊効果から１つの特殊効果を選択し、 (c) 前記読み出したスルー画像の画像データに対して前
記選択した特殊効果に基づく画像処理を施して特殊効果
画像を示す画像データを作成し、 (d) 前記特殊効果画像を示す画像データに基づいて特殊
効果画像を画像表示手段に表示し、 印加スイッチをＯＮすることにより前記特殊効果画像を
外部プリンタに出力して印加を行わせ、 前記印加スイッチがＯＮされずに所定時間経過したこと
が検知されると、前記(a) 及び(d) の処理を繰り返すこ
とを特徴とするデジタルカメラにおける画像処理方法。
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