JP4522232B2 - 撮像装置 - Google Patents

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本発明は撮像装置に関し、例えばカメラ一体型VTR等の撮像装置に関する。
近年、地上波テレビ放送のデジタル化の推進等により、高解像度ビデオ信号による16:9のアスペクト比を持つ映像信号と従来の4:3のアスペクト比を持つ映像信号の両者を表示可能なテレビモニターが普及しつつある。これに伴い、高解像度ビデオ信号による撮影が可能なカメラ一体型VTRが普及しつつある。これらの高解像度ビデオ信号による撮影が可能なカメラ一体型VTRの中には、撮影者の指示に応じて従来の4:3のアスペクト比と高解像度ビデオ信号のアスペクト比16:9を選択できるものがある。
また、動画撮影と静止画撮影を選択できるカメラ一体型VTRやデジタルカメラが商品化されている。これにより、複数の撮像装置を持ち歩く煩雑さを軽減できる。カメラ一体型VTRでは、動画を磁気テープに記録し、静止画をメモリカード等の固体メモリ素子に記録する。従って、例えば、動画撮影中であっても、静止画の撮影が可能である。
希望のアスペクト比による動画撮影が可能であり、動画撮影と同時に静止画撮影を実施できる撮像装置が、特許文献1、特にその図15に記載されている。
特開2001−036849号公報
しかし、従来の撮像装置では、静止画のアスペクト比と動画のアスペクト比をそれぞれ独立に設定することができず、例えば、16:9のアスペクト比で動画撮影中に4:3のアスペクト比の静止画撮影を行なうことができないという問題があった。
また、表示部に表示される撮影画像は、動画撮影のアスペクト比に基づいて画素間引き処理がなされた映像信号によるものである。静止画アスペクト比と動画アスペクト比が異なる場合、どの範囲を撮影対象として撮影を実施しているのか撮影者に分かりにくいという問題がある。
本発明は、これらの問題点に対して、アスペクト比の異なる動画・静止画を並行して撮影できる撮像装置を提示することを目的とする。
本発明に係る撮影装置は、動画撮影と並行して静止画撮影が可能な撮像装置であって、光学像を画像信号に変換する撮像手段と、動画のアスペクト比を設定する動画アスペクト比設定手段と、当該動画のアスペクト比と異なるアスペクト比を設定可能な静止画アスペクト比設定手段と、静止画の記録を指示する静止画撮影操作手段と、当該静止画撮影操作手段の操作に従い、当該静止画アスペクト比設定手段により設定されるアスペクト比で、当該画像信号の1コマ分を静止画として記録媒体に記録する静止画記録手段と、動画の記録を指示する動画撮影操作手段と、当該動画撮影操作手段の操作に従い、当該動画アスペクト比設定手段により設定されるアスペクト比で、当該画像信号を動画として記録媒体に記録する動画記録手段と、当該画像信号によって表わされる撮影画像を表示する表示手段とを具備し、当該表示手段は当該撮影画像を表示するとともに、当該静止画として記録される範囲と当該動画として記録される範囲とを識別するための情報を表示し、当該動画アスペクト比設定手段により設定される動画アスペクト比と当該静止画アスペクト比設定手段で設定される静止画アスペクト比が異なる場合に、当該情報として撮影枠を表示することを特徴とする。
本発明によれば、アスペクト比の異なる動画と静止画を並行して撮影できる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロック図を示す。
101はレンズ、102は絞り、103はCCD撮像素子、104はサンプル/ホールド回路(S/H回路)、105はプリプロセス回路、106は信号処理部、107はメモリ、108は静止画記録部、109は動画記録部、110は表示部、111はマイクロコンピュータからなるシステム制御回路、112は動画アスペクト比切替え部、113は静止画撮影開始指示部、114は動画撮影開始指示部、115は静止画記録メディア、116は動画記録メディア、117は静止画アスペクト比切替え部である。上記112、113、114及び117は撮影者によって操作/設定可能な操作部である。なお、図では静止画記録メディア115と動画記録メディア116は別個の記録メディアとして表現したが、別個の記録メディアであっても、両者を包含する単一の記録メディアで構成しても構わない。また、静止画記録メディア115と動画記録メディア116は着脱式の記録メディアであっても、内蔵型の記録メディアであっても構わない。
被写体からの光は、レンズ101及び絞り102を通過してCCD撮像素子103の撮像面上に結像し、CCD撮像素子103は、撮像面上の光学画像を光電変換して、画像信号を出力する。CCD撮像素子103から出力される画像信号は、サンプルホールド(S/H)回路104でサンプルホールド処理された後、プリプロセス回路105に供給される。プリプロセス回路105は、S/H回路104の出力信号にAGC処理、ブラックバランス処理、ホワイトバランス処理及びガンマ補正処理等を施し、信号処理部106に供給する。
動画アスペクト比切替え部112は、撮影者の設定した動画アスペクト比をシステム制御回路111に伝達する。システム制御回路111は、切替え部112により撮影者が指定した動画アスペクト比に応じた画像処理パラメータを信号処理部106に設定する。信号処理部106は、設定された画像処理パラメータに応じた画像処理を映像信号に施し、動画アスペクト比に応じて画素間引きを行なった映像信号を出力する。この間、必要に応じて映像信号をメモリ107に保持する。
撮像装置の構成によっては、ここで動画アスペクト比に応じた画素間引きを実施せず、後段の動画記録部109で画素間引きを実施することもある。
静止画撮影開始指示部113は、半押しと全押しという2段階操作が可能なレリーズボタンからなる。撮影者による静止画撮影開始指示部113の操作状態は、システム制御回路111に伝達される。動画撮影開始指示部114は、撮影者の操作に応じて動画撮影開始指示をシステム制御回路111に伝達する。システム制御回路111は、静止画撮影開始指示部113からの静止画撮影開始指示に従い、静止画記録部108に静止画撮影・記録開始を指令し、動画撮影開始指示部114からの動画撮影開始指示に従い、動画記録部109に動画撮影・記録開始を指令する。
静止画記録部108は、システム制御回路111からの静止画撮影開始指示に従い、信号処理部106から出力された映像信号から静止画撮影に必要な映像信号を取得し、静止画記録メディア115に保存する。この間、静止画記録部108は、信号処理部106から出力された映像信号を動画記録部109にパススルーする。
動画記録部109は、システム制御回路111からの動画撮影開始指示に従い、静止画記録部108からの映像信号、即ち、信号処理部106から出力された映像信号を動画記録メディア116に保存する。信号処理部106で画素間引きを実施していない場合、動画記録部109は、必要に応じて映像信号の間引きを実施する。動画記録部109は、さらに、映像信号に撮像装置の内部状態や撮影時間等の情報(各種キャラクタ)を重畳した表示用映像信号を生成し、表示部110に出力する。表示装置110は、動画記録部109から出力された表示用画像信号を表示する。
システム制御回路111は、メニューや操作キーなどによって構成される動画アスペクト比切替え部112において設定される動画アスペクト比に従い、信号処理部106、静止画記録部108及び動画記録部109に動画アスペクト比を含む処理パラメータを設定する。信号処理部106は、設定された動画アスペクト比に基づいて画素間引き処理を実施し、出力する映像信号のアスペクト比を切替える。
信号処理部106から出力される映像信号のアスペクト比は16:9等、ワイド側に固定しておき、動画記録部109において動画アスペクト比に応じた画素間引き処理を実施して所望のアスペクト比を持つ映像信号を生成する構成にしても良い。このとき、表示部110には動画アスペクト比に基づいたアスペクト比の映像信号が表示されており、撮影者が動画撮影開始指示部114を操作して発効される動画撮影開始指示に応じて、動画記録メディア116への映像信号の記録が開始される。
撮影者は所望のタイミングで静止画撮影開始指示部113を操作し、システム制御回路111に1段目の静止画撮影開始指示を指示する。これを受けて、システム制御回路111は、信号処理部106に合焦・露出制御等の撮影準備を指示する。撮影準備が完了すると、信号処理部106は動画記録部109に撮影準備完了を伝達し、動画記録部109は、撮影準備が完了した旨の情報(キャラクタ)を重畳した表示用映像信号を生成し、表示部110に出力する。撮影者は、この表示を確認したのち、静止画撮影開始指示部113を再度操作し、システム制御回路111に2段目の静止画撮影開始指示を伝達する。このとき、システム制御回路111は、メニューや操作キーなどによって構成される静止画アスペクト比切替え部117において設定されている静止画アスペクト比を取得し、静止画記録部108に伝達する。
静止画記録部108は、2段目の静止画撮影開始指示を受けて静止画撮影を開始する。このとき、静止画記録部108は、動画アスペクト比と静止画アスペクト比を比較し、両者が同じ場合は映像信号中の所定のタイミングの映像信号を1コマ分取得し、静止画記録メディア115に記録する。動画アスペクト比と静止画アスペクト比が異なる場合、静止画記録部108は、以下のように画素間引きを行なって所望のアスペクト比の静止画を取得する。即ち、動画アスペクト比が16:9で、静止画アスペクト比が4:3の場合、静止画記録部108は、映像信号の左右両端を間引きしてアスペクト比が4:3の映像信号を生成し、これを静止画記録メディア115に記録する。動画アスペクト比が4:3で、静止画アスペクト比が16:9の場合、静止画記録部108は、映像信号の上下両端を間引きしてアスペクト比が16:9の映像信号を生成し、これを静止画記録メディア115に記録する。
信号処理部106から出力される映像信号のアスペクト比が16:9等、ワイド側に固定され、動画記録部109が、動画アスペクト比に応じた画素間引きを行なって所望のアスペクト比を持つ映像信号を生成する構成の撮像装置では、静止画記録部108は、静止画アスペクト比が4:3に設定された場合に、映像信号の左右両端を間引きしてアスペクト比が4:3の映像信号を生成し、静止画記録メディア115に記録すれば良い。
このようにして、本実施例では、動画アスペクト比と静止画アスペクト比が独立に設定可能である。
動画アスペクト比と静止画アスペクト比が異なる場合、撮影者が意図しない撮影結果となることが想定されるので、静止画の撮影を禁止するように構成してもよい。このとき、表示部110に動画アスペクト比と静止画アスペクト比が異なる旨の警告文(キャラクタ)を表示することで、撮影者に注意を喚起すればよい。また、警告文と同時に又は代えて、そのまま撮影を続行するか、静止画アスペクト比の設定の見直しを行なうかの選択画面を表示部110に表示するように構成してもよい。
また、撮影者の負荷を軽減する為に、動画アスペクト比に連動して静止画アスペクト比を自動的に切り替えるように構成してもよい。例えば、動画アスペクト比が16:9の場合には、これに連動して、静止画アスペクト比を16:9に設定するように構成しても良い。勿論、静止画アスペクト比と動画アスペクト比が異なっている場合の撮像装置の動作を、操作メニューなどで撮影者が選択できるように構成することで、より撮影者の好みに応じた撮影環境を提供できる。
図2は、動画アスペクト比が16:9に設定されている場合に、静止画撮影を実施した場合の表示部110の表示内容の一例を示す。
300は表示部の表示可能領域であり、動画アスペクト比が16:9である場合に表示部110においてプレビュー画像が表示される領域である。301は静止画アスペクト比が16:9の場合の静止画撮影範囲である。302は静止画アスペクト比が4:3の場合の静止画撮影範囲である。303は静止画アスペクト比が4:3の場合の静止画撮影範囲外の領域である。304は静止画アスペクト比が4:3の場合の静止画撮影範囲を示す撮影枠(キャラクタ)である。
図3は、本実施例で動画アスペクト比が4:3に設定されている場合に、静止画撮影を実施した場合の表示部110の表示内容の一例を示す図である。
400は表示部の表示可能領域である。401は動画アスペクト比が4:3の場合に動画撮影範囲外となりプレビュー画像が表示されない領域である。402は動画アスペクト比が4:3である場合にプレビュー画像が表示される領域である。403は、静止画アスペクト比が16:9の場合に、動画撮影範囲外であるが静止画撮影範囲となる領域である。404は静止画アスペクト比が16:9の場合に、動画撮影範囲であって静止画撮影範囲でもある領域である。405は、静止画アスペクト比が16:9の場合に、動画撮影範囲と静止画撮影範囲との境界を示す撮影枠(キャラクタ)である。406は静止画アスペクト比が16:9の場合に、映像信号の上下両端を画素間引きして静止画の映像信号を生成する場合に静止画撮影範囲外となる領域である。407は静止画アスペクト比が16:9の場合に、映像信号の上下両端を画素間引きして静止画の映像信号を生成する場合に静止画撮影範囲となる領域である。408は静止画アスペクト比が16:9の場合に、映像信号の上下両端を画素間引きして静止画の映像信号を生成する場合に、静止画撮影範囲を表示部の表示可能領域全域に拡大表示した場合に静止画撮影範囲となる領域である。
静止画撮影開始指示部113から1段目の静止画撮影開始指示がシステム制御回路111に伝達されると、システム制御回路111は、静止画アスペクト切替え部117から撮影者の設定した静止画アスペクト比を取得する。
動画アスペクト比が16:9であり、静止画アスペクト比も16:9の場合、システム制御回路111は、そのまま合焦・露出制御等の撮影準備を行い、撮影者が静止画撮影開始指示部113を操作して2段目の静止画撮影開始の指示が入力するのを待機する。
動画アスペクト比が16:9であり、静止画アスペクト比が4:3の場合は、システム制御回路111は、動画記録部109に表示変更を指示する。動画記録部109は、表示変更指示を受けて、映像信号中の静止画撮影範囲外となる領域(303)に輝度・色差等を変更した映像信号を重畳し、表示部110に出力する。撮影者は、表示部110で静止画撮影範囲(302)を確認しながら構図を調整して、静止画撮影開始指示部113を操作し、2段目の静止画撮影開始をシステム制御回路111に指示すればよい。このとき、映像信号中の静止画撮影範囲外となる領域(303)に輝度・色差等を変更した映像信号を重畳するのではなく、映像信号中の動画撮影範囲となる領域(301)と静止画撮影範囲となる領域(302)の境界に撮影枠(304)を表示し、撮影者が静止画撮影範囲を確認できるように構成しても良い。
動画アスペクト比が4:3であり、静止画アスペクト比も4:3の場合、システム制御回路111は、そのまま合焦・露出制御等の撮影準備を行い、撮影者が静止画撮影開始指示部113を操作して2段目の静止画撮影開始の指示が入力するのを待機する。
動画アスペクト比が4:3であり、静止画アスペクト比が16:9の場合、システム制御回路111は、動画記録部109に表示変更を指示する。動画記録部109は、撮像装置の構成に応じて、以下のように動作する。
動画記録部109が映像信号の画素間引きを行い、動画アスペクト比に応じた映像信号を生成するように構成されている場合、動画記録部109は、表示変更の指示を受けて動画撮影範囲外となる領域(401)に輝度・色差を変えた信号を重畳することを停止し、動画撮影範囲外であるが静止画撮影範囲となる領域(403)のプレビュー画像を出力する。動画記録部109はまた、動画撮影範囲と静止画撮影範囲の境界を示す撮影枠(405)を表示部110への出力信号に重畳して出力し、撮影者はこの撮影枠(405)を目安に静止画撮影範囲である領域(404)の構図を決定し、静止画撮影開始指示部113を操作して2段目の静止画撮影開始の指示をシステム制御回路111に入力する。
信号処理部106が映像信号の画素間引きを行い、動画アスペクト比に応じた映像信号を生成するように構成されている場合、動画記録部109は、表示変更の指示を受けて映像信号の上下両端の静止画撮影範囲外となる領域(406)に輝度・色差を変えた信号を重畳して、表示部110に出力する。撮影者は、16:9の静止画撮影範囲(407)に表示されたプレビュー画像を目安に構図を決定し、静止画撮影開始指示部113を操作して2段目の静止画撮影開始の指示をシステム制御回路111に入力する。このとき、16:9の静止画撮影範囲(407)を表示部の表示可能領域(408)に拡大表示(408)することで、実際に撮影される静止画像のイメージを撮影者に分かりやすく表示することもできる。
操作メニュー等から撮影者が静止画アスペクト比と動画アスペクト比が異なっている場合の表示部110に表示される映像信号を選択できるように構成することで、より撮影者の好みに応じた撮影環境を提供することもできる。
本実施例で、動画撮影に並行した静止画撮影を実施する際の一連の手順を説明する。図4は、その手順のフローチャートを示す。
撮影者が静止画撮影開始指示部113(フォトボタン)を半押し(1段階操作)すると、システム制御回路111は、1段目の撮影開始指示を取得し、動画アスペクト比切替え部112と静止画アスペクト切替え部117から撮影者が設定した動画アスペクト比と静止画アスペクト比を取得する(S1)。
システム制御回路111は、動画アスペクト比が16:9であるか4:3であるかを判定し、静止画アスペクト比が16:9であるか4:3であるかを判定する(S3,S4)。
動画アスペクト比と静止画アスペクト比が同じ場合、システム制御回路111は、表示内容変更の指示を出さずに(S5,S8)、ステップS9に移行する。
動画アスペクト比が16:9で(S2)、静止画アスペクト比が4:3に設定されている場合(S3)、システム制御回路111は、画像の左右両端に輝度・色差信号を変えた信号を重畳するように、あるいは撮影枠304を表示するような表示内容変更を動画記録部109に指示する(S6)。
動画アスペクト比が4:3で(S2)、静止画アスペクト比が16:9に設定されている場合(S4)、システム制御回路111は、撮像装置の構成に応じて下記のような表示内容変更を動画記録部109に指示する(S7)。信号処理部106において映像信号の画素間引きを行い、動画アスペクト比に応じた映像信号を生成するように構成されている場合、システム制御回路111は、映像信号の上下両端に輝度・色差を変更した信号を重畳するように、あるいは静止画撮影範囲を拡大して表示部110の表示可能領域全域に表示する(408)ような表示内容変更を動画記録部109に指示する。他方、動画記録部109において映像信号の画素間引きを行い、動画アスペクト比に応じた映像信号を生成するように構成されている場合、システム制御回路111は、映像信号の左右両端の領域(401)に輝度・色差を変更した信号を重畳しないように、かつ静止画撮影範囲と動画撮影範囲の境界を示す撮影枠(405)を表示するような表示内容変更を動画記録部109に指示する。
ステップS5〜S8の後、撮影者は表示部110の静止画撮影範囲(301、302、402、404、407、408)を目安に静止画の構図を決定し、静止画撮影開始指示部113(フォトボタン)を全押し(2段階操作)して2段目の静止画撮影開始の指示をシステム制御回路111に入力する(S9)。この指示を受けて、システム制御回路111は、静止画アスペクト比、動画アスペクト比及び露出等の撮影条件に基づいた画像処理パラメータを信号処理部106、静止画記録部108及び動画記録部109に設定し、静止画の撮影・記録を実行する(S10)。
具体的には、静止画記録部108は、シャッタスピード等により決定されるタイミングに基づいて信号処理部106から出力された映像信号を取得し、静止画撮影アスペクト比に基づいた画素間引き等の処理を行なう。例えば、入力信号が16:9のアスペクト比を持ち、静止画アスペクト比が4:3に設定されている場合、映像信号の左右両端を画素間引きする。このとき、映像信号は静止画の画素間引きに影響されること無くそのまま動画記録部109へと出力され、動画撮影中であれば動画記録メディア116に記録される。動画記録部109は、映像信号に表示内容変更指示に基づいて輝度・色差を変更した信号を重畳し、表示部110に出力する。
画素間引きが完了したら、静止画記録部108は、画素間引き処理を施した映像信号を静止画記録メディア115に記録する(S11)。このとき、システム制御回路111は、映像信号の取得完了を検知し、動画記録部109への表示内容変更の指示を停止し、動画記録部109は、これを受けて表示部110の表示内容を静止画記録開始前の状態に復帰する。
このようにして、動作と静止画とが並行して撮影・記録可能であり、静止画アスペクト比と動画アスペクト比を独立に設定でき、さらに、撮影者の手を煩わせることなく、直感的に静止画撮影範囲を確認して撮影することができる撮像装置を提供することができる。
本発明の一実施例の概略構成ブロック図である。 本実施例で、動画撮影アスペクト比が16:9に設定されている場合に、静止画撮影を行なった時の表示部の表示内容の一例を示す図である。 本実施例で、動画撮影アスペクト比が4:3に設定されている場合に、静止画撮影を行なった時の表示部の表示内容の一例を示す図である。 本実施例で静止画撮影を行なう際の制御手順のフローチャートである。
符号の説明
101:レンズ
102:絞り
103:CCD撮像素子
104:サンプル/ホールド回路(S/H回路)
105:プリプロセス回路
106:信号処理部
107:メモリ
108:静止画記録部
109:動画記録部
110:表示部
111:システム制御回路
112:動画アスペクト比切替え部
113:静止画撮影開始指示部
114:動画撮影開始指示部
115:静止画記録メディア
116:動画記録メディア
117:静止画アスペクト比切替え部

Claims (3)

  1. 動画撮影と並行して静止画撮影が可能な撮像装置であって、
    光学像を画像信号に変換する撮像手段と、
    動画のアスペクト比を設定する動画アスペクト比設定手段と、
    当該動画のアスペクト比と異なるアスペクト比を設定可能な静止画アスペクト比設定手段と、
    静止画の記録を指示する静止画撮影操作手段と、
    当該静止画撮影操作手段の操作に従い、当該静止画アスペクト比設定手段により設定されるアスペクト比で、当該画像信号の1コマ分を静止画として記録媒体に記録する静止画記録手段と、
    動画の記録を指示する動画撮影操作手段と、
    当該動画撮影操作手段の操作に従い、当該動画アスペクト比設定手段により設定されるアスペクト比で、当該画像信号を動画として記録媒体に記録する動画記録手段と、
    当該画像信号によって表わされる撮影画像を表示する表示手段
    とを具備し、
    当該表示手段は当該撮影画像を表示するとともに、当該静止画として記録される範囲と当該動画として記録される範囲とを識別するための情報を表示し、当該動画アスペクト比設定手段により設定される動画アスペクト比と当該静止画アスペクト比設定手段で設定される静止画アスペクト比が異なる場合に、当該情報として撮影枠を表示する
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 当該表示手段は、当該静止画撮影操作手段が操作されたときに当該撮影枠を表示することを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  3. 当該静止画撮影操作手段が、1段目の操作で、撮影準備を指示する第1の操作信号を出力し、2段目の操作で、静止画記録を指示する第2の操作信号を出力する手段からなり、
    当該表示手段は、当該動画アスペクト比と当該静止画アスペクト比が異なる場合に、当該第1の操作信号に応じて、当該撮影枠を表示する
    ことを特徴とする請求項またはに記載の撮像装置。
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