JP5593743B2 - 電子カメラ - Google Patents

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Description

本発明は、電子カメラに関する。
近年、動画撮影中に静止画を撮影できる電子カメラが利用されている。ところが、動画と静止画のアスペクト比が異なる場合、モニタ表示や記録される動画データに異なるアスペクト比の画像が混在し、利用者に違和感を与えるという問題があった。そこで、動画と静止画のアスペクト比が異なっていても利用者に違和感を与えないようにする技術が検討されている(例えば特許文献1)。
特開2007−221451号公報
従来、動画撮影中に動画撮影用の撮影領域とは異なる静止画撮影用の撮影領域を確認できなかった。
本発明の目的は、動画撮影と静止画撮影とで撮影領域が異なる場合でも、違和感なく動画撮影中に撮影しようとする静止画撮影用の画角を確認できる電子カメラを提供することである。
本発明に係る電子カメラは、被写体画像を撮像し、画像信号を出力する撮像部と、第1指示を受け付ける操作部と、前記撮像部の第1領域から出力される画像信号に基づいて動画像を記録する記録制御部と、前記記録制御部が前記動画像を記録しているときに、前記操作部が前記第1指示を受け付けていない場合には前記撮像部の前記第1領域から出力される画像信号に基づく画像を表示部に表示させ、前記操作部が前記第1指示を受け付けている場合には前記撮像部の第2領域から出力される画像信号に第1画像処理を施した画像を前記表示部に表示させる表示制御部と、を備え、前記記録制御部は、前記操作部が第2指示を受け付けた場合には、前記第2領域から出力される画像信号に対して、前記第1画像処理とは異なる第2画像処理が施された画像を記録することを特徴とする。
特に、前記第2領域は前記第1領域を含むことを特徴とする。
また、前記記録制御部は、前記第2領域から出力された画像信号静止画像として記録することを特徴とする。
また、前記第2領域の画像を前記第1領域と同じ領域の画像に変換する領域変換部を更に有し、前記記録制御部は、前記撮像部が撮影中に前記操作部が操作されている場合に、前記第1領域の画像および前記領域変換部が変換した前記第1領域と同じ領域の画像とを時系列順に第1記録画像として記憶媒体に記録させることを特徴とする。
或いは、前記記録制御部は、前記操作部に前記第2指示が与えられた場合に前記第2領域の画像を第2記録画像として記憶媒体に記録し、前記記憶媒体に記録された前記第2記録画像と、前記第2領域の記録用の画像を撮影するための前記第2指示が与えられる直前の前記第2領域の画像とのずれ量が閾値以上の場合に警告を出力する警告部を更に設けたことを特徴とする。
また、前記表示制御部は、前記第1指示が与えられた場合に、前記第2領域の画像を前記表示部に表示する際に、前記第1領域部分を示す情報を前記表示部に表示させることを特徴とする。
動画撮影と静止画撮影とで撮影領域が異なる場合でも、違和感なく動画撮影中に撮影しようとする静止画撮影用の画角を確認することができる。
電子カメラ101の構成を示すブロック図である。 各画像のアスペクト比の一例を示す説明図である。 動画撮影時の処理の流れを示すフローチャートである。 表示画像,動画記録画像および静止画記録画像のフレーム例を示す説明図である。 静止画撮影時の遅延の様子を示す説明図である。 応用例1の処理の流れを示すフローチャートである。 応用例2の処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明に係る電子カメラ101の実施形態について、図面を用いて詳しく説明する。
[電子カメラ101の構成]
図1は、本実施形態に係る電子カメラ101の構成を示すブロック図である。図1において、電子カメラ101は、レンズ部102と、ミラー部103と、メカニカルシャッタ104と、撮像素子105と、A/D変換部106と、システムバス107と、バッファメモリ108と、制御部109と、表示部110と、メモリカードI/F111と、操作部112と、メモリ113とで構成される。尚、本実施形態に係る電子カメラ101は動画撮影と静止画撮影を行うことができ、特に動画撮影中に静止画撮影を行うことができるようになっている。
レンズ部102は、絞り102aやフォーカスレンズなどで構成される。そして、絞り102aの絞り値やフォーカスレンズのフォーカス位置は、制御部109によって制御される。
ミラー部103は、レンズ部102から入射する被写体光を光学ファインダ側に反射させる位置(図1の実線位置)と、被写体光をそのまま撮像素子105側に通す位置(図1の点線位置)の2つの位置に移動するための駆動機構を有する。そして、この駆動機構は制御部109によって制御される。
メカニカルシャッタ104は、制御部109によって制御され、静止画撮影時に撮影モードや露出条件に応じたシャッタ速度で開閉される。
撮像素子105は、例えばCMOS型のイメージセンサで構成され、受光面に複数の光電変換部が二次元行列状に配置されている。そして、各光電変換部は受光量に応じたアナログの電気信号に変換してA/D変換部106に出力する。尚、複数の光電変換部から電気信号を読み出すタイミングや読み出す領域などは制御部109によって制御される。特に本実施形態では、動画のアスペクト比と静止画のアスペクト比が異なる場合の処理を前提としており、例えば制御部109は動画撮影時に16:9のアスペクト比になるように撮像素子105から読み出す領域を指定し、静止画撮影時に4:3のアスペクト比になるように撮像素子105から読み出す領域を指定する。ここで、本実施形態では、撮像素子105,動画および静止画のアスペクト比は、図2に示すような関係にあるものとする。
例えば図2(a)は撮像素子105のアスペクト比が4:3の場合を示し、垂直方向の解像度(画素数)はh1で、水平方向の解像度(画素数)はw1である。尚、画素が正方形であるとすると、w1:h1=4:3のアスペクト比で表すことができる。
図2(b)は動画のアスペクト比が16:9の場合を示し、垂直方向の解像度(画素数)はh2で、水平方向の解像度(画素数)はw1である。従って、撮像素子105の垂直方向の画素数h1よりも動画の垂直方向の画素数h2の方が少ないので、横長の16:9のアスペクト比の画像が撮影される。
図2(c)は静止画のアスペクト比が4:3の場合を示し、垂直方向の解像度(画素数)はh1で、水平方向の解像度(画素数)はw1である。尚、この場合の静止画は、撮像素子105の全画面を読み出した時の画像に対応する。
ここで、図2(a),図2(b)および図2(c)において、垂直方向の解像度h1,h2は行数に対応し、水平方向の解像度w1は列数に対応する。
A/D変換部106は、制御部109から与えられるタイミングに応じて、撮像素子105から読み出されるアナログの電気信号を画素毎にデジタルデータに変換する。そして、A/D変換部106で変換されたデジタルデータは、システムバス107を介してバッファメモリ108に一時的に記憶される。
システムバス107は、A/D変換部106,バッファメモリ108,制御部109,表示部110,メモリカードI/F111およびメモリ113の各ブロック間を接続し、各ブロック間で相互にデータや制御信号の入出力を可能にする。
バッファメモリ108は、揮発性の高速メモリなどで構成され、A/D変換部106が出力する画像データを一時的に記憶する。
制御部109は、先に説明したように、レンズ部102,ミラー部103,メカニカルシャッタ104,撮像素子105およびA/D変換部106などを制御する。また、制御部109は、操作部112が出力する操作情報に応じて電子カメラ101の各部を制御する。或いは、制御部109は、システムバス107を介してバッファメモリ108に記憶された画像データに対して画像処理を施したり、表示部110にメニュー画面や撮影画像などを表示する。また、画像処理後の画像データをメモリカードI/F111を介してメモリカード111aに保存したり、メモリカード111aに保存されている撮影済みの画像データを読み出して表示部110に表示する。特に本実施形態に係る電子カメラ101では、制御部109は、動画撮影中に動画とは異なるアスペクト比の静止画撮影を行う際に、撮影しようとしている静止画の画角を表示部110で確認できるように撮像素子105から読み出す領域を切り替える。尚、動画撮影中に静止画撮影を行う処理については後で詳しく説明する。
表示部110は、液晶モニタなどで構成され、制御部109によってメニュー画面や動画および静止画が表示される。
メモリカードI/F111は、メモリカード111aを装着するためのコネクタを有し、システムバス107を介して入力される画像データをメモリカード111aに書き込んだり、メモリカード111aに記憶されている画像データを読み出してシステムバス107に出力する。
操作部112は、電子カメラ101の電源ボタン112a,動画ボタン112b,レリーズボタン112cなどの複数の操作ボタンで構成される。例えば、レリーズボタン112cが押下されると静止画撮影を行い、動画ボタン112bが押下されると動画撮影を開始し、再度、動画ボタン112bが押下されると動画撮影を終了する。特に本実施形態に係る電子カメラ101では、動画ボタンを押下して動画撮影中にレリーズボタン112cが全押しされると、静止画撮影を行うことができる。ここで、レリーズボタン112cは半押し状態と全押し状態の2段階の操作ができるようになっており、半押し状態で撮影しようとする静止画の画角で表示部110に画像を表示する。これにより、撮影者は動画撮影を継続しながら静止画の画角を表示部110の画面で確認することができる。尚、レリーズボタン112cの半押しは撮影画角確認指示に対応する。
メモリ113は、不揮発性のメモリで構成され、電子カメラ101の動作に必要なパラメータなどが予め記憶されると共に、ユーザが設定した撮影モードや露出条件なども記憶される。
[制御部109の構成]
次に、制御部109の構成について詳しく説明する。図1に示すように、制御部109は、撮像制御部151と、表示制御部152と、記録制御部153と、領域変換部154と、警告部155とで構成される。
撮像制御部151は、撮像素子105による撮像を所定の時間間隔で連続して実行させ、撮像素子105から画像信号を読み出す領域(指定領域)を指定し、撮像素子105から指定領域の画像信号を読み出す。そして、読み出された画像信号は、バッファメモリ108に記憶される。この時、操作部112のレリーズボタン112cが押下されていない場合には指定領域として動画用の領域(第1領域)を設定し、レリーズボタン112cが押下された場合には指定領域として静止画用の領域(第2領域)を設定する。ここで、動画の領域は静止画の領域の一部であるものとする。
表示制御部152は、レリーズボタン112cの半押し(撮影画角確認指示)された場合に、静止画用の領域の画像を表示部110に表示するが、この時、動画領域部分を示す情報(枠など)を表示部110に表示する。これにより、ユーザは撮影しようとする静止画の画角と撮影中の動画の画角の両方を確認することができる。
記録制御部153は、動画撮影中に操作部112のレリーズボタン112cが半押しされた場合に、領域変換部154が変換した動画用の領域を撮影中の動画フレームと時系列順になるように挿入して、動画フレームとしてメモリカード111aに記録する。また、記録制御部153は、操作部112のレリーズボタン112cが全押しされた場合に、バッファメモリ108に取り込まれた静止画をメモリカード111aに記録する。
領域変換部154は、静止画用の領域(第2領域)の画像を動画用の領域(第1領域)と同じ領域の画像に変換する。つまり、図2(c)の静止画の領域は垂直方向の行数がh1であるが、動画の垂直方向の行数はh2なので、行数h1の中心部分の行数h2部分を切り出して動画用の画像データを生成する。
警告部155は、メモリカード111aに記録された静止画と、静止画を撮影する直前の動画フレームとのずれ量が閾値以上であるか否かを判別し、閾値以上の場合に警告を出力する。尚、警告は、アラーム音などの音声出力であっても構わないし、LEDなどを点滅させるようにしても構わない。或いは、表示部110にメッセージやマーカーを表示するようにしても構わない。
このようにして、制御部109は、動画撮影中に静止画撮影を行う場合の画角を表示部110で確認できる。さらに、静止画から切り出した動画の画角の動画データが記録されるので、動画再生時に急に画角が変化することなく、違和感のない動画を鑑賞することができる。
[電子カメラ101の動画撮影時の動作]
次に、本実施形態に係る電子カメラ101の動画撮影時の動作について図3を用いて説明する。図3は、動画撮影時の制御部109の動作を示すフローチャートである。尚、ユーザが操作部112の電源ボタン112aを押下し、電子カメラ101は起動された状態にあるものとする。
(ステップS101)制御部109は、ユーザが操作部112の動画ボタン112bを押下したことを検出すると、ミラー部103を跳ね上げた状態にすると共にメカニカルシャッタ104を開放状態にする。そして、制御部109は、撮像素子105を電子シャッタで露出制御して動画撮影できる状態にする。尚、動画ボタン112bは、押す毎に動画撮影開始と終了とを交互に繰り返すよう制御部109によって制御される。
(ステップS102)制御部109の撮影制御部151は、撮像素子105の読み出しモードを第1領域に設定する。第1領域は、図2(b)で説明したように、アスペクト比が16:9の動画用の撮影領域に相当し、垂直方向の解像度(画素数)はh2で、水平方向の解像度(画素数)はw1である。尚、本実施形態では水平方向の解像度は動画と静止画で同じなので、撮像素子105から読み出す行数だけが動画と静止画とで異なる。また、動画の垂直方向の読み出し位置は、図2(b)に示すように、撮像素子105の垂直方向の中央部分のh2本の行を読み出すものとする。
(ステップS103)制御部109の表示制御部152は、撮像素子105から読み出した第1領域の画像を表示部110に表示する。尚、撮像素子105から読み出された第1領域の動画データはバッファメモリ108に取り込まれ、制御部109によって所定の画像処理(例えばホワイトバランス処理,色補正処理,階調処理,エッジ強調処理および画像圧縮処理)などが施された後、表示部110に表示される。
ここで、以降の説明が分かり易いように、動画撮影時に撮影される動画や静止画および表示部110に表示される画像の様子を図4に示す。図4において、横軸を時間軸として、図4(a)は撮像素子105の読み出し領域(IS1からIS6)を示し、図4(b)は表示部110に表示される画像フレーム(FLd1からFLd6)の様子を示し、図4(c)はメモリカード111aに記録される動画フレーム(FL1からFL6)の様子を示している。また、図4(d)は動画撮影中に撮影され、メモリカード111aに記録される静止画(IMG1)の様子を示している。尚、本実施形態に係る電子カメラ101は、図4(a)に示すように、レリーズボタン112cが半押し中または全押し時の画像(IS3,IS4およびIS5)のみ撮像素子105から全画素読み出しを行うので、読み出し時間や処理時間など処理負荷を低減することができる。また、レリーズボタン112cが半押し中の画像(IS3,IS4)は単に表示部110の表示用の画像(FLd3,FLd4)として利用されるだけなので、動画フレームとして記録されるh2本の行以外の行(上下の(h1−h2)/2本の行)については、間引き読み出しを行っても構わない。これにより、更に処理負荷を低減することができる。
(ステップS104)制御部109の記録制御部153は、バッファメモリ108に取り込まれ、画像処理された動画データをメモリカードI/F111に装着されているメモリカード111aに記録する。
(ステップS105)制御部109の撮影制御部151は、ユーザが操作部112を操作して静止画撮影併用モードを指定したか否かを判別する。ここで、静止画撮影併用モードとは、動画撮影中に静止画撮影を行うモードを意味する。本実施形態では、ユーザが操作部112のレリーズボタン112cの半押しされたか否かで静止画撮影併用モードが指定されたか否かを判別する。尚、レリーズボタン112cの半押しではなく、静止画撮影併用モードを指定するための専用ボタンを設けても構わないし、他のボタンと兼用しても構わない。
そして、ユーザがレリーズボタン112cを半押しした場合(Yes)はステップS106に進み、レリーズボタン112cを半押ししていない場合(No)はステップS115に進む。尚、ユーザがレリーズボタン112cをいきなり全押しした場合もステップS106に進む。
(ステップS106)制御部109の撮影制御部151は、撮像素子105の読み出しモードを第2領域に設定する。第2領域は、図2(c)で説明したように、アスペクト比が4:3の静止画用の領域に相当し、垂直方向の行数はh1で、水平方向の行数はw1である。尚、本実施形態では、静止画の解像度は撮像素子105の解像度と同じなので、撮像素子105の全行全列が読み出される。尚、この時点では、静止画の本撮影は行われず、撮像素子105から読み出す領域を静止画と同じ領域に設定するだけである。
図4の例では、タイミングT1でレリーズボタン112cが半押しされた後の動画フレームFL3,FL4と、表示部110に表示される画像フレームFLd3,FLd4とに対応する。
(ステップS107)制御部109の表示制御部152は、撮像素子105から読み出した第2領域の画像を表示部110に表示する。尚、撮像素子105から読み出された第2領域の画像データはバッファメモリ108に取り込まれ、制御部109によって所定の画像処理(例えばホワイトバランス処理,色補正処理,階調処理,エッジ強調処理および画像圧縮処理)が施された後、表示部110に表示される。このようにして、撮影者は、撮影しようとする静止画の全画面を確認することができる。例えば図4の場合、被写体の「山」の頂上部分は表示用の画像フレームFLd1,FLd2では確認できないが、レリーズボタン112cの半押し後の画像フレームFLd3,FLd4では確認することができる。
ここで、制御部109の表示制御部152は、第2領域の画像を表示部110に表示する際に、第1領域の部分が判るように枠を表示する。例えば図4において、タイミングT1でレリーズボタン112cが半押しされた後で表示部110に表示される画像フレームFLd3に対応する。画像フレームFLd3の垂直方向の行数はh1で、動画フレームの垂直方向に対応する行数h2の領域の上端と下端とに点線枠が表示されている。これにより、撮影者は動画と静止画の両方の画角を確認することができる。
(ステップS108)制御部109の撮影制御部151は、ユーザが操作部112を操作してレリーズボタン112cが全押しされたか否かを判別する。そして、ユーザがレリーズボタン112cを全押しした場合(Yes)はステップS110に進み、レリーズボタン112cを全押ししていない場合(No)はステップS109に進む。
(ステップS109)制御部109の撮影制御部151は、ユーザが操作部112のレリーズボタン112cを半押し状態のままにしているか否かを判別する。そして、レリーズボタン112cが半押し状態の場合(Yes)はステップS111に進み、レリーズボタン112cを半押し状態ではない場合(No)はステップS113に進む。尚、Noの場合は、ステップS108で全押し判別をしているので処理がユーザの操作よりも十分に速いと考えた場合、ユーザがレリーズボタン112cを離した状態に相当する。
(ステップS110)制御部109は、ミラー部103を図1の実線で描いた位置に下げると共にメカニカルシャッタ104を閉じる。さらに、制御部109は、光学ファインダ側に配置された測光センサ(不図示)の測光値に基づいて適正な露出条件(絞り102aの絞り値やメカニカルシャッタ104のシャッタ速度など)を求める。そして、制御部109は、レンズ部102の絞り102aを算出した絞り値に設定して、ミラー部103を点線位置に跳ね上げた後、メカニカルシャッタ104を算出したシャッタ速度で開閉して撮像素子105で静止画を撮影し、バッファメモリ108に取り込む。バッファメモリ108に取り込まれた静止画は、所定の画像処理が施された後、制御部109の記録制御部153によってメモリカード111aに記録される。
例えば図4において、タイミングT2でレリーズボタン112cが全押しされると、アスペクト比がh1:w1(4:3)の静止画IMG1が撮影され、メモリカード111aに記録される。尚、タイミングT2におけるレリーズボタン112cの全押し操作は、押して直ぐにレリーズボタン112cが離されるものとする。また、図4(b)に示したように、撮影された静止画IMG1は、表示部110に表示用の画像IMGd1として表示される。
(ステップS111)制御部109の領域変換部154は、ステップS110で撮影されたアスペクト比がh1:w1(4:3)の静止画IMG1または表示部110に表示されているアスペクト比がh1:w1(4:3)の表示画像(FLd3,FLd4)の領域をアスペクト比がh2:w1(16:9)の画像領域に変換して動画データを作成する(図4の動画データIMG1’)。
(ステップS112)制御部109の記録制御部153は、ステップS111で領域変換して作成された動画データIMG1’をステップS104で記録される動画フレームに時間的に連続するように動画フレームFL5として挿入し、メモリカードI/F111に装着されているメモリカード111aに記録する。例えば図4(c)の場合は、動画フレームFL1,FL2,FL6はステップS104で記録される動画フレームに相当し、レリーズボタン112cが半押し中の動画フレームFL3,FL4と、レリーズボタン112cが全押し後の動画フレームFL5は、ステップS111で領域変換された後、本ステップS112で記録される動画フレームに相当する。
(ステップS113)ステップS102と同様に、制御部109の撮影制御部151は、撮像素子105の読み出しモードを第1領域に設定する。
(ステップS114)ステップS103と同様に、制御部109の表示制御部152は、撮像素子105から読み出した第1領域の画像を表示部110に表示する。
(ステップS115)制御部109の撮影制御部151は、ユーザが操作部112の動画ボタン112bを押下したか否かを判別する。そして、動画ボタン112bが押下された場合はステップS116に進み、動画ボタン112bが押下されていない場合はステップS104に戻る。尚、ステップS101で説明したように、動画ボタン112bは、押す毎に動画撮影開始と終了とを交互に繰り返すよう制御部109によって制御される。
(ステップS116)制御部109の撮影制御部151は、動画撮影を終了する。
このように、本実施形態に係る電子カメラ101は、動画撮影中にアスペクト比が動画と異なる静止画撮影を行う場合に、レリーズボタン112cを半押しすることで撮影しようとする静止画の画角を表示部110で確認することができる。また、記録される動画データのアスペクト比は領域変換されて常に16:9になるので、撮影された動画は常に同じ画角で再生され、利用者は違和感なく動画を鑑賞することができる。
[応用例1]
次に、本実施形態の応用例1について説明する。先に説明したように、静止画はミラー部103を上下し且つメカニカルシャッタ104を開閉して撮影を行い、動画はミラー部103を跳ね上げた状態にし且つメカニカルシャッタ104を開放状態にして電子シャッタで撮影が行われる。このため、静止画の撮影時には、ミラー部103の上げ下げや露出制御などに時間が掛かるため、撮影された静止画から作成された動画フレームと直前の動画フレームとの時間遅延が大きくなる恐れがある。このような場合に動画再生を行うとフレームが飛ぶように見えるため鑑賞者に違和感を与えてしまう。
そこで、制御部109の警告部155は、撮影された静止画と直前の動画フレームとの差分が予め設定した閾値以上である場合に警告を出力する。警告の方法は、先に説明したように、音,LEDおよび表示部110への警告メッセージ表示などを用いる。この様子を図5に示す。図5は、図4と同様の図であるが、レリーズボタン112cが全押しされてから静止画IMG2がバッファメモリ108に取り込まれるまで遅延時間Δtがある時の様子を描いた図である。撮影者は、直前の動画フレームFL4、つまり表示部110に表示される画像フレームFLd4を見てレリーズボタン112cを全押しするが、実際に撮影される静止画IMG2は遅延時間Δt後の画像になってしまう。このため、高速に移動している自動車などの被写体を撮影する場合は、シャッタチャンスを逃してしまう可能性がある。そこで、制御部109の警告部155は、撮影された静止画IMG2と直前の動画フレームFL4との差分を求め、その差分値が予め設定した閾値以上である場合に警告を出力する。尚、差分値の求め方は、例えば静止画と直前の動画フレームの同じ画素位置における画素値の差分の絶対値を求め、この絶対値を全画面または特定部分の複数画素の平均値を差分値とする方法が考えられる。或いは、動画の動きベクトルを求める方法を用いて、動きベクトルの大きさが閾値以上であるか否かで判別するようにしても構わない。
次に、先に説明した図3のフローチャートにおいて、制御部109の警告部155が警告を行う場合の処理の流れについて図6を用いて説明する。図6のフローチャートは図3のフローチャートのステップS110とステップS111との間を抽出した図で、その他の部分の処理は図3のフローチャートと同じである。
図6において、ステップS110で静止画記録を行った後、制御部109は以下の処理を行う。
(ステップS201)制御部109の警告部155は、撮影された静止画と直前の動画フレームとの差分が予め設定した閾値以上であるか否かを判別する。そして、差分が閾値以上である場合はステップS202に進み、差分が閾値未満である場合はステップS111に進む。
(ステップS202)制御部109の警告部155は、音,LEDおよび表示部110への警告メッセージ表示などで警告を出力する。
このようにして、応用例1の電子カメラ101は、動画撮影中に撮影した静止画が直前の動画フレームと大きく異なる場合に撮影者に警告を出力するので、撮影者に撮影した静止画の確認を促すことができ、撮影者は必要に応じて撮影のやり直しを行うことができる。
[応用例2]
次に、本実施形態の応用例2について説明する。応用例1の電子カメラ101は、動画撮影中に撮影した静止画が直前の動画フレームと大きく異なる場合に撮影者に警告を出力するようになっていたが、撮り直しができない被写体である場合に問題となる。そこで、本応用例2では、制御部109は、撮影された静止画と直前の動画フレームとの差分が予め設定した閾値以上である場合に、直前に撮影された表示用の画像フレームと撮影された静止画とを表示部110に表示して、そのいずれかを撮影者が選択し、選択された方の画像を静止画としてメモリカード111aに記録する。尚、本応用例2では撮影された静止画は直ぐにメモリカード111aには書き込まず、撮影者が選択するまでバッファメモリ108に一時的に保持しておく。
次に、制御部109が行う応用例2の処理の流れについて図7を用いて説明する。図7のフローチャートは、図3のフローチャートのステップS108とステップS111との間を抽出した図で、その他の部分の処理は図3のフローチャートと同じである。また、ステップS201の処理は図6のフローチャートのステップS201と同じ処理を行う。
図7において、ステップS108でレリーズボタン112cの全押しを検出した後、制御部109は以下の処理を行う。
(ステップS200)図3のステップS110と同様に、制御部109は、ミラー部103とメカニカルシャッタ104を制御し、撮像素子105で静止画を撮影してバッファメモリ108に取り込む(静止画予備記録)。尚、バッファメモリ108に取り込まれた静止画は、先に説明したような所定の画像処理が施される。また、この時点ではメモリカード111aには記録されない。
(ステップS201)制御部109は、撮影された静止画と直前の動画フレームとの差分が予め設定した閾値以上であるか否かを判別する。そして、差分が閾値以上である場合はステップS203に進み、差分が閾値未満である場合はステップS204に進む。
(ステップS203)制御部109は、レリーズボタン112cが全押しされる直前に撮影された表示用の画像フレームと、撮影された静止画とを表示部110に表示する。例えば図5の場合は、表示用の画像フレームFLd4と静止画IMG2とが表示部110に表示される。この時、表示部110の画面には、例えば「記録する静止画を選択して下さい。」などのメッセージを表示する。そして、撮影者は、操作部112の十字キー(不図示)などを操作して画像フレームFLd4または静止画IMG2を選択する。
(ステップS204)制御部109の記録制御部153は、ステップS203で選択された画像を静止画としてメモリカード111aに記録する。
このように、電子カメラ101は、動画撮影中に撮影した静止画が直前の動画フレームと大きく異なる場合に、撮影者は直前の動画フレームと撮影された静止画とを画面で確認できるので、例えば図5の静止画IMG2のように被写体が適切に撮影画角内に捉えられていない場合は、表示用の画像フレームFLd4を撮影した静止画として記録する。これにより、撮影のやり直しができない被写体の場合でも、シャッタチャンスを逃すことなく静止画を記録することができる。特に、表示用の画像フレームFLd4は、静止画と同じアスペクト比なので、撮影者に違和感を与えることがない。但し、表示用の画像フレームは電子シャッタで撮影されている点が本撮影される静止画とは異なり、多少の画質劣化はあるかも知れないが、シャッタチャンスを逃すことはなくなる。
尚、上記の各実施形態では、動画のアスペクト比を16:9、静止画のアスペクト比を4:3としたが、動画と静止画とが異なるアスペクト比であれば各実施形態の構成および動作は、同様に適用することができる。
以上、本発明に係る電子カメラの実施形態について説明してきたが、その精神またはその主要な特徴から逸脱することなく他の多様な形で実施することができる。そのため、上述した実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明は、特許請求の範囲によって示されるものであって、本発明は明細書本文にはなんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内である。
101・・・電子カメラ 102・・・レンズ部
103・・・ミラー部 104・・・メカニカルシャッタ
105・・・撮像素子 106・・・A/D変換部
107・・・システムバス 108・・・バッファメモリ
109・・・制御部 110・・・表示部
111・・・メモリカードI/F 112・・・操作部
113・・・メモリ 151・・・撮像制御部
152・・・表示制御部 153・・・記録制御部
154・・・領域変換部 155・・・警告部
111a・・・メモリカード 112a・・・電源ボタン
112b・・・動画ボタン 112c・・・レリーズボタン

Claims (6)

  1. 被写体画像を撮像し、画像信号を出力する撮像部と、
    第1指示を受け付ける操作部と、
    前記撮像部の第1領域から出力される画像信号に基づいて動画像を記録する記録制御部と、
    前記記録制御部が前記動画像を記録しているときに、前記操作部が前記第1指示を受け付けていない場合には前記撮像部の前記第1領域から出力される画像信号に基づく画像を表示部に表示させ、前記操作部が前記第1指示を受け付けている場合には前記撮像部の第2領域から出力される画像信号に第1画像処理を施した画像を前記表示部に表示させる表示制御部と、を備え、
    前記記録制御部は、前記操作部が第2指示を受け付けた場合には、前記第2領域から出力される画像信号に対して、前記第1画像処理とは異なる第2画像処理が施された画像を記録する
    ことを特徴とする電子カメラ。
  2. 請求項1に記載の電子カメラにおいて、
    前記第2領域は前記第1領域を含むことを特徴とする電子カメラ。
  3. 請求項1または2に記載の電子カメラにおいて、
    前記記録制御部は、前記第2領域から出力された画像信号静止画像として記録す
    とを特徴とする電子カメラ。
  4. 請求項3に記載の電子カメラにおいて、
    前記第2領域の画像を前記第1領域と同じ領域の画像に変換する領域変換部を更に有し、
    前記記録制御部は、前記撮像部が撮影中に前記操作部が操作されている場合に、前記第1領域の画像および前記領域変換部が変換した前記第1領域と同じ領域の画像とを時系列順に第1記録画像として記憶媒体に記録させる
    ことを特徴とする電子カメラ。
  5. 請求項4に記載の電子カメラにおいて、
    前記記録制御部は、前記操作部に前記第2指示が与えられた場合に前記第2領域の画像を第2記録画像として記憶媒体に記録し、
    前記記憶媒体に記録された前記第2記録画像と、前記第2領域の記録用の画像を撮影するための前記第2指示が与えられる直前の前記第2領域の画像とのずれ量が閾値以上の場合に警告を出力する警告部を更に設けた
    ことを特徴とする電子カメラ。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の電子カメラにおいて、
    前記表示制御部は、前記第1指示が与えられた場合に、前記第2領域の画像を前記表示部に表示する際に、前記第1領域部分を示す情報を前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする電子カメラ。
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