JP2008015097A - 撮像装置及び撮像方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】シャッターチャンスを確実に捉えることが可能な、新規かつ改良された撮像装置及び撮像方法を提供すること。
【解決手段】シャッタボタン132の押下操作時から撮像光学系に含まれるフォーカスレンズ108を焦点調整方向に駆動させる駆動手段と、シャッタボタン132の1回の前記押下操作に応じて、撮像光学系を介して結像面上に結像された被写体の画像を連続的に全画素数分の画像データとして順次出力する撮像手段と、撮像手段から順次出力される画像データに基づいて、フォーカスレンズ108の合焦位置を検出する合焦位置検出手段と、合焦位置検出手段による検出結果に基づいて、駆動手段を制御してフォーカスレンズ108を合焦位置に保持させる合焦制御手段と、シャッタボタン132の押下操作時からフォーカスレンズ108が合焦位置で保持されるまでの間、撮像手段から出力される各画像データを順次記録する記録手段134と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、撮像装置及び撮像方法に関する。
通常、デジタルカメラ等の撮像装置では、シャッターボタンを半押し状態にすることでAF動作が行われ、その後、シャッターボタンを全押し状態とすると撮影が行われる。このため、AF動作の最中は撮影を行うことができないため、AF動作の時間の間は速写性が犠牲になるという問題がある。
このため、例えば特開2003−274267号公報には、自動焦点撮影モードと固定焦点撮影モードとに設定が可能であり、速写モードの撮影が可能な撮像装置が開示されている。
特開2003−274267号公報
しかしながら、上記公報に開示された技術においても、自動焦点撮影モードでは、合焦動作が行われるまでの間は撮影を開始することができないため、速写性を良好にすることができない。また、固定焦点撮影モードでは、シャッターチャンスを確保することはできるが、固定焦点で撮影が行われるため、鮮明な画像を得ることができないという問題がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、シャッターチャンスを確実に捉えることが可能であり、速写性に優れた、新規かつ改良された撮像装置及び撮像方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、シャッタボタンの押下操作時から撮像光学系に含まれるフォーカスレンズを焦点調整方向に駆動させる駆動手段と、前記シャッタボタンの1回の前記押下操作に応じて、前記撮像光学系を介して結像面上に結像された被写体の画像を連続的に全画素数分の画像データとして順次出力する撮像手段と、前記撮像手段から順次出力される画像データに基づいて、前記フォーカスレンズの合焦位置を検出する合焦位置検出手段と、前記合焦位置検出手段による検出結果に基づいて、前記駆動手段を制御して前記フォーカスレンズを前記合焦位置に保持させる合焦制御手段と、前記シャッタボタンの押下操作時から前記フォーカスレンズが前記合焦位置で保持されるまでの間、前記撮像手段から出力される各前記画像データを順次記録する記録手段と、を備える撮像装置が提供される。
上記構成によれば、シャッタボタンの1回の押下操作に応じて、撮像光学系を介して結像面上に結像された被写体の画像が連続的に全画素数分の画像データとして順次出力される。そして、シャッタボタンの押下操作時からフォーカスレンズが合焦位置で保持されるまでの間、撮像手段から出力される各画像データが順次記録される。フォーカスレンズを合焦位置に駆動しながら、全画素分の画像データが出力されて記録されるため、シャッタボタンの押下操作をした後、より早いタイミングで合焦した画像を撮像することが可能となる。
また、前記撮像手段は、前記合焦制御手段によって前記フォーカスレンズが前記合焦位置に保持された後に、再度撮影して取り込んだ前記被写体の画像を全画素数分の画像データとして出力するものであってもよい。
かかる構成によれば、フォーカスレンズが合焦位置に保持された後に、再度撮影して取り込んだ被写体の画像を全画素数分の画像データとして出力するため、フォーカスレンズの位置を固定した状態で合焦した全画素数分の画像を撮像することができる。
また、前記撮像手段の出力モードを、被写体の画像を全画素数分の画像データとして出力する第1のモードと、当該被写体の画像を前記全画素数分から所定数減少させた画素数分の画像データとして出力する第2のモードとで選択的に切り換える切換手段と、前記シャッタボタンの前記1回の押下操作として設定された2段階の押下状態を検知する検知手段と、前記シャッタボタンが1段目の押下状態に達した時点から続く2段目の押下状態に達する時点までの時間が所定時間内であるか否かを判断する判断手段と、を備え、前記シャッタボタンが1段目の押下状態に達した時点から続く2段目の押下状態に達する時点までの時間が前記所定時間内である場合は、前記シャッタボタンが2段目の押下状態に達した時点から、前記切換手段は、前記第2のモードから前記第1のモードに切り換えると同時に、前記駆動手段及び前記撮像手段は、それぞれ処理動作を開始し、前記撮像手段は、前記フォーカスレンズが前記合焦位置で保持された後に、再度撮影して取り込んだ前記被写体の画像を全画素数分の画像データとして出力するものであってもよい。
かかる構成によれば、シャッタボタンが1段目の押下状態に達した時点から続く2段目の押下状態に達する時点までの時間が所定時間内である場合は、シャッタボタンが2段目の押下状態に達した時点から、第2のモードから第1のモードに切り換えられる。そして、同時に、駆動手段及び撮像手段は、それぞれ処理動作を開始する。従って、撮影者が撮影を急いでおり、シャッタボタンが1段目の押下状態に達した時点から続く2段目の押下状態に達する時点までの時間が所定時間内である場合は、シャッタボタンが2段目の押下状態に達した時点から、フォーカスレンズを合焦位置に駆動しながら、全画素分の画像データを出力して記録することができる。
また、前記撮像手段の出力モードを、被写体の画像を全画素数分の画像データとして出力する第1のモードと、当該被写体の画像を前記全画素数分から所定数減少させた画素数分の画像データとして出力する第2のモードとで選択的に切り換える切換手段と、前記シャッタボタンの前記1回の押下操作として設定された2段階の押下状態を検知する検知手段と、前記シャッタボタンが1段目の押下状態に達した時点から続く2段目の押下状態に達する時点までの時間が所定時間内であるか否かを判断する判断手段と、を備え、前記シャッタボタンが1段目の押下状態に達した時点から続く2段目の押下状態に達する時点までの時間が前記所定時間内にない場合は、前記第2のモードを維持したまま、前記駆動手段及び前記撮像手段は、前記シャッタボタンが2段目の押下状態に達しているかどうかに関わらず前記フォーカスレンズが合焦位置に保持されるまで、それぞれ処理動作を継続し、前記フォーカスレンズが合焦位置に保持され、かつ前記シャッタボタンが2段目の押下状態に達した時点から、前記切換手段は、前記第2のモードから前記第1のモードに切り換えると同時に、前記撮像手段は、前記被写体の画像を全画素数分の画像データとして出力するものであってもよい。
かかる構成によれば、シャッタボタンが1段目の押下状態に達した時点から続く2段目の押下状態に達する時点までの時間が所定時間内にない場合は、第2のモードが維持される。駆動手段及び撮像手段は、シャッタボタンが2段目の押下状態に達しているかどうかに関わらずフォーカスレンズが合焦位置に保持されるまで、それぞれ処理動作を継続する。そして、フォーカスレンズが合焦位置に保持され、かつシャッタボタンが2段目の押下状態に達した時点から、切換手段は、前記第2のモードから前記第1のモードに切り換えると同時に、撮像手段は、被写体の画像を全画素数分の画像データとして出力する。従って、撮影者が特別に撮影を急いでおらず、シャッタボタンが1段目の押下状態に達した時点から続く2段目の押下状態に達する時点までの時間が所定時間内にない場合は、第2のモードで高速に画像データを出力して合焦位置を検出し、フォーカスレンズが合焦位置に保持され、かつ前記シャッタボタンが2段目の押下状態に達した時点から、全画素数分の画像データを出力して記録することができる。
また、前記フォーカスレンズが合焦位置に保持された状態で前記シャッタボタンが2段目の押下状態にある場合は、前記切換手段は、前記第1のモードを維持したまま、前記撮像手段は、前記被写体の画像を全画素数分の画像データとして出力するものであってもよい。
かかる構成によれば、フォーカスレンズが合焦位置に保持された状態でシャッタボタンが2段目の押下状態にある場合は、前記第1のモードが維持され、全画素数分の画像データが出力されるため、フォーカスレンズが合焦位置に保持された後、継続して全画素数分の画像データを出力することができる。
また、前記合焦位置検出手段は、前記撮像手段から順次出力される画像データに基づいて、前記被写体の画像のコントラスト成分に応じた評価値を取得し、前記合焦制御手段は、各前記画像データごとに得られた前記評価値のうち、所定の基準値以上の評価値に該当する前記画像データのみ、又は上位所定数の評価値に該当する前記画像データのみを前記記録手段に記録させるものであってもよい。
かかる構成によれば、順次出力される画像データに基づいて、被写体の画像のコントラスト成分に応じた評価値を取得し、各画像データごとに得られた評価値のうち、所定の基準値以上の評価値に該当する画像データのみ、又は上位所定数の評価値に該当する画像データのみが記録される。従って、評価値の高い画像データのみを記録することができ、不要な画像データが記録されることを回避することが可能となる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、シャッタボタンの押下操作時から撮像光学系に含まれるフォーカスレンズを焦点調整方向に駆動させながら、1回の当該押圧操作に応じて、撮像光学系を介して結像面上に結像された被写体の画像を連続的に全画素数分の画像データとして順次出力する第1のステップと、順次出力される前記画像データに基づいて、前記フォーカスレンズの合焦位置を検出する第2のステップと、
前記検出結果に基づいて、前記フォーカスレンズを駆動して前記合焦位置に保持させる第3のステップと、前記シャッタボタンの押下操作時から前記フォーカスレンズが前記合焦位置で保持されるまでの間、前記撮像手段から出力される各前記画像データを記録手段に順次記録する第4のステップと、を備える撮像方法が提供される。
上記構成によれば、シャッタボタンの1回の押下操作に応じて、撮像光学系を介して結像面上に結像された被写体の画像が連続的に全画素数分の画像データとして順次出力される。そして、シャッタボタンの押下操作時からフォーカスレンズが合焦位置で保持されるまでの間、撮像手段から出力される各画像データが順次記録される。フォーカスレンズを合焦位置に駆動しながら、全画素分の画像データが出力されて記録されるため、シャッタボタンの押下操作をした後、より早いタイミングで合焦した画像を撮像することが可能となる。
また、前記第1のステップでは、前記第3のステップにおいて前記フォーカスレンズが前記合焦位置に保持された後に、再度撮影して取り込んだ前記被写体の画像を全画素数分の画像データとして出力するものであってもよい。
かかる構成によれば、フォーカスレンズが合焦位置に保持された後に、再度撮影して取り込んだ被写体の画像を全画素数分の画像データとして出力するため、フォーカスレンズの位置を固定した状態で合焦した全画素数分の画像を撮像することができる。
また、前記第2のステップでは、前記第1のステップにおいて順次出力される画像データに基づいて、前記被写体の画像のコントラスト成分に応じた評価値を取得し、前記第4のステップでは、各前記画像データごとに得られた前記評価値のうち、所定の基準値以上の評価値に該当する前記画像データのみ、又は上位所定数の評価値に該当する前記画像データのみを前記記録手段に記録させるものであってもよい。
かかる構成によれば、順次出力される画像データに基づいて、被写体の画像のコントラスト成分に応じた評価値を取得し、各画像データごとに得られた評価値のうち、所定の基準値以上の評価値に該当する画像データのみ、又は上位所定数の評価値に該当する画像データのみが記録される。従って、評価値の高い画像データのみを記録することができ、不要な画像データが記録されることを回避することが可能となる。
本発明によれば、シャッターチャンスを確実に捉えることが可能であり、速写性に優れた、新規かつ改良された撮像装置及び撮像方法を提供することが可能となる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1は本発明の一実施形態にかかる撮像装置100の構成を示す模式図である。図1に示すように、本発明の一実施形態に係る撮像装置100は、ズームレンズ(群)102と、シャッター104と、絞り106と、フォーカスレンズ(群)108と、撮像素子としてのCCD(Charge Coupled Devices)素子110と、アンプ一体型のCDS(Correlated Double Sampling)回路112と、A/D変換器114と、画像入力コントローラ116と、画像信号処理部118と、画像合成部120と、圧縮処理部122と、LCD(Liquid Crystal Display)ドライバ124と、LCD126と、タイミングジェネレータ128と、CPU(Central Processing Unit)150と、操作部130と、シャッターボタン132と、メモリ134と、VRAM(Video Random Access Memory)136と、メディアコントローラ138と、記録メディア140と、ドライバ142,144,146,148とを有して構成されている。
ズームレンズ102、シャッター104、絞り106、およびフォーカスレンズ108、は、各ドライバ142,144,146,148によって制御されるアクチュエータを介して駆動される。ズームレンズ102は、光軸方向に前後して移動され、焦点距離を連続的に変化させるレンズである。シャッター104は、画像を撮像する際にCCD素子110への露光時間を制御する。絞り106は、画像を撮像する際に、CCD素子110へ入射する光量の調節を行う。フォーカスレンズ108は、光軸方向に前後して移動され、CCD素子110へ結像された被写体の画像のピントを調節するものである。
CCD素子110は、ズームレンズ102、シャッター104、絞り106およびフォーカスレンズ108を通って入射した光を電気信号に変換するための素子である。本発明にかかる撮像手段は、CCD素子110とシャッター104を含んで構成される。
なお、本実施形態では、撮像素子としてCCD素子110を用いているが、本発明は係る例に限定されず、CCD素子110の代わりにCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)素子を用いてもよく、またその他のイメージセンサを用いてもよい。CMOS素子は、CCD素子よりも高速に被写体の映像光を電気信号に変換できるので、被写体を撮像してから画像の合成処理を行うまでの時間を短縮することができる。
CDS回路112は、CCD素子110から出力された電気信号の雑音を除去する、サンプリング回路の一種であるCDS回路と、雑音を除去した後に電気信号を増幅するアンプとが一体となった回路である。本実施形態ではCDS回路とアンプとが一体となった回路を用いているが、CDS回路とアンプとを別々の回路で構成してもよい。
A/D変換器114は、CCD素子110で生成された電気信号をデジタル信号に変換して、画像の生データ(画像データ)を生成するものである。画像入力コントローラ116は、A/D変換器114で生成された画像の生データ(画像データ)のメモリ134への入力を制御するものである。
画像信号処理部118は、CCD素子110から出力された画像のデータから、コントラスト情報としてのAF評価値を算出する。また、画像信号処理部118は、CCD素子110から出力された画像のデータに対して、光量のゲイン補正、画像のエッジ処理、ホワイトバランスの調整などの処理を行う。
画像合成部120は、撮像した複数の画像の合成を行うものである。画像合成部の形態として、画像の合成を行う回路であってもよく、画像の合成を行うためのコンピュータプログラムであってもよい。
圧縮処理部122は、画像合成部120で合成した画像を、適切な形式の画像データに圧縮する圧縮処理を行う。画像の圧縮形式は可逆形式であっても非可逆形式であってもよい。適切な形式の例として、JPEG(Joint Photographic Experts Group)形式やJPEG2000形式に変換してもよい。
LCD126は、撮像操作を行う前のライブビュー表示や、撮像装置100の各種設定画面や、撮像した画像の表示等を行う。画像データや撮像装置100の各種情報のLCD126への表示は、LCDドライバ124を介して行われる。
タイミングジェネレータ128は、CCD素子110にタイミング信号を入力する。つまり、タイミングジェネレータ128からのタイミング信号によりCCD素子110の駆動が制御される。タイミングジェネレータ128は、CCD素子110からのデータの読み出しモードとして、CCD110が備える画素のうち、所定の行(または列)毎に飛び越し走査を行い、画像データを部分的に読み出す駆動モード1と、CCD110が備える全画素から画像データを読み出す駆動モード2と、とを切り換えて制御する。タイミングジェネレータ128は、CCD素子110が駆動する時間内に被写体からの映像光を入射させることで、CCD素子110に電子シャッターの機能を持たせることも可能である。
図2は、CCD素子110が備える各画素111から画像データが読み出される様子を示す模式図である。ここで、図2(A)は、駆動モード1による画像データの読み出しを示しており、図2(B)は、駆動モード2による画像データの読み出しを示している。図2(A)に示すように、駆動モード1では、マトリクス状に配置された画素111の全てから画像データが読み出される。一方、図2(B)に示すように、駆動モード2では、CCD110が備える画素111のうち、所定の行ごとに飛び越し走査が行われ、画像データが部分的に読み出される。すなわち、図2(B)中においてハッチングを付した画素111からの画像データの読み出しは行われない。従って、駆動モード2では、全画素数から所定数減少させた画素数分の画像データが読み出される。
CPU150は、CCD素子110やCDS回路112などに対して信号系の指令を行ったり、操作部130の操作に応じた操作系の指令を行ったりする。本実施形態においては、CPUを1つだけ含んでいるが、信号系の命令と操作系の命令とを別々のCPUで行うようにしてもよい。
操作部130は、撮像装置100の操作を行ったり、撮影時の各種の設定を行ったりするための部材が配置されている。操作部130に配置される部材には、電源ボタン、撮影モードや撮影ドライブモードの選択および効果パラメータの設定を行う十字キーおよび選択ボタン等が配置される。シャッターボタン132は、撮影操作を行うためのボタンである。シャッターボタン132が半押し状態(以下、シャッターボタン132の半押し操作のことを「S1操作」とも称する)にされると、フォーカスレンズ108を合焦位置に駆動するAF動作が行われ、シャッターボタン132が全押し状態(以下、シャッターボタン132の全押し操作のことを「S2操作」とも称する)にされると、CCD素子110への露光が行われ、被写体の撮像が行われる。
メモリ134は、撮像した画像や画像合成部120で合成した画像を一時的に記憶するものである。メモリ134は、複数の画像を記憶できるだけの記憶容量を有している。メモリ134への画像の読み書きは画像入力コントローラ116によって制御される。
VRAM136は、LCD126に表示する内容を保持するものであり、LCD126の解像度や最大発色数はVRAM136の容量に依存する。
記録メディア140は、撮像した画像や画像合成部120で合成した画像を記録するものである。記録メディア140への入出力は、メディアコントローラ138によって制御される。記録メディア140としては、フラッシュメモリにデータを記録するカード型の記憶装置であるメモリカードを用いることができる。
CPU150は、適正AE算出部152と、露光条件決定部154と、合焦位置検出部156と、比較領域設定部158と、画像相対ずれ検出部160と、を含んで構成される。
適正AEレベル算出部152は、撮像装置100で自動露光を行い、EV(Exposure Value)値を取得する。取得したEV値に基づいて、適正な絞り値およびシャッター速度の組み合わせが決まる。EV値は、絞り値がF1、シャッター速度が1秒の時に適切な露出が得られる光量をEV=0とし、絞り値やシャッター速度を変化させることでEV値が変化する。EV値は、Fを絞り値、Tをシャッター速度として、EV=log(F/T)で求めることができる。従って、同じ絞り値ではシャッター速度が高速になればなる程、EV値が上昇し、同じシャッター速度では絞り値を大きくすればする程、EV値が上昇する。適正AEレベル算出部152では、撮像した画像のAE(Auto Exposure;自動露光)評価値の算出を行う。なお、AE評価値は画像信号処理部118で算出してもよい。
露光制御部154は、適正AEレベル算出部152で算出したAE評価値に基づいて、被写体を撮像する際の絞り値、シャッター速度を決定する。ドライバ144,146は、決定された絞り値、シャッター速度に基づいて制御される。
合焦位置検出部156は、CCD素子110に被写体からの映像光が入射され、画像信号処理部118で生成された画像データのAF評価値から、被写体の合焦位置を検出するものである。本発明にかかる合焦手段は、合焦位置検出部156、ドライバ148、およびフォーカスレンズ108を駆動するアクチュエータを含んで構成される。
空間周波数抽出部158は、撮像された画像の空間周波数(コントラスト値)を抽出する。そして、画像判定部160は、空間周波数抽出部158で抽出された値に基づいて、撮像された画像の画質を判定し、画像データに画質の情報を付与する。また、空間周波数抽出部158で抽出されたコントラスト情報をAF評価値とすることもできる。
図3は、本実施形態における撮像時のタイミングチャートを示しており、より詳細には、速写モードで撮像が行われる場合のタイミングチャートを示している。ここで、図3(A)は、撮像装置100への操作と、CCD素子110の読み出しモードを示している。また、図3(B)は、フォーカスレンズ108の位置を被写体距離に対応させて示している。また、図3(C)は、撮像された画像のコントラストを示している。
また、図3(D)は、撮像された画像のピントの状態を模式的に示している。図3(D)において、○印は、撮像された画像のピントが鮮明である状態を示している。また、×印は、撮像された画像のピントが不鮮明である状態を示している。
図3(A)に示すように、時刻t0の時点で撮像装置100の電源がオン(ON)にされる。電源がオンにされると、LCD126にライブビューが表示される。ライブビューを表示する際には、CCD素子110が駆動モード1によって駆動される。これにより、一定間隔(1/30秒単位)で読み出される1フレームの画像の読み出しを高速で行うことができ、リアルタイムによるライブビューの表示が可能となる。
図3(A)に示すように、時刻t1の時点でS1操作とS2操作がほぼ同時に行われると、本実施形態による速写モードによる撮像が行われる。
また、S1操作とS2操作が所定の間隔を開けて行われた場合は、通常モードによるAF動作が行われる。通常モードによる撮像では、S1操作の後、フォーカスレンズ108を一定駆動量で駆動しながら、駆動モード1でCCD素子110から画像データの読み出しを行い、読み出された画像のAF評価値(コントラスト値)を順次算出する。これらのAF評価値のそれぞれに対して、フォーカスレンズ108の位置が対応づけられている。AF評価値が最も高くなる状態が合焦している状態であり、フォーカスレンズ108が最終的に駆動される位置である。フォーカスレンズ108が合焦位置に駆動された後、S2操作によって撮像が行われる。
一方、速写モードによる撮像では、AF動作と撮像が並行して行われる。以下、速写モードの撮像について詳細に説明する。
時刻t1の時点でS1操作とS2操作がほぼ同時に行われると、AF動作が開始され、フォーカスレンズ108が駆動される。図3(B)に示すように、時刻t1の時点でフォーカスレンズ108が被写体距離d0に対応する位置にあるものとすると、時刻t1以降、フォーカスレンズ108が至近の位置まで駆動され(時刻t2)、その後、フォーカスレンズ108は無限遠の位置まで駆動される(時刻t4)。
フォーカスレンズ108が至近から無限遠まで駆動されると、AF評価値が最も高くなるフォーカスレンズ108の位置が検知される。従って、時刻t4の後は、最もコントラスト値が高くなる位置にフォーカスレンズ108を駆動する(時刻t5)。この位置が合焦位置となる。
そして、時刻t1以降、AF動作と並行して撮像が行われる。撮像の際には、撮像された画像のデータとして、CCD素子110が備える全画素から画像データが読み出される。すなわち、時刻t1で速写モードによる撮像が開始されると、CCD素子110の読み出しモードが駆動モード2に設定される。これにより、高画質の画像を撮像することが可能になるとともに、撮像された画像のデータに基づいてAF動作が行われる。
特に、撮像素子として例えばCMOS素子を用いた場合は、露光後の後処理を高速で行うことができる。従って、駆動モード2で撮像素子の制御を行った場合であっても、遅滞なくAF動作を行うことができる。
撮像の際には、所定の時間間隔Tで複数回の露光が連続的に行われる。ここでは、例えば1回の露光のシャッター速度を1/30秒として、10回の露光が連続的に行われる。そして、1回の露光が行われる毎に、CCD素子110からのデータ読み出し処理、保存処理が行われる。
被写体は至近から無限遠の間に位置するため、至近から無限遠までフォーカスレンズ108を駆動する過程で、フォーカスレンズ108は少なくとも1回は合焦位置を通過する。従って、至近から無限遠までフォーカスレンズ108を駆動する間、露光を連続的に行うことで、被写体に合焦した画像を必ず撮像することができる。
図3(C)に示すように、至近から無限遠までフォーカスレンズ108を駆動する過程で、フォーカスレンズが被写体距離dに対応する位置に駆動された時刻t3の時点、およびフォーカスレンズ108が最終的に合焦位置に駆動された時刻t5の時点で画像データのコントラスト値が最も高くなる。従って、時刻t3の時点で撮像された画像(6回目の露光による画像)と、時刻t5の時点で撮像された画像(10回目の露光による画像)は合焦した画像であり、図3(D)に示すように、ピントが鮮明な画像となる。
このようにして撮像された複数の画像は、画質判定手段160によって与えられた画質の情報とともに記録メディア140に保存される。ユーザは、保存された画像の中から、画質の情報に基づいて、最も画質の良い(ピントが鮮明な)画像を選ぶことができる。また、撮像した複数の画像をLCD126などに表示し、ユーザが目視で最も画質の良い画像を選択しても良い。また、撮像装置100が、画質の情報に基づいて最も画質の良い画像を選択するようにしても良い。
これにより、AF動作の最中に合焦した画像を撮像することが可能となり、AF動作が完了した後に撮像を開始する通常モードの撮像に比べて、レリーズタイムラグを最小限に抑えることが可能となる。従って、速写モードの撮像によれば、AFの合焦過程においても連続して静止画撮像を行うことによって、従来は撮影が不可能だったタイミングの画像を撮像することができる。これにより、特に動きのある被写体を撮影する場合などにおいて、シャッターチャンスを逃してしまうことを確実に回避できる。
時刻t5でAF動作が完了し、AFロックが行われた後は、フォーカスレンズ108の位置を固定した状態で1回の露光が行われ(11回目の露光)、撮像が終了される。すなわち、速写モードでは、AF動作とともに撮像が開始され、AF動作が終了すると、撮像も終了する。その後は、駆動モード1によってCCD素子110が駆動され、ライブビューによるLCD126への表示が行われる。また、操作部130の操作によって時刻t5以降も引き続き撮像を行うように所定の設定が成されている場合は、時刻t5以降、AFロックが行われた状態で引き続き撮像を可能としてもよい。
なお、図3では、時刻t5でフォーカスレンズを最終的に合焦位置に駆動しているが、速写モードのみの撮像を行う場合は、フォーカスレンズ108を無限遠の位置に駆動した時刻t4の時点で撮像を終了しても構わない。上述したようにフォーカスレンズ108は至近から無限遠まで駆動される過程で、少なくとも1回は合焦位置を通過しているため、合焦した画像を撮像できるためである。
ところで、合焦位置で露光を確実に行うためには、フォーカスレンズ108が至近から無限遠まで駆動される間に所定回数以上の撮像を行う必要があり、露光回数が少ないと合焦位置を外れたタイミングで露光が行われる可能性がある。必要な露光回数は焦点距離によって異なるが、広角レンズに比べると望遠レンズの方が至近から無限遠までのフォーカスレンズ108の駆動量が大きいため、結像光学系の焦点距離が長い場合ほど必要な露光回数は多くなる。そして、必要な露光回数が多くなると、速写モードによる撮像時間(t1からt5までの時間)が長時間となってしまう。同様に、1回の露光のシャッター速度が長くなると、やはり速写モードによる撮像時間が長時間となってしまう。このため、速写モードで必要な露光回数が所定値よりも少ない場合、または1回の露光のシャッター速度が所定値(例えば1/10秒)より短い場合にのみ、速写モードによる撮像を許可することとしてもよい。また、シャッター速度が所定値よりも長い場合は、ゲインを調整することでシャッター速度を短くし、速写モードによる撮像を許可するようにしてもよい。
なお、本実施形態では、S1操作とS2操作の時間間隔に基づいて速写モードであるか否かを判定しているが、例えば操作部130の操作によってユーザが速写モードの設定を行うようにしてもよい。
次に、図4のフローチャートに基づいて、本実施形態の撮像装置100における処理の手順について説明する。先ず、ステップS1では、撮像装置100の電源がオン(ON)に設定される。電源がオンされると、次のステップS2でCCD素子110の制御が駆動モード1に設定される。これにより、飛び越し走査により一定間隔(1/30秒単位)で露光及び画像の読み出しが行われる。取得された画像は、次のステップS3で、撮像装置100の背面に配置されたLCD126にライブビューとしてリアルタイムに表示される。
次のステップS4では、画像データから被写体の輝度値が算出され、AE演算が行われる。次のステップS5では、撮影者によってS1操作が行われたか否かを判定する。S1操作が行われた場合はステップS6へ進む。一方、S1操作が行われていない場合は、ステップS2へ戻る。
ステップS6では、AF動作を開始し、フォーカスレンズ108の駆動を開始する。そして、フォーカスレンズ108の位置に対応した画像データを取得する。
次のステップS7では、撮影者によってS2操作が行われたか否かを判定する。S2操作が行われた場合は、ステップS8へ進む。一方、S2操作が行われていない場合は、ステップS5へ戻る。
ステップS8では、S2操作が行われた時刻ts2とS1操作が行われた時刻ts1との差が所定の微小時間a未満であるか否かを判定する。すなわち、ここでは、ts2−ts1<aであるか否かを判定する。ts2−ts1<aの場合は、S1操作の後、直ちにS2操作が行われているため、撮影者が速写モードによる撮像を望んでいると判断できる。従って、この場合はステップS9へ進み、以降の処理で速写モードによる撮像を行う。
先ず、ステップS9では、CCD素子110の制御を駆動モード2に設定し、全画素の画像データの読み出しを行う。次のステップS10では、絞り、シャッター速度などの撮影条件を設定する。次のステップS11では、本露光を行う。次のステップS12では、ステップS11の露光で撮像された画像のデータの読み出しを行う。次のステップS13では、読み出された画像のAF評価値(空間周波数)を抽出する。次のステップS14では、読み出された画像の画像処理を行い、次のステップS15では画像を保存する。
次のステップS16では、AF動作が終了したか否かを判定し、AF動作が終了した場合は、速写モードによる撮像を終了する(RETURN)。一方、AF動作が終了していない場合は、ステップS11へ戻り、次の本露光を引き続き行う。これにより、AF動作が終了する時刻t5までの間は連続的に露光が行われる。
一方、ステップS8でts2−ts1≧aの場合は、撮影者が速写モードによる撮像を望んでいないと判断できるため、ステップS17以降の処理へ進み、通常モードによる撮像を行う。すなわち、ステップS17では、ステップS6で開始されたAF動作によって取得された画像データのAF評価値を算出する。この際、ステップS2で駆動モード1が設定されているため、駆動モード1で読み出された画像データからAF評価値が算出される。次のステップS18では、フォーカスレンズ108を合焦位置へ駆動する。
次のステップS19では、CCD素子110の制御を駆動モード2に設定し、全画素の画像データの読み出しを行う。次のステップS20では、AEを演算し、次のステップS21では、絞り、シャッター速度などの撮影条件を設定する。次のステップS22では、本露光を行う。次のステップS23では、ステップS22の露光で撮像された画像のデータの読み出しを行う。次のステップS24では、読み出された画像の画像処理を行い、次のステップS25では画像を保存する。ステップS25の後は通常モードによる撮像の処理を終了する(RETURN)。
なお、図4の処理において、ステップS11〜ステップS16の処理では、フォーカスレンズ108を駆動しながら露光を行っているが、フォーカスレンズ108の微小駆動を間欠的に行い、フォーカスレンズ108の駆動と露光を交互に行うようにして、連続的な露光を行ってもよい。このような手法によれば、露光時にはフォーカスレンズ108が停止されるため、より鮮明な画像を得ることができる。
以上説明したように本実施形態によれば、S1操作とS2操作がほぼ同時に行われた場合は、AF動作と並行して撮像を行うため、速写性を犠牲にすることなく、直ちに画像を撮像することが可能となる。従って、特に動きのある被写体を撮像する場合などにおいて、シャッターチャンスを逃してしまうことを確実に回避することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明の一実施形態にかかる撮像装置の構成を示す模式図である。 CCD素子が備える各画素から画像データが読み出される様子を示す模式図である。 速写モードで撮像が行われる場合のタイミングチャートである。 本発明の一実施形態にかかる撮像装置における処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
104 シャッター
108 フォーカスレンズ
110 CCD素子
118 画像信号処理部
132 シャッターボタン
134 メモリ
158 空間周波数抽出手段

Claims (9)

  1. シャッタボタンの押下操作時から撮像光学系に含まれるフォーカスレンズを焦点調整方向に駆動させる駆動手段と、
    前記シャッタボタンの1回の前記押下操作に応じて、前記撮像光学系を介して結像面上に結像された被写体の画像を連続的に全画素数分の画像データとして順次出力する撮像手段と、
    前記撮像手段から順次出力される画像データに基づいて、前記フォーカスレンズの合焦位置を検出する合焦位置検出手段と、
    前記合焦位置検出手段による検出結果に基づいて、前記駆動手段を制御して前記フォーカスレンズを前記合焦位置に保持させる合焦制御手段と、
    前記シャッタボタンの押下操作時から前記フォーカスレンズが前記合焦位置で保持されるまでの間、前記撮像手段から出力される各前記画像データを順次記録する記録手段と、
    を備えることを特徴とする、撮像装置。
  2. 前記撮像手段は、前記合焦制御手段によって前記フォーカスレンズが前記合焦位置に保持された後に、再度撮影して取り込んだ前記被写体の画像を全画素数分の画像データとして出力することを特徴とする、請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮像手段の出力モードを、被写体の画像を全画素数分の画像データとして出力する第1のモードと、当該被写体の画像を前記全画素数分から所定数減少させた画素数分の画像データとして出力する第2のモードとで選択的に切り換える切換手段と、
    前記シャッタボタンの前記1回の押下操作として設定された2段階の押下状態を検知する検知手段と、
    前記シャッタボタンが1段目の押下状態に達した時点から続く2段目の押下状態に達する時点までの時間が所定時間内であるか否かを判断する判断手段と
    を備え、
    前記シャッタボタンが1段目の押下状態に達した時点から続く2段目の押下状態に達する時点までの時間が前記所定時間内である場合は、前記シャッタボタンが2段目の押下状態に達した時点から、前記切換手段は、前記第2のモードから前記第1のモードに切り換えると同時に、前記駆動手段及び前記撮像手段は、それぞれ処理動作を開始し、
    前記撮像手段は、前記フォーカスレンズが前記合焦位置で保持された後に、再度撮影して取り込んだ前記被写体の画像を全画素数分の画像データとして出力することを特徴とする、請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記撮像手段の出力モードを、被写体の画像を全画素数分の画像データとして出力する第1のモードと、当該被写体の画像を前記全画素数分から所定数減少させた画素数分の画像データとして出力する第2のモードとで選択的に切り換える切換手段と、
    前記シャッタボタンの前記1回の押下操作として設定された2段階の押下状態を検知する検知手段と、
    前記シャッタボタンが1段目の押下状態に達した時点から続く2段目の押下状態に達する時点までの時間が所定時間内であるか否かを判断する判断手段と
    を備え、
    前記シャッタボタンが1段目の押下状態に達した時点から続く2段目の押下状態に達する時点までの時間が前記所定時間内にない場合は、前記第2のモードを維持したまま、前記駆動手段及び前記撮像手段は、前記シャッタボタンが2段目の押下状態に達しているかどうかに関わらず前記フォーカスレンズが合焦位置に保持されるまで、それぞれ処理動作を継続し、
    前記フォーカスレンズが合焦位置に保持され、かつ前記シャッタボタンが2段目の押下状態に達した時点から、前記切換手段は、前記第2のモードから前記第1のモードに切り換えると同時に、前記撮像手段は、前記被写体の画像を全画素数分の画像データとして出力することを特徴とする、請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記フォーカスレンズが合焦位置に保持された状態で前記シャッタボタンが2段目の押下状態にある場合は、前記切換手段は、前記第1のモードを維持したまま、前記撮像手段は、前記被写体の画像を全画素数分の画像データとして出力することを特徴とする、請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記合焦位置検出手段は、前記撮像手段から順次出力される画像データに基づいて、前記被写体の画像のコントラスト成分に応じた評価値を取得し、
    前記合焦制御手段は、各前記画像データごとに得られた前記評価値のうち、所定の基準値以上の評価値に該当する前記画像データのみ、又は上位所定数の評価値に該当する前記画像データのみを前記記録手段に記録させることを特徴とする、請求項1〜5に記載の撮像装置。
  7. シャッタボタンの押下操作時から撮像光学系に含まれるフォーカスレンズを焦点調整方向に駆動させながら、1回の当該押圧操作に応じて、撮像光学系を介して結像面上に結像された被写体の画像を連続的に全画素数分の画像データとして順次出力する第1のステップと、
    順次出力される前記画像データに基づいて、前記フォーカスレンズの合焦位置を検出する第2のステップと、
    前記検出結果に基づいて、前記フォーカスレンズを駆動して前記合焦位置に保持させる第3のステップと、
    前記シャッタボタンの押下操作時から前記フォーカスレンズが前記合焦位置で保持されるまでの間、前記撮像手段から出力される各前記画像データを記録手段に順次記録する第4のステップと
    を備えることを特徴とする、撮像方法。
  8. 前記第1のステップでは、前記第3のステップにおいて前記フォーカスレンズが前記合焦位置に保持された後に、再度撮影して取り込んだ前記被写体の画像を全画素数分の画像データとして出力することを特徴とする、請求項7に記載の撮像方法。
  9. 前記第2のステップでは、前記第1のステップにおいて順次出力される画像データに基づいて、前記被写体の画像のコントラスト成分に応じた評価値を取得し、
    前記第4のステップでは、各前記画像データごとに得られた前記評価値のうち、所定の基準値以上の評価値に該当する前記画像データのみ、又は上位所定数の評価値に該当する前記画像データのみを前記記録手段に記録させることを特徴とする、請求項7及び8に記載の撮像方法。
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