JPH11194204A - 光拡散シート及びその製造方法 - Google Patents

光拡散シート及びその製造方法

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JPH11194204A
JPH11194204A JP467298A JP467298A JPH11194204A JP H11194204 A JPH11194204 A JP H11194204A JP 467298 A JP467298 A JP 467298A JP 467298 A JP467298 A JP 467298A JP H11194204 A JPH11194204 A JP H11194204A
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light
light diffusion
sheet
particles
refractive index
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JP467298A
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English (en)
Inventor
Junichi Shimaoka
淳一 島岡
Koretoshi Ishimaru
維敏 石丸
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視野拡大能力と正面輝度とのバランスを向上
させた光拡散シート及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 透明なマトリックス樹脂11中に、透明
な光拡散粒子12を分散してなる光拡散シート10であ
って、マトリックス樹脂11の屈折率と光拡散粒子12
の屈折率との差の絶対値が0.05〜0.24の範囲に
あり、該光拡散シート10の層内において順次粒子濃度
が厚み方向に変化するよう勾配をつける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶ディスプレイ
に装着して視野角度を拡大する光拡散シート及びその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイは、携帯機器やノート
型パソコンなどに広く使用されているが、画面を観察す
る視野角が狭く、見る角度によって画面が急に暗くなっ
たり階調が反転して良好な画質が得られないという欠点
があり、特に近年は画面の大型化やモニター用途への展
開などが行われる状況にあり、視野角が狭いということ
が大きな問題となりつつある。
【0003】これに対して、例えば特開平8−3347
51号公報には、透明なマトリックス樹脂中に透明な光
拡散粒子を充填してなる樹脂シートを用い、充填された
個々の光拡散粒子のレンズ効果によって視野角の拡大を
図る方法が記載されている。しかしながら、この方法
は、確かに視野角を広げることは可能であっても、視野
拡大能力と正面輝度とのバランスが不足しており、大型
モニター等の用途には適していなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来の問題点を解消し、視野拡大能力と正面輝度とのバ
ランスを向上させた光拡散シート及びその製造方法を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1記載の発
明(以下、第1発明という)の光拡散シートは、透明な
マトリックス樹脂中に、透明な光拡散粒子を分散してな
る光拡散シートであって、マトリックス樹脂の屈折率と
光拡散粒子の屈折率との差の絶対値が0.05〜0.2
4の範囲にあり、該シートの層内において粒子濃度が厚
み方向に順次変化するよう勾配をつけることを特徴とす
る。
【0006】本願の請求項2記載の発明(以下、第2発
明という)の光拡散シートは、透明なマトリックス樹脂
中に透明な光拡散粒子を分散してなる光拡散シートであ
って、マトリックス樹脂の屈折率と光拡散粒子の屈折率
との差の絶対値が0.02〜0.24の範囲にあり、該
シート内においてマトリックス樹脂と光拡散粒子との屈
折率の差の絶対値が厚み方向に順次変化するよう勾配を
つけることを特徴とする。
【0007】本願の請求項3記載の発明(以下、第3発
明という)の光拡散シートは、透明なマトリックス樹脂
中に透明な光拡散粒子を分散してなる光拡散シートであ
って、マトリックス樹脂の屈折率と光拡散粒子の屈折率
との差の絶対値が0.05〜0.24の範囲にあり、該
シート内において粒子径が厚み方向に順次変化するよう
勾配をつけることを特徴とする。
【0008】以下、本発明を詳細に説明する。第1発明
の光拡散シート(I)は、図1に示すように、マトリッ
クス樹脂11内に光拡散粒子12が層内において厚み方
向に粒子の濃度分布を持つように分散されており、光拡
散シート(I)10の片面側(図1の上側)からもう片
面側(図1の下側)に向けて粒子濃度が順次変化する構
造になっている。上記光拡散シート(I)10の高粒子
濃度面側(図1の下側)を液晶ディスプレイの光源側に
合わせることによって、正面輝度を落とすことなく視野
角拡大効果を上げることができる。このような粒子濃度
の勾配をつけることによって、分散された個々の粒子の
レンズ効果によって視野の拡大を図る。
【0009】上記光拡散シート(I)において、マトリ
ックス樹脂の屈折率と光拡散粒子の屈折率との差の絶対
値が0.05〜0.24の範囲にあることが必要であ
る。屈折率の差の絶対値が0.05より小さいと、粒子
の光拡散効果が小さく、十分な視野角拡大効果が得られ
ない。一方、屈折率の差の絶対値が0.24よりも大き
いと全反射による光のロスと外光反射が増加し、輝度や
コントラストに代表される画質の低下が問題となり、実
用に耐えなくなる。
【0010】第2発明の光拡散シート(II)は、図2に
示すように、マトリックス樹脂21内に、マトリックス
樹脂21とはそれぞれ屈折率の異なる透明な光拡散粒子
22、23、24が、層内においてマトリックス樹脂の
屈折率と光拡散粒子の屈折率との差の絶対値が厚み方向
に順次変化するように分散されている。上記光拡散シー
ト(II)20において、厚み方向に上記のような屈折率
の差の勾配をつけることによって、分散された個々の光
拡散粒子22〜24のレンズ効果によって視野の拡大を
図る。図2では、屈折率の異なる光拡散粒子の種類を3
種類としたが、光拡散粒子の種類は特に限定されるもの
ではない。
【0011】上記光拡散シート(II)において、第1発
明と同様の理由により、マトリックス樹脂の屈折率と光
拡散粒子の屈折率との差の絶対値が0.05〜0.24
の範囲にあることが必要である。
【0012】第3発明の光拡散シート (III)は、図3に
示すように、マトリックス樹脂31内に、マトリックス
樹脂31とはそれぞれ屈折率の異なる透明な光拡散粒子
32が、層内において厚み方向に粒子径分布をもつよう
に分散されており、光拡散シート1の片面側からもう一
方の片面側に順次粒子径が変化する構造となっている。
このような粒子径の異なる勾配をつけることによって、
分散された個々の光拡散粒子のレンズ効果によって視野
の拡大を図る。上記光拡散シート (III)の小粒子径面側
(図3の下面)を液晶ディスプレイの光源側に合わせる
ことによって、正面輝度を落とすことなく視野拡大効果
を上げることができる。
【0013】第3発明の光拡散シート (III)において、
第1発明と同様の理由により、マトリックス樹脂の屈折
率と光拡散粒子の屈折率との差の絶対値が0.05〜
0.24の範囲にあることが必要である。
【0014】本発明の光拡散シートにおいて、マトリッ
クス樹脂と光拡散粒子との屈折率の差が同じ場合でも、
マトリックス樹脂の屈折率より光拡散粒子の屈折率の方
が小さい場合には、その逆の場合より全反射光が多くな
るため、光拡散粒子の屈折率はマトリックス樹脂の屈折
率より大きいことが望ましい。
【0015】上記光拡散粒子の平均粒径は、0.2〜1
0μmの範囲が望ましい。平均粒径が0.2μmより小
さいと、粒子の分散が困難であると共に、可視光が拡散
されにくくなってくる。一方、平均粒径が10μmより
も大きいと、粒子濃度勾配をつけた光拡散シートの厚み
をかなり厚くしないと効果がでず、その場合厚くなりす
ぎて、画像の滲み等が生じる。
【0016】上記光拡散粒子の充填量は、体積分率で1
〜50%の範囲が好ましい。1%未満では、十分な視野
角拡大効果が得られず、50%を超えると視野拡大能力
と正面輝度とのバランスをとることが困難になる。
【0017】上記光拡散シートの厚みについては、10
〜200μmの範囲が好ましい。厚みが、10μm未満
では必要な粒子濃度勾配をつけにくく、200μmを超
えると、画像の滲みなどが生じるためである。
【0018】本発明で用いられる光拡散粒子は、透明で
マトリックス樹脂中に分散可能な微粒子より選ばれ、形
状は球体状、回転楕円体状、卵形状が好ましく、特に真
球体状が好ましい。透明な微粒子であれば、素材は有機
・無機を問わない。有機微粒子としては、アクリル系架
橋微粒子、スチレン系架橋微粒子又はメラミン系架橋微
粒子などが挙げられる。無機微粒子としては、シリカ微
粒子、ガラス微粒子、シリコーン微粒子、セラミック微
粒子などが挙げられる。
【0019】本発明で用いられるマトリックス樹脂とし
ては、透明であれば特に限定されることはないが、光拡
散粒子との屈折率の差の絶対値が0.05〜0.24の
範囲であることが必要となる。具体例としては、アクリ
ル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポ
リスチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂などが用い
られる。
【0020】次に、本発明の光拡散シートの製造方法に
ついて説明する。第1発明の光拡散シート(I)は、透
明な光拡散粒子を透明なマトリックス樹脂中に分散させ
たそれぞれ粒子濃度の異なる複数枚の単層シートを、接
着層を介して又は介することなく粒子濃度の順に順次積
層することにより得られる。
【0021】第2発明の光拡散シート(II)は、それぞ
れ屈折率の異なる透明な光拡散粒子を透明なマトリック
ス樹脂中に分散させた単層シートを、接着層を介して又
は介することなくマトリックス樹脂と光拡散粒子との屈
折率の差の絶対値の順に順次積層することにより得られ
る。
【0022】第3発明の光拡散シート (III)は、透明な
光拡散粒子を透明なマトリックス樹脂中に分散させたそ
れぞれ粒子径の異なる複数枚の単層シートを、接着層を
介して又は介することなく粒子径の順に順次積層するこ
とにより得られる。
【0023】上記各単層シートの製造方法は、従来既知
の方法が用いられ、溶剤中に溶解した樹脂に粒子を分散
して塗布するキャスティング法や、溶融した樹脂中に粒
子を分散してシート状に溶融成形する方法などが挙げら
れるが、前者のキャスティング法の方がシートに光学歪
みが残留しにくく、より好ましい方法である。
【0024】上記積層工程では、透明なマトリックス樹
脂が粘着剤や光硬化樹脂の場合は、単層シートをそのま
ま粒子濃度順、粒子径の異なる順あるいは屈折率の差の
絶対値の順に順次積層してももよいし、間に接着剤層を
介してもよい。溶融成形法を用いる場合は、共押出し法
によって積層してもよい。
【0025】本発明による光拡散シートを液晶ディスプ
レイに適用する場合は、図4に示すように、バックライ
ト2、偏光板4、液晶セル3、光拡散シート1、偏光板
4と順次積層する構成のように、液晶セル3と偏光板4
の間に光拡散シート1を設置するか、若しくは図5に示
すように、バックライト2、偏光板4、液晶セル3、偏
光板4、光拡散シート1と順次積層する構成のように、
偏光板4の外側に光拡散シート1を設置する。
【0026】(作用)本発明の光拡散シートは、透明な
マトリックス樹脂中に、透明な光拡散粒子を分散してな
る光拡散シートであって、マトリックス樹脂の屈折率と
光拡散粒子の屈折率の差の絶対値が0.05〜0.24
の範囲にあり、該シート内において順次粒子濃度が変
化するよう勾配をつけるか、該シート内においてマト
リックス樹脂の屈折率と光拡散粒子の屈折率の差の絶対
値が厚み方向に順次変化するよう勾配をつけるか、又
は、該シート内において順次粒子径が厚み方向に変化
するよう勾配をつけることによって、画質を低下させる
ことなく視野角拡大効果を発現させることができ、且つ
正面輝度を落とすことなく視野角拡大効果を得ることが
できる。
【0027】また、本発明の光拡散シートの製造方法
は、透明な光拡散粒子を透明なマトリックス樹脂中に
分散させたそれぞれ粒子濃度の異なる複数枚の単層シー
トを、接着層を介して又は介することなく粒子濃度の順
に順次積層すること、それぞれ屈折率の異なる透明な
光拡散粒子を透明なマトリックス樹脂中に分散させた単
層シートを、接着層を介して又は介することなくマトリ
ックス樹脂と光拡散粒子の屈折率差の絶対値の順に順次
積層すること、又は、透明な光拡散粒子を透明なマト
リックス樹脂中に分散させたそれぞれ粒子径の異なる複
数枚の単層シートを、接着層を介して又は介することな
く粒子径の順に順次積層することによって、光拡散シー
トを効率良く製造することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の非限定的な実施例
を説明することにより、本発明の内容を更に詳細に明ら
かにする。
【0029】(実施例1,2、比較例1〜3) <透明マトリックス用アクリル系粘着剤組成物の調製>
ブチルアクリレートを95重量部、アクリル酸を5重量
部、開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル0.05
重量部及び酢酸エチル100重量部を還流温度で溶液重
合させ、重合終了後に酢酸エチルで固形分濃度20重量
%に希釈してアクリル系粘着剤溶液を得た。このアクリ
ル系粘着剤の屈折率を測定したところ、1.465であ
った。
【0030】このアクリル系粘着剤100重量部に対
し、架橋剤としてN,N,N',N'-テトラグリシジル−
m−キシレンジアミンを0.02重量部、光拡散粒子と
して平均粒径3μmのジビニルベンゼン−スチレン共重
合体微粒子(屈折率:1.57)又は平均粒径5μmの
無機ガラス微粒子(屈折率:1.62)を表1の割合に
なるように配合し、撹拌混合して各実施例についてそれ
ぞれ4種類の異なる粒子濃度の粒子分散アクリル系粘着
剤組成物を得た。
【0031】また、比較のために、光拡散粒子として前
述の平均粒径3μmのジビニルベンゼン−スチレン共重
合体微粒子を用いて、光拡散シート内で粒子濃度勾配無
しとした場合(比較例1)、平均粒径3μmの架橋ポリ
メチルメタクリレート系微粒子(屈折率:1.49)を
用いた場合(比較例2)及び平均粒径6μmの酸化マグ
ネシウム粉末(屈折率:1.72)を用いた場合(比較
例3)について、上記アクリル系粘着剤100重量部に
対し、上記架橋剤を0.02重量部及び粒子が表1に示
した割合になるように配合した後、撹拌混合して各比較
例についてそれぞれ4種類の異なる粒子濃度の粒子分散
アクリル系粘着剤組成物を得た。
【0032】<光拡散シートの作製)片面離型処理され
たポリエステルフィルムの離型面に、表1記載の各粒子
濃度の上記粒子分散組成物を、乾燥後の厚みが10μm
になるようにアプリケーターでそれぞれ塗布し、100
℃オーブン中で4分間乾燥させ、単層のシートを得た。
得られた各例につき4種類の単層シートを、表1に記載
された順番に従って順次ラミネーターを用いて積層して
ゆき、光拡散シートを得た。
【0033】<光拡散シート・偏光板積層シートの作製
>ラミネーターを用いて得られた光拡散シートの低粒子
濃度側のポリエステルフィルムを剥離し、偏光板の粘着
加工面側に貼り合わせた後、50℃、5kg/cm2
30分オートクレーブ処理を行い、光拡散シート・偏光
板積層シートを得た。
【0034】<視野角の測定>得られた光拡散シート・
偏光板積層シートを、図4に示す液晶ディスプレイ中の
1及び4に示す位置に設置し、コントラスト(黒表示輝
度に対する白表示輝度の比)、正面輝度及び視野角度を
測定した。評価用のディスプレイには市販のTFT型L
CDテレビ(商品名「6E−3C」シャープ社製)を用
い、表1には光拡散シートを全く設置しない場合を従来
品として併記した。コントラストは法線方向で測定し
た。正面輝度は従来品を100として評価した。視野角
度については、コントラスト5以上で階調反転のない領
域を視野と定義して測定した。
【0035】以上の結果を表1に示した。
【0036】
【表1】
【0037】実施例1、2では、真横に近い位置からで
も良好な画像が観察された。各実施例では、従来品に比
べて正面輝度が低下しているが、この程度なら実使用に
は支障はない。また、モアレや光学歪みを原因とするコ
ントラストの低下や画質の低下も見られなかった。
【0038】一方、比較例1では視野角拡大効果が劣
り、比較例2では視野角拡大が殆ど得られなかった。ま
た、比較例3では視野角拡大効果は認められるものの、
輝度、コントラストが低下して画面の視認性が損われ
た。
【0039】(実施例3,4、比較例4〜6)実施例1
と同様のアクリル系粘着剤100重量部に対し、架橋剤
としてN,N,N',N'-テトラグリシジル−m−キシレ
ンジアミンを0.02重量部、及び、光拡散粒子として
いずれも平均粒径6μmの架橋ポリメチルメタクリレー
ト系微粒子(屈折率:1.49)、無機ガラス微粒子
(屈折率:1.54)、ジビニルベンゼン−スチレン共
重合体微粒子(屈折率:1.57)又は無機ガラス微粒
子(屈折率:1.65)を表2に示した割合になるよう
に配合し、撹拌混合して各実施例についてマトリックス
樹脂と微粒子の屈折率差の絶対値がそれぞれ異なる4種
類の粒子分散アクリル系粘着剤組成物を得た。
【0040】また、比較のために、光拡散粒子として前
述の平均粒径6μmのジビニルベンゼン−スチレン共重
合体微粒子(屈折率:1.57)を用いて、光拡散シー
ト層内でマトリックス樹脂と微粒子の屈折率差の勾配無
しとした場合(比較例4)、平均粒径6μmの無機ガラ
ス微粒子(屈折率:1.65)を用いた場合(比較例
5)及び実施例3において4層目を平均粒径6μmの酸
化マグネシウム粉末(屈折率:1.72)を用いた場合
(比較例6)について、上記アクリル粘着剤100重量
部に対し、上記架橋剤を0.02重量部及び粒子が表2
に示した割合になるように配合し、撹拌混合して各比較
例についてマトリックス樹脂と微粒子の屈折率差の絶対
値がそれぞれ異なる4種類の粒子分散アクリル系粘着剤
組成物を得た。
【0041】<光拡散シートの作製>片面離型処理され
たポリエステルフィルムの離型面に、表2記載の各粒子
濃度の上記粒子分散組成物を、乾燥後の厚みが10μm
になるようにアプリケーターでそれぞれ塗布し、100
℃オーブン中で4分間乾燥させ、単層のシートを得た。
得られた各例につき4種類の単層シートを、表2に記載
された順番に従って順次ラミネーターを用いて積層して
ゆき、光拡散シートを得た。
【0042】<光拡散シート・偏光板積層シートの作製
>ラミネーターを用いて得られた光拡散シートの低粒子
濃度側のポリエステルフィルムを剥離し、偏光板の粘着
加工面側に貼り合わせた後、50℃、5kg/cm2
30分オートクレーブ処理を行い、光拡散シート・偏光
板積層シートを得た。
【0043】<視野角の測定>得られた光拡散シート・
偏光板積層シートを、図4に示す液晶ディスプレイ中の
1及び4に示す位置に設置し、コントラスト、正面輝度
及び視野角度を測定した。評価用のディスプレイには市
販のTFT型LCDテレビ(商品名「6E−3C」シャ
ープ社製)を用い、表2には光拡散シートを設置しない
場合を従来品として併記した。コントラストは法線方向
で測定した。正面輝度は従来品を100として評価し
た。視野角度については、コントラスト5以上で階調反
転のない領域を視野と定義して測定した。
【0044】以上の測定結果を表2に示した。
【0045】
【表2】
【0046】実施例3、4では、真横に近い位置からで
も良好な画像が観察された。各実施例では、従来品に比
べて正面輝度が低下しているが、この程度なら実使用に
は支障はない。また、モアレや光学歪みを原因とするコ
ントラストの低下や画質の低下も見られなかった。
【0047】一方、比較例4、5では実施例に比べて視
野角拡大効果が劣り、また比較例6では実施例3に比べ
て視野角拡大効果は若干勝っているものの、輝度、コン
トラストが低下して画面の視認性が損われた。
【0048】(実施例5,6、比較例7〜9) <透明マトリックス用アクリル系粘着剤組成物の調製>
実施例1と同様のアクリル系粘着剤100重量部に対
し、架橋剤としてN,N,N',N'-テトラグリシジル−
m−キシレンジアミンを0.02重量部、光拡散粒子と
して、平均粒径3μm、4μm、5μm、7μm又は9
μmのジビニルベンゼン−スチレン共重合体微粒子いず
れも屈折率:1.57)を表3に示した割合となるよう
に配合し、撹拌混合してアクリル系粘着剤組成物を得
た。
【0049】また、比較のために、光拡散粒子として前
述の平均粒径3μmのジビニルベンゼン−スチレン共重
合体微粒子を用いて、光拡散シート層内で粒子径の勾配
無しとした場合(比較例7)、平均粒径1.5、3、5
又は10μmの架橋ポリメチルメタクリレート系微粒子
(いずれも屈折率:1.49)を用いた場合(比較例
8)及び平均粒径3.5、5、7又は9μmの酸化マグ
ネシウム粉末(いずれも屈折率:1.72)を用いた場
合(比較例9)について、上記アクリル粘着剤100重
量部に対し、上記架橋剤を0.02重量部及び粒子が表
3の比較例7〜9に示した割合となるように配合し、撹
拌混合してアクリル系粘着剤組成物を得た。
【0050】<光拡散シートの作製>片面離型処理され
たポリエステルフィルムの離型面に、表3記載の粒子径
の上記粒子分散組成物を、乾燥後の厚みが15μmにな
るようにアプリケーターでそれぞれ塗布し、100℃オ
ーブン中で4分間乾燥させて単層のシートを得た。得ら
れた単層シートを、表3に記載された順番に従って順次
ラミネーターを用いて積層してゆき、光拡散シートを得
た。
【0051】<光拡散シート・偏光板積層シートの作製
>ラミネーターを用いて得られた光拡散シートの高粒子
径側のポリエステルフィルムを剥離し、偏光板の粘着加
工面側に貼り合わせた後、50℃、5kg/cm 2 で、
30分間オートクレーブ処理を行い、光拡散シート・偏
光板積層シートを得た。
【0052】<視野角の測定>得られた光拡散シート・
偏光板積層シートを、図4に示す液晶ディスプレイ中の
1及び4に示す位置に設置し、コントラスト、正面輝度
及び視野角度を測定した。評価用のディスプレイには市
販のTFT型LCDテレビ(商品名「6E−3C」シャ
ープ社製)を用い、表3には光拡散シートを設置しない
場合を従来品として併記した。コントラストは法線方向
で測定し、正面輝度は従来品を100として評価した。
視野角度については、コントラスト5以上で階調反転の
ない領域を視野と定義して測定した。
【0053】以上の測定結果を表3に示した。
【0054】
【表3】
【0055】実施例5、6では、真横に近い位置からで
も良好な画像が観察された。各実施例では、従来品に比
べて正面輝度が低下しているが、この程度なら実使用に
は支障はない。また、モアレや光学歪みを原因とするコ
ントラストの低下や画質の低下も見られなかった。
【0056】一方、比較例7では実施例に比べて視野角
拡大効果が劣り、比較例8では実施例に比べて視野角拡
大効果が殆ど得られなかった。比較例9では視野角拡大
効果は認められるものの、輝度、コントラストが低下し
て画面の視認性が損われた。
【0057】
【発明の効果】本発明の光拡散シートは、上述の構成で
あり、画質や正面輝度を低下させることなく、液晶ディ
スプレイの視野角度を拡大することができる。また、本
発明の光拡散シートの製造方法では、光拡散シートを効
率良く製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の光拡散シートの基本構成を説明する
ための模式断面図である。
【図2】第2発明の光拡散シートの基本構成を説明する
ための模式断面図である。
【図3】第3発明の光拡散シートの基本構成を説明する
ための模式断面図である。
【図4】光拡散シートの設置位置の一例を示す液晶ディ
スプレイの模式断面図である。
【図5】光拡散シートの設置位置の他の一例を示す液晶
ディスプレイの模式断面図である。
【符号の説明】
10,20,30:光拡散シート 11,21,31:マトリックス樹脂 12,22,23,24,32:光拡散粒子 1:光拡散シート 2:バックライト 3:液晶セル 4:偏光板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明なマトリックス樹脂中に透明な光拡
    散粒子を分散してなる光拡散シートであって、マトリッ
    クス樹脂の屈折率と光拡散粒子の屈折率との差の絶対値
    が0.05〜0.24の範囲にあり、該シート内におい
    て粒子濃度が厚み方向に順次変化するよう勾配をつける
    ことを特徴とする光拡散シート。
  2. 【請求項2】 透明なマトリックス樹脂中に透明な光拡
    散粒子を分散してなる光拡散シートであって、マトリッ
    クス樹脂の屈折率と光拡散粒子の屈折率との差の絶対値
    が0.02〜0.24の範囲にあり、該シート内におい
    てマトリックス樹脂と光拡散粒子との屈折率の差の絶対
    値が厚み方向に順次変化するよう勾配をつけることを特
    徴とする光拡散シート。
  3. 【請求項3】 透明なマトリックス樹脂中に透明な光拡
    散粒子を分散してなる光拡散シートであって、マトリッ
    クス樹脂の屈折率と光拡散粒子の屈折率との差の絶対値
    が0.05〜0.24の範囲にあり、該シート内におい
    て粒子径が厚み方向に順次変化するよう勾配をつけるこ
    とを特徴とする光拡散シート。
  4. 【請求項4】 透明な光拡散粒子を透明なマトリックス
    樹脂中に分散させたそれぞれ粒子濃度の異なる複数枚の
    単層シートを、接着層を介して又は介することなく粒子
    濃度の順に順次積層することを特徴とする請求項1記載
    の光拡散シートの製造方法。
  5. 【請求項5】 それぞれ屈折率の異なる透明な光拡散粒
    子を透明なマトリックス樹脂中に分散させた単層シート
    を、接着層を介して又は介することなくマトリックス樹
    脂と光拡散粒子との屈折率の差の絶対値の順に順次積層
    することを特徴とする請求項2記載の光拡散シートの製
    造方法。
  6. 【請求項6】 透明な光拡散粒子を透明なマトリックス
    樹脂中に分散させたそれぞれ粒子径の異なる複数枚の単
    層シートを、接着層を介して又は介することなく粒子径
    の順に順次積層することを特徴とする請求項3記載の光
    拡散シートの製造方法。
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