JP2017504220A - オプトエレクトロニクス部品、オプトエレクトロニクス装置、光学要素の製造方法、およびオプトエレクトロニクス部品の製造方法 - Google Patents

オプトエレクトロニクス部品、オプトエレクトロニクス装置、光学要素の製造方法、およびオプトエレクトロニクス部品の製造方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、放射放出面を有するオプトエレクトロニクス半導体チップを備えているオプトエレクトロニクス部品に関する。放射放出面の上に光学要素が配置されている。光学要素は、光散乱粒子が埋め込まれている材料を有する。埋め込まれている光散乱粒子の濃度は、放射放出面に対して90゜に等しくない角度を形成する勾配を有する。

Description

本発明は、特許請求項1に記載されているオプトエレクトロニクス部品と、特許請求項8に記載されているオプトエレクトロニクス装置と、特許請求項10に記載されている、光学要素の製造方法と、特許請求項15に記載されている、オプトエレクトロニクス部品の製造方法と、に関する。
電磁放射を横方向に放出するように構成されているオプトエレクトロニクス部品(例えば発光ダイオード部品)は、従来技術から公知である。このようなオプトエレクトロニクス部品を例えば液晶表示装置のバックライト用に使用することが知られている。この場合、複数のオプトエレクトロニクス部品は、それぞれによって放出される放射が横方向に光導波路に入射するように配置される。放射の進路を横方向に変えるために要求される、公知のオプトエレクトロニクス部品の光学要素は、このような公知の装置の厚さを小さくする可能性を制限する。
本発明の目的は、オプトエレクトロニクス部品を提供することである。この目的は、請求項1の特徴を有するオプトエレクトロニクス部品によって達成される。本発明の別の目的は、オプトエレクトロニクス装置を提供することである。この目的は、請求項8の特徴を有するオプトエレクトロニクス装置によって達成される。本発明の別の目的は、光学要素を製造する方法を提供することである。この目的は、請求項10の特徴を有する方法によって達成される。本発明の別の目的は、オプトエレクトロニクス部品を製造する方法を提供することである。この目的は、請求項15の特徴を有する方法によって達成される。従属請求項には、さまざまな修正形態が開示されている。
本オプトエレクトロニクス部品は、放射放出面を有するオプトエレクトロニクス半導体チップを備えている。放射放出面の上に光学要素が配置されている。光学要素は、光散乱粒子が埋め込まれている材料を含む。埋め込まれている光散乱粒子の濃度は、放射放出面に対して90゜に等しくない角度をなす勾配を有する。
このオプトエレクトロニクス部品の光学要素の材料に埋め込まれている光散乱粒子の濃度勾配が傾斜している効果として、このオプトエレクトロニクス部品のオプトエレクトロニクス半導体チップによってその放射放出面において放出された電磁放射の進路が横方向に変わり、これは有利である。したがって、本オプトエレクトロニクス部品は、横方向に本オプトエレクトロニクス部品の隣に配置されておりかつオプトエレクトロニクス半導体チップの放射放出面に平行な向きにある光導波路、に電磁放射を結合するのに適しており、これは有利である。この場合、オプトエレクトロニクス半導体チップによって放出された電磁放射の進路が横方向に変わることにより、オプトエレクトロニクス半導体チップの放射放出面を光導波路の方に向ける必要がない。これにより、オプトエレクトロニクス部品のオプトエレクトロニクス半導体チップをキャリア上に平たく配置することが可能となり、これにより、オプトエレクトロニクス部品のオプトエレクトロニクス半導体チップを良好に熱結合することができる。したがってさらに、オプトエレクトロニクス部品を例えば表面実装可能なSMD部品として構成することができ、これによりオプトエレクトロニクス部品を簡単かつ低コストで実装することができる。
本オプトエレクトロニクス部品の一実施形態においては、角度は35゜〜55゜の範囲内である。角度は40゜〜50゜の範囲内であることが好ましい。例えば、角度を約45゜とすることができる。これによって有利に達成される効果として、本オプトエレクトロニクス部品のオプトエレクトロニクス半導体チップの放射放出面において、放射放出面に垂直な方向に放出された電磁放射の進路が、光学要素によってほぼ直角に変わる。
本オプトエレクトロニクス部品の一実施形態においては、材料は、シリコーン、ポリカーボネート、またはガラスを含む。したがって材料は、埋め込まれている光散乱粒子を担持する、光学的に本質的に透明なマトリックスを形成しており、これは有利である。
本オプトエレクトロニクス部品の一実施形態においては、光散乱粒子は、200nm〜50μmの範囲内の平均サイズを有する。したがって、光散乱粒子によって、オプトエレクトロニクス半導体チップによって放出される電磁放射が効果的な散乱し、これは有利である。
本オプトエレクトロニクス部品の一実施形態においては、光散乱粒子は、TiO、Al、Hf、またはSiOを含む。したがって、光散乱粒子によって、オプトエレクトロニクス半導体チップによって放出される電磁放射が効果的に散乱し、これは有利である。
本オプトエレクトロニクス部品の一実施形態においては、光学要素は、放射放出面に垂直な方向において放射放出面の上に0.1mm〜1mmの範囲内の厚さを有する。光学要素は、0.3mm未満の厚さを有することが好ましい。これにより、全体として極めて小さい厚さ(高さ)を有するオプトエレクトロニクス部品を構成することが可能となり、これは有利である。さらには、光学要素の厚さが小さいことによって、オプトエレクトロニクス部品のオプトエレクトロニクス半導体チップによって放出される電磁放射を、小さい厚さの光導波路に結合することが可能となる。
本オプトエレクトロニクス部品の一実施形態においては、光学要素の材料に波長変換粒子が追加的に埋め込まれている。この場合、波長変換粒子は、例えば、有機発光材料または無機発光材料として構成することができる。波長変換粒子は、量子ドットを備えることもできる。光学要素の材料に埋め込まれている波長変換粒子は、オプトエレクトロニクス部品のオプトエレクトロニクス半導体チップによって放出される電磁放射の波長を変換する目的に使用することができる。オプトエレクトロニクス半導体チップは、例えば、青色スペクトル領域の波長を有する電磁放射を放出するように構成することができる。波長変換粒子は、例えば、青色スペクトル領域の波長を有する電磁放射を、白色のスペクトル分布を有する電磁放射に変換するように構成することができる。
本オプトエレクトロニクス装置は、上述したタイプのオプトエレクトロニクス部品と、光導波路とを備えている。この場合、光導波路は、横方向に光学要素の隣に配置されている。このオプトエレクトロニクス装置のオプトエレクトロニクス部品は、電磁放射(例えば可視光)を光導波路に結合することができ、これは有利である。したがって、本オプトエレクトロニクス装置は、例えば、液晶表示装置におけるバックライト(background lighting)に適している。本オプトエレクトロニクス装置は、オプトエレクトロニクス半導体チップの放射放出面に垂直な方向において極めて薄く構成することができ、これは有利である。
本オプトエレクトロニクス装置の一実施形態においては、光導波路は、放射放出面に平行な向きにある。このようにすることで、本オプトエレクトロニクス装置のオプトエレクトロニクス部品の光学要素の中で進路が変わった電磁放射を、光導波路に結合して光導波路によって伝えることができ、これは有利である。
光学要素を製造する方法は、埋め込まれた光散乱粒子を有する材料のブロックを形成するステップであって、埋め込まれた光散乱粒子の濃度が勾配を有する、ステップと、下面を有する光学要素を得る目的でブロックを分割するステップであって、勾配が下面に対して90゜ではない角度をなす、ステップと、を含む。この方法によって得ることのできる光学要素では、その下面において下面に垂直な方向に光学要素に入射する電磁放射の進路を変えることができる。本方法では、光学要素を簡単かつ低コストで製造することができ、これは有利である。
本方法の一実施形態においては、ブロックを形成する目的で、埋め込まれた光散乱粒子を有する材料の層を形成するステップと、濃度勾配が形成されるように材料内で光散乱粒子を沈めるステップと、層の材料を硬化させてブロックを形成するステップと、を実行する。この方法では、埋め込まれた光散乱粒子を有しかつ光散乱粒子の濃度が勾配を有するブロックを、特に簡単かつ低コストで形成することができ、これは有利である。この場合、勾配を形成する目的に重力が有利に利用される。
本方法の一実施形態においては、ブロックを形成する目的で、材料の第1の層と材料の第2の層とを形成するステップであって、第1の層が、埋め込まれた光散乱粒子の第1の濃度を有し、第2の層が、埋め込まれた光散乱粒子の第2の濃度を有する、ステップと、第1の層と第2の層とを平たく接合してブロックを形成するステップと、を実行する。この方法では、ブロックの材料に埋め込まれる光散乱粒子の濃度勾配の形状を特に正確に制御することができ、これは有利である。第1の層と第2の層を平たく接合するステップは、例えば、接着剤によってこれらの層を接着接合することによって行うことができる。代替方法として、第1の層の材料および第2の層の材料が完全に硬化する前に、第1の層と第2の層とを互いに接合することができる。これにより、個別の接着剤の使用を回避することが可能となる。
本方法の一実施形態においては、ブロックを形成する目的で、材料の第1の層と材料の第2の層を共押し出しする(coextruding)ステップであって、第1の層が、埋め込まれた光散乱粒子の第1の濃度を有し、第2の層が、埋め込まれた光散乱粒子の第2の濃度を有し、第1の層と第2の層とが、上下に重なった状態で共押し出しされてブロックが形成される、ステップ、を実行する。この方法でも、ブロックの材料に埋め込まれる光散乱粒子の濃度勾配の形状を正確に制御することができ、これは有利である。ブロックを形成する複数の層を共押し出しすることによって、次いで複数の層を接合するステップが必要なく、これは有利である。
本方法の一実施形態においては、ブロックは、3つ以上の層から形成される。したがって、ブロックの材料に埋め込まれる光散乱粒子の濃度勾配の形状を、特にきめ細かくモデル化することができ、これは有利である。
オプトエレクトロニクス部品を製造する方法は、上述したタイプの方法によって光学要素を製造するステップと、放射放出面を有するオプトエレクトロニクス半導体チップを作製するステップと、放射放出面の上に光学要素を配置するステップと、を含む。本方法では、オプトエレクトロニクス部品を簡単かつ低コストで製造することができ、これは有利である。この方法によって得ることのできるオプトエレクトロニクス部品の光学要素は、オプトエレクトロニクス部品のオプトエレクトロニクス半導体チップによって放出される電磁放射の進路を有利に変えることができる。
本発明の上述した特性、特徴、および利点と、これらを達成する方法は、それぞれ概略的に示した図面を参照しながら以下にさらに詳しく説明する例示的な実施形態に関連して、さらに明確かつ包括的に理解されるであろう。
オプトエレクトロニクス装置の側面断面図を示している。 埋め込まれた光散乱粒子を有する材料の層の側面断面図を示している。 光散乱粒子が沈んだ後の、層の側面断面図を示している。 多数の光学要素を製造するための、層から形成されたブロックの側面断面図を示している。 ブロックを形成するための多数の副層を示している。 複数の副層から形成されたブロックの側面断面図を示している。 ブロックを形成するための多数の共押し出しされた副層の側面断面図を示している。 共押し出しされた複数の副層から形成されたブロックの側面断面図を示している。
図1は、オプトエレクトロニクス装置100の概略的な側面断面図を示している。オプトエレクトロニクス装置100は、例えば、液晶表示装置(LCD)におけるバックライト用に使用することができる。例えば、携帯型の電子機器(例:携帯電話)の液晶表示装置におけるバックライト用に、オプトエレクトロニクス装置100を使用することができる。
オプトエレクトロニクス装置100は、オプトエレクトロニクス部品200を備えている。オプトエレクトロニクス部品200は、電磁放射(特に可視光)を生成して導く目的に使用される。
オプトエレクトロニクス部品200は、オプトエレクトロニクス半導体チップ210を備えている。オプトエレクトロニクス半導体チップ210は、放射放出面211を有する。オプトエレクトロニクス半導体チップ210は、その放射放出面211において電磁放射(例えば可視光)を放出するように構成されている。オプトエレクトロニクス半導体チップ210は、例えば、発光ダイオードチップ(LEDチップ)として構成することができる。
放射放出面211とは反対側の、オプトエレクトロニクス半導体チップ210の下面の1つの上に、オプトエレクトロニクス半導体チップ210のはんだコンタクトパッドを形成することができる。この場合、オプトエレクトロニクス部品200は、表面実装に適するSMD部品として構成することができる。オプトエレクトロニクス半導体チップ210の下面に配置されるはんだコンタクトパッドは、例えば、電気的接触を形成する目的でリフローはんだ付けによって形成することができる。
オプトエレクトロニクス部品200は、光学要素300をさらに備えている。光学要素300は、本質的に直方体形状に構成されており、上面301と、上面301とは反対側の下面302とを有する。光学要素300は、第1の側面304と、第1の側面304とは反対側の第2の側面305とをさらに有する。第1の側面304および第2の側面305それぞれは、光学要素300の上面301および下面302に垂直な向きにある。
光学要素300は、上面301と下面302との間に、下面302に垂直に測定される厚さ303を有する。光学要素300の厚さ303は、0.1mm〜1mmの範囲内であることが好ましい。光学要素300の厚さ303は、0.3mm未満であることが特に好ましい。
光学要素300は、オプトエレクトロニクス半導体チップ210の放射放出面211の上に配置されている。この場合、光学要素300の下面302は、放射放出面211の側にあり、好ましくは放射放出面211に接触している。光学要素300の下面302の大きさは、オプトエレクトロニクス半導体チップ210の放射放出面211の大きさとほぼ同じであることが好ましい。オプトエレクトロニクス半導体チップ210の放射放出面211において放出された電磁放射は、下面302を通過して光学要素300の中に入射することができる。
光学要素300は、光学的に本質的に透明な材料からなるマトリックス310を有する。光学要素300のマトリックス310は、例えば、シリコーン、ポリカーボネート、またはガラスを含むことができる。光学要素300のマトリックス310には、光散乱粒子320が埋め込まれている。光散乱粒子320は、例えば、TiO、Al、Hf、またはSiOを含むことができる。光散乱粒子320は、平均サイズ321を有し、図1の概略図において平均サイズ321は大幅に誇張してある。光散乱粒子320の平均サイズ321は、例えば、200nm〜50μmの範囲内とすることができる。
光散乱粒子320は、光学要素300のマトリックス310の中に均一には分布していない。そうではなく、光学要素300のマトリックス310に埋め込まれている光散乱粒子320の濃度は、濃度勾配330を有し、マトリックス310に埋め込まれている光散乱粒子320の濃度は濃度勾配330に沿って高くなる。濃度勾配330は、光学要素300の下面302に対して角度331をなしている。したがって、濃度勾配330は、オプトエレクトロニクス半導体チップ210の放射放出面211に対しても角度331に配置されている。角度331は、90゜に等しくない値を有する。したがって、濃度勾配330は、光学要素300の下面302およびオプトエレクトロニクス半導体チップ210の放射放出面211に垂直ではない。角度331は、35゜〜55゜の範囲内の値を有することが好ましい。角度331は、40゜〜50゜の範囲内の値を有することが特に好ましい。例えば、角度331は45゜の値を有することができる。
マトリックス310に埋め込まれている光散乱粒子320の濃度が濃度勾配330に沿って高くなるため、マトリックス310に埋め込まれている光散乱粒子320は、光学要素300の第1の部分領域(下面302および第1の側面304の近くに配置されている)において、光学要素300の第2の部分領域(光学要素300の上面301および第2の側面305の近くに配置されている)よりも、低い濃度を有する。光学要素300の第1の部分領域において、マトリックス310に埋め込まれている光散乱粒子320の濃度は、例えば0%とすることができる。光学要素300の第2の部分領域において、光散乱粒子320の濃度は、例えば25%とすることができる。
光学要素300のマトリックス310に埋め込まれている光散乱粒子320の濃度は、濃度勾配330に沿って連続的に高くなることができる。しかしながら、光散乱粒子320の濃度は、濃度勾配330に沿って段階的に高くなることもできる。この場合、少数の段階よりも多数の段階が好ましい。
光学要素300のマトリックス310に埋め込まれている光散乱粒子320の濃度勾配330によって、光学要素300にその下面302において入射する電磁放射の進路が変わる。進路の変化は、電磁放射が光散乱粒子320において散乱することによって起こる。この場合、電磁放射の進路は、濃度勾配330とは逆方向に変わる。したがって、光学要素300の下面302において、下面302に本質的に垂直な方向に光学要素300に入射した電磁放射は、光学要素300の中で第1の側面304の方向に進路が変わる。したがって、光学要素300の下面302において光学要素300に入射した放射の大部分は、第1の側面304を通じて、第1の側面304に本質的に垂直に向いた方向に光学要素300から出射することができる。光学要素300にその下面302において入射した放射の一部分は、光学要素300の別の表面において光学要素300から出射する。
オプトエレクトロニクス装置100は、オプトエレクトロニクス部品200に加えて、光導波路110を備えている。光導波路110は、例えば、平たい光導波路として構成することができる。オプトエレクトロニクス部品200の光学要素300の第1の側面304から放出される電磁放射が光導波路110に入射し、光導波路110によって、オプトエレクトロニクス装置100のオプトエレクトロニクス部品200のオプトエレクトロニクス半導体チップ210の放射放出面211に本質的に平行な向きにある導光方向111にさらに導かれるように、光導波路110はオプトエレクトロニクス部品200の隣に配置されている。光導波路110の中をさらに導かれる電磁放射は、例えば、液晶表示装置のバックライトに使用することができる。光導波路110は、導光方向111に垂直な方向において、光学要素300の厚さ303にほぼ一致する厚さを有することが好ましい。
光学要素300のマトリックス310には、光散乱粒子320に加えて、波長変換粒子を埋め込むこともできる。波長変換粒子は、例えば、有機発光材料または無機発光材料を含むことができる。波長変換粒子は、量子ドットを備えることもできる。波長変換粒子は、オプトエレクトロニクス部品200のオプトエレクトロニクス半導体チップ210によって放出される電磁放射の波長を変換する目的で設けることができる。これを目的として、波長変換粒子は、第1の波長を有する電磁放射を吸収し、第2の(一般にはより長い)波長を有する電磁放射を放出するように構成することができる。光学要素300のマトリックス310に埋め込まれる波長変換粒子は、例えば、オプトエレクトロニクス半導体チップ210によって放出される、青色スペクトル領域の波長を有する電磁放射を、白色のスペクトル分布を有する電磁放射に変換する目的で設けることができる。しかしながら、光学要素300のマトリックス310に波長変換粒子を埋め込むステップを省くこともできる。
以下では、オプトエレクトロニクス装置100のオプトエレクトロニクス部品200の光学要素300を製造する方法のバリエーションについて、図2〜図4、図5〜図6、および図7〜図8を参照しながら説明する。すべての図面において、互いに対応する部分・要素には図1と同じ参照数字を付してあり、詳しい説明を繰り返さない。
図2は、層410の概略的な側面断面図を示している。層410は、上面401と、上面401とは反対側の下面402とを有する。層410は、光学要素300のマトリックス310の材料と同じ材料を含む、または光学要素300のマトリックス310の材料を形成することのできる元の材料を含む。層410の材料は、完全には硬化していない。
層410には、光散乱粒子320が埋め込まれている。光散乱粒子は、層410の中に本質的に均一に分布させることができる。したがって、層410に埋め込まれている光散乱粒子320は、本質的に均一な濃度を有することができる。
層410の材料は完全には硬化していないため、層410に埋め込まれている光散乱粒子320は、層410の中で重力の影響下で層410の下面402の方向に沈むことができる。このことは、図3の概略的な側面断面図に示してある。層410に埋め込まれている光散乱粒子320は時間の経過とともに沈んでいくため、層410には、層410に埋め込まれている光散乱粒子320の濃度の濃度勾配330が形成される。濃度勾配330は、層410の上面401から下面402まで延びており、層410の上面401および下面402に本質的に垂直な向きにある。
層410に埋め込まれている光散乱粒子320の濃度勾配330が所望の程度に形成された時点で、ただちに層410の材料を硬化させることができる。層410の材料を硬化させるステップは、例えば、熱処理または紫外線による処理によって行うことができる。
層410の材料を硬化させることによって、層410の材料内で光散乱粒子320がそれ以上沈むことが阻止される。光散乱粒子320は層410の材料内で固定される。したがって、層410の材料を硬化させることによって、層410から第1のブロック400が形成される。層410の硬化した材料は、第1のブロック400のマトリックス310を形成する。第1のブロック400のマトリックス310に埋め込まれている光散乱粒子320は、マトリックス310内で濃度勾配330に沿って高くなる濃度を有する。濃度勾配330は、層410の上面401および下面402(第1のブロック400の上面および下面を形成している)に本質的に垂直な向きにある。図4は、第1のブロック400の概略的な側面断面図を示している。
次の工程ステップにおいては、多数の光学要素300を得る目的で、第1のブロック400を分割することができる。第1のブロック400を分割するステップは、例えば、第1のブロック400を切断することによって行うことができる。形成される光学要素の下面302が濃度勾配330に対して90゜ではない角度をなすように、第1のブロック400を分割する。したがって光学要素300は、第1のブロック400から斜めに分離される(例えば切り取られる)。
図5は、第1の副層510、第2の副層520、第3の副層530、および第4の副層540の概略的な側面断面図を示している。これらの副層510,520,530,540は、薄板の形に構成する。この場合、副層510,520,530,540は、確定した厚さを有する。個々の副層510,520,530,540の厚さは、互いに同じである、または互いに異なっていてよい。
副層510,520,530,540それぞれは、光学要素300のマトリックス310の材料と同じ材料を含む。副層510,520,530,540それぞれに光散乱粒子320が埋め込まれている。第1の副層510の材料に埋め込まれている光散乱粒子320は、第1の濃度を有する。第2の副層520の材料に埋め込まれている光散乱粒子320は、第2の濃度を有する。第3の副層530の材料に埋め込まれている光散乱粒子320は、第3の濃度を有する。第4の副層540の材料に埋め込まれている光散乱粒子320は、第4の濃度を有する。副層510,520,530,540の中では、光散乱粒子320の濃度はそれぞれ本質的に一定である。しかしながら、光散乱粒子320の第2の濃度は、光散乱粒子320の第1の濃度よりも高い。第3の濃度は第2の濃度よりも高い。第4の濃度は第3の濃度よりも高い。
第2のブロック500を形成する目的で、副層510,520,530,540を、互いに平たく接合することができる。この場合、第2の副層520は第1の副層510と第3の副層530との間に配置される。第3の副層530は第2の副層520と第4の副層540との間に配置される。第1の副層510の上面は、第2のブロック500の上面501を形成する。第4の副層540の下面は、第2のブロック500の下面502を形成する。
当然ながら、4つの副層510,520,530,540より多くの副層から第2のブロック500を形成することもできる。この場合、個々の副層に埋め込まれる光散乱粒子320の濃度は、これらの層が互いに接合されている順に高くなることが好ましい。しかしながら、2つの副層510,520のみから、または3つの副層510,520,530から、第2のブロック500を形成することも可能である。
副層510,520,530,540を接合して第2のブロック500を形成するステップは、例えば、副層510,520,530,540を積層することによって行うことができる。この場合、個々の副層510,520,530,540を、例えば個別の接着剤によって互いに平たく接合することができる。この場合、副層510,520,530,540の材料(埋め込まれた光散乱粒子320を備えている)は、副層510,520,530,540を接合する前にすでに完全に硬化させることができる。
しかしながら、第2のブロック500を形成する目的で、個別の接着剤を使用することなく副層510,520,530,540を互いに接合することもできる。この場合、副層510,520,530,540の材料(埋め込まれた光散乱粒子320を備えている)は、副層510,520,530,540を接合するときにはまだ完全には硬化しておらず、したがって副層510,520,530,540を永久的に接合することができる。副層510,520,530,540を接合した後、副層510,520,530,540の材料(埋め込まれた光散乱粒子320を備えている)を、例えば熱処理または紫外線による処理によって硬化させることができる。
図6は、副層510,520,530,540から形成された第2のブロック500の概略的な側面断面図を示している。互いに接合された副層510,520,530,540の材料が、第2のブロック500のマトリックス310を形成しており、マトリックス310には光散乱粒子320が埋め込まれている。第2のブロック500においては、埋め込まれている光散乱粒子320は濃度勾配330を有し、濃度勾配330は、第2のブロック500の上面501から第2のブロック500の下面502まで延びており、上面501および下面502に本質的に垂直な向きにある。第2のブロック500のマトリックス310に埋め込まれている光散乱粒子320の濃度は、濃度勾配330に沿って段階的に高くなる。
次の工程ステップにおいては、図4を参照しながら説明した、第1のブロック400を分割するステップと同様の方法で、第2のブロック500を分割することによって、第2のブロック500から光学要素300を形成することができる。
図7は、第1の副層610、第2の副層620、第3の副層630、および第4の副層640の概略的な側面断面図を示している。これらの副層610,620,630,640は、押し出しダイ650による共押し出しによって、薄板の形に形成する。副層610,620,630,640それぞれは、確定した厚さを有する。副層610,620,630,640は、それぞれ同じ厚さを有する、または異なる厚さを有することができる。
副層610,620,630,640それぞれは、光学要素300のマトリックス310の材料と同じ材料を含む。副層610,620,630,640の材料それぞれに、光散乱粒子320が埋め込まれている。各副層610,620,630,640の中では、埋め込まれている光散乱粒子320の濃度は本質的に一定である。第1の副層610においては、埋め込まれている光散乱粒子320は第1の濃度を有する。第2の副層620においては、埋め込まれている光散乱粒子320は第2の濃度を有する。第3の副層630においては、埋め込まれている光散乱粒子320は第3の濃度を有する。第4の副層640においては、埋め込まれている光散乱粒子320は第4の濃度を有する。第2の濃度は第1の濃度よりも高い。第3の濃度は第2の濃度よりも高い。第4の濃度は第3の濃度よりも高い。
共押し出し時、副層610,620,630,640を平たく接合して第3のブロック600を形成する。この場合、第1の副層610の上面は、第3のブロック600の上面601を形成する。第4の副層640の下面は、第3のブロック600の下面602を形成する。第2の副層620は第1の副層610と第3の副層630との間に配置される。第3の副層630は第2の副層620と第4の副層640との間に配置される。当然ながら、4つの副層610,620,630,640より少ない副層から、または4つの副層610,620,630,640より多くの副層から、第3のブロック600を形成することもできる。
図8は、副層610,620,630,640を共押し出しすることによって形成された第3のブロック600の概略的な側面断面図を示している。副層610,620,630,640の材料が、第3のブロック600のマトリックス310を形成している。第3のブロック600のマトリックス310には、光散乱粒子320が埋め込まれている。マトリックス310に埋め込まれている光散乱粒子320の濃度は、濃度勾配330を有する。濃度勾配330は、第3のブロック600の上面601から下面602まで延びており、第3のブロック600の上面601および下面602に本質的に垂直な向きにある。第3のブロック600のマトリックス310に埋め込まれている光散乱粒子の濃度は、濃度勾配330に沿って段階的に高くなる。
第3のブロック600を分割することによって、第3のブロック600から光学要素300を形成することができる。これを目的として、図4を参照しながら第1のブロック400について説明した方法と同じ方法で、第3のブロック600を分割する。
要約すれば、光学要素300を製造する目的で、最初に、光散乱粒子320が埋め込まれているマトリックス材料310においてブロック400,500,600を形成し、埋め込まれている光散乱粒子320の濃度は濃度勾配330を有する。次いで、下面302を有する少なくとも1つの光学要素300を得る目的で、ブロック400,500,600を分割する。この場合、光学要素の下面302が濃度勾配330に対して90゜ではない角度をなすように、ブロック400,500,600を分割する。
ここまで、本発明について、好ましい例示的な実施形態に関連して図示および詳しく説明してきた。しかしながら、本発明は、開示した例に限定されない。当業者には、本発明の保護範囲から逸脱することなく、これらの実施形態から別の変形形態を導くことができるであろう。
[関連出願]
本特許出願は、独国特許出願第102013222702.7号の優先権を主張し、この文書の開示内容は参照によって本明細書に組み込まれている。
100 オプトエレクトロニクス装置
110 光導波路
111 導光方向
200 オプトエレクトロニクス部品
210 オプトエレクトロニクス半導体チップ
211 放射放出面
300 光学要素
301 上面
302 下面
303 厚さ
304 第1の側面
305 第2の側面
310 マトリックス
320 光散乱粒子
321 平均サイズ
330 濃度勾配
331 角度
400 第1のブロック
401 上面
402 下面
410 層
500 第2のブロック
501 上面
502 下面
510 第1の副層
520 第2の副層
530 第3の副層
540 第4の副層
600 第3のブロック
601 上面
602 下面
610 第1の副層
620 第2の副層
630 第3の副層
640 第4の副層
650 押し出しダイ

Claims (15)

  1. オプトエレクトロニクス部品(200)であって、
    放射放出面(211)を有するオプトエレクトロニクス半導体チップ(210)、
    を有し、
    前記放射放出面(211)の上に光学要素(300)が配置されており、
    前記光学要素(300)が、光散乱粒子(320)が埋め込まれている材料(310)を含み、
    前記埋め込まれている光散乱粒子(320)の濃度が、前記放射放出面(211)に対して90゜に等しくない角度(331)をなす勾配(330)、を有する、
    オプトエレクトロニクス部品(200)。
  2. 前記角度(331)が35゜〜55゜の範囲内、好ましくは40゜〜50゜の範囲内である、
    請求項1に記載のオプトエレクトロニクス部品(200)。
  3. 前記材料(310)が、シリコーン、ポリカーボネート、またはガラスを含む、
    請求項1および請求項2のいずれかに記載のオプトエレクトロニクス部品(200)。
  4. 前記光散乱粒子(320)が、200nm〜50μmの範囲内の平均サイズ(321)を有する、
    請求項1から請求項3のいずれかに記載のオプトエレクトロニクス部品(200)。
  5. 前記光散乱粒子(320)が、TiO、Al、Hf、またはSiOを含む、
    請求項1から請求項4のいずれかに記載のオプトエレクトロニクス部品(200)。
  6. 前記光学要素(300)が、前記放射放出面(211)に垂直な方向において前記放射放出面(211)の上に0.1mm〜1mmの範囲内の厚さ(303)、好ましくは0.3mm未満の厚さ(303)、を有する、
    請求項1から請求項5のいずれかに記載のオプトエレクトロニクス部品(200)。
  7. 前記材料(310)に波長変換粒子が埋め込まれている、
    請求項1から請求項6のいずれかに記載のオプトエレクトロニクス部品(200)。
  8. オプトエレクトロニクス装置(100)であって、
    請求項1から請求項7のいずれかに記載のオプトエレクトロニクス部品(200)と、
    光導波路(110)と、
    を有し、
    前記光導波路(110)が、横方向に前記光学要素(300)の隣に配置されている、
    オプトエレクトロニクス装置(100)。
  9. 前記光導波路(110)が、前記放射放出面(211)に平行な向きにある、
    請求項8に記載のオプトエレクトロニクス装置(100)。
  10. 光学要素(300)を製造する方法であって、
    − 埋め込まれた光散乱粒子(320)を有する材料(310)のブロック(400,500,600)を形成するステップであって、前記埋め込まれた光散乱粒子(320)の濃度が勾配(330)を有する、ステップと、
    − 下面(302)を有する光学要素(300)を得る目的で前記ブロック(400,500,600)を分割するステップであって、前記勾配(330)が前記下面(302)に対して90゜ではない角度(331)をなす、ステップと、
    を有する、方法。
  11. 前記ブロック(400)を形成する目的で、
    − 埋め込まれた光散乱粒子(320)を有する材料(310)の層(410)を形成するステップと、
    − 前記濃度勾配(330)が形成されるように前記材料(310)内で前記光散乱粒子(320)を沈めるステップと、
    − 前記層(410)の前記材料(310)を硬化させて前記ブロック(400)を形成するステップと、
    が実行される、
    請求項10に記載の方法。
  12. 前記ブロック(500)を形成する目的で、
    − 前記材料(310)の第1の層(510)と前記材料(310)の第2の層(520)とを形成するステップであって、前記第1の層(510)が、第1の濃度の埋め込まれた光散乱粒子(320)を有し、前記第2の層(520)が、第2の濃度の埋め込まれた光散乱粒子(320)を有する、ステップと、
    − 前記第1の層(510)と前記第2の層(520)とを平たく接合して前記ブロックを形成するステップと、
    が実行される、
    請求項10に記載の方法。
  13. 前記ブロック(600)を形成する目的で、
    − 前記材料(310)の第1の層(610)と前記材料(310)の第2の層(620)を共押し出しするステップであって、前記第1の層(610)が、第1の濃度の埋め込まれた光散乱粒子(320)を有し、前記第2の層(620)が、第2の濃度の埋め込まれた光散乱粒子(320)を有し、前記第1の層(610)と前記第2の層(620)とが、上下に重なった状態で共押し出しされて前記ブロックが形成される、ステップ、
    が実行される、
    請求項10に記載の方法。
  14. 前記ブロック(500,600)が、3つ以上の層(510,520,530,540,610,620,630,640)から形成される、
    請求項12および請求項13のいずれかに記載の方法。
  15. オプトエレクトロニクス部品(200)を製造する方法であって、
    − 請求項10から請求項14のいずれかに記載の方法によって光学要素(300)を設けるステップと、
    − 放射放出面(211)を有するオプトエレクトロニクス半導体チップ(210)を設けるステップと、
    − 前記放射放出面(211)の上に前記光学要素(300)を配置するステップと、
    を有する、方法。
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