JP2009016289A - 光源装置及び光学装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 発光ダイオード6が導光板3の側面に配置された構造において、発光ダイオード6から出射して導光板3へ入射する入射光を、導光板3内において効率的に用いることのできる光源装置7を提供すること。
【解決手段】 発光ダイオード6と、この発光ダイオード6からの出射光を側端面から入射させ、導光後に発光面2から出射する導光板3とを有し、導光板3への入射光により励起されて所定の波長光を発生する赤色蛍光体粒子10a及び緑色蛍光体粒子10bが、導光板3に含有されていることを特徴とする光源装置7。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、液晶表示装置に好適な光源装置、及びこの光源装置を備えた液晶表示装置等の光学装置に関するものである。
近年、青色光を発光する発光ダイオード(Light Emitting Diode;LED)が開発され、また、LEDの高出力化が進んだことにより、LEDを用いる光源装置が注目されている。
このLED光源装置は、光の出射を必要とするいかなる分野においても使用することができるが、例えば、液晶表示装置(Liquid Crystal Display;LCD)用のバックライト装置や、高輝度が要求される照明用光源やプロジェクタ光源、同じく高輝度が要求される自動車のヘッドライトやストップランプ、信号灯、屋外用大型ディスプレイなどの用途への応用が特に進められている。
例えば、現在、バックライト方式のカラー液晶表示装置は、携帯電話や液晶テレビなどの電子機器の表示部として、また、パーソナルコンピューター(Personal Computer;PC)用の表示装置などとして、広く用いられている。この液晶表示装置では、カラーフィルタを備えた透過型液晶表示パネルの背面側を、バックライト装置から出射する白色光で照射し、照射光が液晶表示パネルを透過する透過率を制御することによって、画像を表示する。
このようなバックライト装置は面光源として用いられているので、良質の画像を形成するためには、発光面上での輝度むらや色度むらが小さいことが重要である。従来、バックライト装置の光源としては、冷陰極蛍光ランプ(Cold Cathode Fluorescent Lighting;CCFL)が用いられてきた。
発光ダイオードを用いるLED型のバックライト装置は、通常、光の三原色に対応する赤色LEDと緑色LEDと青色LEDとを備え、これらから出射される三原色光の混合によって白色光を形成する。
また、このLED型のバックライト装置を用いると、CCFLとは異なり、水銀を用いていないので、水銀による環境汚染を引き起こすことがない。また、LEDの発光光は色純度が高いために、色再現範囲が広くなる。また、輝度が高く、出力を容易に変更することができ、かつ応答速度が速いので、ダイナミックレンジの広い、動画応答性の高い画像を形成することができる。また、コンパクトで、発光効率が高く、長寿命であるので、大型化や薄型化や低消費電力化に適している。
上述したように、LED光源装置は、従来の光源にはない種々の特徴を有することから、白色LEDを用いた白色光源、赤色と緑色と青色との三原色LED、又は、他色のLEDを組み合わせて白色光を形成する白色光源として、熱陰極管又は冷陰極管等の蛍光管に代わる白色光源として期待され、その用途が広がっている。
さて、上述の発光ダイオードを用いるLED型のバックライト装置において、蛍光体粒子を、例えば、導光板の主面、拡散板、その他の光学シート等に配する構成は、特開2006−202533及び特開平7−176794等に開示されている。
しかしながら、これらの構成では、蛍光体粒子からなる層は、各面の上に、塗布等の方法で印刷形成されている。この場合に、各面上に蛍光体粒子の配置が限定されてしまう。
そのために、光の均一性を求める設計においてやや制約が生じる。
一方、例えば、導光板の内部に蛍光体粒子を配置する構成としては、例えば、ガラス基板上に2次元的に分散して複数の発光ダイオードが配置され、この発光ダイオードを覆うようにしてガラス基板上に導光板が形成されており、この導光板上に拡散板が形成され、導光板内に蛍光体粒子が含有される構造のものがある(後述の特許文献1を参照)。
この構造においては、2次元的に配置された発光ダイオードの上面に導光板を配置し、その中に蛍光体を分散させている。
特開2001−184921号公報(3頁左欄22行目〜3頁右欄3行目、図3)
しかし、この構成は、発光ダイオードの2次元的な配置に限定しているので、小型の表示装置や中型の表示装置等において発光ダイオードが導光板の側面に配置されている主流の構成には対応できるものではない。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであって、その目的は、発光ダイオードが導光体の側面に配置された構造において、発光ダイオードから出射して導光体へ入射する入射光を導光体内において波長変換等に効率的に用いることのできる光源装置、及びこれを用いた光学装置を提供することにある。
即ち、本発明は、発光体と、この発光体からの出射光を側端面から入射させ、導光後に主面から出射する導光体とを有し、前記導光体への入射光により励起されて所定の波長光を発生する蛍光体粒子が前記導光体に含有されていることを特徴とする光源装置、及び光学装置に係わるものである。
本発明はまた、発光体と、この発光体からの出射光を側端面から入射させ、導光後に主面から出射する導光体とを有し、前記導光体からの出射光により励起されて所定の波長光を発生する蛍光体粒子が前記導光体の出射側に配置された光学部材に含有されていることを特徴とする光源装置、及び光学装置に係わるものである。
本発明によれば、蛍光体粒子が前記導光体又は光学部材に含有されているので、従来構造を殆ど変えることなく入射光を効率良く所望の波長光に変換させることができる。
また、前記発光体からの出射光を前記導光体の側端面から入射させるように前記発光体を配置するので、前記発光体のスペース効率の良い配置が可能となり、前記発光体の個数を減らし、光源装置の小型化も可能になると共に、導光体の面方向において十分な量で入射光を効果的に導光することができる。
本発明においては、例えば、前記導光体が扁平形状をなし、この導光体の側端面から入射した前記入射光が面方向に導かれ、前記導光体の背面側で反射されて前方の前記主面から出射する光源装置に適用することができる。
また、前記導光体の前記主面から白色光を出射するために、前記発光体としての発光ダイオードの出射光の発光波長とは異なる波長で、前記蛍光体粒子が発光するのが望ましい。
この場合に、光強度の高い光源とするために、前記発光ダイオードが青色で発光するのが望ましい。
また、前記導光体の前記主面から白色光を出射するために、前記発光ダイオードから出る出射光と、前記蛍光体粒子から出る出射光とが混色されて前記主面である発光面から出てくるのが望ましい。
また、前記蛍光体粒子が、例えば、赤色で発光する蛍光体粒子と、緑色で発光する蛍光体粒子との2種類であってよい。
また、入射光の効率的な拡散のために、前記蛍光体粒子が、前記導光体内で入射光を拡散させる作用を有するのが望ましい。
また、入射光が光入射側とは反対側にも十分に到達させるために、前記蛍光体粒子の配置密度が、光入射側で低く、反対側に行くに従って高くなるように配置することができる。
また、前記入射光により前記蛍光体粒子をより励起するために、前記蛍光体粒子が、前記導光体の両主面付近にその内部よりも高密度に分散されているのが望ましい。
また、前記蛍光体粒子を前記導光体の主面より100μm程度以内に配置することができる。
また、入射光の効果的な拡散を補助するために、前記蛍光体粒子の他に、光を拡散する粒子を別途前記導光体内に配置することができる。
また、入射光の効果的な拡散のために、前記導光体の背面に前方への光の反射膜が被着されていてもよい。
また、入射光の効果的な拡散のために、前記導光体の背面に対向して前方への光の反射部材が配置されていてもよい。
この場合に、入射光の反射効率向上のために、前記導光体の背面が粗面化されているのが望ましい。
また、光源装置の効果的な発光のために、前記発光体と、前記導光体と、プリズムシート又はプリズム構造とが、光の進路に沿って順次配置されているのが望ましい。
この場合に、前記プリズム構造が前記導光体の発光面自体によって形成されていてもよい。
また、前記プリズムシートと前記導光体の発光面との間に拡散シートが設けられていてもよい。
この場合に、前記拡散シートに前記蛍光体粒子が含有されているのが望ましい。
また、光源装置からの表示を視認し易くするために、前記導光体からの出射光が少なくとも光量制御されているのが望ましい。
この場合、前記光量制御を液晶表示パネルによって行うことができる。
また、上述の光源装置を備えた光学装置を作製することが望ましい。
この場合、液晶素子パネルと組合せて構成した液晶表示装置とすることができる。
次に、本発明の好ましい実施の形態を図面参照下に具体的かつ詳細に説明する。
図1〜図9は、本発明の実施の形態を示すものである。
本実施の形態によれば、図1(a)に示すように、光源装置7において、導光板3(導光体)へ青色の発光ダイオード6(発光体)の光(出射光)が側端面から入射するように、発光ダイオード6が導光板3の側端面に配置されている。
導光板3内には、赤色蛍光体粒子10a及び緑色蛍光体粒子10bが分散している。この赤色蛍光体粒子10a及び緑色蛍光体粒子10bは青色の入射光によって励起される。また、導光板3の背面は、入射光を効果的に拡散するために粗面化されている。更に、導光板3の背面側には、反射シート4(反射部材)が配置されている。
導光板3の材質としては、例えば、ポリメチルメタクリレート(PMMA)やポリカーボネート(PC)又はポリオレフィン等が一般的に使われており、これ等の材質からなる群から選択した1種を用いることができる。更に、青色光で変色しない透明材料としては、例えば、シリコーンがあるので、これを用いると導光板3の長期信頼性が向上すると考えられる。
また、図2に示すように、導光板3の厚さtは0.4mm〜2mmが好ましく、奥行きlは30〜200mmが好ましい。導光板3の厚さtと奥行きlとの比率は、1:(15〜500)、更には1:(50〜120)が好ましく、1:80が更に好ましい。
また、赤色蛍光体粒子10a及び緑色蛍光体粒子10bの導光板3内への分散配置については、例えば、導光板3を成す成形材料にあらかじめ混ぜておく方法と、その成形材料とは別にして、成形時に成形材料に混ぜる方法とがある。
青色の発光ダイオード6より導光板3内に側端面から入射した青色の入射光は、導光板3内を導光する間に、1部の光が赤色蛍光体粒子10a又は緑色蛍光体粒子10bに衝突し、その赤色蛍光体粒子10a又は緑色蛍光体粒子10bを励起して、別の波長の光(赤色光と緑色光)が赤色蛍光体粒子10a及び緑色蛍光体粒子10bよりそれぞれ発光するように作用する。
ここで、入射光(青色光)の一部は、赤色蛍光体粒子10a及び緑色蛍光体粒子10bに衝突することなく、又はこれ等に吸収されることなく、導光板3の発光面2(主面)より前面に出射光1として出射される。
この時に、発光ダイオード6から出射した後に赤色蛍光体粒子10a及び緑色蛍光体粒子10bに衝突することなく発光面2から出射される青色光と、赤色蛍光体粒子10a及び緑色蛍光体粒子10bからそれぞれ出る別の波長の光(赤色光と緑色光)とが混色され、白色の出射光1が形成される。
例えば、青色光と緑色光と赤色光とがそれぞれ適当量出射すれば白色の出射光1となる。
赤色蛍光体粒子10a及び緑色蛍光体粒子10bは、そのような白色光を出射するのを助ける材質であればよい。また、分散させる赤色蛍光体粒子10a及び緑色蛍光体粒子10bの分散量は、白色光となる混色に見合い、また、入射光の一部が出射面(発光面2)から必要量出射するような量に調整することができる。
次に、図1(b)に、青色の入射光による赤色蛍光体粒子10aと緑色蛍光体粒子10bとの励起、及び発光と混色の原理とを模式的に示す。
ここでは、赤色、緑色及び青色の光の3原色の混合により白色光を出射している。
ここで、例えば、蛍光体粒子が黄色で発光する蛍光体粒子である場合には、青色と黄色との混色で白色光を作り出すことができる。即ち、青色光と黄色光とがそれぞれ適当量出射すれば白色の出射光となる。
また、青色の光が導光板3内を導光した後に、前面に出射されるか、又は、途中で赤色蛍光体粒子10a又は緑色蛍光体粒子10bに衝突してそれ等を励起し発光させる。こうして生じた赤色蛍光体粒子10a又は緑色蛍光体粒子10bからの励起光もすぐさま前面に出射光1として出射されるか、又は、導光板3内を導光し、いずれ前面に出射される。
本実施の形態によれば、赤色蛍光体粒子10a又は緑色蛍光体粒子10bが導光板3に含有されているために、従来の構造をほとんど変えることなく、発光ダイオード6からの入射光を効率良く拡散させて光の拡散性を向上させつつ、目的とする波長の発光光を出射することができる。
また、発光ダイオード6からの出射光を導光板6の側端面から入射させるように発光ダイオード6を配置するので、発光ダイオード6のスペース効率の良い配置が可能となり、発光ダイオード6の個数を減らし、光源装置7の小型化を可能にする。しかも、入射光を導光板6の面方向に効果的に導光できる。
また、青色光を導光板3内に導光させることで、紫外光の入射時のような光の減衰がなくなり、各蛍光体粒子10a及び10bまで入射光が十分に届くことができる。
また、各蛍光体粒子が導光板3内に含有されるために、吸湿性を有する各蛍光体粒子が大気に接触し吸湿して劣化するのを防止することができる。
また、青色光を発する発光ダイオードのみを用いるので、赤色光と緑色光と青色光とを発する発光ダイオードを用いた時に生じる色制御の問題を省略することができる。
また、発光ダイオードの種類が1種類であるため、品質管理及び調達が容易となる。
また、導光板3の材質に、例えば、シリコーン樹脂を用いれば、プラスチックの黄変等の問題を生じ難くすることができる。
次に、図2〜図3に、扁平形状の光源装置7の基本的な構成例を示す。
図2に示すように、導光板3の出射面(発光面2)の裏面側には、光反射用のプリズム構造やドット構造又は印刷構造等(粗面化)が施され、導光板3内に入射する入射光が出射面側へ散乱、出射するように構成されている。
次に、図3に示すように、導光板3の形状を、光源側が厚く光源とは反対側が薄くなる楔形とすることもできる。
次に、図4に示すように、導光板3の発光面の上面には、拡散シート9及びプリズムシート8等が配置されて視野角の調整ができるようになっており、導光板3の裏面には反射シート4が配置されていて、導光板3の裏側に抜けようとする入射光を前面に戻している。
一方、赤色蛍光体粒子10a及び緑色蛍光体粒子10bに光を拡散させる特性を持たせれば、これらの各蛍光体に衝突する入射光を拡散することもできる。この特性を利用すると、図5(A)に示すように、拡散シート9を省略することができ、発光ダイオード6、反射シート4、導光板3及びプリズムシート8で光源装置7を構成することができる。
このように、拡散シート9を省略すると光源装置7の部品数が減少し、光源装置7のコストダウンにつながる。
また、赤色蛍光体粒子10a及び緑色蛍光体粒子10bを導光板3内で適切に分散させることで、導光板3の裏面に設けられたプリズム構造やドット構造及び印刷構造等を省略することも可能になる。
次に、図5(B)に、導光板3の裏面に光の方向を変えるプリズム構造やドット構造及び印刷構造等を省略した構成例を示す。
ここでは、赤色蛍光体粒子10a及び緑色蛍光体粒子10bによる光の拡散効果で、導光板3内の入射光が前面に出射される。また、入射光側の赤色蛍光体粒子10a及び緑色蛍光体粒子10bの配置密度を薄くし、反対側に行くに従ってその配置密度が高くなるようにグラデーションを持たせることにより、前面に出射される出射光の輝度分布をほぼ一様にすることもできる。
次に、図5(C)に示すように、赤色蛍光体粒子10a及び緑色蛍光体粒子10bを導光板3の表面(出射面)側の近傍及び裏側面の近傍にそれぞれ分散させると、各蛍光体粒子から発光した光が、再度、赤色蛍光体粒子10a及び緑色蛍光体粒子10bに衝突する確立が低くなる。
これは、赤色蛍光体粒子10a及び緑色蛍光体粒子10bが光の吸収もある程度行うので、赤色蛍光体粒子10a及び緑色蛍光体粒子10bから1度発した光が、他の赤色蛍光体粒子10a及び緑色蛍光体粒子10bに再度衝突すると、発光面2からの光出射量を減少させてしまう恐れがあるからである。
これを防止することにより、赤色蛍光体粒子10a及び緑色蛍光体粒子10bから1度発した光がそのまま発光面2から出射されて、外部で利用されることが望ましいからである。
そのためには、図6に示すように、例えば、出射面側の近傍に集中して、赤色蛍光体粒子10a及び緑色蛍光体粒子10bが分散している構造がより望ましいといえる。
ここで、入射した青色光は赤色蛍光体粒子10a及び緑色蛍光体粒子10b等に衝突して拡散される。この時、青色光の全てが赤色蛍光体粒子10a及び緑色蛍光体粒子10bを励起するわけではなく、1部は青色光のまま赤色蛍光体粒子10a及び緑色蛍光体粒子10bに衝突して方向が変わるだけである。そして、この青色光が発光面2から出射されて他の光と混色され、白色光となる。
赤色蛍光体粒子10a及び緑色蛍光体粒子10bでの青色光の拡散効率が悪い場合には、赤色蛍光体粒子10a及び緑色蛍光体粒子10bの他に、例えば、光の拡散のみを行う拡散粒子を混入してもよい。
また、導光板3の裏面に設けられたプリズム構造、ドット構造又は印刷構造等を省略することにより、光源装置7のコストダウンを図ることができる。更に、このコストダウンを追及する場合には、図7に示すように、例えば、導光板3の前面にプリズム構造を設けて光の配光をコントロールするようにすることによって、プリズムシート8を省略することもできる。
また、導光板3の裏面に反射膜12を直接被着させれば、反射シート4も省略することができる。この反射膜12の形成時には、例えば、反射率の高い材質のものを塗布、蒸着法又はスパッタ法等で形成することができる。
この反射膜12の材質は、例えば、拡散タイプでも正反射タイプでもよい。塗布法による形成の場合は、TiO2やSiO2等の拡散タイプの材質を用いるのが簡便な方法である。
次に、上述の例では、赤色蛍光体粒子10a及び緑色蛍光体粒子10bの含有を導光板材料にて行っているが、導光板3と共に光源装置7に用いられる拡散シート9に赤色蛍光体粒子10a及び緑色蛍光体粒子10bを含有させてもよい。
図8に、拡散シート9(光学部材)内に赤色蛍光体粒子10a及び緑色蛍光体粒子10bを含有させた構造を示す。
この構造によれば、導光板3に赤色蛍光体粒子10a及び緑色蛍光体粒子10bを含有させなくてもよい。そのため、従来通り、輝度分布の役割は導光板3が担い、拡散シート9内で均一に分布された赤色蛍光体粒子10a及び緑色蛍光体粒子10bによって、青色以外の色を出射することができる。
また、赤色蛍光体粒子10a及び緑色蛍光体粒子10bにも光拡散作用があるので、拡散シート9内に蛍光体粒子を含有させると好都合である。また、導光板3の成形等に、複雑な赤色蛍光体粒子10a及び緑色蛍光体粒子10bの含有工程を省略することができる。
拡散シート9以外でも、例えば、反射シート4やプリズムシート8や保護シート等の光学シート類に蛍光体粒子を含有させれば、同様の効果があると考えられる。
次に、図9(a)に、本実施の形態による光源装置7(例えば、バックライト)を用いたセットの1例として、ノート型パーソナルコンピューター13を示す。
次に、図9(b)に、上述のノート型パーソナルコンピューター13に用いられている、例えば、透過型の液晶表示装置(LCD)の構造例を示す。
この構造においては、本実施の形態による光源装置7の光出射側に、偏光板14b、透明基板15b、透明電極16b、液晶配向膜17b、液晶層18、液晶配向膜17a、透明電極16a、透明基板15a及び偏光板14aが、順次配列されてなる液晶パネル(液晶素子パネル)19が配置され液晶表示装置20が構成される。液晶パネル19によって、光源装置7からの発光光の光量制御等が行われる。但し、上述した蛍光体粒子は図示省略している。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれらの例に何ら限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることは言うまでもない。
例えば、本実施の形態を反射型の液晶表示装置に適用することができる。
また、発光ダイオード6の発光色や配置数を変化させることにより、光源装置の発光色を変えたり、その発光強度を変えることもできる。
また、発光ダイオード6は、導光板3の1側端面側に導光板3から離して配置する構造としたが、他の側端面側に配置してもよい。
また、各側端面に発光ダイオード6を接して配置してもよく、埋設して配置してもよく、埋設して配置する場合には、導光板3の成形時に埋設することができる。こうすることにより、導光板3に対する発光ダイオード6の位置決めを行い易くなる。
また、発光ダイオード6の発光色の種類には、必要ならば、単色のみならず、赤色や緑色も含めることができる。
また、発光画面の形状を従来の四角形から、円形等に変更することもできる。
本発明の光源装置及び光学装置は、液晶表示装置のみならず、各種ディスプレイ、大型テレビジョンの画面、モニター、携帯ゲーム機の画面、商店の看板及び高速道路や一般道路における各種夜間掲示板等の光源として好適に用いることができる。
本発明の実施の形態による光源装置の断面図(a)及び入射光の反射状況を示す断面図(b)である。 同、光源装置の斜視図である。 同、別の光源装置の斜視図である。 同、基本的な光源装置の構造を示す断面図である。 同、導光板内に蛍光体粒子を含有する光源装置の断面図(A)、別の光源装置の断面図(B)及び更に別の光源装置の断面図(C)である。 同、更に別の光源装置の断面図である。 同、更に別の光源装置の断面図である。 同、更に別の光源装置の断面図である。 同、パーソナルコンピューターの斜視図(a)及び透過型液晶表示装置の部分断面図(b)である。
符号の説明
1…出射光、2…発光面、3…導光板、4…反射シート、5…入射光、
6…発光ダイオード、7…光源装置、8…プリズムシート、9…拡散シート、
10a…赤色蛍光体粒子、10b…緑色蛍光体粒子、11…プリズム構造、
12…反射膜、13…ノート型パーソナルコンピューター、14a…偏光板、
14b…偏光板、15a…透明板、15b…透明板、16a…透明電極、
16b…透明電極、17a…液晶配向膜、17b…液晶配向膜、18…液晶層、
19…液晶パネル、20…液晶表示装置

Claims (23)

  1. 発光体と、この発光体からの出射光を側端面から入射させ、導光後に主面から出射する導光体とを有し、前記導光体への入射光により励起されて所定の波長光を発生する蛍光体粒子が前記導光体に含有されていることを特徴とする光源装置。
  2. 発光体と、この発光体からの出射光を側端面から入射させ、導光後に主面から出射する導光体とを有し、前記導光体からの出射光により励起されて所定の波長光を発生する蛍光体粒子が前記導光体の出射側に配置された光学部材に含有されていることを特徴とする光源装置。
  3. 前記導光体が扁平形状をなし、この導光体の側端面から入射した前記入射光が面方向に導かれ、前記導光体の背面側で反射されて前方の前記主面から出射する、請求項1又は2に記載の光源装置。
  4. 前記発光体としての発光ダイオードの出射光の発光波長とは異なる波長で、前記蛍光体粒子が発光する、請求項1又は2に記載の光源装置。
  5. 前記発光ダイオードが青色で発光する、請求項4に記載の光源装置。
  6. 前記発光ダイオードから出る出射光と、前記蛍光体粒子から出る出射光とが混色されて前記主面である発光面から出てくる、請求項4に記載の光源装置。
  7. 前記蛍光体粒子が、赤色で発光する蛍光体粒子と、緑色で発光する蛍光体粒子との2種類である、請求項1又は2に記載の光源装置。
  8. 前記蛍光体粒子が、前記導光体内で入射光を拡散させる作用を有する、請求項1に記載の光源装置。
  9. 前記蛍光体粒子の配置密度が、光入射側で低く、反対側に行くに従って高くなるように配置された、請求項1に記載の光源装置。
  10. 前記蛍光体粒子が、前記導光体の両主面付近にその内部よりも高密度に分散されている、請求項1に記載の光源装置。
  11. 前記蛍光体粒子が前記導光体の主面より100μm程度以内に配置されている、請求項1に記載の光源装置。
  12. 前記蛍光体粒子の他に、光を拡散する粒子を前記導光体に配置する、請求項1に記載の光源装置。
  13. 前記導光体の背面に前方への光の反射膜が被着されている、請求項3に記載の光源装置。
  14. 前記導光体の背面に対向して前方への光の反射部材が配置されている、請求項3に記載の光源装置。
  15. 前記導光体の背面が粗面化されている、請求項13又は14に記載の光源装置。
  16. 前記発光体と、前記導光体と、プリズムシート又はプリズム構造とが、光の進路に沿って順次配置されている、請求項1又は2に記載の光源装置。
  17. 前記プリズム構造が前記導光体の発光面自体によって形成されている、請求項16に記載の光源装置。
  18. 前記プリズムシートと前記導光体の発光面との間に拡散シートが設けられている、請求項16に記載の光源装置。
  19. 前記拡散シートに前記蛍光体粒子が含有されている、請求項18に記載の光源装置。
  20. 前記導光体からの出射光が少なくとも光量制御される、請求項1又は2に記載の光源装置。
  21. 前記光量制御が液晶表示パネルによって行われる、請求項20に記載の光源装置。
  22. 請求項1〜20のいずれか1項に記載した光源装置を備えた光学装置。
  23. 液晶素子パネルと組合せて構成した液晶表示装置である、請求項22に記載の光学装置。
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