JPH11192345A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH11192345A
JPH11192345A JP36785497A JP36785497A JPH11192345A JP H11192345 A JPH11192345 A JP H11192345A JP 36785497 A JP36785497 A JP 36785497A JP 36785497 A JP36785497 A JP 36785497A JP H11192345 A JPH11192345 A JP H11192345A
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Koji Tonomura
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Takasago Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 打球発射操作用ハンドルの回動角度等に応じ
て第二の遊技が進行することにより、遊技者が煩雑さや
疲労を感じることなく多様性に富んだ遊技を楽しむこと
が可能な遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技機は、打球発射操作用ハンドル4の
回動操作により打球力を調整しつつ打球を遊技面に発射
して遊技を行う第一遊技とは別に、遊技者の操作により
遊技が進行する第二遊技を行い得る。そして、遊技機
は、打球発射操作用ハンドル4の回動角度を検出する角
度検出手段41と、この角度検出手段41により検出し
たハンドル回動角度に応じて、第二遊技の進行を制御す
る制御手段46とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機等の遊
技機に関し、特に、打球発射操作用ハンドルにより打球
を遊技面に発射して遊技を行う通常の遊技とは別に、遊
技者の操作により遊技が進行する第二の遊技をも行い得
るものに係わる。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ機は、打球発射操作用ハ
ンドルの回動操作により打球力を調整しつつ打球を遊技
面に発射して入賞口に入賞させるものが一般的であり、
近年、特定の入賞口(始動チャッカー)への入賞によ
り、遊技面の中央部に設けられた可変画像表示部が可変
表示を開始するものが主流となっている。この可変画像
表示部は、液晶ディスプレイ、ブラウン管(CRT)又
は回転リール等を用いて三つの画面を表示し、それらの
画面に表示された図柄が特定の組み合わせで停止したと
きに大当たりとするものであるが、その制御はパチンコ
機に装備されたマイクロコンピューターにより行われて
いる。従って、遊技者は、打球発射操作用ハンドルによ
り打球を発射して始動チェッカーに入賞させることによ
って可変画像表示部を始動させること以外に遊技に参加
できないようになっている。
【0003】そこで、遊技者が遊技面への単なる打球供
給だけでなく、遊技により参加できる新型の遊技機が要
請されており、この要請に答えたものとしては、例えば
特開平6−178847号公報に開示されたものが知ら
れている。この公報には、始動チャッカーに打球が入賞
すると可変画像表示部上で特定のゲームがスタートし、
遊技者がゲームを行うことができ、そのゲーム結果によ
ってフィーバー状態として特典を与えるという、いわば
パチンコとテレビゲームとを組み合わせたものと、可変
画像表示部における特定の図柄の組み合わせでフィーバ
ー状態とする遊技機において、遊技者が図柄の組み合わ
せを予め設定できるようにするものとが開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報の
ものの如く、一台の遊技機において、打球を遊技面に発
射して遊技を行う通常の遊技とは別に、遊技者の操作に
より遊技が進行する第二の遊技をも行い得るように構成
する場合、打球発射操作用ハンドルとは別に、第二の遊
技に遊技者が参加するための何らかの操作手段が必要で
あるが、この操作手段を操作するために、打球発射操作
用ハンドルから手を放したり、両手を使用したりすれば
遊技に集中し難くなるという問題がある。また、操作手
段として押しボタンを打球発射操作用ハンドルに設けた
場合には、遊技者は通常右手でハンドルを握ったままそ
の手の人差し指等で押しボタンを頻繁に押す必要があ
り、疲労感を増す原因になる。
【0005】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、その課題とするところは、打球発射操作用ハンド
ルと別の操作手段を設けることなく、打球発射操作用ハ
ンドルの回動角度等に応じて第二の遊技が進行すること
により、遊技者が煩雑さや疲労を感じることなく多様性
に富んだ遊技を楽しむことが可能な遊技機を提供するも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に係る発明は、打球発射操作用ハンドルの
回動操作により打球力を調整しつつ打球を遊技面に発射
して遊技を行う第一遊技とは別に、遊技者の操作により
遊技が進行する第二遊技を行い得る遊技機において、上
記打球発射操作用ハンドルの回動角度を検出する角度検
出手段と、この角度検出手段により検出したハンドル回
動角度に応じて、上記第二遊技の進行を制御する制御手
段とを備える構成とする。これにより、遊技者は打球発
射操作用ハンドルを回動操作するだけで、打球力を調整
しつつ打球を遊技面に発射して第一遊技を行うことがで
きるとともに、ハンドル回動角度に応じて第二遊技の進
行を制御してその遊技に参加することができる。ここ
で、第二遊技は、第一遊技を一旦中断させた後に進行が
開始するだけでなく、第一遊技と独立並行して進行する
ようにしてもよいが、その場合には、例えば打球が遊技
面の天釘に当たる範囲内において、制御手段がハンドル
回転角度に応じて第二遊技の進行を制御するように調整
をする必要がある。
【0007】請求項2に係る発明は、打球発射操作用ハ
ンドルの回動操作により打球力を調整しつつ打球を遊技
面に発射して遊技を行う第一遊技とは別に、遊技者の操
作により遊技が進行する第二遊技を行い得る遊技機にお
いて、上記打球発射操作用ハンドルを遊技機本体に対
し、従来の如く回動可能とするだけでなく回動軸方向に
スライド可能に取り付けるとともに、このハンドルの回
動軸方向のスライド位置を検出する位置検出手段と、こ
の位置検出手段により検出したスライド位置に応じて、
上記第二遊技の進行を制御する制御手段とを備える構成
とする。これにより、遊技者は、打球発射操作用ハンド
ルの回動操作により打球力を調整しつつ打球を遊技面に
発射して第一遊技を行うことができるとともに、同じハ
ンドルの回動軸方向のスライド移動により第二遊技の進
行を制御してその遊技に参加することができる。
【0008】請求項3に係る発明は、上記第二遊技を、
遊技面に設けられた可変画像表示部において、遊技者の
操作に応じてゲームが進行するものとする。これによ
り、第二遊技がいわゆるテレビゲームとして多種多様な
ものとなり、若者向きの遊技を実現できる。
【0009】請求項4に係る発明は、上記第一遊技をパ
チンコ遊技とし、上記第二遊技を、パチンコ遊技用の所
定の入賞口が遊技者の操作に応じて遊技面内で移動する
ものとする。これにより、第二遊技がシンプルなものと
なり、年配者向けの遊技を実現できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0011】図1は本発明の第一の実施形態に係るパチ
ンコ機Aの外観を示し、このパチンコ機Aは、その本体
1の前面側に遊技盤2、パチンコ玉投入皿3、打球発射
操作用ハンドル4、パチンコ玉払出口5、受け皿6及び
余剰玉放出口7を備えてなる。
【0012】上記遊技盤2の表面のうちの遊技領域であ
る遊技面2aには、天釘11a等の複数の障害釘11b
(大部分は図示せず)、入賞口12及びチューリップ役
物13等がそれぞれ所定の位置に配置されている。ま
た、遊技面2aの中央部には、液晶ディスプレイからな
る可変画像表示部14が配置されているとともに、この
可変画像表示部14の下側に始動入賞口15と大きな開
口を有する特別入賞口16とアウト玉を取り込むための
アウト口17とが略縦一列に配置されている。
【0013】上記可変画像表示部14は、遊技面2aに
発射された打球が始動入賞口15に入賞した時に三つの
画面を横一列に表示し、それらの画面でそれぞれ数字等
の複数種の図柄を可変表示した後、所定時間経過後に停
止し、各々いずれか一つの図柄を表示するようになって
おり、可変画像表示部14の制御は、後述するパチンコ
機本体制御部46により行われる。この制御部46は、
打球が始動入賞口15に入賞した時点で抽選を行い、そ
の抽選結果が「当たり」の場合には可変画像表示部14
に特定の図柄の組み合わせ(例えば「7」「7」
「7」)を表示する。また、この「当たり」の場合、制
御部46は、可変画像表示部14を一つの画面としかつ
遊技者の操作に応じてゲームが進行する第二遊技を表示
するようになっている。従って、パチンコ機Aは、打球
発射操作用ハンドル4の回動操作により打球力を調整し
つつ打球を遊技面2aに発射してパチンコ遊技を行う第
一遊技とは別に、遊技者の操作により遊技が進行する第
二遊技を行い得るようになっている。
【0014】上記打球発射操作用ハンドル4は、図2及
び図3に詳示するように、パチンコ機本体1に固定され
たハンドル本体21と、このハンドル本体21の軸方向
中間部に回動自在に設けられた円盤状の回動操作部材2
2と、この回動操作部材22のパチンコ機本体1側に隣
接して設けられたタッチスイッチ23と、ハンドル本体
21のパチンコ機本体1に面する側に突出して設けられ
た停止ボタン24とを備えている。
【0015】上記回動操作部材22には、図4及び図5
にも示すように、回動軸26の一端が回転一体に結合さ
れている。この回動軸26は、パチンコ機本体1に回動
自在にかつ軸方向に移動不能に支持され、パチンコ機本
体1の背面側に延びる回動軸26の他端にはカム部材2
7等が回転一体に装着されており、カム部材27にはワ
イヤ28を介して打球発射装置30が連係されている。
【0016】上記打球発射装置30は、支軸31回りに
揺動可能に支持された打球発射レバー32と、このレバ
ー32の支軸31側に回転一体に連結された円板33
と、この円板33にS極とN極とを交互にかつ環状に配
列してなる被駆動側永久磁石34とを備えている。また
打球発射装置30は、図示していないが、上記被駆動側
永久磁石34と対向しかつその永久磁石34と同様にS
極とN極とを交互にかつ環状に配列してなる駆動側永久
磁石と、この駆動側永久磁石と上記被駆動側永久磁石3
4との間に配置され両者の磁気吸引力及び磁気反発力を
調整するための磁気遮断部材と、上記駆動側永久磁石を
所定の角度毎に回転駆動するステッピングモータからな
らる駆動モータとを備えている。そして、駆動モータの
作動により駆動側永久磁石が所定角度回転すると、それ
との吸引作用により被駆動側永久磁石34が同期して回
転し、これと一体の打球発射レバー30が図5に示す位
置にまで回動し、駆動側永久磁石が更に所定角度回転し
て被駆動側永久磁石34と同極で対向した時、打球発射
レバー30はその反発力により被駆動側永久磁石34と
共に図5に示す矢符b方向に急激に戻り、その先端の打
球部32aで打球(パチンコ玉)を遊技面2aに向けて
発射するようになっている。
【0017】上記駆動モータは、打球発射操作用ハンド
ル4のタッチスイッチ23と停止ボタン24とによりオ
ン・オフが切り替えられるようになっている。すなわ
ち、遊技者がハンドル本体21を握ってタッチスイッチ
23に触れると駆動モータがオン作動して打球を発射す
る一方、停止ボタン24を押すとオフ作動に切り替わり
打球の発射が一時停止し、停止ボタン24を再度押すと
その一時停止が解除される。また、上記磁気遮断部材は
ワイヤ28に連結されていて、打球発射操作用ハンドル
4の回動操作部材22の回動操作に応じて駆動側永久磁
石と被駆動側永久磁石34との間の磁気吸引力及び磁気
反発力ひいては打球力を強弱に調整し得るようになって
いる。
【0018】そして、本発明の特徴として、上記打球発
射操作用ハンドル4には、図3に示すようにその回動操
作部材22の回動角度を検出する角度検出手段41が装
備されている。この角度検出手段41は、回動軸26に
設けられた被検出部42と、この被検出部42と対向し
てハンドル本体21の内面に取り付けられたリング状又
は円弧状の検出部43と、この検出部43からの出力信
号を受ける角度検出回路44とからなる。上記検出部4
3は、例えばホール素子等からなる磁気センサ、あるい
はホトダイオード等からなる光センサであり、検出部4
3が磁気センサの場合被検出部42は磁性体であり、検
出部43が光センサの場合被検出部42は反射面であ
る。上記角度検出回路44は、ノイズを遮断するための
フィルタやアンプ等を有してなり、この角度検出回路4
4の出力信号としての角度検出信号は、制御手段として
のパチンコ機本体制御部46に入力される。
【0019】上記パチンコ機本体制御部46は、図示し
ていないがCPU、ROM及びRAM等を有するマイク
ロコンピューターからなる。この制御部46は、上述し
たように打球が始動入賞口15に入賞した時点で抽選を
行い、その抽選結果が「当たり」の場合に可変画像表示
部14に特定の図柄の組み合わせを表示し、しかる後、
遊技者の操作に応じてゲームが進行する第二遊技を可変
画像表示部14に表示するよう制御するようになってお
り、この制御は、具体的には図6及び図7に示すフロー
チャートに従って行われる。
【0020】すなわち、図6に示すメインルーチンのフ
ローチャートに従って、スタートした後、先ず、ステッ
プS1で始動入賞口15に入賞球が有りか否かを判定
し、入賞球が有りのYESのときには、ステップS2で
可変表示モードを実行する。この可変表示モードは、可
変画像表示部14に三つの画面を横一列に表示し、それ
らの画面でそれぞれ数字等の複数種の図柄を可変表示し
た後、所定時間経過後に停止し、各々いずれか一つの図
柄を表示する。また、この可変表示モードでは、乱数発
生器等を用いて抽選を行い、その抽選結果が「当たり」
の場合には入賞として可変画像表示部14に特定の図柄
の組み合わせで停止して表示する。そして、ステップS
3で停止図柄の組み合わせが入賞であるか否かを判定
し、その判定がYESの入賞のときには、ステップS4
でハンドル操作制御モードを実行し、しかる後にリター
ンする。ステップS1又はステップS3での判定がNO
のときにもそのままリターンする。
【0021】ハンドル操作制御モードは、図7に示すサ
ブルーチンのフローチャートに従って、可変画像表示部
14に図8(a)〜(c)に示すいわゆるブロック崩し
ゲームのような画面を表示し、遊技者による打球発射操
作用ハンドル4(詳しくは回動操作部材22)の回動操
作角度に応じてゲームを進行する。すなわち、先ず、ス
テップS11で図8(a)に示すように擬似球51を出
現させるとともに反射板52を表示する。擬似球51
は、所定の速度で直進し、画面の上辺及び左右両辺では
反射するが、画面の下辺では通過して画面上から消え
る。反射板52は、画面の下辺側に位置する水平ライン
53上をハンドル4の回動操作角度に応じて左右に移動
し、擬似球51が当たるとそれを反射する。
【0022】そして、次のステップS12では反射板5
2で反射した擬似球51が画面上のいずれかの入賞ラン
ク54に衝突したか否かを判定する。この判定がNOの
とき、つまり擬似球51を反射板52で反射できずに擬
似球51が画面上から消えたときには、反射操作ミスと
してゲームを終了する一方、判定がYESのときには、
ステップS13で図8(b)に示すように衝突した入賞
ランク54を点滅等により明示するとともにV入賞ゾー
ン55を表示する。V入賞ゾーン55は、上記反射板5
2の代わりに出現し、反射板52と同じく水平ライン5
3上をハンドル4の回動操作角度に応じて左右に移動
し、擬似球51が当たるとそれをキャッチする。
【0023】続いて、ステップS14で擬似球51がV
入賞ゾーン55に入ったか否かを判定し、その判定がN
Oのときには、入球操作ミスとしてゲームを終了する一
方、判定がYESのときには、ステップS15で入賞ラ
ンクによる大入賞口つまり特別入賞口16の開閉をする
大当たりモードを実行し、しかる後にゲームを終了す
る。
【0024】このように、上記実施形態のパチンコ機A
においては、打球発射操作用ハンドル4の回動操作部材
22を回動操作することにより、打球力を調整しつつ打
球を遊技面2aに発射して各種入賞口12,13,1
5,16への入賞を競う通常のパチンコ遊技を行うこと
ができるだけでなく、始動入賞口15への入賞時でかつ
停止図柄が入賞したいわゆるスーパーリーチ時に遊技者
が参加するタイプのゲームを行うことができるので、遊
技の興趣を高めることができる。しかも、遊技者は単に
ハンドル4の回動操作だけで二種類の遊技をすることが
できるので、遊技の煩雑さや疲労感を感じることなく遊
技を楽しむことができる。
【0025】尚、この実施形態ではハンドル操作制御モ
ードになったとき、ゲーム進行制御と打球発射制御との
関係としては、下記の三つのいずれの方法を用いてもよ
い。
【0026】(1)ハンドル操作制御モードの実行開始
時つまりゲームの開始時に打球発射装置30の駆動モー
タの作動を自動的に停止して打球の発射を中止し、ゲー
ムの進行のみを制御する。そして、ゲームが操作ミスで
終了あるいは大入賞口開閉の大当たりモード(図7のス
テップS15)に移行した時に上記駆動モータを作動さ
せて打球の発射を再開する。
【0027】(2)ハンドル操作制御モードの実行中で
も打球の発射を中止せず、ゲーム進行制御と打球発射制
御とを同時並行して行う。但し、この場合、打球が例え
ば遊技面2aの天釘11aに当たる範囲内において、ハ
ンドル4の回動操作角度に応じて反射板52又はV入賞
ゾーン55が水平ライン53上を移動するように制御す
る。従って、打球をいわゆる右打ちにしているときはゲ
ーム進行制御が働かなくなるので、遊技者は天釘11a
付近に打球を発射しながらハンドル4を回動操作してゲ
ームを行うことになる。
【0028】(3)ハンドル操作制御モードの実行に先
立って、可変画像表示部14での表示等により遊技者に
ハンドル4の停止ボタン24を押させて打球の発射を中
止させるようにして、ゲームの進行のみを制御する。
【0029】図9は本発明の第二の実施形態に係るパチ
ンコ機の打球発射操作用ハンドル部分の構造を示す。
尚、パチンコ機の打球発射操作用ハンドル部分以外の構
成は、第一の実施形態におけるパチンコ機Aのそれと同
じであり、以下の説明では、適宜同一符号を用いて引用
する。
【0030】この第二の実施形態においては、打球発射
操作用ハンドル60は、第一の実施形態における打球発
射操作用ハンドル4のハンドル本体21と回動操作部材
22とに各々相当する部分を一体成形してなるハンドル
本体61と、このハンドル本体61の回動操作部材に相
当する部分61aに隣接して設けられたタッチスイッチ
62とを備え、外観上は第一の実施形態における打球発
射操作用ハンドル4と略同一の形状に形成されている。
【0031】上記ハンドル本体61の中心部には、回動
軸63の一端部が嵌合する嵌合孔64と、この嵌合孔6
4と連続するばね収納室65とが形成されている。上記
回動軸63は、第一の実施形態における回動軸26の場
合と同じく、パチンコ機本体1に回動自在にかつ軸方向
に移動不能に支持され、また図示していないがパチンコ
機本体1の背面側でワイヤ等を介して打球発射装置と連
係されている。この回動軸63とハンドル本体61の嵌
合孔64とは、図10に拡大詳示するように、若干隙間
を有した状態で嵌合しており、またキー溝66とそれに
対応する突条部67とにより回り止め状態に係合してい
る。従って、ハンドル本体61は、パチンコ機本体1に
対し回動軸63と一体に回転可能にかつ回動軸63の軸
線方向にスライド可能に取り付けられている。
【0032】上記ばね収納室65にはハンドル本体61
を回動軸63に密接する方向(図9で右方向)に付勢す
るための引張ばね68が配置されている。また、パチン
コ機本体1には回動軸63と同心状に環状溝71が形成
されている一方、ハンドル本体61にはこの環状溝71
内にまで延出するスカート部72が形成されており、ハ
ンドル本体61が引張ばね68の付勢力に抗して手前側
(図9で左側)に最大限引き出されたときでもハンドル
本体61とパチンコ機本体1との間の隙間が目立たない
ようになっている。
【0033】上記スカート部72の先端には被検出部7
3が設けらている一方、上記環状溝71にはハンドル本
体61のスライド移動に伴うこの被検出部73のスライ
ド位置を検出する検出部74が設けられている。この検
出部74は、第一の実施形態の検出部43と同じく磁気
センサ又は光センサ等からなり、被検出部73は磁性体
又は反射面等からなる。検出部74の信号は、フィルタ
ーやアンプ等を有してなる位置検出回路75に入力され
る。上記被検出部73と検出部74と位置検出回路75
とにより、打球発射操作用ハンドル60(詳しくはハン
ドル本体61)の回動軸63方向のスライド位置を検出
する位置検出手段76が構成されている。
【0034】上記位置検出回路75の出力信号つまり位
置検出手段76の検出信号は、制御手段としてのパチン
コ機本体制御部77に入力される。このパチンコ機本体
制御部77は、第一の実施形態のパチンコ機本体制御部
46と同様に、打球が始動入賞口15に入賞した時点で
抽選を行い、その抽選結果が「当たり」の場合に可変画
像表示部14に特定の図柄の組み合わせを表示し、しか
る後、遊技者による打球発射操作用ハンドル60のハン
ドル本体61のスライド操作に応じてゲームが進行する
第二遊技を可変画像表示部14に表示するように制御す
る。
【0035】従って、上記第二の実施形態においては、
打球発射操作用ハンドル60のハンドル本体61を回動
操作することにより、打球力を調整しつつ打球を遊技面
2aに発射して各種入賞口12,13,15,16への
入賞を競う通常のパチンコ遊技を行うことができ、また
始動入賞口15への入賞時でかつ停止図柄が入賞したい
わゆるスーパーリーチ時に、同じハンドル本体61を回
動軸63方向にスライド操作することにより、遊技者が
参加するタイプのゲームを行うことができるので、遊技
者は遊技の煩雑さや疲労感を感じることなく遊技を楽し
むことができる。
【0036】その上、パチンコ遊技と遊技者参加タイプ
のゲームとは、ハンドル本体61の回動操作とスライド
操作という別々の操作により独自にかつ同時並行して行
うことができるので、遊技の興趣をより高めることがで
きる。
【0037】図11及び図12は本発明の第三の実施形
態に係るパチンコ機の始動入賞口付近の構造を示す。第
一の実施形態の場合、始動入賞口15は遊技盤2に固定
され、その上方に2本の障害釘11bが配置されている
が(図1参照)、第三の実施形態では、4本の障害釘8
1,81,…が横一列にかつ不均一な間隔(L1>L2
>L3)で配置され、始動入賞口82は、それらの障害
釘81,81,…の下方で遊技者が入り易い箇所を選択
できるように水平方向に移動可能に設けられている。
【0038】すなわち、パチンコ機本体1に水平方向に
長い略矩形状の開口部86が開口されており、始動入賞
口82は、この開口部86を通してパチンコ機本体1の
前面側から背面側まで延びかつ開口部86内を水平方向
に移動可能に配置されている。パチンコ機本体1の前面
側には始動入賞口82を挟んで左右一対の遮蔽部材8
7,87が配置されている。各遮蔽部材87は、一端が
始動入賞口82の側壁に固定されたスライド板88と、
このスライド板88の他端側をパチンコ機本体1の前面
との間にスライド可能に支持するようにパチンコ本体1
の前面に固定された固定板89とからなり、開口部86
内における始動入賞口82の位置に拘らず開口部86が
常に外部(パチンコ機の前面側)に露見しないようにし
ている。
【0039】一方、上記始動入賞口82のパチンコ機本
体背面側に延出する部分には落下口91が形成され、こ
の落下口91から落下するパチンコ玉92は球排出通路
93を通して回収されるようになっている。また、パチ
ンコ機本体1の背面側には、始動入賞口82を開口部8
6内で水平方向に移動させる左右一対のアクチュエータ
95,95が配置されている。各アクチュエータ95
は、ソレノイド(図示せず)を内蔵するケーシング96
内から延出するロッド97がソレノイドの電磁力により
伸張・収縮動作をする構成になっており、ロッド97の
先端は始動入賞口82の側壁に連結されている。このア
クチュエータ95の作動はパチンコ機本体制御部(図示
せず)により制御される。
【0040】上記第三の実施形態の場合、打球を発射し
ながら始動入賞口82を移動させるようにするので、打
球発射操作用ハンドルの構成及びパチンコ機本体制御部
の制御としては、第二の実施形態の場合と同じく、打球
発射操作用ハンドルをパチンコ機本体に対し回動軸方向
にスライド可能に取り付け、そのハンドルの回動軸方向
のスライド位置に応じて、始動入賞口82を左右に移動
させるように制御することが望ましい。また、それによ
り、第二の実施形態の場合と同様な作用効果を発揮する
ことができる。特に、この第三の実施形態では、遊技者
参加タイプのゲームが始動入賞口82を左右に移動させ
るというシンプルでかつ興趣の高いものであるので、年
配者向けの遊技機として有効である。
【0041】図13は本発明の第四の実施形態に係るパ
チンコ機の特別入賞部付近を示す。このパチンコ機は、
いわゆる羽根モノタイプのものであり、特定の入賞口に
打球が入賞すると一対の開閉羽根101,101が左右
に開放して、落下してくる球105を役モノ102内に
拾うようになっている。役モノ102内には、その下辺
に沿って横幅の広い入賞口103が固定して配置されて
いるとともに、この入賞口103の上方位置で水平方向
に移動可能な可動Vゾーン104が設けられている。
【0042】上記可動Vゾーン104の移動機構は、図
示していないが、第三の実施形態における始動入賞口8
2の移動機構と同じくパチンコ機本体の背面側に配置さ
れた電磁式のアクチュエータ等を備えてなる。また、そ
のアクチュエータの作動制御ひいては可動Vゾーン10
4の移動制御は、打球発射操作用ハンドルの回動軸方向
のスライド位置に応じて行われる構成になっている。
尚、図13中、106は役モノ102内の上部に設けら
れた継続回数表示器で、可動Vゾーン104への球の入
賞により大当たり継続の回数を表示するものである。
【0043】尚、本発明は上記第一ないし第四の実施形
態に限定されるものではなく、その他種々の実施形態を
包含するものである。例えば、上記各実施形態では、遊
技者参加タイプのゲームとして反射板52、V入賞ゾー
ン55、始動入賞口82又は可動Vゾーン104が打球
発射操作用ハンドル4,60の回動角度あるいは回動軸
方向前後のスライド位置に応じて水平方向に移動するよ
うにしたが、ゲームの内容に応じて、可動物を垂直方向
に移動するようにしたり、あるいはハンドルの回動角度
とスライド位置との組み合わせにより可動物を水平方向
と垂直方向の両方に移動するようにしてもよい。
【0044】また、上記第一の実施形態では、打球発射
操作用ハンドル4(詳しくはその回動操作部材22)の
回動を回動軸26からワイヤ28を介して打球発射装置
30に伝達する構成のものについて述べたが、本発明
は、ハンドルの回動をギヤ伝達機構又はこれに代わるも
のを介して打球発射装置に伝達するものにも同様に適用
することができるのは勿論である。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明の遊技機によれ
ば、打球発射操作用ハンドルの操作だけで、打球力を調
整しつつ打球を遊技面に発射して第一遊技を行うことが
できるととに、第二遊技の進行を制御してその遊技に参
加することができるので、遊技者は煩雑さや疲労を感じ
ることなく多様性に富んだ遊技を楽しむことができ、遊
技の興趣を高めることができる。
【0046】特に、請求項3に係る発明では、第二遊技
が遊技面に設けた可変画像表示部で展開される多種多様
なテレビゲームであるので、若者向きの遊技を実現でき
る。また、請求項4に係る発明では、第二遊技が第一遊
技としてのパチンコ遊技用の入賞口を遊技面内で移動さ
せるシンプルなものであるので、年配者向けの遊技を実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態に係るパチンコ機の前
面側を示す正面図である。
【図2】上記パチンコ機の打球発射操作用ハンドル付近
を上方から見た平面図である。
【図3】上記ハンドル部分の構造を一部切開して示す拡
大側面図である。
【図4】上記ハンドルの回動を打球発射装置側に伝達す
る機構の一部分の斜視図である。
【図5】同機構の正面図である。
【図6】ゲーム進行制御のメインルーチンを示すフロー
チャート図である。
【図7】ハンドル操作制御モードのサブルーチンを示す
フローチャート図である。
【図8】ハンドル操作制御モードによるゲームの内容を
説明するための図である。
【図9】本発明の第二の実施形態を示す図3相当図であ
る。
【図10】図9のX−X線における拡大断面図である。
【図11】本発明の第三の実施形態に係るパチンコ機の
始動入賞口付近の前面側を示す正面図である。
【図12】図11のY−Y線における断面図である。
【図13】本発明の第四の実施形態に係るパチンコ機の
特別入賞部付近の前面側を示す正面図である。
【符号の説明】
A パチンコ機(遊技機) 1 パチンコ機本体(遊技機本体) 4,60 打球発射操作用ハンドル 14 可変画像表示部 15,82 始動入賞口 22 回動操作部材 26,63 回動軸 30 打球発射装置 41 角度検出手段 46,77 パチンコ機本体制御部(制御手段) 52 反射板 55 V入賞ゾーン 76 位置検出手段 104 可動Vゾーン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 打球発射操作用ハンドルの回動操作によ
    り打球力を調整しつつ打球を遊技面に発射して遊技を行
    う第一遊技とは別に、遊技者の操作により遊技が進行す
    る第二遊技を行い得る遊技機であって、 上記打球発射操作用ハンドルの回動角度を検出する角度
    検出手段と、 この角度検出手段により検出したハンドル回動角度に応
    じて、上記第二遊技の進行を制御する制御手段とを備え
    たことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 打球発射操作用ハンドルの回動操作によ
    り打球力を調整しつつ打球を遊技面に発射して遊技を行
    う第一遊技とは別に、遊技者の操作により遊技が進行す
    る第二遊技を行い得る遊技機であって、 上記打球発射操作用ハンドルは、遊技機本体に対し回動
    軸方向にスライド可能に取り付けられており、 このハンドルの回動軸方向のスライド位置を検出する位
    置検出手段と、 この位置検出手段により検出したスライド位置に応じ
    て、上記第二遊技の進行を制御する制御手段とを備えた
    ことを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】 上記第二遊技は、遊技面に設けられた可
    変画像表示部において、遊技者の操作に応じてゲームが
    進行するものである請求項1又は2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 上記第一遊技はパチンコ遊技であり、上
    記第二遊技は、パチンコ遊技用の所定の入賞口が遊技者
    の操作に応じて遊技面内で移動するものである請求項1
    又は2記載の遊技機。
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