JPH11189328A - ベルトコンベヤ乗継部の搬送物付着防止装置 - Google Patents

ベルトコンベヤ乗継部の搬送物付着防止装置

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JPH11189328A
JPH11189328A JP35774897A JP35774897A JPH11189328A JP H11189328 A JPH11189328 A JP H11189328A JP 35774897 A JP35774897 A JP 35774897A JP 35774897 A JP35774897 A JP 35774897A JP H11189328 A JPH11189328 A JP H11189328A
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JP
Japan
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receiving plate
belt conveyor
hopper
object receiving
falling
Prior art date
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JP35774897A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutomo Yamanaka
泰智 山中
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】粘着性が大きく、塊状物を含む搬送物に対し
て、格別の動力を要することなく、保守に労力を要しな
い簡易な構造で、ホッパ内への付着成長を防止し、剥落
効果の大きい搬送物付着防止装置を提供する。 【解決手段】ベルトコンベヤ10の乗継部シュート20
内に落下搬送物受け板40を上方から揺動自在に吊下
げ、その下端が衝突する剛性の衝撃受体50を設け、搬
送物12によって受け板40に振動、揺動、衝撃を与
え、自動的に付着物を剥離するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベルトコンベヤ乗
継部の搬送物付着防止装置に関し、塊状物を含む搬送物
を搬送するコンベヤシステムに有用なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、付着性を有する粉粒状物質や、鉱
石等を輸送するコンベヤシステムでは乗継部のホッパ又
はシュート内に付着物が成長し、ブリッジ現象を起した
り、成長した大塊が剥離して下流側の各所に詰りを生じ
たり、ベルトを片寄りさせたり、あるいはベルトからこ
ぼれて作業環境を劣化させたりする問題がある。
【0003】このようなコンベヤシステムにおける乗継
部のホッパ又はシュート内における付着物の成長を防止
する技術は、従来からも知られており、例えば、実開平
6−87314号公報に示されるようにホッパやシュー
トにバイブレータや打撃装置を配設し、ホッパやシュー
トに振動又は打撃を与えて付着物を落下させ、付着物が
成長するのを防止する手段がある。また、落下搬送物を
受けて落下方向を変える受け板の表面に可動パットを設
ける手段もある。これらの手段は、構造が複雑な割に付
着物落下効果が乏しい。また、動力を要するとか、保守
が容易でないとか、満足すべきものではなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、粘着性が大
きく、塊状物を含む搬送物の搬送に対して、格別の動力
を要することなく、保守に労力を要しない簡易な構造
で、ホッパ内への搬送物の付着成長を防止し、剥落効果
の大きいベルトコンベヤ乗継部の搬送物付着防止装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ベルトコンベ
ヤの乗継部ホッパ内の前面側に、通常はホッパに固定さ
れている落下搬送物受け板を、揺動自在な吊下体とした
ことを特徴とするベルトコンベヤ乗継部の搬送物付着防
止装置を提供するものである。このような落下搬送物受
け板は、搬送物の衝撃と搬送物による摩耗とを考慮し
て、肉厚の頑丈な取替可能なライナ構造等にしているの
が一般的である。本発明ではこれを揺動自在な吊下体と
し、例えば比較的軽量な耐摩耗性の板体とし、搬送物が
衝突した時、吊下体自体が面内振動すると共に吊下体全
体が上部ピンを中心に揺動するようにし、上方にピン支
持部を設けて吊り下げることとした。
【0006】この場合に、前記吊下体の揺動範囲内に、
この吊下体が大きく揺動した時に吊下体の下端が衝突す
る衝撃受体を設け、吊下体の揺動が大きくなった時に衝
突させ、その衝撃によって付着物の剥落を促進すること
とすると好適である。また、前記落下搬送物受け板は乗
継部ホッパ内面に固定したバッファプレートとし、この
乗継部ホッパ全体を上方で吊り下げ、揺動自在な吊下体
としてもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、ベルトコンベヤの乗継
部シュートの落下搬送物受け板を上方から揺動自在に吊
下げ、搬送物のホッパ内面への付着を防止する装置であ
る。以下図面を参照して説明する。図1は実施例のベル
トコンベヤの乗継部の一部断面側面図、図2はそのA矢
視図を示すものである。上流側のベルトコンベヤ10は
ヘッドプーリ11から搬送物12を乗継部ホッパ20内
に放荷する。この搬送物12は後流のベルトコンベヤ3
0に載荷されて搬送される。乗継部ホッパ20内に、放
荷された搬送物12が衝突する落下搬送物受け板40を
ピン41で吊り下げてある。落下搬送物受け板40はピ
ン41を中心に搬送物12の放荷方向に揺動可能であ
る。また、落下搬送物受け板40の揺動運動の振幅を制
限する衝突部材50が、落下搬送物受け板40の下端部
の上流側に設けられている。なお、下流側にもストッパ
51が設けられており、落下搬送物受け板40の自由吊
下位置の板の面からの距離は下流側のストッパ51の方
が大きくなっている。
【0008】付着性を有する搬送物は落下搬送物受け板
40に衝突した時、一部が落下搬送物受け板40の面に
付着するが、この付着物は次の作用により剥落する。 (a)搬送物12の衝突によって落下搬送物受け板40
が振動するとともに揺動し、搬送物12の搬送量の変動
によって、落下搬送物受け板40の振動、揺動運動が変
化する。
【0009】(b)搬送物中に塊状物が混入し、この塊
状物が落下搬送物受け板40に衝突するとその衝撃によ
って落下搬送物受け板40が振動すると共に揺動し、こ
の揺動が大きい時落下搬送物受け板40は揺動の帰りス
トロークで衝突部材50に衝突する。 (c)以上の搬送物の不規則な変動及び落下搬送物受け
板40の不規則な運動により、搬送物が落下搬送物受け
板に衝突する部分や衝突力の変化、及び落下搬送物受け
板の振動や衝突部材50との衝突による衝撃により、付
着物が成長せずに剥落する。
【0010】図3は別の実施例の一部断面側面図、図4
はそのB矢視図である。図1、2の実施例と異なるの
は、ホッパ20の上部にビーム22を取付け、このビー
ムをピン21で揺動自在に吊下すると共に、ホッパ20
の壁面23にバッファープレート60を取りつけてホッ
パ全体が揺動するようにした点である。この実施例で
は、図4に示すように、バッファープレート60の両横
に突起61を設け、この突起61が衝突する衝突部材5
0及びストッパ51をコンベヤの側部にホッパと独立に
設けてある。
【0011】バッファープレート60は図1、2の実施
例の落下搬送物受け板40と同様の作用を有し、この実
施例も付着物が成長せずに剥落する。本発明は、ベルト
コンベヤの乗継部に適用される技術ではあるが、後流に
ベルトコンベヤが存在することを必須とするものではな
く、例えば、ベルトコンベヤから貯蔵ポケットやバンカ
に供給するベルトコンベヤ等あらゆるベルトコンベヤの
頭部ホッパに適用することができるのもである。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、付着性の大きい搬送物
であっても、ベルトコンベヤの乗継部のホッパ内に搬送
物が付着成長することがない。従って、搬送物の付着成
長に起因するトラブルを解消することができる。本発明
の装置は格別の動力を必要としない。また、点検清掃等
の労力を著しく減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の一部断面側面図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】他の実施例の一部断面側面図である。
【図4】図3のB矢視図である。
【符号の説明】
10 (上流側の)ベルトコンベヤ 11 ヘッドプーリ 12 搬送物 20 乗継部ホッパ 21 ピン 22 ビーム 23 壁面 30 後流のベルトコンベヤ 40 落下搬送物受け板 41 ピン 50 衝突部材 51 ストッパ 60 バッファープレート 61 突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルトコンベヤの乗継部シュートの落下
    搬送物受け板を上方から揺動自在な吊下体としたことを
    特徴とするベルトコンベヤ乗継部の搬送物付着防止装
    置。
  2. 【請求項2】 前記吊下体の下端が衝突する剛性の衝撃
    受体を該吊下体の揺動可能範囲内に設けたことを特徴と
    する請求項1記載のベルトコンベヤ乗継部の搬送物付着
    防止装置。
  3. 【請求項3】 前記落下搬送物受け板は乗継部ホッパ内
    面に貼着したバッファプレートとし、該乗継部ホッパ自
    体を揺動自在な吊下体としたことを特徴とする請求項1
    記載のベルトコンベヤ乗継部の搬送物付着防止装置。
JP35774897A 1997-12-25 1997-12-25 ベルトコンベヤ乗継部の搬送物付着防止装置 Withdrawn JPH11189328A (ja)

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