JPH04130229U - ベルトコンベアのシユート部の構造 - Google Patents
ベルトコンベアのシユート部の構造Info
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- JPH04130229U JPH04130229U JP4478891U JP4478891U JPH04130229U JP H04130229 U JPH04130229 U JP H04130229U JP 4478891 U JP4478891 U JP 4478891U JP 4478891 U JP4478891 U JP 4478891U JP H04130229 U JPH04130229 U JP H04130229U
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- Japan
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- belt conveyor
- chute
- powder
- belt
- conveyor
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Landscapes
- Chutes (AREA)
- Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
- Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ベルトコンベア上に載せられて搬送される粉
粒体の落下を有効に防止し、落下した粉粒体の掃集等の
作業量を削減し、落粉体による二次飛散を防ぐ。 【構成】 シュート11の、ベルトコンベア幅方向にお
ける開口上部に、粉粒体3に対して表面易滑性である一
対の誘導板12を、弾性体13を介してシュートの内方
に向けて張り出させて取り付ける。
粒体の落下を有効に防止し、落下した粉粒体の掃集等の
作業量を削減し、落粉体による二次飛散を防ぐ。 【構成】 シュート11の、ベルトコンベア幅方向にお
ける開口上部に、粉粒体3に対して表面易滑性である一
対の誘導板12を、弾性体13を介してシュートの内方
に向けて張り出させて取り付ける。
Description
【0001】
本考案は、ベルト上に載せられて搬送される粉粒体の落下を有効に防止するこ
とができるベルトコンベアのシュート部の構造に関するものである。
【0002】
従来、ベルトコンベア上に粉粒体を連続的に供給して搬送する場合、ベルトコ
ンベアへの粉粒体の供給(落下)位置を正しく規制するために、開口が矩形をな
し開口下部をやや狭めるように絞りこんだシュートをベルトコンベアの上方に配
設し、そこから粉粒体を供給することが通常行われている。
ここで、ベルトコンベアとシュートとの関係を示すと図2のようになる。すな
わち、図2はベルトコンベアの進行方向側からみた、ベルトコンベアとシュート
との関係を示す断面図である。図示の如く、供給側ベルトコンベアのドラム(1
)により駆動される供給側ベルト(2)の上に載った粉粒体(3)は、図の矢印
で示す方向にシュート(11)内に落とされ、シュートの内壁に当たりながら規
制されて落下し、受入側ベルトコンベアのドラム(21)に対応する受入側ベル
ト(22)の上に載せられる。このような場合、例えば水分9%前後の石炭等、
特に付着性のある粉粒体は図示の如くベルトコンベアの幅方向に渡り均一な厚み
で受入側ベルト(22)の上に載る。
【0003】
ところが、ベルト上に載せられて搬送途中にある粉粒体が振動等によってその
一部が崩れることがある。このとき、ベルトコンベアが蛇行していると、ベルト
上で崩れた粉粒体はベルトからはみ出して落下してしまう。このような落粉はベ
ルトコンベアの蛇行時に限られるものではないが、ベルトコンベアの蛇行時には
特に落粉が起こり易い。
上記のようなベルトコンベアからの落粉の原因の一つをなすベルトコンベアの
蛇行を防止するために、自動調芯ローラーを設置したり、キャリヤローラーにト
ラフ角を設けたりすることも行われている。
しかしながら、コストその他諸種制約により上記設備を設置できない場合も多
く、また上記設備が設置されている場合であっても、粉粒体の水分や粒度等の性
状変化、操業条件の変動等によってベルトコンベアの蛇行を完全に防止すること
はできないのが実情である。
本考案は、大規模な装置の代替等を行うことなく簡易な構成によって、ベルト
コンベアが蛇行した場合でも落粉を有効に防止することができる手段を提供する
ことを目的とする。
【0004】
本考案者らは、上記目的を達成すべく種々検討を重ねた結果、ベルトコンベア
のシュート部の構造に改良を加えることにより本考案を完成するに至った。
すなわち、本考案は、ベルトコンベアの上方に配設されるシュートの、ベルト
コンベア幅方向における開口上部に、粉粒体に対して表面易滑性である一対の誘
導板を上方からの力に対して弾性的に変動可能なように、シュートの内方に向け
て張り出させて取り付けたことを特徴とするベルトコンベアのシュート部の構造
である。
【0005】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本考案の実施例におけるベルトコンベアの進行方向側からみた、ベルト
コンベアとシュートとの関係を示す断面図である。
【0006】
粉粒体に対して表面易滑性である一対の誘導板12は、該誘導板12をボルト
ナット14により挟持する弾性体13を介して、ボルト15によりシュート11
のベルトコンベア幅方向における開口上部において、シュートの内方に向けて張
り出すようにやや下向きに取り付けられている。符号16はシュート11を支持
する枠体である。
しかして、供給側ベルトコンベアのドラム1により駆動される供給側ベルト2
の上から、図の矢印で示す方向にシュート11内に落とされた粉粒体3は、先ず
誘導板12に衝突してから落下するので、受入側ベルト22の幅方向のほぼ中央
部に集中するように落ち、図に示すように、丁度受入側ベルト22の上に山形を
なすように載り、順次搬送されることとなる。このため、搬送途中においてベル
トコンベアが蛇行しており、ベルトの上の粉粒体3がくずれることがあっても、
粉粒体3がベルトから落ちることが大幅に防止される。また、ここで、誘導板1
2は、弾性体13を介してシュート11の開口上部に取り付けられているため、
粉粒体3の誘導板12に対する衝突により、常に振動して図の矢印に示すように
上下動を生じているので、付着性のある粉粒体であっても誘導板12に衝突して
はじかれて落下する。このため、粉粒体が誘導板12に付着することもない。
なお、誘導板12としては、通常、各種合成樹脂板やセラミック板等が使用さ
れるが、要は粉粒体に対して表面が易滑性に形成されていればよく、その材質は
特に限定されるものではない。また、弾性体13としては肉厚のゴム板や金属板
等を使用することができるが、要は誘導板12が上方からの力に対して弾性的に
変動可能なように取り付けられていればよい。したがって、誘導板12の支持方
法や誘導板12に弾性的な変動を付与する手段は特に限定されるものではない。
また、誘導板12自体を弾性体により構成してもよい。弾性の程度は、運搬す
べき粉粒体の水分や粒度等の性状、操業条件等によって適宜選択される。
【0007】
上記したように、本考案によれば、搬送途中にベルトコンベアの蛇行等により
ベルトの上の粉粒体が崩れることがあっても、ベルトからの粉粒体の落下は大幅
に防止される。また、粉粒体が誘導板に付着することなくベルトの上に落下する
ので、従来のようにシュートに粉粒体が付着してシュート詰まりを起こすような
こともなくなる。
したがって、落下した粉粒体の掃集等の作業量も大幅に削減されると共に、落
粉体による二次飛散もなくなり作業環境が改善される等の効果が得られる。
しかも、大規模な装置の代替等を行う必要もなく簡易な構成によるものである
から、コスト的にも有利であり、また、既存の設備にそのまま適用することもで
きるため、その実用的効果は極めて大きいものである。
【図1】本考案の実施例における、ベルトコンベアの進
行方向側からみた、ベルトコンベアとシュートとの関係
を示す断面図である。
行方向側からみた、ベルトコンベアとシュートとの関係
を示す断面図である。
【図2】従来例における、ベルトコンベアの進行方向側
からみた、ベルトコンベアとシュートとの関係を示す断
面図である。
からみた、ベルトコンベアとシュートとの関係を示す断
面図である。
1 供給側ベルトコンベアのドラム
2 供給側ベルト
3 粉粒体
11 シュート
12 誘導板
13 弾性体
21 受入側ベルトコンベアのドラム
22 受入側ベルト
Claims (1)
- 【請求項1】 ベルトコンベアの上方に配設されるシュ
ートの、ベルトコンベア幅方向における開口上部に、粉
粒体に対して表面易滑性である一対の誘導板を、上方か
らの力に対して弾性的に変動可能なように、シュートの
内方に向けて張り出させて取り付けたことを特徴とする
ベルトコンベアのシュート部の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4478891U JPH04130229U (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | ベルトコンベアのシユート部の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4478891U JPH04130229U (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | ベルトコンベアのシユート部の構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04130229U true JPH04130229U (ja) | 1992-11-30 |
Family
ID=31924823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4478891U Pending JPH04130229U (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | ベルトコンベアのシユート部の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04130229U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017145068A (ja) * | 2016-02-15 | 2017-08-24 | Jfeスチール株式会社 | ベルトコンベアにおけるコンベアベルトの片寄り防止装置およびその装置を用いたコンベアベルトの片寄り防止方法 |
-
1991
- 1991-05-20 JP JP4478891U patent/JPH04130229U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017145068A (ja) * | 2016-02-15 | 2017-08-24 | Jfeスチール株式会社 | ベルトコンベアにおけるコンベアベルトの片寄り防止装置およびその装置を用いたコンベアベルトの片寄り防止方法 |
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