JP7248111B2 - 受け板、乗継ぎ部シュート、搬送装置及び搬送方法 - Google Patents

受け板、乗継ぎ部シュート、搬送装置及び搬送方法 Download PDF

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Description

本発明は、受け板、乗継ぎ部シュート、搬送装置及び搬送方法に関する。
例えば特許文献1に記載されるように、搬送物を上流側コンベアから落下させて下流側コンベアに乗継がせるベルトコンベアの乗継ぎ部において、上流側コンベアから落下する搬送物を受けることで搬送物の落下方向を変化させる受け板が知られている。受け板により、搬送物を上流側コンベアから下流側コンベアに適切に乗継がせることができる。受け板は通常、乗継ぎ部を覆う乗継ぎ部シュートのハウジング内に配置される。
特開平11-189328号公報
付着性を有する搬送物を受け板で受ける場合、受け板に搬送物が付着し、堆積するという問題が従来から指摘されている。特に、野積み時に雨に晒されることなどにより水を含んだ鉄鉱石、石炭などの製鉄原料が搬送物である場合には、その高い付着性により、上記の問題が顕著となる。受け板に搬送物が堆積すると例えば、搬送物の下流側コンベアへの落下位置がずれ、搬送物が下流側コンベアの幅方向一方側に偏った状態で搬送され、これにより下流側コンベアのベルトの負荷が増大してベルトの寿命が低減したり、下流側コンベアから搬送物がこぼれたりする不具合を招く虞がある。
そこで本発明は、搬送物の付着を抑制することができる受け板、乗継ぎ部シュート、搬送装置及び搬送方法を提供することを目的とする。
本発明の要旨は、次の通りである。
1.搬送物を上流側コンベアから落下させて下流側コンベアに乗継がせるベルトコンベアの乗継ぎ部において、前記上流側コンベアから落下する前記搬送物を受けることで前記搬送物の落下方向を変化させる受け板であって、
前記搬送物を受ける受け面を備える湾曲板状部を有し、
前記湾曲板状部が、水平断面において前記上流側コンベアの搬送方向の反対側に向く1つのみの凸部を形成するように湾曲する受け板。
2.前記湾曲板状部の前記受け面が、所定の軸線を中心とする円柱面状又は楕円柱面状である、前記1.に記載の受け板。
3.前記所定の軸線が、前記上流側コンベアの幅方向中心を通る鉛直面内に位置する、前記2.に記載の受け板。
4.前記湾曲板状部のみによって前記搬送物を受ける、前記1.~3.の何れか1項に記載の受け板。
5.前記湾曲板状部が、上面視において少なくとも前記上流側コンベアの幅範囲内に位置する、前記1.~4.の何れか1項に記載の受け板。
6.前記上流側コンベアの幅方向中心を通る鉛直面に関して対称である、前記1.~5.の何れか1項に記載の受け板。
7.前記受け板が全体として、水平断面において前記上流側コンベアの搬送方向の反対側に向く1つのみの凸部を形成する、前記1.~6.の何れか1項に記載の受け板。
8.搬送物を上流側コンベアから落下させて下流側コンベアに乗継がせるベルトコンベアの乗継ぎ部を覆うハウジングと、
前記ハウジング内に配置され、前記上流側コンベアから落下する前記搬送物を受けることで前記搬送物の落下方向を変化させる受け板とを有する乗継ぎ部シュートであって、
前記受け板が、前記搬送物を受ける受け面を備える湾曲板状部を有し、
前記湾曲板状部が、水平断面において前記上流側コンベアの搬送方向の反対側に向く1つのみの凸部を形成するように湾曲する乗継ぎ部シュート。
9.前記8.に記載の乗継ぎ部シュートを有する搬送装置。
10.搬送物を上流側コンベアから落下させて下流側コンベアに乗継がせるベルトコンベアの乗継ぎ部において、前記上流側コンベアから落下する前記搬送物を受け板で受けることで前記搬送物の落下方向を変化させる搬送方法であって、
前記受け板が、前記搬送物を受ける受け面を備える湾曲板状部を有し、
前記湾曲板状部が、水平断面において前記上流側コンベアの搬送方向の反対側に向く1つのみの凸部を形成するように湾曲する搬送方法。
本発明によれば、搬送物の付着を抑制することができる受け板、乗継ぎ部シュート、搬送装置及び搬送方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る乗継ぎ部シュートを有する搬送装置を示す斜視図である。 図1に示す搬送装置の、上流側コンベアの幅方向中心を通る鉛直面による断面図である。 図1に示す搬送装置の、ハウジングを省略した上面図である。 図1に示す受け板の水平断面図である。 図1に示す受け板の湾曲板状部の中心軸線に垂直な平面による断面図である。 図1に示す搬送装置の変形例の、ハウジングを省略した上面図である。 湾曲板状部における水の接触角を示す図である。 平板における水の接触角を示す図である。 図1に示す受け板の付着量の評価結果を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について例示説明する。
図1~図5に示すように、本発明の一実施形態において受け板1は、搬送物2を上流側コンベア3から落下させて下流側コンベア4に乗継がせるベルトコンベア5の乗継ぎ部6において、上流側コンベア3から落下する搬送物2を受けることで搬送物2の落下方向を変化させるものである。また、本実施形態において乗継ぎ部シュート7は、乗継ぎ部6を覆うハウジング8と、ハウジング8内に配置される受け板1とを有している。なお、ベルトコンベア5は上流側コンベア3と下流側コンベア4とで構成されている。また、本実施形態では、ベルトコンベア5と乗継ぎ部シュート7とで搬送装置9が構成されている。本実施形態の搬送方法は、乗継ぎ部6において、上流側コンベア3から落下する搬送物2を受け板1で受けることで搬送物2の落下方向を変化させるものである。搬送物2は、本実施形態では水を含むことで付着性を有する含水物であり、例えば、野積み時に雨に晒されることなどにより水を含んだ鉄鉱石、石炭などの製鉄原料である。しかし、搬送物2は付着性を有していれば、含水物に限らない。
上流側コンベア3は、布、合成樹脂又はゴム製等のベルト10と、ベルト10を駆動するプーリ等の駆動装置11と、ベルト10を案内するローラ等の案内装置12とで構成されている。下流側コンベア4は例えば、布、合成樹脂又はゴム製等のベルト13と、ベルト13を駆動するプーリ等の駆動装置(図示省略)と、ベルト13を案内するローラ等の案内装置14とで構成されている。なお、図1においては、上流側コンベア3の案内装置12と下流側コンベア4の案内装置との図示を省略している。上流側コンベア3の搬出側端部15は、乗継ぎ部6において下流側コンベア4よりも上方に位置している。図1及び図3に上流側コンベア3の搬送方向D1と、下流側コンベア4の搬送方向D2とを白抜き矢印で示している。上流側コンベア3の搬送方向D1と下流側コンベア4の搬送方向D2との各々は、水平であってもよいし、水平よりも鉛直上向き又は鉛直下向きに傾斜していてもよい。図3に示すように、上面視において下流側コンベア4の搬送方向D2は、上流側コンベア3の搬送方向D1に対して反時計周りに90°回転しているが、これに限らず例えば、270°回転していてもよいし、0°又は180°回転していてもよいし、それ以外の角度で回転していてもよい。乗継ぎ部シュート7のハウジング8の形状は、上記角度に応じて適宜変更可能である。なお、本実施形態において上下方向とは鉛直方向を意味している。
本実施形態において、X軸正方向は、水平面内において上流側コンベア3の搬送方向D1と一致する方向であり、Y軸正方向は、上面視でX軸正方向に対して反時計周りに90°回転した方向であり、Z軸正方向は鉛直上方向である。
ハウジング8は、例えば鋼材で形成されるハウジング本体8aと、例えば合成樹脂又はゴムで形成されるとともにハウジング本体8aの下端に設けられ、下流側コンベア4の幅方向(つまりX軸方向)に互いに対向する2つのスカート8bとで構成されているが、これに限らない。例えばハウジング8は、両スカート8bを有していなくてもよい。ハウジング8は、上流側コンベア3の搬出側端部15が挿入される挿入口16と、下流側コンベア4の上面に向けて搬送物2を排出する排出口17とを有しているが、これに限らない。ハウジング8でベルトコンベア5の乗継ぎ部6を覆うことにより、乗継ぎ部6において搬送物2がベルトコンベア5からこぼれ落ちることを抑制することができる。
受け板1はハウジング8内に配置されている。ハウジング8は受け板1が通る貫通口18を有しており、受け板1の一部がハウジング8内に配置されているが、これに限らず例えば、受け板1の全体がハウジング8内に配置されていてもよい。
受け板1は、搬送物2を受ける受け面19aを備える湾曲板状部19を有している。湾曲板状部19は、水平断面(図4参照)において上流側コンベア3の搬送方向D1の反対側(つまりX軸負方向)に向く1つのみの凸部を形成するように湾曲している。
したがって、上流側コンベア3の搬出側端部15から落下しながら搬送方向D1に搬出される搬送物2を受け面19aで受けるときに、搬送物2からの衝突力F1に対する反発力F2を低減することができる。すなわち、水平断面において受け面19aは搬送方向D1に対して傾斜しているため、受け面19aが搬送方向D1に垂直な従来の場合と比べると、反発力F2を低減することができる。また、その傾斜の方向が受け面19aに衝突した搬送物2が凝集する方向ではなく、発散する方向である(つまり、Y軸正方向側の部分がY軸正方向に向けてX軸正方向に傾斜し、Y軸負方向側の部分がY軸負方向に向けてX軸正方向に傾斜している)。
また、湾曲板状部19の受け面19aは、平板20の表面20a(図7参照)と比較するとその湾曲形状によって撥水性、つまり水に対する接触角が大きくなる。つまり、図6~図7に示すように、湾曲板状部19の受け面19aにおける水の接触角θ1は、平板20の表面20aにおける水の接触角θ2よりも大きくなる。したがって、湾曲板状部19の受け面19aは、平板20の表面20aよりも、水或いは水以外の液体を含む搬送物2が付着し難くなる。
したがって、上述したような湾曲板状部19により、受け板1への搬送物2の付着を抑制することができる。
なお、受け板1を形成するための材料及び方法は特に限定されないが、受け板1は例えば鋼鉄製であり、例えば1枚の鋼板をロール加工することで形成される。
また、本実施形態では、受け板1は湾曲板状部19のみによって搬送物2を受けるように構成されている。したがって、受け板1への搬送物2の付着を効率的に抑制することができる。なお、受け板1の構成はこれに限らない。例えば、受け板1は図8に示す変形例のように、湾曲板状部19と2つの平板状部21とによって搬送物2を受けるように構成してもよい。本変形例では、上面視において湾曲板状部19における上流側コンベア3の幅方向(つまりY軸方向)の両端の各々に平板状部21が連なっている。本変形例では、受け板1は全体として、水平断面において上流側コンベア3の搬送方向D1の反対側に向く1つのみの凸部を形成している。
図4に示すように、本実施形態では、受け板1が全体として、水平断面において上流側コンベア3の搬送方向D1の反対側に向く1つのみの凸部を形成している。したがって、受け板1への搬送物2の付着をより効率的に抑制することができる。なお、受け板1の構成はこれに限らない。
また、本実施形態では、湾曲板状部19が、上面視(図3参照)において少なくとも上流側コンベア3の幅範囲内に位置している。すなわち、湾曲板状部19は、少なくとも、上流側コンベア3の搬出側端部15においてベルト10の搬送物2が載置される上面の幅方向一端(つまりY軸負方向側の一端)を通り搬送方向D1に沿う鉛直面である幅方向一端鉛直面S1と、前記上面の幅方向他端(つまりY軸正方向側の一端)を通り搬送方向D1に沿う鉛直面である幅方向他端鉛直面S2との間に位置している。したがって、上流側コンベア3から落下する搬送物2を湾曲板状部19でより効率的に受けることができる。なお、受け板1の構成はこれに限らない。
また、本実施形態では、湾曲板状部19の受け面19aが、所定の軸線である中心軸線O(図5参照)を中心とする円柱面状である。つまり、受け面19aは中心軸線Oに垂直な断面において円弧状である。したがって、受け板1への搬送物2の付着をより効率的に抑制することができる。なお、湾曲板状部19の受け面19aは、これに限らず例えば、中心軸線Oを中心とする楕円柱面状(つまり、中心軸線Oに垂直な断面において楕円弧状)であってもよい。
また、本実施形態では、中心軸線Oが上流側コンベア3の幅方向中心(つまりY軸方向中心)を通る鉛直面である幅方向中心鉛直面S3(図3参照)内に位置している。したがって、上流側コンベア3から落下する搬送物2を湾曲板状部19でより効率的に受けることができる。なお、受け板1の構成はこれに限らない。
また、本実施形態では、受け板1は上流側コンベア3の幅方向中心を通る鉛直面、つまり幅方向中心鉛直面S3に関して対称である。したがって、上流側コンベア3から落下する搬送物2を湾曲板状部19の受け面19aによって幅方向両側に均等に反発させて下流側コンベア4に乗継がせることができるので、上流側コンベア3に対して直交する下流側コンベア4への荷乗りバランスを向上(つまり下流側コンベア4の幅方向での搬送物2の偏りを低減)することができる。したがって、下流側コンベア4の寿命を向上し、また下流側コンベア4での搬送物2のこぼれ落ちを抑制することができる。なお、受け板1の構成はこれに限らない。
湾曲板状部19の中心軸線Oに垂直な平面による断面における湾曲板状部19の受け面19aの縦横比d/w(図5参照)の大きさは、下流側コンベア4への荷乗りバランス等を考慮して適宜設定可能である。ここで、dは、中心軸線Oの径方向における受け面19aの長さであり、wは、中心軸線Oの径方向に垂直な方向における受け面19aの長さである。
なお、受け板1の鉛直方向(つまりZ軸方向)に対する傾角β(図2参照)、つまり中心軸線O(図5参照)が鉛直方向に対して成す角の大きさは、下流側コンベア4への荷乗りバランス等を考慮して適宜設定可能である。また、受け板1は傾角βを調節可能に設けられてもよい。
上述した実施形態及びその変形例は、特許請求の範囲内で適宜変更可能である。
本発明の実施例として、図1~図5に示した受け板1による搬送物2の付着量の低減効果をコンピュータシミュレーションによって検証した。その結果を図9に示す。図9は、縦横比d/wを0.05から0.4まで徐々に大きくしていったときの効果を、従来の平板状の受け板による場合との比で示している。なお、傾角βは15°として計算した。搬送物2の含水率は10%とした。縦横比d/wを0.2まで高めることで、1割程度の向上が得られることが確認された。
1 受け板
2 搬送物
3 上流側コンベア
4 下流側コンベア
5 ベルトコンベア
6 乗継ぎ部
7 乗継ぎ部シュート
8 ハウジング
8a ハウジング本体
8b スカート
9 搬送装置
10 ベルト
11 駆動装置
12 案内装置
13 ベルト
14 案内装置
15 搬出側端部
16 挿入口
17 排出口
18 貫通口
19 湾曲板状部
19a 受け面
20 平板
20a 表面
21 平板状部
D1、D2 搬送方向
F1 衝突力
F2 反発力
θ1、θ2 接触角
S1 幅方向一端鉛直面
S2 幅方向他端鉛直面
S3 幅方向中心鉛直面
O 中心軸線
d 中心軸線の径方向における受け面の長さ
w 中心軸線の径方向に垂直な方向における受け面の長さ
β 傾角

Claims (9)

  1. 水を含むことで付着性を有する含水物である搬送物を上流側コンベアから落下させて下流側コンベアに乗継がせるベルトコンベアの乗継ぎ部において、前記上流側コンベアから落下する前記搬送物を受けることで前記搬送物の落下方向を変化させる受け板であって、
    前記搬送物を受ける受け面を備える湾曲板状部を有し、
    前記湾曲板状部が、水平断面において前記上流側コンベアの搬送方向の反対側に向く1つのみの凸部を形成するように湾曲し、
    前記湾曲板状部の前記受け面が、所定の軸線を中心とする円柱面状又は楕円柱面状である受け板。
  2. 前記所定の軸線が、前記上流側コンベアの幅方向中心を通る鉛直面内に位置する、請求項に記載の受け板。
  3. 前記湾曲板状部のみによって前記搬送物を受ける、請求項1又は2に記載の受け板。
  4. 前記湾曲板状部が、上面視において少なくとも前記上流側コンベアの幅範囲内に位置する、請求項1~の何れか1項に記載の受け板。
  5. 前記上流側コンベアの幅方向中心を通る鉛直面に関して対称である、請求項1~の何れか1項に記載の受け板。
  6. 前記受け板が全体として、水平断面において前記上流側コンベアの搬送方向の反対側に向く1つのみの凸部を形成する、請求項1~の何れか1項に記載の受け板。
  7. 水を含むことで付着性を有する含水物である搬送物を上流側コンベアから落下させて下流側コンベアに乗継がせるベルトコンベアの乗継ぎ部を覆うハウジングと、
    前記ハウジング内に配置され、前記上流側コンベアから落下する前記搬送物を受けることで前記搬送物の落下方向を変化させる受け板とを有する乗継ぎ部シュートであって、
    前記受け板が、前記搬送物を受ける受け面を備える湾曲板状部を有し、
    前記湾曲板状部が、水平断面において前記上流側コンベアの搬送方向の反対側に向く1つのみの凸部を形成するように湾曲し、
    前記湾曲板状部の前記受け面が、所定の軸線を中心とする円柱面状又は楕円柱面状である乗継ぎ部シュート。
  8. 請求項に記載の乗継ぎ部シュートを有する搬送装置。
  9. 水を含むことで付着性を有する含水物である搬送物を上流側コンベアから落下させて下流側コンベアに乗継がせるベルトコンベアの乗継ぎ部において、前記上流側コンベアから落下する前記搬送物を受け板で受けることで前記搬送物の落下方向を変化させる搬送方法であって、
    前記受け板が、前記搬送物を受ける受け面を備える湾曲板状部を有し、
    前記湾曲板状部が、水平断面において前記上流側コンベアの搬送方向の反対側に向く1つのみの凸部を形成するように湾曲し、
    前記湾曲板状部の前記受け面が、所定の軸線を中心とする円柱面状又は楕円柱面状である搬送方法。
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