JPH11189300A - 給油所管理システム - Google Patents

給油所管理システム

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JPH11189300A
JPH11189300A JP35803997A JP35803997A JPH11189300A JP H11189300 A JPH11189300 A JP H11189300A JP 35803997 A JP35803997 A JP 35803997A JP 35803997 A JP35803997 A JP 35803997A JP H11189300 A JPH11189300 A JP H11189300A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はセルフ給油に伴う給油データ管理を
容易に行えることを課題とする。 【解決手段】 給油所管理システムの計量機制御装置1
4は、給油データを管理する演算装置15と、表示装置
16と、入力装置17等を有する。また、計量機制御装
置14は、POS端末機13と通信ケーブルにより接続
されており、各計量機111 〜11n 及びセルフサービ
スユニット121 〜12n からの給油データをPOS端
末機13に送信すると共に、POS端末機13からの信
号(給油許可信号等)を各計量機111 〜11n 及びセ
ルフサービスユニット121 〜12 n へ送信する。ま
た、演算装置15は、複数の計量機111 〜11n のレ
イアウトに対応した配置で各給油ポイントでの状態及び
給油データを表示装置16表示させると共に、表示装置
16に表示される各計量機111 〜11n のレイアウト
を行と列の数値により設定する演算処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は給油所管理システム
に係り、特に省人化した給油所の管理に好適な給油所管
理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、給油所等には複数の計量機が設
置されている。そして、各計量機には、レギュラーガソ
リン用、ハイオクガソリン用、軽油用の各給油ノズルが
設けられている。このような給油所では、給油を行うた
め顧客の自動車が到着すると、その運転者自身が自分で
エンジン仕様に応じた油種の給油ノズルを燃料タンクの
給油口に挿入して地下タンクに貯蔵された油液を燃料タ
ンクに給油する所謂セルフ給油を行うことが検討されて
いる。
【0003】給油所において、セルフ給油が実施される
ようになると、給油所に入場した運転者は作業員の誘導
なしに計量機の給油エリアに移動し、自動車を計量機の
前で停車させ、運転者自身が給油作業を行う。そして、
各計量機は、POSシステムにより管理されており、自
動車の油種の給油ノズルをノズル掛けから外すと当該計
量機が「給油中」となり、給油が終了して給油ノズルを
ノズル掛けに戻すと「給油終了」となる。
【0004】また、POSシステムでは、給油所の事務
所等に設置されたPOS端末機より給油量、給油油種、
給油料金等の給油データが記載された伝票を給油料金の
精算の為に発行させており、給油終了後に計量機からP
OS端末機へ給油データが送信されると、自動的に伝票
が発行されるようになっている。そして、給油が終了す
ると、顧客は事務所内で伝票に記載された給油料金を支
払って給油所を退場する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように伝票に記載された給油ポイントの番号と顧客が実
際に給油を行った給油ポイントの位置とを一致させるこ
とが難しく、精算するときその場で給油ポイントを確認
するには、給油所の全給油ポイントを把握しておく必要
があるので、経験の浅い作業者では対応できないことも
あった。
【0006】また、POSシステム等の通信制御手段が
導入された給油所では、例えば特開昭61−14219
3号公報、あるいは特開平5−162793号公報に見
られるように一の表示装置に複数の給油ポイントの給油
データを表示させる監視システムが採用されつつある。
しかしながら、この種の監視システムでは、各計量機の
動作状態を表示しているだけであり、各計量機毎に設定
された複数の給油ポイントの夫々の状況を個別に表示し
ていないため、実際の各給油ポイントに対して各計量機
のデータを結びつけるには各給油ポイントの配置等の知
識と経験が必要であり、直感的に各給油ポイントの番号
あるいは記号と給油データとを対応させて考えることが
難しく、各計量機と表示装置に表示された給油データと
を一致させて考えるには経験を要する。
【0007】そこで、給油所に設置された各計量機の配
置パターン(レイアウト)をディスプレイに表示させて
各給油ポイントの位置を分かりやすくする方法が検討さ
れている。しかしながら、このレイアウト表示方法の場
合、各給油所毎に各計量機の配置パターン(レイアウ
ト)が異なるため、個別に表示システムを制作しなけれ
ばならず、制作工数が増大すると共に、制御システムの
管理が煩雑となるといった問題がある。また、各計量機
のレイアウトが変更になった場合、ディスプレイに表示
される各計量機の配置を簡単に変更できないといった問
題もある。
【0008】さらに、従来の計量機の中には、例えば計
量機の側面に設けられた給油ノズルが計量機の前面側と
後面側の両方に移動可能な構成である場合には、一の給
油ノズルが両側の給油ポイントで給油可能である。この
種の計量機では、両側の給油ポイントで管理する場合、
共用の給油ノズルをどちらの側で管理するのか、また共
用の給油ノズルをどちらか一方の側とした場合、他方の
側で給油できないので、この管理をどうするのかといっ
た問題がある。
【0009】また、給油ノズル毎に管理する場合、給油
ポイントとの関連付けが難しくなる。特にセルフ給油の
場合、顧客自身が給油作業を行うため、設定器及び計量
機を顧客が操作しやすいように配置する必要がある。こ
のため、給油所管理システムにおいては、各給油ポイン
ト毎に管理しなければならない。ところが、各計量機の
複数の給油ポイントを監視する従来の方法では、上記の
ような両側で共用可能な給油ノズルに対し複数の給油ポ
イントで重複して給油設定が行われる場合がある。しか
しながら、セルフ給油へ移行する際には、一の給油ノズ
ルに対し一の給油ポイントしか設定されないため、一の
給油ノズルで複数の給油ポイントでの給油が可能な計量
機ではセルフ給油に対応できないといった問題が生じ
る。
【0010】そこで、本発明は上記課題を解決し、セル
フ給油を導入する給油所内における事務処理を向上し得
る給油所管理システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、以下のような特徴を有する。上記請求項1記
載の発明は、複数の計量機と各種データを送受信して複
数の計量機の状態を管理する給油所管理システムにおい
て、前記複数の計量機のレイアウトに対応した配置で各
給油ポイントでの状態及び給油データを表示させるデー
タ表示手段を備えてなることを特徴とするものである。
【0012】従って、上記請求項1記載の発明によれ
ば、複数の計量機のレイアウトに対応した配置で各給油
ポイントでの状態及び給油データを表示させるため、経
験の浅い作業者でも容易に各計量機と表示された給油デ
ータとを一致させて考えることができ、給油料金の精算
を能率良く行うことができる。また、上記請求項2記載
の発明は、上記請求項1記載の給油所管理システムにお
いて、前記データ表示手段により表示される前記複数の
計量機のレイアウトを行と列の数値により設定する計量
機レイアウト設定手段と、を備えてなることを特徴とす
るものである。
【0013】従って、上記請求項2記載の発明によれ
ば、複数の計量機のレイアウトに対応した配置で各給油
ポイントでの状態及び給油データを表示させると共に、
複数の計量機のレイアウトを行と列の数値により設定す
るため、経験の浅い作業者でも容易に各計量機と表示さ
れた給油データとを一致させて考えることができると共
に、複数の計量機のレイアウトが変更された場合でも容
易に表示例を変更することが可能となる。
【0014】また、上記請求項3記載の発明は、複数の
計量機と各種データを送受信して複数の計量機の状態を
管理する給油所管理システムにおいて、同一の計量機が
有する複数の給油ポイントのうち一の給油ポイントで給
油しているとき、当該計量機で使用している油種につき
他の給油ポイントでの給油設定を禁止する給油設定制御
手段を備えてなることを特徴とするものである。
【0015】従って、上記請求項3記載の発明によれ
ば、同一の計量機が有する複数の給油ポイントのうち一
の給油ポイントで給油しているとき、当該計量機で使用
している油種につき他の給油ポイントでの給油設定を禁
止するため、一の給油ノズルで複数の給油ポイントに給
油可能な計量機でもセルフ給油に対応できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の実施の
形態について説明する。図1は本発明になる給油所管理
システムの一実施例を示す構成図である。本発明の給油
所管理システムが用いられた給油所には、セルフ給油用
の複数の計量機111 〜11n と、各計量機111 〜1
n の給油処理を設定するセルフサービスユニット12
1 〜12n と、各計量機111 〜11n 及びセルフサー
ビスユニット121 〜12n の給油データ及び設定デー
タを管理するPOS端末機13と、各計量機111 〜1
n 及びセルフサービスユニット121 〜12n とPO
S端末機13との通信を行う計量機制御装置14とが設
置されている。
【0017】POS端末機13及び計量機制御装置14
は、給油所の事務所内に設置されている。また、POS
端末機13は、各給油ポイントで給油が完了すると、給
油量、油種、単価及び給油料金を印字した伝票を発行さ
せる。図2は計量機制御装置14の構成を示すブロック
図である。図2に示されるように、計量機制御装置14
は、各計量機111 〜11n 及びセルフサービスユニッ
ト121 〜12n からの給油データを管理する演算装置
15と、LCD又はCRTディスプレイよりなる表示装
置16と、表示装置16の画面上に設けられたタッチパ
ネル等からなる入力装置17と、磁気ディスク装置等か
らなる記憶装置18と、シリアル通信インターフェイス
19と、パラレル入出力インターフェイス20とから構
成されている。
【0018】また、計量機制御装置14は、POS端末
機13と通信ケーブルにより接続されており、各計量機
111 〜11n 及びセルフサービスユニット121 〜1
nからの給油データをPOS端末機13に送信すると
共に、POS端末機13からの信号(給油許可信号等)
を各計量機111 〜11n 及びセルフサービスユニット
121 〜12n へ送信する。
【0019】また、記憶装置18には、複数の計量機1
1 〜11n のレイアウトに対応した配置で各給油ポイ
ントでの状態及び給油データを表示させるデータ表示プ
ログラム(データ表示手段)と、表示装置16に表示さ
れる各計量機111 〜11nのレイアウトを行と列の数
値により設定する計量機レイアウト設定プログラム(計
量機レイアウト設定手段)と、表示装置16に表示され
るレイアウト画像が登録されたレイアウトテーブルとが
記憶されている。
【0020】図3はセルフサービスユニット12の構成
を示すブロック図である。図3に示されるように、各計
量機111 〜11n 毎に設けられたセルフサービスユニ
ット121 〜12n は、夫々同一構成である。このセル
フサービスユニット12は、給油条件(油種、給油量、
支払い方法等)の設定を行う設定器21と、簡易伝票を
発行するプリンタ22と、各計量機111 〜11n の状
態を表示するランプ23と、給油所の係員と連絡を取る
ためのインターフォン24とから構成される。セルフサ
ービスユニット121 〜12n は、夫々設定器21、上
記プリンタ22、ランプ23、インターフォン24が一
対ずつ設けられている。
【0021】ここで、図3において、セルフサービスユ
ニット12が同一筐体内に2セットずつ設けられている
のは、通常1台の計量機11の両側で給油できるので、
1台の計量機11に対し、2箇所の給油ポイントを設定
することが可能であり、各給油ポイント毎に設定器21
等の機器を設ける必要があるからである。また、設定器
21はシリアル通信インターフェイスを有し、計量機制
御装置14と給油所内の各機器を接続する。また、イン
ターフォン24は、インターフォン親機(図示せず)に
接続されている。
【0022】図4は給油所に設置された複数の計量機の
レイアウトの一例を表示装置16に表示されるレイアウ
ト画像の一例を示した図である。図4に示されるよう
に、表示装置16に表示されるレイアウト画像25で
は、実際の計量機111 〜114 の配置パターンに合わ
せて2行2列のレイアウトで表示される。また、表示装
置16に表示される各計量機111 〜114 のアイコン
A1は、ほぼ実際の計量機を上方からみた形状で表示さ
れる。そして、各計量機111 〜114 の両側には、車
両が停車して給油を行える給油ポイントが2つずつ設け
られている。従って、各計量機111 〜114 のアイコ
ンA1の両側には、給油ポイントNo.1〜No.8が設定さ
れ、各給油ポイントNo.1〜No.8に対応する番号1〜8も
表示される。
【0023】また、表示装置16には、各給油ポイント
No.1〜No.8毎に各計量機111 〜114 の状態(給油
中、待機中、停止中等)を知らせる状態表示A2や、車
両への給油油種、給油量等)を知らせる給油状況A3が
表示される。このように、表示装置16の表示により各
給油ポイントNo.1〜No.8毎の状態を一目で把握すること
ができる。
【0024】尚、上記表示装置16の表示例では、給油
ポイントNo.9が灯油の給油が行えるように灯油専用計量
機のアイコンA4が表示されている。さらに、各計量機
11 1 〜114 の状態に応じて表示色を変更することに
より、一層分かりやすくなり、間違えにくい表示内容と
することができる。また、本実施例では、計量機制御装
置14が同一の給油ポイントに対して最大3データまで
表示されるように管理することができるように設定され
ている。例えば、給油後タッチアップエリアなどへ移動
して何らかの作業を行い精算が遅れた場合でも、その給
油ポイントで次の顧客が給油可能となる。本システムで
は、同様にその次の3人目まで給油可能となっている。
【0025】ここで、本実施例におけるセルフサービス
給油の操作手順について説明する。図5はセルフ給油を
行う場合の各機器間での給油操作手順を説明するための
フローチャートである。図5に示されるように、給油所
に到着した顧客は、(動作10)で給油ポイントNo.1〜
No.8のなかで空いている給油ポイントへ移動する。そし
て、空いている給油ポイントに車両を停車させる。次の
(動作11)では、給油ポイントに設置されたセルフサ
ービスユニット12の設定器21を用いて給油する油
種、給油量、支払い方法等の給油条件を設定する。
【0026】次の(動作12)では、設定終了後、顧客
自身が計量機11から給油ノズルを外し、車両の給油口
に給油ノズルの吐出パイプを挿入させる。そして、(動
作13)では、給油を終了し、計量機11に給油ノズル
を戻す。また、顧客は、(動作14)でプリンタ22か
ら発行された仮伝票を持って、精算所に行き、給油料金
の精算を行う。そして、(動作15)で顧客は給油所か
ら退場する。
【0027】上記顧客の(動作10〜15)に連動して
セルフサービスユニット12は、以下のような処理を実
行する。すなわち、セルフサービスユニット12は、顧
客が給油ポイントに入ると、S11で設定開始待ちの待
機モードとなる。これは、何らかの車両検知装置を計量
機11に備え、その信号をセルフサービスユニット12
が受け取っても良いが、前に給油した車両が給油ポイン
トを離れた時点で設定待ちになっても良い。
【0028】また、顧客が設定操作を終了したら、S1
2で設定値を制御装置に送信する。プリンタ22は、S
13で制御装置の印字命令を受け、設定されたフォーマ
ットに従って、伝票番号等を印字した仮伝票を発行す
る。また、上記顧客の(動作10〜15)に連動してP
OS端末機13は、以下のような処理を実行する。すな
わち、POS端末機13は、S14でセルフサービスユ
ニット12の設定器21から各種設定が送信されると、
計量機11に給油許可を与える。尚、計量機11に供給
される給油許可は、POS端末機13から出力させても
良いし、あるいは計量機制御装置14から出力させるよ
うにすることもできる。
【0029】次のS15は、計量機11から給油終了及
び給油量が送信されると、合計金額を演算する。そし
て、S16には、プリンタに金額、伝票番号等を送信
し、印字を命令する。一方、計量機では、S17でPO
S端末機13から給油許可が下りると、給油開始から待
ち時間に入る。また、S18では、顧客が給油を開始す
ると、ポンプを作動させ、燃料が給油ノズルから車両の
燃料タンクへ給油される。次のS19では、顧客が給油
を終了すると、ポンプを停止させ、制御装置に給油の終
了と給油量を送信する。
【0030】また、給油が終了すると、顧客は、セルフ
サービスユニット12のプリンタ22から給油ポイント
番号又は計量機番号、追番号(伝票番号)、日時、油
種、給油量、給油金額等の給油データが表示された仮伝
票を取り、事務所内の精算所に移動する。これで、セル
フ給油を行う場合の動作手順が終了する。セルフサービ
スユニット12の設定器21により入力された設定内容
は、同時に計量機制御装置14の表示装置16に表示さ
れる。そのため、給油所の係員は、給油所の事務所に設
置された計量機制御装置14の表示装置16により、各
計量機111 〜114 の設定の有無及び設定内容を確認
することができる。
【0031】また、給油所の係員は、給油客から仮伝票
を受け取り、その内容に該当するデータを計量機制御装
置14の表示装置16に表示された画面上から選択し、
入力装置17により精算の操作を行う。これで、給油デ
ータは、計量機制御装置14からPOS端末機13に送
信される。これにより、POS端末機13のプリンタ
(図示せず)から伝票が発行され、給油代金と引換えに
伝票を顧客に渡す。
【0032】このようにして給油操作及び給油代金の精
算を行う際、計量機制御装置14の表示装置16には、
図4に示すような実際に各計量機111 〜114 の配置
パターンとほぼ同じレイアウトで各計量機111 〜11
4 のアイコンA1が表示されると共に、各給油ポイント
毎に状態表示A2や、車両への給油状況A3が表示され
るので、簡易伝票に記載された給油ポイントの給油デー
タ(油種、給油量等)を簡単に確認することができる。
また、給油所の各計量機11の状態を計量機制御装置1
4の表示装置16に表示されたレイアウト画像25によ
り各給油ポイントの状況を監視することができる。
【0033】次に、図4に示されるように計量機制御装
置14の表示装置16に表示される画像を給油所に設置
された各計量機111 〜114 の実際の配置とほぼ同じ
ようなレイアウトで各計量機111 〜114 のアイコン
をグラフィック化して表示させる設定方法について説明
する。本実施例では、各計量機111 〜114 のレイア
ウトを表示させる際の操作方法として、各計量機11の
レイアウトを行と列とに分類してその数値を入力するこ
とにより、「n行×n列」といった具合に設定する。
【0034】図6は表示装置16に表示されるレイアウ
ト設定画面の表示例を示す図である。図6に示されるよ
うに、レイアウト設定画面26には、行数入力エリア2
7、行数変更釦28、列数入力エリア29、列数変更釦
30、灯油計量機入力エリア31、灯油計量機変更釦3
2、プレビューエリア33、リセット釦34、設定釦3
5、キャンセル釦36が表示される。
【0035】計量機のレイアウトを入力する際は、ま
ず、行数入力エリア27に数値を入力するか、あるいは
行数変更釦28をクリックすることにより入力可能な行
数値の一覧が表示されるので、この中から対応する数値
を選択することにより行数を入力できる。次に列数入力
エリア29に数値を入力するか、あるいは列数変更釦3
0を押すことにより入力可能な列数値の一覧が表示され
るので、この中から対応する数値を選択することにより
列数を入力できる。
【0036】このように行数と列数を入力した後、入力
された数値がプレビューエリア33に表示されるので、
入力された数値が正しいことを確認する。そして、設定
釦35が押されると、計量機レイアウトの設定が今回入
力されたレイアウトに更新される。尚、現在の設定値
(更新前の設定値)に戻して確認したいときは、リセッ
ト釦34を押すことにより現在の設定値に戻った状態で
行数入力エリア27、列数入力エリア29、プレビュー
エリア33が表示される。
【0037】また、レイアウトの変更をキャンセルした
いときは、キャンセル釦36を押すことにより変更内容
を破棄して環境設定機能を中止できる。図7は表示装置
16のレイアウト変更操作処理を説明するためのフロー
チャートである。計量機制御装置14の演算装置15
は、図7に示すS21において、前述したレイアウト設
定画面26の行数入力エリア27又は行数変更釦28で
計量機11の「行数」としての数値nが入力されると、
S22で「n行」を設定する。そして、S23におい
て、レイアウト設定画面26の列数入力エリア29、列
数変更釦30で計量機11の「列数」としての数値nが
入力されると、S24で「n列」を設定する。
【0038】次のS25では、各レイアウトの画像が登
録されたレイアウトテーブルを記憶装置18から読み出
し、上記にように設定された「n行×n列」と計量機1
1のレイアウト画像とを照合する。そして、設定値「n
行×n列」と一致するレイアウト画像が抽出されると、
S27に進み、設定されたレイアウト画像をプレビュー
エリア33に表示させる。例えば4台の計量機11が2
行2列で設置されている場合、設定値「2行×2列」を
入力することにより、前述した図4に示すようなレイア
ウト画像25が表示される。
【0039】次のS28では、表示装置16に表示され
たレイアウト画像が当該給油所に実際に設置されている
計量機11のレイアウトとほぼ一致しているかどうかを
確認する。S28において、表示装置16に表示された
レイアウト画像が実際のレイアウトと一致しないとき
は、キャンセル釦36を押して上記S21に戻り、S2
1以降の処理をやり直す。また、S28において、表示
装置16に表示されたレイアウト画像が実際のレイアウ
トと一致したときは、設定釦35を押して今回のレイア
ウト変更処理を終了する。
【0040】このように、当該給油所に実際に設置され
ている計量機11のレイアウトに対応する「n行×n
列」の数値を入力するだけで自動的に実際に設置されて
いる計量機11のレイアウト画像が表示装置16に表示
される。そのため、当該給油所の計量機11の配置を変
えるときでも、表示装置16のレイアウト画像を簡単に
変更して給油所の設備改造に対応することができる。
【0041】図8乃至図18は表示装置16に表示され
るレイアウト画像の表示例1〜11を示す図である。図
8(A)(B)に示されるように、計量機11が1台設
置されている場合、レイアウト設定値が「1行×1列」
となり、表示装置16には計量機11のアイコンA1
(図8中、黒い長方形で示す)が画面中央に表示され
る。そして、計量機11のアイコンA1の両側の給油ポ
イントには、計量機11の状態表示A2や、車両への給
油状況A3が表示される。
【0042】図9(A)(B)に示されるように、計量
機11が2台平行に設置されている場合、レイアウト設
定値が「1行×2列」となり、表示装置16には計量機
11のアイコンA1が2個平行に表示される。そして、
各計量機11の各アイコンA1の両側の給油ポイントに
は、各計量機11の状態表示A2や、車両への給油状況
A3が表示される。
【0043】図10(A)(B)に示されるように、計
量機11が3台平行に設置されている場合、レイアウト
設定値が「1行×3列」となり、表示装置16には計量
機11のアイコンA1が3個平行のレイアウトで表示さ
れる。そして、計量機11の各アイコンA1の上下の給
油ポイントには、計量機11の状態表示A2や、車両へ
の給油状況A3が表示される。
【0044】図11(A)(B)に示されるように、計
量機11が4台設置されている場合、レイアウト設定値
が「1行×4列」となり、表示装置16には計量機11
のアイコンA1が4個平行のレイアウトで表示される。
そして、計量機11のアイコンA1の上下には、各給油
ポイントにおける計量機11の状態表示A2や、車両へ
の給油状況A3が表示される。
【0045】図12(A)(B)に示されるように、計
量機11が5台平行に設置されている場合、レイアウト
設定値が「1行×5列」となり、表示装置16には計量
機11のアイコンA1が5個平行のレイアウトで表示さ
れる。そして、各計量機11の各アイコンA1の上下に
は、各給油ポイントにおける各計量機11の状態表示A
2や、車両への給油状況A3が表示される。
【0046】図13(A)(B)に示されるように、計
量機11が6台平行に設置されている場合、レイアウト
設定値が「1行×6列」となり、表示装置16には計量
機11のアイコンA1が6個平行のレイアウトで表示さ
れる。そして、計量機11の各アイコンA1の上下に
は、各給油ポイントにおける計量機11の状態表示A2
や、車両への給油状況A3が表示される。
【0047】図14(A)(B)に示されるように、計
量機11が2台直列に設置されている場合、レイアウト
設定値が「2行×1列」となり、表示装置16には計量
機11のアイコンA1が2個直列のレイアウトで表示さ
れる。そして、各計量機11の各アイコンA1の両側の
給油ポイントには、各計量機11の状態表示A2や、車
両への給油状況A3が表示される。
【0048】図15(A)(B)に示されるように、計
量機11が4台設置されている場合、レイアウト設定値
が「2行×2列」となり、表示装置16には計量機11
のアイコンA1が2×2のレイアウトで表示される。そ
して、計量機11の各アイコンA1の両側の給油ポイン
トには、計量機11の状態表示A2や、車両への給油状
況A3が表示される(図4参照)。
【0049】図16(A)(B)に示されるように、計
量機11が6台設置されている場合、レイアウト設定値
が「2行×3列」となり、表示装置16には計量機11
のアイコンA1が2×3のレイアウトで表示される。そ
して、計量機11のアイコンA1の両側には、各給油ポ
イントにおける計量機11の状態表示A2や、車両への
給油状況A3が表示される。
【0050】図17(A)(B)に示されるように、計
量機11が3台直列に設置されている場合、レイアウト
設定値が「3行×1列」となり、表示装置16には計量
機11のアイコンA1が3個直列のレイアウトで表示さ
れる。そして、各計量機11の各アイコンA1の両側に
は、各給油ポイントにおける各計量機11の状態表示A
2や、車両への給油状況A3が表示される。
【0051】図18(A)(B)に示されるように、計
量機11が6台設置されている場合、レイアウト設定値
が「3行×2列」となり、表示装置16には計量機11
のアイコンA1が3×2のレイアウトで表示される。そ
して、計量機11の各アイコンA1の両側には、各給油
ポイントにおける計量機11の状態表示A2や、車両へ
の給油状況A3が表示される。
【0052】尚、上記図8乃至図18に示すレイアウト
以外も上記表示例と同様に表示装置16に表示すること
ができ、また6台以上の計量機11を設置する場合も同
様に表示装置16に表示することができる。本実施例で
は、上記のように計量機11のレイアウトに合わせた表
示画面を容易に設定できるようにしたが、計量機11の
設置台数が増えて給油ポイントの数が増加すると、一つ
の給油ポイントに割り当てられる表示エリアが狭くなる
ので、計量機11が少ないときと多いときで給油状況表
示A2を変更する必要がある。
【0053】図19は標準の給油ポイント状態の表示例
を示す図である。図19に示されるように、給油状況A
3には、計量機11の状態が表示され、待機中、給油
待、給油中、ポンプ停止の4つ状態を示す。また、状態
表示A2には、顧客の給油情報(給油データ)として伝
票番号41、油種42、給油量43、プリセット値44
の欄を表示する。
【0054】これらの給油データは、未精算の前の顧客
がいる場合、未精算の給油状況A4を重ねて表示する。
さらに、その前の未精算の顧客がいる場合には、同様に
未精算の給油状況A5を重ねて表示する。これらの未精
算の給油データは、伝票番号がほぼ見えるようにずらし
た配置で表示される。精算時は、給油ポイントを選択す
ることにより給油データを順次入れ換え、精算したいデ
ータが一番上に表示されたときに精算入力を行うことに
より任意の給油データの精算処理を行う。
【0055】この状態表示は、計量機11の各アイコン
A1の間隔に余裕がある場合、すなわち計量機11のレ
イアウトが1行1列、1行2列、1行3列、1行4列、
2行1列、2行2列の場合に選択される。図20は給油
状況表示A2の幅寸法を狭くした場合の表示例を示す。
図20に示されるように、給油状況表示A2の表示内容
は上記図17の場合と同じであるが、各アイコンA1の
横幅の間隔が狭くなる計量機11のレイアウトが1行5
列、1行6列の場合に選択される。
【0056】図21は給油状況表示A2の幅寸法をさら
に狭くした場合の表示例を示す。図21に示されるよう
に、計量機11の設置数の増加と共に、各アイコンA1
の横幅の間隔がさらに狭くなると、現在給油中のデータ
の給油量の下に伝票番号45,46のみを表示させる。
また、給油中のデータのプリセット値は表示されない。
この状態表示は、例えば計量機11のレイアウトが2行
3列の場合に選択される。
【0057】図22は標準の表示例よりも高さを低くし
た場合の表示例を示す。図22に示されるように、未精
算のデータがある場合、現在給油中の伝票番号41の下
に伝票番号44,45のみ表示する。この状態表示は、
計量機11のレイアウトが3行1列、3行2列の場合に
選択される。このように、計量機11のレイアウトによ
り表示内容を変更する機能を設けることにより表示装置
16の表示画面を有効に使用することが可能となり、特
に計量機11の設置台数が増加した場合に各アイコンA
1の間隔が狭くなるので、それに応じて給油状況表示A
2の表示方法を変更させることにより全計量機11の給
油情報を漏れなく表示させることができる。
【0058】尚、上記説明の表示例は、一例であり、表
示内容、計量機11のレイアウトとの対応させる方法は
上記説明に限らない。また、プリセット値の表示につい
て設定から給油終了時まではプリセット値を表示させ、
給油終了後は給油金額を表示させるようにしても良い。
また、本実施例では、表示装置16の表示画面にタッチ
パネルを設けて入力装置17としたが、これに限らず、
キーボードやマウス等の入力装置を用いても入力するこ
とができるのは言うまでもない。
【0059】また、上記実施例では、セルフ給油後の支
払い方法として、現金で支払うポストペイ方式でも良い
し、あるいは料金先払いのプリペイドカードで支払うプ
リペイド方式でも良い。また、上記実施例では、セルフ
給油後に仮伝票を発行するものとしたが、仮伝票を発行
しない方式でも良いし、あるいは仮伝票の代わりに番号
札等を発行するようにしても良い。
【0060】次に上記実施例の変形例について説明す
る。例えば前述した図4に示すように4台の計量機11
が設置された給油所では、各計量機11の両側に給油ポ
イントを設けることができるので、合計で8台の車両に
対して給油することができる。ところが、給油所管理シ
ステムでは、セルフ給油の導入と共に各給油ポイント毎
に給油データを監視する方式を採っているが、計量機1
1の機種によって給油ノズルが複数の給油ポイントで使
用できる場合がある。そのため、給油ポイント毎に給油
データを監視する方式では、対応することができない場
合がある。
【0061】図23は計量機11の構成を示す平面図で
ある。尚、図23において、計量機11に設けられた給
油ノズルは説明の便宜上記号◎で示してある。図23に
示されるように、計量機11は、一面に給油油種の異な
る給油ノズル51〜53が並設されている。各給油ノズ
ル51〜53は、例えばハイオクガソリン給油用、レギ
ュラーガソリン給油用、軽油給油用として設けられてい
る。
【0062】また、計量機11の他面にも同様に給油油
種の異なる給油ノズル54〜56が並設されている。そ
して、計量機11の近傍には、セルフサービスユニット
12が設けられている。このセルフサービスユニット1
2では、前述したように計量機11の両側の給油ポイン
トに対して給油データを設定できるように一対の設定器
21を有する構成とされている(図3参照)。
【0063】この種の計量機11では、両側に設けられ
た各給油ポイントa,b毎に専用の給油ノズル51〜5
3,54〜56が設けられているので、各給油ポイント
と給油ノズル51〜53,54〜56とが1対1で対応
している。すなわち、計量機11では、6本の給油ノズ
ルが2つの給油系統1,2に3本ずつ分けて設けられて
いる。よって、計量機11の場合、給油ノズル51〜5
3,54〜56が他の給油ポイントと共用とされていな
いので、各給油ポイント毎に給油データを管理すること
ができる。
【0064】図24は他の形式の計量機を示す平面図で
ある。尚、図24において、各計量機に設けられた給油
ノズルは説明の便宜上記号◎で示してある。図24
(A)に示されるように、計量機61は、4本の給油ノ
ズル62〜65が両側に2本ずつ設けられている。その
ため、一の給油系統1に給油ノズル62,63が設けら
れ、他の給油系統2に給油ノズル64,65が設けられ
ている。
【0065】よって、計量機61は、上記計量機11と
同様に各給油ポイントと給油ノズル62,63、64,
65とが1対1で対応している。よって、計量機61の
場合、給油ノズル62,63、64,65が他の給油ポ
イントと共用とされていないので、各給油ポイント毎に
給油データを管理することができる。また、図24
(B)に示されるように、計量機71は、1本の給油ノ
ズル72が設けられている。この給油ノズル72は左右
の給油ポイントa,bで共用される。
【0066】これに対し、計量機71の両側に設けられ
た給油ポイントa,b毎に設定器21が設けられるた
め、一方の設定器21で給油データが設定された場合に
は、他方の設定器21を使用できないように設定する必
要がある。また、図24(C)に示されるように、計量
機81は、4つの給油系統と4つの給油ノズル82〜8
5が設けられている。そして、計量機81の左右両側に
は夫々給油ポイントa,bが設定されている。また、給
油ノズル82〜85は、計量機81の4方向の異なる側
面に設けられている。そのため、給油ノズル82と85
は左右の給油ポイントで共用とされ、給油ノズル83と
84は夫々給油ポイント専用である。
【0067】従って、給油ノズル82又は85が一方の
給油ポイントaで給油データが設定された場合、他方の
給油ポイントbでの給油ノズル82又は85の使用を禁
止する必要がある。また、図24(D)に示されるよう
に、計量機91は、4つの給油系統と6つの給油ノズル
92〜97が設けられている。そして、計量機91の左
右両側には夫々給油ポイントa,bが設定されている。
計量機91では、4つの給油系統を有するものの各給油
ポイントa,b毎に専用の給油ノズル92〜94,95
〜97が設けられているので、各給油ポイントa,bと
給油ノズル92〜94,95〜97とが1対1で対応し
ている。よって、計量機91の場合、給油ノズル92〜
94,95〜97が他の給油ポイントと共用とされてい
ないので、各給油ポイントa,b毎に給油データを管理
することができる。
【0068】また、図24(E)に示されるように、計
量機101は、2つの給油系統と2つの給油ノズル10
2,103が設けられている。そして、計量機101の
左右両側には夫々給油ポイントが設定されている。ま
た、給油ノズル102,103は、左右の給油ポイント
a,bで共用とされる。従って、給油ノズル102又は
103が一方の給油ポイントaで給油データが設定され
た場合、他方の給油ポイントbでの給油ノズル102又
は103の使用を禁止する必要がある。
【0069】図25は計量機と設定器との関係をセルフ
サービスユニット12で管理するデータを示す図であ
る。図25に示されるように、設定器21のデータファ
イル105及び計量機11のデータファイル106は、
接続台数分用意されている。設定器21のデータファイ
ル105は、給油ポイントと油種からなり、油種の中に
計量機11とノズル番号が収録されている。従って、設
定器21と油種が確定すれば、計量機11と油種も確定
するようになっている。
【0070】各計量機11が給油系統毎に独立している
ため、計量機11のデータファイル106も給油系統毎
に独立して設けられている。データファイル106で
は、給油ノズルがどの設定器21に接続可能かを分類し
ており、設定器21と給油ポイントが1対1で対応して
いるため、給油ノズルが確定する。そして、設定器21
による設定が完了すると、計量機11の構成に応じて共
用ノズルについての設定禁止する設定器21も判別する
ことができる。
【0071】図26は変形例のセルフサービスユニット
12で実行される制御処理を説明するためのフローチャ
ートである。図26に示されるように、S31では設定
器21による設定が完了すると、設定完了後の複数の給
油ポイントを有する給油ノズルに関する処理が開始され
る。次のS32では、設定が完了した設定器番号より計
量機、給油ノズル、給油ポイントを特定する。
【0072】続いて、S33では、上記S32で特定し
た給油ノズルが給油可能な設定器番号を一つづつ抽出す
る。そして、S34では、上記S33で抽出した設定器
番号が設定を完了した設定器番号かどうかを比較する。
S34において、S33で抽出した設定器番号が設定を
完了した設定器番号と同一でないときは、S35に進
み、同一であるときはS36に進む。
【0073】S35では、上記S33で抽出した設定器
番号がすでに設定完了しているため、当該設定器21の
設定油種を設定禁止にする。これにより複数の給油ポイ
ントを共用する給油ノズルが他の給油ポイントで給油デ
ータが設定されることが防止される。次のS36では、
上記S33で抽出した設定器番号が未設定であるので、
抽出すべき他の設定器番号の有無を確認する。そして、
S36において、S33で抽出すべき他の設定器番号が
あるときは、前述したS33に戻り、S33以降の処理
を繰り返す。
【0074】しかし、S36において、S33で抽出す
べき他の設定器番号がないときは、S37に進み、計量
機制御装置14の表示装置16に該当する給油ポイント
に設定油種を表示すると共に、「給油待ち」のメッセー
ジを表示させる。このように、複数の給油ポイントで共
用される給油ノズルに給油データが設定された場合、他
の給油ポイントで当該給油ノズルへの設定が不可能とな
り、複数の給油ポイントで同一の給油ノズルに対して給
油データが重複して設定されることが防止される。
【0075】尚、上記実施例では、地上設置型の給油装
置を一例として挙げたが、これに限らず、例えば給油ノ
ズルを昇降させる懸垂式給油装置にも適用できるのは勿
論である。
【0076】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、複数の計量機のレイアウトに対応した配置で各給油
ポイントでの状態及び給油データを表示させるため、経
験の浅い作業者でも容易に各計量機と表示された給油デ
ータとを一致させて考えることができ、給油料金の精算
を能率良く行うことができる。
【0077】また、上記請求項2記載の発明によれば、
複数の計量機のレイアウトに対応した配置で各給油ポイ
ントでの状態及び給油データを表示させると共に、複数
の計量機のレイアウトを行と列の数値により設定するた
め、経験の浅い作業者でも容易に各計量機と表示された
給油データとを一致させて考えることができると共に、
複数の計量機のレイアウトが変更された場合でも容易に
表示例を変更することが可能となる。
【0078】また、上記請求項3記載の発明によれば、
同一の計量機が有する複数の給油ポイントのうち一の給
油ポイントで給油しているとき、当該計量機で使用して
いる油種につき他の給油ポイントでの給油設定を禁止す
るため、一の給油ノズルで複数の給油ポイントに給油可
能な計量機でもセルフ給油に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる給油所管理システムの一実施例を
示す構成図である。
【図2】計量機制御装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】セルフサービスユニットの構成を示すブロック
図である。
【図4】給油所に設置された複数の計量機のレイアウト
の一例を表示装置に表示されるレイアウト画像の一例を
示した図である。
【図5】セルフ給油を行う場合の各機器間での給油手順
を説明するためのフローチャートである。
【図6】表示装置に表示されるレイアウト設定画面の表
示例を示す図である。
【図7】表示装置のレイアウト変更処理を説明するため
のフローチャートである。
【図8】表示装置に表示されるレイアウト画像の表示例
1を示す図である。
【図9】表示装置に表示されるレイアウト画像の表示例
2を示す図である。
【図10】表示装置に表示されるレイアウト画像の表示
例3を示す図である。
【図11】表示装置に表示されるレイアウト画像の表示
例4を示す図である。
【図12】表示装置に表示されるレイアウト画像の表示
例5を示す図である。
【図13】表示装置に表示されるレイアウト画像の表示
例6を示す図である。
【図14】表示装置に表示されるレイアウト画像の表示
例7を示す図である。
【図15】表示装置に表示されるレイアウト画像の表示
例8を示す図である。
【図16】表示装置に表示されるレイアウト画像の表示
例9を示す図である。
【図17】表示装置に表示されるレイアウト画像の表示
例10を示す図である。
【図18】表示装置に表示されるレイアウト画像の表示
例11を示す図である。
【図19】標準の給油ポイント状態の表示例を示す図で
ある。
【図20】給油状況表示A2の幅寸法を狭くした場合の
表示例を示す図である。
【図21】給油状況表示A2の幅寸法をさらに狭くした
場合の表示例を示す図である。
【図22】標準の表示例よりも高さを低くした場合の表
示例を示す図である。
【図23】計量機11の構成を示す平面図である。
【図24】他の形式の計量機を示す平面図である。
【図25】計量機と設定器との関係をセルフサービスユ
ニットで管理するデータを示す図である。
【図26】変形例のセルフサービスユニットで実行され
る制御処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
111 〜11n 計量機 121 〜12n セルフサービスユニット 13 POS端末機 14 計量機制御装置 15 演算装置 16 表示装置 17 入力装置 18 記憶装置 19 シリアル通信インターフェイス 20 パラレル入出力インターフェイス 21 設定器 22 プリンタ 25 レイアウト画像 26 レイアウト設定画面 27 行数入力エリア 28 行数変更釦 29 列数入力エリア 30 列数変更釦 31 灯油計量機入力エリア 32 灯油計量機変更釦 33 プレビューエリア 34 リセット釦 35 設定釦 36 キャンセル釦 51〜56,62〜65,72,82〜85,92〜9
7,102,103 給油ノズル 61,71,81,91,101 計量機 105,106 データファイル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の計量機と各種データを送受信して
    複数の計量機の状態を管理する給油所管理システムにお
    いて、 前記複数の計量機のレイアウトに対応した配置で各給油
    ポイントでの状態及び給油データを表示させるデータ表
    示手段を備えてなることを特徴とする給油所管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 上記請求項1記載の給油所管理システム
    において、 前記データ表示手段により表示される前記複数の計量機
    のレイアウトを行と列の数値により設定する計量機レイ
    アウト設定手段と、 を備えてなることを特徴とする給油所管理システム。
  3. 【請求項3】 複数の計量機と各種データを送受信して
    複数の計量機の状態を管理する給油所管理システムにお
    いて、 同一の計量機が有する複数の給油ポイントのうち一の給
    油ポイントで給油しているとき、当該計量機で使用して
    いる油種につき他の給油ポイントでの給油設定を禁止す
    る給油設定制御手段を備えてなることを特徴とする給油
    所管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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