JP3737275B2 - 給油所 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として車両に給油を行う給油装置及び該給油装置を備えた給油所に関し、特に給油作業員の無人化あるいは省力化を図る場合に用いて好適な給油装置及び給油所に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の給油所においては、給油車両が進入してくると給油作業員が給油機に対し所定の操作を行って給油車両へ給油を行う。そして、給油が終わると、給油作業員と顧客との間で代金の精算を行うシステムが採用されている。
【0003】
ところで、給油作業員の無人化あるいは省力化を図るため、上記従来の給油所において給油作業員に代わって顧客に給油作業を行わせるようにしたいわゆるセルフサービス式にした場合、操作を誤って油液を車両タンク外へ流出させてしまったり、油種を誤って給油してしまう等の何等かのトラブルが生じる可能性があり、また生じた場合に給油所側で迅速な対応ができない可能性がある。
したがって、このようなセルフサービスの給油所では、給油装置の周辺に監視カメラを設置し、監督所に設けたテレビモニタで監視員が一括的に監視しながら、油液の車両タンク外への流出等のトラブルが生じるのを防止することが検討されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、通常の給油所では給油機が複数設置されており、給油を行う給油ポイントも複数あるが、セルフサービスの給油所でもこのようなことが十分予想される。このため、上記のような監視カメラを用いたセルフサービスの給油所の監視システムでは、各給油ポイントに監視カメラを設置してそれぞれの給油ポイントごとの給油操作を監視することが必要になる。
ところで、給油所に設置される複数の給油機の廻りにある給油ポイントは、個々に特徴がなく、監視カメラの撮像を見ただけではその給油ポイントがいずれの給油ポイントであるのかを判断することは困難であるという問題がある。
【0005】
特に、長い給油ホースを用いた給油機の場合には、給油機に面する側とは反対側に給油口がある自動車に対しても給油が可能となるため、この車両の反対側で給油する場合にも監視できるような監視カメラの設置が必要となり、したがって、一つの給油ポイントに対して複数の監視カメラが設置されることとなる。
このように多くの監視カメラが設置される状況下では、映し出される映像から実際の給油ポイントを見つけだすことは、より一層困難なものとなる。
【0006】
また、監視所にはさまざまなセルフ対応の機器が設置されるため手狭になることが予想され、監視用のテレビモニタを複数設置することは現実的でない。そのため、分割表示装置を用いて一台の共通のテレビモニタに監視カメラの撮像を分割表示することが有効であると考えられる。
しかしながら、複数の画像を1台のテレビモニタで分割表示すると1つ1つの映像が小さくなり、給油ポイントの状況が把握しづらくなって十分な給油監視を行えなくなるという問題がある。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、モニタテレビで表示された映像から直ちに給油ポイントがいずれかを判断することができる給油所を提供することにある。
また、共通のテレビモニタを用いて分割表示する場合でも、同テレビモニタに、必要に応じて給油ポイントの拡大映像を表示することができ、十分な給油監視が行える給油所を提供することも目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明の給油装置は、複数の給油機と、それら個々の給油機に対応して設けられ、該給油機の周辺を撮像可能な複数の監視カメラと、該複数の監視カメラが撮像する映像を表示する少なくとも1つのテレビモニタとを備える給油所において、前記テレビモニタは、前記複数の監視カメラが撮像する映像を1画面に分割表示可能な構造とされ、常は複数の監視カメラの撮像を前記テレビモニタに分割表示し、前記給油機によって給油を行うときには、その該当する給油ポイントを写す前記監視カメラの拡大画像に前記テレビモニタの表示を切り換える映像切替制御手段を備えていることを特徴とする。
この給油所では、例えば一台のテレビモニターで、給油作業が開始されていない場合には全体の給油ポイントを全て表示し、給油作業が開始される場合にはその給油機に関係する給油ポイントの詳細を拡大して表示することができる。
【0009】
請求項2記載の発明の給油所は、請求項1記載の発明において、前記テレビモニタに前記監視カメラが撮像する映像を表示するときに、前記監視カメラが撮像する給油ポイントに対応する識別符号を同時に表示する給油ポイント表示手段が設けられていることを特徴とする。
この給油所では、テレビモニタに、給油ポイントの画像と同時に同ポイントを示す識別符号も表示されるため、給油ポイントがいずれかを直ちに判断できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1から図9に基づいて説明する。
図1に示すように、本発明に係る給油所は、当該給油所の制御の中心であって、給油所全体の監視及び管理を行うSS(サービスステーション)コントローラ1と、該SSコントローラ1から指令を受けて、現金カード及びクレジットカード等の記録体の記録データの照合、給油伝票の発行、及び給油代金の精算を行うためのPOS2とを備える。3,…は複数設置された計量機(給油機)であり、これら計量機3,…は信号線4,…を介して前記SSコントローラ1に接続されている。
【0012】
5,…は計量機の周辺の給油ポイントを撮像するテレビカメラ(監視カメラ)である。これらテレビカメラ5,…がとらえた映像は、分割表示装置6を介して、コントロールブースに設置される共通のテレビモニタ7に分割表示されるようになっている。また、分割表示装置6は信号線8を介して前記SSコントローラ1に接続されており、前記モニタテレビ7では、前記分割表示の他、計量機3によって給油を行うときには、前記SSコントローラ1に内蔵された映像切替制御手段9からの信号に基づき分割表示装置6が切り換えられて、該当する給油ポイントA1,…,A8を写す前記テレビカメラ5の拡大画像が表示されるようになっている。
【0013】
また、前記計量機3のテレビカメラ5によって写される部分、例えば、図5に示すようにテレビカメラ5を計量機3の上方に設置する場合では、計量機3の上面に、当該計量機3を特定する識別符号W(ここでは数字)が付されている(図7)。
また、分割表示装置6あるいはテレビカメラ5,…には、スーパーインボーズ機能(映像に文字を重ね合わせて表示する機能:給油ポイント表示手段)10が設けられており、テレビモニタ7によってテレビカメラ5,…がとらえた映像を表示するときに、その給油ポイントを示す識別符号Xも同時に表示されるようになっている。
【0014】
ここで、前記テレビカメラ5,…の設置例について説明すると、通常、給油客は計量機3のノズル近傍に自動車Cの給油口が来るように自動車10を停止する。この自動車10に対する給油操作(計量機3のノズルを自動車Cの給油口に差し込む操作)を監視するには、停止した自動車の給油口を映し出すように、前記テレビカメラ5,…を設置すればよい。例えば、図2に示すように、計量機3の上方のキャノピー11にテレビカメラ5,…を設置すればよい。
【0015】
前記計量機3が長い給油ホースを採用している場合、計量機3に面する側とは反対側に自動車Cの給油口が来るときでも給油が可能となるため、これにも対処するには、図3に示すように自動車Cの計量機3側の側面を写し出すテレビカメラ5aに止まらず、計量機3とは逆側の自動車側面を写し出すテレビカメラ5bも必要になる。しかしながら、このようなテレビカメラの配置であると、一つの給油ポイント(一台の自動車に対して給油するポイントの意味)に2台のテレビカメラ5,…が必要となり、給油所全体では非常に多くのテレビカメラ5,…が必要になる。
このため、図4に示すように、一つのテレビカメラ5,…で2つの給油ポイントのそれぞれの半分を監視できるよう、停止する左右両側の自動車Cの対向する両側面を写せるような位置に配置するのが好ましい。
【0016】
一方、モニタテレビ7の表示について説明すると、各テレビカメラ5,…が映し出す映像は、コントロールブースのモニタテレビ7に表示され、これを見ながら監視員が給油状態を監視することとなる。狭いコントロールブース内に複数のテレビモニタ7を設置することは、設置上の問題があるばかりでなく、監視員がわかりづらいという問題もある。
このため、モニタテレビ7を共通の1台にし、前記分割表示装置6を介してテレビカメラ5,…の撮像を分割表示するようにしている。
【0017】
例えば、図5に示すような、計量機3を4台互いに適宜距離離して設置する給油所においてテレビカメラ5,…を9台設置する場合には、該テレビカメラ5,…の撮像を、図6に示すように共通のモニタテレビで9分割表示している。
この例の場合、給油ポイントA1,…,A8は8箇所であるが、映し出される9つの映像はどれも同じような映像となり、その映像だけでは監視員がどの給油ポイントかを判断するのは難しい。
【0018】
ところが、計量機3のテレビカメラ5で写される部分である上面には計量機3を特定する識別符号Wが予め付されているので、テレビカメラ5の映像を一見するだけで、その映像がどの給油ポイントを映し出しているか直ちに判別できるのである。
【0019】
また、図7では、分割表示装置6あるいはテレビカメラ5に設けられたスーパーインボーズ機能10を用いることで、モニタテレビ7は、テレビカメラ5,…の映像とともに給油ポイントを示す識別符号Xも同時に表示しており、これによっても、給油ポイントが直ちに判別できる。
【0020】
このように、モニタテレビ7の映像を見ただけで映し出された映像がどの給油ポイントかが直ちに判別できるようになったが、分割表示を行っている場合1つの映像の大きさが小さいため、給油装置の安全を確認する際に、細部までわかりにくいという不具合がある。
【0021】
特に、セルフサービスの給油所で安全確認が義務づけられるのは、給油客が給油を行おうとした際の操作を確認することであって、この安全確認を行った上で実際に給油を開始できるように監視員が操作することとなる。
このため、POS2あるいはSSコントローラ1などの制御機器で給油操作の状態を監視して給油客が給油の準備を整えた状態つまり監視員による安全の確認が必要になったときに、映像切替制御手段9からケーブル8を介して分割表示装置6に信号を送り、給油準備の整った給油ポイントを映し出すテレビカメラ5,…の映像をモニタテレビ7に大きく表示することにより、監視員による安全の確認をより容易に行うようにしている。
【0022】
次に、このテレビカメラ5,…の映像切替制御手段9の内容について、図8及び図9を参照しながら説明する。
各給油ポイント(A1,…,A8)に対し、対応するテレビカメラ5が1台ならば、監視が必要になったときに分割表示から1面表示に切り換えればよいが、ここでは、図5に示した1つの給油ポイントに監視用のテレビカメラ5が2台設置される場合を例にあげて説明する。
【0023】
図8はSSコントローラ1において、計量機3,…のノズルが外されたことを計量機3,…のノズルスイッチ(図示せず)が検知した場合に実行される処理を示すフローチャートである。
給油ポイントA1,…,A8の計量機3のノズルが外された場合、まず、その給油ポイントA1,…,A8において給油設定がなされているか判断する(ステップS1)。つまり、SSコントローラ1に設けられた、図示せぬ給油量設定ボタンによって給油量が設定され、また、図示せぬ給油種設定ボタンによって油種が設定されている否か判断する。給油設定されている場合にはステップS2へ進み、設定されていない場合には終了する。
【0024】
前記給油設定がされている場合には、次いで、設定されている油種と、計量機3から外されたノズルにより供給される油の種類が合っているかどうか判断し(ステップS2)、合っている場合にはステップS3へ進み、合っていない場合にはステップS9へ進む。
【0025】
ステップS9では、SSコントローラ1の表示部に油種が間違いであることを表示し、監視員に給油客の操作ミスがあることを知らせる。また、給油客に対しても操作ミスがあることを、例えば給油ポイントの近傍に配置された図示せぬ表示装置による表示あるいは音声出力装置等によって告知し、操作をやり直すように促して、その後処理を終了する。
【0026】
前記設定されている油種と計量機3から外されたノズルにより供給される油の種類が合っている場合には、給油待ちであることを、SSコントローラ1に設けられた図示せぬ表示灯を点滅させる等の手段により表示する(ステップS3)。
【0027】
続いて、モニタテレビ7の表示が通常の9分割であるか否かを分割表示装置6から信号線8を介して送られる信号を基に判断する(ステップS4)。そして、9分割表示されている場合には、モニタテレビ7の表示を拡大表示(4分割表示)へ切り換える(ステップS8)。そして、同モニタテレビ7の上段の2画面に、該当する給油ポイントを監視する2つのテレビカメラ5,…の映像を表示する。例えば、給油ポイントがA2の場合には、給油ポイントA1とA2を同時に写すテレビカメラと、給油ポイントA2と給油ポイントA3とを同時に写すテレビカメラの映像を表示する。また、4分割表示の下段の2画面は非表示状態にし、処理を終了する。
【0028】
一方、9分割表示されていない場合つまり既に4分割表示になっている場合には、さらに、モニターテレビ7で表示されている拡大表示が、1つの給油ポイントか否か、つまり、上段の2画面のみ表示され、下段の2画面は非表示状態になっているかどうか判断する(ステップS5)。そして、モニタテレビ7に1つの給油ポイントのみしか表示されておらず、下段の2画面が非表示状態になっている場合には、その非表示状態になっている下段の2画面に、ノズルが外された給油ポイントを表示し(ステップS7)、処理を終了する。
【0029】
他方、モニタテレビ7の表示画像が既に複数の給油ポイントが表示されている場合、つまり、画面の上段及び下段にそれぞれ別々の給油ポイントが表示されている場合には、SSコントローラ1のデータテーブルの給油許可待ちリストに、次なる給油ポイントがあることを書き込こんで終了する。したがって、該当する給油ポイントのモニタテレビ7への表示は順番待ちとなる。
【0030】
次に、監視用のモニタテレビ7の拡大(4分割)表示された映像が、もとの9分割表示あるいは次なる拡大表示に切り換える手順について図9を参照して説明する。
【0031】
SSコントローラ1において、モニタテレビ7にて給油許可待ちと表示されている給油ポイントA1,…,A8の安全を確認し、監視員は給油許可を与える操作を行う。具体的には、計量機から外されたノズルが自動車の給油口に正しく差し込まれているか否か等について、モニタテレビ7の画像を見ながら判断し、正しく差し込まれている場合には、給油を許可する図示せぬ許可ボタンを押す。
監視員が給油許可を与える操作を行うと、まず、計量機3へ給油許可を発行し、SSコントローラ1に付設された表示灯等により、給油中である旨の表示を行う(ステップS11)。
【0032】
続いて、テレビモニタ7の拡大表示が1つの給油ポイントであるか否か、つまり、該当する給油ポイントのみか、あるいは下段の画面に次の給油ポイントが表示されているか否かを判断し(ステップS12)、1つの給油ポイントのみしか表示されていない場合には、テレビモニタ7の拡大表示を、通常の9分割表示に戻し(ステップS13)、処理を終了する。そして、SSコントローラ1から映像制御のコマンドを分割表示装置10へ発行する。
【0033】
一方、テレビモニタ7の拡大表示が複数の給油ポイントを表示している場合には、現在表示されている拡大表示の下段の2画面に表示されている映像(次なる給油許可待ちのポイント)を上段2画面に表示する(ステップS14)。続いて、さらに、次の給油許可待ちがあるか否かを、SSコントローラ1のデータテーブルの給油許可待ちリストによりチェックする(ステップS15)。
【0034】
このとき、給油許可待ちがある場合には、許可待ちリストの給油許可ポイントを画面の下段に表示する。これと同時に、表示された給油ポイントを、給油待ちリストから削除して(ステップS16)、処理を終了する。
他方、次の給油許可待ちがない場合には、モニタテレビ7の画面の下段2画面を非表示状態とし、処理を終了する。そして、SSコントローラ1から映像制御のコマンドを分割表示装置10へ発行する。
【0035】
以上の制御により、モニタテレビ7の画像を通常の9分割表示から給油客が来た場合に拡大4分割表示にすることができる。その表示は、最初に給油許可待ち状態になった給油客の給油ポイントを4分割表示の上段2画面に表示し、監視員が安全を確認した後、給油許可を与えると、モニタテレビ7は通常の9分割表示に戻る。
【0036】
また、給油許可を与える前に次の給油客が給油許可待ち状態になった場合には、4分割表示の下段2画面に給油許可待ちのポイントを表示することとなり、結局、給油客の受付順に、監視映像を最大2ポイントまで同時に表示する。
このように、モニタテレビ7の画面に給油客の受付順の給油ポイントを表示できるから、給油客には先着順に給油許可を与えることとなる。このため、給油客にとっては、許可順序の誤りによる不公平を受けることがなく、給油許可の順番待ちの場合でも不満が生じにくい。
【0037】
以上、本発明の一実施形態を説明したが、これはあくまで例示であり、個々の構成要素にあっては、発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、給油ポイントを表す識別符号Wは、数字に限らず、A,B,C,…の符号でも良く、また、イ,ロ,ハ,…のような符号であっても良い。また、計量機3の上面に設ける給油ポイントを表す識別符号Wにそれぞれの固有の厚みを持たせ、側面から見た場合、この厚みの違いにより給油ポイントを確認できるようにしてもよい。
【0038】
また、同識別符号が付される箇所としては、計量機3の上面に限らず、テレビカメラ5,…により撮像される箇所であれば、側面、前面でもよい。さらに、計算機3の他としては、アイランド、フィールドサービスユニット(設定器などが入るアイランド上のユニット)、土間など、給油ポイント近くの監視用のテレビカメラ5で写る箇所Y(図7)であってもよい。
【0039】
また、監視用のモニタテレビ7の画面の映像切替制御手段9による制御についても、本実施形態では、給油設定後、計量機3からノズルを外したことを検知して給油ポイントを拡大表示し、監視員が給油許可を与えたら、通常の9分割表示に戻す例を示したが、給油設定されたとき、あるいは単にノズルを外したときに拡大表示に切り換えたり、また、拡大表示後一定時間経過したら通常の9分割表示に戻すようにしても良い。
【0040】
また、本実施形態では、受付順に給油ポイントを表示する例を説明したが、受け付けた時点で順次最新のものを表示するようにしても良い。
さらに、給油開始の安全確認時だけでなく、給油終了時(油の吐出が停止した時)にも拡大表示して、ノズル戻しの操作も拡大表示で確認するようにしても良い。この場合は、給油前か後かを示す符号(文字等)をSSコントローラ1から分割表示装置6へ送り、拡大表示された映像がどういうものかを、テレビカメラ5,…等に内蔵されたスーパーインポーズ機能で画面表示させても良い。
【0041】
また、SSコントローラ1の操作部を、監視員が操作することで、モニタテレビ7の拡大表示、通常の分割表示への切替を、自動制御の他にマニュアル操作でも行えるようにしてもよい。
また、前記実施形態では、拡大表示、分割表示の切替を9分割から4分割、4分割から9分割としたが、これに限らず、16分割から4分割、1面表示から16分割等、分割表示時あるいは拡大表示時の分割数を適宜変更しても良い。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、テレビモニタを複数の監視カメラが撮像する映像を1画面に分割表示可能な構造とし、通常は複数の監視カメラの映像をテレビモニタに分割表示し、給油機により給油を行うときには、その該当する給油ポイントを写す監視カメラの拡大画像にテレビモニタの表示を切り換えるから、設置するモニタテレビの台数が少なくできるのは勿論、監視時に必要箇所を大画面表示できるので、安全確認も容易に行える。また、監視する給油ポイントを間違えるおそれが少なく、しかも、監視カメラの操作が不要となり、監視員の負担が減少する。
【0043】
また、請求項2記載の発明によれば、テレビモニタによって、複数の計量機の何れかが使用されて給油されることを表示するときに、給油ポイント表示手段によって、監視カメラが撮像する給油ポイントに対応する識別符号を同時に画面表示されるので、直ちに給油ポイントがいずれかを判断することができ、安全の確認が瞬時に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の給油所の制御系を表す概略ブロック図である。
【図2】 テレビカメラの配置例を示す正面図である。
【図3】 テレビカメラの他の配置例を示す正面図である。
【図4】 テレビカメラの他の配置例を示す正面図である。
【図5】 テレビカメラの他の配置例を示す正面図である。
【図6】 監視用のモニタテレビの表示画面を示す正面図である。
【図7】 監視用のモニタテレビの表示画面を示す正面図である。
【図8】 映像切替制御手段の内容を示すフローチャートである。
【図9】 映像切替制御手段の内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 SSコントローラ
2 POS
3 計量機(給油機)
5 テレビカメラ(監視カメラ)
6 分割装置
7 モニタテレビ
9 映像切換制御手段
10 スーパーインボーズ機能(給油ポイント表示手段)
C 自動車
W 識別符号
X 識別符号

Claims (2)

  1. 複数の給油機と、
    それら個々の給油機に対応して設けられて、該給油機の周辺を撮像可能な複数の監視カメラと、
    該複数の監視カメラが撮像する映像を表示する少なくとも1つのテレビモニタとを備える給油所において、
    前記テレビモニタは、前記複数の監視カメラが撮像する映像を1画面に分割表示可能な構造とされ、
    常は複数の監視カメラの撮像を前記テレビモニタに分割表示し、前記給油機によって給油を行うときには、その該当する給油ポイントを写す前記監視カメラの拡大画像に前記テレビモニタの表示を切り換える映像切替制御手段を備えていることを特徴とする給油所。
  2. 前記テレビモニタに前記監視カメラが撮像する映像を表示するときに、前記監視カメラが撮像する給油ポイントに対応する識別符号を同時に表示する給油ポイント表示手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載の給油所。
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