JPH11187156A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JPH11187156A
JPH11187156A JP34876297A JP34876297A JPH11187156A JP H11187156 A JPH11187156 A JP H11187156A JP 34876297 A JP34876297 A JP 34876297A JP 34876297 A JP34876297 A JP 34876297A JP H11187156 A JPH11187156 A JP H11187156A
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recording
voice
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date
stop
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JP34876297A
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English (en)
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Satoshi Matsushita
聡 松下
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 会話を途切れさせることなく適切なタイミン
グで録音を開始でき、通話中において記録しておきたい
情報を始めから録音することができる音声録音機能を備
えた通信装置を提供すること。 【解決手段】 音声認識装置22によって通話中の音声
が認識され、認識された結果から特定の音声が検出され
たときに録音が開始される。そのため、通話中に録音し
ようとするときには、その録音を開始させるための特定
の音声を発音するだけで、簡単かつ確実に録音を開始さ
せることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信装置、詳しく
は、通話中の音声を録音できる音声録音機能を備える通
信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在までに、通話中の音声を録音するこ
とができる音声録音機能を備えた通信装置が開発されて
いる。この種の通信装置は、通話中の音声を録音するた
めのメモリを持ち、キー入力などの操作によって、この
メモリに通話中の音声を録音し、後で再生できるように
されている。このような音声録音機能は、通話中におい
て記録しておきたい情報、たとえば、相手先の住所や電
話番号などを録音して、メモを取る代わりとして利用さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような音
声録音機能を備えた通信装置において、通話中に録音し
ようとするときには、その都度キー操作により録音を開
始させる必要がある。そのため、たとえば、住所を知り
たいときに、相手先がいきなり住所を話し出したときな
どには、すぐにキー操作をしても途中からしか録音でき
ず、また、始めから録音しようとすると、キー操作が済
むまで相手先に話すのを待ってもらう必要があり、会話
がスムーズに流れないという不具合がある。
【0004】本発明の目的は、上記した事情に鑑みなさ
れたものであり、会話を途切れさせることなく適切なタ
イミングで録音を開始でき、通話中において記録してお
きたい情報を始めから録音することができる音声録音機
能を備えた通信装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、通話中の音声を録音する
ための録音手段を備える通信装置において、通話中の音
声を認識する音声認識手段と、その音声認識手段によっ
て認識された結果から特定の音声を検出する検出手段
と、その検出手段によって前記特定の音声が検出された
場合、前記録音手段の録音動作を開始させるための録音
開始手段とを備えていることを特徴としている。
【0006】このような構成によると、音声認識手段に
よって通話中の音声が認識され、検出手段によって特定
の音声が検出されたときに、録音開始手段によって、録
音手段の録音動作が開始される。そのため、通話中に録
音しようとするときには、その録音を開始させるための
特定の音声を発音するだけで、簡単かつ確実に録音を開
始させることができる。したがって、たとえば、検出手
段により「住所」という音声を検出させるようにしてお
けば、「住所は」と言った後すぐに相手先が住所を話し
出しても、始めからその住所を録音することができる。
また、録音するために相手先に話すのを待ってもらう必
要もなく、スムーズな会話を行ないながら、必要な情報
を録音することができる。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、キー操作によって前記録音手段
の録音動作を停止させるためのキー入力停止手段をさら
に備えていることを特徴としている。キー操作によって
録音手段の録音動作を停止させるようにすれば、話者が
任意のタイミングで録音動作を停止させることができ
る。そのため、個々の状況に応じて録音する時間を適宜
変更でき、録音のための記憶領域を有効に活用できる。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、前記録音開始手段によって録
音が開始されてからの時間を計測する録音時間計測手段
と、その録音時間計測手段によって所定時間の経過が計
測された場合、前記録音手段の録音動作を停止させるよ
うに制御するタイマー停止手段とをさらに備えているこ
とを特徴としている。所定時間の経過後に録音手段の録
音動作を自動的に停止させるようにすれば、話者が録音
動作を停止させることを忘れていても、所定時間の経過
後にはその録音を自動的に停止させることができ、ま
た、話者が録音動作の開始に気づいていない場合でも、
その録音を自動的に停止させることができる。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
3のいずれかに記載の発明において、前記録音手段の録
音動作中に、前記検出手段により所定の音声が検出され
た場合、前記録音手段の録音動作を停止させるように制
御する音声停止手段をさらに備えていることを特徴とし
ている。特定の音声により録音手段の録音動作を停止さ
せるようにすれば、話者が所定の操作をせずとも、任意
のタイミングにおいて、確実かつ簡単に録音動作を停止
させることができる。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項1ないし
4のいずれかに記載の発明において、前記録音手段によ
る録音動作が行なわれた日時を検出する日時検出手段
と、前記録音手段により録音された音声データを、前記
日時検出手段によって検出された日時と対応付けて登録
しておく日時対応登録手段とをさらに備えていることを
特徴としている。日時と対応させて音声データを登録し
ておけば、録音した日時で音声データを管理することが
できる。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項1ないし
5のいずれかに記載の発明において、前記録音手段によ
り録音動作が行なわれた相手先の識別情報を検出する識
別情報検出手段と、前記録音手段により録音された音声
データを、前記識別情報検出手段によって検出された相
手先の識別情報と対応付けて登録しておく識別情報対応
登録手段とをさらに備えていることを特徴としている。
たとえば、相手先の電話番号などの識別情報と対応させ
て音声データを登録しておけば、相手先の電話番号によ
って音声データを管理することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の通信装置の一実
施形態としての、ファクシミリ装置の外観を示す斜視図
である。本実施形態で示す通信装置としてのファクシミ
リ装置1は、電話回線を通信路とし、ファクシミリ通信
方式により画像を送受信でき、かつ電話機として音声を
通信できる電話機能付ファクシミリ装置である。
【0013】このファクシミリ装置1は、その外装が、
下部ケース2と、下部ケース2の上面前側に取り付けら
れる操作パネル3と、下部ケース2の上面後側に取り付
けられる上部カバー4とで構成されている。下部ケース
2の左側には、ファクシミリ装置1を電話機として使用
するための送受話器5が取り付けられている。また、下
部ケース2の右側には、送受信される音声をモニタ用音
声として出力するためのモニタ用スピーカー12が取り
付けられている。そして、下部ケース2の正面側には送
信画像または複写画像の読み取りを終えた原稿が排出さ
れる原稿排出口6が形成されている。また、操作パネル
3の上面には、多数の操作キーを備えるキー入力装置7
と、ドットマトリクス方式で任意の文字などを表示する
液晶ディスプレイ(以下、LCDという。)8が配設さ
れている。また、上部カバー4の上部後側には、未使用
の記録紙が収納される給紙ケース9が設けられ、給紙ケ
ース9の前面側には、受信画像または複写画像の記録を
終えた記録紙が排出される記録紙排出口10が形成され
ている。また、上部カバー4の上面前側には、送信画像
または複写画像の読み取りを行なう原稿をセットするた
めの原稿受け部11が形成されている。
【0014】そして、本実施形態のファクシミリ装置1
には、通話中の音声を録音するための録音手段、通話中
の音声を認識する音声認識手段、認識された結果から特
定の音声を検出する検出手段、特定の音声が検出された
場合に録音手段の録音動作を開始させるための録音開始
手段、録音手段の録音動作を停止させるための各種停止
手段、録音手段により録音された音声データを特定の情
報と対応付けて登録しておく登録手段を備えている。
【0015】図2は、これら各手段を実現するための制
御系を示すブロック図である。図2に示すように、この
制御系は、CPU20に、キー入力装置7、マイクロホ
ン(以下、マイクと略す。)21、音声認識装置22、
タイマー23、ネットワークコントロールユニット(以
下、NCUという。)24、RAM25およびROM2
6が接続され、これら各部はCPU20によって制御さ
れるように構成されている。マイク21は、送受話器5
に備えられ、送受話器5に向かって話す話者の音声を入
力する。NCU24は、電話回線27を介して他のファ
クシミリ装置や電話機などの相手先通信装置28との送
受信を行なう。音声認識装置22(上記音声認識手段に
相当)は、マイク21または電話回線27を介して相手
先通信装置28から入力される音声を認識する。RAM
25は、動作実行時の各種データを一時的に格納するた
めのメモリで、たとえば、後述する音声データを登録す
るための音声データ格納領域、録音開始のための開始デ
ータを登録するための開始情報格納領域、録音停止のた
めの停止データを登録するための停止情報格納領域、音
声データを対応付けて登録させるための、たとえば、タ
イマー23から得られる録音が行なわれた日時や識別情
報としての相手先の電話番号などを登録するための対応
情報格納領域、録音時間計測手段としてのカウンタなど
が格納されている。ROM26内には、CPU20にて
実行される制御プログラムや各種データが格納されてお
り、たとえば、後述するメインプログラム、音声録音プ
ログラム、録音停止プログラムなどが格納されている。
【0016】続いて、このような制御系において実行さ
れる具体的な処理について、図3および図4のフロー図
に基づいて説明する。まず、図3に示すメインプログラ
ムにおいて、電話回線27を介して相手先通信装置28
からの呼出信号が検出されたか否かを判断し(S1)、
呼出信号が検出されれば(S1:YES)、その呼出信
号の静期間に挿入されるコーラーIDから相手先通信装
置28の識別情報である電話番号を検出し、通話の日時
とともに、RAM25内の対応情報格納領域に格納する
(S2)。通話の日時はタイマー23から求められる。
【0017】次に、使用者の操作、すなわち、送受信機
5を持ち上げることにより回線が閉結されたか否か判断
し(S3)、回線が閉結されれば(S3:YES)、音
声認識装置22による音声認識処理を開始させる(S
4)。また、所定時間が経過しても回線が閉結されない
場合は、その他の処理(S5)を行なう。このその他の
処理としては、自動的に回線を閉結して、不在であるこ
とを音声により報知する留守番録音モード等の処理が行
なわれる。なお、音声認識装置22による音声認識処理
およびメインプログラムは平行して動作可能であり、音
声認識装置22により音声認識された結果がメインプロ
グラムにおいて順次参照される。
【0018】S4の音声認識処理では、音声認識装置2
2に通話中の話者および相手先からの音声が、マイク2
1あるいは電話回線27を介して入力されることによ
り、その音声が認識される。また、話者の音声か相手先
からの音声かは、その入力先を特定することで識別され
る。認識された結果のうち、RAM25内の開始情報格
納領域に格納される開始データに対応する結果があるか
否かを判断し(S5)、ある場合には(S5:YE
S)、CPU20が後述する音声録音プログラムを起動
させて通話中の音声の録音を開始する(S6)。ここ
で、RAM25内の開始情報格納領域に登録される開始
データは、通話中において記録しておきたい特定のキー
ワードに対応するデータであって、たとえば、「住
所」、「電話番号」、「録音」などに対応するデータで
ある。このような開始データは予め任意に登録すること
ができる。
【0019】また、開始データに対応する結果がない場
合には(S5:NO)、回線が開放されたか否かを判断
し(S7)、開放されていれば(S7:YES)メイン
プログラムの処理を終了し、開放されていなければ(S
7:NO)S5に戻り、音声認識処理において認識され
た結果に開始データが含まれているかの判断を繰り返し
行なう。
【0020】続いて、S6で行なわれる音声録音プログ
ラムについて、図4を参照しつつ説明する。まず、入力
される通話中の音声を録音していき(S10)、キー入
力装置7からのキー操作により録音動作の停止が指示さ
れたか否かを判断する(S11)。録音動作の停止が指
示されていなければ(S11:NO)、S10に戻り、
録音動作を継続する。停止が指示されていれば(S1
1:YRS)、録音された内容を音声データとしてRA
M25内の音声データ格納領域に格納し、このとき、R
AM25内の対応情報格納領域に、通話が行なわれた日
時、および相手先の電話番号が登録されている場合に
は、その音声データに対応付けてこれらの情報を格納し
(S12)、処理を終える。音声録音プログラムが終わ
ると、メインプログラムに戻り、上記S7の処理を行な
う。
【0021】このようにして録音を開始できるので、通
話中に録音しようとするときには、その録音を開始させ
るための特定のキーワードを発音するだけで、簡単かつ
確実に録音を開始させることができる。そのため、たと
えば、RAM25の開始情報格納領域に、「住所」とい
うキーワードに対応する開始データを予め登録しておけ
ば、「住所は」と言った後すぐに相手先が住所を話し出
しても、始めからその住所を録音することができる。ま
た、録音するために相手先に話すのを待ってもらう必要
もなく、スムーズな会話を行なえながら、録音すること
ができる。したがって、録音するための操作が不要で、
会話を途切れさせることなく適切なタイミングにおい
て、簡単かつ確実に録音を開始させることができる。ま
た、録音することを意識せずとも特定の音声を発音すれ
ば自動的に録音が始まるので、必要な情報の録音のし忘
れを防止することもできる。
【0022】また、録音を停止するには、キー入力装置
7(本発明のキー入力停止手段に相当する)からのキー
操作により停止させることができるので、話者が任意の
タイミングで録音を停止させることができる。そのた
め、個々の状況に応じて録音する時間を適宜変更でき、
適切な録音時間での録音が可能となる。なお、上記メイ
ンプログラム中のS5の処理が本発明の検出手段として
機能し、CPU20によって判断されるS5からのYE
Sの分岐が本発明の録音開始手段として機能している。
また、S2の処理が本発明の日時検出手段、および識別
情報検出手段として機能し、音声録音プログラム中のS
12の処理が、日時対応登録手段、および識別情報対応
登録手段としてそれぞれ機能している。
【0023】また、上記処理のキー操作により録音動作
を停止させる代わりに、録音開始から所定時間が経過し
たときに自動的に録音を停止させるようにしてもよい。
すなわち、この場合には、CPU20は、音声録音プロ
グラムを起動させると同時にRAM25内にあるカウン
タを作動させて時間の計測を開始し、S11のキー操作
を検出する代わりに、所定時間の経過が計測されたとき
に録音を停止するように制御する(本発明のタイマー停
止手段に相当する)。このように、所定時間の経過後に
録音を停止させるようにすれば、話者が、録音の停止を
忘れていても所定時間の経過後にはその録音を自動的を
停止させることができ、また、話者が、録音が開始され
ていることに気づいていない場合でも、その録音を自動
的に停止させることができる。さらに、この場合には、
録音の開始から停止までを自動的に行なうことができる
ので、話者が特定の操作をせずとも、必要な情報を自動
的に録音することができる。
【0024】さらに、特定の音声を入力することによっ
て録音を停止させてもよい。すなわち、この制御は、R
OM26内の録音停止プログラム(本発明の音声停止手
段に相当する)によって実行され、RAM25内の停止
情報格納領域に、停止データとして、録音を停止させる
ための特定のキーワードに対応するデータ、たとえば、
「停止」、「終了」、「復唱」、「です」などに対応す
るデータを登録しておくことにより、音声認識装置22
によって認識された結果のうち、このような停止データ
に対応する結果があった場合に、CPU20によって録
音を停止させるように制御される。このように、特定の
キーワードを音声により入力することによって録音を停
止させるようにすれば、話者が特定の操作をせずとも、
任意のタイミングにおいて、確実かつ簡単にその録音を
停止させることができる。なお、RAM25内の停止情
報格納領域に登録される停止データは、予め任意に登録
することができる。
【0025】なお、本実施形態においては、音声データ
を、録音の日時や相手先の電話番号と対応付けて登録し
ておくことにより、録音した日時または相手先の電話番
号によって音声データを管理することができるので、後
に録音データを再生するときには、その日時または相手
先の電話番号を目安にして特定の音声データを選択して
再生することができる。また、音声データをRAM25
に登録するときには、その録音の開始に使用された特定
の開始データと対応付けて登録してもよく、またその録
音の停止に使用された特定の停止データと対応付けて登
録してもよい。このように音声データと開始データおよ
び/または停止データとを対応付けて登録しておくこと
により、開始データが、たとえば住所であれば、住所を
見出しとして管理することができる。
【0026】なお、録音を停止する手段としては、上記
以外にも、たとえば、録音が開始された後に、一定時間
以上の無録音状態が発生した場合に、その録音を停止さ
せるようにしてもよい。この場合には、話者および相手
先からの音声の入力をCPU20によってたえず監視し
ておき、RAM25内のカウンタによって、音声の入力
がなくなった時点から一定の時間を計測して、その一定
の時間の経過が計測されたときに録音を停止するように
制御すればよい。
【0027】また、録音動作が開始される特定の音声を
入力した者とは異なる者が、音声を入力したときに停止
させてもよい。この場合にも、マイク21からの話者の
音声および電話回線27から相手先の音声の入力をCP
U20によってたえず監視しておき、たとえば、話者が
「電話番号は」と言ったときに録音が開始された場合、
続いて話者が「0521234567ですね。」と言っ
た後に、相手先が「そうです。」と言ったときに録音が
停止されるように制御される。また、逆に相手先が「電
話番号は」と言ったときに録音が開始された場合、続い
て相手先が「0521234567です。」と言った後
に、話者が「わかりました。」と言ったときに録音が停
止されるように制御される。さらに、録音動作が開始さ
れる特定の音声を入力した者が、再び音声を入力したと
きに停止させてもよい。この場合にも、話者および相手
先からの音声の入力をCPU20によってたえず監視し
ておき、たとえば、話者が「電話番号は」と言ったとき
に録音が開始された場合、相手先が「05212345
67です。」と言った後に、再び話者が「わかりまし
た。」と言ったときに録音が停止されるように制御され
る。
【0028】以上の実施形態は、本発明の通信装置がフ
ァクシミリ装置1の場合であるが、たとえば、音声録音
機能を備えている通信装置であれば、ファクシミリ機能
を有さない電話機などでもよい。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の発
明によれば、通話中に録音しようとするときには、その
録音を開始させるための特定の音声を発音するだけで、
録音を開始させることができる。したがって、録音する
ための操作が不要で、会話を途切れさせることなく適切
なタイミングにおいて、簡単かつ確実に録音を開始させ
ることができる。また、録音することを意識せずとも特
定の音声を発音すれば自動的に録音が始まるので、必要
な情報の録音のし忘れを防止することもできる。
【0030】請求項2に記載の発明によれば、話者が任
意のタイミングで録音動作を停止させることができるの
で、個々の状況に応じて録音する時間を適宜変更でき、
適切な録音時間での録音が可能となる。請求項3に記載
の発明によれば、録音動作の開始から所定時間の経過後
に、録音動作が自動的に停止される。したがって、録音
の開始から停止までを自動的に行なうことができ、話者
が特定の操作をせずとも、必要な情報を自動的に録音す
ることができる。
【0031】請求項4に記載の発明によれば、特定の音
声により録音手段の録音動作を停止させるので、話者が
所定の操作をせずとも、任意のタイミングにおいて、確
実かつ簡単に録音動作を停止させることができる。請求
項5に記載の発明によれば、録音した日時で音声データ
を管理することができるので、後に録音データを再生す
るときには、その日時を目安にして特定の音声データを
選択して再生できる。
【0032】請求項6に記載の発明によれば、相手先の
識別情報によって音声データを管理することができるの
で、後に録音データを再生するときには、その識別情報
を目安にして特定の音声データを選択して再生できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信装置の一実施形態としての、ファ
クシミリ装置の外観を示す斜視図である。
【図2】図1に示すファクシミリ装置に備える、録音手
段、音声認識手段、検出手段、録音開始手段および録音
停止手段を実現するための制御系のブロック図である。
【図3】図2に示す制御系によって実行される具体的な
処理を説明するためのフロー図である。
【図4】図2に示す制御系によって実行される具体的な
処理を説明するためのフロー図である。
【符号の説明】 1 ファクシミリ装置 7 キー入力装置 20 CPU 21 マイク 22 音声認識装置 23 タイマー 24 NCU 25 RAM 26 ROM 27 電話回線 28 相手先通信装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通話中の音声を録音するための録音手段
    を備える通信装置において、 通話中の音声を認識する音声認識手段と、その音声認識
    手段によって認識された結果から特定の音声を検出する
    検出手段と、その検出手段によって前記特定の音声が検
    出された場合、前記録音手段の録音動作を開始させるた
    めの録音開始手段とを備えていることを特徴とする、通
    信装置。
  2. 【請求項2】 キー操作によって前記録音手段の録音動
    作を停止させるためのキー入力停止手段をさらに備えて
    いることを特徴とする、請求項1に記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 前記録音開始手段によって録音が開始さ
    れてからの時間を計測する録音時間計測手段と、その録
    音時間計測手段によって所定時間の経過が計測された場
    合、前記録音手段の録音動作を停止させるように制御す
    るタイマー停止手段とをさらに備えていることを特徴と
    する、請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 前記録音手段の録音動作中に、前記検出
    手段により所定の音声が検出された場合、前記録音手段
    の録音動作を停止させるように制御する音声停止手段を
    さらに備えていることを特徴とする、請求項1ないし3
    のいずれかに記載の通信装置。
  5. 【請求項5】 前記録音手段による録音動作が行なわれ
    た日時を検出する日時検出手段と、前記録音手段により
    録音された音声データを、前記日時検出手段によって検
    出された日時と対応付けて登録しておく日時対応登録手
    段とをさらに備えていることを特徴とする、請求項1な
    いし4のいずれかに記載の通信装置。
  6. 【請求項6】 前記録音手段により録音動作が行なわれ
    た相手先の識別情報を検出する識別情報検出手段と、前
    記録音手段により録音された音声データを、前記識別情
    報検出手段によって検出された相手先の識別情報と対応
    付けて登録しておく識別情報対応登録手段とをさらに備
    えていることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれ
    かに記載の通信装置。
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