JPH0946435A - テレビ電話装置およびテレビ電話通信方法 - Google Patents
テレビ電話装置およびテレビ電話通信方法Info
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- JPH0946435A JPH0946435A JP7193068A JP19306895A JPH0946435A JP H0946435 A JPH0946435 A JP H0946435A JP 7193068 A JP7193068 A JP 7193068A JP 19306895 A JP19306895 A JP 19306895A JP H0946435 A JPH0946435 A JP H0946435A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子電話帳へのプライバシーモードの設定を
可能にすることにより、電子電話帳を使用して発呼する
場合に予め設定されているプライバシーモードで通信で
きるようにしたテレビ電話装置およびテレビ電話通信方
法を提供することを目的とする。 【構成】 画像および音声による通信が可能なテレビ電
話装置であって、プライバシーモード、電話番号を電話
帳管理部１０に登録する電話帳登録手段８１と、電話帳
管理部１０に登録された電話番号をダイヤルする場合に
は電話帳管理部１０に登録された電話番号に対応する情
報に基づいて発呼並びに通信を行う通信制御手段８３と
を備える。
可能にすることにより、電子電話帳を使用して発呼する
場合に予め設定されているプライバシーモードで通信で
きるようにしたテレビ電話装置およびテレビ電話通信方
法を提供することを目的とする。 【構成】 画像および音声による通信が可能なテレビ電
話装置であって、プライバシーモード、電話番号を電話
帳管理部１０に登録する電話帳登録手段８１と、電話帳
管理部１０に登録された電話番号をダイヤルする場合に
は電話帳管理部１０に登録された電話番号に対応する情
報に基づいて発呼並びに通信を行う通信制御手段８３と
を備える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、画像信号や音声信号の
通信機能を有するテレビ電話装置および画像信号や音声
信号を通信するテレビ電話通信方法に関する。
通信機能を有するテレビ電話装置および画像信号や音声
信号を通信するテレビ電話通信方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、ディスプレイ端末により加入者自
身が電話番号探しを行う電子電話帳が普及しつつある。
テレビ電話装置はこの電子電話帳の機能を持っており、
この機能により名前や電話番号を登録でき、登録してお
くと、ダイヤル入力をしなくても登録した相手に発呼で
きる。
身が電話番号探しを行う電子電話帳が普及しつつある。
テレビ電話装置はこの電子電話帳の機能を持っており、
この機能により名前や電話番号を登録でき、登録してお
くと、ダイヤル入力をしなくても登録した相手に発呼で
きる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のテレビ電話装置では、通信の際に画像を相手に送信
するか否かの設定ができるプライバシーモードが登録さ
れていないので、電子電話帳の機能を使用して発呼する
場合にプライバシーモードを設定したいときにはその都
度、通信前か通信中に設定しなければならないという問
題点があった。
来のテレビ電話装置では、通信の際に画像を相手に送信
するか否かの設定ができるプライバシーモードが登録さ
れていないので、電子電話帳の機能を使用して発呼する
場合にプライバシーモードを設定したいときにはその都
度、通信前か通信中に設定しなければならないという問
題点があった。
【０００４】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、電子電話帳へのプライバシーモードの設定を可能に
することにより、電子電話帳を使用して発呼する場合に
予め設定されているプライバシーモードで通信できるよ
うにしたテレビ電話装置、および、電子電話帳を使用し
て発呼する場合に予め設定されているプライバシーモー
ドで通信を行うテレビ電話通信方法を提供することを目
的とする。
で、電子電話帳へのプライバシーモードの設定を可能に
することにより、電子電話帳を使用して発呼する場合に
予め設定されているプライバシーモードで通信できるよ
うにしたテレビ電話装置、および、電子電話帳を使用し
て発呼する場合に予め設定されているプライバシーモー
ドで通信を行うテレビ電話通信方法を提供することを目
的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項１記載のテレビ電話装置は、画像およ
び音声による通信が可能なテレビ電話装置であって、プ
ライバシーモード、電話番号を電話帳管理部に登録する
電話帳登録手段と、電話帳管理部に登録された電話番号
をダイヤルする場合には電話帳管理部に登録された電話
番号に対応する情報に基づいて発呼並びに通信を行う通
信制御手段とを備えた構成を有している。
に本発明の請求項１記載のテレビ電話装置は、画像およ
び音声による通信が可能なテレビ電話装置であって、プ
ライバシーモード、電話番号を電話帳管理部に登録する
電話帳登録手段と、電話帳管理部に登録された電話番号
をダイヤルする場合には電話帳管理部に登録された電話
番号に対応する情報に基づいて発呼並びに通信を行う通
信制御手段とを備えた構成を有している。
【０００６】請求項２記載のテレビ電話装置は、請求項
１記載のテレビ電話装置において、電話帳登録手段が、
電話帳管理部に登録されたプライバシーモードの内容を
キー入力操作により変更することが可能である構成を有
している。
１記載のテレビ電話装置において、電話帳登録手段が、
電話帳管理部に登録されたプライバシーモードの内容を
キー入力操作により変更することが可能である構成を有
している。
【０００７】請求項３記載のテレビ電話装置は、請求項
１記載のテレビ電話装置において、通信制御手段が、登
録されたプライバシーモードがオンの場合には音声デー
タのみを送信し、登録されたプライバシーモードがオフ
の場合には音声データと画像データを送信する構成を有
している。
１記載のテレビ電話装置において、通信制御手段が、登
録されたプライバシーモードがオンの場合には音声デー
タのみを送信し、登録されたプライバシーモードがオフ
の場合には音声データと画像データを送信する構成を有
している。
【０００８】請求項４記載のテレビ電話装置は、画像お
よび音声による通信が可能なテレビ電話装置であって、
着信の際に受信した電話番号を検出する電話番号検出部
と、プライバシーモード、電話番号を電話帳管理部に登
録する電話帳登録手段と、電話番号検出部で検出した電
話番号が電話帳管理部に登録されているか否かを判定す
る一致判定手段と、電話番号検出部で検出した電話番号
が電話帳管理部に登録されていると一致判定手段が判定
したときにはその電話番号に対応して電話帳管理部に登
録されている情報に基づいて通信を行う通信制御手段と
を備えた構成を有している。
よび音声による通信が可能なテレビ電話装置であって、
着信の際に受信した電話番号を検出する電話番号検出部
と、プライバシーモード、電話番号を電話帳管理部に登
録する電話帳登録手段と、電話番号検出部で検出した電
話番号が電話帳管理部に登録されているか否かを判定す
る一致判定手段と、電話番号検出部で検出した電話番号
が電話帳管理部に登録されていると一致判定手段が判定
したときにはその電話番号に対応して電話帳管理部に登
録されている情報に基づいて通信を行う通信制御手段と
を備えた構成を有している。
【０００９】請求項５記載のテレビ電話通信方法は、画
像および音声による通信が可能なテレビ電話通信方法で
あって、プライバシーモード、電話番号を電話帳管理部
に登録する電話帳登録ステップと、電話帳管理部に登録
された電話番号をダイヤルする場合には電話帳管理部に
登録された電話番号に対応する情報に基づいて発呼並び
に通信を行う通信制御ステップとを有する構成を有して
いる。
像および音声による通信が可能なテレビ電話通信方法で
あって、プライバシーモード、電話番号を電話帳管理部
に登録する電話帳登録ステップと、電話帳管理部に登録
された電話番号をダイヤルする場合には電話帳管理部に
登録された電話番号に対応する情報に基づいて発呼並び
に通信を行う通信制御ステップとを有する構成を有して
いる。
【００１０】請求項６記載のテレビ電話通信方法は、着
信の際に受信した電話番号を検出し、画像および音声に
よる通信が可能なテレビ電話通信方法であって、プライ
バシーモード、電話番号を電話帳管理部に登録する電話
帳登録ステップと、検出した電話番号が電話帳管理部に
登録されているか否かを判定する一致判定ステップと、
検出した電話番号が電話帳管理部に登録されていると判
定したときには検出した電話番号に対応する情報に基づ
いて通信を行う通信制御ステップとを有する構成を有し
ている。
信の際に受信した電話番号を検出し、画像および音声に
よる通信が可能なテレビ電話通信方法であって、プライ
バシーモード、電話番号を電話帳管理部に登録する電話
帳登録ステップと、検出した電話番号が電話帳管理部に
登録されているか否かを判定する一致判定ステップと、
検出した電話番号が電話帳管理部に登録されていると判
定したときには検出した電話番号に対応する情報に基づ
いて通信を行う通信制御ステップとを有する構成を有し
ている。
【００１１】
【作用】この構成によって、電話番号、プライバシーモ
ードを登録し、ダイヤルする場合には登録された電話番
号に対応する情報に基づいて発呼並びに通信を行うよう
にしたので、プライバシーモードを予め設定されたモー
ドとすることができる。また、電話帳管理部に登録され
たプライバシーモードの内容をキー入力操作により変更
することができるようにしたので、通話中に、送信した
くない画像を送信停止とすることができる。さらに、登
録されたプライバシーモードがオンの場合には音声デー
タのみを送信し、登録されたプライバシーモードがオフ
の場合には音声データと画像データを送信するようにし
たので、予め設定されたプライバシーモードに基づい
て、画像データを送信したり、送信しなかったりするこ
とができる。さらに、着信の際に検出した電話番号が電
話帳管理部に登録されているか否かを判定し、登録され
ていると判定したときには上記検出した電話番号に対応
する情報に基づいて通信を行うようにしたので、着信時
においてもプライバシーモードを予め設定されたモード
とすることができる。
ードを登録し、ダイヤルする場合には登録された電話番
号に対応する情報に基づいて発呼並びに通信を行うよう
にしたので、プライバシーモードを予め設定されたモー
ドとすることができる。また、電話帳管理部に登録され
たプライバシーモードの内容をキー入力操作により変更
することができるようにしたので、通話中に、送信した
くない画像を送信停止とすることができる。さらに、登
録されたプライバシーモードがオンの場合には音声デー
タのみを送信し、登録されたプライバシーモードがオフ
の場合には音声データと画像データを送信するようにし
たので、予め設定されたプライバシーモードに基づい
て、画像データを送信したり、送信しなかったりするこ
とができる。さらに、着信の際に検出した電話番号が電
話帳管理部に登録されているか否かを判定し、登録され
ていると判定したときには上記検出した電話番号に対応
する情報に基づいて通信を行うようにしたので、着信時
においてもプライバシーモードを予め設定されたモード
とすることができる。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図を用いて
説明する。
説明する。
【００１３】図１は本発明の一実施例に係るテレビ電話
装置を示す装置ブロック図である。図１において、１は
ＩＳＤＮ（総合デジタル通信網）回線、２はマイク、ス
ピーカ等から成る音声送受話部、３は画像を撮影するカ
メラ、４は画像表示やメニュー表示を行う表示装置、５
は後述の電話帳管理部１０に格納された電子電話帳にプ
ライバシーモードの設定等を行うキー入力装置、６は送
受信する音声データの管理およびマイク、スピーカ等か
ら成る音声送受話部２の制御を行う音声コーデック部、
７は送受信する画像データの管理およびカメラ３、表示
装置４等の制御を行う画像コーデック部、８はテレビ電
話装置全体を制御するシステム制御部、９はＩＳＤＮ回
線１を通じての通信を制御する回線インタフェース制御
部、１０はキー入力装置５で操作された電子電話帳のプ
ライバシーモードの設定内容を記憶したり、管理したり
する電話帳管理部、１１は着信の際に相手から送信され
てきた発呼者電話番号を回線インタフェース制御部９を
通じて検出する電話番号検出部である。
装置を示す装置ブロック図である。図１において、１は
ＩＳＤＮ（総合デジタル通信網）回線、２はマイク、ス
ピーカ等から成る音声送受話部、３は画像を撮影するカ
メラ、４は画像表示やメニュー表示を行う表示装置、５
は後述の電話帳管理部１０に格納された電子電話帳にプ
ライバシーモードの設定等を行うキー入力装置、６は送
受信する音声データの管理およびマイク、スピーカ等か
ら成る音声送受話部２の制御を行う音声コーデック部、
７は送受信する画像データの管理およびカメラ３、表示
装置４等の制御を行う画像コーデック部、８はテレビ電
話装置全体を制御するシステム制御部、９はＩＳＤＮ回
線１を通じての通信を制御する回線インタフェース制御
部、１０はキー入力装置５で操作された電子電話帳のプ
ライバシーモードの設定内容を記憶したり、管理したり
する電話帳管理部、１１は着信の際に相手から送信され
てきた発呼者電話番号を回線インタフェース制御部９を
通じて検出する電話番号検出部である。
【００１４】図２は、図１の装置を構成するシステム制
御部８における機能実現手段を示す機能ブロック図であ
る。図２において、５はキー入力装置、８はシステム制
御部、９は回線インタフェース制御部、１０は電話帳管
理部、１１は電話番号検出部であり、これらは図１と同
様のものなので、同一符号を付して説明は省略する。シ
ステム制御部８において、８１は名前、電話番号、通信
モード、プライバシーモードを電話帳管理部１０に登録
するための電話帳登録手段、８３は電話帳管理部１０に
登録された電話番号に対応する情報に基づいて発呼並び
に通信を制御する通信制御手段、８４は電話番号検出部
で検出された相手の電話番号が電話帳管理部１０の登録
された電話番号か否かを判定する一致判定手段である。
御部８における機能実現手段を示す機能ブロック図であ
る。図２において、５はキー入力装置、８はシステム制
御部、９は回線インタフェース制御部、１０は電話帳管
理部、１１は電話番号検出部であり、これらは図１と同
様のものなので、同一符号を付して説明は省略する。シ
ステム制御部８において、８１は名前、電話番号、通信
モード、プライバシーモードを電話帳管理部１０に登録
するための電話帳登録手段、８３は電話帳管理部１０に
登録された電話番号に対応する情報に基づいて発呼並び
に通信を制御する通信制御手段、８４は電話番号検出部
で検出された相手の電話番号が電話帳管理部１０の登録
された電話番号か否かを判定する一致判定手段である。
【００１５】以上のように構成されたテレビ電話装置に
ついて、図１〜図３を用いてその動作を説明する。図３
は、本実施例に係るテレビ電話装置の電子電話帳にプラ
イバシーモードのオン、オフを設定する場合の動作を示
すフローチャートである。まずシステム制御部８は画像
コーデック部７を介して表示装置４上にメニューを表示
する。このときキー入力装置５によりメニュー画面で電
話帳登録の項目を選択すると（Ｓ１）、システム制御部
８の電話帳登録手段８１は名前、電話番号、通信モード
を設定するように要請し、この要請に対して上記各項目
を設定する（Ｓ２）。通信モードとしては１Ｂと２Ｂと
があり、１Ｂは１本の回線を使用して音声と画像のデー
タを送るものであり、２Ｂは２本の回線を使用して音声
と画像のデータを送るものである。つまり、通信モード
１Ｂと２Ｂとは画質が異なり、どちらの画質にするかを
ユーザが選択する。次に、ユーザはプライバシーモード
を設定する（プライバシーモードオン）か、或いは設定
しない（プライバシーモードオフ）かをキー入力装置５
により選択する（Ｓ３）。ステップ２において設定され
た名前、電話番号、通信モードおよびステップ３におい
て設定されたプライバシーモードは電話帳登録手段８１
を介して電話帳管理部１０の所定電子電話帳に登録され
る（Ｓ４、Ｓ１０、電話帳登録ステップ）。
ついて、図１〜図３を用いてその動作を説明する。図３
は、本実施例に係るテレビ電話装置の電子電話帳にプラ
イバシーモードのオン、オフを設定する場合の動作を示
すフローチャートである。まずシステム制御部８は画像
コーデック部７を介して表示装置４上にメニューを表示
する。このときキー入力装置５によりメニュー画面で電
話帳登録の項目を選択すると（Ｓ１）、システム制御部
８の電話帳登録手段８１は名前、電話番号、通信モード
を設定するように要請し、この要請に対して上記各項目
を設定する（Ｓ２）。通信モードとしては１Ｂと２Ｂと
があり、１Ｂは１本の回線を使用して音声と画像のデー
タを送るものであり、２Ｂは２本の回線を使用して音声
と画像のデータを送るものである。つまり、通信モード
１Ｂと２Ｂとは画質が異なり、どちらの画質にするかを
ユーザが選択する。次に、ユーザはプライバシーモード
を設定する（プライバシーモードオン）か、或いは設定
しない（プライバシーモードオフ）かをキー入力装置５
により選択する（Ｓ３）。ステップ２において設定され
た名前、電話番号、通信モードおよびステップ３におい
て設定されたプライバシーモードは電話帳登録手段８１
を介して電話帳管理部１０の所定電子電話帳に登録され
る（Ｓ４、Ｓ１０、電話帳登録ステップ）。
【００１６】通信制御手段８３は、プライバシー判定手
段のオン、オフ判定にかかわらず上記所定電子電話帳を
使用して発呼するが、まず、プライバシーモードオンの
設定がされた場合について説明する。プライバシーモー
ドがオン設定されたときには通信制御手段８３は上記所
定電子電話帳を使用して発呼、すなわち回線インタフェ
ース制御部９に発呼信号を送出する（Ｓ５、通信制御ス
テップ）。発呼信号を受けた回線インタフェース制御部
９は上記所定電子電話帳に登録した通信モードで回線を
接続し（Ｓ６、通信制御ステップ）、プライバシーモー
ドがオンであるので、音声データのみ送信する（Ｓ７、
通信制御ステップ）。発呼信号が相手側のテレビ電話装
置に着信すると、音声のみの通話が開始される（Ｓ８、
通信制御ステップ）。通話中に相手に画像データを送り
たいときは、キー入力装置５をキー操作してプライバシ
ーモードをオフとすることにより、電話帳登録手段８１
を介して上記所定電子電話帳のプライバシーモードがオ
フとなり、回線インタフェース制御部９は画像データを
送信し、音声と画像による通話が開始される。相手との
話しが終了してオンフックされると、通話が終了して回
線が切断される（Ｓ９）。
段のオン、オフ判定にかかわらず上記所定電子電話帳を
使用して発呼するが、まず、プライバシーモードオンの
設定がされた場合について説明する。プライバシーモー
ドがオン設定されたときには通信制御手段８３は上記所
定電子電話帳を使用して発呼、すなわち回線インタフェ
ース制御部９に発呼信号を送出する（Ｓ５、通信制御ス
テップ）。発呼信号を受けた回線インタフェース制御部
９は上記所定電子電話帳に登録した通信モードで回線を
接続し（Ｓ６、通信制御ステップ）、プライバシーモー
ドがオンであるので、音声データのみ送信する（Ｓ７、
通信制御ステップ）。発呼信号が相手側のテレビ電話装
置に着信すると、音声のみの通話が開始される（Ｓ８、
通信制御ステップ）。通話中に相手に画像データを送り
たいときは、キー入力装置５をキー操作してプライバシ
ーモードをオフとすることにより、電話帳登録手段８１
を介して上記所定電子電話帳のプライバシーモードがオ
フとなり、回線インタフェース制御部９は画像データを
送信し、音声と画像による通話が開始される。相手との
話しが終了してオンフックされると、通話が終了して回
線が切断される（Ｓ９）。
【００１７】次に、プライバシーモードがオフに設定さ
れた場合について説明する。プライバシーモードがオフ
設定されたときにもオン設定と同様に通信制御手段８３
は上記所定電子電話帳を使用して発呼信号を回線インタ
フェース制御部９に送出する（Ｓ１１、通信制御ステッ
プ）。発呼信号を受けた回線インタフェース制御部９は
上記所定電子電話帳に登録した通信モードで回線を接続
し（Ｓ１２、通信制御ステップ）、プライバシーモード
がオフであるので、音声データと共に画像データを送信
する（Ｓ１３、通信制御ステップ）。発呼信号が相手側
のテレビ電話装置に着信すると、音声と画像による通話
が開始される（Ｓ１４、通信制御ステップ）。通話中に
相手に画像データを送りたくないときは、キー入力装置
５をキー操作してプライバシーモードをオンとすること
により、電話帳登録手段８１を介して上記所定電子電話
帳のプライバシーモードがオンとなり、回線インタフェ
ース制御部９は画像データの送信を停止し、音声のみに
よる通話が開始される。相手との話しが終了してオンフ
ックされると、通話が終了して回線が切断される（Ｓ
９）。
れた場合について説明する。プライバシーモードがオフ
設定されたときにもオン設定と同様に通信制御手段８３
は上記所定電子電話帳を使用して発呼信号を回線インタ
フェース制御部９に送出する（Ｓ１１、通信制御ステッ
プ）。発呼信号を受けた回線インタフェース制御部９は
上記所定電子電話帳に登録した通信モードで回線を接続
し（Ｓ１２、通信制御ステップ）、プライバシーモード
がオフであるので、音声データと共に画像データを送信
する（Ｓ１３、通信制御ステップ）。発呼信号が相手側
のテレビ電話装置に着信すると、音声と画像による通話
が開始される（Ｓ１４、通信制御ステップ）。通話中に
相手に画像データを送りたくないときは、キー入力装置
５をキー操作してプライバシーモードをオンとすること
により、電話帳登録手段８１を介して上記所定電子電話
帳のプライバシーモードがオンとなり、回線インタフェ
ース制御部９は画像データの送信を停止し、音声のみに
よる通話が開始される。相手との話しが終了してオンフ
ックされると、通話が終了して回線が切断される（Ｓ
９）。
【００１８】相手からの着信の際、発呼者の電話番号と
電話帳管理部１０に登録されている電話番号が一致する
と、その電子電話帳に登録してある通信モード、プライ
バシーモードで通信することができる。この動作につい
て以下に説明する。相手からの着信の際、まずシステム
制御部８の一致判定手段８４は、電話帳管理部１０に登
録されている電話番号と電話番号検出部１１で検出され
た発呼者の電話番号とを比較する。比較の結果、電話番
号が一致した場合には、電話帳管理部１０に登録されて
いる一致した電話番号に対応する通信モード、プライバ
シーモードで回線インタフェース制御部９は回線を接続
する。このとき、プライバシーモードがオン設定であれ
ば画像データは送信されず、オフ設定であれば画像デー
タは送信される。比較の結果、電話番号が一致しない場
合には、電話帳管理部１０に登録されていない相手から
の電話であり、通常は音声と画像のデータが送信される
が、画像を送りたくない場合には、上述したようにキー
入力装置５をキー操作してプライバシーモードをオンと
することにより、電話帳登録手段８１を介して電話帳管
理部１０の相手電話番号に対応するプライバシーモード
がオンとなり、回線インタフェース制御部９は画像デー
タの送信を停止する。
電話帳管理部１０に登録されている電話番号が一致する
と、その電子電話帳に登録してある通信モード、プライ
バシーモードで通信することができる。この動作につい
て以下に説明する。相手からの着信の際、まずシステム
制御部８の一致判定手段８４は、電話帳管理部１０に登
録されている電話番号と電話番号検出部１１で検出され
た発呼者の電話番号とを比較する。比較の結果、電話番
号が一致した場合には、電話帳管理部１０に登録されて
いる一致した電話番号に対応する通信モード、プライバ
シーモードで回線インタフェース制御部９は回線を接続
する。このとき、プライバシーモードがオン設定であれ
ば画像データは送信されず、オフ設定であれば画像デー
タは送信される。比較の結果、電話番号が一致しない場
合には、電話帳管理部１０に登録されていない相手から
の電話であり、通常は音声と画像のデータが送信される
が、画像を送りたくない場合には、上述したようにキー
入力装置５をキー操作してプライバシーモードをオンと
することにより、電話帳登録手段８１を介して電話帳管
理部１０の相手電話番号に対応するプライバシーモード
がオンとなり、回線インタフェース制御部９は画像デー
タの送信を停止する。
【００１９】以上のように本実施例によれば、名前、電
話番号、通信モード、プライバシーモードを登録し、ダ
イヤルする場合には登録された電話番号に対応する情報
に基づいて発呼並びに通信を制御するようにしたので、
プライバシーモードを予め定設されたモードとすること
ができ、通話の都度プライバシーモードを設定する繁雑
さを解消することができる。また、電話帳管理部に登録
されたプライバシーモードの内容をキー入力操作により
変更することができるようにしたので、送信したくない
画像を通話途中において送信停止とすることができる。
さらに、登録されたプライバシーモードのオン、オフに
応じて画像データを非送信状態、送信状態とするように
したので、予め設定されたプライバシーモードに基づい
て画像データの有無を決定することができる。さらに、
相手からの着信の際に検出した電話番号が登録されてい
るか否かを判定し、登録されていると判定したときには
検出した相手の電話番号に対応する情報に基づいて通信
制御されるようにしたので、着信時においてもプライバ
シーモードを予め設定されたモードとすることができ、
また、この場合においても電話帳管理部に登録されたプ
ライバシーモードの内容をキー入力操作により変更する
ことができるようにしたので、送信したくない画像を通
話途中において送信停止とすることもできる。
話番号、通信モード、プライバシーモードを登録し、ダ
イヤルする場合には登録された電話番号に対応する情報
に基づいて発呼並びに通信を制御するようにしたので、
プライバシーモードを予め定設されたモードとすること
ができ、通話の都度プライバシーモードを設定する繁雑
さを解消することができる。また、電話帳管理部に登録
されたプライバシーモードの内容をキー入力操作により
変更することができるようにしたので、送信したくない
画像を通話途中において送信停止とすることができる。
さらに、登録されたプライバシーモードのオン、オフに
応じて画像データを非送信状態、送信状態とするように
したので、予め設定されたプライバシーモードに基づい
て画像データの有無を決定することができる。さらに、
相手からの着信の際に検出した電話番号が登録されてい
るか否かを判定し、登録されていると判定したときには
検出した相手の電話番号に対応する情報に基づいて通信
制御されるようにしたので、着信時においてもプライバ
シーモードを予め設定されたモードとすることができ、
また、この場合においても電話帳管理部に登録されたプ
ライバシーモードの内容をキー入力操作により変更する
ことができるようにしたので、送信したくない画像を通
話途中において送信停止とすることもできる。
【００２０】
【発明の効果】以上のように本発明は、プライバシーモ
ード、電話番号を電話帳管理部に登録する電話帳登録手
段と、電話帳管理部に登録された電話番号をダイヤルす
る場合には電話帳管理部に登録された電話番号に対応す
る情報に基づいて発呼並びに通信を行う通信制御手段と
を設けたことにより、電話帳管理部すなわちその電子電
話帳にプライバシーモードを設定することが可能とな
り、通話中のプライバシーモードを予め上記電子電話帳
に設定されたモードとすることが可能なテレビ電話装置
を実現することができる。
ード、電話番号を電話帳管理部に登録する電話帳登録手
段と、電話帳管理部に登録された電話番号をダイヤルす
る場合には電話帳管理部に登録された電話番号に対応す
る情報に基づいて発呼並びに通信を行う通信制御手段と
を設けたことにより、電話帳管理部すなわちその電子電
話帳にプライバシーモードを設定することが可能とな
り、通話中のプライバシーモードを予め上記電子電話帳
に設定されたモードとすることが可能なテレビ電話装置
を実現することができる。
【００２１】また、電話帳登録手段が、電話帳管理部に
登録されたプライバシーモードの内容をキー入力操作に
より変更することが可能であるようにしたことにより、
送信したくない画像を通話途中において送信停止とする
ことが可能なテレビ電話装置を実現することができる。
登録されたプライバシーモードの内容をキー入力操作に
より変更することが可能であるようにしたことにより、
送信したくない画像を通話途中において送信停止とする
ことが可能なテレビ電話装置を実現することができる。
【００２２】さらに、登録されたプライバシーモードが
オンの場合には音声データのみを送信し、登録されたプ
ライバシーモードがオフの場合には音声データと画像デ
ータを送信するようにしたので、予め設定されたプライ
バシーモードに基づいて、画像データを送信したり、送
信しなかったりすることが可能なテレビ電話装置を実現
することができる。
オンの場合には音声データのみを送信し、登録されたプ
ライバシーモードがオフの場合には音声データと画像デ
ータを送信するようにしたので、予め設定されたプライ
バシーモードに基づいて、画像データを送信したり、送
信しなかったりすることが可能なテレビ電話装置を実現
することができる。
【００２３】さらに、プライバシーモード、電話番号を
電話帳管理部に登録する電話帳登録手段と、電話番号検
出部で検出した電話番号が電話帳管理部に登録されてい
るか否かを判定する一致判定手段と、電話番号検出部で
検出した電話番号が電話帳管理部に登録されていると一
致判定手段が判定したときには電話番号検出部で検出し
た電話番号に対応する情報に基づいて通信を行う通信制
御手段とを設けたことにより、電話帳管理部すなわちそ
の電子電話帳にプライバシーモードを設定することが可
能となり、着信時においても通話中のプライバシーモー
ドを予め上記電子電話帳に設定されたモードとすること
が可能なテレビ電話装置を実現することができる。
電話帳管理部に登録する電話帳登録手段と、電話番号検
出部で検出した電話番号が電話帳管理部に登録されてい
るか否かを判定する一致判定手段と、電話番号検出部で
検出した電話番号が電話帳管理部に登録されていると一
致判定手段が判定したときには電話番号検出部で検出し
た電話番号に対応する情報に基づいて通信を行う通信制
御手段とを設けたことにより、電話帳管理部すなわちそ
の電子電話帳にプライバシーモードを設定することが可
能となり、着信時においても通話中のプライバシーモー
ドを予め上記電子電話帳に設定されたモードとすること
が可能なテレビ電話装置を実現することができる。
【００２４】さらに、プライバシーモード、電話番号を
電話帳管理部に登録する電話帳登録ステップと、電話帳
管理部に登録された電話番号をダイヤルする場合には電
話帳管理部に登録された電話番号に対応する情報に基づ
いて発呼並びに通信を行う通信制御ステップとを有する
ことにより、電話帳管理部すなわちその電子電話帳にプ
ライバシーモードを設定することが可能となり、通話中
のプライバシーモードを予め上記電子電話帳に設定され
たモードとすることが可能なテレビ電話通信方法を実現
することができる。
電話帳管理部に登録する電話帳登録ステップと、電話帳
管理部に登録された電話番号をダイヤルする場合には電
話帳管理部に登録された電話番号に対応する情報に基づ
いて発呼並びに通信を行う通信制御ステップとを有する
ことにより、電話帳管理部すなわちその電子電話帳にプ
ライバシーモードを設定することが可能となり、通話中
のプライバシーモードを予め上記電子電話帳に設定され
たモードとすることが可能なテレビ電話通信方法を実現
することができる。
【００２５】さらに、プライバシーモード、電話番号を
電話帳管理部に登録する電話帳登録ステップと、検出し
た電話番号が電話帳管理部に登録されているか否かを判
定する一致判定ステップと、検出した電話番号が電話帳
管理部に登録されていると判定したときには検出した電
話番号に対応する情報に基づいて通信を行う通信制御ス
テップとを有することにより、電話帳管理部すなわちそ
の電子電話帳にプライバシーモードを設定することが可
能となり、着信時においても通話中のプライバシーモー
ドを予め上記電子電話帳に設定されたモードとすること
が可能なテレビ電話通信方法を実現することができる。
電話帳管理部に登録する電話帳登録ステップと、検出し
た電話番号が電話帳管理部に登録されているか否かを判
定する一致判定ステップと、検出した電話番号が電話帳
管理部に登録されていると判定したときには検出した電
話番号に対応する情報に基づいて通信を行う通信制御ス
テップとを有することにより、電話帳管理部すなわちそ
の電子電話帳にプライバシーモードを設定することが可
能となり、着信時においても通話中のプライバシーモー
ドを予め上記電子電話帳に設定されたモードとすること
が可能なテレビ電話通信方法を実現することができる。
【図１】本発明の一実施例に係るテレビ電話装置を示す
装置ブロック図
装置ブロック図
【図２】図１の装置を構成するシステム制御部における
機能実現手段を示す機能ブロック図
機能実現手段を示す機能ブロック図
【図３】本発明の一実施例に係るテレビ電話装置の動作
を説明するフローチャート
を説明するフローチャート
１ ＩＳＤＮ回線 ２ 音声送受話部 ３ カメラ ４ 表示装置 ５ キー入力装置 ６ 音声コーデック部 ７ 画像コーデック部 ８ システム制御部 ９ 回線インタフェース制御部 １０ 電話帳管理部 １１ 電話番号検出部 ８１ 電話帳登録手段 ８３ 通信制御手段 ８４ 一致判定手段
Claims (6)
- 【請求項１】画像および音声による通信が可能なテレビ
電話装置であって、プライバシーモード、電話番号を電
話帳管理部に登録する電話帳登録手段と、前記電話帳管
理部に登録された電話番号をダイヤルする場合には前記
電話帳管理部に登録された前記電話番号に対応する情報
に基づいて発呼並びに通信を行う通信制御手段とを備え
たことを特徴とするテレビ電話装置。 - 【請求項２】前記電話帳登録手段は、前記電話帳管理部
に登録されたプライバシーモードの内容をキー入力操作
により変更することが可能であることを特徴とする請求
項１記載のテレビ電話装置。 - 【請求項３】前記通信制御手段は、前記登録されたプラ
イバシーモードがオンの場合には音声データのみを送信
し、前記登録されたプライバシーモードがオフの場合に
は音声データと画像データを送信することを特徴とする
請求項１記載のテレビ電話装置。 - 【請求項４】画像および音声による通信が可能なテレビ
電話装置であって、着信の際に受信した電話番号を検出
する電話番号検出部と、プライバシーモード、電話番号
を電話帳管理部に登録する電話帳登録手段と、前記電話
番号検出部で検出した電話番号が前記電話帳管理部に登
録されているか否かを判定する一致判定手段と、前記電
話番号検出部で検出した電話番号が前記電話帳管理部に
登録されていると前記一致判定手段が判定したときには
その電話番号に対応して前記電話帳管理部に登録されて
いる情報に基づいて通信を行う通信制御手段とを備えた
ことを特徴とするテレビ電話装置。 - 【請求項５】画像および音声による通信が可能なテレビ
電話通信方法であって、プライバシーモード、電話番号
を電話帳管理部に登録する電話帳登録ステップと、前記
電話帳管理部に登録された電話番号をダイヤルする場合
には前記電話帳管理部に登録された前記電話番号に対応
する情報に基づいて発呼並びに通信を行う通信制御ステ
ップとを有することを特徴とするテレビ電話通信方法。 - 【請求項６】着信の際に受信した電話番号を検出し、画
像および音声による通信が可能なテレビ電話通信方法で
あって、プライバシーモード、電話番号を電話帳管理部
に登録する電話帳登録ステップと、前記検出した電話番
号が前記電話帳管理部に登録されているか否かを判定す
る一致判定ステップと、前記検出した電話番号が前記電
話帳管理部に登録されていると判定したときには前記検
出した電話番号に対応する情報に基づいて通信を行う通
信制御ステップとを有することを特徴とするテレビ電話
通信方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7193068A JPH0946435A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | テレビ電話装置およびテレビ電話通信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7193068A JPH0946435A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | テレビ電話装置およびテレビ電話通信方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0946435A true JPH0946435A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16301678
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7193068A Pending JPH0946435A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | テレビ電話装置およびテレビ電話通信方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0946435A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6515695B1 (en) | 1998-11-09 | 2003-02-04 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Terminal and system for multimedia communications |
| JP2006115184A (ja) * | 2004-10-14 | 2006-04-27 | Nec Infrontia Corp | ビデオデータ送信装置、電話装置及びビデオデータ送信方法 |
-
1995
- 1995-07-28 JP JP7193068A patent/JPH0946435A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6515695B1 (en) | 1998-11-09 | 2003-02-04 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Terminal and system for multimedia communications |
| JP2006115184A (ja) * | 2004-10-14 | 2006-04-27 | Nec Infrontia Corp | ビデオデータ送信装置、電話装置及びビデオデータ送信方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050620 |