JP3937116B2 - 通信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信装置に関し、特に、3者通話を簡単かつ確実に実行できる通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
NTTが顧客に提供しているサービスの中に、3者通話を可能とするトリオホンサービスがある。
【0003】
このトリオホンサービスとは、サービス加入者と他者が通話している最中に、サービス加入者が所定の電話器操作を行うことにより、現在つながっている回線を切断することなく、さらに第三者に電話をかけて、以後は3者で通話することができるサービスをいう。
【0004】
より具体的には、サービス加入者が、次のような電話器操作を行うことにより、3者通話が実現される。まず、サービス加入者が、他者との通話中に、自分の電話器のフックスイッチを押し下げる。これにより、現在の通信回線が保留状態に入ると共に、サービス加入者が第三者に電話をかけることが可能となる。このための具体的な回線処理は、NTTにおいて行われる。次に、サービス加入者が、第三者に電話をかけ、該第三者が電話にでたことを確認して、再びフックスイッチを押す。これにより、保留されていた回線の保留状態が解除され、他者が通話に復帰して、3者通話の状態となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、フックスイッチを押す操作(以下、「フッキング操作」という)は、不慣れな者が行うと、誤って、現在つながっている回線を切断してしまうことが多い。特に、通信当事者間の通話を保留状態とする最初のフッキング操作では、その後にダイヤル作業が伴うため、操作ミスによる回線切断が生じやすい。そのため、特に最初のフッキング操作を簡単かつ確実に行いたいという要請があった。
【0006】
また、第三者に電話をかけている間、それまで通話していた他者が待つこととなるため、第三者へのダイヤル作業を、できるだけ迅速かつ確実に行いたいという要請もある。
【0007】
本発明は、上記要請に鑑みてなされたものであり、その目的は、3者通話を簡単かつ確実に実現できる通信装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の通信装置は、相手側の電話番号と、この電話番号を識別するためのID情報とを対応づけて記憶する電話番号記憶手段と、2者通話中に入力される通信当事者間の会話音声を認識し、その認識結果から前記電話番号記憶手段に記憶されているID情報を検出する音声認識手段と、前記音声認識手段によって前記ID情報が検出された場合に、前記電話番号記憶手段において該ID情報に対応付けられている電話番号を呼び出し、該電話番号に基づいて発呼動作を行い、3者通話を実行する3者通話実行手段と、を備えたことを特徴とする通信装置であって、前記3者通話実行手段は、前記発呼動作の実行前に2者間の通話を一時的に保留状態にする保留手段と、前記保留手段の動作後に自動的に発呼動作を実行する発呼手段と、を含むものである。
【0009】
請求項1記載の通信装置によれば、保留処理に続いて発呼処理が必要とされる3者通話を、音声によって、迅速かつ確実に実現することが可能となる。
【0010】
つまり、電話番号記憶手段と、音声認識手段と、3者通話実行手段があることから、通信当事者間の通話中にID情報が出現すると、自動的に対応する電話番号が検出されて、発呼動作が行われる。このため、発呼時の操作ミスによる通信回線の切断が防止される。また、第三者への発呼処理を、通信装置が自動的に行ってくれることから、保留時間を短縮することが可能となる。さらに、予め記憶されている電話番号を利用することから、電話番号あるいは短縮ダイヤル番号を調べて入力する手間と時間の節約と、電話番号の入力ミスを、確実に防止することが可能となる。
【0011】
なお、ここでID情報には、氏名・名称等、電話番号を識別するために利用可能な全ての情報が含まれる。
【0012】
【0013】
請求項記載の通信装置によれば、保留処理と、それに続く発呼処理の両方が必要とされる3者通話を、音声によって、より簡単かつ確実に実現することが可能となる。
【0014】
つまり、3者通話実行手段が保留手段を有し、音声認識手段にてID情報が検出された場合に、保留動作及び発呼動作が自動的に連続して行われることから、操作者による保留操作が不要となる。また、保留処理時の操作ミスによる通信回線の切断も防止される。さらに、保留手段による保留動作後に自動的に発呼動作が行われることから、保留動作から発呼動作への移行時間を短縮することが可能となる。
【0015】
請求項記載の通信装置は、前記音声認識手段によって検出されたID情報に基づいて、前記3者通話実行手段による3者通話を実行するか否かの確認を促すための確認情報を出力する確認情報出力手段と、前記確認情報に対する応答を入力する応答入力手段と、を有し、前記3者通話実行手段は、前記応答入力手段による応答結果に応じて、3者通話を実行するものである。
【0016】
請求項記載の通信装置によれば、確認情報出力手段及び応答入力手段があり、応答入力手段における応答結果に基づいて3者通話実行手段が動作することから、通話当事者の意に反する3者通話処理の実行を事前に防止することができる。このため、より使いやすい通信装置を得ることができる。
【0017】
請求項記載の通信装置は、前記3者通話の実行決定を表す決定情報が記憶された決定情報記憶手段を備え、前記音声認識手段は、前記ID情報の検出後に、さらに前記決定情報記憶手段に記憶されている決定情報を認識結果から検出し、前記確認情報出力手段は、前記音声認識手段によって前記決定情報が検出された場合に、前記確認情報を出力するものである。
【0018】
請求項記載の通信装置によれば、ID情報と決定情報の両方が検出されなければ、確認情報出力手段及び3者通話実行手段が動作しないことから、通話当事者の意に反する3者通話処理の実行を、より確実に防止することが可能となる。このため、一層使いやすい通信装置を得ることができる。
【0019】
請求項記載の通信装置は、電話番号を入力する入力手段と、2者間の通信中において、前記入力手段により電話番号が入力されたか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により電話番号が入力されたと判定された場合、前記2者間の通話を一時的に保留状態にすると共に、前記入力手段によって入力された電話番号に基づいて発呼動作を行い、3者通話を実行する3者通話実行手段と、を備えるものである。
【0020】
請求項記載の発明によれば、通話中に第三者を特定する電話番号を入力するだけで、簡単かつ確実に3者通話を実現することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の通信装置を具体化した実施形態を、ファクシミリ装置に適用した場合を例として、図面を参照しつつ説明する。
【0022】
まず、図2に、本実施形態のファクシミリ装置の外観斜視図を示す。
【0023】
図2において、ファクシミリ装置10は、本体12と、この本体12の左側部に設置された受話器28からなる。この受話器28は、図示しないコードによって本体12に接続されている。また、本体12の右側部には、スピーカ26が設けられている。本体12の上面の前部には、キー入力部16が設けられ、そのキー入力部16の左後部には、LCD18が設けられている。さらに、キー入力部16及びLCD18の後部には、原稿挿入口20が設けられ、ここから挿入された原稿は、本体12内部のスキャナ52(図3参照)にて読みとられた後、本体12の前面であってキー入力部16の下方に設けられた原稿排出口14から排出される。原稿挿入口20の後部には、複数枚の記録紙を積層収納可能な記録紙ホルダ24が着脱可能に取り付けられている。そして、記録紙ホルダ24から供給され印字に使用された記録紙は、原稿排出口14の下方に設けられた記録紙排出口22から排出される。
【0024】
このようなファクシミリ装置10は、図3のブロック図に示されるような電気的構造を有する。つまり、CPU32、ROM34、EEPROM36、RAM38、画像メモリ40、音声メモリ42、センサ44、ネットワーク・コントロール・ユニット(以下「NCU」という)46、モデム48、バッファ50、スキャナ52、符号化部54、復号化部56、プリンタ58、キー入力部16、LCD18及びアンプ60が設けられ、システムバス30を介して互いに接続されている。また、NCU46に受話器28及び電話回線64が接続され、アンプ60にスピーカ26が接続されている。
【0025】
より詳しくは、CPU32は、システムバス30を介して接続された各部を制御する。このCPU32にて実行される制御プログラム及びこの制御プログラムの実行に必要な各種のデータは、ROM34、EEPROM36に格納される。
【0026】
ここで、ROM34に格納される制御プログラムとしては、例えば、音声認識プログラム、3者通話実行プログラム、保留プログラム、発呼プログラム等がある。また、音声認識プログラムにおいて参照される音データ、数データ等の各種データも、ROM34に格納される。
【0027】
EEPROM36には、ID情報と電話番号の対応テーブルデータが格納される他、短縮ダイヤルデータ、決定情報データ、各種の音声メッセージを出力するためのデータ等が格納される。
【0028】
RAM38には、受話器28等からNCU46を介して取り込まれた音声が格納される他、CPU32による動作実行時の各種データが一時的に格納される。
【0029】
画像メモリ40は、通信履歴、画像データ及び印刷のためのビットイメージを記憶し、音声メモリ42は、相手側装置へ送出される応答メッセージや、相手側装置から送られてきた入来メッセージを記憶する。センサ44は、記録紙カバーの開閉状態を検出する。NCU46は、電話回線64,66及び交換機62を介して接続される図示しない相手側装置との間の信号の送受信を行う。モデム48は、このNCU46にて送受信される画像データや音声データ等の通信データの変調・復調を行う。そして、バッファ50は、相手側装置との間で送受信される符号化された画像情報を含むデータを一時的に記憶する。スキャナ52は、原稿挿入口20に挿入された原稿の読み取り面に記された文字・図形を、画像データとして読みとり、符号化部54は、スキャナ52が読みとった画像データを符号化する。一方、復号化部56は、バッファ50又は画像メモリ40に記憶された画像データを読み出して、これを復号化する。プリンタ58は、この復号化されたデータを記録紙に印刷する。キー入力部16は、テンキーや機能キーを含み、これらのキーによって各種の設定操作や電話番号入力操作等を行うことを可能とする。アンプ60は、スピーカ26にて鳴動音や通話音声として出力されるべき音声信号を増幅する。
【0030】
図1は、このようなファクシミリ装置10に特有な機能の概略を示す機能ブロック図である。なお、図1の説明においては、適宜図2,3を参照する。
【0031】
図1に示すように、ファクシミリ装置10は、音声認識部100,3者通話実行部102及び電話番号記憶部104を有する。そして、3者通話実行部102は、制御部106,保留処理部110及び発呼処理部112を含む。
【0032】
この図1における音声認識部100、3者通話実行部102、及び電話番号記憶部104が、それぞれ、音声認識手段、3者通話実行手段、及び電話番号記憶手段に相当する。そして、保留処理部110が保留手段に相当し、発呼処理部112が発呼手段に相当する。
【0033】
ここで、音声認識部100は、入力される音声情報を認識し、その認識結果中から、予め定められた特定情報を検出する。より具体的には、図3のCPU32が音声認識部100に相当する。そして、CPU32は、ROM34に格納された音声認識プログラムに従い、ROM34やEEPROM36に格納されたデータを適宜参照しつつ、受話器28からNCU46を介して入力された音声情報について、音声認識処理を行う。
【0034】
この音声認識部100で検出される特定情報は、音声認識の目的に応じて任意に設定し得る。本実施形態では、3者通話実行プログラムを実行するためのトリガとして、予め登録された電話番号を識別するためのID情報を音声認識するように設定されている。従って、入力音声を認識して、その結果ID情報が含まれていれば、3者通話プログラムが実行される。
【0035】
なお、ID情報の種類は特に問わないが、例えば、氏名、名称、住所等が挙げられる。また、ID情報は、1つであっても、複数であってもよい。この点、本実施形態では、電話番号記憶部104に格納されたデータ中に含まれる氏名・名称が、ID情報として設定される。このため、ID情報の検出に際しては、電話番号記憶部104に格納されたデータと認識結果の対比が行われる。
【0036】
3者通話実行部102は、音声認識部100にてID情報が検出された場合に、現在行われている2者間の通話を保留状態にすると共に、検出されたID情報に対応する電話番号を電話番号記憶部104にて検出して、その電話番号への発呼動作を自動的に行う。
【0037】
より詳しくは、保留処理部110が保留処理を担当し、発呼処理部112が発呼処理を担う。そして、制御部106が、音声認識部100から入力された情報及び電話番号記憶部104に格納されたデータに基づいて、保留処理部110及び発呼処理部112を制御する。
【0038】
具体的には、図3におけるCPU32が3者通話実行部102に相当する。本実施形態では、CPU32は、ROM34に格納された3者通話実行プログラムに基づいて、保留処理と、それに続く発呼処理からなる3者通話実行処理を行う。
【0039】
電話番号記憶部104は、電話番号と、各種のID情報とを対応づけて記憶する。この電話番号記憶部104に記憶される情報は、例えば図4に模式的に示すように、対応テーブル200において管理される。対応テーブル200は、管理番号領域200a、電話番号領域200b、氏名・名称領域200cによって構成され、電話番号等の登録処理を行うことにより、必要な情報が格納される。なお、対応テーブル200内に、さらに短縮番号領域や、ファクシミリ番号領域、住所領域等を設け、電話番号等と短縮番号等を対応づけて記憶させてもよい。
【0040】
この電話番号記憶部104は、より具体的には、EEPROM36に割り当てられた電話番号等格納領域に相当する。
【0041】
図5は、本実施形態において、3者通話処理を実行する場合の処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、前提として、ファクシミリ装置10の所有者は、NTT等の通信会社の3者通話を可能とするサービスに加入しているものとする。
【0042】
まず、スタート時には、ファクシミリ装置10と他の電話装置等が電話回線64,66及び交換機62を介して接続され、通信当事者である2者間で会話が行われている。このとき、受話器28から入力される音声が音声認識プログラムに基づいて認識処理され(S1)、ID情報が含まれているかどうかが検出される(S2)。ここでID情報が検出された場合(S2:YES)は、CPU32により、判断プログラム、保留プログラム及び発呼プログラムからなる3者通話実行プログラムが開始される。つまり、まず、ID情報に対応する電話番号を呼び出し可能か否かが判断され(S3)、可能であれば(S3:YES)、保留プログラムが実行されて、2者間の通話が保留状態にされる(保留処理)(S4)。最後に発呼プログラム(S5)が実行されて、3者通話実行プログラムが完了する。その後、相手が呼び出しに応じたことを確認して、ファクシミリ装置10を利用中の通話者が、所定の操作を行うことで保留状態を解除すれば、元の通話当事者に第三者を加えた3者による3者通話が開始される。
【0043】
S2において、ID情報に一致する認識結果が検出されなかった場合(S2:NO)には、S1に戻り、引き続き音声認識処理が行われる。また、S3において、ID情報に対応する電話番号が呼び出されない場合(S3:NO)、例えば、ID情報に対応するのがファクシミリ番号のみである場合等も、S1に戻る。
【0044】
このように、通話中に氏名・名称等のID情報が登場した場合に、一定条件下で自動的に保留処理及び発呼処理がなされることから、従来、ユーザ自身の操作による保留処理及び発呼処理が必要とされていた3者通話を、音声によって、簡単かつ確実に実現することができる。
【0045】
つまり、保留処理及び発呼処理が自動的に行われることから、保留処理時等の操作ミスによる回線の切断が防止される。また、両処理が、装置によって自動的に連続して行われることから、発呼処理にかかる時間が短縮され、保留時間を短縮することができる。さらに、予め記憶されている電話番号を利用して発呼処理がなされることから、間違い電話を確実に防止することができる。
【0046】
図6は、本実施形態の変形例に特有な機能を示す機能ブロック図である。本変形例は、図1に示された機能ブロックに、確認情報出力部114と、応答入力部116と、を加えたものである。追加された要素以外の要素及び構成は、図1に示す例におけるものと同様である。したがって、共通の要素については、同一の符号を付して、詳細な説明を省略する。また、本変形例にかかるファクシミリ装置の外観及び電気的構成は、図1及び図2に示されるものと同様であるとする。
【0047】
図6において、確認情報出力部114は、音声認識部100にて検出されたID情報に基づいて3者通話処理を実行するか否かの確認を促すための確認情報を出力する。この出力形態は、通話当事者に情報が確実に到達し得る限り、特に問わず、音声でも、画像でもよい。また、出力される情報の内容は、3者通話処理の実行の是非を確認可能である限り、特に限定されない。本変形例では、注意を喚起するための短い音が、スピーカ26から出力されると共に、「xxx ヲ ヨビダシマスカ?」という文字メッセージと「1:YES 2:NO」という文字メッセージが、LCD18に交互に表示される。つまり、スピーカ26及びLCD18が確認情報出力部114に相当する。確認情報を出力するための具体的な処理は、ROM34及びEEPROM36に格納された制御プログラムやデータに基づき、CPU32によって行われる。
【0048】
なお、本変形例では、音声認識処理の結果、検出されたID情報に対応する電話番号が呼び出された場合にのみ確認情報を出力するが、この順序は逆にしてもよい。つまり、ID情報を検出した時点で確認情報を出力し、3者通話処理を希望する旨の入力があった場合に、対応する電話番号の呼び出しを行うようにすることもできる。
【0049】
応答入力部116は、確認情報の出力に対する通話当事者の応答を入力するために用いられる。入力形態は、確実に入力できる限り特に限定されず、音声入力でも、キー入力でもよい。本変形例では、通話の妨げとなることを防止するため、キー入力形態を取る。具体的には、キー入力部16が応答入力部に相当する。
【0050】
制御部106は、基本的な機能は、図1の実施形態の場合と同一であるが、次の点で異なる。つまり、本変形例の制御部106は、応答入力部116から3者通話処理を実行する旨の入力があった場合にだけ3者通話処理を実行する。よって、音声認識処理の結果、ID情報が検出されただけでは、保留プログラム及び発呼プログラムは開始されない。
【0051】
図7は、本変形例における3者通話処理の実行手順の例を示すフローチャートである。図7のフローチャートは、基本的に図5のフローチャートと同じである。ただ、図5のS3とS4に相当するS12及びS15の間に、新たなステップS13,S14が追加されている点が図5と異なる。つまり、音声認識処理(S10)の結果、例えば「タナカ」というID情報が検出され(S11:YES)、対応する電話番号が呼び出されると(S12:YES)、CPU32の制御に従い、LCD18及びスピーカ26において、3者通話の実行意思の確認を促すための確認情報が出力される(S13)。具体的には、スピーカ26から「ピッ」という音が出力され、併せて「タナカ ヲ ヨビダシマスカ?」及び「1:YES 2:NO」という2種類の文字メッセージがLCD18に交互に表示される。確認情報に対して、ID情報に対応する電話番号の保有者を呼び出す旨の応答が、キー入力部16にてなされると(S14:YES)、保留処理(S15)及び発呼処理(S16)が行われる。上記の例の場合には、キー入力部16の「1」のキーの入力があった場合に、田中氏を通話に参加させる旨の応答入力がなされたと判断される。
【0052】
このように、3者通話処理を実行する前に、確認情報が出力され、実行する旨の入力を待って処理が開始されることから、通話当事者の意に反する3者通話処理の実行を事前に防止することができる。このため、3者通話実行機能を有するファクシミリ装置10が、より使いやすいものとなる。
【0053】
図8は、図6に示す変形例をさらに変形した例を示す機能ブロック図である。よって、図6に示した要素と共通する要素については、同一の符号を付して、詳しい説明を省略する。この変形例にかかるファクシミリ装置の外観及び電気的構成は、図1及び図2に示されたものと同様である。
【0054】
図8においては、音声認識部100に、決定情報を記憶する決定情報記憶部118が接続される。
【0055】
ここで、決定情報とは、特定情報の一種であり、先に検出されたID情報に対応する電話番号への発呼による3者通話の実行を決定づけるような情報をいう。具体的には、例えば、「田中に電話しよう」という音声情報が通話当事者間で発せられた場合における「電話」、「しよう」、あるいはこれらの組み合わせである「電話しよう」が、決定情報となり得る。決定情報としては、他にも、「相談」、「かける」、「聞く」、「話す」等、種々のものが考えられる。
【0056】
決定情報記憶部118は、このような決定情報を予め記憶しておくために設けられる。より具体的には、図3のEEPROM36に割り当てられた決定情報格納領域が、この決定情報記憶部118に相当する。
【0057】
なお、本変形例において、図3のROM34に格納される制御プログラムには、検出されたID情報に対応する電話番号が呼び出された場合に、このID情報を検出してから所定時間内にさらに決定情報を検出するためのプログラムが含まれている。
【0058】
図9は、本変形例における3者通話処理手順の例を示すフローチャートである。図9のフローチャートは、図7のフローチャートと基本的に同じである。ただ、図7のS12とS13に相当するS22及びS24の間に、新たなステップS23が追加されている点が図7と異なる。
【0059】
この例によれば、ID情報に加えて、所定時間内にさらに決定情報が検出されて(S23:YES)、初めて確認情報が出力される(S24)。ここで、例えば、ID情報としての「タナカ」及びこれに対応する電話番号が電話番号記憶部104に記憶され、決定情報として「きく(きこう)」が決定情報記憶部108に記憶されているとする。この場合において、「田中にきこう」という発言がなされると、音声認識処理されて(S20)、ID情報である「タナカ」が検出され(S21:YES)、対応する電話番号が呼び出され(S22:YES)、所定時間内に決定情報として「きこう」が検出され(S23:YES)、確認情報が出力される(S24)。一方、「田中さんのアイディアがね、」というような発言があった場合は、所定時間内に決定情報が検出されない(S23:NO)ため、確認情報が出力されず(S23:NO)、S20に戻って再度音声認識処理が行われる。また、「田中と木村がさぁ」のように、電話番号記憶部104のデータと対比されるべきID情報が連続して複数認識された場合にも、所定時間内に決定情報が検出されなかったとして(S23:NO)、確認情報が出力されず、S20に戻る。
【0060】
このように、確認情報の出力前に、電話番号記憶部104のデータとの対比結果に対する絞りがかけられることから、通話当事者の意に反する3者通話処理の実行を、より確実に防止することができる。また、確認情報の出力回数が少なくなるため、通話当事者が通話に専念しやすくなる。
【0061】
図10は、図6に示す変形例のさらに他の変形例を示す機能ブロック図である。よって、図6に示した要素と共通する要素については、同一の符号を付して、詳しい説明を省略する。
【0062】
図10において、制御部106に手動入力部120が接続されている。この手動入力部120は、電話番号記憶部104に記憶されたデータを利用せず、手動で電話番号を入力するために用いられる。具体的には、キー入力部16が、手動入力部120に相当する。そして、手動入力部120から電話番号が入力されたか否かは、制御部106によって判定される。つまり、この例では、手動入力部120が入力手段に相当し、制御部106が判定手段に相当する。
【0063】
図11は、本変形例において、当事者間の通話中に、電話番号手動入力部120から入力があった場合の処理例を示すフローチャートである。
【0064】
まず、2者間の通話中に、手動入力部120から入力がなされると(S30)、電話番号が成立したか否か、つまり電話番号の入力の有無が判断される(S31)。ここで、電話番号が成立していれば(S31:YES)、保留処理(S32)及び発呼処理(S33)が行われる。S31において、電話番号がまだ成立していない場合(S31:NO)には、S30に戻り、電話番号が成立した時点で、初めてS32に進む。
【0065】
具体的には、例えば、「052−824−XXXX」という電話番号を、テンキーを用いて入力する場合、「0」、「5」、「2」等の各数字の入力について、S31の判断がなされる。そして、最後の「X」の入力が終わった時点で、初めて電話番号が成立したと判断され(S31:YES)、保留処理(S32)が開始される。なお、短縮ボタンキーや、機能キーとテンキーの組み合わせ等により、短縮ダイヤルとして成立する場合にも、短縮ダイヤルが成立した時点でS32に進む。
【0066】
このように、電話番号を手動で入力しても3者通話処理が実行されることから、電話番号がデータとして記憶されていない任意の相手に対しても、3者通話を簡単かつ確実に行うことができる。従って、より使いやすさが広がる。
【0067】
なお、本発明の実施形態は、上述の例に限られるものではなく、種々の変形が可能である。
【0068】
例えば、図5に示すフローチャートのS2とS3の間に、図9に示すS23のステップを挿入したり、図10に示す例から、音声認識部100と、電話番号記憶部104と、確認情報出力部114と、応答入力部116を省略することもできる。また、音声認識処理される音声は、受話器28から入力される音声に限らず、電話回線64,66からNCU46を介して入力される音声であってもよい。
【0069】
あるいは、認識したID情報に対応する電話番号が複数検出された場合に、ディスプレイ等を用いて検出結果を表示し、通話者の選択を促し、選択結果に従って3者通話処理を実行するようにすることも可能である。具体的には、例えば、「タナカ」というID情報に対して、「タナカ ○○○」、「タナカ △△△」、「タナカ ***」等の複数のタナカさんが登録されている場合に、検出結果中のID情報をリストにして、順次に又は一挙に表示し、選択を促す。
【0070】
さらに、例えば図5のフローチャートにおけるS4の保留処理を、マニュアル操作で行うように設定することもできる。この場合には、S3とS4の間に保留のための操作を促すステップを追加し、保留処理が行われたか否かの判断ステップをS4とS5の間に追加する。そして、保留処理が行われた場合にのみ発呼処理(S5)が行われるようにし、保留処理が行われない場合には、S1に戻るようにする。あるいは、保留処理が行われない場合には、まず保留処理を促すための情報を出力し、それでも保留処理がなされない場合にS1に戻るように設定してもよい。これによれば、3者通話処理を実行するタイミングをユーザーの意思で決定できる。このため、会話中にID情報が検出された場合、突然会話が中断されてしまうことが防止される。
【0071】
また、3者通話専用キーをキー入力部16に設け、この3者通話専用キーからの入力に基づいて3者通話実行処理が開始されるようにしたり、ハードウェアとして音声認識専用のICやLSIを設けたりしてもよい。
【0072】
さらに、本発明を、電話装置や、通信機能を備えるパーソナルコンピュータ等に適用することもできる。
【0073】
【発明の効果】
以上のように、請求項1記載の発明によれば、電話番号記憶手段と、音声認識手段と、3者通話実行手段があり、通話中に検出されたID情報に基づいて、ID情報に対応する電話番号への発呼動作が自動的に行われることから、発呼時の操作ミスによる通信回線の切断防止、迅速かつ確実な発呼動作及びこれによる保留時間の短縮化が図られる。これにより、保留処理に続いて発呼処理が必要とされる3者通話を、音声によって、迅速かつ確実に実現することが可能となる。
【0074】
また、請求項記載の発明によれば、3者通話実行手段が保留手段を有し、音声認識手段にてID情報が検出された場合に、保留動作及び発呼動作が自動的に連続して行われることから、3者通話を、音声によって、より簡単かつ確実に実現することが可能となる。
【0075】
請求項記載の発明によれば、確認情報出力手段及び応答入力手段があり、応答入力手段における応答結果に基づいて3者通話実行手段が動作することから、通話当事者の意に反する3者通話処理の実行を事前に防止することができる。このため、より使いやすい通信装置を得ることができる。
【0076】
請求項記載の発明によれば、ID情報と決定情報の両方が検出されなければ、確認情報出力手段及び3者通話実行手段が動作しないことから、通話当事者の意に反する3者通話処理の実行を、より確実に防止することが可能となる。このため、一層使いやすい通信装置を得ることができる。
【0077】
請求項記載の発明によれば、通話中に第三者を特定する電話番号を入力するだけで、簡単かつ確実に3者通話を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に特有な機能の概略を示す機能ブロック図である。
【図2】 本実施形態を示す外観斜視図である。
【図3】 本実施形態のハードウェア構成を示す図である。
【図4】 電話番号記憶部104におけるデータの管理状況を模式的に示す図である。
【図5】 本実施形態において、3者通話処理を実行する場合の処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図6】 本実施形態の変形例に特有な機能を示す機能ブロック図である。
【図7】 本変形例における3者通話処理の実行手順の例を示すフローチャートである。
【図8】 図6に示す変形例をさらに変形した例を示す機能ブロック図である。
【図9】 本変形例における3者通話処理手順の例を示すフローチャートである。
【図10】 図6に示す変形例のさらに他の変形例を示す機能ブロック図である。
【図11】 本変形例において、当事者間の通話中に、電話番号手動入力部120から入力があった場合の処理例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 音声認識部(音声認識手段)
102 3者通話実行部(3者通話実行手段)
104 電話番号記憶部(電話番号記憶手段)
106 制御部(判定手段)
110 保留処理部(保留手段)
112 発呼処理部(発呼手段)
114 確認情報出力部(確認情報出力手段)
116 応答入力部(応答入力手段)
120 手動入力部(入力手段)

Claims (4)

  1. 相手側の電話番号と、この電話番号を識別するためのID情報とを対応づけて記憶する電話番号記憶手段と、
    2者通話中に入力される通信当事者間の会話音声を認識し、その認識結果から前記電話番号記憶手段に記憶されているID情報を検出する音声認識手段と、
    前記音声認識手段によって前記ID情報が検出された場合に、前記電話番号記憶手段において該ID情報に対応付けられている電話番号を呼び出し、該電話番号に基づいて発呼動作を行い、3者通話を実行する3者通話実行手段と、
    を備えたことを特徴とする通信装置であって、
    前記3者通話実行手段は、
    前記発呼動作の実行前に2者間の通話を一時的に保留状態にする保留手段と、
    前記保留手段の動作後に自動的に発呼動作を実行する発呼手段と、
    を含むことを特徴とする通信装置。
  2. 前記音声認識手段によって検出されたID情報に基づいて、前記3者通話実行手段による3者通話を実行するか否かの確認を促すための確認情報を出力する確認情報出力手段と、
    前記確認情報に対する応答を入力する応答入力手段と、
    を有し、
    前記3者通話実行手段は、前記応答入力手段による応答結果に応じて、前記3者通話を実行することを特徴とする請求項1もしくは請求項に記載の通信装置。
  3. 前記3者通話の実行決定を表す決定情報が記憶された決定情報記憶手段を備え、
    前記音声認識手段は、前記ID情報の検出後に、さらに前記決定情報記憶手段に記憶されている決定情報を認識結果から検出し、
    前記確認情報出力手段は、前記音声認識手段によって前記決定情報が検出された場合に、前記確認情報を出力することを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  4. 電話番号を入力する入力手段と、
    2者間の通話中において、前記入力手段により電話番号が入力されたか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により電話番号が入力されたと判定された場合、前記2者間の通話を一時的に保留状態にすると共に、前記入力手段によって入力された電話番号に基づいて発呼動作を行い、3者通話を実行する3者通話実行手段と、
    を備えたことを特徴とする通信装置。
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