JP2000069195A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2000069195A
JP2000069195A JP10237525A JP23752598A JP2000069195A JP 2000069195 A JP2000069195 A JP 2000069195A JP 10237525 A JP10237525 A JP 10237525A JP 23752598 A JP23752598 A JP 23752598A JP 2000069195 A JP2000069195 A JP 2000069195A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のファクシミリ装置は、相手局の端末が
電話端末である場合でも、ファクシミリ通信に関する案
内が音声メッセージに含まれ、音声メッセージが煩雑か
つ余長となり、通話時間も浪費されるという課題があっ
た。 【解決手段】 ファクシミリ装置の主制御部は、メモリ
内の各電話番号と発信者電話番号通知サービスで通知さ
れた発信電話番号とを比較する。メモリ内の各電話番号
に一致したものがあれば、相手端末に送出される音声メ
ッセージにファクシミリ通信に関する案内を含ませな
い。また、ファクシミリ通信が行われると、その相手端
末の電話番号をメモリに記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、相手側に対して
端末の操作を案内する音声メッセージを送出可能なファ
クシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置には、通話中や不在時
などの場合に、相手局の端末に対して端末の操作を案内
する音声メッセージを送出する機能を備えたものがあ
る。例えば、利用者が通話中で電話に出られない場合の
音声メッセージとしては、「このまましばらくお待ちく
ださい。ファクシミリの方はスタートボタンを押してく
ださい。」といった内容であり、また、利用者が不在
(留守)で電話に出られない場合の音声メッセージとし
ては、「ただ今留守にしております。お名前と御用件を
お入れください。ファクシミリの方はスタートボタンを
押してください。」といった内容である。相手局の端末
の利用者は、このような音声メッセージに従って、メッ
セージを録音したり、ファクシミリ送信を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のファク
シミリ装置は、相手局の端末が電話機であるかまたはフ
ァクシミリ装置であるかを識別する手段を備えていなか
ったので、電話機及びファクシミリ装置のいずれの端末
に対しても、上記したような、両方の端末を想定した固
定の音声メッセージを送出していた。従って、相手局の
端末が電話機であってファクシミリ通信を行うことを目
的としていない場合であっても、相手端末が利用しない
はずのファクシミリ通信に関する案内が音声メッセージ
に含まれ、音声メッセージが煩雑かつ余長となり、その
ため通話時間も浪費されるという課題があった。
【0004】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、相手局の端末の種類に応じて
音声メッセージを選択出力することにより、音声メッセ
ージを短縮することができるファクシミリ装置を得るこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るファクシミリ装置は、相手局の端末の発信電話番号に
基づいて相手局の端末の種類を判別する端末種類判別手
段と、端末種類判別手段により判別した相手局の端末の
種類に応じて、音声メッセージを選択出力する音声メッ
セージ選択出力手段とを備えたものである。
【0006】請求項2記載の発明に係るファクシミリ装
置は、端末種類判別手段を、相手局の端末の発信電話番
号を検出し、検出した発信電話番号と特定の種類の端末
の電話番号とを比較することにより、相手局の端末が特
定の種類の端末であるか否かを判別するように構成した
ものである。
【0007】請求項3記載の発明に係るファクシミリ装
置は、特定の種類の端末の電話番号を記憶する記憶手段
と、特定の種類の端末から着信があった場合に、特定の
種類の端末の電話番号を自動的に逐次登録する電話番号
登録手段と、相手局の端末の発信電話番号を検出し、検
出した発信電話番号と記憶手段に記憶した特定の種類の
端末の電話番号とを比較することにより、相手局の端末
が特定の種類の端末であるか否かを判別する端末種類判
別手段と、端末種類判別手段により判別した相手局の端
末に種類に応じて、音声メッセージを選択出力する音声
メッセージ選択出力手段とを備えたものである。
【0008】請求項4記載の発明に係るファクシミリ装
置は、特定の種類の端末が、電話機またはファクシミリ
端末のいずれかとしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1による
ファクシミリ装置の全体構成を示すブロック図である。
図において、主制御部(端末種類判別手段、音声メッセ
ージ選択出力手段、電話番号登録手段)1は、CPU1
1、プログラムメモリ12、及びワークメモリ13から
構成されており、ファクシミリ装置全体の統括制御を司
るとともに、本発明の特徴である発信電話番号に基づい
て相手局の端末の種類を判別し、その端末の種類に対応
して音声メッセージを選択出力させる制御を司るもので
ある。具体的には、主制御部1は、プログラムメモリ1
2に記憶されたプログラムに従って、発信電話番号の抽
出、バックアップメモリ4への電話番号の読み出し/書
き込み、発信電話番号とバックアップメモリ4に格納さ
れた電話番号の比較、音声IC5の音声メッセージの選
択及び送出などの制御を行う。
【0010】網制御部2は、リレー21,25,29、
トランス26、2線−4線変換回路27及び各種信号検
出回路22,24などから構成され(図3参照)、加入
電話回線L1,L2と各構成部(主制御部1、モデム部
3、音声IC5及び受話器6)との間の信号経路の制御
を行うものである。
【0011】モデム部(端末種類判別手段)3は、ファ
クシミリ通信手順に従い手順信号及び画信号の送受信を
行い、また一方において、電気通信事業者が提供する発
信電話番号通知サービス(ナンバーディスプレイサービ
スともいう)に基づく発信電話番号情報信号を受信し、
その発信電話番号情報信号から相手局の端末の電話番号
を抽出を行うものである。
【0012】バックアップメモリ(記憶手段)4は、モ
デム部3によって発信電話番号情報から抽出された相手
局の端末の電話番号を格納するものである。尚、この実
施の形態1においては、バックアップメモリ4は、ファ
クシミリ通信を行った場合の相手局の端末の電話番号を
格納するものとする。図2は、バックアップメモリ4内
の電話番号の格納領域を示す図である。図2に示すテー
ブル領域41は、通信履歴としてこれまでファクシミリ
通信を行った相手局の端末の電話番号を格納した領域で
あり、アドレス格納領域42は、相手局の端末の電話番
号を追加登録する領域である。尚、このバックアップメ
モリ4は、外部電池でバックアップされている。
【0013】音声IC(音声メッセージ選択出力手段)
5は、相手局の端末に対応した複数の音声メッセージを
予め記憶したものである。受話器6は、操作者が通話を
行うために用いるものである。なお、ファクシミリ装置
には原稿読取部や記録部も備えられているが、図1では
省略されている。
【0014】図3は、網制御部2の内部構成を示すブロ
ック図である。図において、DCリレー21は、加入電
話回線とモデム部3との信号経路と、加入電話回線と受
話器6との信号経路とを切り換えるものである。通常、
DCリレー21は、モデム部3によって発信電話番号情
報信号を検出させるために、モデム部3側に接続されて
いる。
【0015】交流信号検出回路22は、加入電話回線か
らの発信電話番号情報信号を検出するものである。この
交流信号検出回路22にて検出された発信電話番号情報
信号は、セレクタ23を介してモデム部3に送られる。
セレクタ23は、加入電話回線とモデム部3との信号経
路を、発信電話番号情報信号を検出する経路(交流信号
検出回路22側)または通常のファクシミリ通信経路
(2線−4線変換回路27側)のいずれかの経路に切り
換えるものである。通常、セレクタ23は、発信者電話
番号情報信号を検出する経路に設定されている。
【0016】呼び出し信号検出回路24は、発信電話番
号情報信号の受信後(発信電話番号通知後)に加入電話
回線からの呼び出し信号を検出するものである。この呼
び出し信号検出回路24にて検出された呼び出し信号
は、主制御部1に送られる。CMLリレー25は、開閉
することによって加入電話回線を直流閉結または開放す
るものであり、通話あるいはファクシミリ通信を実行す
る際に加入電話回線を直流閉結し、また通話あるいはフ
ァクシミリ通信を終了する際に加入電話回線を開放す
る。
【0017】トランス26は、加入電話回線中の直流信
号を分離しつつファクシミリ信号の送受信の経路を形成
するものであり、音声メッセージの送出経路にも利用さ
れる。2線−4線変換回路27は、加入電話回線上の2
線信号を送信経路及び受信経路に分離変換するものであ
る。加算器28は、モデム部3からの画信号と音声IC
5からの音声信号を同一経路に送出させるための加算回
路である。
【0018】BTリレー29は、呼び出し時には受話器
6とリンガICとの経路に、また通話時には受話器6と
加入電話回線との経路に切り換えるものである。通常、
BTリレー29は、受話器6を呼び出すため、リンガI
C2A側へ接続されている。リンガIC2Aは、受話器
6を呼び出すためのパルス信号を送出するものである。
【0019】尚、DCリレー21、セレクタ23、CM
Lリレー25、及びBTリレー29は、それぞれ主制御
部1からの制御信号に基づいて切り換え動作する。
【0020】次に動作について説明する。図4は、この
発明の実施の形態1によるファクシミリ装置の動作を説
明するためのフローチャートである。相手局の端末から
ファクシミリ装置に対して発信されると、発信電話番号
情報信号がファクシミリ装置に送られる。この発信電話
番号情報信号は、電気通信事業者が提供する発信電話番
号通知サービスに基づくものであり、電気通信事業者と
契約しておくことによって得られるものである。加入電
話回線からの発信電話番号情報信号は、交流信号検出回
路22にて検出され、セレクタ23を介してモデム部3
に送られる。
【0021】モデム部3は、発信電話番号情報信号を受
信すると(ステップST1)、その発信電話番号情報信
号から発信者である相手局の端末の電話番号を抽出(ス
テップST2)、着信があった旨と相手局の端末の電話
番号を主制御部1に通知する。主制御部1内のCPU1
1は、モデム部3が抽出した相手局の端末の電話番号を
主制御部1内のワークメモリ13に一旦格納する。
【0022】主制御部1のCPU11は、ワークメモリ
13に格納した相手局の端末の電話番号がバックアップ
メモリ4のテーブル領域41に予め格納されている電話
番号と一致するか否か比較照合を行う(ステップST
3)。図2に示すように、バックアップメモリ4のテー
ブル領域41には、通信履歴としてこれまでファクシミ
リ通信を行ってきた相手局の端末の複数の電話番号1〜
nが格納されており、主制御部1のCPU11は、これ
ら複数の電話番号1〜nとワークメモリ13に格納され
た電話番号との比較照合を順次遂行する。
【0023】比較照合の結果、ワークメモリ13に格納
された相手局の端末の電話番号とバックアップメモリ4
に格納された電話番号とで一致するものが存在した場
合、主制御部1のCPU11は、着信のあった相手局の
端末がファクシミリ装置であると判断し、音声IC5の
音声メッセージの選択チャネルを切り換えてファクシミ
リ専用の音声メッセージを選択する(ステップST
4)。ファクシミリ専用の音声メッセージの一例として
は、「ファクシミリの方はスタートボタンを押してくだ
さい。」といった内容である。
【0024】一方、比較照合の結果、ワークメモリ13
に格納された相手局の端末の電話番号とバックアップメ
モリ4に格納された電話番号とで一致するものが存在し
ない場合、主制御部1のCPU11は、相手端末を電話
機であると判断する。従って、この場合、主制御部1の
CPU11は、音声IC5の音声メッセージの選択チャ
ネルを切り換えて通常の音声メッセージを選択する(ス
テップST5)。通常の音声メッセージの一例として
は、「このまましばらくお待ちください。」といった内
容である。
【0025】このように、相手側の端末が電話機である
と判断された場合には、相手側の端末がファクシミリ装
置である場合に比べて短縮されたもメッセ−ジが送出さ
れる。
【0026】尚、音声IC5に録音された音声メッセー
ジの内容は、上記したものに限るものではなく、様々な
バリエーションを設けることができ、このような音声メ
ッセージは、選択チャネルを切り換えることにより選択
出力される。
【0027】発信電話番号情報信号に続いて送られてく
る加入電話回線からの呼び出し信号は、呼び出し信号検
出回路24で検出され、主制御部1に送られる。
【0028】主制御部1のCPU11は、呼び出し信号
を受信すると(ステップST6)、CMLリレー25を
閉じて加入電話回線を直流閉結する(ステップST7の
1)。同時に、主制御部1は、セレクタ23をトランス
26側へ切り換えて、加入電話回線からトランス26、
2線−4線変換回路27を介してモデム部3に通じる信
号経路を形成し、相手局の端末がファクシミリ通信を実
行した際にファクシミリ信号を受信できるようにする
(ステップST7の2)。
【0029】次に、主制御部1は、上述した音声メッセ
ージを加入電話回線に出力するために、音声IC5に対
して選択出力操作を行う。このように選択出力された音
声メッセージは、加算器28、2線−4線変換回路2
7、及びトランス26を介して加入電話回線に送出され
る(ステップST7の3)。
【0030】また一方において、主制御部1は、受話器
6を呼び出す目的から、リンガIC2Aを駆動させる
(ステップST7の4)。リンガIC2Aから送出され
る受話器6を呼び出すためのパルス信号は、BTリレー
29を介して受話器6へ送られる。
【0031】ここで、利用者が呼び出し音に応じて受話
器6を取った場合(ステップST8)、主制御部1は、
リンガIC2Aの駆動を停止し(ステップST9の
1)、DCリレー21を受話器6側に切り換え(ステッ
プST9の2)、またBTリレー29を加入電話回線側
に切り換えて(ステップST9の3)、通話を開始する
(ステップST9の4)。また、利用者が受話器6を取
る以前に、相手局の端末からのファクシミリ信号をモデ
ム部3が検出した場合(ステップST10)、主制御部
1は、リンガIC2Aの駆動を停止しファクシミリ通信
動作に移行する(ステップST11の1)。なお、この
場合の相手局の端末からのファクシミリ信号は、G3フ
ァクシミリ通信ではCNG信号である。そして、主制御
部1は、ワークメモリ13に格納された相手局の端末の
電話番号をバックアップメモリ4に格納する(ステップ
ST11の2)。
【0032】次に、主制御部1のワークメモリ13に格
納された相手局の端末の電話番号をバックアップメモリ
4に格納する手順について詳細に説明する。図5は、バ
ックアップメモリ4への電話番号の格納手順を説明する
ためのフローチャートである。上記したように、主制御
部1のワークメモリ13には、モデム部3にて発信電話
番号情報信号から抽出された相手局の電話番号が一旦格
納されている(ステップST21)。ワークメモリ13
に格納された電話番号は、相手局の端末とのファクシミ
リ通信または通話が終了するまで保持されている(ステ
ップST22)。
【0033】主制御部1のCPU11は、ファクシミリ
通信が実行されたか否か判断し(ステップST23)、
次に、相手先の電話番号は既にバックアップメモリ4に
登録済みのものか否か判断する(ステップST24)。
ファクシミリ通信が実行されたか否かを判断するのは、
相手側の端末がファクシミリ装置である場合にその端末
の電話番号をバックアップメモリ4に格納するためであ
り、また、電話番号が登録済みか否か判断するのは、重
複した電話番号の登録を避けるためである。尚、相手先
の電話番号がバックアップメモリ4に登録済みか否か
は、ステップST3の処理におけるバックアップメモリ
4中の電話番号と一致したか否かによって判断される。
【0034】ファクシミリ通信が実行されており、かつ
相手先の電話番号が未だバックアップメモリ4に登録さ
れていない場合、主制御部1のCPU11は、ワークメ
モリ13に格納された電話番号をバックアップメモリ4
のテーブル領域内に格納する。具体的には、主制御部1
のCPU11は、バックアップメモリ4中のアドレス格
納領域より指定された次の電話番号を追加格納すべき番
地を抽出し(ステップST25)、この番地に基づき、
その電話番号をテーブル領域として追加登録する(ステ
ップST26)。そして、主制御部1のCPU11は、
アドレス格納領域の番地を繰り上げ(ステップST2
7)、アドレス格納領域を上書きすることにより次回新
たに格納すべき番地を指定する。
【0035】但し、テーブル領域は有限であるので、更
新した番地の値がテーブル領域を超えてしまうことがあ
るので、主制御部1のCPU11は、繰り上げた番地が
テーブル領域を超えたか否かを判断する(ステップST
28)。繰り上げた番地がテーブル領域を超えた場合に
は、主制御部1のCPU11は、テーブル領域の先頭番
地をアドレス格納領域に上書き保存することによりアド
レス格納領域の初期化を行う(ステップST29)。こ
の結果、最も古い電話番号は、新しい電話番号に順次置
き換えていく。繰り上げた番地がテーブル領域を超えな
い場合には、主制御部1のCPU11は、その繰り上げ
た番地をアドレス格納領域に格納する(ステップST3
0)。その後、主制御部1のCPU11は、ワークメモ
リ13の電話番号を消去する(ステップST31)。
【0036】一方、ファクシミリ通信が実行されていな
い場合(ステップST22)や、相手先の電話番号が既
にバックアップメモリ4に登録されている場合(ステッ
プST23)には、主制御部1のCPU11は、ワーク
メモリ13に格納された電話番号をバックアップメモリ
4のテーブル領域に格納せずに、ワークメモリ13の電
話番号を消去する(ステップST31)。
【0037】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、発信電話番号情報信号から抽出した相手局の端末の
電話番号に基づいて、相手局の端末がファクシミリ装置
であるか否かを判別し、ファクシミリ装置でないと判断
した場合には、相手局の端末が利用しないファクシミリ
通信に関する案内を音声メッセージから省略した通常の
音声メッセージを選択出力するように構成したので、音
声メッセージを短縮することができ、その結果、通話時
間も短縮できる。
【0038】また、相手局の端末がファクシミリ装置で
あることの判別を、ファクシミリ装置の電話番号をバッ
クアップメモリ4に自動的に登録して、その登録された
電話番号と着信した発信電話番号と比較することにより
行うので、ファクシミリ装置の利用者が登録する操作が
不要となり、利用者の労力が軽減される。
【0039】実施の形態2.上記実施の形態1において
は、バックアップメモリ4に着信のあったファクシミリ
装置の電話番号と登録していたが、着信のあった電話機
の電話番号を登録しても構わない。この場合、ワークメ
モリ13に格納された相手局の端末の電話番号とバック
アップメモリ4に格納された電話番号とで一致するもの
が存在した場合、主制御部1のCPU11は、着信のあ
った相手局の端末が電話機であると判断し、音声IC5
の音声メッセージの選択チャネルを切り換えて通話専用
の音声メッセージを選択する。通話専用の音声メッセー
ジの一例としては、「このまましばらくお待ちくださ
い。」といった内容であり、音声メッセージから相手局
の利用し得ないファクシミリの案内を省略することがで
き、音声メッセージを短縮することができる。
【0040】なお、初めて通信を行う相手ファクシミリ
装置についてはバックアップメモリ4に該当する電話番
号が存在しないので、その場合には、相手端末がファク
シミリ装置でないと判断される。従って、その場合に
は、相手ファクシミリ端末に電話機に対する通常のメッ
セージが送出される。しかし、例えばステップST1
0,ST11の処理によってファクシミリ通信が行われ
るので、次回の通信からファクシミリ専用のメッセージ
が送出される。
【0041】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、ファクシミリ装置を、相手局の端末の発信電話番
号に基づいて相手局の端末の種類を判別し、判別結果に
応じて、音声メッセージを選択出力するように構成した
ので、相手局の端末が電話端末である場合には、相手局
の端末が利用し得ない案内を音声メッセージから省略す
ることにより、音声メッセージを短縮することができ、
その結果、通話時間も短縮できる効果がある。また、相
手電話端末の操作者は、余計なメッセージによって不快
感を抱くということもない。
【0042】請求項2記載の発明によれば、端末種類判
別手段を、相手局の端末の発信電話番号を検出し、この
検出した発信電話番号と特定の種類の端末の電話番号と
を比較することにより、相手局の端末が特定の種類の端
末であるか否かを判別するように構成したので、特定の
種類の端末を確実に認識することができる効果がある。
【0043】請求項3記載の発明によれば、ファクシミ
リ装置を、特定の種類の端末の電話番号を記憶する記憶
手段を備え、特定の種類の端末から着信があった場合に
特定の種類の端末の電話番号を自動的に逐次登録し、相
手局の端末の発信電話番号を検出し、検出した発信電話
番号と記憶手段に記憶した特定の種類の端末の電話番号
とを比較することにより、相手局の端末が特定の種類の
端末であるか否かを判別するように構成したので、利用
者が特定の種類の端末を登録する操作が不要となり、利
用者の労力が軽減される効果がある。
【0044】請求項4記載の発明によれば、特定の種類
の端末を、電話機またはファクシミリ端末のいずれかと
したので、電話機かファクシミリ端末かによって音声メ
ッセージを効率的に短縮することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるファクシミリ
装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】 バックアップメモリ内の電話番号の格納領域
を示す図である。
【図3】 網制御部の内部構成を示すブロック図であ
る。
【図4】 この発明の実施の形態1によるファクシミリ
装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】 バックアップメモリへの電話番号の格納手順
を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 主制御部(端末種類判別手段、音声メッセージ選択
出力手段、電話番号登録手段) 3 モデム部(端末種類判別手段) 4 バックアップメモリ(記憶手段) 5 音声IC(音声メッセージ選択出力手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手局の端末の発信電話番号に基づいて
    上記相手局の端末の種類を判別する端末種類判別手段
    と、 該端末種類判別手段により判別した上記相手局の端末の
    種類に応じて、音声メッセージを選択出力する音声メッ
    セージ選択出力手段とを備えたファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 端末種類判別手段は、相手局の端末の発
    信電話番号を検出し、検出した発信電話番号と特定の種
    類の端末の電話番号とを比較することによって上記相手
    局の端末が上記特定の種類の端末であるか否かを判別す
    る請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 特定の種類の端末の電話番号を記憶する
    記憶手段と、 上記特定の種類の端末から着信があった場合に、該特定
    の種類の端末の電話番号を自動的に逐次登録する電話番
    号登録手段と、 相手局の端末の発信電話番号を検出し、検出した発信電
    話番号と上記記憶手段に記憶した上記特定の種類の端末
    の電話番号とを比較することによって上記相手局の端末
    が上記特定の種類の端末であるか否かを判別する端末種
    類判別手段と、 該端末種類判別手段により判別した上記相手局の端末に
    種類に応じて、音声メッセージを選択出力する音声メッ
    セージ選択出力手段とを備えたファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 特定の種類の端末が、電話機またはファ
    クシミリ端末のいずれかである請求項1または請求項3
    記載のファクシミリ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006279181A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Fujitsu Access Ltd 緊急通報受信装置及び緊急通報受信方法

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