JP3071987B2 - 自動応答制御方式 - Google Patents

自動応答制御方式

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JP3071987B2
JP3071987B2 JP5252154A JP25215493A JP3071987B2 JP 3071987 B2 JP3071987 B2 JP 3071987B2 JP 5252154 A JP5252154 A JP 5252154A JP 25215493 A JP25215493 A JP 25215493A JP 3071987 B2 JP3071987 B2 JP 3071987B2
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健一 相楽
康雄 和田
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株式会社日立テレコムテクノロジー
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は蓄積プログラム制御の電
子交換機に収容される端末が、着信呼に対して自動応答
するための制御方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、構内自動交換機を設置して電話の
受付業務を行う企業等では、受付用の電話機として多機
能電話機を使用し、該多機能電話内に複数の回線を収容
する場合が多く、扱者の操作により回線の着信呼を受付
けるが、この場合、扱者は取扱う回線に着信があって応
答する際は、着信中の回線釦を押すなどの応答操作を行
い、発信者と接続することが一般的である。しかし、最
繁時における着信受付操作をスムーズに行うため、ハン
ドセット型の送受器の代わりにヘッドセット型の送受器
を装着し、扱者が回線釦を押すなどの操作を行わなくて
も自動的に着信に応答し通話する方式を採る場合が多
く、受付操作の簡略化を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の制御方式においては、ヘッドセットを使用した
多機能電話機に自動応答機能を付加する場合、以下に示
す問題があった。
【0004】まず第1に、着信信号検出による自動応答
機能を多機能電話機自体に付加した場合、電話機にかか
るコストが高くなる。
【0005】第2に、多機能電話機自体には自動応答機
能を持たせず、交換機側で制御した場合、常時、多機能
電話機のフックスイッチを上げたままの状態で制御しな
ければならず、ソフトウエア構成が複雑となる。
【0006】本発明に係る自動応答制御方式は、前記の
ような従来技術の抱える問題点を解決すべく為されたも
のであって、その目的は構内自動交換機に収容する多機
能電話機に自動応答機能付加する場合、これらを制御す
るソフトウエア構成の複雑さを解消し、更には多機能電
話機の改造コストの低減を図り得る自動応答制御方式を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明に係る自動応答制御方式は、外線からの着信呼を
目的とする内線端末に対して自動応答により接続する機
能を有した構内自動交換機において、自動応答呼か否か
を識別する識別手段と、該自動応答呼情報を該内線端末
に通知する手段とを設け、該内線端末からの自動応答発
呼情報に基づいて外線と内線端末を接続することを特徴
とする。
【0008】
【作用】多機能電話機に対して自動応答を制御する構内
自動交換機が、回線に自動応答を要する着信があった場
合、発呼要求情報を多機能電話機に通知し、多機能電話
機から返送された発呼情報を応答情報とみなして外線と
多機能電話機とを接続する。従って、構内自動交換機本
体と多機能電話機間のインタフェースを変更することな
く、自動応答制御を可能とする。
【0009】
【実施例】以下、本発明の自動応答制御方式の実施例に
ついて説明するが、その説明の前に、電話機のオンフッ
ク自動発信機能について簡単に説明する。オンフック自
動発信とは、電話機の送受器を置いたままの状態で自動
発信することである。一般的には多機能電話機等の盤面
に実装されている局線対応の釦又はダイヤル数字釦を直
接押下することで電話機内のスピーカをオンさせ、オフ
フック(発呼)情報を交換機本体に通知すればスピーカ
受話の状態で発信可能となる。また、構内自動交換機
(以下、PBXという)に多機能電話機を設置し、前記
のオンフック自動発信制御を行う場合は、自動発信要求
情報をPBX本体より電話機に通知することによって電
話機が該情報を受付け、受話のためのスピーカをオンし
た後、PBX本体に対してオフフック情報を送信すれば
一般の電話機と同様に発信することができる。
【0010】本発明は前記のオンフック自動発信機能を
利用し局線からの着信呼に対して自動応答すべき内線端
末を割出し、自動発信要求情報を該内線端末に対して通
知することによって、PBX本体が該内線端末からのオ
フフック情報を応答情報とみなし、内線端末と局線を接
続するものである。
【0011】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明
する。
【0012】図1は本発明の実施例を説明するための中
継方式図であり、図中の1はネットワーク(NW)、2
(1) 〜(n) は加入者としての多機能電話機、3(1) 〜
(n) は多機能電話機用のライン回路(MLIN)、4は
通話路スイッチ、5は局線トランク(COT)、6は多
機能電話機2からの発呼情報等を受信する上りデータで
あり、7は多機能電話機2へ発呼要求等の情報を送信す
るための下りデータである。また、8はPBXを制御す
る中央制御装置(CPU)、9はメインメモリ(MM)
である。
【0013】図2はCOT5に対して自動応答するため
の状態遷移図であり、図中の10乃至図13はトランク
空状態から通話に至るまでの各状態を表す図である。
【0014】図3は図1のMM9内部のデータを示すも
ので、(a)に示すトランクメモリ14はCOT5に対
応する一時記憶データ、状態番号15は図2に示す状態
遷移図の状態番号を格納するエリアであり、また収容位
置16は自動応答すべき多機能電話機2(1) 〜(n) の収
容位置を格納するエリアである。また(b)に示す内線
状態メモリ17はPBX内に収容される内線端末の状態
を示す一時記憶データで、空/塞エリア18は内線端末
(多機能電話機)の空き又は話中を記憶するエリアであ
る。さらに(c)に示すCOTデータ19はユーザによ
って予め設定されるCOT5のデータであり、自動応答
識別フラグ20及び加入者収容位置21は該当するCO
T5が自動応答対象となる多機能電話機2を有している
か否かを示すデータである。
【0015】図4は本発明の実施例に用いる多機能電話
機2(1) 〜(n) の盤面図であり、盤面内の22−1乃至
22−4は局線発信や局線着信呼に応答するための釦で
ある。
【0016】以下、本発明の実施例の動作について詳細
に説明する。
【0017】局線からの着信を図1に示すCOT5が検
出すると、着信情報がCPU8に通知され、該CPU8
はMM9内部の図示しない分析プログラムにより該着信
情報を解析して着信検出したCOT5の収容位置を求
め、該COT5に対応した図3のトランクメモリ14の
状態番号15を抽出することにより、該COT5の現在
の状態が図2のトランク空10であることがわかる。C
PU8はCOT5が着信検出したことにより次に進むべ
きルートの選択を行う。この選択は、予めユーザにより
決定されたCOT5に対応するCOTデータ19の自動
応答識別フラグ20を読出することによって行われる。
CPU8は読出した自動応答識別フラグ20の内容が例
えば“0”で自動応答不可である場合には、COT5に
対応するトランクメモリ14の状態番号を手動応答待1
2を設定し、更に収容位置16には自動応答なしと意味
付けする情報、例えば“0”を設定して、図2のトラン
ク空10の状態より自動応答不可のルートで手動応答待
12の状態に遷移させる。また、この時、多機能電話機
2(1) の盤面に前記COT5に対応する局線が収容され
ている場合、CPU8は、該当する局線釦22−1乃至
22−4のランプを着信表示するための情報を、MLI
N3を介して多機能電話機2(n) に伝送し、該当局線釦
のランプが点滅し手動応答であることを知らせる。
【0018】一方、自動応答識別フラグ20の内容が例
えば“1”で自動応答可である場合には、自動応答すべ
き加入者の収容位置21を抽出し、該加入者の内線状態
メモリ17の空/塞エリア18のデータを読み出す。続
いてCPU8は読出した前記空/塞エリア18のデータ
が塞りであり既に話中であることを認識すれば、前記の
自動応答不可のルートで着信させる。
【0019】また、前記の空/塞エリア18のデータが
空きであれば、該COT5のトランクメモリ14の状態
番号15を自動応答待11に設定し、該加入者の収容位
置21をトランクメモリ14の収容位置に転送すると共
に、該加入者の内線状態メモリ17の空/塞エリア18
のデータは塞りとする情報、例えば“1”を設定して図
2のトランク空10の状態から自動応答可のルートで自
動応答待11の状態に遷移させる。更にCPU8は自動
応答すべき加入者、例えば図1の加入者2(1)に対して
オフフック要求のための制御情報7aをデータ線を介し
てMLIN3(1) に送出する。すると、MLIN3(1)
はその情報を中継してオフフック要求情報7bを多機能
電話機2(1) に送出する。一方、多機能電話機2(1) は
これを受信すると電話機内部の図示しない通話路を形成
して、オフフック情報6aをMLIN3(1) を介して返
送し、MLIN3(1) はこれを中継してCPU8に送出
する。すると、CPU8は上りデータ6bを発呼情報と
して検出する。検出後、CPU8は通常の発信か又は自
動応答かを識別するため、COT5のトランクメモリ1
4の収容位置16に、前記発呼情報を検出した電話機の
収容位置が設定されているかどうかを検索する。その結
果、設定なしの場合は図示しない通常の一般発信とな
る。また、設定ありの場合は自動応答するための発信で
あることを判別し、一般の内線着信からの応答と同様の
処理を行い、図2の通話13の状態に遷移する。その
際、自動応答接続の場合は図示しない可聴音を応答者に
送出し通話開始を促す制御を行う。以降は通常の動作と
同様である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
応答制御方式によれば、自動応答機能を具備しない多機
能電話機を用いて自動応答接続を制御する場合、オフフ
ック要求情報を多機能電話機に送出し、返送されたオフ
フック情報により自動応答接続を行うから、ソフトウエ
アの構成を複雑にすることなく制御が可能になり、か
つ、自動応答のためのハードコストも少なくすることが
できるのでその経済的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動応答制御方式による構内自動
交換システムの実施例の中継方式を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明に係る自動応答制御方式の交換動作を説
明する状態遷移図である。
【図3】図1に示すメインメモリ内のデータの説明図
で、(a)トランクメモリ、(b)内線状態メモリ、
(c)COTデータである。
【図4】本発明の実施例を説明するための多機能電話機
の盤面図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク(NW) 2(1) 〜(n) 加入者(多機能電話機) 3(1) 〜(n) 多機能電話機用ライン回路(MLIN) 4 通話路スイッチ 5 局線トランク(COT) 8 中央制御装置(CPU) 9 メインメモリ(MM) 10 トランク空状態 11 自動応答待状態 13 通話状態 14 トランクメモリ 15 トランクメモリ内の状態番号データ 16 トランクメモリ内の収容位置データ 17 内線状態メモリ 18 内線状態メモリ内の空/塞データ 19 COTデータ 20 COTデータ内の自動応答識別フラグ 21 COTデータ内の加入者収容位置 22−1〜22−4 多機能電話機盤面に収容する局線
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/42 - 3/58 H04Q 3/58 - 3/62

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外線からの着信呼を目的とする内線端末
    に対して自動応答により接続する機能を有した構内自動
    交換機において、自動応答呼か否かを識別する識別手段
    と、該自動応答呼情報を該内線端末に通知する手段とを
    設け、該内線端末からの自動応答発呼情報に基づいて外
    線と内線端末を接続することを特徴とする自動応答制御
    方式。
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