JPH1118520A - 田植機のステップ構造 - Google Patents
田植機のステップ構造Info
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- JPH1118520A JPH1118520A JP17830397A JP17830397A JPH1118520A JP H1118520 A JPH1118520 A JP H1118520A JP 17830397 A JP17830397 A JP 17830397A JP 17830397 A JP17830397 A JP 17830397A JP H1118520 A JPH1118520 A JP H1118520A
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Abstract
成形する後部車体カバー2を車体フレーム上に載置し、
機体上の作業スペースを拡大するものである。 【解決手段】 後部車体カバーの左右両側に延長ステッ
プ130・130を車体フレーム3に支持し、該延長ス
テップ両側及び後部に、平面視略門型のガイドフレーム
135を設けて、該延長ステップとガイドフレームを一
体的に固設し、ガイドフレームの後部を延長ステップよ
りも上方に配置し、ガイドフレームの前後中途部を延長
ステップより上方に配して把手とし、さらにガイドフレ
ームをリアフレーム135aとサイドフレーム135b
に分離可能に構成して、該リアフレームを外して作業機
を取付るとともに、前記サイドフレームの後部を延長ス
テップ上方に湾曲して設け、該サイドフレームの後部を
取り外し可能にしている。
Description
植え等の多条田植機の運転席周りの車体カバー側方にス
テップを設けて作業スペースを拡大する構成に関する。
し、走行機体後部上に空気圧送型の施肥機を搭載し、圃
場に苗を植え付けると同時に肥料を圧送する田植機は公
知となっている。また、この田植機の車体カバーの中央
上には、運転席が載置され、該運転席より前方にフロア
が成形され、運転席より後方にフロアより一段高くした
作業用ステップが成形されていた。該作業用ステップを
踏み台にして、走行車後部に配置した施肥部に肥料を補
充したり、苗載台に苗マットを苗継ぎしたりしていた。
送するためのブロワは施肥機端部に配設され、出っ張る
構成となっていたので、移動時には障害物に当接するお
それがあり、機体側に収納する構成が望まれていた。ま
た、8条用や10条用の田植機においては、両端の条が
遠く、前記車体カバーの作業用ステップから左右端部の
苗載台に苗マットを補充するには無理な姿勢となり、作
業者に負担がかかっていた。
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、田植機の走行機体後部に多条
植え用の植付部を付設し、運転席周りのフロアやステッ
プを成形する後部車体カバーを車体フレーム上に載置し
た構成において、後部車体カバーの左右両側に延長ステ
ップを車体フレームに支持し、該延長ステップ両側及び
後部に、平面視略門型のガイドフレームを設けて、該延
長ステップとガイドフレームを一体的に固設したもので
ある。
テップよりも上方に配置し、また、前記ガイドフレーム
の前後中途部を延長ステップより上方に配して把手とし
たものである。
の植付部を付設し、運転席周りのフロアやステップを成
形する後部車体カバーを車体フレーム上に載置した構成
において、後部車体カバーの左右両側に延長ステップを
配し、該延長ステップの周囲を囲むガイドフレームを設
け、該ガイドフレームをリアフレームとサイドフレーム
に分離可能に構成して、該リアフレームを外して作業機
を取付可能に構成するとともに、前記サイドフレームの
後部を延長ステップ上方に湾曲して設け、該サイドフレ
ームの後部を取り外し可能に構成したものである。
起を設け、該突起を延長ステップ又はサイドフレームに
固定したフレームに挿抜可能に構成し、また、前記サイ
ドフレーム後部の下面に突起を設け、該突起を延長ステ
ップ又はサイドフレームに設けた上下方向の孔または左
右方向の孔に挿抜可能に構成したものである。
する。図1は本発明の車体カバーを有する田植機の全体
右側面図、図2は同じく平面図、図3は本発明の延長ス
テップを装着した車体カバーの斜視図、図4は延長ステ
ップに装着した補助ステップの配置を示す平面図、図5
は走行車後部に施肥機を搭載した田植機の全体左側面
図、図6は本発明の分割した延長ステップを配した作業
車の部分側面図、図7は分割可能な前部フレームを配し
た作業車の部分側面図、図8は取り外しフレームの支持
構成を差し込み式にした側面図、図9は取り外しフレー
ムの支持構成を示す側面図、図10は差し込み式にした
取り外しフレームの別の支持構成を示す側面図、図11
は取り外しフレームの別の支持構成を示す正面断面図、
図12は取り外しフレームの別形態の支持構成を示す側
面図前部車体カバー後部を示す側面断面図、図13は同
じく取り外しフレームの支持構成を示す側面図である。
1、図2より全体構成から説明する。オペレータ等が搭
乗する走行機体1の車体フレーム3前部上方にエンジン
Eを搭載し、該エンジンEの動力をミッションケース4
に伝え、該ミッションケース4よりフロントアクスルケ
ース5及びリヤアクスルケース7に動力を伝えて、前輪
6及び後輪8をそれぞれ駆動する構成としている。そし
て、前記エンジンEを覆うボンネット9の周りに前部車
体カバー12形成され、該前部車体カバー12の側部に
予備苗載台10・10を配設し、前記ミッションケース
4等を後部車体カバー2によって覆い、該後部車体カバ
ー2中央上部に運転席13を取り付け、該運転席13の
前方の前記ボンネット9後部に操向ハンドル14を配設
している。また、前記後輪8の外側には外側補助車輪1
50・150を装着可能としている。
植付け爪17等から構成されており、前高後低に配設し
た苗載台16を下部レール18及びガイドレール19を
介して植付けケース20に左右往復摺動自在に支持させ
ると共に、一方向に等速回転するロータリーケース21
を前記植付けケース20に回転自在にさせ、該ロータリ
ーケース21の回転軸芯を中心にして対称位置に一対の
爪ケース22・22を配設し、該爪ケース22・22の
先端に植付け爪17・17を配置している。
リング支点軸23を介して支持フレーム24に支持さ
れ、トップリンク25及びロワーリンク26等のリンク
機構27を介して走行機体1後部に装着されている。前
記植付け部15は昇降シリンダ28の伸縮によって昇降
される。そして、前記苗載台16から一株分の苗を植付
け爪17によって取り出し、連続的に苗植え作業を行う
構成としている。
部には走行変速レバー29、植付け昇降兼作業走行変速
用副変速レバー30、植付け感度調節レバー31、主ク
ラッチペダル32、左右ブレーキペダル33・33、サ
イドクラッチペダル39・39が配設され、前記植付け
部15下部には均平用センタフロート34、均平用サイ
ドフロート35が配設され、前記運転席13後方には八
条用の施肥部36が配設されている。
に、左右最外端の各二条分の苗載台を分割して分割苗載
台16a・16aとし、機体中央の四条を固定側苗載台
16bとし、該固定側苗載台16bの左右端部に並行折
畳み機構37を設け、前記分割苗載台16a・16aと
固定側苗載台16bとを並行折畳み機構37を介して連
結し、固定側苗載台16bの上方に略平行に分割苗載台
16a・16aを折畳み可能に構成している。
カバー2の形状に付いて説明する。前記前部車体カバー
12と後部車体カバー2とは、各々中空ブロー成形によ
って一体成形されている。図1〜図3に示すように、前
記前部カバー12は、左右中央部にボンネット9の配置
される開口部が設けられ、その左右両側にフロア12a
・12aが形成されている。該フロア12aは前後途中
部より後方側に傾斜面が形成され、フロア12a後部を
ボンネット9後端部の直後方位置まで延出している。前
記フロア12aの上面にはゴム製のプレートが貼設され
ている。
ト9後部より、車体フレーム3の後端部まで延設されて
いる。該後部車体カバー2は、前部は平状にフロア2a
が形成され、後部車体カバー2後部は上方に一段高く構
成され、運転席載置部2bと作業用ステップ2cとが成
形されている。該フロア2aの上面にはゴム製のプレー
トが貼設されている。
行変速レバー29のガイド溝2hが開口され、運転席載
置部2bの右側に昇降兼作業走行変速用副変速レバー3
0のガイド溝2i等が開口されている。前記後部車体カ
バー2のフロア2a後端部から運転席載置部2b前部若
しくは作業用ステップ2c前部にかけて傾斜状に前部壁
2dが成形されている。
延長ステップ130が配設されている。該延長ステップ
130は、後部車体カバー2の側面形状に沿って前後方
向に長く形成されている。また、該延長ステップ130
は、後部車体カバー2と同様に、前後中央部より前方と
後方とを段差状に形成して形状を合わせている。即ち、
該延長ステップ130の前部は、フロア2a面と同一平
面である拡大側フロア130aが成形され、拡大側フロ
ア130a前部をフロア2aの前後途中位置まで伸延さ
せている。また、前記延長ステップ130後部は、作業
用ステップ2c面と同一平面とする拡大側ステップ13
0bが形成されている。該拡大側ステップ130b後部
は、作業用ステップ2c後端部よりさらに後方に伸延さ
れている。更に、前記延長ステップ130の段差が成形
される前後中央位置は、後部車体カバー2の前部壁2d
に沿うように、傾斜壁130cが成形されている。更
に、前記拡大側フロア130aと拡大側ステップ130
bとの上面には、滑り止め用の凸部が突出されている。
3側に固設されるステー132・133に支持されてい
る。前記ステー132は、後輪8上前方に横設され、ス
テー132端部が後輪8より側方に突出され、該ステー
132端部に拡大側ステップ130b下面が載置されて
いる。前記ステー133は、前輪6と後輪8との間位置
に横設され、ステー133端部を側上方に突出し、該ス
テー133の上部に傾斜壁130c下面が固設され、ス
テー132・133によって延長ステップ130が支持
されている。従って、前述したように、前記後部車体カ
バー2と、左右両側の延長ステップ130・130とが
車体フレーム3側に個別に支持されている。
に本発明のガイドフレーム135が配置されてフレーム
枠を形成すると共に、該ガイドフレーム135を用いて
左右の延長ステップ130・130とを一体的に連結す
る構成している。
135aとサイドフレーム135b・135bからな
り、パイプより構成したこのリアフレーム135aとサ
イドフレーム135b・135bを連結して平面視略門
型に一体的に成形し、該ガイドフレーム135の開放面
を前方に向け、ガイドフレーム135の左右側部の内側
に延長ステップ130・130を固設している。但し、
ガイドフレーム135は一本のパイプフレームで構成す
ることもできる。
ム135aは平面視コ字状に構成して、該リアフレーム
135bの左右中央部より下方に支持フレーム138・
138が垂設されて、該支持フレーム138・138の
下端は前記車体フレーム3後部に固定される。該リアフ
レーム135b下部の支持フレーム138・138両側
に固定板137が固設され、該リアフレーム135bの
前端の下面には固定板134が垂設されて、該固定板1
37・134の下部に後補強フレーム131aが水平に
固定される。こうして、リアフレーム135aは延長ス
テップ130・130の後上方に平行に配置される。
左右対称に構成されるので、一方について説明する。該
サイドフレーム135bの前部135dは、前記拡大側
フロア130aの形状に合わせて平面視「く」字状に形
成され、該前部135dの前端部はフロア2a側部の前
後途中位置に当接するように配設される。また、前記サ
イドフレーム135bの中途部は側面視「へ」字状に曲
げられて、前記傾斜壁130c側部に沿った形状として
いる。該サイドフレーム135bの後端が延長ステップ
130と平行に構成して前記リアフレーム135aに連
結されて一体的に構成され、該サイドフレーム135b
の後端下面に固定板136が垂設され、その前方位置に
支持軸143が上下方向に垂設されて、該固定板136
と支持軸143下部に前補強フレーム131bが水平に
固設され、サイドフレーム135bとリアフレーム13
5a、及び、後補強フレーム131aと前補強フレーム
131bがそれぞれ同一軸心上に連結する構成としてい
る。
強フレーム131bは前記拡大側ステップ130bの外
側の側部と後部とに沿って配置され、該補強フレーム1
31とガイドフレーム135とによって、拡大側ステッ
プ130bのフレーム枠が形成され、拡大側ステップ1
30bの剛性が高められている。
軸143・143とによって、ガイドフレーム135と
拡大側ステップ130b・130bとが連結され、左右
両側の延長ステップ130・130が一体的に固設され
るのである。更に、サイドフレーム135bとリアフレ
ーム135aを連結することによって、ガイドフレーム
135が固定板136、支持軸143、固定板137、
支持フレーム138を介して左右の前記延長ステップ1
30・130と車体フレーム3に支持され、剛性が高め
られるのである。そして、前記サイドフレーム135b
は拡大側ステップ130b面より上方に配設されている
ので、オペレータが、拡大側フロア130aやフロア2
aに乗り降りする際に手摺りとして使用することができ
る。
若しくは延長ステップ130の拡大側フロア130aへ
乗り降りするための補助ステップ11の配置構成につい
て説明する。図3、図4、図6に示すように、前記サイ
ドフレーム135bの前部135dの左右方向のフレー
ムから連結板141・142を垂設し、該連結板141
と連結板142下端との間に補助ステップ11が固設さ
れている。また、前記補助ステップ11後部の内側には
補助板144が固設され、該補助板144を後上方に延
出し、拡大側フロア130a下面に固設したブラケット
139に固設され、補助ステップ11の補強を行ってい
る。
4に示す平面視のように、延長ステップ130の最外側
の延長線上より内側に配置されている。よって、前記補
助ステップ11は、機体の左右幅内に収められ、また、
補助ステップ11を前後斜めに配したことで、ステップ
の面積を大きくすることができ、機体の側方より搭乗す
るオペレータにとって、足をかけ易くしている。
車体カバー2後方で、左右の延長ステップ130・13
0の間位置に空気圧送型の施肥機36を配設することが
できるようにしており、前記リアフレーム135a及び
後補強フレーム131aを外して、後部車体カバー2後
方の車体フレーム3より支持フレーム60を立設して、
該支持フレーム60上部に施肥機36を固設する構成と
している。
の施肥タンク61と該施肥タンク61に連結される施肥
ホース62が配置され、更に圧縮エアを吐出するための
筒状のエアタンク63、該エアタンク63の右側端部に
配してエアを圧送するためのブロワ64等が配設され
る。前記エアタンク63は左右方向に横設され、ガイド
フレーム135と同一高さに配置され、左右外側の施肥
タンク61下方まで延出し、各施肥ホース62に圧縮エ
アを吐出できるようにしている。前記施肥ホース62下
端は、均平用センタフロート34や均平用サイドフロー
ト35・35・・・に固設し、施肥ホース62下端を圃
場内に突入させている。更に、前記ブロワ64は内側端
部が回動自在に枢支され、機体の収納時や移動時に左右
内側にブロワ64を回動して、機体の左右幅が狭められ
ている。
ブロワ64の配設した側)のサイドフレーム135bは
後部の傾斜部分(ラインb)で前後に分割可能に構成し
て、取り外し可能に構成している。即ち、図7〜図9に
示すように、前記サイドフレーム135bは前方の固定
側フレーム135gと、ラインbより後方の取り外しフ
レーム135hとに分割され、該取り外しフレーム13
5h下面には、前述した支持軸143と固定板136が
固定され、該支持軸143下部にピン孔143aが構成
され、固定板136下面の前後中央位置にはネジ軸14
5が下方に突出されている。一方、前記前補強フレーム
131bの前端は固定側フレーム135gに溶接等で固
設され、前記支持軸143とネジ軸145との位置に合
わせて上下方向に孔131c・131bを開口して、支
持軸143とネジ軸145を挿入し、支持軸143は抜
け止め用のピンで固定し、ネジ軸145はナット148
で固設するようにしている。
側に回動させて収納するときには、前記支持軸143下
端部の抜け止め用のピンを抜き取り、ネジ軸145下端
部のナット148を外し、前記取り外しフレーム135
hを上方に持ち上げると、支持軸143とネジ軸145
とが前補強フレーム131bより抜脱され、取り外しフ
レーム135hが取り外される。
フレーム135hを前後及び上下逆向きとして、前補強
フレーム131b下方より、前記支持軸143を後方の
孔131d内に挿入し、前記ネジ軸145を前方の孔1
31c下方より挿入し、支持軸143の上端部を抜け止
め用のピンで抜け止めし、ネジ軸145上端をナット1
48で固定する。よって、機体の移動時や格納時に前記
取り外しフレーム135hが前補強フレーム131b下
方に位置し、ブロワ64をガイドフレーム135と干渉
させることなく、内側に回動させて、機体の左右幅を狭
めることができる。また、前記取り外しフレーム135
hを下側に配置したときには、その後端は「へ」字状に
まげられているので後輪8と干渉せず、後輪9の外側に
外側補助輪150を固設しても、外側補助輪150と取
り外しフレーム135hとが干渉することがない。
いて延長ステップ130の幅をさらに側方に広げる構成
にすることもできる。図10、図11に示すように、前
記前補強フレーム131bの側面に、前記孔131c・
131dの位置と前または後にズラせて、間隔は同じと
して左右方向に孔131e・131fを開口し、該孔1
31e・131fにそれぞれボス151・ボス152を
嵌合している。
135hの支持軸143とネジ軸145とを外側から水
平方向にボス151・152に挿入し、抜け止め用のピ
ンとナット148で固定することで、前記延長ステップ
130より外側に水平方向に延長して取り外しフレーム
135hが配され、荷物等を載置するスペースを設ける
ことができる。
持構成の別実施例について、図12、図13を用いて説
明する。前述した第一実施例と同様に、取り外しフレー
ム135hは、下方に支持軸143とネジ軸145とを
突出し、該支持軸143とネジ軸145とが前補強フレ
ーム131b内に挿入され支持されている。さらにこの
形態においては、取り外しフレーム135hを下方に回
動自在に支持している。前記前補強フレーム131b後
部下部に固定部156が固設されている。該固定部15
6後面には、固定ピン158が挿入されるピン孔が開口
されている。該固定ピン158は、軸径の異なる段差状
に形成され、端部にノブが固設されている。また、前記
固定側フレーム135g後部に、水平後方に支点軸15
7が突出されている。
部より下方に回動アーム154を固設し、該回動アーム
154を下方に突出している。該回動アーム154に
は、上下方向に長径を有する長孔154aが開口され、
該長孔154a内に、前記支持軸157が遊嵌されてい
る。
155が固設され、該係合アーム155を下方に突出
し、固定部156後面の後方位置まで延出されている。
前記係合アーム155には、上下方向に複数個の孔と、
該孔を溝によって連通させた形状の長孔155aが開口
されている。該長孔155a内には、固定部156に挿
入される固定ピン158の段差部が遊嵌されている。前
記固定ピン158を固定部156に深く挿入すると、長
孔155aの孔内に固定ピン158が係合されている。
固定ピン158を浅く挿入した状態にすると、固定ピン
158と長孔155aの孔との係合が外れ、取り外しフ
レーム135hを上下動させることができる。
作業時においては、前記前補強フレーム131b上方に
取り外しフレーム135hを配設し、該取り外しフレー
ム135hを機体への昇降時の把手として使用したり、
延長ステップ130上で作業するオペレータの足元を保
護するようにしている。
格納時においてブロワ64を機体内側に収納させる際に
は、先ず、固定ピン158を後ろ側に引いて、固定ピン
158と係合アーム155との係合を外す。この次に、
取り外しフレーム135hを上方に持ち上げると、取り
外しフレーム135h前部の回動アーム154が支点軸
157に案内され、取り外しフレーム135h後部の係
合アーム155が固定ピン158に案内されながら、取
り外しフレーム135hが上方に持ち上げられる。該取
り外しフレーム135hが図12の二点鎖線の135
h’に示すように位置すると、支持軸143・145が
前補強フレーム131bより抜脱される。
軸157と固定ピン158とを中心に下方に回動させて
いる。前記延長ステップ130の下方に回動した取り外
しフレーム135hを上方に持ち上げ、係合アーム15
5の長孔155a内の適所位置と固定ピン158との位
置を一致させている。そして、固定ピン158を深く差
し込んで、固定ピン158と係合アーム155とを係合
させて、取り外しフレーム135hを前補強フレーム1
31bの下方位置に固定している。よって、前記固定ピ
ン158の操作のみで取り外しフレーム135hが下方
に回動され、延長ステップ130上部が開放され、ブロ
ワ64を機体内側に収納することができる。
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1に記載す
るように、後部車体カバーの左右両側に配した延長ステ
ップと、後部車体カバーとが車体フレームに個別に支持
されており、平面視略門型のガイドフレームによって、
左右の延長ステップを後部車体カバーを跨いで左右両側
の延長ステップを固設しており、左右の延長ステップと
後部車体カバーとに一体感を生じ、延長ステップ上で作
業するオペレータが安心して苗マットの供給作業等を行
うことができる。
長ステップを固設した平面視略門型のガイドフレームの
後部を、延長ステップの上方位置に配したことで、延長
ステップ後部で、苗マットの供給作業等を行っているオ
ペレータの足元が保護され、延長ステップ上で作業する
オペレータにさらなる安心感がもたらせられる。
のガイドフレームの前後途中部を延長ステップより上方
に配して、その部分を機体への乗り降りにおける把手と
して使用することができ、乗降時のオペレータの負担を
軽減することができる。
ーの左右両側に延長ステップを配し、該延長ステップの
周囲を囲むガイドフレームを設け、該ガイドフレームを
リアフレームとサイドフレームに分離可能に構成して、
該リアフレームを外すことで、機体後部に作業機を取り
付けることができる。更に、延長ステップの外側に沿っ
てサイドフレームが配設され、このサイドフレームの後
部を延長ステップ上方に湾曲して設け、該サイドフレー
ムの後部を取り外し可能にし、サイドフレームの後部を
取り外しすることで、更に大きな作業機を配したり、サ
イドフレームより外側に突出した作業機を折り畳んで収
納する際に、干渉することなくスムーズに収納すること
ができる。例えば、空気圧送型の施肥機を搭載した場合
に、サイドフレームより外側に突出していた空気を施肥
機に圧送するブロワを収納することができる。
ム後部の下面に突起を設け、該突起を延長ステップ又は
サイドフレームに固定したフレームに挿抜する安価な構
成において、サイドフレーム後部の取り付け、取り外し
ができ、作業の切り替えを迅速に行うことができる。
ム後部の下面に突起を設け、延長ステップ側に開口した
上下方向の孔若しくは左右方向の孔内に突起を挿入する
構成にしたことによって、サイドフレーム後部を延長ス
テップ上面に配したり、延長ステップ下面に配すること
ができる。延長ステップ下面にサイドフレーム後部を配
した状態にすることで、機体後部に配した作業機を折り
畳み、機体の左右幅を狭めた状態にするこができ、機体
を移動したり格納することができる。また、前記突起を
左右方向の孔内に挿入することで、サイドフレーム後部
を延長ステップに沿って水平方向に配することができ、
延長ステップの横幅をさらに大きくすることができ、荷
物等を載置する空間を広くすることができる。
ーの左右両側に延長ステップを配し、延長ステップの前
部に乗降時に使用する補助ステップを配し、該補助ステ
ップを延長ステップに一体的に固設したことによって、
延長ステップを取り外すと同時に、補助ステップも取り
外すことができる。よって、メンテナンス作業時に、個
別に補助ステップを取り外す必要がないので、組立を簡
略化した構成となっている。
の前部に乗降時に使用する補助ステップを配し、該補助
ステップを延長ステップの最外側の延長線より内側に配
して、機体の左右幅が広がることをできるだけ抑えた構
成にしても、補助ステップを前方外側向きに傾斜させて
配しており、ステップとして使用するための十分な面積
があるので、側方より乗降するオペレータによって、足
をかけやすい構成としている。
面図である。
斜視図である。
示す平面図である。
左側面図である。
の部分側面図である。
側面図である。
た側面図である。
る。
持構成を示す側面図である。
断面図である。
側面である。
面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 田植機の走行機体後部に多条植え用の植
付部を付設し、運転席周りのフロアやステップを成形す
る後部車体カバーを車体フレーム上に載置した構成にお
いて、後部車体カバーの左右両側に延長ステップを車体
フレームに支持し、該延長ステップ両側及び後部に、平
面視略門型のガイドフレームを設けて、該延長ステップ
とガイドフレームを一体的に固設したことを特徴とする
田植機のステップ構造。 - 【請求項2】 請求項1記載のガイドフレームの後部を
延長ステップよりも上方に配置したことを特徴とする田
植機のステップ構造。 - 【請求項3】 請求項1記載のガイドフレームの前後中
途部を延長ステップより上方に配して把手としたことを
特徴とする田植機のステップ構造。 - 【請求項4】 田植機の走行機体後部に多条植え用の植
付部を付設し、運転席周りのフロアやステップを成形す
る後部車体カバーを車体フレーム上に載置した構成にお
いて、後部車体カバーの左右両側に延長ステップを配
し、該延長ステップの周囲を囲むガイドフレームを設
け、該ガイドフレームをリアフレームとサイドフレーム
に分離可能に構成して、該リアフレームを外して作業機
を取付可能に構成するとともに、前記サイドフレームの
後部を延長ステップ上方に湾曲して設け、該サイドフレ
ームの後部を取り外し可能に構成したことを特徴とする
田植機のステップ構造。 - 【請求項5】 請求項4記載のサイドフレーム後部の下
面に突起を設け、該突起を延長ステップ又はサイドフレ
ームに固定したフレームに挿抜可能に構成したことを特
徴とする田植機のステップ構造。 - 【請求項6】 請求項4または請求項5記載のサイドフ
レーム後部の下面に突起を設け、該突起を延長ステップ
又はサイドフレームに設けた上下方向の孔または左右方
向の孔に挿抜可能に構成したことを特徴とする田植機の
ステップ構造。 - 【請求項7】 走行車の運転席周りのフロアやステップ
を成形する後部車体カバーを車体フレーム上に載置し、
後部車体カバーの左右両側に延長ステップを配した田植
機の走行車において、前記延長ステップ前部より前下方
に乗降用の補助ステップを延長ステップと一体的に設け
たことを特徴とする田植機のステップ構造。 - 【請求項8】 請求項7記載の延長ステップ前部より前
下方に配した補助ステップを前方外側向きに配し、補助
ステップ外側端部を延長ステップ外側面より内側に配し
たことを特徴とする田植機のステップ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17830397A JP3734603B2 (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 田植機のステップ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP17830397A JP3734603B2 (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 田植機のステップ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH1118520A true JPH1118520A (ja) | 1999-01-26 |
JP3734603B2 JP3734603B2 (ja) | 2006-01-11 |
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ID=16046123
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JP17830397A Expired - Fee Related JP3734603B2 (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 田植機のステップ構造 |
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JP (1) | JP3734603B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015084755A (ja) * | 2013-11-01 | 2015-05-07 | 株式会社クボタ | 水田作業機 |
CN105431033A (zh) * | 2013-07-05 | 2016-03-23 | 重庆博沃发动机配件制造有限公司 | 小型插秧机拖板 |
-
1997
- 1997-07-03 JP JP17830397A patent/JP3734603B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN105431033B (zh) * | 2013-07-05 | 2018-02-27 | 重庆博沃发动机配件制造有限公司 | 小型插秧机拖板 |
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