JPH11183243A - 電子天びん - Google Patents

電子天びん

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Publication number
JPH11183243A
JPH11183243A JP9355394A JP35539497A JPH11183243A JP H11183243 A JPH11183243 A JP H11183243A JP 9355394 A JP9355394 A JP 9355394A JP 35539497 A JP35539497 A JP 35539497A JP H11183243 A JPH11183243 A JP H11183243A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
balance
state
electronic balance
external device
command
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9355394A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Kataoka
学 片岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP9355394A priority Critical patent/JPH11183243A/ja
Publication of JPH11183243A publication Critical patent/JPH11183243A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部機器から送信される命令を実行する電子
天びんにおいて、電子天びん側で不測の理由等によって
処理時間が通常よりも長くなっても、外部機器との処理
の同期を継続してとることのできる電子天びんを提供す
る。 【解決手段】 自己の刻々の動作状態を記憶する状態記
憶部25と、通信処理手段24を介して外部機器40か
ら要求があったとき、記憶手段25の内容に基づいて当
該電子天びんの動作状態に係る情報を送信するための処
理を行う状態出力処理手段27を設け、外部機器40に
対して電子天びんの状態を随時に知らせることを可能と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部機器との接続
のための通信処理機能を備えた電子天びんに関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ等の外部機器と
接続するための通信処理手段を備え、外部機器から受信
した命令を実行するように構成された電子天びんが知ら
れている。
【0003】このような電子天びんと外部機器とのシス
テムにおいては、一般に、外部機器から任意の命令を送
信した後、その命令について予想される処理時間が経過
した後に、次の命令を送信するという手法が採用されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上のよう
な従来の手法では、電子天びん内での命令実行に際し
て、不測の理由等によって処理時間が長くなってしまっ
た場合、電子天びんと外部機器の処理が同期しなくな
り、以後の正常動作が望めなくなるという問題があっ
た。
【0005】すなわち、具体的な例を挙げると、連続的
に物品の質量を計測してその計測結果を順次外部機器に
送信する構成において、計測の前に外部機器側から感度
校正指令を送信し、その校正処理の実行後に物品の質量
計測値の送信を実行する旨の指令を与えるような場合、
感度校正処理時間を例えば約20秒としておき、感度校
正指令の送信後にその時間が経過した時点で計測値送信
指令を送信するのであるが、感度校正動作中に例えば外
乱振動の発生によりその動作が長引いたとき、計測指令
の送信時点において未だ感度校正動作が続行しており、
外部機器には計測値が送信されてこず、両者間で以後の
同期がとれないという状況が生じる。
【0006】本発明はこのような実状に鑑みてなされた
もので、電子天びん側で不測の理由等によって処理時間
が通常よりも長くなる等の状況が生じても、外部機器と
の処理の同期を継続してとることのできる電子天びんの
提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の電子天びんは、外部機器との接続のための
通信処理手段を備え、その通信処理手段を介して外部機
器から受信した命令を実行する機能を有する電子天びん
において、自己の刻々の動作状態を記憶する動作状態記
憶手段と、通信処理手段を介して外部機器から要求があ
ったとき、記憶手段の内容に基づいて当該天びんの動作
状態に係る情報を送信するための処理を行う状態出力処
理手段を備えていることによって特徴づけられる。
【0008】本発明は、電子天びん側に自己の動作状態
を送信する機能を持たせることにより、必要に応じて外
部機器側に電子天びんの状況を知らせることを可能と
し、所期の目的を達成するものである。
【0009】すなわち、動作状態記憶手段は電子天びん
が今どのような状態にあるのかが常に記憶しており、外
部機器からの要求があったとき、その記憶内容に基づい
て動作状態を表す信号を通信処理手段を介して外部機器
に送信すべく、出力処理手段がその処理を行う。
【0010】従って、外部機器は、例えばある処理命令
を送信した後に次の命令の送信に先立ち、状態情報を要
求することにより、前の処理が終了しているか否かを確
認することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の構成
を示すブロック図である。なお、この図1においては、
制御部20を機能ごとのブロック図で表しているが、制
御部20は実際にはマイクロコンピュータとその周辺機
器を主体として構成されており、そのROMに書き込ま
れたプログラムに従って動作する。
【0012】被測定物を載せるための皿11は電磁力平
衡型の天びん機構12によって支承されており、その天
びん機構12の刻々の変位は変位センサ13によって検
出され、A−D変換器14によりデジタル化された後、
制御部20のバランス制御・演算部21に取り込まれ
る。バランス制御・演算部21では、その変位が0とな
るように、つまり天びん機構12がバランス状態を保つ
ように、天びん機構12内のフォースコイルに流れる電
流を制御する。そして、そのバランスさせるに要した電
流値を皿11上の荷重値に換算して、中央処理部22に
供給する。中央処理部22では、その荷重値を計量値と
てし表示器30に表示する。
【0013】中央処理部22はまた、キー入力部23お
よび通信処理部24のいずれかから命令が供給されたと
きに、その命令に対応する処理を実行する。なお、キー
入力部23にはキーボードが、また、通信処理部24に
は入出力ポート(図示せず)を介してパーソナルコンピ
ュータ等の外部機器40が接続される。
【0014】さて、中央処理部22は、自己の制御下に
ある電子天びんの動作状態が変化するごとに、現時点に
おける状態を、例えば状態コード(数字)として状態記
憶部25に格納しなおす。また、制御部20は、上記状
態コードと、そのコードごとに定義された状態識別子の
組み合わせによって構成されてなる状態識別子テーブル
26を記憶している。
【0015】さて、通信処理部24を経由して、外部機
器40から状態出力命令が送信されてくると、状態出力
処理部27を以下の手順で動作させる。
【0016】図2はその状態出力処理部27の動作を表
すフローチャートであり、図に示すように、あらかじめ
状態識別子テーブル26内に格納されている状態識別子
のなかから、状態記憶部25内に記憶されている電子天
びんの現時点における状態を表す識別子を抽出し、通信
処理部24を介して外部機器40に送信する。
【0017】これにより、外部機器40は、必要に応じ
て随時に電子天びんの動作状態を知ることができ、任意
の命令送信に先立って状態出力命令を送信することによ
り、現時点における電子天びんの状態を知ったうえで、
所要の命令送信することが可能となる。
【0018】なお、外部機器に出力する状態識別子は、
電子天びんの状態を表す文字列や状態を表す数字など、
状態識別子テーブルの記述によって任意に定義すること
ができ、更に、状態記憶部に記憶する状態コードと一致
させてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、電子天
びんの刻々の状態を記憶するとともに、外部機器から状
態出力命令が送信されてくると、その記憶内容に従って
電子天びんの状態に係る情報を送信することができるの
で、外部機器側では、ある命令を送信して電子天びんが
動作している状態において、次の命令を送信する前に、
電子天びんの状態を把握することができる。従って、本
発明によれば、電子天びん内部において不測の理由によ
り、ある命令による処理に予測を越えた長時間を要して
しまっても、前もって電子天びんの動作状態を確認し、
次の命令を行ってもよいか否かを判断することができ、
その判断を元に外部機器から命令を行うことにより、外
部機器と電子天びんの処理を常に同期させることがで
き、正常動作の継続が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成を示すブロック図
【図2】その状態出力処理部26における動作を表すフ
ローチャート
【符号の説明】
11 皿 12 天びん機構 13 変位センサ 14 A−D変換器 20 制御部 21 バランス制御・演算部 22 中央処理部 23 キー入力部 24 通信処理部 25 状態記憶部 26 状態識別子テーブル 27 状態出力処理部 30 表示器 40 外部機器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部機器との接続のための通信処理手段
    を備え、その通信処理手段を介して外部機器から受信し
    た命令を実行する機能を有する電子天びんにおいて、自
    己の刻々の動作状態を記憶する動作状態記憶手段と、上
    記通信処理手段を介して外部機器から要求があったと
    き、上記記憶手段の内容に基づいて当該天びんの動作状
    態に係る情報を送信するための処理を行う状態出力処理
    手段を備えていることを特徴とする電子天びん。
JP9355394A 1997-12-24 1997-12-24 電子天びん Pending JPH11183243A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9355394A JPH11183243A (ja) 1997-12-24 1997-12-24 電子天びん

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JP9355394A JPH11183243A (ja) 1997-12-24 1997-12-24 電子天びん

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Publication Number Publication Date
JPH11183243A true JPH11183243A (ja) 1999-07-09

Family

ID=18443687

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9355394A Pending JPH11183243A (ja) 1997-12-24 1997-12-24 電子天びん

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JP (1) JPH11183243A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020079395A (ko) * 2001-04-05 2002-10-19 가부시끼가이샤 이시다 데이터 송수신 시스템, 데이터 송수신 방법 및상품정보처리기
KR100851412B1 (ko) * 2006-10-31 2008-08-08 (주)하나에프에이 초절전형 무선 데이터 송수신 전자저울 시스템과 이를이용한 제어방법

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