JP2002058082A - 制御システムにおけるデータ表示方法 - Google Patents

制御システムにおけるデータ表示方法

Info

Publication number
JP2002058082A
JP2002058082A JP2000244325A JP2000244325A JP2002058082A JP 2002058082 A JP2002058082 A JP 2002058082A JP 2000244325 A JP2000244325 A JP 2000244325A JP 2000244325 A JP2000244325 A JP 2000244325A JP 2002058082 A JP2002058082 A JP 2002058082A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
data
storage device
html data
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000244325A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Takahashi
賢 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2000244325A priority Critical patent/JP2002058082A/ja
Publication of JP2002058082A publication Critical patent/JP2002058082A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 描画応答に遅延を生じさせないと共に、誤描
画を防止することができるデータ表示方法を提供する。 【解決手段】 Webブラウザ型表示器1の起動時に、
予め定めた何れか1台の制御装置2から、何れの制御装
置2にも共通する事項を表示するHTMLデータを、記
憶装置7にダウンロードして、Webブラウザ型表示器
1に表示し、その表示に基づいて、夫々の制御装置2に
固有の事項を表示するためのHTMLデータを表示させ
る際に、その表示すべきHTMLデータが、記憶装置7
に格納されている場合には、記憶装置7からそのHTM
Lデータを取り出す一方、表示すべきHTMLデータが
記憶装置7に格納されていない場合には、制御装置2か
ら、その表示すべきHTMLデータをダウンロードし
て、記憶装置7に格納するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、Webブラウザ型
表示器から、制御装置を介して、制御対象の状態の監視
及び制御を行う制御システムにおけるデータ表示方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、照明機器や空調機器等の制御を行
う制御装置に対し、ネットワークを介して遠隔に配置さ
れた遠隔表示器から、照明機器や空調機器の制御を行う
と共に、当該機器の状態を表示することができる制御シ
ステムが知られている。当該制御システムで用いられて
いる遠隔表示器は、制御対象である照明機器や空調機器
等の状態を、数値や文字データのみで表示するため、分
かりづらく、より直感的に分かり易い表示をすることが
できる表示器が求められていた。
【0003】そこで、本願の発明者らは、制御対象であ
る照明機器や空調機器等の状態を分かり易くするため
に、遠隔表示器の代替装置として、HTML(Hyper Te
xt Markup Language)データを表示できるWebブラウ
ザ機能を持ち、図3に示すような、グラフィカルな画面
を表示することにより、かかる要求を満足することがで
きるWebブラウザ型遠隔表示器を用いた制御システム
を提案している。
【0004】具体的に説明すると、図8は、その制御シ
ステムの構成図であり、1は制御対象である照明機器5
a・5bの制御と、当該機器の状態の表示をWebブラ
ウザ上で行うWebブラウザ型遠隔表示器、2は照明機
器5a・5bの状態の監視と制御を行うと共に、Web
ブラウザ型遠隔表示器1に表示するHTMLデータを格
納し、Webサーバ機能を具備した制御装置、6a・6
bは照明機器5a・5bのオン・オフ等を行う操作器を
示している。そして、Webブラウザ型遠隔表示器1と
制御装置2とは、Ethernet(登録商標)等からなる通信
ネットワーク3を介して接続されると共に、制御装置2
と照明機器5a・5b及び操作器6a・6bとは通信線
4を介して接続されている。
【0005】Webブラウザ型遠隔表示器1は、照明機
器5a・5bの状態を表示するLCD等からなるディス
プレイを備えると共に、その表面にタッチパネルが備え
られ、当該タッチパネルを押圧操作することによって、
制御命令が通信ネットワーク3を介して制御装置2へ送
信されるようになっている。尚、図8の構成上、Web
ブラウザ型遠隔表示器1及び制御装置2は、夫々1台し
かないようにも見受けられるが、複数台接続されるもの
であり、夫々の機器にユニークなIP(Internet Proto
col)が割り当てられ、夫々の機器が互いに識別できる
ようになっている。また、照明機器5a・5b及び操作
器6a・6bも、夫々2台しかないようにも見受けられ
るが、これらの台数に限定されるものではなく、夫々複
数台接続されるものである。
【0006】以上の構成を踏まえ、図3、図8及び図9
に基づいて、当該制御システムの動作について説明す
る。図3はWebブラウザ型遠隔表示器1に表示するメ
インメニューを示す図であり、図9はWebブラウザ型
遠隔表示器1と制御装置2の動作を示すフローチャート
であって、図中の枠で囲っている部分は、左より、We
bブラウザ型遠隔表示器1、制御装置2の動作フローを
示している。
【0007】図3、図8及び図9に示すように、照明機
器5a・5bを操作すべく、Webブラウザ型遠隔表示
器1上に表示されている、メインメニューの何れかの項
目を選択する操作が行われると(ステップP1)、We
bブラウザ型遠隔表示器1は、選択された項目の画面を
表示するための、HTMLデータを送信すべき旨の要求
命令を含んだ制御命令B1を、通信ネットワーク3を介
して制御装置2に送信する(ステップP2)。
【0008】制御装置2では、その制御命令B1を受信
し(ステップQ1)、通信線4を介して、制御対象の照
明機器5a・5bへ制御信号の送信を行って、Webブ
ラウザ型遠隔表示器1からの制御命令B1を実行する
(ステップQ2)。制御対象である照明機器5a・5b
では、制御装置2から制御信号を受信すると、その制御
信号に従って動作し、動作を終了すると、動作終了後の
状態を制御装置2に返信する。また、操作器6a・6b
は制御装置2からの制御信号に従って、オン・オフ等の
状態をLED等で示すようになっている。
【0009】制御装置2では、照明機器5a・5bより
動作終了後の状態を受信すると、その状態を、Webブ
ラウザ型遠隔表示器1上に表示する、選択された項目の
画面を表示するHTMLデータと共に、通信ネットワー
ク3を介して、Webブラウザ型遠隔表示器1に制御結
果B2として送信する(ステップQ3)。そして、We
bブラウザ型遠隔表示器1は、制御装置2より制御結果
B2を受信すると(ステップP3)、受信した制御結果
B2に含まれるHTMLデータをディスプレイに描画し
て、照明機器5a・5bの状態をWebブラウザ上に表
示するようになっている(ステップP4)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような制御システムにおけるデータ表示方法の場合、ス
テップQ3において、照明機器5a・5bより動作終了
後の状態と共に、容量の大きなHTMLデータを送信す
るようになっているため、複数のWebブラウザ型遠隔
表示器1が操作されて、それらの全てに制御結果を返信
することとなると、ネットワーク3のトラフィックが著
しく増加して、Webブラウザ型遠隔表示器1の操作が
されてから、Webブラウザに描画されるまでに大きな
遅延が生じたり、或いは応答がなくなって、誤描画を引
き起こすという問題があった。
【0011】本発明は、上記の問題点に鑑みて成された
ものであり、その目的とするところは、ネットワークの
トラフィックが著しく増加しても、Webブラウザの描
画応答に遅延を生じさせることがないと共に、誤描画を
防止することができる制御システムにおけるデータ表示
方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明にあ
っては、制御対象の制御を行う複数の制御装置と、前記
制御装置を介して、前記制御対象の操作をする表示器
と、HTMLデータを格納する記憶装置とを備えた制御
システムにおけるデータ表示方法であって、前記表示器
が起動したときに、予め定めた何れか1台の制御装置か
ら、何れの制御装置にも共通する事項を表示するための
HTMLデータを、前記記憶装置にダウンロードして前
記表示器に表示し、その表示に基づいて前記表示器の操
作を行って、夫々の制御装置に固有の事項を表示するた
めのHTMLデータを表示させる際に、その表示すべき
HTMLデータが、前記記憶装置に格納されている場合
には、前記記憶装置からそのHTMLデータを取り出し
て前記表示器に表示する一方、表示すべきHTMLデー
タが記憶装置に格納されていない場合には、前記制御装
置から、その表示すべきHTMLデータをダウンロード
して、前記記憶装置に格納すると共に、前記表示器に表
示することを特徴とする制御システムにおけるデータ表
示方法。
【0013】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の制御システムにおけるデータ表示方法に対し、前
記記憶装置から、夫々の制御装置に固有の事項を表示す
るためのHTMLデータを取り出すとき、又は、前記記
憶装置に、そのHTMLデータを格納するときに、その
HTMLデータを、記憶装置7の最下位レベルに格納す
ることを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]はじめに、本
実施形態の制御システムの構成について、図1に基づい
て説明する。図1は本実施形態の制御システムの構成図
であり、Webブラウザ型遠隔表示器1と、制御装置2
と、照明機器5a・5bと、操作器6a・6bと、UR
L(Uniform Resource Locator)及びHTMLデータを
格納するための記憶装置7とを備え、Webブラウザ型
遠隔表示器1は、記憶装置7と接続されると共に、通信
ネットワーク3を介して制御装置2と接続される一方、
制御装置2は、通信線4を介して照明機器5a・5b及
び操作器6a・6bと接続されている。従って、図8に
示す従来の制御システムの構成に対し、新たにWebブ
ラウザ型遠隔表示器1と接続される記憶装置7を備えた
構成となっている。その他の各部は、従来の制御システ
ムと同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0015】次に、本実施形態の制御システムの動作に
ついて、図1〜図4に基づいて説明する。図2は本実施
形態の制御システムにおいて、Webブラウザ型遠隔表
示器1の電源がONになったときの動作を示すフローチ
ャートであり、図4は本実施形態の制御システムにおい
て、Webブラウザ型遠隔表示器1を操作したときの動
作を示すフローチャートである。尚、制御装置2は、複
数台設置されるものであるが、ここでは簡単のため、1
台の制御装置2についてのみ説明することとする。
【0016】図2に示すように、Webブラウザ型遠隔
表示器1の電源をONすると(ステップN1)、電源O
N時の初期動作中に、図3に示すメインメニューのダウ
ンロードを要求するダウンロード要求命令C1を制御装
置2に送信する(ステップN2)。ダウンロード要求命
令C1には、メインメニューをWebブラウザ型遠隔表
示器1に表示するための、HTMLデータを指定するU
RLデータが含まれており、制御装置2は、Webブラ
ウザ型遠隔表示器1から、そのダウンロード要求命令C
1を受信すると(ステップS1)、当該メインメニュー
を表示するためのHTMLデータからなる描画データC
2を、Webブラウザ型遠隔表示器1へ送信する(ステ
ップS2)。そして、Webブラウザ型遠隔表示器1で
は、その描画データC2を受信し(ステップN3)、記
憶装置7に格納するようになっている(ステップN
4)。
【0017】次に、図3及び図4に示すように、照明機
器5a・5bを操作すべく、Webブラウザ型遠隔表示
器1上に表示されている、メインメニューの何れかの項
目を選択する操作が行われると(ステップN5)、UR
Lデータにより、記憶装置7に格納されているHTML
データを参照して(ステップN6)、その項目の画面を
表示するためのHTMLデータが格納されているかどう
か判断し(ステップN7)、選択された項目の画面を表
示するためのHTMLデータが格納されている場合に
は、当該HTMLデータを必要としない制御命令C3a
を制御装置2に送信する(ステップN8a)。
【0018】制御装置2では、その制御命令C3aを受
信すると(ステップS3a)、通信線4を介して、制御
対象の照明機器5a・5bへ制御信号の送信を行って、
Webブラウザ型遠隔表示器1からの制御命令C3aを
実行する(ステップS4a)。制御対象である照明機器
5a・5bでは、制御装置2から制御信号を受信する
と、その制御信号に従って動作し、動作が終了すると、
動作終了後の状態を制御装置2に返信する。また、操作
器6a・6bは制御装置2から制御信号に従って、オン
・オフ等の状態をLED等で示すようになっている。そ
して、制御装置2では、照明機器5a・5bより動作終
了後の状態を受信すると、その状態を制御結果C4aと
して、Webブラウザ型遠隔表示器1に送信する(ステ
ップS5a)。
【0019】Webブラウザ型遠隔表示器1では、制御
装置2より制御結果C4aを受信すると(ステップN9
a)、選択された項目の画面を表示するためのHTML
データを指定するURLデータから記憶装置7を参照し
て(ステップN10a)、当該HTMLデータを取り出
し、そのHTMLデータに基づいてディスプレイに当該
画面を描画して、照明機器5a・5bの状態等をWeb
ブラウザ上に表示するようになっている(ステップN1
1a)。
【0020】一方、ステップN7において、選択された
項目の画面を表示するHTMLデータが記憶装置7に格
納されていない場合には、当該画面を表示するためのH
TMLデータを指定する、URLデータを含んだ制御命
令C3bを制御装置2へ送信し(ステップN8b)、制
御装置2では、その制御命令C3aを受信すると(ステ
ップS3b)、通信線4を介して、制御対象の照明機器
5a・5bへ制御信号の送信を行って、Webブラウザ
型遠隔表示器1からの制御命令C3bを実行する(ステ
ップS4b)。
【0021】制御対象である照明機器5a・5bでは、
制御装置2から制御信号を受信すると、その制御信号に
従って動作し、動作が終了すると、動作終了後の状態を
制御装置2に返信する。また、操作器6a・6bは制御
装置2から制御信号に従って、オン・オフ等の状態をL
ED等で示すようになっている。そして、制御装置2で
は、照明機器5a・5bより動作終了後の状態を受信す
ると、その状態を、選択された項目の画面を表示するH
TMLデータと共に、制御結果C4bとして、Webブ
ラウザ型遠隔表示器1に送信する(ステップS5b)。
【0022】Webブラウザ型遠隔表示器1では、制御
装置2より制御結果C4bを受信すると(ステップN9
b)、その制御結果C4bに含まれるHTMLデータを
記憶装置7に格納し(ステップN10b)、選択された
項目の画面を表示すべく、HTMLデータに基づいてデ
ィスプレイに当該画面を描画して、照明機器5a・5b
の状態等をWebブラウザ上に表示するようになってい
る(ステップN11b)。
【0023】以上のように、本実施形態の制御システム
は、Webブラウザ型遠隔表示器1の電源ON時に、当
該表示器にメインメニューを表示するためのHTMLデ
ータと、当該HTMLデータを指定するURLデータと
を記憶装置7に格納し、Webブラウザ型遠隔表示器1
が操作された場合には、URLデータに基づいて、メイ
ンメニューで選択された画面を表示するためのHTML
データが、Webブラウザ型遠隔表示器1の記憶装置7
にあるか否かを判断して、選択された画面を表示するた
めのHTMLデータがあれば、当該データを含まないデ
ータのみからなる制御結果C4aを受信する一方、選択
された画面を表示するためのHTMLデータがなけれ
ば、当該データを含む制御結果C4bを受信するように
なっている。
【0024】すなわち、Webブラウザ型遠隔表示器1
の電源ON時に、何れの制御装置2にも共通するメイン
メニューを、予め定めた何れか1台の制御装置2からダ
ウンロードし、照明機器5の数の違い等によって、夫々
の制御装置2が持っているメニューは異なるので、かか
るメニューは、逐一ダウンロードするようにしているの
である。そして、夫々の制御装置2に固有のメニューを
ダウンロードしたときに、記憶装置7に記憶させておけ
ば、次回に、そのメニューを参照する際には、ダウンロ
ードするまでもなく、記憶装置7に記憶されているメニ
ューを用いれば良いこととなる。
【0025】このようにすることで、複数のWebブラ
ウザ型遠隔表示器1が操作され、それらの全てに制御結
果を返信する場合であっても、記憶装置7に、選択され
た画面を表示するためのHTMLデータがあれば、容量
が大きい当該データを含まないデータからなる制御結果
C4aを受信するため、全てのHTMLデータをダウン
ロードすることがなくなって、ネットワーク3のトラフ
ィックが著しく増加する事態を回避することができ、そ
れに伴って、Webブラウザの描画応答に遅延を生じさ
せることがないと共に、誤描画を防止することができ
る。また、メインメニューは、予め定めた何れか1台の
制御装置2に記憶させれば良いので、他の制御装置2の
メモリ資源を節約することができる。
【0026】[第2の実施の形態]次に、第1の実施形態
で説明した、記憶装置7の記憶順序に特徴がある制御シ
ステムについて、図2、図5乃至図7に基づいて詳細に
説明する。図5は本実施形態の制御システムにおいて、
Webブラウザ型遠隔表示器1を操作したときの動作を
示すフローチャートである。図6及び図7は記憶装置7
のURL及びHTMLデータの格納形式を示す概念図で
あり、図6は既存データの場合、図7は新規データの場
合を示す図である。尚、本実施形態の制御システムの構
成は、第1の実施形態の構成と同様であるので、説明を
省略すると共に、第1の実施形態と同様の動作について
は説明を簡略化し、本実施形態の特徴となる動作につい
て、詳細に説明することとする。
【0027】図2に示すように、Webブラウザ型遠隔
表示器1の電源をONすると(ステップN1)、ダウン
ロード要求命令C1を制御装置2に送信する(ステップ
N2)。制御装置2では、Webブラウザ型遠隔表示器
1から、ダウンロード要求命令C1を受信すると(ステ
ップS1)、メインメニューを描画するための描画デー
タC2を、Webブラウザ型遠隔表示器1へ送信する
(ステップS2)。そして、Webブラウザ型遠隔表示
器1では、その描画データC2を受信し(ステップN
3)、記憶装置7に格納するようになっている(ステッ
プN4)。
【0028】次に、図3及び図5に示すように、照明機
器5a・5bを操作すべく、メインメニューの何れかの
項目を選択する操作が行われると(ステップN5)、記
憶装置7に格納されているHTMLデータを参照して
(ステップN6)、その項目の画面を表示するためのH
TMLデータが格納されているかどうか判断し(ステッ
プN7)、選択された項目の画面を表示するためのHT
MLデータが格納されている場合には、当該HTMLデ
ータを必要としない制御命令C3aを制御装置2に送信
する(ステップN8a)。
【0029】制御装置2では、その制御命令C3aを受
信すると(ステップS3a)、照明機器5a・5bへ制
御信号の送信を行って、Webブラウザ型遠隔表示器1
からの制御命令C3aを実行する(ステップS4a)。
次に、制御装置2は、照明機器5a・5bより動作終了
後の状態を受信すると、その状態を制御結果C4aとし
て、Webブラウザ型遠隔表示器1に送信する(ステッ
プS5a)。Webブラウザ型遠隔表示器1では、制御
装置2より制御結果C4aを受信すると(ステップN9
a)、選択された項目の画面を表示するためのHTML
データを指定するURLデータに基づいて記憶装置7を
参照し、当該HTMLデータを取り出すようになってい
る(ステップN10a)。
【0030】ここで、本実施形態の記憶装置7のデータ
形式は、図6に示すように、登録番号、URL及びHT
MLデータからなっており、記憶装置7から読み出され
たHTMLデータが、登録番号1よりも大きな登録番号
のデータである場合には、当該データは、記憶装置7に
おいて最も下位レベルに格納され、登録番号は1とされ
る(ステップN11a)。尚、登録番号1のデータであ
る場合は、そのまま保持される。次に、Webブラウザ
型遠隔表示器1は、最下位レベルに格納したHTMLデ
ータに基づいて、ディスプレイに画面を描画して、照明
機器5a・5bの状態等をWebブラウザ上に表示する
ようになっている(ステップN12)。
【0031】一方、図5に示すステップN7において、
選択された項目の画面を表示するHTMLデータが記憶
装置7に格納されていない場合には、当該画面を表示す
るためのHTMLデータを指定するURLデータを含ん
だ制御命令C3bを制御装置2へ送信し(ステップN8
b)、制御装置2では、その制御命令C3aを受信する
と(ステップS3b)、照明機器5a・5bへ制御信号
の送信を行って、Webブラウザ型遠隔表示器1からの
制御命令C3bを実行する(ステップS4b)。
【0032】次に、制御装置2では、照明機器5a・5
bより動作終了後の状態を受信すると、その状態をHT
MLデータと共に制御結果C4bとして、Webブラウ
ザ型遠隔表示器1に送信し(ステップS5b)、Web
ブラウザ型遠隔表示器1に、制御結果C4bが受信され
る(ステップN9b)。ここで、制御結果C4bに含ま
れるHTMLデータと、当該HTMLデータを指定する
URLデータとを、図7に示すように、記憶装置7の最
も下位レベルに格納して、登録番号を1とする(ステッ
プN10b)。次に、Webブラウザ型遠隔表示器1
は、最下位レベルに格納したHTMLデータに基づい
て、ディスプレイに画面を描画して、照明機器5a・5
bの状態等をWebブラウザ上に表示するようになって
いる(ステップN11b)。
【0033】このように、本実施形態の制御システム
は、第1の実施形態の制御システムの動作に加え、記憶
装置7からHTMLデータを取り出す時、又はHTML
データを格納する時に、当該HTMLデータを記憶装置
7の最下位レベルに格納するようにしたことで、記憶装
置7には常に使用頻度の高いHTMLデータを保存する
ことができる。また、使用頻度の低いHTMLデータの
みをダウンロードすることとなるので、ネットワーク3
のトラフィックが著しく増加する事態を回避することが
でき、それに伴って、Webブラウザの描画応答に遅延
を生じさせることがないと共に、誤描画を防止すること
ができる。
【0034】尚、HTMLデータに、CGI(Common G
ateway Interface)や、Java(登録商標)を使っ
て、動的な表示をすることにより、照明装置5a・5b
の状態をより分かりやすく表示することができる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明にあ
っては、複数の表示器(Webブラウザ型遠隔表示器)
が操作され、それらの全てに制御結果を返信する場合で
あっても、記憶装置に、表示すべきHTMLデータが格
納されていれば、容量が大きい当該データを含まないデ
ータからなる制御結果を受信すれば良いので、全てのH
TMLデータをダウンロードすることがなくなって、表
示器と制御装置との通信状態(ネットワークのトラフィ
ック)が著しく増加する事態を回避することができ、そ
れに伴って、表示器の描画応答に遅延を生じさせること
がないと共に、誤描画を防止することができる。
【0036】また、何れの制御装置にも共通する事項を
表示するためのHTMLデータは、予め定めた何れか1
台の制御装置に記憶させれば良いので、他の制御装置の
メモリ資源を節約することができるという効果を奏す
る。
【0037】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の発明の効果に加え、記憶装置には常に使用頻度の
高いHTMLデータを保存することができると共に、使
用頻度の低いHTMLデータのみをダウンロードするこ
ととなるので、表示器と制御装置との通信状態(ネット
ワークのトラフィック)が著しく増加する事態を回避す
ることができ、それに伴って、表示器(Webブラウザ
型遠隔表示器)の描画応答に遅延を生じさせることがな
いと共に、誤描画を防止することができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1及び第2の実施形態の制御システムの構成
図である、
【図2】第1及び第2の実施形態の制御システムにおい
て、Webブラウザ型遠隔表示器1の電源がONになっ
たときの動作を示すフローチャートである。
【図3】Webブラウザ型遠隔表示器1に表示するメイ
ンメニューを示す図である。
【図4】第1の実施形態の制御システムにおいて、We
bブラウザ型遠隔表示器1を操作したときの動作を示す
フローチャートである。
【図5】第2の実施形態の制御システムにおいて、We
bブラウザ型遠隔表示器1を操作したときの動作を示す
フローチャートである。
【図6】記憶装置7のURL及びHTMLデータの格納
形式を示す概念図であり、既存データの場合を示す図で
ある。
【図7】記憶装置7のURL及びHTMLデータの格納
形式を示す概念図であり、新規データの場合を示す図で
ある。
【図8】従来の制御システムの構成図である。
【図9】従来の制御システムのフローチャートである。
【符号の説明】
1 Webブラウザ型遠隔表示器(表示器) 2 制御装置 5a・5b 操作器(制御対象) 7 記憶装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御対象の制御を行う複数の制御装置
    と、前記制御装置を介して、前記制御対象の操作をする
    表示器と、HTMLデータを格納する記憶装置とを備え
    た制御システムにおけるデータ表示方法であって、 前記表示器が起動したときに、予め定めた何れか1台の
    制御装置から、何れの制御装置にも共通する事項を表示
    するためのHTMLデータを、前記記憶装置にダウンロ
    ードして前記表示器に表示し、 その表示に基づいて前記表示器の操作を行って、夫々の
    制御装置に固有の事項を表示するためのHTMLデータ
    を表示させる際に、その表示すべきHTMLデータが、
    前記記憶装置に格納されている場合には、前記記憶装置
    からそのHTMLデータを取り出して前記表示器に表示
    する一方、 表示すべきHTMLデータが記憶装置に格納されていな
    い場合には、前記制御装置から、その表示すべきHTM
    Lデータをダウンロードして、前記記憶装置に格納する
    と共に、前記表示器に表示することを特徴とする制御シ
    ステムにおけるデータ表示方法。
  2. 【請求項2】 前記記憶装置から、夫々の制御装置に固
    有の事項を表示するためのHTMLデータを取り出すと
    き、又は、前記記憶装置に、そのHTMLデータを格納
    するときに、そのHTMLデータを、記憶装置7の最下
    位レベルに格納することを特徴とする請求項1記載の制
    御システムにおけるデータ表示方法。
JP2000244325A 2000-08-11 2000-08-11 制御システムにおけるデータ表示方法 Pending JP2002058082A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000244325A JP2002058082A (ja) 2000-08-11 2000-08-11 制御システムにおけるデータ表示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000244325A JP2002058082A (ja) 2000-08-11 2000-08-11 制御システムにおけるデータ表示方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002058082A true JP2002058082A (ja) 2002-02-22

Family

ID=18735031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000244325A Pending JP2002058082A (ja) 2000-08-11 2000-08-11 制御システムにおけるデータ表示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002058082A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9633132B2 (en) 2008-08-01 2017-04-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Electronic device and web information providing method thereof
CN110637465A (zh) * 2017-05-12 2019-12-31 苹果公司 用于播放和管理音频项目的用户界面

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9633132B2 (en) 2008-08-01 2017-04-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Electronic device and web information providing method thereof
CN110637465A (zh) * 2017-05-12 2019-12-31 苹果公司 用于播放和管理音频项目的用户界面

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6865596B1 (en) Method and system for operating virtual devices by master controllers in a control system
JP6012727B2 (ja) 設備管理システム、設備管理装置、設備管理方法及びプログラム
WO2007035053A1 (en) Apparatus and method for providing remote user interface
CA2207746A1 (en) Method of manipulating software components through a network with enhanced performance and reduced network traffic
JP2008028477A (ja) 通信制御装置および通信制御方法
JP2001249815A (ja) ネットワーク接続装置
JP2002058082A (ja) 制御システムにおけるデータ表示方法
JP2003280732A (ja) データ伝送装置、および、それを用いた制御システム
JP2002135858A (ja) 遠隔操作システム及びその遠隔操作方法、並びに記憶媒体
JPH11161322A (ja) 生産ライン監視システム
JP6351646B2 (ja) 設備管理システム
JP2000194583A (ja) 監視制御システム、および、そのプログラムが記録された記録媒体
JP2003150240A (ja) 制御システムのデータ伝送方法、および、そのプログラム
JP2001125645A (ja) 作業機械
JP2008234122A (ja) 画面表示情報の連携方式、および連携方法
JP2001142828A (ja) マシン遠隔操作方法およびマシン遠隔操作システム
KR100347332B1 (ko) 이동통신 시스템에서의 gui를 이용한 보드별 mmc명령어 처리 장치 및 방법
JP2003338770A (ja) 携帯端末
JP2004221867A (ja) ネットワーク機器電源制御装置
KR101902270B1 (ko) 데스크탑을 이용한 오브젝트 풀 업로드 처리, 명령 처리, gui 기능을 갖는 iso 11783 가상 터미널을 구현하는 방법
JP2004362266A (ja) 遠隔制御方法、サーバ装置及び仮想マシンプログラム
JP4032429B2 (ja) 監視情報閲覧クライアント及び監視情報閲覧システム
JP5978881B2 (ja) 端末監視方法、端末監視システム及び端末
JP2002108731A (ja) コンピュータのネットワーク設定方法、そのプログラムが記録された記録媒体、および、その方法でネットワーク設定可能なコンピュータ
JP2003023677A (ja) 遠隔保守システムおよび遠隔保守方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040924

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050208

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050823