JP2001125645A - 作業機械 - Google Patents

作業機械

Info

Publication number
JP2001125645A
JP2001125645A JP2000230333A JP2000230333A JP2001125645A JP 2001125645 A JP2001125645 A JP 2001125645A JP 2000230333 A JP2000230333 A JP 2000230333A JP 2000230333 A JP2000230333 A JP 2000230333A JP 2001125645 A JP2001125645 A JP 2001125645A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
information
control
radio
remote control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000230333A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsumi Sugizaki
睦 杉崎
Muneyoshi Matsuo
宗義 松尾
Hiroshi Oda
博志 小田
Takeshi Yamamoto
岳 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujita Corp filed Critical Fujita Corp
Priority to JP2000230333A priority Critical patent/JP2001125645A/ja
Publication of JP2001125645A publication Critical patent/JP2001125645A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無前LANを用いた無人作業システムに投入
された場合と、従来のラジコン操作によって制御される
場合の双方で利用することができ、異なる制御形態に対
して柔軟に対応することが可能な作業機械を提供する。 【解決手段】 作業機械10には、PLC20とNTサ
ーバ装置50が設けられ、作業機械10を制御するコン
トロールルーム100には、NTサーバ装置120と、
遠隔制御装置150とが設置されている。NTサーバ装
置50、NTサーバ装置120、遠隔制御装置150
は、無線LANで接続され、この無線LANを介して各
種データをやり取りし、無人作業を行なう。また、作業
機械10にはラジコン操作機400からのラジコン受信
機能と操作パネル320からの直接入力機能を有してお
り、作業モードの切り換えにより、無線LANからの無
人作業と、ラジコンによる無人作業と、直接入力による
有人作業とを選択的に行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種作業機械の自
律制御によって各種の作業を行う無人作業システムに関
し、特に多数の作業機械による無人作業を遠隔地から統
合的に管理して作業を行うことができる無人作業システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば人間が立入れない危険
な作業現場において、バックホー、ブルドーザ、パワー
ショベル、ホイールダンプ、クローラダンプ等の各種作
業機械を、それぞれ特定小電力無線を用いたラジコン装
置による遠隔操作によって無人運転することにより、無
人作業を行うようにした無人作業システムが提供されて
いる。また、特定小電力無線を用いたラジコン装置で
は、遠隔操作できる距離が150m程度と短いため、例
えば火山の噴火後における復旧作業等のように、広い危
険地域で作業を行うためには十分に安全な地帯から遠隔
操作を行うことが困難である。そこで、このような無人
運転用のラジコン装置を、さらに無人通信中継車に搭載
し、この通信中継車に搭載したラジコン装置を、SS
(スペクトラム拡散)通信等の無線通信を用いて制御す
るようにしたシステムが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
無人作業システムでは、個々の作業機械を特定小電力無
線によるラジコン操作で個別に制御するものであるた
め、多数の作業機械による無人作業を総合的に制御した
り、各作業状態を総合的に管理することが困難であるこ
とから、個々の作業機械による作業状態の管理に、それ
ぞれ人員を配置することが必要となり、省人化が困難で
ある。また、個々の作業機械を特定小電力無線で制御す
るため、使用可能な無線信号に限りがあり、作業機械の
数が多くなった場合に、新たな作業機械の追加や作業機
械の組み替えを行うことが困難となる場合があり、シス
テムの拡張性が乏しいという問題がある。
【0004】そこで、このような問題点を解決するため
の、各作業機械を無線LANを介して接続するネットワ
ークシステムを構築し、各作業機械をTCPーIPのI
Pアドレスによって管理し、各作業機械毎に無線LAN
を介して自律制御のための作業用情報を送ることによ
り、各作業機械の自律制御による無人作業を行うように
する無人作業システムが構想されている。しかしなが
ら、このような無人作業システムを想定した場合、この
システムに投入する作業機械として、無線LANによる
自律制御だけを実行する構成とすることは、この作業機
械を他の作業現場で利用できなくなり、汎用性が阻害さ
れるという問題が生じる。
【0005】本発明は、前記実情に鑑みて案出されたも
のであり、その目的は、無線LANを用いた無人作業シ
ステムに投入された場合と、従来のラジコン操作によっ
て制御される場合の双方で利用することができ、異なる
制御形態に対して柔軟に対応することが可能な作業機械
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、作業機械の各部に対して無人作業を行うため
の各種制御を行うシーケンサと、無線LANとの接続手
段と、前記無線LANを介してメインデータベースに蓄
積された作業用情報を読み取り、前記作業用情報と自律
制御プログラムとに基づいて前記シーケンサによる作業
を自律制御によって行う自律制御手段と、ラジコン操作
手段からのラジコン信号を受信し、前記ラジコン信号に
基づいて前記シーケンサによる作業をラジコン制御によ
って行うラジコン制御手段と、前記自律制御手段によっ
て作業を行うか前記ラジコン制御手段によって作業を行
うかを切り換えるモード切り換え手段とを有することを
特徴とする。
【0007】本発明の作業機械において、作業機械の各
部を制御するシーケンサと、このシーケンサを制御する
自律制御手段及びラジコン制御手段とを分離したことに
より、自律制御手段とラジコン制御手段とをモード切り
換え手段によって選択してシーケンサを制御することが
できる。したがって、自律制御手段による作業モードを
選択することにより、無線LANを介してメインデータ
ベースに蓄積された作業用情報を読み取り、この作業用
情報と自律制御プログラムとに基づいてシーケンサによ
る自律制御作業を行うことができる。一方、ラジコン制
御手段による作業モードを選択することにより、ラジコ
ン操作手段からのラジコン信号を受信し、このラジコン
信号に基づいてシーケンサによるラジコン制御作業を行
うことができる。したがって、この作業機械を、無線L
ANを用いた無人作業システムに投入された場合と、従
来のラジコン操作によって制御される場合の双方で利用
することができ、異なる制御形態に対して柔軟に対応す
ることが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明による作業機械の実
施の形態について説明する。図1は、本発明の第1の実
施の形態に係る作業機械が投入される無人作業システム
の構成例を示す説明図である。この無人作業システムに
おいて、図示しない作業現場には複数の作業機械が配置
され、各作業機械が、所定の作業プランに基づいて自律
制御による無人作業を行うものであるが、説明を簡単に
するため、図1に示す例では、作業機械10として1つ
の振動ローラを配置した例を示している。なお、本シス
テムにおいて、作業機械の種類や数については、作業の
内容に応じて自在に選択可能であり、1つの作業機械に
よって作業する場合にももちろん適用し得るものである
が、特に多数の作業機械によって作業を行う場合に有効
なものである。
【0009】図1に示すように、本例の作業機械10に
は、PLC(プログラマブル・ロジック・シーケンサ)
20と、GPS装置30と、カメラ装置40と、NTサ
ーバ装置50とが設けられている。また、NTサーバ装
置50を搭載したコンピュータ(PSまたはWS)に
は、自律走行処理機能60と、DCOMサーバ装置7
0、80、90が設けられている。また、作業機械10
を制御するコントロールルーム100には、NTサーバ
装置120と、遠隔制御装置150とが設置されてい
る。また、NTサーバ装置120を搭載したコンピュー
タ(PSまたはWS)には、メインデータベース110
と、DCOMサーバ装置130と、全体監視処理機能1
40が設けられている。また、遠隔制御装置150は、
NTサーバ装置120とは別のコンピュータ(PSまた
はWS)によって構成され、モニタを視ながらキーボー
ドを操作して作業機械10の遠隔制御を行う機能を有し
ている。この遠隔制御装置150は、作業機械10のN
Tサーバ装置50に対するクライアント装置として機能
するのである。
【0010】また、図1に示す例では、インターネット
を介してルート計画のパスプランニング機能を実行する
クライアント装置200と、遠隔モニタ機能を実行する
クライアント装置210が接続されている状態を示して
いる。なお、本例では、作業機械として振動ローラを例
にしているため、作業計画は、振動ローラの走行ルート
を計画するパスプランニング作業となるが、他の作業機
械についても、その作業内容に応じた各種の計画をプラ
ンニングすることが可能である。各クライアント装置2
00、210は、それぞれインターネットに接続される
コンピュータ(PSまたはWS等)によって実現される
ものであり、図示の例では、別々のコンピュータによっ
て実現されているが、同一のコンピュータ上に構成され
ていてもよい。なお、各クライアント装置200、21
0は、公衆回線網などを含む通信回線網を介してインタ
ーネットに接続される。
【0011】本例の無人作業システムでは、コントロー
ルルーム100のNTサーバ装置120、遠隔制御装置
150、各作業機械10のNTサーバ装置50の間をL
ANによって接続し、各種のデータをやり取りするとと
もに、NTサーバ装置120のメインデータベース11
0を上述したような通信回線網を介してインターネット
を介して各クライアント装置200、210からアクセ
ス可能とし、メインデータベース110の参照やデータ
の書き換えを可能としたものである。本例で用いるLA
Nとしては、各作業機械10のNTサーバ装置50の
間、及びNTサーバ装置50とコントロールルーム10
0内のNTサーバ装置120や遠隔制御装置150との
間等では無線LANを用いる。また、コントロールルー
ム100内のNTサーバ装置120と遠隔制御装置15
0との間等では、有線のLANを用いる。また、各作業
機械のNTサーバ装置50にインターネットプロトコル
(TCP−IP)のIPアドレスを割り付けることによ
り、LAN上で伝送するアドレスを識別するようにす
る。
【0012】NTサーバ装置50、120は、OSにW
indowsNT(登録商標)を用いたものであり、L
ANプロトコルとしては、イーサネット(登録商標)等
の標準的なものを用いることができるが、このLAN内
のデータ伝送には、ミドルウエアとしてオブジェクト間
通信規約であるDCOMを用いるものとし、各DCOM
サーバ装置70、80、90、130によって各種制御
情報等をDCOMに対応する関数情報(コマンドやデー
タを含む)に変換し、これを伝送するものとする。ま
た、コントロールルーム100の遠隔制御装置150の
制御プログラムにはVB言語を用い、全体監視処理機能
140の制御プログラムにはC++言語を用いる。ま
た、作業機械10の自律走行処理機能60による自律制
御プログラムにもC++言語を用いる。
【0013】一方、クライアント装置200、210に
おける制御プログラムには、JAVA(登録商標)言語
を用い、クライアント装置200、210からメインデ
ータベース110にアクセスするためのAPI(アプリ
ケーションプログラミングインタフェース仕様)には、
JDBCまたはODBCを用いる。また、有線LANの
通信媒体としては、伝送データ量や伝送速度等に応じ
て、例えば10base系の各種ケーブルを用いるもの
とし、無線LANの通信媒体としては、1チャネルのS
S(スペクトラム拡散)通信を用いるものとする。な
お、図1では省略しているが、作業機械10とコントロ
ールルーム100には、無線LANのための無線伝送を
行うためのSS通信機等の無線設備が搭載されているも
のとする。
【0014】以下、本システムを構成する各要素につい
て説明する。まず、作業機械10のPLC20は、作業
機械10の各部に対して無人作業を行うための各種制御
を行うものである。従来の無人作業を行う作業機械10
では、予め制御プログラムを格納した専用コンピュータ
(通常はボード型マイコン)を搭載して各部の制御を行
うものが主流であったが、このような専用コンピュータ
では、動作や仕様の変更作業が煩雑である。そこで、本
例では、PLC20を採用して各部を制御することによ
り、作業機械10における動作や仕様の変更を、PLC
20に対する簡易なプログラムの変更によって容易に行
えるようにし、汎用性や柔軟性を向上したものである。
【0015】このPLC20は、例えばRS232C等
によるインタフェースを介してDCOMサーバ装置80
に接続されている。このPLC20の制御は、LANを
通して送られてきたDCOMの関数情報をDCOMサー
バ装置80によってPLC用の制御信号に変換し、この
制御信号をPLC20に伝送することにより実行する。
また、PLC20からの制御結果等を示す応答信号は、
DCOMサーバ装置80に入力され、このDCOMサー
バ装置80によってDCOMの関数情報に変換され、N
Tサーバ装置50やLANに伝送される。
【0016】また、作業機械10のGPS装置30は、
GPSを用いて作業機械10の現在位置を検出するもの
である。また、カメラ装置40は、この作業機械10の
作業対象を撮像するものであり、撮像情報を画像処理機
能を有している。また、GPS装置30やカメラ装置4
0は、例えばRS232C等によるインタフェースを介
してDCOMサーバ装置70、80に接続されている。
そして、GPS装置30やカメラ装置40で検出された
現在位置の情報や撮像情報は、DCOMサーバ装置7
0、90によってDCOMの関数情報に変換され、NT
サーバ装置50やLANに伝送される。また、GPS装
置30やカメラ装置40に対する制御信号は、NTサー
バ装置50やLANを通して送られてきたDCOMの関
数情報をDCOMサーバ装置70、90によってGPS
装置30やカメラ装置40用の制御信号に変換し、この
制御信号をGPS装置30やカメラ装置40に伝送する
ことにより実行する。
【0017】また、作業機械10には、図示しないジャ
イロセンサや傾斜センサが設けられており、走行方向の
検出等を行うようになっている。このような検出情報も
DCOMの関数情報に適宜変換されてNTサーバ装置5
0やLANに伝送される。さらに、作業機械10には、
図示しない各部の状態センサが設けられており、各部の
動作状態を検出するようになっている。このような検出
情報もDCOMの関数情報に適宜変換されてNTサーバ
装置50やLANに伝送される。なお、本説明では省略
するが、作業機械において検出すべき動作状態として
は、その作業機械の作業内容や機能等に対応して様々な
ものがあり、必要なセンサを適宜設け、その検出信号を
DCOMの関数情報に適宜変換してNTサーバ装置50
やLANに伝送するものとする。
【0018】NTサーバ装置50は、この作業機械10
の状態を管理し、作業動作を制御するものである。この
NTサーバ装置50は、LANを介してコントロールル
ーム100側のDCOMサーバ装置130にアクセス
し、自装置に対する作業内容をDCOMによる関数情報
の形態でLANを介して取り込み、この作業内容を自律
走行処理機能60の起動によって自律制御で実行し、自
律制御による無人作業を行うものである。この自律制御
による無人作業では、自律走行処理機能60から必要な
制御信号を各DCOMサーバ装置70、80、90等を
介してGPS装置30、PLC20、カメラ装置40等
に送るとともに、GPS装置30、PLC20、カメラ
装置40等からの信号を各DCOMサーバ装置70、8
0、90等を介して自律走行処理機能60で受信するこ
とにより、各受信信号を解読しながら順次制御を実行し
ていく。また、NTサーバ装置50は、上述のような各
種の検出信号や撮像信号を含むモニタ用情報をLANを
介してコントロールルーム100側に通知する。
【0019】作業機械10のNTサーバ装置50とコン
トロールルーム100のNTサーバ装置120との交信
は、このような自律制御による無人作業の実行中にも時
分割動作等によって継続され、NTサーバ装置120か
らの作業用情報が適宜NTサーバ装置50側に読み取ら
れる。これにより、NTサーバ装置50では、無人作業
中の作業変更や作業停止の命令を検知することが可能と
なる。一方、NTサーバ装置50からのモニタ用情報が
NTサーバ装置120によって取り込まれる。これによ
り、NTサーバ装置120の全体監視処理機能140に
よる監視が可能となり、また、NTサーバ装置120か
らクライアント装置に対してインターネットによるモニ
タ用情報の提供が可能となる。
【0020】次に、コントロールルーム100におい
て、メインデータベース110には、各作業機械毎の作
業用情報やモニタ用情報が、例えばJAVAアプレット
の形式で格納されている。このメインデータベース11
0の作業用情報は、インターネットを介してクライアン
ト装置200で参照でき、このクライアント装置200
から書き換えることが可能であり、また、メインデータ
ベース110のモニタ用情報も、インターネットを介し
てクライアント装置210で適宜に読み出すことが可能
である。また、メインデータベース110の作業用情報
は、DCOMサーバ装置130によって周期的に読み出
され、DCOMによる関数情報(コマンドやデータを含
む)に変換されて蓄積される。これにより、DCOMサ
ーバ装置130には、最新の作業用情報が関数情報とし
て格納され、上述のように各作業機械10のNTサーバ
装置50から適宜アクセスされて読み出される。
【0021】また、NTサーバ装置50からのモニタ用
情報は、DCOMサーバ装置130によってメインデー
タベース110の形式に対応したデータに変換され、該
当する領域に書き込まれる。また、NTサーバ装置50
からのモニタ用情報は、全体監視処理機能140によっ
て監視される。この全体監視処理機能140は、各作業
機械10のNTサーバ装置50から伝送されるモニタ用
情報に基づいて、各作業機械10における自動制御エリ
アからの逸脱、自律制御プログラムの暴走等を監視する
ものであり、このシステムに投入された全ての作業機械
10の作業状況を全体的に監視する機能を有する。例え
ば、自律制御中に一定時間間隔で送られてくるはずの正
常なモニタ用情報が送られてこない場合や、各作業機械
10が正規の動作から逸脱(走行ルートから外れる等)
する場合等を検出し、各作業機械10における作業の異
常を判定する。
【0022】そして、作業機械10の異常を検出した場
合に、全体監視処理機能140は、DCOMサーバ装置
130における当該作業機械10の関数情報エリアに、
当該作業機械10の動作を停止させるための関数情報を
設定するように動作する。上述したように、NTサーバ
装置50のアクセス動作は、自律制御中も周期的に行わ
れるものであり、全体監視処理機能140の指示によっ
てDCOMサーバ装置130に動作を停止させる関数情
報が設定されると、この情報をNTサーバ装置50が読
み取り、自律走行処理機能60による自律制御を強制停
止する。このようにして、システム内で稼働する複数の
作業機械10に対する異常監視と、異常発生時の動作停
止処理を総合的に行うことにより、個々の作業機械10
に配備する人員を削減でき、省人化を達成できる。
【0023】また、遠隔制御装置150は、NTサーバ
装置50の自律走行処理機能60を介在させることな
く、DCOMサーバ装置80を介してPLC20を直接
制御し、作業機械10の遠隔制御を行うものである。こ
の遠隔制御装置150には、DCOMサーバ装置70、
90及びLANを介してモニタ用情報が送信され、これ
を遠隔制御装置150のモニタで視認しながら、遠隔制
御操作を行うことができる。このような遠隔制御装置1
50を設けることにより、例えば自律制御で実現できな
い細かい作業等を行うことが可能となり、また、新たな
作業機械の投入時や不要となった作業機械の退去時等の
ように、作業計画の範囲外の動作を簡易に行うことが可
能となる。なお、このような遠隔制御装置150による
遠隔操作は、NTサーバ装置50に対し、例えばLAN
を通した関数情報によるモードの切り換えや、NTサー
バ装置50の操作パネルの直接操作によるモードの切り
換えを行うことにより、作業機械10の動作モードを自
律制御モードから遠隔操作モードに切り換えることで行
うものとする。
【0024】また、クライアント装置200によって作
業計画(本例ではルート計画)を行った場合、これをイ
ンターネットを介してメインデータベース110に登録
することが可能である。この作業は、例えばクライアン
ト装置200でブラウザを起動し、または、直接URL
を指定するなどの作業により、通常のホームページを呼
び出す手順と同様にして、インターネットを接続してメ
インデータベース110にアクセスし、該当する作業機
械のヘッダ画面を呼び出す。そして、このヘッダ画面上
で作業用情報のアプリケーションのダウンロードを指定
し、該当する作業機械の作業用情報を呼び出す。上述の
ように本例では、JAVAアプレット等の形式で作業用
情報が格納されており、このアプリケーションをクライ
アント装置200にダウンロードして、適宜書き換える
ことにより、作業計画の変更を行う。このようにしてク
ライアント装置200で変更された作業用情報は、イン
ターネットを介してメインデータベース110に転送さ
れ、該当する作業機械の作業用情報として更新される。
【0025】また、クライアント装置210によって作
業機械の作業状況をモニタする場合にも同様に、通常の
ホームページを呼び出す手順と同様にして、インターネ
ットを接続してメインデータベース110にアクセス
し、該当する作業機械のヘッダ画面を呼び出す。そし
て、このヘッダ画面上でモニタ用情報のアプリケーショ
ンのダウンロードを指定し、該当する作業機械のモニタ
用情報を呼び出すことにより、該当する作業情報の作業
状況を示すモニタ画面が表示される。
【0026】以上のように本例の無人作業システムで
は、各種の作業機械をLANを通じて総合的に管理、制
御することができ、個々の作業機械をラジコン操作する
システムに比べて、省人化を図ることが可能となる。ま
た、各作業機械をLANによって接続するため、作業機
械の数が多くなった場合でも、IPアドレスの設定と無
線設備を搭載した作業機械を投入することにより、新た
な作業機械の追加や組み替えを容易に行うことができ、
拡張性や柔軟性に優れたシステムを提供できる。さら
に、メインデータベース110にインターネットを通し
てアクセスすることにより、各種のクライアント装置2
00、210から各作業機械の作業プランの登録、変更
や、作業状況のモニタを行うことが可能であり、汎用ネ
ットワークを用いた作業計画や作業管理を行うことがで
き、汎用性と利便性に優れたシステムを提供できる。ま
た、本例では、無線LANで伝送する情報をDCOMに
よる関数情報に統一したことから、特に作業機械10の
NTサーバ装置50からコントロールルーム100のN
Tサーバ装置120から作業内容を読み取る場合に、メ
インデータベース110側の言語を考慮することなく、
容易に読み取ることが可能となり、制御の煩雑化を防止
することが可能となる。
【0027】また、図1に示す構成では、作業機械10
を自律制御と遠隔制御の2通りの制御で作業を行う構成
について示しているが、本例のシステムでは、このよう
な制御方法に加えて、従来のラジコン操作による制御
と、作業機械10に設けた操作パネルを直接入力による
制御とを作業モードの切り換えによって実行できるよう
に構成しており、1つの作業機械10を各種の作業形態
で用いることを可能とし、実用性の高い構成としてい
る。つまり、本例の作業機械10は、上述のような作業
モードの切り換え手段を有しており、無線LANを介し
た作業用情報に応じた自律制御プログラム等による自律
制御手段で無人作業を行う第1の作業モードと、無線L
ANを介した遠隔制御装置150からの遠隔制御信号に
応じた遠隔制御手段によって無人作業を行う第2の作業
モードと、ラジコン操作ユニットからの特定小電力無線
等を用いたラジコン制御信号に応じたラジコン制御手段
によって無人作業を行う第3の作業モードと、操作パネ
ルからの直接入力による制御信号に応じて直接入力制御
手段による有人作業を行う第4の作業モードとを有して
おり、これらのモードを選択して作業を行える構成とな
っている。
【0028】次に、このような作業モードを有する本例
の作業機械の構成及び動作について詳細に説明する。図
2は、本例の作業機械10において、上述した各作業モ
ードによる制御を行うための機能構成を示すブロック図
である。まず、本例の作業機械10は、制御盤としてP
LC20を用いたものである。上述のように、従来の作
業機械では、制御盤として、予め制御プログラムを格納
した専用コンピュータ(通常はボード型マイコン)を搭
載したものを用いていたが、本例では、PLC20を用
いることにより、メンテナンスの容易性、プログラム作
製の容易性、システム変更の容易性を得られるととも
に、各種の入力形態に容易に対応できるようにしたもの
である。このようなPLC20を用いたことで、上述し
たNTサーバ装置50を構成する上位コンピュータ31
0から制御信号を入力して無人作業を行う第1の作業モ
ードと、遠隔制御装置150からの遠隔制御信号を上位
コンピュータ310のCOMサーバ装置80から入力し
て無人作業を行う第2の作業モードとを実現するもので
ある。
【0029】図2において、アンテナ300Aから無線
部300に入力された無線LANによる信号は、第1の
作業モードであれば、上位コンピュータ310内の自律
走行処理機能60で処理され、自律走行プログラムに基
づく制御信号がCOMサーバ装置80からPLC20の
自律走行/遠隔操作用端子に出力され、自律制御による
各種作業が実行される。また、第2の作業モードであれ
ば、同様に無線部300に入力された無線LANによる
信号は、上位コンピュータ310内の自律走行処理機能
60を通過して直接COMサーバ装置80に送られ、こ
のCOMサーバ装置80からPLC20の自律走行/遠
隔操作用入力端子に出力され、遠隔制御による各種作業
が実行される。また、本例の作業機械10には、従来の
特殊小電力無線等を用いたラジコン操作を実現する機能
が設けられており、ラジコン制御によって無人作業を行
う第3の作業モードであれば、同様に無線部300に入
力されたラジコン操作機400からの信号は、上位コン
ピュータ310を通過してPLC20のラジコン制御用
入力端子に出力され、ラジコン制御による各種作業が実
行される。したがって、従来のラジコン操作型作業機械
と同様に、ラジコン操作機400からの操作で作業機械
10の制御が可能である。
【0030】また、上位コンピュータ310には、表示
部320Aと各種操作キー部320Bとを有する例えば
タッチパネル等の操作パネル320が接続されており、
この操作パネル320による操作によってPLC20の
制御信号を直接入力できるようになっている。すなわ
ち、上位コンピュータ310は、作業機械10の有人操
作を行う第4の作業モードであれば、操作パネル320
から入力された制御信号を通過させてPLC20のパネ
ル制御用入力端子に出力し、直接制御による各種作業が
実行される。また、それぞれの作業モードにおいて、P
LC20は、作業機械10の駆動メカ部330にデジタ
ル信号やアナログ信号を入出力するとともに、各種セン
サの検出信号を入力し、各種の作業を実行する。
【0031】上位コンピュータ310は、作業モードの
切り換えに応じて、上述のように動作し、第1〜第4の
作業モードを切り換える機能を有するが、このような作
業モードを切り換えは、例えば操作パネル320からの
直接操作、あるいは無線LANによるコントロールルー
ム100側からの遠隔操作、さらには、ラジコン操作機
400からのラジコン操作により、上位コンピュータ3
10に対してモード切り換え用のコードを設定すること
により行えるものとする。なお、本例では、各作業モー
ドの切り換えを上位コンピュータ310の内部動作によ
って行ったが、作業モードの切り換えに応じて信号ライ
ンを切り換えるモード切り換えスイッチを上位コンピュ
ータ310の外部に設けて制御するようにしてもよい。
この場合、作業モードの切り換えは、操作パネル320
からの直接操作、あるいは無線LANによるコントロー
ルルーム100側からの遠隔操作、さらには、ラジコン
操作機400からのラジコン操作により、モード切り換
えスイッチを制御するようにすればよい。
【0032】次に、図3は、PLC20の具体的な構成
例を示す説明図である。この図3に示すPLC20は、
ベースユニット20A、電源ユニット20B、CPUユ
ニット20C、インテリジェントコミュニケーションユ
ニット20D、計算機リングユニット20E、20F、
高速カウンタユニット20G、A/D入力ユニット20
H、D/A出力ユニット20I、入力ユニット20J、
出力ユニット20Kとを有する。ベースユニット20A
は、このPLC20の各ユニットを接続するものであ
り、操作パネル320との通信機能を有している。ま
た、電源ユニット20Bは、このPLC20の各ユニッ
トに電源供給を行うものであり、CPUユニット20C
は、このPLC20の動作で必要となる演算やその他の
情報処理を制御するものである。
【0033】また、インテリジェントコミュニケーショ
ンユニット20Dは、ジャイロ(方位角センサ)340
とのデータ通信を行うものであり、計算機リングユニッ
ト20Eは、上位コンピュータ310との通信を行うも
のである。また、計算機リングユニット20Fは、リモ
コン操作機400との通信を行うものであり、高速カウ
ンタユニット20Gは、ストロークセンサ350との通
信を行うものである。また、A/D入力ユニット20H
は、アナログ系センサからの信号をデジタルに変換して
入力するものであり、D/A出力ユニット20Iは、デ
ジタル系のデータをアナログ信号に変換して出力するも
のである。また、入力ユニット20Jは、デジタル系セ
ンサからのデータを入力するものであり、出力ユニット
20Kは、デジタル系のデータを出力するものである。
【0034】次に、図4は、上述のようなPLC20に
おける動作を示すフローチャートである。まず、電源が
オンされ、装置が起動されると、ステップS1におい
て、各ユニット、センサ、パラメータ等の初期化を行
い、ステップS2において、作業モードを判定する。そ
して、上位コンピュータ310のDCOMサーバ装置8
0からの作業モード(すなわち、自律制御モードまたは
遠隔制御モード)であれば、これ以降、DCOMサーバ
装置80からの受信ルーチンを起動させ(ステップS
3)、自律制御モードまたは遠隔制御モードの処理ルー
チンを実行する(ステップS4)。また、ラジコン操作
機400からの作業モードであれば、これ以降、ラジコ
ン操作機400からの受信ルーチンを起動させ(ステッ
プS5)、ラジコン制御モードの処理ルーチンを実行す
る(ステップS6)。さらに、操作パネル(タッチパネ
ル)330からの作業モードであれば、これ以降、操作
パネル330からの直接入力処理ルーチンを実行する
(ステップS7)。
【0035】次に、それぞれのモードによる作業におい
て、方位情報の初期化や取得のためのジャイロ通信ルー
チン(ステップS8)、作業機械の各種状態情報を取得
するための重機情報取得ルーチン(ステップS9)、指
定条件の適合性を判断するためのインターロック演算処
理(ステップS10)、作業機械の各部にデジタルまた
はアナログの各種出力信号を出力する重機制御出力ルー
チン(ステップS11)を適宜実行し、この作業機械1
0による各種作業を実行する。そして、指定された一連
の作業が終了後、ステップS2に戻り、新たな作業要求
に待機する。以上のようにして、各作業モードに対応し
た処理を実行し、各種の無人作業または有人作業を自在
に行うことが可能となる。
【0036】なお、以上の例では、上位コンピュータ3
10によるモード切り換え機能によって、無線部300
からの受信制御信号または操作パネル320からの入力
制御信号の処理を切り換えて、PLC20への制御信号
を切り換えることにより、上述した第1〜第4の作業モ
ードを実行するようにしたが、作業機械に組み込む構成
要素自体を変更することにより、無線LAN対応の作業
機械として構成したり、ラジコン操作や直接操作対応の
作業機械として構成するようにしてもよい。また、以上
の例では、無線LANによる電波とラジコン操作による
電波とを、共通のアンテナ300Aで受信するようにし
たが、無線LANによる電波とラジコン操作による電波
とを個別のアンテナで受信するようにしてもよい。
【0037】図5は、本発明の第2の実施の形態に係る
作業機械が投入される無人作業システムの構成例を示す
説明図である。なお、図5において、第1の実施の形態
を示す図1と同一の部分には同一の符号を付してその説
明を省略する。第2の実施の形態の超遠隔制御システム
が第1の実施の形態と異なる点は、クライアント装置2
00、210が通信回線網500を経由してインターネ
ットに接続された携帯電話機200A、210Aによっ
て実現されている点である。この際、通信回線網は、例
えば公衆回線網510と、携帯電話機を運用している通
信事業者の基地局520などから構成される無線通信回
線網530を含んで構成されている。
【0038】上述したインターネットに接続可能な携帯
電話機は、表示装置としての液晶表示器および入力装置
としてのキーボードを具備しており、専用サーバを経由
してWWW(World Wide Web)サーバに
設定されたホームページの閲覧やホームページに対する
情報の入力を行なう機能を有するものである。このよう
なインターネットに対する携帯電話機の接続サービス
は、例えばNTTドコモ株式会社から提供されているi
モードとして提供されている。このような携帯電話機2
00A、210Aをクライアント装置200、210と
して使用することによって第1の実施の形態と同等の作
用効果を得ることができる。また、可搬性に優れた携帯
電話機200A、210Aをクライアント装置200、
210として使用すれば、操作者が所在している場所が
どこであろうとメインデータベース110に対してアク
セスすることが第1の実施の形態の場合と同様にでき、
メインデータベース100に対する書き替えや監視を行
なうことができる利点がある。
【0039】また、以上の例は、本発明の一例を説明す
るものであり、システムの具体的な構成要素や使用する
通信規約やプログラム言語等は、無人作業システムの規
模や目的等に応じて適宜変更が可能なものである。例え
ば、より簡易な制御形態のシステムを想定した場合に
は、上述のようにLANで伝送する情報にDCOMによ
る関数情報を用いなくとも簡素な制御が実現可能である
ので、DCOMによる関数情報を用いないようにし、D
COMサーバ装置は不要となる。また、NTサーバ装置
50、120としては、より低位のOSを用いるような
形態であってもよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明の作業機械で
は、作業機械の各部に対して無人作業を行うための各種
制御を行うシーケンサと、無線LANとの接続手段と、
無線LANを介してメインデータベースに蓄積された作
業用情報を読み取り、作業用情報と自律制御プログラム
とに基づいてシーケンサによる作業を自律制御によって
行う自律制御手段と、ラジコン操作手段からのラジコン
信号を受信し、ラジコン信号に基づいてシーケンサによ
る作業をラジコン制御によって行うラジコン制御手段
と、自律制御手段によって作業を行うかラジコン制御手
段によって作業を行うかを切り換えるモード切り換え手
段とを設けた。
【0041】このため本発明の作業機械によれば、自律
制御手段による作業モードを選択することにより、無線
LANを介してメインデータベースに蓄積された作業用
情報を読み取り、この作業用情報と自律制御プログラム
とに基づいてシーケンサによる自律制御作業を行うこと
ができる。一方、ラジコン制御手段による作業モードを
選択することにより、ラジコン操作手段からのラジコン
信号を受信し、このラジコン信号に基づいてシーケンサ
によるラジコン制御作業を行うことができる。したがっ
て、この作業機械を、無線LANを用いた無人作業シス
テムに投入された場合と、従来のラジコン操作によって
制御される場合の双方で利用することができ、異なる制
御形態に対して柔軟に対応することが可能な作業機械を
提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る作業機械が投
入される無人作業システムの構成例を示す説明図であ
る。
【図2】図1に示す無人作業システムに投入される作業
機械の機能構成例を示すブロック図である。
【図3】図1に示す無人作業システムに投入される作業
機械のPLCの構成例を示す説明図である。
【図4】図3に示すPLCの動作を示すフローチャート
である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る作業機械が投
入される無人作業システムの構成例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
10 作業機械 20 PLC 30 GPS装置 40 カメラ装置 50、120 NTサーバ装置 60 自律走行処理機能 70、80、90、130 DCOMサーバ装置 100 コントロールルーム 110 メインデータベース 140 全体監視処理機能 150 遠隔制御装置 200、210 クライアント装置 200A、210A 携帯電話機 300 無線部 310 上位コンピュータ 320 操作パネル 330 駆動メカ部 400 ラジコン操作機 500 通信回線網 510 公衆回線網 530 無線通信回線網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小田 博志 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 山本 岳 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業機械の各部に対して無人作業を行う
    ための各種制御を行うシーケンサと、 無線LANとの接続手段と、 前記無線LANを介してメインデータベースに蓄積され
    た作業用情報を読み取り、前記作業用情報と自律制御プ
    ログラムとに基づいて前記シーケンサによる作業を自律
    制御によって行う自律制御手段と、 ラジコン(登録商標)操作手段からのラジコン信号を受
    信し、前記ラジコン信号に基づいて前記シーケンサによ
    る作業をラジコン制御によって行うラジコン制御手段
    と、 前記自律制御手段によって作業を行うか前記ラジコン制
    御手段によって作業を行うかを切り換えるモード切り換
    え手段と、 を有することを特徴とする作業機械。
  2. 【請求項2】 前記無線LANを介して遠隔操作装置か
    らの遠隔制御信号を受信し、前記遠隔制御信号に基づい
    て前記シーケンサによる作業を遠隔制御によって行う遠
    隔制御手段とを有し、前記モード切り換え手段は、前記
    自律制御手段によって作業を行うか前記ラジコン制御手
    段によって作業を行うか前記遠隔制御手段によって作業
    を行うかを切り換える請求項1記載の作業機械。
  3. 【請求項3】 作業者の直接入力操作によって制御信号
    を入力する操作手段と、前記操作手段から入力された制
    御信号に基づいて前記シーケンサによる作業を直接入力
    によって行う直接入力制御手段とを有し、前記モード切
    り換え手段は、前記自律制御手段によって作業を行うか
    前記ラジコン制御手段によって作業を行うか前記直接入
    力制御手段によって作業を行うかを切り換える請求項1
    記載の作業機械。
  4. 【請求項4】 前記無線LANを介して遠隔操作装置か
    らの遠隔制御信号を受信し、前記遠隔制御信号に基づい
    て前記シーケンサによる作業を遠隔制御によって行う遠
    隔制御手段と、作業者の直接入力操作によって制御信号
    を入力する操作手段と、前記操作手段から入力された制
    御信号に基づいて前記シーケンサによる作業を直接入力
    によって行う直接入力制御手段とを有し、前記モード切
    り換え手段は、前記自律制御手段によって作業を行うか
    前記ラジコン制御手段によって作業を行うか前記遠隔制
    御手段によって作業を行うか前記直接入力制御手段によ
    って作業を行うかを切り換える請求項1記載の作業機
    械。
  5. 【請求項5】 前記自律制御手段は、無線LANで伝送
    されるインターネットプロトコルのIPアドレスに基づ
    いて、自機に割り当てられた作業用情報を受信する請求
    項1乃至4に何れか1項記載の作業機械。
  6. 【請求項6】 前記作業機械のシーケンサは、プログラ
    マブル・ロジック・シーケンサである請求項1乃至5に
    何れか1項記載の作業機械。
  7. 【請求項7】 作業機械の状態を管理し、そのモニタ用
    情報を前記無線LANを介して前記メインデータベース
    に通知する通知手段を有している請求項1乃至6に何れ
    か1項記載の作業機械。
  8. 【請求項8】 作業状況を検出する状況検出手段と、作
    業対象の映像を撮像する撮像手段とを有し、前記通知手
    段は、前記状況検出手段によって検出した作業状況情報
    と前記撮像手段によって撮像した撮像情報とを前記モニ
    タ用情報として通知する請求項7記載の作業機械。
  9. 【請求項9】 前記データベースは、インターネットと
    の接続手段を有するサーバ装置に設けられ、前記サーバ
    装置は、前記メインデータベースのモニタ用情報をイン
    ターネットを介してクライアント装置に提供するととも
    に、クライアント装置からのインターネットを介した指
    示に応じて前記メインデータベースの前記作業用情報を
    更新するようにしたことを特徴とする請求項8記載の無
    人作業機械。
  10. 【請求項10】 前記クライアント装置は、前記インタ
    ーネットを介して前記メインデータベースにアクセスす
    ることにより、前記メインデータベースに蓄積されたモ
    ニタ用情報及び作業用情報の少なくとも一方をダウンロ
    ードし、前記モニタ用情報を用いて無人作業のモニタを
    行うとともに、前記作業用情報を用いて作業計画の設計
    または更新を行うようにしたことを特徴とする請求項9
    記載の無人作業機械。
  11. 【請求項11】 前記クライアント装置は、通信回線網
    を経由してインターネットに接続され前記該インターネ
    ットを介して情報の送受信が可能に構成されたコンピュ
    ータから構成されていることを特徴とする請求項10記
    載の無人作業機械。
  12. 【請求項12】 前記クライアント装置は、無線通信回
    線網を含む通信回線網を経由してインターネットに接続
    し、該インターネットを介して情報の送受信が可能に構
    成された携帯電話機であることを特徴とする請求項10
    記載の無人作業機械。
  13. 【請求項13】 前記携帯電話機はインターネットを介
    してWWWサーバに設定されたホームページの閲覧と前
    記ホームページに対する情報の入力を行なう機能を有す
    ることを特徴とする請求項12記載の無人作業機械。
JP2000230333A 1999-08-19 2000-07-31 作業機械 Pending JP2001125645A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000230333A JP2001125645A (ja) 1999-08-19 2000-07-31 作業機械

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11-232637 1999-08-19
JP23263799 1999-08-19
JP2000230333A JP2001125645A (ja) 1999-08-19 2000-07-31 作業機械

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001125645A true JP2001125645A (ja) 2001-05-11

Family

ID=26530573

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000230333A Pending JP2001125645A (ja) 1999-08-19 2000-07-31 作業機械

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001125645A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004031878A1 (ja) * 2002-10-01 2004-04-15 Fujitsu Limited ロボット
JP2005068918A (ja) * 2003-08-27 2005-03-17 Giken Seisakusho Co Ltd 作業環境監視システム及び作業環境監視工法
JP2005306256A (ja) * 2004-04-23 2005-11-04 Koei Sangyo Kk 遠隔操作装置を備えたエンジン式モノレール
WO2012023307A1 (ja) * 2010-08-19 2012-02-23 三菱重工業株式会社 搬送機械の遠隔操作システム
JP2020002709A (ja) * 2018-06-29 2020-01-09 日立建機株式会社 作業機械
WO2024063060A1 (ja) * 2022-09-21 2024-03-28 コベルコ建機株式会社 自動運転情報処理装置、自動運転情報処理方法、および、自動運転情報処理プログラム

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004031878A1 (ja) * 2002-10-01 2004-04-15 Fujitsu Limited ロボット
US7218994B2 (en) 2002-10-01 2007-05-15 Fujitsu Limited Robot
JP2005068918A (ja) * 2003-08-27 2005-03-17 Giken Seisakusho Co Ltd 作業環境監視システム及び作業環境監視工法
JP4537026B2 (ja) * 2003-08-27 2010-09-01 株式会社技研製作所 作業環境監視システム及び作業環境監視工法
JP2005306256A (ja) * 2004-04-23 2005-11-04 Koei Sangyo Kk 遠隔操作装置を備えたエンジン式モノレール
WO2012023307A1 (ja) * 2010-08-19 2012-02-23 三菱重工業株式会社 搬送機械の遠隔操作システム
JP2020002709A (ja) * 2018-06-29 2020-01-09 日立建機株式会社 作業機械
JP7106374B2 (ja) 2018-06-29 2022-07-26 日立建機株式会社 作業機械
WO2024063060A1 (ja) * 2022-09-21 2024-03-28 コベルコ建機株式会社 自動運転情報処理装置、自動運転情報処理方法、および、自動運転情報処理プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1273720B1 (en) System for changing function of work machine and base station
US20010052858A1 (en) Access system to an item of automatic control equipment via a wireless proximity network
JP2008131594A (ja) アプリケーション制御システムおよび制御方法
JP2001125645A (ja) 作業機械
JP2000163361A (ja) コンピュータシステムおよび環境設定方法
JP4266501B2 (ja) 無人作業システム
JP2000076214A (ja) 分散処理システム及びその協調方法
JP4270725B2 (ja) 無人作業システム
JP2001125637A (ja) 超遠隔制御システム
JP3962659B2 (ja) 配電自動化システム、遠方監視制御子局および配電系統監視方法
JP3477348B2 (ja) プラント運転保守支援装置
JP2002268733A (ja) 監視制御システム
KR100618656B1 (ko) 동적 소프트웨어 다운로딩을 이용한 가전기기 제어 시스템및 그 방법
JP2002325143A (ja) 携帯電話機,携帯電話機用プログラム,携帯電話対応型建設機械および携帯電話機を用いたデータ送受信方法。
JP3672411B2 (ja) 無線式警備システム
JP3984099B2 (ja) 携帯端末
JP2005065164A (ja) 通信制御処理装置及び通信制御処理方法
KR20050026275A (ko) 분산 지능형 홈로봇 제어 시스템
JP3211465B2 (ja) 遠隔制御装置
JP4427919B2 (ja) 位置情報通知装置、位置情報管理装置および位置情報管理システム
JP2004236148A (ja) 設備機器の管理方法及びシステム
JP2000155611A (ja) 遠方監視制御システム
KR20010028578A (ko) 인터넷을 이용한 엘리베이터의 원격 감시/제어 시스템
JPH08297171A (ja) 気象観測システム
JP2003023677A (ja) 遠隔保守システムおよび遠隔保守方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070703

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080715

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090401