JPH11178371A - 振動型アクチュエータの摩擦面の評価方法、振動型駆動装置、振動型アクチュエータ、振動型アクチュエータ装置および複写機 - Google Patents

振動型アクチュエータの摩擦面の評価方法、振動型駆動装置、振動型アクチュエータ、振動型アクチュエータ装置および複写機

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JPH11178371A
JPH11178371A JP9343453A JP34345397A JPH11178371A JP H11178371 A JPH11178371 A JP H11178371A JP 9343453 A JP9343453 A JP 9343453A JP 34345397 A JP34345397 A JP 34345397A JP H11178371 A JPH11178371 A JP H11178371A
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潤 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動型アクチュエータの摩擦面の状態を評価
できる振動型アクチュエータの摩擦面評価方法を提供す
る。 【解決手段】通常動作時における振動型アクチュエータ
の出力情報の変化の度合いを評価基準と比較し、前記振
動型アクチュエータの摩擦摺動部における摩擦面の状態
を評価する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振動型アクチュエ
ータの摩擦面の評価方法、振動型駆動装置、振動型アク
チュエータ、振動型アクチュエータ装置および複写機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、振動型アクチュエータは、電気−
機械エネルギー変換素子としての圧電素子に交番信号を
印加することにより弾性体に駆動波を形成する振動体
と、前記振動体の駆動面に加圧接触する接触体とを前記
駆動波により相対的に摩擦駆動するようにしており、摩
擦摺動面の一方、例えば弾性体の駆動面には摩擦材が設
けられている。 このような摩擦部材は、振動型アクチ
ュエータの駆動中において、相手材との摺動により摩耗
し、摩耗粉などが摩擦面に固着し、摩擦駆動に影響を及
ぼす。
【0003】そこで、摩擦面を回復する手法として、特
開昭61−207186号公報のように、摩擦面に付着
した摩耗粉を取り除くための部材を直接摩擦面に接触さ
せ、これで削り取るようにしている。
【0004】また、特開平7−59368号公報のよう
に、摩擦材に砥粒を含有させ、付着した摩耗粉を取り除
くように構成したものも提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記した前記した従来
の摩擦面回復方法においては、常に摩擦面に接触する接
触部材があるため、摩耗粉以外に対してもダメージを与
え、耐久時間が減少するという問題がある。
【0006】本出願に係る第1の発明の目的は、振動型
アクチュエータの振動体と接触体間の摩擦面の状態を評
価する振動型アクチュエータの摩擦面評価方法を提供し
ようとするものである。
【0007】本出願に係る第2の発明の目的は、振動型
アクチュエータの振動体と接触体間の摩擦面の状態を評
価できる振動型駆動装置を提供しようとするものであ
る。
【0008】本出願に係る第3の発明の目的は、振動型
アクチュエータの振動体と接触体間の摩擦面の状態が悪
くなった時に回復動作が行える振動型駆動装置を提供し
ようとするものである。
【0009】本出願に係る第4の発明の目的は、振動型
アクチュエータの振動体の摩擦材と接触体間の摩耗状態
を監視できる振動型アクチュエータを提供しようとする
ものである。
【0010】本出願に係る第5の発明の目的は、振動型
アクチュエータの振動体と接触体間の摩擦面の状態を評
価できる振動型アクチュエータ装置を提供しようとする
ものである。
【0011】本出願に係る第6の発明の目的は、振動型
アクチュエータの振動体と接触体間の摩擦面の状態が悪
くなった時に回復動作が行える振動型アクチュエータ装
置を提供しようとするものである。
【0012】本出願に係る第7の発明は、振動型アクチ
ュエータを駆動源として良好な複写動作が行える複写機
を提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1、第2
の発明は、摩擦面の状態が変化すると振動型アクチュエ
ータの共振周波数が変化することに着目し、例えば共振
周波数の変化によって間接的に変化するパラメータを検
出し、これを演算処理して前記パラメータの変動分を算
出し、この演算出力を所定のしきい値と比較する。
【0014】そして、前記比較手段は、前記パラメータ
の変化が所定値より大きいほど悪くなったと判断する。
【0015】本出願に係る第3の発明は、振動型アクチ
ュエータの摩擦面を評価する評価手段と、回復動作を行
うかどうかを判断する判断手段と、この判断をもとに、
回復動作を行う摩擦面回復手段とを有する。
【0016】また、振動型アクチュエータの摩擦面の状
態を評価する評価手段と、評価結果より前記摩擦面の回
復を行うべきかどうかを判断する判断手段と、判断結果
に基づいて回復を行う必要があることを知らせる報知手
段とを有する。
【0017】本出願に係る第4の発明は、摩耗粉が多く
発生した場合に摩擦面が悪化しているとの考えから、摩
耗量を知るための確認手段を設ける。
【0018】本出願に係る第5の発明は、電気−機械エ
ネルギー変換素子に周波信号を印加して、振動体を励振
させ駆動力を得る振動型アクチュエータ装置において、
所定の駆動条件下において、前記アクチュエータ装置を
駆動している際における前記アクチュエータ装置の速度
状態の変化を評価する評価手段を設け、該速度状態が所
定の変動幅を越えたか否かにより、振動体と該振動体と
接触する接触体との接触面の状態を判定するようにした
ものである。
【0019】本出願に係る第6の発明は、電気−機械エ
ネルギー変換素子に周波信号を印加して、振動体を励振
させ駆動力を得る振動型アクチュエータ装置において、
前記振動体と該振動体に接触する接触体との接触面の状
態を評価する評価手段と、該評価手段にて接触面の状態
が不適当であると判定された際に前記振動体と接触体と
の間の相対的な移動速度を高い速度に設定し、又は前記
アクチュエータ装置を高速駆動させ、又はアクチュエー
タ装置を繰り返し反転動作させることで接触面の状態を
回復させる接触面回復手段を設けたものである。
【0020】本出願に係る第7の発明は、電気−機械エ
ネルギー変換素子に周波信号を印加して、振動体を励振
させ駆動力を得る振動型アクチュエータを駆動源として
用いた複写機において、複写動作の回数に応じた回数情
報を検知するとともに、該回数情報が所定の回数に達し
たときに、前記振動体と接触体との間の相対的な移動速
度を高い速度に設定し、又は前記アクチュエータ装置を
高速駆動させ、又はアクチュエータ装置を繰り返し反転
動作させることで接触面の状態を回復させる接触面回復
手段を設けたものである。
【0021】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1は、本
発明の第1の実施の形態を示すブロック図であり、図2
は振動型アクチュエータの一つである円環型のアクチュ
エータの例を示す構成図である。まずアクチュエータの
簡単な説明をする。
【0022】図2において、1はリング状の弾性部材の
片面に電気−機械エネルギー変換素子としての圧電素子
3を接着した振動体、2は振動体1に不図示の加圧手段
で加圧接触された接触体としてのロータ、20は振動体
1に接着され、ロータ2との間に挟まれている摩擦材、
40はロータ中心に接続された回転軸、3は振動体1に
接着された圧電体である。圧電体3は図3に示す形状で
表面が複数の電極に分割されている。
【0023】また、この電極は2つの駆動用電極グルー
プ3a,3bと、一つのセンサ電極部3cからなってお
り、以下それぞれ駆動用電極グループ3aをA相、駆動
用電極グループ3bをB相、センサ電極部3cをS相と
言う。図2に示す振動型アクチュエータは、このA相と
B相に時間的位相差が90度の交流電圧を印加すること
で振動体1に進行性の振動波を発生させ、この振動の力
を振動体1に摩擦材20を介して加圧接触しているロー
タ2へ摩擦力を介して伝達し、ロータ2を回転するよう
に構成されている。
【0024】このように振動型アクチュエータは、2つ
の交流電圧を印加することでロータ2と振動体1が相対
的に回転することになる。
【0025】以下に図1の説明をする。4は不図示の周
波数、電圧、位相差指令手段からの指令に基づいて振動
型アクチュエータに2つの交流電圧を印加するための駆
動電圧発生手段、5は上記2つの交流電圧が印加される
振動型アクチュエータ、6は振動型アクチュエータ5の
回転を検出するためのセンサ、7はセンサ6の出力を一
定時間ごとに最大値、最小値、平均値、分散、標準偏差
等を求め、これらのうちの一つ以上の値を組み合わせて
演算する演算手段、8はあらかじめ決められた比較値と
比較し、その結果を不図示の判断手段へ出力する比較手
段である。
【0026】演算手段7の主目的は、センサ6の出力の
変動幅を数値化するための演算で、例えば、一定の周波
数、電圧、位相差の一定の駆動条件下のもとで一定の一
定時間毎に、その一定時間内のセンサ6の出力を所定回
数サンプリングし、その最大値から最小値または平均値
を引いた値を求めたり、分散や標準偏差を求めるといっ
た方法でセンサ6の出力の変動を数値化している。
【0027】振動型アクチュエータ5は摩擦駆動である
ため、接触部の摩耗によって性能が変化する特性を持っ
ている。従って長時間使用するとだんだん回転変動が大
きくなり必要とする性能が満たせなくなる場合もある。
こういった場合振動型アクチュエータ5を交換したり、
摩擦面のリフレッシュが必要となる。
【0028】本実施の形態は、振動型アクチュエータ5
の性能が悪化したことを検出するための検出手段を与え
るものである。ここで、センサ6は速度を検出するとし
たが、他にも振動型アクチュエータ5の性能劣化を検出
できるパラメータがいくつかある。図4、図5、図6は
これを説明する図である。
【0029】ここで、これを説明する前に振動型アクチ
ュエータ5が摩擦面の摩耗が進むとどう変化するかにつ
いて簡単に説明する。
【0030】振動型アクチュエータの多くは、振動体1
の共振周波数近傍の電圧を印加して駆動する。これは、
振動体1の共振周波数近傍の周波数だと、同じ振動振幅
を得るための印加電圧の大きさが小さくてすむためで、
効率よく振動型アクチュエータ5を動作させることがで
きる。
【0031】従って、共振周波数に近い周波数ほど同じ
電圧でも振動振幅が大きくなり、駆動速度も速くなる。
ただこの共振周波数は摩擦面の面の状態や温度などで変
化し、これが様々な性能変化を起こす。
【0032】まず、図4から説明する。図4は同じ電圧
で駆動した場合の駆動周波数と動作速度の関係を示して
いる。
【0033】振動型アクチュエータの多くは、このよう
な非対称な特性を持っており、通常共振周波数より高い
周波数領域を用いて周波数や電圧を変化させ、駆動速度
を制御する。ここでfrはある瞬間の振動体1の共振周
波数を表しており、fr’はロータ2が少し回転して、
振動体1との位置関係が変化したときの共振周波数とす
る。
【0034】摩擦面の状態が良いときは、このfrとf
r’の差が小さく、悪化するとこの差が大きくなること
が実験によってわかっている。ここで、駆動周波数をf
0とすると、初期の状態では動作速度はV0であり、共
振周波数が変化するとV0’となる。従って、共振周波
数の変化が大きいと、つまり摩擦面の状態が悪化すると
動作速度の変化が大きくなることがこの図からわかる。
【0035】共振周波数の変化を知るための他の例とし
て、図5に示す位相差がある。この位相差は、印加電圧
(周波信号)と振動体1の振動(振動を表す信号)の時
間的な位相差を表しており、駆動周波数が振動体1の共
振周波数であるときのこの位相差をPrとすれば、所定
周波数f0で振動体1を駆動していた場合、共振周波数
がfrからfr’に変化すると印加電圧と振動体1の振
動の時間的な位相差はP0からP0’に変化する。
【0036】この位相差変化の大きさは、振動体1の共
振周波数の変化に依存するので、共振周波数の変化の度
合いを位相差を一定時間ごとに検知してこの検知結果か
ら上記の速度変化と同様にして検出することができる。
【0037】また、図7は駆動電圧発生手段の回路例で
ある。圧電体3の駆動用電極グループ3a、3bはそれ
ぞれトランスT1、T2の2次側に接続され、トランス
の1次側にはMOSFET Q1、Q2と不図示の指令
手段からの電圧指令によって出力電圧が変化する可変電
源100が接続されている。トランスの1次側に接続さ
れた可変電源100の出力電圧が変化することで、電極
グループ3a、3bに印加される電圧の振幅が変化す
る。
【0038】また、MOSFET Q1、Q2のゲート
端子にはパルス発生部101からの2相の互いに時間的
位相の90度ずれたパルス信号が印加され、トランスT
1、T2の1次側の電流をON・OFFすることでトラ
ンスの2次側に昇圧された交流電圧を発生させる。
【0039】また、パルス発生部101には発振器10
2が接続されており、発振器102は不図示の指令手段
からの周波数指令に応じてその出力パルスの周波数が設
定され、パルス発生部101の出力パルスはこの発振器
102の出力周波数に応じて変化する。
【0040】各部の波形を図8に示す。図8において、
Dirは回転方向信号、Stopは停止信号、P1,P
2はパルス発生部101の端子出力信号、Va,Vbは
周波電圧を示す。ここで、圧電体3のインピーダンスは
駆動周波数によって変化するため、電極グループ3a、
3bのインピーダンスも変化する。この影響で、駆動周
波数に応じて、トランスT1、T2の2次側の電圧振幅
が変化する。この現象を図示すると図6のようになる。
【0041】このように共振周波数がfrがfr’に変
化すると、例えば駆動周波数がf0であった場合駆動電
圧(図7のVaまたはVb)がV0からV0’に変化す
る。従って、この駆動電圧の変化を検出することで振動
型アクチュエータ5の回転中の共振周波数の変化の度合
いを検出する。この様に所定の評価基準に従ってこの度
合いを評価することで摩擦面の状態が評価できる。
【0042】したがって、電圧の変化を一定時間ごとに
検知することでも速度検知と同様に摩擦面の状態を評価
することができる。
【0043】(第2の実施の形態)図9は、本発明の第
2の実施の形態を示すブロック図を示す。
【0044】図9において、16は振動型アクチュエー
タ5の回転軸に直結されたリードネジ、15はリードネ
ジ16が振動型アクチュエータ5によって回転すると、
回転角に応じてリードネジ16の軸方向に移動するステ
ージ、17はステージ15の移動を補助するガイド、1
4はステージ15の移動量を検出するための目盛りが記
録されたスケール、13はスケール14の目盛りを電気
信号に変換するためのリーダ、9はリーダ13の出力か
ら一定時間内の目盛りの数又は、順次読み込まれる目盛
りの時間間隔からステージ15の移動速度を検出するた
めの速度センサ、50はステージ16の位置を検出する
ための位置カウンタである。
【0045】10は不図示の指令手段からの速度指令と
速度センサ9の出力を比較増幅するための差動増幅器、
11は不図示の指令手段からの積分リセット指令によっ
て積分値をリセットすると共に差動増幅器10の出力を
積分する積分手段、12は積分手段11の出力に不図示
の指令手段からの初期駆動周波数指令と積分手段11の
出力を加算するための加算手段であり、加算手段12の
出力は駆動電圧発生手段4の出力電圧の周波数を決定す
る。
【0046】第1の実施の形態では、駆動電圧発生手段
4の不図示の指令手段からの周波数指令、電圧指令、位
相指令を固定としているが、本実施の形態では、駆動周
波数が速度指令と速度センサ9の出力が等しくなるよう
に変化する。
【0047】動作を説明する。ここで速度指令より速度
センサ9の出力が大きい場合、差動増幅器10の出力は
正の値となり、積分手段11の出力は増加する。する
と、加算手段12の出力は初期駆動周波数指令と積分手
段11の出力が加算され、駆動電圧発生手段4の入力が
増加し駆動周波数が高くなる。
【0048】すると、図4の周波数に対する速度の特性
カーブから明らかなように、速度が減速する。これによ
り、速度センサ9の出力が低くなってゆき、速度センサ
9の出力が速度指令と等しくなるように構成されてい
る。
【0049】また、不図示の指令手段は、位置カウンタ
50の出力が目標位置に一致したらON/OFF指令に
よってOFFを駆動電圧発生手段4に指令する。また目
標位置をオーバーしたら位相差指令を90°または−9
0°に切り替えることで移動方向を反転するように構成
されている。また起動時には不図示の指令手段は積分手
段11に積分リセット指令を出力するように構成され、
起動時の駆動周波数は初期駆動周波数指令で決定され
る。
【0050】ここで、振動型アクチュエータ5が速度指
令に応じて一定速度で回転している時のことを考える
と、振動型アクチュエータ5の共振周波数が変化しない
なら駆動周波数もほぼ一定である。しかし、振動型アク
チュエータ5の摩擦面の摩耗が進み、共振周波数の変動
が大きくなると、同じ速度で回転するようにするため
に、駆動周波数を変化させることになる。ただ、速度変
動を完全にゼロにはできないので、速度センサ9の出力
を演算手段7で検出することで、摩擦面の状態を間接的
に検出することが出来る。
【0051】ここで、図9では速度センサ9の出力から
速度変動を検出している。摩擦面の状態が変化すれば、
速度変動量も変化するが、速度を制御しているため変動
量が小さい。
【0052】そこで、加算手段12の出力や積分手段1
1の入力または出力の変動の度合いを演算手段7で検出
すれば、速度センサ9の出力信号の変動幅より大きいた
め、より正確に摩擦面の状況を判断できる。そして演算
手段7の出力を所定の一つ以上の比較値と比較手段8で
比較することで摩擦面の状態が交換時期なのか、また
は、残りの寿命はどのくらいあるのか等を評価して出力
するように構成されている。
【0053】なお、図23のように、演算手段を用いな
いものであっても良い。
【0054】図10は比較手段8の評価手順を示すフロ
ーチャートであり、図11は駆動周波数の変化の度合い
と振動型アクチュエータ5の累積回転時間の関係の一例
を表している。2000(h)時間を超えると周波数変
動の度合いの悪化が加速していくことが図から読み取れ
る。
【0055】図11中、実線で示す曲線は、振動型アク
チュエータ5が一回転する間の駆動周波数の最大値と最
小値の差以下P−P値(Fd1)をプロットしたものを
表しており、破線で示す曲線は一回転を100分割して
各回転位置の駆動周波数の値の標準偏差値(Fd2)を
プロットしたものである。比較値3は標準偏差値Fd2
と比較され、比較値1,2はP−P値(Fd1)と比較
される。
【0056】図10のフローチャートを用いて評価手段
の評価手順を説明する。
【0057】本フローチャートの動作が開始されると、
駆動周波数を検出し(S01)、まず最初に振動型アク
チュエータ5の一回転中の駆動周波数のP−P値(Fd
1)、標準偏差値(Fd2)を求める(S02,S0
3)。
【0058】次に、標準偏差値(Fd2)と比較値3と
を比較し(S04)、標準偏差値が大きければ、振動型
アクチュエータ5の交換時期であることを不図示の表示
手段に表示し(S08)、本フローチャートの動作を終
了する。
【0059】一方、S04において標準偏差値が比較値
よりも小さければ、P−P値(Fd1)を比較値1と比
較し(S05)、P−P値が比較値1より大きければ、
振動型アクチュエータ5の交換時期であることを不図示
の表示手段に表示し(S08)、本フローチャートの動
作を終了する。また、そうでなければ、P−P値を比較
値2と比較し(S06)、P−P値が大きければ交換時
期が近いことを表示し(S07)、そうでなければ評価
を終了する。
【0060】(第3の実施の形態)図12は第3の実施
の形態を示す断面図である。
【0061】図12において、13はインタラプタ、1
4は回転軸4の回転角を検出するための目盛りが記録さ
れたスケール、18はロータ2を振動体1に加圧接触さ
せるためのバネ、19は圧電体3に電力を供給するため
のコネクタ、21,22は回転軸40を保持するベアリ
ング、23はベース板、24はインタラプタ13とスケ
ール14を覆うカバー、25は振動体1、ロータ2等を
覆うカバー、26はカバー25の一部に設けられてお
り、摩擦材20の摩耗粉がたまるように摩擦材20の下
部に設けられている摩耗度合い確認窓である。この窓2
6によって、摩耗粉の量が簡単に確認でき、その量から
簡単に交換時期を知ることが出来る。
【0062】図13は摩擦材(20−1,20−2,2
0−3,20−4)を多層にし、各摩擦材を赤や黄等そ
れぞれ色を変えたものである。例えば、10μmごとに
異なる色の摩擦材を重ねることで摩耗の進行度合いに応
じて摩耗粉の色が変化するので、更に摩耗度合いを簡単
に知ることが出来る。
【0063】(第4の実施の形態)図14は、第4の実
施の形態を示すブロック図で、図15は回復動作指令手
段の動作を示すフローチャートである。
【0064】図14において、回復動作指令手段32
は、演算手段7の出力と比較値1との比較が行われる第
1比較手段8の結果と、演算手段7の出力と比較値2と
の比較が行われる第2比較手段31の結果をもとに、振
動型アクチュエータ5に摩擦面の回復動作をさせるかど
うかを判定して、駆動電圧発生手段4に動作を指示する
回復動作指令手段である。
【0065】図15において、Pは回復動作フラグ、C
は回復動作回数フラグ、CNTは回復動作カウンタを示
す。
【0066】この回復動作指令手段32には、不図示の
指令手段からの周波数、電圧、位相差の指令、および回
復動作の回数の比較値4が入力されている。
【0067】回復動作指令手段32は、第1比較手段8
と第2比較手段31からの比較結果をもとに、この周波
数、電圧、位相差の指令を駆動電圧発生手段4に出力す
るか、回復動作に従ってこれらのパラメータを出力する
かを判断し、駆動電圧発生手段4に各指令を出力する。
【0068】図15のフローチャートの動作が開始され
ると、P(回復動作フラグ、P=0で不要、P=1で
要),C(回復動作回数フラグ、C=0で0回、C=1
で1回),CNT(回復動作カウンタ)をぞれぞれ0と
する(S11)。
【0069】S12において、速度変動(第1の実施の
形態と同様にして検出された速度変動)と比較値2を比
較し、速度変動が小さければ、S15において回復動作
を不要とし(P=0)、S16においてフラグPを判定
する。また、S12において速度変動が大きいと、S1
3において今度は速度変動が比較値1(比較値1>比較
値2)よりも大きいか否かを判断する。ここで、速度変
動が大きいと、S14においてフラグP=1とし、S1
6に進む。
【0070】S16においては、P=1でないと、回復
動作が不要であるため、S17において通常動作を実行
し、まだ回復動作を行っていないので回復動作回数フラ
グC=0とし、回復動作回数が所定回数(比較値4)に
達したか否かを判定する(S19)。
【0071】S19において、回復動作が所定回数に達
していないと、S12に戻り、同様の処理を行う。
【0072】一方、S16において、P=1である回復
動作を要する場合、S20において回復動作を実行し、
S21において回復動作回数フラグC=0ならば、S2
2において回復動作カウンタCNTに1を加え、回復動
作回数フラグC=1とする。そして、S19において、
回復動作カウンタCNTの値が所定の値(比較値4)を
越えていると、S23において、交換時期であることを
不図示の表示手段に表示する。また、回復動作カウンタ
CNTの値が比較値4を越えたいない場合は、S12に
戻り、速度変動が比較値2より小さくなり、回復動作フ
ラグP=0となるまで回復動作が繰り返される。
【0073】すなわち、本実施の形態において、最初の
内は振動型アクチュエータ5の特性が良いので、不図示
の指令手段からの各指令をそのまま駆動電圧発生手段4
に出力するが、特性が悪化してくると、同じ周波数、電
圧、位相差で駆動していても、回転速度の変化が大きく
なってくる。
【0074】すると、演算手段7で計算される一定時間
内の回転速度の最大、最小の差が大きくなり、第1比較
手段8の入力が大きくなっていく。そして、周波数の変
動は比較値1よりそれぞれ大きくなると、回復動作指令
手段32は、駆動電圧発生手段4に対して回復動作のパ
ラメータを順次設定する。回復動作を続けるとセンサ6
で検出される速度の変動は小さくなってくる。
【0075】そして、演算手段7の出力も小さくなって
行き、第2比較手段31の入力が小さくなってゆき、周
波数の変動が比較値2より小さくなると回復動作指令手
段31は、回復動作を終了し、不図示の指令手段の指令
に従って駆動電圧発生手段4にパラメータを指令するよ
うに構成されている。
【0076】更に、回復動作指令手段32は、回復動作
の回数が比較値4より大きくなったら振動型アクチュエ
ータの交換時期であることを表示する。
【0077】また、回復動作を開始してからの時間が所
定の時間に達した時、または振動型アクチュエータ5の
回転数が所定回転数以上になったら、比較手段8、31
の出力に関係なく回復動作を終了するように構成しても
良い。
【0078】次に回復動作指令手段32からの回復動作
時に出力されるパラメータについて説明する。
【0079】摩擦面を回復するには、連続高速回転また
は連続高速反転動作を繰り返す必要がある。そのために
は、電圧指令を大きくし、駆動周波数を振動型アクチュ
エータ5の共振周波数近傍に設定する。反転には位相差
を90度と−90度の繰り返しを行う。このような動作
を行うことで、ロータ2にこびりついた摩耗粉がクリー
ニングされ、振動型アクチュエータ5の性能が回復す
る。
【0080】図16、17は他の回復手段を示したもの
である。
【0081】図16において、33はベルト、34,3
5はベルト33がかけられているプーリ、36はプーリ
35の中心に接続された回転軸、37は回転軸36に不
図示のDCモータ等の他の回転手段を接続するためのカ
ップリングである。
【0082】回復動作が必要な事、例えば図15のS1
6でP=1と判定されたことを不図示の表示装置で表示
するようにすれば、図14に示すような自動的に回復動
作をする手段が無い場合でも定期的に回復することが可
能となる。図16は定期的なメンテナンス時にカップリ
ングを介して振動型アクチュエータ5を強制的に回転さ
せ、摩耗粉を除去出来るように構成したものである。
【0083】また、図17において、38は手で振動型
アクチュエータ5の回転軸4を回転させるためのノブで
ある。この場合、メンテナンスが必要な時は手動で簡単
にロータ2を回転させることが出来る。また回復動作が
必要なことや、振動型アクチュエータ5の交換時期を知
らせるための手段は、液晶、CRT等の表示装置の他、
各種音源による警報、フロッピーディスクや、フラッシ
ュROM、紙等の記録媒体への記録、LAN等のネット
ワークを介した通報であっても良い。
【0084】(第5の実施の形態)図18は本発明の第
5の実施の形態であるカラー画像形成装置の全体構成を
示す図であり、図19はその制御部の一部を表すブロッ
ク図である。以下図18を用いてカラー画像形成装置の
構成を説明する。
【0085】まず、リーダ部の構成について説明する。
図18において、101はCCD、311はCCD10
1の実装された基板、312はプリンタ処理部、301
は原稿台ガラス、302は原稿給紙装置、303および
304は原稿を証明する光源、305および306は光
源(303、304)の光を原稿に集光する反射傘、3
07〜309はミラー、310は原稿からの反射光また
は投影光をCCD101上に集光するレンズ、314は
光源(303、304)と反射傘(305、306)と
ミラー307を収容するキャリッジ、315はミラー
(308、309)を収容するキャリッジ、313は他
のIPU等とのインターフェイス部である。キャリッジ
314は速度Vで、キャリッジ315は速度V/2でC
CD101の電気的走査(主走査)方向に対して垂直方
向に機械的に移動することによって、原稿の全面を走査
(副走査)する。
【0086】原稿台ガラス上の原稿は光源(303、3
04)からの光を反射し、その反射光はCCD101に
導かれて電気信号に変換される。そして、その電気信号
(アナログ画像信号)は画像処理部312に入力されデ
ジタル信号に変換される。変換されたデジタル信号は処
理された後、プリンタ部に送られ画像形成に用いられ
る。
【0087】次にプリンタ部の構成について説明する。
317はM(マゼンタ色)画像形成部、318はC(シ
アン色)画像形成部、319はY(イエロー色)画像形
成部320はK(黒色)画像形成部で、それぞれの構成
は同一なのでM画像形成部317について説明し、他の
画像形成部の説明は省略する。
【0088】M画像形成部317において、342は感
光ドラムで、LEDアレー210からの光によって、そ
の表面に潜像が形成される。321は一次帯電器で、感
光ドラム342の表面を所定の電位に帯電させ、潜像形
成の準備をする。322は現像器で、感光ドラム342
上の潜像を現像して、トナー画像を形成する。
【0089】なお、現像器322には現像バイアスを印
加して現像するためのスリーブ345が含まれている。
323は転写帯電器で、転写ベルト333の背面から放
電を行い、感光ドラム342上のトナー画像を、転写ベ
ルト333上の記録紙などへ転写する。本実施の形態は
転写効率がよいため、従来用いられていたクリーナ部が
配置されていない。(クリーナ部を装着しても問題ない
ということはいうまでもない。)次に、記録紙などの上
へ画像を形成する手順を説明する。カセット(340、
341)に格納された記録紙等はピックアップローラ
(339、338)により1枚毎給紙ローラ(336、
337)で転写材搬送ベルト333上に供給される。給
紙された記録紙は吸着帯電器346で帯電させられる。
【0090】348は転写ベルトローラで、転写材搬送
ベルト333を駆動し、かつ、吸着帯電器346と対に
なって記録紙等を帯電させ、転写材搬送ベルト333に
記録紙等を吸着させる。347は紙先端センサで、転写
材搬送ベルト333上の記録紙の先端を検知する。
【0091】なお、紙先端センサの検出信号はプリンタ
部からカラーリーダ部へ送られて、カラーリーダ部から
プリンタ部にビデオ信号を送る際の副走査同期信号とし
て用いられる。この後、記録紙等は転写材搬送ベルト3
33によって搬送され、画像形成部317〜320にお
いてMCYKの順にその表面にトナー画像が形成され
る。K画像形成部320を通過した記録紙等は、転写材
搬送ベルト333からの分離を容易にするため、除電帯
電器349で除電された後、転写材搬送ベルト333か
ら分離される。
【0092】350は剥離帯電器で記録紙等が転写材搬
送ベルト333から分離する際の剥離放電によって画像
乱れを防止するものである。分離された記録紙等は、ト
ナーの吸着力を補って画像乱れを防止するために、定着
前帯電器(351、352)で帯電された後、定着器3
34でトナー画像が熱定着された後、335の排紙トレ
ーに排紙される。
【0093】ここで、感光ドラム(342〜345)お
よび転写材搬送ベルトローラ348を回転させるための
駆動アクチュエータとして、公知の振動型アクチュエー
タが用いられている。この様に複数のアクチュエータの
連携で一つの画像を形成するため、一つのアクチュエー
タの特性が悪化するだけで美しい画像を形成できなくな
ってしまう。
【0094】図19は図18の振動型アクチュエータの
駆動回路を示すブロック図で、図19において、53は
不図示の指令手段又はスイッチからの電源ON指令及
び、後述する評価手段50からの出力に応じて、駆動電
圧発生手段4に振動型アクチュエータ5に印加する2相
の交流電圧の周波数(加算器12を経て)、位相差、電
圧振幅を指令する指令手段、51は指令手段53からの
指令で、電圧指令が0[V]以外であるときの時間を計
測するためのタイマー、52は指令手段53の指令で、
複写枚数をカウントする複写枚数カウンタ、50は比較
値1、2(図15参照)が入力される比較手段8、タイ
マー51、複写枚数カウンタ52の出力に応じて指令手
段53に評価結果を出力する評価手段、54は評価手段
50の出力に応じて指令手段53によってメッセージ出
力される表示パネル、55は指令手段53へ複写動作の
実行を指示する入力装置である。
【0095】なお、感光ドラム342は振動型アクチュ
エータ5に接続され、記録紙に画像を形成する時には一
定速度で回転している。
【0096】速度の制御は、センサ6で速度を検出し、
不図示の指令手段からの速度指令と差動増幅器10で速
度指令と現在速度の差が検出され、積分手段11でこの
差が積分され、もし速度指令より遅いなら、積分手段1
1の出力は減少して行き、加算手段12の出力である周
波数指令が低い周波数へ変化する。すると図4からわか
るように速度が増加し速度目標である指令速度に制御さ
れる。これと並行して振動型アクチュエータ5の速度の
変動が演算手段7で検出され、比較値1及び比較値2と
比較手段8で比較されその大小が評価手段50に出力さ
れている。
【0097】タイマー51は、振動型アクチュエータ5
が動作中の時間を計測するように構成されており、複写
枚数カウンタは複写枚数をカウントしている。評価手段
50及び指令手段53の動作をフローチャートを用いて
説明する。
【0098】図20、21,22にフローチャートを示
す。
【0099】図20において、Cは回復動作を実行した
回数、Eは交換時期かどうかを示す交換フラグ、Mは複
写の枚数をそれぞれ表している。
【0100】図20の動作が開始され、フラグC、E、
Mをそれぞれ0とし(S31)、図19の不図示の指令
手段からの電源ON指令が入力されると(S32)、後
述する回復動作1が実行される。これは電源ON時には
毎回実行される。
【0101】次に、入力装置55からの複写開始指令を
待ち(S34)、複写開始指令があると、まず複写枚数
(M)に1加算し、回復するかどうかを示す回復実行フ
ラグ(F)を0にリセットする(S35)。次に複写枚
数が所定枚数(Mmax)に達したなら(S36)、後
述する回復動作1が実行され(S50)、達していなけ
れば複写動作にはいる(S37)。
【0102】S50において回復動作が行われた場合、
S51において、回復動作回数(C)に1加算すると共
に複写枚数(M)を0にリセットし、複写枚数が所定枚
数(Cmax)を超えたか否かを判断し(S52)、越
えていたら、振動型アクチュエータ5の交換時期である
ことを表示パネル54に表示する(S47)。
【0103】また、S52において、所定枚数(Cma
x)を超えていなければ、S38に進み複写動作に復帰
する。
【0104】複写動作は、複写時の回転数になるよう
に、指令手段53より速度指令、電圧指令、位相差指
令、初期周波数指令を出力する。
【0105】そして、S38において、演算手段7で求
められた速度変動が比較値1より大きい場合は、後述す
る回復動作2を実行するために回復実行フラグ(F)を
1にする(S39)。
【0106】一方、速度変動が比較値1より小さい場合
は、複写が終了するまで速度変動と比較値1との比較を
繰り返す(S38、S40)。複写が終了したなら、振
動型アクチュエータ5を停止し(S41)、S42にお
いて回復実行フラグ(F)が0ならば複写開始まで待機
する。回復実行フラグ(F)が1ならば、後述する回復
動作2を実行する(S43)。
【0107】回復動作2が終了したら、回復動作の回数
(C)に1加算すると共に複写枚数(M)を0にする
(S44)。そして、S45において回復動作の回数
(C)が所定の回数(Cmax)を超えたら、交換時期
であることを表示パネル54に表示して複写開始を待つ
(S47)。また、S45において回復動作の回数
(C)が所定回数(Cmax)を超えていなければ、S
46に進み、交換フラグ(E)を判定し、交換フラグ
(E)が0であれば複写開始を待つ。
【0108】また、S46において、交換フラグ(E)
が1であれば表示パネル54に交換時期であることを表
示して複写開始を待つ(S47)。
【0109】このようにして、振動型アクチュエータ5
の特性が悪化した場合や、定期的に回復動作を行うこと
で、振動型アクチュエータ5の摩擦面がリフレッシュさ
れ、常に美しい画像が記録シートに形成される。
【0110】ここで、電源ON時に回復動作1を行う理
由であるが、電源OFFから電源ONまでの時間は通常
比較的長いので、振動型アクチュエータ5の摩擦材20
が樹脂の場合、ロータ2と摩擦材20が固着してしまう
ことがある。
【0111】これを振動体1の振動ではがした場合、摩
耗粉がロータ2にこびりついてしまい特性が悪化してし
まう場合がある。画像には影響しない程度でも、徐々に
悪化していくことがあるので、電源ON時に必ず回復動
作1を行うことで、常に摩擦面を良好な状態に保つこと
が出来る。
【0112】また、電源をONした状態で連続して使用
する場合、所定枚数(M)毎に回復動作1を行えば同様
にして摩擦面を良好な状態に保つことが出来る。
【0113】ここで、回復動作1について図21を用い
て説明する。まず回復動作中又は準備中であることを表
示パネル54に表示し(S61)、タイマー51、動作
回数をリセット後に時間計測をスタートする(S6
2)。
【0114】そして、回復動作用のパラメータNを、N
=1(1番目)とし(S63)、回復動作用のN番目の
パラメータを設定し(S64)、次にNに1を加算し
(S65)、タイマーが所定の時間を越えたか否かを判
定する(S66)。
【0115】S66において、タイマーが所定の時間を
越えていなければ、回復動作の動作回数が所定の複写枚
数(M)を越えたか否かを判定し、越えていなければS
64に戻り、同様の動作を行い、所定の複写枚数を越え
ているとS63に戻る。
【0116】すなわち、この回復動作用のN番目に設定
一定の繰り返し動作からなる動作パターンを繰り返すた
めに、電圧指令、位相差指令、初期周波数指令、速度指
令からなる指令テーブルを順次発生させ、所定の指令パ
ターンを繰り返す。
【0117】一方、S66において、タイマー51の時
間計測値が所定時間を越えると、交換フラグE=0と
し、振動型アクチュエータ5を停止させ(S69)、回
復動作が終了したことを表示パネル54に表示するか、
回復動作中であることを示す表示を消し(S70)、回
復動作1を終了する。
【0118】これによって、ある程度の回復効果はえら
れるが、回復動作1は所定時間行う動作であり、完全に
回復できない場合がある。すると、速度変動が比較値1
を超えてしまうことが発生する。
【0119】そうすると、回復動作2が実行され、摩擦
面状態が良好な状態に戻る。ここで、図22を用いて回
復動作2について説明する。まず回復動作中又は準備中
であることを表示パネル54に表示し(S71)、タイ
マー51をリセット後に時間計測をスタートする(S7
2)。
【0120】そして一定の繰り返し動作からなる動作パ
ターンを繰り返すために、電圧指令、位相差指令、初期
周波数指令、速度指令からなる指令テーブルから各指令
を順次出力し、所定の指令パターンを繰り返す(S73
〜S78、またはS74〜S78)。
【0121】そして、S77において、速度変動が比較
値2より小さくなる、すなわち摩擦面が回復すると、振
動型アクチュエータ5を停止し(S80)、回復動作が
終了したことを表示パネル54に表示(S81)する
か、回復動作中であることを示す表示を消して終了す
る。
【0122】また、S76において、上記一定の動作パ
ターンを繰り返している内に、タイマー51の時間計測
値が所定の時間を超えると、これは回復動作で回復出来
ない場合と判定され、S79において、交換フラグ
(E)を1にして振動型アクチュエータ5を停止し(S
80)、回復動作が終了したことを表示パネル54に表
示するか、回復動作中であることを示す表示を消して終
了する。
【0123】ここで、回復動作を行っても摩擦材20の
摩耗が多くなってくると、振動型アクチュエータ5の出
力トルクが減少し、負荷変動を多く受けるようになると
共に、摩耗粉のこびりつきの影響も大きくなってくるた
め、所望の性能が出せなくなってくる。
【0124】このような場合、回復動作2において、回
復が出来ない事を判断し、交換時期であることを表示パ
ネル54に表示するように構成されている。本実施の形
態では、回復動作2で回復できない時は、交換すること
になるが、図16,17のような他の回復手段で回復す
るようにしてもよい。
【0125】また、ここでは、一つの振動型アクチュエ
ータの動作について説明したが、図18に示すように、
感光ドラム(342〜345)に各1台の計4台と転写
材搬送ベルト333を動かすための転写材搬送ベルトロ
ーラ348に接続された1台の振動型アクチュエータが
ある場合、回復動作は同時に行う。これは5台の振動型
アクチュエータがほぼ同じ動作をするから摩擦面の状態
もほぼ同じではないかということと、転写材搬送ベルト
333が感光ドラム(342〜345)に接触している
ので一つだけ回転すると感光ドラム(342〜345)
及び転写材搬送ベルト333に傷がついてしまうからで
ある。
【0126】
【発明の効果】本出願に係る第1、第2の発明によれ
ば、振動型アクチュエータの摩擦面の状態を検出する手
段を提供することで、該摩擦面の回復時期または振動型
アクチュエータの交換時期を知ることが出来る。
【0127】本出願に係る第3、第5の発明によれば、
該摩擦面を評価して、摩擦面が悪化したことを検出しメ
ンテナンス時にメンテナンス者に伝える伝達手段を提供
することにより、メンテナンス者が画像評価等の高度な
判断をしなくても容易に振動型アクチュエータへ回復動
作を指示したり、手動で摩擦面の回復を行うため、振動
型アクチュエータの性能を長期間安定に発揮できる。
【0128】また、摩擦材の摩耗状態をメンテナンス者
が目視により確認でき、摩擦面の回復を行う時期を正確
に知ることが出来る。また、メンテナンス者が摩耗量を
色によって簡単に検出でき、摩擦面の回復時期や振動型
アクチュエータの交換時期を正確に知ることが出来る。
【0129】さらに、複数の振動型アクチュエータの回
転軸が間接的に力を及ぼしあう装置において、一つの振
動型アクチュエータの摩擦面の状態が悪化した場合でも
全ての振動型アクチュエータの回復動作を連携して行う
ことで、接触部がスリップせず、被駆動体の損傷を防止
できる。
【0130】本出願に係る第4、第6の発明によれば、
該摩擦面の状態を検知し、回復が必要ならば回復手段に
より該摩擦面の回復動作を行うことで、振動型アクチュ
エータの性能を長期間安定に発揮できる。
【0131】本出願に係る第7の発明によれば、複数の
振動型アクチュエータの回転軸が間接的に力を及ぼしあ
う複写機において、一つの振動型アクチュエータの摩擦
面の状態が悪化した場合でも全ての振動型アクチュエー
タの回復動作を連携して行うことで、接触部がスリップ
せず感光ドラムに傷をつけないため、長期間良好な画像
を記録シートに記録できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示すブロック図
【図2】振動型アクチュエータの側面図
【図3】図3の振動体における圧電体の電極構造を示す
平面図
【図4】振動型アクチュエータの駆動周波数に対する回
転速度の関係を示す図
【図5】振動型アクチュエータの駆動周波数に対する印
加電圧とS相出力との位相差の関係を示す図
【図6】振動型アクチュエータの駆動周波数に対する印
加電圧の関係を示す図
【図7】駆動電圧発生手段の回路例を示す回路図
【図8】図7の各部の波形を示す図
【図9】第2の実施の形態を示すブロック図
【図10】図9の評価手段のフローチャート図
【図11】振動型アクチュエータの動作時間対共振周波
数の変動幅の関係を示す図
【図12】第3の実施の形態の振動型アクチュエータの
断面図
【図13】図12の摩擦材の例を示す図
【図14】第4の実施の形態を示すブロック図
【図15】図14の動作を説明するフローチャート図
【図16】回復手段の一例を示す概略図
【図17】回復手段の他の例を示す概略図
【図18】複写機の構成を示す構成図
【図19】第5の実施の形態を示すブロック図
【図20】図19の動作を説明するフローチャート図
【図21】図20の回復動作1の動作を説明するフロー
チャート図
【図22】図20の回復動作2の動作を説明するフロー
チャート図
【図23】第2の実施の形態の変形例を示すブロック図
【符号の説明】
1 振動体 2 ロータ 3 圧電体 4 駆動電圧発生手段 5 振動型アクチュエータ 6 センサ 7 演算手段 8、31 比較手段 10 差動増幅器 11 積分手段 12 加算手段 13 リーダ 14 スケール 20 摩擦材 26 確認窓 32 回復動作司令手段 33 ベルト 34,35 プーリ 37 カップリング 38 ノブ 40 回転軸 50 評価手段 51 タイマー 52 複写枚数カウンタ 53 指令手段 54 表示パネル 55 入力装置 342 感光ドラム
フロントページの続き (72)発明者 林 禎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (58)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の駆動条件のもとでの駆動状態にお
    ける振動型アクチュエータの出力情報の変化の度合いを
    評価基準と比較し、前記振動型アクチュエータの摩擦摺
    動部における摩擦面の状態を評価することを特徴とする
    振動型アクチュエータの摩擦面評価方法。
  2. 【請求項2】 振動型アクチュエータを指令値で駆動制
    御するために用いられる出力情報の変化の度合いを評価
    基準と比較し、前記振動型アクチュエータの摩擦摺動部
    における摩擦面の状態を評価することを特徴とする振動
    型アクチュエータの摩擦面評価方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記駆動制御のため
    の制御パラメータは、振動型アクチュエータに印加する
    交流電圧の周波数、電圧振幅、位相差、の少なくとも一
    つを直接あるいは間接的に変化させるパラメータである
    ことを特徴とする振動型アクチュエータの摩擦面評価方
  4. 【請求項4】 請求項1または2において、前記出力情
    報の変化の度合いは、振動振幅あるいは共振周波数の変
    化の度合いとすることを特徴とする振動型アクチュエー
    タの摩擦面評価方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記振動振幅あるい
    は前記共振周波数の変化の度合いは、前記振動型アクチ
    ュエータの速度に応じた値、前記振動型アクチュエータ
    の電気−機械エネルギー変換素子の出力電圧又は位相情
    報、前記電気−機械エネルギー変換素子に流入する電流
    又は印加電圧、前記電気−機械エネルギー変換素子に対
    して駆動電圧を発生するための駆動電圧発生手段に流入
    する電流又は内部素子に流入する電流の少なくとも一つ
    であることを特徴とする振動型アクチュエータの摩擦面
    評価方法。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4または5におい
    て、前記出力手段の変化の度合いは、最大値、最小値、
    平均値、分散、標準偏のうち少なくとも一つ又はこれら
    を演算処理して求めることを特徴とする振動型アクチュ
    エータの摩擦面評価方法。
  7. 【請求項7】 電気−機械エネルギー変換素子により振
    動が励起される振動体と前記振動によって前記振動体に
    接触する接触体と前記振動体とを相対移動させる振動型
    アクチュエータと、 前記振動型アクチュエータに交流電圧を印加する駆動電
    圧発生手段と、 前記振動型アクチュエータの振動振幅又は共振周波数の
    変化に応じて変化する値を検出する検出手段と、 前記検出手段の出力とあらかじめ設定された指令値との
    差信号を出力する差動検出手段と、 前記差信号を積分又は積算する積分手段と、 前記積分手段の積分又は積算した信号と前記差信号の少
    なくとも一方をもとに、上記振動型アクチュエータの共
    振周波数の変化に応じて変化する値が前記指令値に略一
    致するように前記振動型アクチュエータに印加する交流
    電圧信号の複数の制御パラメータを制御する制御手段
    と、 前記積分手段の出力及び上記差信号の少なくとも一つの
    値を演算処理する演算手段と、 前記演算手段の出力又は前記積分手段の出力又は上記差
    信号の内、少なくとも一つの出力値を所定の一つ以上の
    比較値とそれぞれ比較する比較手段と、 前記比較手段による複数の比較結果によって摩擦面の状
    態を判定する判定手段とを有することを特徴とする振動
    型駆動装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記演算手段は、最
    大値、最小値、平均値、分散、標準偏差、絶対値の内少
    なくとも一つ又はこれらを演算処理して出力することを
    特徴とする振動型駆動装置。
  9. 【請求項9】 請求項7または8において、前記振動型
    アクチュエータの振動振幅又は共振周波数の変化に応じ
    て変化する値は、前記振動体と前記接触体の相対移動速
    度に応じた値、前記振動体に設けられた電気−機械エネ
    ルギー変換素子の出力電圧又は位相情報、前記振動型ア
    クチュエータに流入する電流又は印加電圧、前記駆動電
    圧発生手段に流入する電流又は内部素子に流入する電流
    の少なくとも一つであることを特徴とする振動型駆動装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項7、8または9において、前記
    振動型アクチュエータの制御パラメータは、前記振動型
    アクチュエータに印加する交流電圧の周波数、電圧振
    幅、位相差、の少なくとも一つを直接或いは間接的に変
    化させるパラメータであることを特徴とする振動型駆動
    装置。
  11. 【請求項11】 電気−機械エネルギー変換素子により
    振動が励起される振動体と前記振動によって前記振動体
    に接触する接触体と前記振動体とを相対移動させる振動
    型アクチュエータと、 前記振動体と前記接触体との接触面の状態を評価する評
    価手段と、 前記評価手段の出力を判定する判定手段と、 前記判定手段の判定結果にもとづいて摩擦面回復動作を
    行う摩擦面回復手段とを有することを特徴とする振動型
    駆動装置。
  12. 【請求項12】 請求項11において、前記評価手段
    は、所定の駆動条件のもとで駆動されている時における
    前記振動型アクチュエータの出力情報の変化の度合いを
    評価基準と比較し、前記振動型アクチュエータの摩擦摺
    動部における摩擦面の状態を評価することを特徴とする
    振動型駆動装置。
  13. 【請求項13】 請求項11において、前記評価手段
    は、前記振動型アクチュエータを指令値で駆動制御する
    ために用いられる出力情報の変化の度合いを評価基準と
    比較し、前記振動型アクチュエータの摩擦摺動部におけ
    る摩擦面の状態を評価することを特徴とする振動型駆動
    装置。
  14. 【請求項14】 請求項11、12または13におい
    て、前記判定手段は、比較対象があらかじめ決められた
    悪化判定値より大きい場合に摩擦面が悪化したと判定
    し、あらかじめ決められた回復判定値より小さい場合に
    摩擦面が回復したと判定することを特徴とする振動型駆
    動装置。
  15. 【請求項15】 請求項11、12または13におい
    て、前記判定手段は、複数の悪化判定値及び回復判定値
    を持つことを特徴とする振動型駆動装置。
  16. 【請求項16】 請求項11、12、13、14または
    15において、前記摩擦面回復手段は、所定の相対移動
    速度テーブル又はプログラム又は所定の制御パラメータ
    テーブル又はプログラム又はこれらの複合動作にもとづ
    いて動作を振動型アクチュエータにさせるように前記制
    御手段に指令することを特徴とする振動型駆動装置。
  17. 【請求項17】 請求項11、12、13、14または
    15において、前記摩擦面回復手段は、前記振動型アク
    チュエータの振動体と接触体とを強制的に外部から相対
    移動させる強制駆動手段であることを特徴とする振動型
    駆動装置
  18. 【請求項18】 請求項17において、前記摩擦面回復
    手段は、前記振動型アクチュエータに複数の交流電圧を
    印加しつつ相対移動させることを特徴とする振動型駆動
    装置。
  19. 【請求項19】 請求項10に記載の摩擦面回復手段
    は、摩擦面が回復したと判定されるまで又は所定時間又
    は所定回転数回復動作を行うことを特徴とする振動型駆
    動装置
  20. 【請求項20】 請求項11、12、13、14、1
    5、16、17、18または19において、前記摩擦面
    回復手段は、摩擦面が悪化したと判定された時に回復動
    作を開始することを特徴とする振動型駆動装置。
  21. 【請求項21】 電気−機械エネルギー変換素子により
    振動が励起される振動体と前記振動によって前記振動体
    に接触する接触体と前記振動体とを相対移動させる振動
    型アクチュエータと、 前記振動型アクチュエータの振動体と接触体との接触面
    の状態を評価する評価手段と、 前記評価手段の出力を判定する判定手段と、 前記判定手段の出力に応じて摩擦面の回復動作を行う摩
    擦面回復手段の内、少なくとも前記評価手段か前記摩擦
    面回復手段のいずれか一方を有することを特徴とする振
    動型駆動装置。
  22. 【請求項22】 請求項21において、前記評価手段
    は、前記振動体と接触体の摩擦面に設けられた複数色か
    らなる複数層の摩擦部材に基づいて評価することを特徴
    とする振動型駆動装置。
  23. 【請求項23】 請求項21において、前記評価手段
    は、所定の駆動条件のもとで駆動されている時における
    前記振動型アクチュエータの出力情報の変化の度合いを
    評価基準と比較し、前記振動型アクチュエータの摩擦摺
    動部における摩擦面の状態を評価することを特徴とする
    振動型駆動装置。
  24. 【請求項24】 請求項21において、前記評価手段
    は、前記振動型アクチュエータを指令値で駆動制御する
    ために用いられる出力情報の変化の度合いを評価基準と
    比較し、前記振動型アクチュエータの摩擦摺動部におけ
    る摩擦面の状態を評価することを特徴とする振動型駆動
    装置。
  25. 【請求項25】 請求項21において、前記摩擦面回復
    手段は、前記振動体と前記接触体との接触面の状態を評
    価する評価手段の出力を判定し、その判定結果にもとづ
    いて摩擦面回復動作を行うことを特徴とする振動型駆動
    装置。
  26. 【請求項26】 請求項21において、前記摩擦面回復
    手段は、前記振動体と前記接触体とを手動で相対移動さ
    せることを特徴とする振動型駆動装置。
  27. 【請求項27】 請求項21において、前記評価手段
    は、前記振動型アクチュエータの累積動作又は停止時間
    或いは累積相対移動距離を測定することを特徴とする振
    動型駆動装置。
  28. 【請求項28】 電気−機械エネルギー変換素子により
    振動が励起される振動体と前記振動によって前記振動体
    に接触する接触体と前記振動体とを相対移動させる振動
    型アクチュエータと、 前記振動体と接触体との接触面の状態を評価する評価手
    段と、 前記評価手段の出力を判定する判定手段と、 前記判定手段の出力に応じて摩擦面の回復動作が必要で
    あることを知らせる報知手段とを有することを特徴とす
    る振動型駆動装置。
  29. 【請求項29】 請求項28において、前記報知手段
    は、表示装置、警報装置、通信装置、あるいは記録装置
    であることを特徴とする振動型駆動装置。
  30. 【請求項30】 請求項21または28において、前記
    振動型アクチュエータは、記録媒体又は測定対象と、記
    録又は再生又は測定手段との間を相対的に移動させて情
    報記録、再生、測定等を行うことを特徴とする振動型駆
    動装置。
  31. 【請求項31】 請求項21または28において、外部
    からの指令によって摩擦面の回復動作を行う摩擦面回復
    手段を有することを特徴とする振動型駆動装置。
  32. 【請求項32】 請求項21または28において、可搬
    性の記録媒体に書かれた処理プログラムに従って、前記
    振動型アクチュエータの摩擦面の評価、判断、回復動作
    の少なくとも一つを行う手段を有することを特徴とする
    振動型駆動装置。
  33. 【請求項33】 請求項21または28において、ハー
    ド又はソフト的な電源のオン/オフ時に前記振動型アク
    チュエータの摩擦面の評価、判断、回復動作の内少なく
    とも評価と回復動作のいずれか一方を行うことを特徴と
    する振動型駆動装置。
  34. 【請求項34】 複数の振動型アクチュエータと、前記
    複数の振動型アクチュエータの摩擦面の評価、判断、回
    復動作の内少なくとも回復動作を行う摩擦面回復手段を
    有し、前記回復動作手段による回復動作は全ての振動型
    アクチュエータで同時に行うことを特徴とする振動型駆
    動装置。
  35. 【請求項35】 複数の振動型アクチュエータと、前記
    複数の振動型アクチュエータの摩擦面の評価、判断、回
    復動作を行う手段を有し、一つ以上の振動型アクチュエ
    ータの摩擦面が悪化したと判定されたとき、回復動作は
    全ての振動型アクチュエータで同時に行うことを特徴と
    する振動型駆動装置。
  36. 【請求項36】 請求項34または35において、前記
    複数の振動型アクチュエータがほぼ同じ動作をすること
    を特徴とする振動型駆動装置。
  37. 【請求項37】 請求項34または35において、前記
    複数の振動型アクチュエータの出力軸が相互に直接、又
    は摩擦力、ギヤ、カップリング等を介して間接的に力を
    及ぼしあっていることを特徴とする振動型駆動装置。
  38. 【請求項38】 電気−機械エネルギー変換素子により
    振動が励起される振動体と前記振動によって前記振動体
    に接触する接触体と前記振動体とを相対移動させる振動
    型アクチュエータにおいて、 前記振動体及び前記接触体の摩耗状態を確認するための
    確認窓を有することを特徴とする振動型アクチュエー
    タ。
  39. 【請求項39】 電気−機械エネルギー変換素子により
    振動が励起される振動体と前記振動によって前記振動体
    に接触する接触体と前記振動体とを相対移動させる振動
    型アクチュエータにおいて、 前記振動体と接触体の摩擦面に設けられた摩擦部材を複
    数色からなる複数層としたことを特徴とする振動型アク
    チュエータ。
  40. 【請求項40】 電気−機械エネルギー変換素子により
    振動が励起される振動体と前記振動によって前記振動体
    に接触する接触体と前記振動体とを相対移動させる振動
    型アクチュエータにおいて、 前記振動体と前記接触体とを手動で相対移動させる手動
    回復手段を有することを特徴とする振動型アクチュエー
    タ。
  41. 【請求項41】 請求項40において、前記手動回復手
    段は、前記接触体に直接又は間接的に接続されたレバ
    ー、ハンドル等であることを特徴とする振動型アクチュ
    エータ。
  42. 【請求項42】 電気−機械エネルギー変換素子に周波
    信号を印加して、振動体を励振させ駆動力を得る振動型
    アクチュエータ装置において、所定の駆動条件下におい
    て、前記アクチュエータ装置を駆動している際における
    前記アクチュエータ装置の速度状態の変化を評価する評
    価手段を設け、該速度状態が所定の変動幅を越えたか否
    かにより、振動体と該振動体と接触する接触体との接触
    面の状態を判定することを特徴とする振動型アクチュエ
    ータ装置。
  43. 【請求項43】 電気−機械エネルギー変換素子に周波
    信号を印加して、振動体を励振させ駆動力を得る振動型
    アクチュエータ装置において、所定の駆動条件下におい
    て、前記アクチュエータ装置を駆動している際における
    前記電気−機械エネルギー変換素子に印加される周波信
    号と振動体の振動を表す信号との位相差の変化を評価す
    る評価手段を設け、該位相差が所定の変動幅を越えたか
    否かにより、振動体と該振動体と接触する接触体との接
    触面の状態を判定することを特徴とする振動型アクチュ
    エータ装置。
  44. 【請求項44】 電気−機械エネルギー変換素子に周波
    信号を印加して、振動体を励振させ駆動力を得る振動型
    アクチュエータ装置において、所定の駆動条件下におい
    て、前記アクチュエータ装置を駆動している際における
    前記電気−機械エネルギー変換素子に印加される周波信
    号のレベルの変化を評価する評価手段を設け、該周波信
    号のレベルが所定の変動幅を越えたか否かにより、振動
    体と該振動体と接触する接触体との接触面の状態を判定
    することを特徴とする振動型アクチュエータ装置。
  45. 【請求項45】 請求項42において、前記評価手段は
    所定時間毎における速度状態の検知結果に基づいて速度
    状態の変化を評価することを特徴とする振動型アクチュ
    エータ装置。
  46. 【請求項46】 請求項43において、前記評価手段は
    所定時間毎における位相差の検知結果に基づいて位相差
    の変化を評価することを特徴とする振動型アクチュエー
    タ装置。
  47. 【請求項47】 請求項44において、前記評価手段は
    所定時間毎における周波信号のレベルの検知結果に基づ
    いて前記レベルの変化を評価することを特徴とする振動
    型アクチュエータ装置。
  48. 【請求項48】 電気−機械エネルギー変換素子に周波
    信号を印加して、振動体を励振させ駆動力を得る振動型
    アクチュエータ装置において、所定の駆動条件下におい
    て、前記アクチュエータ装置を駆動している際における
    前記電気−機械エネルギー変換素子に印加される周波信
    号の周波数の変化を評価する評価手段を設け、該周波信
    号の周波数が所定の変動幅を越えたか否かにより、振動
    体と該振動体と接触する接触体との接触面の状態を判定
    することを特徴とする振動型アクチュエータ装置。
  49. 【請求項49】 請求項47において、前記評価手段は
    所定時間毎における周波数の検知結果に基づいて周波数
    の変化を評価することを特徴とする振動型アクチュエー
    タ装置。
  50. 【請求項50】 請求項42から49のいずれか一つに
    おいて、前記所定の駆動条件は周波信号を一定の状態と
    してアクチュエータ装置を駆動する条件であることを特
    徴とする振動型アクチュエータ装置。
  51. 【請求項51】 請求項42から49のいずれか一つに
    おいて、前記所定の駆動条件は駆動速度を一定の速度に
    制御する駆動条件であることを特徴とする振動型アクチ
    ュエータ装置。
  52. 【請求項52】 電気−機械エネルギー変換素子に周波
    信号を印加して、振動体を励振させ駆動力を得る振動型
    アクチュエータ装置において、前記振動体と該振動体に
    接触する接触体との接触面の状態を評価する評価手段
    と、該評価手段にて接触面の状態が不適当であると判定
    された際に前記振動体と接触体との間の相対的な移動速
    度を高い速度に設定し、又は前記アクチュエータ装置を
    高速駆動させ、又はアクチュエータ装置を繰り返し反転
    動作させることで接触面の状態を回復させる接触面回復
    手段を設けたことを特徴とする振動型アクチュエータ装
    置。
  53. 【請求項53】 請求項52において、前記回復手段で
    の回復動作の実行回数が所定の回数となった時に警告指
    示を行う指示手段が設けられることを特徴とする振動型
    アクチュエータ装置。
  54. 【請求項54】 請求項52又は53において、前記回
    復手段での回復動作処理が所定時間行われても、接触面
    の状態が所定の状態まで回復しない時に警告指示を行う
    指示手段を設けることを特徴とする振動型アクチュエー
    タ装置。
  55. 【請求項55】 電気−機械エネルギー変換素子に周波
    信号を印加して、振動体を励振させ駆動力を得る振動型
    アクチュエータを駆動源として用いた複写機において、
    複写動作の回数に応じた回数情報を検知するとともに、
    該回数情報が所定の回数に達したときに、前記振動体と
    接触体との間の相対的な移動速度を高い速度に設定し、
    又は前記アクチュエータ装置を高速駆動させ、又はアク
    チュエータ装置を繰り返し反転動作させることで接触面
    の状態を回復させる接触面回復手段を設けたことを特徴
    とする複写機。
  56. 【請求項56】 請求項55において、前記回復手段
    は、複写動作が前記所定の回数行われる毎に作動するこ
    とを特徴とする複写機。
  57. 【請求項57】 請求項56において、前記回復手段に
    よる回復動作の回数が所定の回数行われた時に警告指示
    を行う指示手段が設けられることを特徴とする複写機。
  58. 【請求項58】 電気−機械エネルギー変換素子に周波
    信号を印加して、振動体を励振させ駆動力を得る振動型
    アクチュエータを駆動源として用いた複写機において、
    複写機の電源投入時、前記振動体と接触体との間の相対
    的な移動速度を高い速度に設定し、又は前記アクチュエ
    ータ装置を高速駆動させ、又はアクチュエータ装置を繰
    り返し反転動作させることで接触面の状態を回復させる
    接触面回復手段を設け、該手段にて回復動作を実行した
    後に複写動作を開始させたことを特徴とする複写機。
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