JPH111773A - 排気装置および排気方法 - Google Patents

排気装置および排気方法

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JPH111773A
JPH111773A JP9164879A JP16487997A JPH111773A JP H111773 A JPH111773 A JP H111773A JP 9164879 A JP9164879 A JP 9164879A JP 16487997 A JP16487997 A JP 16487997A JP H111773 A JPH111773 A JP H111773A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリーニングの際に用いられるトラップのメ
ンテナンスの際に装置を停止する必要がなく、しかもト
ラップを取り外した際にその中の反応生成物が化学反応
を起こすおそれがない排気装置および排気方法を提供す
ること。 【解決手段】 基板Wを収容するチャンバー1と、チャン
バー1内に成膜ガスを導入する成膜ガス導入系と、チャ
ンバー1内にクリーニングガスを導入するクリーニング
ガス導入系と、チャンバー1内を排気する排気系9とを具
備する。排気系9は、主排気ライン31と、主排気ライン3
1に設けられた排気ポンプ33と、主排気ライン31をバイ
パスするバイパスライン32と、バイパスライン32に設け
られたトラップ34と、トラップ34内を真空封入するため
のバルブ37,38と、バイパスライン32のトラップ34の前
段部および後段部にガスを封入するためのガス供給系4
0,41と、主排気ラインを開閉するバルブ35と、バイパス
ラインを開閉するバルブ36とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えばTi膜など
の薄膜を成膜する成膜装置に用いられる排気装置に関
し、特にクリーニング処理の際に排気系に用いられるト
ラップのメンテナンスを考慮した排気装置および排気方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスにおいては、金属配線層
や、下層のデバイスと上層の配線層との接続部であるコ
ンタクトホール、上下の配線層同士の接続部であるビア
ホールなどの層間の電気的接続のための埋め込み層、さ
らには埋め込み層形成に先立って拡散防止のために形成
される、Ti(チタン)膜およびTiN(窒化チタン)
膜の2層構造のバリア層など金属系の薄膜が用いられ
る。
【0003】このような金属系の薄膜は物理的蒸着(P
VD)を用いて成膜されていたが、最近のようにデバイ
スの微細化および高集積化が特に要求され、デザインル
ールが特に厳しくなって、それにともなって線幅やホー
ルの開口径が一層小さくなり、しかも高アスペクト比化
されるにつれ、特に、バリア層を構成するTi膜やTi
N膜においてはPVD膜ではホール底に成膜することが
困難となってきた。
【0004】そこで、バリア層を構成するTi膜および
TiN膜を、より良質の膜を形成することが期待できる
化学的蒸着(CVD)で成膜することが行われている。
そして、CVDによりTi膜を成膜する場合には、反応
ガスとしてTiCl4(四塩化チタン)およびH2(水
素)が用いられ、TiN膜を成膜する場合には、反応ガ
スとしてTiCl4とNH3(アンモニア)またはMMH
(モノメチルヒドラジン)とが用いられる。
【0005】ところで、CVDによって上記のような薄
膜を成膜する場合には、被成膜基板である半導体ウエハ
に膜が堆積するとともに、チャンバー壁にも堆積物が付
着する。このため、成膜終了後、次の成膜に先だってチ
ャンバー内をクリーニングする。この際のクリーニング
においては、近時、チャンバー壁およびサセプターを加
熱するとともにClF3ガスをチャンバー内に導入して
堆積物を分解する方法が採用されている。
【0006】Ti膜成膜後のクリーニングに際しては、
ClF3ガスとTiとが反応してTiF4が反応生成物と
して発生するため、排気系にはこれを捕捉するためのト
ラップが設けられている。そして、このようなトラップ
のメンテナンスの際には、従来、排気系を停止させ、排
気系全てを大気圧にした後、トラップを取り外してい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、トラッ
プのメンテナンスの際には排気系を停止するため、成膜
装置を停止せざるを得ず、効率が悪い。これに対して、
トラップが設けられた2つ排気経路のいずれか一方で排
気を行うダブルトラップ方式が開示されているが(例え
ば特開平8−176829号公報)、装置が大型化して
好ましくない。また、メンテナンスの際にトラップを取
り外すと、その中が大気圧になるため、トラップ内の反
応生成物が化学反応を起こす可能性がある。
【0008】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであって、クリーニングの際に用いられるトラップの
メンテナンスの際に装置を停止する必要がなく、装置も
大型化せず、しかもトラップを取り外した際にその中の
反応生成物が化学反応を起こすおそれがない排気装置お
よび排気方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第1発明は、チャンバー内に被処理基板を設置し、
被処理基板に対して成膜処理行い、その後チャンバー内
にクリーニングガスを導入してクリーニング処理を行う
成膜装置に用いられる排気装置であって、前記チャンバ
ーに接続された主排気ラインと、前記主排気ラインに設
けられた排気ポンプと、前記主排気ラインをバイパスす
るバイパスラインと、前記バイパスラインに取り外し可
能に設けられたトラップと、前記トラップ内を真空封入
するための真空封入バルブと、前記バイパスラインの前
記トラップの前段部および後段部にガスを封入するため
のガス供給手段と、前記主排気ラインを開閉する第1の
開閉バルブと、前記バイパスラインを開閉する第2の開
閉バルブとを有することを特徴とする排気装置を提供す
る。
【0010】第2発明は、第1発明において、前記バイ
パスラインの前記トラップに至るまでの部分を加熱する
加熱装置をさらに具備することを特徴とする排気装置を
提供する。
【0011】第3発明は、第1発明の排気装置を用いて
排気を行う排気方法であって、成膜処理の際は、前記第
1の開閉バルブを開にして前記主排気ラインを通って排
気を行い、クリーニング処理の際は、前記第2の開閉バ
ルブを開にして前記バイパスラインを通って排気を行
い、前記トラップを取り外す際には、トラップ内を減圧
した後真空封入バルブを閉じて真空封入し、前記ガス供
給手段により前記バイパスラインの前記トラップの前段
部および後段部にガスを封入して大気圧にした後に行う
ことを特徴とする排気方法を提供する。
【0012】第4発明は、第3発明において、前記主排
気ラインを通って排気しつつ成膜処理を行うと同時に、
前記トラップのメンテナンスを行うことを特徴とする成
膜方法を提供する。
【0013】本発明においては、排気系を主排気ライン
とバイパスラインとに分け、バイパスラインにトラップ
を設け、主排気ラインとバイパスラインとをバルブで開
閉可能にしたので、成膜処理の際には排気系の主排気ラ
インを通って排気を行い、クリーニング処理の際には、
トラップが設けられ前記主排気ラインをバイパスするバ
イパスラインを通って排気を行い、トラップを取り外す
際には、トラップ内を減圧した後真空封入し、バイパス
ラインのトラップの前段部および後段部にガスを封入し
て大気圧にした後に行うことができる。したがってトラ
ップのメンテナンス時に主排気ラインを使用して成膜処
理を行うことができ、しかもトラップ内の反応生成物に
化学反応が生じるおそれがない。
【0014】また、第2発明のように、バイパスライン
のトラップに至るまでの部分を加熱装置で加熱すること
により、クリーニングの際に発生した反応生成物がバイ
パスラインに付着することを防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発
明の一実施形態に係るCVD−Ti成膜装置を示す断面
図である。この成膜装置は、気密に構成された略円筒状
のチャンバー1を有しており、その中には被処理体であ
る半導体ウエハWを水平に支持するためのサセプター2
が円筒状の支持部材3により支持された状態で配置され
ている。サセプター2の外縁部には半導体ウエハWをガ
イドするためのガイドリング4が設けられている。ま
た、サセプター2にはヒーター5が埋め込まれており、
このヒーター5は電源6から給電されることにより被処
理体である半導体ウエハWを所定の温度に加熱する。電
源6にはコントローラー7が接続されており、これによ
り図示しない温度センサーの信号に応じてヒーター5の
出力が制御される。
【0016】チャンバー1の天壁1aには、シャワーヘ
ッド10がサセプター2に支持された半導体ウエハWと
対向するように設けられており、そのウエハWと対向す
る下面には多数のガス吐出孔10aが形成されている。
シャワーヘッド10の内部には空間11が形成されてお
り、その中に水平に多数の孔が形成された分散板12が
設けられている。チャンバー1の天壁1aの中央にはシ
ャワーヘッド10内部の空間11にガスを導入するガス
導入口13が形成されており、このガス導入口13には
ガス供給管15が接続されている。
【0017】ガス供給管15には、H2源16、Ar源
17、TiCl4源18、ClF3源19が配管15aを
介して接続されており、これらガス源から所望のガスが
ガス供給管15およびシャワーヘッド10を通ってチャ
ンバー1内に供給される。成膜の際には、H2源16、
Ar源17およびTiCl4源18から、それぞれH2
ス、ArガスおよびTiCl4ガスが供給され、これら
により半導体ウエハWにTi膜が形成される。さらに、
チャンバー1内をクリーニングする場合には、ClF3
源19からClF3ガスが供給される。なお、各ガス源
からの配管15aには、いずれもバルブ26およびマス
フローコントローラー27が設けられている。
【0018】チャンバー1の天壁1aにはマッチング回
路22を介して高周波電源23が接続されており、この
高周波電源23から天壁1aに高周波電力が印可され得
るようになっている。この高周波電力により、チャンバ
ー1内に成膜ガスのプラズマが形成される。なお、チャ
ンバー1の天壁1aとチャンバー1の側壁との間は、絶
縁部材14により電気的に絶縁されており、チャンバー
1は接地されている。
【0019】チャンバー1の底壁1bには、排気ポート
8が設けられており、この排気ポート8にはチャンバー
1内を排気するための排気系9が接続されている。この
排気系9は、図2に示すように、主排気ライン31を備
えており、この主排気ライン31がチャンバー1の排気
ポート8に接続されている。そして、この主排気ライン
31には排気のための真空ポンプ33が設けられてい
る。
【0020】主排気ライン31の排気ポート8近傍部分
(分岐点A)にはバイパスライン32が分岐して設けら
れており、このバイパスライン32は主排気ライン31
の真空ポンプ33の前段部分(合流点B)に接続されて
いる。このバイパスライン32には反応生成物を捕捉す
るためのトラップ34が設けられている。トラップ34
の上流側および下流側にはバルブ37,38が設けられ
ており、トラップ34内が真空排気された後、これらバ
ルブ37,38を閉じることにより、トラップ34内を
真空封入することができるようになっている。バルブ3
7,38の外側には取り外し部CおよびDが存在し、こ
の取り外し部CおよびDにおいてトラップ34の取り外
しが可能となっている。
【0021】主排気ライン31およびバイパスライン3
2の分岐点A近傍下流側には、それぞれバルブ35およ
びバルブ36が設けられており、これらバルブにより、
主排気ライン31およびバイパスライン32を開閉する
ようになっている。また、バイパスライン32の下流側
の取り外し部Dのさらに下流側には開閉用のバルブ39
が設けられている。
【0022】一方、バイパスライン32のバルブ36と
バルブ37の間、およびバルブ38とバルブ39の間に
はガス供給ライン40が接続されている。このガス供給
ライン40にはN2ガスボンベ41が接続されており、
バイパスライン32のバルブ36とバルブ37の間、お
よびバルブ38とバルブ39の間の部分にN2ガスを供
給することができるようになっている。ガス供給ライン
40にはバルブ42が設けられており、これによりN2
ガスの供給および停止を行う。なお、この際に使用する
ガスとしては、N2に限らずArガス等の他の不活性ガ
スを用いることができる。なた、各バルブ間には圧力モ
ニター用のセンサーを安全のために設置することが好ま
しい。
【0023】このように構成される装置においては、ま
ず、チャンバー1内に半導体ウエハWを装入し、ヒータ
ー5によりウエハWを例えば450〜600℃の温度に
加熱しながら、排気系9のバルブ35を開にし、バルブ
38および40を閉じて、排気経路を主排気ライン31
側にした状態で、真空ポンプ33により真空引きして高
真空状態にし、チャンバー1内を例えば0.1〜1Torr
にし、Arガス、H2ガスおよびTiCl4を所定の流量
で5〜20秒間程度プリフローし、引き続き同じ条件で
ガスをフローさせてTi膜の成膜を所定時間行う。そし
て、成膜終了後、半導体ウエハWをチャンバー1から搬
出する。
【0024】成膜後のチャンバー1およびサセプター2
にはTiが堆積しているため、チャンバー1内のクリー
ニングを行う。このクリーニングに際しては、成膜用の
TiCl4ガスおよびH2ガスの供給を停止し、チャンバ
ー1内へClF3ガスを供給する。この際に、サセプタ
ー2のヒーター5およびチャンバーの壁部に設けられた
ヒーター(図示せず)によりサセプター2およびチャン
バー壁を例えば300℃程度に加熱する。ClF3は反
応性が高いため、このように加熱するのみでTiと反応
して所定温度以上でガス化する四フッ化チタン(TiF
4)を生成し、チャンバー外へ排出することができる。
すなわちクリーニングガスとしてClF3を用いること
によりプラズマレスクリーニングが可能であり、極めて
簡便にクリーニングを行うことができる。
【0025】この場合に、バルブ36を開にし、バルブ
35を閉じて、排気経路をバイパスライン32側にした
状態で、真空ポンプ33によりバイパスライン32を通
って排気を行う。バイパスライン32に導かれた排ガス
中のTiF4はトラップ35で捕捉される。
【0026】トラップ34のメンテナンスを行う場合に
は、バルブ35,36,37を閉にし、バルブ38,3
9を開にした状態で、真空ポンプ33を作動させ、トラ
ップ34内を排気して減圧状態とし、その後バルブ3
8,39を閉じてトラップ34内を真空封入する。そし
て、バルブ42を開にしてN2ガスボンベ41からバイ
パスライン32のバルブ36とバルブ37の間、および
バルブ38とバルブ39の間の部分にN2ガスを供給し
て、これらの部分を大気圧にし、取り外し部CおよびD
からトラップ34を取り外す。一方、上記のようにバル
ブ38,39を閉じた時点でバルブ35を開にすること
により、主排気ライン31による排気動作が可能とな
り、成膜処理を行うことができる。
【0027】したがって、トラップ34のメンテナンス
の際に、それと同時に成膜処理を行うことができ、トラ
ップ34を取り外した状態でも成膜処理を続行すること
ができる。このように、トラップのメンテナンス時にお
いても成膜プロセスを実行することができるので極めて
効率が高い。
【0028】また、上述のようにして取り外されたトラ
ップ34は、真空封入されているので、その中の反応生
成物に化学反応が生じるおそれがない。この状態のトラ
ップ34は、メンテナンス場所まで搬送され、そこでN
2パージされ、洗浄される。
【0029】なお、クリーニングガスを排気する際に
は、反応生成物であるTiF4が排気ラインに付着する
おそれがあるため、図3に示すように、バイパスライン
32のトラップ34に至るまでの部分および主排気ライ
ンの分岐点Aに至る部分に加熱装置43を設け、これら
の部分をTiF4のガス化温度以上に加熱する。これに
より、TiF4が付着することによる悪影響が回避され
る。
【0030】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れることなく種々変形可能である。例えば上記実施の形
態では、CVDによってTi膜を成膜し、ClF3ガス
でクリーニングする例を示したが、これに限るものでは
なく、特に、成膜の際には排気系への付着が問題になら
ないが、クリーニングの際に排気系に付着する反応生成
物を生成する場合に有効である。
【0031】また、上記実施の形態では被処理基板とし
て半導体ウエハを用いた場合について説明したが、これ
に限らずLCD基板等他のものであってもよく、また、
基板上に他の層を形成したものであってもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
排気系を主排気ラインとバイパスラインとに分け、バイ
パスラインにトラップを設け、主排気ラインとバイパス
ラインとをバルブで開閉可能にしたので、成膜処理の際
には排気系の主排気ラインを通って排気を行い、クリー
ニング処理の際には、トラップが設けられ主排気ライン
をバイパスするバイパスラインを通って排気を行い、ト
ラップを取り外す際には、トラップ内を減圧した後真空
封入し、バイパスラインのトラップの前段部および後段
部にガスを封入して大気圧にした後に行うことができ
る。したがって、トラップのメンテナンス時に主排気ラ
インを使用して成膜処理を行うことができ、ダブルトラ
ップのように装置を大型化することなく効率を高めるこ
とができると共に、トラップ内の反応生成物に化学反応
が生じるおそれを回避することができる。
【0033】また、第2発明によれば、バイパスライン
のトラップに至るまでの部分を加熱装置で加熱するの
で、クリーニングの際に発生した反応生成物がバイパス
ラインに付着することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る成膜装置を示す断面
図。
【図2】図1の成膜装置の排気系を示す図。
【図3】排気系の他の例を示す図。
【符号の説明】
1……チャンバー 2……サセプター 8……排気ポート 9……排気系 10……シャワーヘッド 10a……ガス吐出孔 16……H2源 17……Ar源 18……TiCl4源 19……ClF3源 31……主排気ライン 32……バイパスライン 33……真空ポンプ 34……トラップ 35,36,37,38,39,42……バルブ 40……ガス供給ライン 41……N2ガスボンベ 43……加熱装置 W……半導体ウエハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 和一 山梨県韮崎市藤井町北下条2381番地の1 東京エレクトロン山梨株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャンバー内に被処理基板を設置し、被
    処理基板に対して成膜処理行い、その後チャンバー内に
    クリーニングガスを導入してクリーニング処理を行う成
    膜装置に用いられる排気装置であって、 前記チャンバーに接続された主排気ラインと、 前記主排気ラインに設けられた排気ポンプと、 前記主排気ラインをバイパスするバイパスラインと、 前記バイパスラインに取り外し可能に設けられたトラッ
    プと、 前記トラップ内を真空封入するための真空封入バルブ
    と、 前記バイパスラインの前記トラップの前段部および後段
    部にガスを封入するためのガス供給手段と、 前記主排気ラインを開閉する第1の開閉バルブと、 前記バイパスラインを開閉する第2の開閉バルブとを有
    することを特徴とする排気装置。
  2. 【請求項2】 前記バイパスラインの前記トラップに至
    るまでの部分を加熱する加熱装置をさらに具備すること
    を特徴とする請求項1に記載の排気装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の排気装置を用いて排気を行う
    排気方法であって、成膜処理の際は、前記第1の開閉バ
    ルブを開にして前記主排気ラインを通って排気を行い、
    クリーニング処理の際は、前記第2の開閉バルブを開に
    して前記バイパスラインを通って排気を行い、 前記トラップを取り外す際には、トラップ内を減圧した
    後真空封入バルブを閉じて真空封入し、前記ガス供給手
    段により前記バイパスラインの前記トラップの前段部お
    よび後段部にガスを封入して大気圧にした後に行うこと
    を特徴とする排気方法。
  4. 【請求項4】 前記主排気ラインを通って排気しつつ成
    膜処理を行うと同時に、前記トラップを取り外すことを
    特徴とする請求項3に記載の排気方法。
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