JPH11175068A - 電子楽音発生器の操作装置 - Google Patents

電子楽音発生器の操作装置

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Publication number
JPH11175068A
JPH11175068A JP9341310A JP34131097A JPH11175068A JP H11175068 A JPH11175068 A JP H11175068A JP 9341310 A JP9341310 A JP 9341310A JP 34131097 A JP34131097 A JP 34131097A JP H11175068 A JPH11175068 A JP H11175068A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
conductor
resistor
support
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP9341310A
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English (en)
Inventor
Ichiro Osuga
一郎 大須賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
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Publication of JPH11175068A publication Critical patent/JPH11175068A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で組立工数も少ない電子楽音発生
器の操作装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 或る長さ離れて長手方向に平行に2条の
支持凸部が設けられた長方形の基台と、前記2条の支持
凸部間に前記基台の長手方向に設けられた抵抗体または
導電体と、前記2条の支持凸部に支持され、前記抵抗体
または導電体と対向して設けられた導電体または抵抗体
が印刷されたシートと、前記シート上に配置され、かつ
前記2条の支持凸部に支持され、前記シートを押圧する
突起を長手方向に設けた弾性を有する操作子体と、を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子楽音発生器の操
作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6を参照して従来の電子楽音発生器の
操作装置を説明する。図6(A)電子楽音発生器の平面
図、(B)はA−A線で示す操作装置の断面図である。
電子楽音発生器20のパネル面21上には8個のパッド
22が設けられ、両側にはスピーカ23,23が設けら
れている。また下方には電源のオンオフ、音量調節、音
色設定、音高の設定等の各種操作・調整・設定を行う機
能操作部24が設けられている。
【0003】さらにパネル面21の上部にはステック等
による押圧移動によって抵抗値を変化させる操作装置2
5が設けられている。操作装置25は操作子体26と該
操作子体26を支持する支持プレート27上に設けられ
た導電体28とで構成されている。
【0004】操作子体26はゴムまたは軟質合成樹脂性
の弾性材料を押出成形され、操作部26a、該操作部2
6aの両側の支持部26b、および操作部26aの裏面
の断面が半円形のアクチュエータ部26cより構成され
ている。またアクチュエータ部26cは空間26dが形
成され、下面にはカーボン抵抗等の導電部26eが設け
られている。
【0005】また操作子体26は支持部26cの先端は
折曲げられて溝26fが形成され、電子楽音発生器20
のパネル面21には設けられた押さえ部27と嵌合して
固定される。操作装置25の操作子体26を押圧する
と、図7(A)に示すように、支持プレート27上に設
けられた導電体28と操作子体26の裏面に設けられた
抵抗導電体26eとが接触し、押圧点を左右に移動する
ことによって、図7(B)に示すように、移動量に対応
した抵抗値または電圧値が端子Cより得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の操作装
置においては、操作子体26のアクチュエータ部26c
には内部に空間26fを形成し、支持部26には溝26
fを設ける等複雑形状となっており、また、パネル面2
1には操作子体26を固定する支持プレート27を形成
させる必要があり、更に楽音発生器20に設けられた支
持プレート27には導電体28を設ける必要があり、各
部品の制作工数が増加し、コストアップを生じていた。
【0007】本発明は簡単な構成で組立工数も少ない電
子楽音発生器の操作装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、請求項1の発明においては、或る長さ離れて長手
方向に平行に2条の支持凸部が設けられた長方形の基台
と、前記2条の支持凸部間に前記基台の長手方向に設け
られた抵抗体または導電体と、前記2条の支持凸部に支
持され、前記抵抗体または導電体と対向して設けられた
導電体または抵抗体が印刷されたシートと、前記シート
上に配置され、前記シートを押圧する突起を長手方向に
設けた弾性を有する操作子体と、を備える。
【0009】基台には長手方向に2条の支持凸部を設
け、該支持凸部間に導電体または抵抗体を設け、抵抗体
または導電体が印刷されたシートを前記支持凸部で支持
させ、また操作子体は弾性を有する材料で形成され、前
記支持凸部で支持され前記シートを下方に押圧する突起
を長手方向に設けるようにしたので、各部の形状に簡単
で、かつ製作工数も少なく、容易に操作装置を組立てる
ことができる。
【0010】請求項2の発明においては、前記基台の2
条の支持凸部間に設けられた抵抗体または導電体がシー
ト上に印刷されたものを使用する。基台に設ける抵抗体
または導電体をシートに印刷されたものを使用するよう
にしたので、操作子体の下に設けられるシートと同時に
製作することができ、製作工数を低くすることができ
る。
【0011】請求項3の発明においては、前記基台の2
条の支持凸部を除去して平板とし、前記シートを折重ね
た場合、前記抵抗体または導電体が対向するように印刷
し、前記2条の支持凸部に代わるスペーサを折重ねられ
た前記シートの抵抗体および導体の両側に設ける。
【0012】シートに該シートを折重ねたとき抵抗体ま
たは導電体が対向するように印刷し、該シートの折重ね
た間に支持凸部に代わるスペーサを設けるようにしたの
で、更に形状も簡易化され、製作工数を低くすることが
できる。なお、前記操作子体に設けられる突起は、下に
凸の突起を複数条設けてもよい。このようにすると、確
実に僅かの加重で抵抗体と接触させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1およ
び図2を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施
例の断面図、図2は同実施例の分解斜視図である。図に
示すように、操作装置Xは基台1、基台1に設けられた
導電体2、抵抗体3が印刷されたシート4、シート4を
押圧する操作子体5および基台1、シート4および操作
子体5を包む薄いシートで形成されたカバー6で構成さ
れる。
【0014】基台1は長方形をしており、或る間隔を隔
てて2条の支持凸部1a,1aが設けられ、該支持凸部
1a,1a間に導体2が接着またはビス留されている。
シート4は絶縁性の材料で構成され2条の支持凸部1
a,1aに支持され、該シートの前記導電体2と対向す
る面にはカーボン抵抗等の抵抗体が印刷されている。
【0015】操作子体5は、両端に前記支持凸部1a,
1aに支持される支持部5a,5aを設け、該支持部5
a,5a間には前記シート4を押圧する突起5bが長手
方向に設けられ、ゴムまたは軟質合成樹脂性の弾性材料
で成形されている。カバー6は、基台1、シート4およ
び操作子体5を積重ねたときの形状と略一致し、基台1
の裏面で長手方向に開放部6aを有する薄い例えばテフ
ロンシート等で形成される。
【0016】また、導電体2および抵抗体3には、図7
で説明したように接続用のリード線8が取付けられてい
る。操作装置Xの組立は、基台1の上にシート4を、そ
の上に操作子体5を積重ね、カバー6の開放部6aを開
いて取付けて完了する。
【0017】組立てられた操作装置Xは電子楽音発生器
の操作装置を取付ける凹部に嵌合させて取付けが完了す
る。したがって電子楽音発生器のケースも簡単な構成に
することができる。なお実施例では基台1に導電体2
を、シート4に抵抗体3を設けるようにしたが、基台1
に抵抗体を、シート4に導電体を設けるようにしてもよ
い。
【0018】図3は第2の実施例の断面図である。第1
の実施例では基台1に直接導電体を設けるようにした
が、第2の実施例では導電体2を印刷したシート4′を
基台1の2条の支持凸部1a,1a間に設けるように
し、その他は第1の実施例と同じである。
【0019】このようにすることによって、シート4と
シート4′は同一工程で製造可能となりコストを低下さ
せることができる。図4は本発明の第3の実施例の断面
図である。第3の実施例のシート4上には、折重ねたと
き導電体2と抵抗体3が一致するよう印刷する。
【0020】また第1および第2の実施において基台1
に設けられた2条の支持凸部1a,1aを除去して基台
1を平板にする。2条の支持凸部1a,1aに代わるも
のとして、折重ねたシート4間にスペーサ7aおよび7
bを配置してシート4および操作子体5を支持させる。
【0021】図5は操作子体5の他の実施例の断面図を
示す。この実施例においては、操作子体5の裏面の長手
方向に2条(複数)の突起5b−1および5b−2を設
ける。このように複数の突起を設けることにより、操作
子体5の操作部5cに加わる力の方向および押圧点が変
化しても、複数の突起のいづれかが導電体2と抵抗体3
とを接触させ、導電体2と抵抗体3との接触を低押圧力
で確実に接触させることができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
の効果が得られる。基台には長手方向に2条の支持凸部
を設け、該支持凸部間に導電体または抵抗体を設け、抵
抗体または導電体が印刷されたシートを前記支持凸部で
支持させ、また操作子体は弾性を有する材料で形成さ
れ、前記支持凸部で支持され前記シートを下方に押圧す
る突起を長手方向に設けるようにしたので、各部の形状
に簡単で、かつ製作工数も少なく、容易に操作装置を組
立てることができる。
【0023】基台に設ける抵抗体または導電体をシート
に印刷されたものを使用するようにしたので、操作子体
の下に設けられるシートと同時に製作することができ、
製作工数を低くすることができる。また、シートに該シ
ートを折重ねたとき抵抗体および導電体が一致するよう
に印刷し、該シートの折重ねた間に支持凸に代わるスペ
ーサを設けるようにしたので、更に形状も簡易化され、
製作工数を低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の断面図である。
【図2】同実施例の分解斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施例の断面図である。
【図4】本発明の第3の実施例の断面図である。
【図5】操作子体の他の実施例の断面図である。
【図6】従来例の説明図である。
【図7】操作装置の原理説明図である。
【符号の説明】
1 基台 1a 支持凸部 2 導電体 3 抵抗体 4,4′ シート 5 操作子体 5a 支持部 5b 突起 6 カバー 6a 開放部 7a,7b スペーサ 8 リード線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 或る長さ離れて長手方向に平行に2条の
    支持凸部が設けられた長方形の基台と、 前記2条の支持凸部間に前記基台の長手方向に設けられ
    た抵抗体または導電体と、 前記2条の支持凸部に支持され、前記抵抗体または導電
    体と対向して設けられた導電体または抵抗体が印刷され
    たシートと、 前記シート上に配置され、前記シートを押圧する突起を
    長手方向に設けた弾性を有する操作子体と、を備えたこ
    とを特徴とする電子楽音発生器の操作装置。
  2. 【請求項2】 前記基台の2条の支持凸部間に設けられ
    た抵抗体または導電体がシート上に印刷されたものであ
    ることを特徴とする請求項1記載の電子楽音発生器の操
    作装置。
  3. 【請求項3】 前記基台の2条の支持凸部を除去して平
    板とし、前記シートを折重ねた場合、前記抵抗体または
    導電体が対向するように印刷し、前記2条の支持凸部に
    代わるスペーサを折重ねられた前記シートの抵抗体およ
    び導体の両側に設けるようにしたことを特徴とする請求
    項1記載の電子楽音発生器の操作装置。
JP9341310A 1997-12-11 1997-12-11 電子楽音発生器の操作装置 Pending JPH11175068A (ja)

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JP9341310A JPH11175068A (ja) 1997-12-11 1997-12-11 電子楽音発生器の操作装置

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JPH11175068A true JPH11175068A (ja) 1999-07-02

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ID=18345071

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JP (1) JPH11175068A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005093128A (ja) * 2003-09-12 2005-04-07 Alps Electric Co Ltd 操作装置
JP2016012864A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 通信システム、通信方法及び管理装置

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