JPS6028025Y2 - 電子楽器の鍵盤装置 - Google Patents

電子楽器の鍵盤装置

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JPS6028025Y2
JPS6028025Y2 JP730378U JP730378U JPS6028025Y2 JP S6028025 Y2 JPS6028025 Y2 JP S6028025Y2 JP 730378 U JP730378 U JP 730378U JP 730378 U JP730378 U JP 730378U JP S6028025 Y2 JPS6028025 Y2 JP S6028025Y2
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JP
Japan
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printed circuit
circuit board
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fixed
movable contact
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JP730378U
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JPS54112129U (ja
Inventor
正勝 飯島
Original Assignee
ヤマハ株式会社
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Publication date
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Priority to US06/006,178 priority patent/US4272657A/en
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、複数個の鍵の配列間隔に対応して複数個の
固定接点が形成されたプリント基板上に、この複数個の
固定接点に対して連結一体構造の可動接点を配置して構
成した鍵スィッチを、鍵盤フレームに取り付けた電子楽
器の鍵盤装置に関する。
従来の電子楽器の鍵盤装置においては、リーフ接片等の
金属接点からなる鍵スィッチを各線毎に独立して設けて
いたので、鍵スィッチならびにその取り付は構造が複雑
で、部品点数が多く、組立に多くの工数を必要とし、そ
れゆえ鍵盤装置が複雑、大型、高価になるはかりでなく
、スイッチ接点が接触時にチャタリングを生じ易い等の
欠点を有していた。
この考案は上記の点に鑑みてなされたもので、近年のデ
ジタル技術を応用して、各線の押鍵動作を連結一体構造
の可動接点にて時分割スキャンニングすることによって
どの鍵が押されたかを検知し、楽音構成回路により押さ
れた鍵に対応した楽音を発生するようにした電子楽器が
本出願人により開発されたことに伴ない、上記可動接点
と各線の配列間隔に対応してプリント基板上に形成され
、上記可動接点によってオン・オフされる固定接点とか
らなる構造簡単な鍵スィッチを、上記プリント基板とと
もに鍵盤フレームに容易且つ確実に取付けると共に、特
にその可動接点位置を正確に保持し、全ての鍵に対して
同じ動作をなし得るようにしたものである。
以下、この考案の実施例を添付図面を参照して説明する
第1図はこの考案にかかる鍵盤装置に用いられる鍵スィ
ッチを部分的に示すものである。
同図において、1はプリント基板であり、このプリント
基板1の上面にその長手方向に沿って各線の配列間隔に
対応して固定接点2が形成されている。
各固定接点2は互いに近接して形成されたプリントパタ
ーンによる対の電極2a+2bからなり、一方の電極2
aはオクターブ毎に夫々共通接続され、他方の電極2b
はダイオード3を介して各ノート毎に夫々共通接続され
ている。
4はプリント基板1上に鍵の配列方向の全幅に亘って載
置されている可動接点である。
この可動接点4は底面に導電ゴムによる電極5が例えば
オクターブ毎に分割して貼着された中空構造の可動部4
aと、この可動部に平行して両側に配設された肉厚の固
定部4b、4cとを具備し、これらの各部は可動部4a
に貼着された電極5がプリント基板1に形成された固定
接点2から若干離間して配置されるように夫々肉薄の支
持片4d、4eを介して互に接続されている。
この可動接点4の電極5以外の部分は、例えばシリコン
ゴム等の絶縁性弾性材から成る。
あるいはこの可動接点4の全体を導電ゴムで形成し、固
定部4b、4cとプリント基板1との間に絶縁性のスペ
ーサを介在させるようにしてもよい このように、プリント基板1上に構成された鍵スィッチ
7を組込んだ、本考案の一実施例である電子楽器の鍵盤
装置を第2図に示す。
同図において、11は鍵で、その後端部は鍵盤フレーム
12の後部立上り部に設けられた窓部12aから幾分突
出腰その上面に設けられた支点溝11aが窓部12aの
上縁に嵌合している。
そして、スプリング保持穴11bと鍵盤フレーム12に
設けられたスプリング受台13との間に介装された圧縮
スプリング14によって上方に回動付勢され、腕部11
cが上限ストッパ15の下面に当接して上動位置を規制
され、略水平状態に保持されている。
lidは鍵11の下面に固設された鍵スイツチ作動用の
アクチュエータである。
また、16は鍵11の押鍵時の左右方向の揺れを規制す
る鍵ガイドであり、鍵フレーム12の切り起し部12b
の周囲に合成樹脂等によって形成されている。
第1図によって説明した鍵スィッチ7を構成するプリン
ト基板1は、基板保持具17を介して取付けねじ18に
よって鍵盤フレーム12の下面に取り付けられており、
このプリント基板1上に可動接点4が係合して載置され
ているが、その詳細については後述する。
そして、鍵11が押鍵操作により矢印A方向に押し下げ
られると、アクチュエータlidが下降して、鍵フレー
ム12に穿設された透孔12cを挿通して固定接点4の
可動部4aを押圧変形し、その下面に貼着された導電ゴ
ムによる電極5によってプリント基板1上に形成された
固定接点2の電極2a、2b間を短絡する。
したがって押鍵に対応した固定接点2が閉成されること
になる(第1図参照)。
そして、どの鍵が押されたかは図示しない回路により時
分割スキャンニングによって検知される。
次に、第3,4図を参照して基板保持具の構造を詳細に
説明する。
第3図は基板保持具17にプリント基板1を保持させ、
そのプリント基板1上に可動接点4を係合載置し、鍵盤
フレームに取り付ける前の状態を示す拡大断面図であり
、第4図は基板保持具17のみの第3図の矢示B−B方
向から見た平面図である。
第3図は第4図のC−C線に沿う断面図に相当する。
基板保持具17は、第1の基板保持部21と第2の基板
保持部22と両者を連結する連結部23とからなり、例
えば合成樹脂によって一体的に成形される。
第1の基板保持部21は、プリント基板1の最手方向の
長さと略等しい長さの連続した側面21aを有腰この側
面21aにプリント基板1の板厚と略等しい幅の溝21
bが長手方向に沿って設けられている。
第2の基板保持部22は、プリント基板1に穿設された
透孔部1aに嵌挿される柱状体であり、プリント基板1
を上方から保持する突部22aと下方から保持するプリ
ント基板1に穿設された係合孔1bに係合する爪22b
を一体に形成された円弧状の爪保持部22cを備えてい
る。
この第2の基板保持部22は第1の基板保持具21の長
手方向に沿って複数個設けられている。
24は第1、第2基板保持具に設けられたねじ穴で、そ
の内周面にねじ係止用の小突起25が設けられており、
鍵盤フレーム12に取り付ける際、取付けねじを自己保
持して作業を容易にする。
このような構造の基板保持具17にプリント基板1をさ
せるには、プリント基板1を第3図で上方からその透孔
部1aに第2の基板保持部22を挿通させた後、側縁部
1eが第1の基板保持部21の溝21bに嵌入するよう
に矢示り方向に押込めばよい。
このようにすると、プリント基板1の長手方向すなわち
鍵盤長手方向の側縁部1eが第1の基板保持部21の4
21 bの嵌入保持されると共に、係合孔1bに爪22
bが嵌入してプリント基板1の水平方向の移動を阻止し
、第2の基板保持部22の突起22aと爪保持部22c
とによってプリント基板1の中間部が挟持されて保持さ
れる。
また、プリント基板1には可動接点係合用の透孔1c、
ldが穿設されている。
一方、可動接点4の固定部4b、4cの下面にはプリン
ト基板1に設けられた透孔1c、ldに係合する突起4
f、4gを備えている。
したがって、可動接点4をその固定部4d、4cに形成
された突起4f。
4gをプリント基板1の透孔1c、ldに嵌入係合させ
てプリント基板1上に載置すれば、その位置が正確に保
たれ、その可動部4aが固定接点2の電極2a、2b上
に正しく位置し、合鍵の押鍵により同一のスイッチング
動作が保障される。
第5図は可動接点4とプリント基板1との保合部の他の
例を示すもので、プリント基板に可動接点係合用の突起
1f、1gが形成され、一方可動接点4の固定部4b、
4cには突起1f、Igと係合する凹部4h、4iが形
成されている。
このようにしても前述の例と同様の作用効果を得ること
ができる。
これらの例における可動接点4の固定部4c。
4dとプリント基板1との保合部は可動接点4の長手方
向に沿って間隔を置いて適宜数設けられている。
なお、基板保持具は第3、第4図に示したものを用いれ
はプリント基板の装着が簡単且つ確実であり、鍵スィッ
チを鍵盤フレームに取り付ける前に基板保持具も含めて
アッセンブリ化でき、また、プリント基板の一側縁部が
第1の基板保持部によって嵌入保持されるのでプリント
基板の反りや変形等を防止できるものであるが、この考
案における基板保持具はこれに限定されるものではない
例えば、第1、第2の基板保持部が別体のもの、プリン
ト基板の両側縁部を係合保持するもの、単にプリント基
板を両面から挟んで保持するもの等、種々のものを用い
得る。
以上詳述したように、この考案によれば、鍵スィッチの
構成が極めて簡単になり、部品点数の削減及び組立工程
の簡素化を計ることができるとともに、可動接点に導電
ゴムを用いれば固定接点との密着性が良く、チャタリン
グの発生を防止することができる。
さらに、複数の固定接点に対して共通の連結一体構造の
可動接点が、各線のアクチュエータにて押圧駆動される
可動部と、支持片を介して該可動部の両側に配設される
と共にプリント基板と係合する保合部を有する肉厚の固
定部とからなっているため、この可動接点を上記係合部
をプリント基板上の対応部分に係合させて載置すること
により正確な位置に保持され、各種の押鍵時に同一動作
を保障することができる。
また、鍵スィッチを鍵盤フレームに取り付ける前にプリ
ント基板上でアッセンブリ化することができる等の効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる鍵盤装置に用いられる鍵スィ
ッチを部分的に示す斜視図、第2図は、この考案の一実
施例を示す電子楽器の鍵盤装置の鍵の長手方向の側断面
図、第3図及び第4図は第2図の実施例における基板保
持具の構造を説明するための図で、第3図は可動接点を
係合載置したプリント基板を基板保持具に保持させた状
態の拡大断面図、第4図はその矢示B−B方向から見た
基板保持具のみの平面図、第5図は可動接点とプリント
基板との係合部の他の例を示す要部断面図である。 1・・・・・・プリント基板、2・・・・・・固定接点
、4・・・・・・可動接点、4a・・・・・・可動部、
4b、4c・・・・・・固定部、7・・・・・・鍵スィ
ッチ、11・・・・・・鍵、12・・・・・・鍵盤フレ
ーム、17・・・・・・基板保持具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の鍵が装着された鍵盤フレームと、基板保持具を介
    して上記鍵盤フレームに該フレームと平行に固着され、
    各線に対応して複数の固定接点が形成されたプリント基
    板と、このプリント基板上に配置され上記複数の固定接
    点に対して共通の連結一体構造とした可動接点とによっ
    て構成された鍵スィッチとを具備し、上記可動接点が上
    記鍵のアクチュエータにて押圧駆動される可動部と、支
    持片を介して該可動部の両側に配置されるとともに上記
    プリント基板と係合する保合部を有する肉厚の固定部と
    からなることを特徴とする電子楽器の鍵盤装置。
JP730378U 1978-01-26 1978-01-26 電子楽器の鍵盤装置 Expired JPS6028025Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP730378U JPS6028025Y2 (ja) 1978-01-26 1978-01-26 電子楽器の鍵盤装置
US06/006,178 US4272657A (en) 1978-01-26 1979-01-24 Keyboard assembly for electronic musical instruments

Applications Claiming Priority (1)

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JP730378U JPS6028025Y2 (ja) 1978-01-26 1978-01-26 電子楽器の鍵盤装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54112129U JPS54112129U (ja) 1979-08-07
JPS6028025Y2 true JPS6028025Y2 (ja) 1985-08-24

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ID=28814928

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JP730378U Expired JPS6028025Y2 (ja) 1978-01-26 1978-01-26 電子楽器の鍵盤装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61175087A (ja) * 1985-01-31 1986-08-06 Canon Inc 像形成・消去方法
JPS61175086A (ja) * 1985-01-31 1986-08-06 Canon Inc 像形成方法

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JPS54112129U (ja) 1979-08-07

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